JP2010184550A - オートライト制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のライトが不要に点灯し続けることを防止し、バッテリーの無駄な消費を未然に回避することのできるオートライト制御装置を提供すること。
【解決手段】車両の周囲の照度に応じて、当該車両のライトを自動的に点灯・消灯するためのオートライト制御装置であって、上記ライトの点灯・消灯を切り替える切替手段と、上記車両の運転席に運転者が着座していることを検知する着座検知手段と、上記車両の前方における障害物を検知する障害物検知手段と、上記着座検知手段と上記障害物検知手段との検知結果に基づいて、上記切替手段を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、上記切替手段によって上記ライトが点灯されている状態で、当該車両が駐車のために駆動源を停止したときに、上記着座検知手段によって上記運転者が着座していることが検知され、且つ、上記障害物検知手段によって上記車両の前方に障害物が存在することを検知された場合、上記ライトを消灯するように上記切替手段を制御するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、オートライト制御装置に関し、特に、車両が停車した際にライトを自動的に消灯するオートライト制御装置に適用して好適なものである。
近年、車両の運転者に対して運転支援を目的とする様々な装置が提案され、実現されてきている。例えば、車両がトンネルなどを通過する際に、当該車両がトンネル内に入り該車両の置かれる周辺の環境が照度的に所定値より暗い状態になると、自動的にライトであるヘッドライトを点灯させ、当該車両がトンネルから出て環境が照度的に所定値より明るくなると、ヘッドライトを消灯させるオートライト制御装置もそのひとつである。
なお、ここではライトとして、ヘッドライトやフォグランプ、スモールランプ等の車両前方を照射する前照灯、および、上記スモールランプと連動して点灯・消灯するナンバー灯やテールランプ等の車両後方のライト類を全般に含むが、以下、文脈に応じて適宜、これらを使い分けることとする。但し、それに限定されるものではない。
ここで、一般的なオートライト制御装置は、例えばライトスイッチ、照度センサ、制御部、および、ライト駆動用のライトリレーを有して構成され、上記制御部は、駆動源であるエンジンやモータ等の始動や停止を行うためのイグニッションスイッチ、および、運転席のドアスイッチ(いわゆる、ドアカーテシ)と接続されている。
ライトスイッチは、スモールランプ、テールランプ、ナンバー灯を点灯するためのスモールランプスイッチポジションと、ヘッドライトを点灯するためのヘッドライトスイッチポジションと、上記スモールライトおよびヘッドライトの点灯と消灯とを自動的に行なうようにセットするためのオートスイッチポジションと、全てのライトを消灯するオフポジションからなり、通常のライトの「ON」(点灯)と、「OFF」(消灯)の他に「AUTO」というポジションを設けたものになっている。
照度センサは、多くの場合、フォト・ダイオードが検出素子として用いられ、該ダイオードをケースに収め、例えばダッシュボードなどに設置することにより、車外(すなわち、車両周辺)の環境における照度的な明るさを検出するようになっている。また、フォト・ダイオードを収めたケースには、光学フィルターと感度調整リングを取り付け、該感度調整リングによって、フォト・ダイオードへの入射光量を調整し、検出感度の調整を行なうようになっている。
制御部は、コンパレータ回路および自動消灯回路を有して構成されている。該コンパレータ回路は、薄暮検出用のコンパレータ回路と夜間検出用のコンパレータ回路とを有し、各コンパレータ回路は、照度検出センサと接続されている。また、各コンパレータ回路の出力は、それぞれスイッチングトランジスタのベースと接続され、そのコンパレータ回路と接続された各スイッチングトランジスタのコレクタ端子が、それぞれライトリレーと接続されている。
そして、各スイッチングトランジスタのエミッタ端子がライトスイッチのオートスイッチポジションを介してアースされており、上記ライトスイッチをオートスイッチポジションにセットすると、スイッチングトランジスタが接地されて作動状態となり、ライトリレーが駆動されるようになっている。
すなわち、周囲が暗くなって照度センサの出力が薄暮検出用のコンパレータ回路に予め設定された基準となる所定値(以下、これを基準値と称する)を下回ると、薄暮検出用のコンパレータ回路がスモールライト駆動用のライトリレーを作動してスモールライトを点灯する。さらに、周囲が暗くなり、照度センサの出力が夜間検出用のコンパレータ回路に設定された基準値を下回ると、夜間検出用のコンパレータ回路が、ヘッドライト駆動用のライトリレーを作動してヘッドライトを点灯する。逆に、周囲が明るくなって照度センサの検出出力がスモールライトおよびヘッドライトを点灯させる基準値を上回ると、各コンパレータ回路はそれぞれ上記ライトリレーの作動を止めて消灯する。
一方、自動消灯回路は、例えばR−Sフリップフロップ回路を用いたロジック回路で、該R−Sフリップフロップ回路のR−S入力に、それぞれ運転席ドアスイッチとイグニッションスイッチとが接続されている。また、R−Sフリップフロップ回路の〜Q出力は、バッテリーからコンパレータ回路へ電力を供給する電源用スイッチングトランジスタと接続されており、所定の真理値表に従って電源用スイッチングトランジスタを「ON」、「OFF」する。
すなわち、ドアが閉じられ、イグニッションスイッチが「ON」になると、R−Sフリップフロップ回路のR,S入力はともに「H」となるため、〜Q出力はLとなって電源用トランジスタが「ON」になり、コンパレータ回路に電源が供給され、ライトの自動点灯が行えるようになる。
また、車を停止してイグニッションスイッチを「OFF」にすると、R−Sフリップフロップ回路のS入力には「L」が入力されるが、ライトリレー駆動用のトランジスタが「ON」となっているので、R入力には「L」が入力されており、R−Sフリップフロップ回路の〜Q出力は「L」状態にホールドされ、自動点灯状態に保持される。このとき、ドアを開けると、R−Sフリップフロップ回路のR入力に「H」が入力され、R−Sフリップフロップ回路の〜Q出力が反転して「H」となる。そのため、電源トランジスタが「OFF」となり、コンパレータ回路への電源の供給が停止され、ライトが自動消灯されることにより、駐車中にライトが点灯されたままになることを防ぐようになっている。
さて、かかるオートライト制御装置においては、近年、更なる進化によって、単純に車両の周囲が暗くなったからライトを点灯し、明るくなったからライトを消灯するという基本動作に加え、ライト点灯状態において、車両が一時停止している場合にはヘッドライトを自動的に消灯させ、再び走行する場合にはヘッドライトを点灯させるようにして、運転者によるライトの点灯・消灯の操作による負担を軽減すると共に、該点灯・消灯の操作によるライトスイッチの摩耗を防止するようにしたものも考案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、車両停車時には、ヘッドライトを自動消灯する一方で、交差点での信号待ちまたは右折待ちのように、ヘッドライトを点灯させておくことが望ましい停車時には、ヘッドライトが自動的に消灯されないように自動消灯を禁止するようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
さらには、自車両の前方に他車両が停止している場所に後ろから停止する場合に、ヘッドライトを自動的に消灯させ、その後、再び発進(走行)するときに、該ヘッドライトを自動的に点灯させるものも知られている(例えば、特許文献3参照)。
実開平7−40276号公報 特開平11−278149号公報 特開平5−338486号公報
しかしながら、かかるいずれの特許文献1〜3においても、車両を停車させて駆動源であるエンジン等を停止させた(すなわち、イグニッションスイッチが「OFF」)の状態では、ライトが消灯されることはなく、運転席のドアを開けるか、または、ライトスイッチをオフポジションに切り替える等の運転者の手動による操作をなくしてはならない煩わしさがあった。
言い換えれば、オートライト機能を利用していても、エンジンキー(イグニッションスイッチ)を「OFF」の状態にしただけではライトの消灯は自動で行なわれず、その後、運転者が運転席のドアを開けて車両から降りるか、または降りる前にライトスイッチを「AUTO」から「OFF」に切り替えるか、のいずれかの行動をとらなければならない煩雑さを有する未だ不十分な問題があった。
例えば、オートライト機能が作動する夜間や地下などの環境で、人との待ち合わせや、車両の運転中に行うことの困難な行動をとりたいなどの状況下であって、当該車両の前方に障害物(壁、鉄状網、鉄柵や他の車両が駐車している等)が存在し、当該車両に対し他車両や人などが接近することの無い、または、接近する際に当該車両の存在がわかり易い駐車可能なスペース等において、車両を停車してエンジンを切った状態(すなわち、イグニッションスイッチを「OFF」にした状態)で、一時的に車両を駐車する場合、かかる従来(すなわち、特許文献1および2)のオートライト制御装置では、イグニッションスイッチを「OFF」にしただけでは、オートライト機能によって点灯しているライトは消灯しないため、この駐車している間、ずっとライトが点灯したままになる。一方、特許文献3のオートライト機能では、かかる状況の場合、車両が停止することによってヘッドライト(前照灯)を消灯するが、他のテールランプやナンバー灯などは点灯したままとなる。従って、エンジンが切れた状態でライトが点灯したままであるから、バッテリーが無駄に消費される問題があった。
そこで、本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、車両のライトが不要に点灯し続けることを防止し、バッテリーの無駄な消費を未然に回避することのできるオートライト制御装置を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、車両の周囲の照度に応じて、当該車両のライトを自動的に点灯・消灯するためのオートライト制御装置であって、上記ライトの点灯・消灯を切り替える切替手段と、上記車両の運転席に運転者が着座していることを検知する着座検知手段と、上記車両の前方における障害物を検知する障害物検知手段と、上記着座検知手段と上記障害物検知手段との検知結果に基づいて、上記切替手段を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、上記切替手段によって上記ライトが点灯されている状態で、当該車両が駐車のために駆動源を停止したときに、上記着座検知手段によって上記運転者が着座していることが検知され、且つ、上記障害物検知手段によって上記車両の前方に障害物が存在することを検知された場合、上記ライトを消灯するように上記切替手段を制御するようにした。
従って、本発明の一態様によれば、例えば、切替手段によってライトが点灯されている、すなわちオートライト機能が作動する夜間や地下などの環境で、人との待ち合わせや、車両の運転中に行うことの困難な行動をとりたい(具体的には、携帯電話による通話や電子メールの送受信、ナビゲーション装置の設定等)などの諸事情により、当該車両を駐車する際、この駐車に伴って車両の駆動源が停止された後、運転者の着座状態が検知され、且つ、当該車両の前方に障害物(壁、鉄状網、鉄柵や他の車両が駐車している等)が存在することを検知されると、上記点灯されているライトを消灯するようにしたため、駆動源が停止した状態でライトが必要ではないのに点灯したままになることを防止することができ、バッテリーが無駄に消費されることを未然に回避することができる。
また、本発明の一態様によれば、上記車両が駐車した際に、運転者の着座状態が検知されるものの、前方に上記障害物が検知されない(存在しない)場合においては、当該車両の駆動源が停止されてもライトは点灯したままになるため、周囲の他車両に対し、当該車両の存在をアピールすることができる。従って、本発明の一態様は、前方に障害物が存在し、他車両や人などが接近して来る確率の低い場合に比較して、前方に障害物が存在せず、他車両や人などが接近して来る確率の高い場合に起き得る危険を未然に回避することができる利点をも兼ね備えている。
本発明によれば、車両のライトが不要に点灯し続けることを防止し、バッテリーの無駄な消費を未然に回避することのできるオートライト制御装置を提供することができる。
本発明の一実施例におけるオートライト制御装置の構成を概略的に示すブロック図である。 駐車時ライト制御処理を具体的に示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。なお、以下の説明において、オートライト制御装置における周知の手法、周知の手順、周知のアーキテクチャおよび周知の回路構成等(以下「周知事項」)については、その細部にわたる説明を割愛するが、これは説明を簡潔にするためであって、これら周知事項のすべてまたは一部を意図的に排除するものではない。かかる周知事項は、本発明の出願時点で当業者の知り得るところであるので、以下の説明に当然含まれている。
図1は、本発明にかかるオートライト制御装置の一実施例における構成を概略的に示すブロック図である。なお、本発明において、ライトとしては、ヘッドライトやフォグランプ、スモールランプ(車幅灯)等の車両前方を照射する前照灯、および、上記スモールランプと連動して点灯・消灯するナンバー灯やテールランプ等の車両後方のライト類を全般に含むが、以下、文脈に応じて適宜、これらを使い分けることとする。但し、それに限定されるものではない。
図1において、オートライト制御装置1は、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のマイクロコンピュ−タで構成され、ライトの点灯・消灯を制御する制御手段としても機能する車体ECU2(Electronic Control Unit;電子制御装置)によって総合的に制御されている。この車体ECU2は、車両の周囲の環境における明暗に応じた電圧信号を出力する日射センサ(図示省略する)からの日射情報にしたがって、「明」のときに消灯、「暗」のときに点灯、となるように、スモールライト、テールランプ、ナンバー灯、ヘッドライト等のライトにおける点灯・消灯を切替制御するオートライト機能を有している。
また、車体ECU2には、図示省略するクリアランスソナー(いわゆる、クリソナ)を制御することによって車両前方の障害物を検知する、障害物検知手段としてのクリソナECU3、駆動源であるエンジンやモータ等における始動(「ON」)・停止(「OFF」)を行うためのイグニッションに配設され、当該イグニッションの「ON」・「OFF」を検知するイグニッション検知部4、ドアの開閉センサとしても機能するドアカーテシによってドアの開閉を検知するドアカーテシ検知部5、ライトスイッチのポジションを検知するためのライトスイッチ検知部6、および、運転者の運転席(D席)への着座状態を検知する着座検知手段としてのD席着座検知部7が接続されている。
これに加えて、車体ECU2は車両のライトの点灯・消灯を切り替える切替手段としてのライト制御部8にも接続され、D席着座検知部7とクリソナECU3との検知結果に基づいて、ライトの点灯・消灯を切り替えるように、ライト制御部8を制御するようになっている。
そして、このほかにも車体ECU2は、車両のライトにおける点灯・消灯を切り替えるように制御する制御手段を構成するための各要素として、クリソナECU3による障害物検知情報によって車両の前方における障害物の有無を判断する障害物検知機能、イグニッション検知部4によるイグニッション検知情報からエンジンの駆動状態を判断する駆動源状態判断機能、ドアカーテシ検知部5の検知情報により運転席のドアにおける開閉状態を判断するドア開閉判断機能、ライトスイッチ検知部6によるライトスイッチ情報により該ライトスイッチのポジションを判断するライトスイッチポジション判断機能、D席着座検知部7の着座情報により運転席における着座状態を判断する着座判断機能がそれぞれ設けられている。
ここで、本実施例では、とりわけ例えば、オートライト機能が作動する夜間や地下などの環境で、ライト制御部8によってライトが点灯されている状態において、人との待ち合わせや、車両の運転中に行うことの困難な行動をとりたい(例えば、携帯電話による通話や電子メールの送受信、ナビゲーション装置の設定等)などの諸事情により、当該車両を駐車する際のオートライト機能によるライトの切替制御処理(以下、これを駐車時ライト制御処理と称す)について説明する。
具体的に、車体ECU2は、かかる駐車時ライト制御処理において、車両が停止する(すなわち、車速が「0」になったことを検知する)と、図2に示す駐車時ライト制御処理をステップSP1から開始し、イグニッション検知部4によってイグニッションスイッチが「OFF」になったことを検知すると(ステップSP2がY)、運転席の着座スイッチが一定時間「ON」であるか否か、すなわち運転者が車内に残るか否かを判断する。
そして、ここでD席着座検知部7の検知結果から肯定結果を得る、すなわち運転者が車内に残り着座していることを検知すると(ステップSP3がY)、次にクリソナECU3によって車両前方に他の車両や壁、鉄状網、鉄柵などの車両の前進を妨げる障害物が存在するか否かを判断する。
このとき、クリソナECU3の検知結果から車両の前方に上記障害物が存在することが検知されると(ステップSP4がY)、続いて車両のライトを消灯に切り替えるようにライト制御部8を介して切替制御し、車両ライトを消灯させて(ステップSP5)、この駐車時ライト制御処理を終了する。
一方、車体ECU2は、かかる駐車時ライト制御処理において、イグニッション検知部4によってイグニッションスイッチの「OFF」状態が検知されない場合(ステップSP2がN)、当該イグニッションスイッチの「OFF」状態が検知されるまで、このルーチンを繰り返す。
また、車体ECU2は、D席着座検知部7によって運転席の着座スイッチが一定時間「ON」が検知されない場合(ステップSP3がN)、ライトスイッチのポジションが「OFF」であるか否かを判断する。ここで、ライトスイッチ検知部6の検知結果からライトスイッチが「OFF」のポジションであることが判断されると(ステップSP6がY)、車体ECU2は、通常のライトスイッチによるライト切替制御と同様に、車両のライトを消灯に切り替えるようにライト制御部8を介して切替制御し、車両ライトを消灯させて(ステップSP5)、この駐車時ライト制御処理を終了する。
このとき、ライトスイッチ検知部6の検知結果からライトスイッチが「AUTO」のポジションであることが判断されると(ステップSP6がN)、車体ECU2は、続いて運転席のドアが開かれたか否かを判断する。そして、ドアカーテシ検知部5によって運転席のドアが開かれたことが検知されると(ステップSP7がY)、通常のオートライト機能によるライト切替制御と同様に、車両のライトを消灯に切り替えるようにライト制御部8を介して切替制御し、車両ライトを消灯させて(ステップSP5)、この駐車時ライト制御処理を終了する。
他方、車体ECU2は、ドアカーテシ検知部5によって運転席のドアが開かれたことが検知されない場合(ステップSP7がN)、通常のオートライト機能によるライト切替制御と同様に、車両のライトを点灯状態に保つようにライト制御部8を介して制御し、車両のライトを継続して点灯させて(ステップSP8)、この駐車時ライト制御処理を終了する。
以上、説明したように、本発明のオートライト制御装置1によれば、かかる駐車時ライト制御処理によって、上述したような駐車に伴って車両のエンジン(駆動源)が停止された後、運転者の着座状態が検知され、且つ、当該車両の前方に障害物(壁、鉄状網、鉄柵や他の車両が駐車している等)が存在することを検知されると、上記点灯されているライトを消灯することができる。
従って、かかるオートライト制御装置1では、エンジンが停止した状態でライトが必要ではないのに点灯したままになることを防止することができ、バッテリーが無駄に消費されることを未然に回避することができる。
また、かかるオートライト制御装置1によれば、車両が駐車した際に、運転者の着座状態が検知されるものの、前方に上記障害物が検知されない(存在しない)場合においては、当該車両のエンジンが停止されてもライトは点灯したままになるため、周囲の他車両に対し、当該車両の存在をアピールすることができる。
従って、オートライト制御装置1では、前方に障害物が存在し、他車両や人などが接近して来る確率の低い場合に比較して、前方に障害物が存在せず、他車両や人などが接近して来る確率の高い場合に起き得る危険を未然に回避することができる利点をも兼ね備えている。
かくして、本実施例によれば、車両のライトが不要に点灯し続けることを防止し、バッテリーの無駄な消費を未然に回避することのできるオートライト制御装置1を実現することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述した実施例においては、車両の駆動源としてエンジンを適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は車両を駆動する源となるものであれば、この他、例えば、モータなどの種々の駆動源を広く適用することができる。
本発明は、自動車製造業や自動車部品製造業等に利用可能である。なお、搭載される車両の外観、重量、サイズ、走行性能等は問わない。
1…オートライト制御装置
2…車体ECU(制御手段)
3…クリソナECU(障害物検知手段)
4…イグニッション検知部
5…ドアカーテシ検知部
6…ライトスイッチ検知部
7…D席着座検知部(着座検知手段)
8…ライト制御部(切替手段)

Claims (1)

  1. 車両の周囲の照度に応じて、当該車両のライトを自動的に点灯・消灯するためのオートライト制御装置であって、
    前記ライトの点灯・消灯を切り替える切替手段と、
    前記車両の運転席に運転者が着座していることを検知する着座検知手段と、
    前記車両の前方における障害物を検知する障害物検知手段と、
    前記着座検知手段と前記障害物検知手段との検知結果に基づいて、前記切替手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記切替手段によって前記ライトが点灯されている状態で、当該車両が駐車のために駆動源を停止したときに、前記着座検知手段によって前記運転者が着座していることが検知され、且つ、前記障害物検知手段によって前記車両の前方に障害物が存在することを検知された場合、前記ライトを消灯するように前記切替手段を制御する
    ことを特徴とするオートライト制御装置。
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