JP2010181570A - 画像形成装置、位置ずれ補正方法、位置ずれ補正プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬送ベルト5上に形成されたパターンに光ビームを照射し、当該パターンからの正反射光と拡散反射光を検出するTMセンサ17,18,19と、位置ずれ補正用パターンの検出結果に基づいて搬送ベルト5上の画像の位置ずれ量を検出し、TMセンサ17,18,19による付着量補正用パターン30の検出結果に基づいて当該パターンのトナー付着量を演算するCPUと、を備え、CPUはTMセンサ17,19の正反射受光部27の出力信号を複数のスレッシュライン40_1,2,3で検出することができたエッジの数が最も多かった付着量補正用パターンと一致する現像バイアス電圧αと露光ビーム光量βを用い、S/N比が最も高いパターンのトナー付着量で位置ずれ補正用パターンを形成する。
【選択図】図9
Description
前記無端状搬送体上に形成された前記パターンに光ビームを照射し、当該パターンからの正反射光と拡散反射光を検出するパターン検出手順と、前記パターン検出手順で検出された前記位置ずれ補正用パターンの検出結果に基づいて前記無端状搬送体上の画像の位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出手順と、前記パターン検出手段による前記付着量補正用パターンの検出結果に基づいて当該パターンのトナー付着量を演算する付着量演算手順と、を備え、前記パターン検出手順では、前記位置ずれ補正用パターンに所定の照射強度で光ビームを照射したときの正反射光変化量が所定のレベルであるときに前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断し、前記付着量演算手順では、前記パターン検出手順で検出した前記付着量補正用パターンからの前記正反射光と前記拡散反射光の検出結果に基づいて、印刷時の画像形成に必要な第1の付着量で作像するための第1の現像バイアス電圧と第1の露光量を演算するとともに、前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断したときの光ビームの照射強度で前記付着量補正用パターンに照射したときの当該パターンからの正反射光の変化量が最も大きい付着量である第2の付着量で作像するための第2の現像バイアス電圧と第2の露光量を演算し、前記作像手順では、前記付着量演算手順で演算された第2の現像バイアス電圧と第2の露光量で前記位置ずれ補正用パターンを作像することを特徴とする。
・発光部26は光ビーム26aの強度を1回の位置ずれ補正や付着量補正の実行中は一定の値に保つ。
・さらに、照射光の強度は位置ずれ補正や付着量補正実行のたびに最適な値に調節する。・パターンが存在しないときに搬送ベルト5上に光ビーム26aを様々な強度で照射し、そのときの正反射受光部27の検出結果を用いて搬送ベルト5上からの正反射光レベルが狙いの値になるように光ビーム26aの照射強度を決定する。
・また、調整時間の短縮が必要になるときは、光ビーム26aの照射強度は固定値を使い続ける。
というように処理する。
5 搬送ベルト
5a 中間転写ベルト
6 作像部
9 感光体ドラム
10 帯電器
12 現像器
13 感光体クリーナ
15 転写器
17,18,19 TMセンサ
26 発光部
26a 光ビーム
27 正反射受光部
28 拡散反射受光部
29 位置ずれ補正用パターン
30,30L,30R,30L’,30R’ 付着量補正用パターン
35 正反射受光部の出力信号
36 受光信号の拡散反射成分
37 受光信号の正反射成分
40、40_1,40_2,40_3 スレッシュライン
49 CPU
Claims (20)
- 複数の像担持体が無端状搬送体の移動方向に沿って並設され、各々の像担持体に対して電子写真工程により異なる色の画像を形成し、前記無端状搬送体に転写する複数の作像手段と、
前記無端状搬送体に前記作像手段によって位置ずれ補正用パターンと付着量補正用パターンを形成するパターン形成手段と、
前記無端状搬送体上に形成された前記パターンに光ビームを照射し、当該パターンからの正反射光と拡散反射光を検出するパターン検出手段と、
前記パターン検出手段による前記位置ずれ補正用パターンの検出結果に基づいて前記無端状搬送体上の画像の位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出手段と、
を備えた画像形成装置であって、
前記パターン形成手段は、前記パターン検出手段によって検出される前記付着量補正用パターンからの正反射光と拡散反射光が混在した反射光のS/N比が最も高いパターンのトナー付着量で位置ずれ補正用パターンを形成すること
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置であって、
前記パターン検出手段による前記付着量補正用パターンの検出結果に基づいて当該パターンのトナー付着量を演算する付着量演算手段をさらに備え、
前記パターン検出手段が、前記位置ずれ補正用パターンに所定の照射強度で光ビームを照射したときの正反射光変化量が所定のレベルであるときに前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断し、
前記付着量演算手段は、前記パターン検出手段により検出した前記付着量補正用パターンからの前記正反射光と前記拡散反射光の検出結果に基づいて、印刷時の画像形成に必要な第1の付着量で作像するための第1の現像バイアス電圧と第1の露光量を演算するとともに、前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断したときの光ビームの照射強度で前記付着量補正用パターンに照射したときの当該パターンからの正反射光の変化量が最も大きい付着量である第2の付着量で作像するための第2の現像バイアス電圧と第2の露光量を演算し、
前記作像手段は、前記付着量演算手段によって演算された第2の現像バイアス電圧と第2の露光量で前記位置ずれ補正用パターンを作像すること
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2記載の画像形成装置であって、
前記付着量補正用パターンは前記像担持体への書き込み露光量と、露光により形成される潜像を現像する際に印加する現像バイアス電圧を変化させ、前記無端状搬送体上の単位面積当りのトナー付着量を変化させて形成されていること
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
前記位置ずれ補正用パターンは主走査方向に延びる第1のパターン及び副走査方向に傾斜角θをもつ方向に延びる第2のパターンを備え、
前記第1のパターンの副走査方向のパターン幅と前記第2のパターンのθ±90°のパターン幅は、前記パターン検出手段が正反射光を受光する受光領域に等しいこと
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
前記位置ずれ補正用パターンは主走査方向に延びる第1のパターン及び副走査方向に傾斜角θをもつ方向に延びる第2のパターンを備え、
前記第1のパターンのパターン同士の副走査方向の間隔と、前記第2のパターンのパターン同士のθ±90°方向の間隔は、前記パターン検出手段によって照射される光ビームの照射範囲より大きいこと
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項4又は5記載の画像形成装置であって、
前記傾斜角θが45°であること
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
前記付着量補正用パターンは、前記第1の現像バイアス電圧と前記第1の露光量を算出するための第1の付着量補正用パターン、及び前記第2の現像バイアス電圧と前記第2の露光量を算出するための第2の付着量補正用パターンからなり、
前記第1及び第2の付着量補正用パターンが主走査方向に並列に配置されること
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項7記載の画像形成装置であって、
前記第1の付着量補正用パターンと前記第2の付着量補正用パターンは同形状であること
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項8記載の画像形成装置であって、
前記第1の付着量補正用パターンと前記第2の付着量補正用パターンの副走査方向のパターン幅は、前記パターン検出手段で照射される光ビームの照射範囲より大きいこと
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項7記載の画像形成装置であって、
前記第2の付着量補正用パターンの副走査方向のパターン幅は前記位置ずれ補正用パターンの副走査方向のパターン幅に等しいこと
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項10記載の画像形成装置であって、
前記第2の付着量補正用パターンのパターン同士の副走査方向の間隔は、前記パターン検出手段で照射される光ビームの照射範囲より大きいこと
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
前記パターン検出手段は、トナー付着物がない状態の前記無端状搬送体上に光ビームを照射したときの正反射光強度が一定になるように、前記照射強度を決定すること
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
前記照射強度は固定値であること
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし13のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
前記作像手段は、前記第1の現像バイアス電圧と前記第1の露光量で前記位置ずれ補正用パターンのBkパターンを作像すること
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし14のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
前記第2の現像バイアス電圧と前記第2の露光量で作像された前記位置ずれ補正用パターンに前記照射強度で光ビームを照射したときの前記正反射光変化量が、前記所定のレベルより小さいときに、前記第2の現像バイアス電圧を前記第1の現像バイアス電圧と等しくし、前記第2の露光量を前記第1の露光量と等しくすること
を特徴とする画像形成装置。 - 複数の像担持体が無端状搬送体の移動方向に沿って並設され、各々の像担持体に対して電子写真工程により異なる色の画像を形成し、前記無端状搬送体に転写する複数の作像手段と、
前記無端状搬送体に前記作像手段によって位置ずれ補正用パターンと付着量補正用パターンを形成するパターン形成工程と、
前記無端状搬送体上に形成された前記パターンに光ビームを照射し、当該パターンからの正反射光と拡散反射光を検出するパターン検出工程と、
前記パターン検出手段による前記位置ずれ補正用パターンの検出結果に基づいて前記無端状搬送体上の画像の位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出工程と、
前記パターン検出手段による前記付着量補正用パターンの検出結果に基づいて当該パターンのトナー付着量を演算する付着量演算工程と、
を備えた画像形成装置における位置ずれ補正方法であって、
前記パターン検出工程では、前記位置ずれ補正用パターンに所定の照射強度で光ビームを照射したときの正反射光変化量が所定のレベルであるときに前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断し、
前記付着量演算工程では、前記パターン検出手段により検出した前記付着量補正用パターンからの前記正反射光と前記拡散反射光の検出結果に基づいて、印刷時の画像形成に必要な第1の付着量で作像するための第1の現像バイアス電圧と第1の露光量を演算するとともに、前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断したときの光ビームの照射強度で前記付着量補正用パターンに照射したときの当該パターンからの正反射光の変化量が最も大きい付着量である第2の付着量で作像するための第2の現像バイアス電圧と第2の露光量を演算し、
前記作像工程では、前記付着量演算手段によって演算された第2の現像バイアス電圧と第2の露光量で前記位置ずれ補正用パターンを作像すること
を特徴とする画像形成装置の位置ずれ補正方法。 - 請求項16記載の画像形成装置の位置ずれ補正方法であって、
前記付着量補正用パターンは前記像担持体への書き込み露光量と、露光により形成される潜像を現像する際に印加する現像バイアス電圧を変化させ、前記無端状搬送体上の単位面積当りのトナー付着量を変化させて形成されていること
を特徴とする画像形成装置の位置ずれ補正方法。 - 複数の像担持体が無端状搬送体の移動方向に沿って並設され、各々の像担持体に対して電子写真工程により異なる色の画像を形成し、前記無端状搬送体に転写する作像手段と、この作像手段によって作像された各色の画像を重畳して記録媒体にカラー画像を形成する際の各色の画像の位置ずれの補正をコンピュータによって実行するための画像形成装置の位置ずれ補正プログラムであって、
前記無端状搬送体に前記作像手段によって位置ずれ補正用パターンと付着量補正用パターンを形成するパターン形成手順と、
前記無端状搬送体上に形成された前記パターンに光ビームを照射し、当該パターンからの正反射光と拡散反射光を検出するパターン検出手順と、
前記パターン検出手順で検出された前記位置ずれ補正用パターンの検出結果に基づいて前記無端状搬送体上の画像の位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出手順と、
前記パターン検出手段による前記付着量補正用パターンの検出結果に基づいて当該パターンのトナー付着量を演算する付着量演算手順と、
を備え、
前記パターン検出手順では、前記位置ずれ補正用パターンに所定の照射強度で光ビームを照射したときの正反射光変化量が所定のレベルであるときに前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断し、
前記付着量演算手順では、前記パターン検出手順で検出した前記付着量補正用パターンからの前記正反射光と前記拡散反射光の検出結果に基づいて、印刷時の画像形成に必要な第1の付着量で作像するための第1の現像バイアス電圧と第1の露光量を演算するとともに、前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断したときの光ビームの照射強度で前記付着量補正用パターンに照射したときの当該パターンからの正反射光の変化量が最も大きい付着量である第2の付着量で作像するための第2の現像バイアス電圧と第2の露光量を演算し、
前記作像手順では、前記付着量演算手順で演算された第2の現像バイアス電圧と第2の露光量で前記位置ずれ補正用パターンを作像すること
を特徴とする画像形成装置の位置ずれ補正プログラム。 - 請求項18記載の画像形成装置の位置ずれ補正プログラムであって、
前記付着量補正用パターンは前記像担持体への書き込み露光量と、露光により形成される潜像を現像する際に印加する現像バイアス電圧を変化させ、前記無端状搬送体上の単位面積当りのトナー付着量を変化させて形成されていること
を特徴とする画像形成装置の位置ずれ補正プログラム。 - 請求項18又は19に記載の位置ずれ補正プログラムが、コンピュータによって読み取られ、実行可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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