JP2010183671A - 電動車両およびその充電制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】充電器による充電の開始時に充電器から車両へ流れる突入電流を防止可能な電動車両を提供する。
【解決手段】充電器による充電が終了すると、第1および第2MGを用いた放電処理が実行される(S10)。この段階ではまだ充電器リレーはオフされておらず、充電器は車両システムに電気的に接続されているので、第1および第2MGを用いた上記放電処理によって充電器コンデンサが放電される。放電処理が終了すると、充電ECUは、充電器コンデンサの電荷状態(残留電荷の有無)を判定する(S20)。そして、充電ECUは、その判定結果を図示されない記憶部に記憶し(S30)、その後、充電器リレーをオフする(S40)。
【選択図】図3

Description

この発明は、電動車両およびその充電制御方法に関し、特に、車両走行用の電力を蓄電する蓄電装置を車両外部の電源から充電可能な電動車両の充電制御に関する。
特開平5−276674号公報(特許文献1)は、電気自動車に搭載された二次電池を充電するための充電装置を開示する。この公報には、交流電源から供給される交流電力を直流に変換する整流器の直流出力側に平滑コンデンサが設けられる充電装置が開示されている(特許文献1の図2参照)。
特開平5−276674号公報 特開2000−270561号公報
充電器のコンデンサに電荷が残存した状態で充電器を車両に接続すると、充電器のコンデンサに残存した電荷が車両へ急激に流れ込むことによる突入電流が発生し、ヒューズ切れ等の問題が発生する。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、充電器による充電の開始時に充電器から車両へ流れる突入電流を防止可能な電動車両を提供することである。
また、この発明の別の目的は、充電器による充電の開始時に充電器から車両へ流れる突入電流を防止可能な電動車両の充電制御方法を提供することである。
この発明によれば、電動車両は、蓄電装置と、放電装置と、充電器と、第1のリレーと、充電制御装置を備える。蓄電装置は、再充電可能であり、車両走行用の電力を蓄電する。放電装置は、蓄電装置に接続される電気システムの残留電荷を放電可能に構成される。充電器は、電気システムに接続され、車両外部の電源から電気システムを介して蓄電装置を充電する。第1のリレーは、充電器と電気システムとの間に設けられる。ここで、充電器は、充電電路に接続される第1のコンデンサを含む。そして、充電制御装置は、充電器による蓄電装置の充電終了後、放電装置を動作させることによって電気システムの残留電荷とともに第1のコンデンサを放電させ、第1のコンデンサの放電後、第1のリレーへ遮断指令を出力する。
好ましくは、充電終了後の第1のコンデンサの放電がなされなかった場合、充電制御装置は、充電器による蓄電装置の充電開始時、第1のコンデンサの放電が判定されるまで第1のリレーの電気的接続を不許可とする。
好ましくは、電気システムは、交流電動機と、インバータと、昇圧コンバータと、第2のコンデンサと、第2のリレーとを含む。インバータは、交流電動機を駆動する。昇圧コンバータは、インバータに与えられる直流電圧を蓄電装置の電圧以上に昇圧可能に構成される。第2のコンデンサは、インバータに与えられる直流電圧を平滑化する。第2のリレーは、昇圧コンバータと蓄電装置との間に設けられる。そして、充電器は、第1のリレーを介して昇圧コンバータと第2のリレーとの間に接続される。
さらに好ましくは、放電装置は、交流電動機およびインバータによって構成される。昇圧コンバータは、直流チョッパ回路から成る。そして、充電制御装置は、充電器による蓄電装置の充電終了後、昇圧コンバータの上アームをオンさせつつインバータを駆動することによって、第2のコンデンサとともに第1のコンデンサを放電させる。
また、この発明によれば、充電制御方法は、電動車両の充電制御方法である。電動車両は、蓄電装置と、放電装置と、充電器と、第1のリレーとを含む。蓄電装置は、再充電可能であり、車両走行用の電力を蓄電する。放電装置は、蓄電装置に接続される電気システムの残留電荷を放電可能に構成される。充電器は、電気システムに接続され、車両外部の電源から電気システムを介して蓄電装置を充電する。第1のリレーは、充電器と電気システムとの間に設けられる。ここで、充電器は、充電電路に接続される第1のコンデンサを含む。そして、充電制御方法は、充電器による蓄電装置の充電終了後、放電装置を動作させることによって電気システムの残留電荷とともに第1のコンデンサを放電させるステップと、第1のコンデンサの放電後、第1のリレーへ遮断指令を出力するステップとを備える。
好ましくは、充電制御方法は、充電終了後の第1のコンデンサの放電が成功したか否かを判定するステップと、第1のコンデンサの放電がなされなかったと判定された場合、充電器による蓄電装置の充電開始時、第1のコンデンサの放電が判定されるまで第1のリレーの電気的接続を不許可とするステップとをさらに備える。
好ましくは、電気システムは、交流電動機と、インバータと、昇圧コンバータと、第2のコンデンサと、第2のリレーとを含む。インバータは、交流電動機を駆動する。昇圧コンバータは、インバータに与えられる直流電圧を蓄電装置の電圧以上に昇圧可能に構成される。第2のコンデンサは、インバータに与えられる直流電圧を平滑化する。第2のリレーは、昇圧コンバータと蓄電装置との間に設けられる。そして、充電器は、第1のリレーを介して昇圧コンバータと第2のリレーとの間に接続される。
さらに好ましくは、放電装置は、交流電動機およびインバータによって構成される。昇圧コンバータは、直流チョッパ回路から成る。そして、第1のコンデンサを放電させるステップにおいて、昇圧コンバータの上アームをオンさせつつインバータを駆動することによって、第2のコンデンサとともに第1のコンデンサを放電させる。
この電動車両においては、充電器による蓄電装置の充電終了後、放電装置を動作させることによって電気システムの残留電荷とともに第1のコンデンサを放電させ、第1のコンデンサの放電後、充電器と電気システムとの間に設けられる第1のリレーへ遮断指令が出力されるので、次回の充電開始時に第1のコンデンサに残留電荷はない。したがって、この電動車両によれば、充電器による充電の開始時に充電器から車両へ流れる突入電流を防止することができる。
この発明の実施の形態1による電動車両の一例として示されるハイブリッド自動車の全体構成図である。 図1に示す充電器の構成図である。 充電終了時の処理手順を示すフローチャートである。 充電開始時の処理手順を示すフローチャートである。 充電終了時の動作タイミングチャートである。 充電開始時の動作タイミングチャートである。 充電終了時に充電器コンデンサの放電が失敗したときの動作タイミングチャートである。 充電終了時に充電器コンデンサの放電が失敗したときの充電開始時の動作タイミングチャートである。 図1に示すコンバータの回路図である。 実施の形態2による電動車両の一例として示されるハイブリッド自動車の全体構成図である。 実施の形態3による電動車両の一例として示されるハイブリッド自動車の全体構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による電動車両の一例として示されるハイブリッド自動車の全体構成図である。図1を参照して、ハイブリッド自動車100は、第1〜第3蓄電装置10−1〜10−3と、第1〜第3SMR(System Main Relay)11−1〜11−3と、第1および第2コンバータ12−1,12−2と、主正母線MPLと、主負母線MNLと、平滑コンデンサCとを備える。また、ハイブリッド自動車100は、第1および第2インバータ30−1,30−2と、第1および第2MG(Motor Generator)32−1,32−2と、動力分割装置34と、エンジン36と、駆動輪38と、MG−ECU(Electronic Control Unit)40とをさらに備える。さらに、ハイブリッド自動車100は、充電器42と、車両インレット44と、充電器リレー45と、ヒューズ46と、充電ECU47とをさらに備える。
第1〜第3蓄電装置10−1〜10−3の各々は、車両走行用の電力を蓄える再充電可能な直流電源であり、たとえば、ニッケル水素やリチウムイオン等の二次電池や、大容量のキャパシタ等である。第1蓄電装置10−1は、第1SMR11−1によって第1コンバータ12−1に電気的に接続され、第2および第3蓄電装置10−2,10−3は、それぞれ第2および第3SMR11−2,11−3によって第2コンバータ12−2に電気的に接続される。
第1SMR11−1は、第1蓄電装置10−1と第1コンバータ12−1との間に設けられる。第2SMR11−2は、第2蓄電装置10−2と第2コンバータ12−2との間に設けられ、第3SMR11−3は、第3蓄電装置10−3と第2コンバータ12−2との間に設けられる。なお、第2蓄電装置10−2と第3蓄電装置10−3との短絡を避けるため、第2および第3SMR11−2,11−3は、選択的にオンされ、同時にオンされることはない。
第1および第2コンバータ12−1,12−2は、互いに並列して主正母線MPLおよび主負母線MNLに接続される。第1コンバータ12−1は、MG−ECU40からの信号PWC1に基づいて、主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧を第1蓄電装置10−1の電圧以上に昇圧可能に構成される。第2コンバータ12−2は、MG−ECU40からの信号PWC2に基づいて、主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧を、正極線PL2および負極線NL2に電気的に接続される第2蓄電装置10−2または第3蓄電装置10−3の電圧以上に昇圧可能に構成される。第1および第2コンバータ12−1,12−2の各々は、たとえば直流チョッパ回路から成る。
なお、一例として、第1コンバータ12−1は、主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧を所定の目標値に一致するように制御され、第2コンバータ12−2は、第2コンバータ12−2に接続される第2蓄電装置10−2または第3蓄電装置10−3の入出力電力が所定の目標値に一致するように制御される。以下では、第1コンバータ12−1を「マスターコンバータ」とも称し、第2コンバータ12−2を「スレーブコンバータ」とも称する。
平滑コンデンサCは、主正母線MPLと主負母線MNLとの間に接続され、主正母線MPLと主負母線MNLとの間の電圧を平滑化する。
第1および第2インバータ30−1,30−2は、互いに並列して主正母線MPLおよび主負母線MNLに接続される。第1インバータ30−1は、MG−ECU40からの信号PWI1に基づいて第1MG32−1を駆動する。第2インバータ30−2は、MG−ECU40からの信号PWI2に基づいて第2MG32−2を駆動する。第1および第2インバータ30−1,30−2の各々は、たとえば三相ブリッジ回路から成る。
第1および第2MG32−1,32−2は、交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。第1および第2MG32−1,32−2は、動力分割装置34に連結される。動力分割装置34は、サンギヤと、ピニオンギヤと、キャリアと、リングギヤとを含む遊星歯車から成る。ピニオンギヤは、サンギヤおよびリングギヤと係合する。キャリアは、ピニオンギヤを自転可能に支持するとともに、エンジン36のクランクシャフトに連結される。サンギヤは、第1MG32−1の回転軸に連結される。リングギヤは、第2MG32−2の回転軸および駆動輪38に連結される。この動力分割装置34によって、エンジン36が発生する動力は、駆動輪38へ伝達される経路と、第1MG32−1へ伝達される経路とに分割される。
そして、第1MG32−1は、動力分割装置34によって分割されたエンジン36の動力を用いて発電する。たとえば、第1〜第3蓄電装置10−1〜10−3の充電量が低下すると、エンジン36が始動して第1MG32−1により発電が行なわれ、その発電された電力が蓄電装置へ供給される。
一方、第2MG32−2は、第1〜第3蓄電装置10−1〜10−3の少なくとも1つから供給される電力および第1MG32−1により発電された電力の少なくとも一方を用いて駆動力を発生する。第2MG32−2の駆動力は、駆動輪38に伝達される。なお、車両の制動時には、車両の運動エネルギーが駆動輪38から第2MG32−2に伝達されて第2MG32−2が駆動され、第2MG32−2が発電機として作動する。これにより、第2MG32−2は、車両の運動エネルギーを電力に変換して回収する回生ブレーキとして作動する。
MG−ECU40は、第1および第2コンバータ12−1,12−2をそれぞれ駆動するための信号PWC1,PWC2を生成し、その生成した信号PWC1,PWC2をそれぞれ第1および第2コンバータ12−1,12−2へ出力する。また、MG−ECU40は、第1および第2MG32−1,32−2をそれぞれ駆動するための信号PWI1,PWI2を生成し、その生成した信号PWI1,PWI2をそれぞれ第1および第2インバータ30−1,30−2へ出力する。
また、MG−ECU40は、充電ECU47から信号DCHRGを受けると、電気システムの残留電荷を放電するための放電処理を実行する。具体的には、MG−ECU40は、第1〜第3SMR11−1〜11−3がオフした後、第1および第2インバータ30−1,30−2がそれぞれ第1および第2MG32−1,32−2へd軸電流のみを流すように信号PWI1,PWI2を生成する。これにより、第1および第2MG32−1,32−2にトルクを発生させることなく、第1および第2MG32−1,32−2によって残留電荷が消費される。
充電器42は、車両インレット44に入力端が接続され、第2および第3SMR11−2,11−3と第2コンバータ12−2との間に配設される正極線PL2および負極線NL2に充電器リレー45およびヒューズ46を介して出力端が接続される。すなわち、この実施の形態1では、充電器42は、スレーブコンバータ側に接続される。そして、充電器42は、車両外部の電源(以下「外部電源」とも称する。)48から供給される電力を車両インレット44から受け、充電ECU47から受ける電力指令値CHPWに基づいて充電電力を制御する。また、充電器42は、後述の充電器コンデンサの電荷状態を示す電圧VCHを検出して充電ECU47へ出力する。
車両インレット44は、外部電源48から電力を受けるための電力インターフェースである。充電器リレー45は、充電器42と正極線PL2および負極線NL2との間に設けられ、充電ECU47からの信号SEに応じてオン/オフされる。ヒューズ46は、充電器リレー45と正極線PL2との間に設けられ、充電器42から車両システムへの突入電流などの過大な電流が発生すると電路を遮断する。
充電ECU47は、外部電源48から第1〜第3蓄電装置10−1〜10−3の充電時、充電器リレー45をオンする。そして、充電ECU47は、充電電力の目標値を示す電力指令値CHPWを生成し、その生成した電力指令値CHPWを充電器42へ出力する。なお、充電ECU47は、たとえば、第1蓄電装置10−1、第2蓄電装置10−2、第3蓄電装置10−3の順に充電されるように、第1〜第3蓄電装置10−1〜10−3の充電状態に基づいて、第1SMR11−1、第2SMR11−2、第3SMR11−3を順次オンする。なお、第1蓄電装置10−1の充電は、正極線PL2および負極線NL2、第2コンバータ12−2、主正母線MPLおよび主負母線MNL、第1コンバータ12−1、ならびに第1SMR11−1を順次介して行なわれる。
ここで、充電ECU47は、充電終了後、信号SEにより充電器リレー45へ遮断指令を出力する前に、電気システムの残留電荷を放電するための放電処理の実行を指示する信号DCHRGをMG−ECU40へ出力する。すなわち、上述のように、信号DCHRGに応じてMG−ECU40により放電処理が実行されるところ、充電ECU47は、充電が終了しても、MG−ECU40による放電処理が終了するまで充電器リレー45をオフしない。これにより、MG−ECU40による放電処理によって、電気システムの残留電荷(平滑コンデンサCの残留電荷など)とともに、電気システムに電気的に接続されている充電器42内のコンデンサ(後述)も放電され、次回充電時に充電器リレー45がオンされたときに充電器42から車両システムへ突入電流が流れることによるヒューズ46の切断が防止される。
さらにここで、充電ECU47は、充電器42から受ける電圧VCHの検出値に基づいて、充電終了時に実行される上記放電処理により充電器42内のコンデンサが実際に放電されたか否かを判定し、その判定結果を図示されない記憶部に記憶する。そして、充電ECU47は、次回の充電開始時、上記判定結果を記憶部から読出し、その判定結果に基づき前回充電終了後の充電器コンデンサの放電が失敗に終わったと判断すると、充電器コンデンサの放電が判定されるまで充電器リレー45の電気的接続を不許可とする。
図2は、図1に示した充電器42の構成図である。図2を参照して、充電器42は、AC入力フィルタ52と、昇圧回路54と、DC−DCコンバータ56と、充電器コンデンサ58と、DC出力フィルタ60と、ダイオード62と、電圧センサ64,66とを含む。
AC入力フィルタ52は、充電器42の動作時、車両インレット44から外部電源48(図1)へ高周波のノイズが出力されるのを防止する。昇圧回路54は、充電ECU47(図1)から受ける電力指令値CHPWに基づいて、外部電源48から供給される交流電力を直流電力に変換するとともに昇圧する。DC−DCコンバータ56は、絶縁トランスによって入力側と出力側とを電気的に絶縁する。
充電器コンデンサ58は、DC−DCコンバータ56とDC出力フィルタ60との間に配設される電力線対間に接続され、前記電力線対の電圧を平滑化する。電圧センサ64は、充電器コンデンサ58の電荷状態を示す上記電力線対間の電圧VCHを検出し、その検出値を充電ECU47へ出力する。DC出力フィルタ60は、充電器42の動作時、充電器42から車両システムへ高周波のノイズが出力されるのを防止する。ダイオード62は、車両から充電器42へ電力が流れるのを防止する。電圧センサ66は、充電器42の出力電圧を検出する。
この充電器42においては、仮に充電終了後直ちに充電器リレー45がオフされると、充電器コンデンサ58に電荷が残留する。そして、充電器コンデンサ58に電荷が残留した状態で次回充電開始時に充電器リレー45がオンされると、充電器コンデンサ58の残留電荷が突入電流となって車両システムへ流れ、ヒューズ46が切断される。そこで、この実施の形態1では、充電終了後直ちに充電器リレー45をオフするのではなく、第1および第2MG32−1,32−2を用いた放電処理により車両システムの残留電荷(平滑コンデンサCの残留電荷など)とともに充電器コンデンサ58を放電した後、充電器リレー45をオフすることとしたものである。
図3は、充電終了時の処理手順を示すフローチャートである。図3とともに図1,2も参照して、充電器42による充電が終了すると、充電ECU47からMG−ECU40へ信号DCHRGが出力され、上述の方法により、第1および第2MG32−1,32−2を用いた放電処理が実行される(ステップS10)。この段階ではまだ充電器リレー45はオフされておらず、充電器42は車両システムに電気的に接続されているので、第1および第2MG32−1,32−2を用いた放電処理によって平滑コンデンサC等とともに充電器コンデンサ58も放電される。
放電処理が終了すると、充電ECU47は、充電器42から受ける電圧VCHの検出値に基づいて、充電器コンデンサ58の電荷状態(残留電荷の有無)を判定する(ステップS20)。そして、充電ECU47は、その判定結果を図示されない記憶部に記憶し(ステップS30)、その後、充電器リレー45をオフする(ステップS40)。
図4は、充電開始時の処理手順を示すフローチャートである。図4とともに図1,2も参照して、充電器42による充電が指示されると、マスターコンバータ側の第1SMR11−1がオンされる(ステップS120)。なお、第1SMR11−1がまずオンされるのは、第1蓄電装置10−1から補機駆動電力を得るためであり、第1SMR11−1と第1コンバータ12−1との間には、正極線PL1の電圧を降圧して補機へ供給する図示されないDC−DCコンバータが接続されている。
次いで、充電ECU47は、充電器コンデンサ58の電荷状態(残留電荷の有無)の判定結果を記憶部から取得する(ステップS130)。そして、充電ECU47は、その取得された判定結果に基づいて、前回充電終了時に充電器コンデンサ58の放電が成功したか失敗したかを判定する(ステップS140)。充電器コンデンサ58の放電は成功したものと判定されると(ステップS140において「成功」)、充電ECU47は、充電器リレー45をオンする(ステップS170)。
一方、ステップS140において前回充電終了時に充電器コンデンサ58の放電は失敗したものと判定されると(ステップS140において「失敗」)、充電ECU47は、充電器コンデンサ58の電荷状態を示す電圧VCHの検出値が所定のしきい値よりも低いか否かを判定する(ステップS150)。そして、電圧VCHがしきい値よりも低いと判定されると(ステップS150においてYES)、充電ECU47は、ステップS170へ処理を移行し、充電器リレー45がオンされる。
電圧VCHがしきい値以上であると判定された場合には(ステップS150においてNO)、充電ECU47は、時間をカウントし、所定時間が経過すると(ステップS160においてYES)、ステップS170へ処理を移行して充電器リレー45をオンする。なお、所定時間の経過前であっても(ステップS160においてNO)、電圧VCHがしきい値を下回れば充電器リレー45がオンされる。
図5は、充電終了時の動作タイミングチャートである。図5を参照して、時刻t1において、充電指令がオフされて充電器42の動作が停止すると、時刻t2において、SMRがオフされる。その後、第1および第2MG32−1,32−2を用いた放電処理が実行され、時刻t3において、充電器コンデンサ58(図2)が放電される。そして、充電器コンデンサ58の放電が終了すると、時刻t4において、放電終了フラグがオンされ、充電器リレー45(図1)がオフされるとともに充電器コンデンサ58の電荷状態フラグがオフ(電荷無を示す。)される。
図6は、充電開始時の動作タイミングチャートである。図6を参照して、まず、時刻t5において、マスターコンバータ側の第1SMR11−1がオンされる。そして、時刻t6において、充電器コンデンサ58の電荷状態フラグがオフされていることにより充電器コンデンサ58は放電されているものと判断され、充電器リレー45がオンされる。その後、時刻t7において、充電指令がオンされて充電器42が動作し、充電器コンデンサ58の電荷状態フラグがオンされる。
一方、図7は、充電終了時に充電器コンデンサ58の放電が失敗したときの動作タイミングチャートである。図7を参照して、時刻t11において、充電指令がオフされて充電器42の動作が停止すると、時刻t12において、SMRがオフされる。その後、第1および第2MG32−1,32−2を用いた放電処理が実行されたものの、あるいは放電処理が正常に実行されなかったために、充電器コンデンサ58(図2)が放電されなかった場合、時刻t13において、放電終了フラグがオンされ、充電器リレー45(図1)がオフされる。なお、充電器コンデンサ58は放電されていないので、充電器コンデンサ58の電荷状態フラグはオン(電荷有を示す。)されている。
図8は、充電終了時に充電器コンデンサ58の放電が失敗したときの充電開始時の動作タイミングチャートである。図8を参照して、時刻t14において、マスターコンバータ側の第1SMR11−1がオンされる。その後、時刻t15において、充電器コンデンサ58の電荷状態フラグがオンされていることにより前回の充電終了時に充電器コンデンサ58の放電が失敗したものと判定され、充電器リレー45のオンが遅延される。
そして、時刻t16において、電圧VCHに基づき充電器コンデンサ58の電荷が所定値を下回ったものと判定されると、充電器コンデンサ58の電荷状態フラグがオフされ、それに応じて充電器リレー45がオンされる。その後、時刻t17において、充電指令がオンされて充電器42が動作し、充電器コンデンサ58の電荷状態フラグがオンされる。
このように、この実施の形態1では、充電終了後、充電器リレー45をオフする前に第1および第2MG32−1,32−2を用いた放電処理を実行することによって、平滑コンデンサC等とともに充電器コンデンサ58も放電される。また、充電終了時に充電器コンデンサ58の放電が失敗したときは、次回の充電開始時、充電器コンデンサ58の放電が判定されるまで充電器リレー45の電気的接続が遅延される。
なお、第1および第2MG32−1,32−2を用いた放電処理時に、充電器42が接続される第2コンバータ12−2の上アームをオンさせてもよい。
図9は、図1に示した第2コンバータ12−2の概略構成図である。なお、第1コンバータ12−1の構成および動作も、第2コンバータ12−2と同じである。図9を参照して、第2コンバータ12−2は、チョッパ回路13と、正母線LNAと、負母線LNCと、配線LNBと、平滑コンデンサC1とを含む。チョッパ回路13は、スイッチング素子QA,QBと、ダイオードDA,DBと、インダクタLとを含む。
スイッチング素子QA,QBは、負母線LNCと正母線LNAとの間に直列に接続される。ダイオードDA,DBは、それぞれスイッチング素子QA,QBに逆並列に接続される。インダクタLは、スイッチング素子QA,QBの接続ノードと配線LNBとの間に接続される。平滑コンデンサC1は、配線LNBと負母線LNCとの間に接続される。
チョッパ回路13は、MG−ECU40(図1)からの信号PWC2に応じて、正極線PL2および負極線NL2と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間で双方向の直流電圧変換を行なう。下アームのスイッチング素子QAのオンデューティーが大きくなるようにスイッチング素子QA,QBが制御されると(スイッチング素子QBのオンデューティーは小さくなる。)、主正母線MPLの電圧が上昇し、上アームのスイッチング素子QBのオンデューティーが大きくなるようにスイッチング素子QA,QBが制御されると(スイッチング素子QAのオンデューティーは小さくなる。)、主正母線MPLの電圧は下降する。
このようなコンバータの構成において、第1および第2MG32−1,32−2を用いた放電処理時に、充電器42が接続される第2コンバータ12−2の上アームのスイッチング素子QBをオンさせることにより、充電器42の充電器コンデンサ58(図2)を十分に放電させることができる。
以上のように、この実施の形態1においては、充電器42による蓄電装置の充電終了後、充電器リレー45へ遮断指令を出力する前に残留電荷の放電処理を実行することによって車両システムの残留電荷とともに充電器コンデンサ58も放電させ、充電器コンデンサ58の放電後、充電器リレー45を遮断するようにしたので、次回の充電開始時に充電器コンデンサ58に残留電荷はない。したがって、この実施の形態1によれば、充電器42による充電の開始時に充電器42から車両側へ流れる突入電流を防止することができる。
また、この実施の形態1においては、充電終了時に充電器コンデンサ58の放電が失敗したときは、次回の充電開始時、充電器コンデンサ58の放電が判定されるまで充電器リレー45の電気的接続が遅延される。したがって、この実施の形態1によれば、充電終了時に充電器コンデンサ58の放電が失敗した場合においても、充電器42から車両側へ流れる突入電流を防止することができる。
[実施の形態2]
図10は、実施の形態2による電動車両の一例として示されるハイブリッド自動車の全体構成図である。図10を参照して、このハイブリッド自動車100Aは、図1に示した実施の形態1におけるハイブリッド自動車100の構成において、第2および第3蓄電装置10−2,10−3ならびに第2コンバータ12−2を備えず、第1蓄電装置10−1と第1コンバータ12−1との間に配設される正極線PL1および負極線NL1に充電器42が接続される。
なお、ハイブリッド自動車100Aのその他の構成は、実施の形態1におけるハイブリッド自動車100と同じである。
この実施の形態2においても、充電器42による第1蓄電装置10−1の充電終了後、充電器リレー45へ遮断指令を出力する前に残留電荷の放電処理を実行することによって車両システムの残留電荷とともに充電器コンデンサ58も放電させ、充電器コンデンサ58の放電後、充電器リレー45が遮断される。また、充電終了時に充電器コンデンサ58の放電が失敗したときは、次回の充電開始時、充電器コンデンサ58の放電が判定されるまで充電器リレー45の電気的接続が遅延される。したがって、この実施の形態2によっても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
[実施の形態3]
図11は、実施の形態3による電動車両の一例として示されるハイブリッド自動車の全体構成図である。図11を参照して、このハイブリッド自動車100Bは、図1に示した実施の形態1におけるハイブリッド自動車100の構成において、第2および第3蓄電装置10−2,10−3ならびに第1および第2コンバータ12−1,12−2を備えず、主正母線MPLおよび主負母線MNLに充電器42が接続される。
なお、ハイブリッド自動車100Bのその他の構成は、実施の形態1におけるハイブリッド自動車100と同じである。
この実施の形態3においても、充電器42による第1蓄電装置10−1の充電終了後、充電器リレー45をオフする前に放電処理を実行することによって充電器コンデンサ58を放電させ、その後、充電器リレー45が遮断される。また、充電器コンデンサ58の放電に失敗したときは、次回の充電開始時、充電器リレー45の電気的接続が遅延される。したがって、この実施の形態3によっても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、上記の各実施の形態において、充電器の構成は、図2に示した構成に限定されるものではなく、充電電路に平滑コンデンサ等の充電部を備える充電器全般に対して本願発明は適用可能である。
また、この発明が適用される電動車両の構成も、上記の各実施の形態におけるハイブリッド自動車の構成に限定されるものではない。たとえば、実施の形態1において、第3蓄電装置10−3を備えない車両や、正極線PL1および負極線NL1に充電器42が接続される車両にも、この発明は適用可能である。
また、上記においては、動力分割装置34によりエンジン36の動力を分割して駆動輪38と第1MG32−1とに伝達可能なシリーズ/パラレル型のハイブリッド自動車について説明したが、この発明は、その他の形式のハイブリッド自動車にも適用可能である。たとえば、第1MG32−1を駆動するためにのみエンジン36を用い、第2MG32−2でのみ車両の駆動力を発生する、いわゆるシリーズ型のハイブリッド自動車や、エンジン36が生成した運動エネルギーのうち回生エネルギーのみが電気エネルギーとして回収されるハイブリッド自動車、エンジンを主動力として必要に応じてモータがアシストするモータアシスト型のハイブリッド自動車などにもこの発明は適用可能である。
さらに、この発明は、エンジン36を備えずに電力のみで走行する電気自動車や、電源として蓄電装置に加えて燃料電池をさらに備える燃料電池車にも適用可能である。
なお、上記において、第1および第2インバータ30−1,30−2ならびに第1および第2MG32−1,32−2は、この発明における「放電装置」の一実施例を形成し、充電器リレー45は、この発明における「第1のリレー」の一実施例に対応する。また、充電器コンデンサ58は、この発明における「第1のコンデンサ」の一実施例に対応し、充電ECU47は、この発明における「充電制御装置」の一実施例に対応する。さらに、平滑コンデンサCは、この発明における「第2のコンデンサ」の一実施例に対応し、第2および第3SMR11−2,11−3は、この発明における「第2のリレー」の一実施例に対応する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10−1〜10−3 蓄電装置、11−1〜11−3 SMR、12−1,12−2 コンバータ、13 チョッパ回路、30−1,30−2 インバータ、32−1,32−2 MG、34 動力分割装置、36 エンジン、38 駆動輪、40 MG−ECU、42 充電器、44 車両インレット、45 充電器リレー、46 ヒューズ、47 充電ECU、48 外部電源、52 AC入力フィルタ、54 昇圧回路、56 DC−DCコンバータ、58 充電器コンデンサ、60 DC出力フィルタ、62,DA,DB ダイオード、64,66 電圧センサ、100 ハイブリッド自動車、PL1,PL2 正極線、NL1,NL2 負極線、MPL 主正母線、MNL 主負母線、C,C1 平滑コンデンサ、LNA 正母線、LNC 負母線、LNB 配線、QA,QB スイッチング素子、L インダクタ。

Claims (8)

  1. 車両走行用の電力を蓄電する再充電可能な蓄電装置と、
    前記蓄電装置に接続される電気システムの残留電荷を放電可能に構成された放電装置と、
    前記電気システムに接続され、車両外部の電源から前記電気システムを介して前記蓄電装置を充電する充電器と、
    前記充電器と前記電気システムとの間に設けられる第1のリレーとを備え、
    前記充電器は、充電電路に接続される第1のコンデンサを含み、さらに
    前記充電器による前記蓄電装置の充電終了後、前記放電装置を動作させることによって前記電気システムの残留電荷とともに前記第1のコンデンサを放電させ、前記第1のコンデンサの放電後、前記第1のリレーへ遮断指令を出力する充電制御装置を備える、電動車両。
  2. 前記充電終了後の前記第1のコンデンサの放電がなされなかった場合、前記充電制御装置は、前記充電器による前記蓄電装置の充電開始時、前記第1のコンデンサの放電が判定されるまで前記第1のリレーの電気的接続を不許可とする、請求項1に記載の電動車両。
  3. 前記電気システムは、
    交流電動機と、
    前記交流電動機を駆動するインバータと、
    前記インバータに与えられる直流電圧を前記蓄電装置の電圧以上に昇圧可能に構成された昇圧コンバータと、
    前記直流電圧を平滑化する第2のコンデンサと、
    前記昇圧コンバータと前記蓄電装置との間に設けられる第2のリレーとを含み、
    前記充電器は、前記第1のリレーを介して前記昇圧コンバータと前記第2のリレーとの間に接続される、請求項1または請求項2に記載の電動車両。
  4. 前記放電装置は、前記交流電動機および前記インバータによって構成され、
    前記昇圧コンバータは、直流チョッパ回路から成り、
    前記充電制御装置は、前記充電器による前記蓄電装置の充電終了後、前記昇圧コンバータの上アームをオンさせつつ前記インバータを駆動することによって、前記第2のコンデンサとともに前記第1のコンデンサを放電させる、請求項3に記載の電動車両。
  5. 電動車両の充電制御方法であって、前記電動車両は、
    車両走行用の電力を蓄電する再充電可能な蓄電装置と、
    前記蓄電装置に接続される電気システムの残留電荷を放電可能に構成された放電装置と、
    前記電気システムに接続され、車両外部の電源から前記電気システムを介して前記蓄電装置を充電する充電器と、
    前記充電器と前記電気システムとの間に設けられる第1のリレーとを含み、
    前記充電器は、充電電路に接続される第1のコンデンサを含み、
    前記充電制御方法は、
    前記充電器による前記蓄電装置の充電終了後、前記放電装置を動作させることによって前記電気システムの残留電荷とともに前記第1のコンデンサを放電させるステップと、
    前記第1のコンデンサの放電後、前記第1のリレーへ遮断指令を出力するステップとを備える、電動車両の充電制御方法。
  6. 前記充電終了後の前記第1のコンデンサの放電が成功したか否かを判定するステップと、
    前記第1のコンデンサの放電がなされなかったと判定された場合、前記充電器による前記蓄電装置の充電開始時、前記第1のコンデンサの放電が判定されるまで前記第1のリレーの電気的接続を不許可とするステップとをさらに備える、請求項5に記載の電動車両の充電制御方法。
  7. 前記電気システムは、
    交流電動機と、
    前記交流電動機を駆動するインバータと、
    前記インバータに与えられる直流電圧を前記蓄電装置の電圧以上に昇圧可能に構成された昇圧コンバータと、
    前記直流電圧を平滑化する第2のコンデンサと、
    前記昇圧コンバータと前記蓄電装置との間に設けられる第2のリレーとを含み、
    前記充電器は、前記第1のリレーを介して前記昇圧コンバータと前記第2のリレーとの間に接続される、請求項5または請求項6に記載の電動車両の充電制御方法。
  8. 前記放電装置は、前記交流電動機および前記インバータによって構成され、
    前記昇圧コンバータは、直流チョッパ回路から成り、
    前記第1のコンデンサを放電させるステップにおいて、前記昇圧コンバータの上アームをオンさせつつ前記インバータを駆動することによって、前記第2のコンデンサとともに前記第1のコンデンサを放電させる、請求項7に記載の電動車両の充電制御方法。
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