JP2010181570A - 画像形成装置、位置ずれ補正方法、位置ずれ補正プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、位置ずれ補正方法、位置ずれ補正プログラム、及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2010181570A
JP2010181570A JP2009024048A JP2009024048A JP2010181570A JP 2010181570 A JP2010181570 A JP 2010181570A JP 2009024048 A JP2009024048 A JP 2009024048A JP 2009024048 A JP2009024048 A JP 2009024048A JP 2010181570 A JP2010181570 A JP 2010181570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
adhesion amount
image forming
image
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009024048A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5267179B2 (ja
Inventor
Tatsuya Miyadera
達也 宮寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2009024048A priority Critical patent/JP5267179B2/ja
Publication of JP2010181570A publication Critical patent/JP2010181570A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5267179B2 publication Critical patent/JP5267179B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】拡散光の影響を受けにくいカラーパターンを使用して位置ずれ補正を行うことができるようにする。
【解決手段】搬送ベルト5上に形成されたパターンに光ビームを照射し、当該パターンからの正反射光と拡散反射光を検出するTMセンサ17,18,19と、位置ずれ補正用パターンの検出結果に基づいて搬送ベルト5上の画像の位置ずれ量を検出し、TMセンサ17,18,19による付着量補正用パターン30の検出結果に基づいて当該パターンのトナー付着量を演算するCPUと、を備え、CPUはTMセンサ17,19の正反射受光部27の出力信号を複数のスレッシュライン40_1,2,3で検出することができたエッジの数が最も多かった付着量補正用パターンと一致する現像バイアス電圧αと露光ビーム光量βを用い、S/N比が最も高いパターンのトナー付着量で位置ずれ補正用パターンを形成する。
【選択図】図9

Description

本発明は、複数色を重ねあわせて可視画像を得る際に行われる複数色の画像位置の位置ずれ補正機能を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、デジタル複合機などの画像形成装置、この画像形成装置で実施される複数色の画像形成位置の位置ずれ補正方法、この位置ずれ補正方法をコンピュータで実行するための画像形成装置の位置ずれ補正プログラム、及びこの位置ずれ補正プログラムをコンピュータによって読み可能に記録した記録媒体に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、色毎に画像を形成し、最後に4色の画像を重畳してフルカラーの可視画像を形成することが一般に行われている。このようにして画像を形成する画像形成装置としては、例えばタンデム型カラー画像形成装置が知られている。タンデム型画像形成装置には、間接転写方式のものと直接転写方式のものがあり、前者では像担持体に担持された画像を1次転写する中間転写ベルト上、後者では像担持体に担持された画像を直接転写する転写紙を搬送する搬送ベルト上に色毎に位置ずれ補正用のパターンを形成し、この補正用パターンを光学的センサで読み取って画像の書き込みタイミングを補正し、4色重畳する位置が一致するようにしている。このようなタンデム式の画像形成装置としては、例えば特許文献1(特許第2858735号公報)及び2(特許第2642351号公報)に記載された発明が公知である。
また、位置ずれ補正に加えて濃度補正も行うようにした発明も特許文献3(特開2008―077066号公報)あるいは特許文献4(特開2007−1211414号公報)などから公知である。このうち特許文献3記載の発明は、転写紙の搬送ベルトに4色成分の感光ドラムで形成した補正用パターンを転写し、このパターンをセンサで検出することにより、位置(色)ずれ、濃度(階調)状態を検知し、検知結果から位置ずれ補正、濃度補正を行い、適正画像を得るようにしたもので、補正用パターンは、ベルト両端側に位置ずれ用のパターン列とベルト中央に濃度補正用のパターン(パッチ)列と主走査方向に分けて形成し、各パターン列をそれぞれ対応して配置した第1ないし第3のセンサで検出し、パターン形成、検知、補正処理のプロセスを同時に並行して行うことによって、補正処理を迅速に実行するようにしている。
また、特許文献4記載の発明は、光学式センサの光量補正をする際には、中間転写ベルト下地部からの反射出力を検知して出力レベルを調整し、二値化の閾値を決定する際は、濃度補正シーケンスの結果から閾値を調整することで色ずれ補正用パターンを安定して読み取り、耐久や環境によって画像濃度が変動した場合においても色ずれを抑え、高画質を維持することができるようにしている。
ところで、前記各公知例で使用されている補正パターンを読み取る光学センサ(以下、TM(Toner Marking)センサと称する)は、LED(Light Emitting Diode)を用いて搬送ベルト又は中間転写ベルト上に光ビームを照射し、ベルトからの反射光をPD(Photo Diode)で受光する。反射光には正反射光成分と拡散反射光成分が存在している。TMセンサは正反射光成分の信号を検出することによって位置ずれ補正用パターンを検出している。正反射光はベルト表面から強く反射し、トナー画像からは反射されない光である。拡散反射光はカラーパターンのトナー画像から弱く反射し、搬送ベルト上やBkのトナー画像からは反射されない光である。
位置ずれ補正には拡散反射光成分の信号は必要ないので、TMセンサにはPDに反射光が入射する前にスリットや集光レンズを設けて、拡散反射光成分を除去する機構を備えるものがある。しかし、この機構を備えることによりTMセンサのコストが増大する。一方、低コストのTMセンサではこの機構を備えていないので、位置ずれ補正用のカラーパターンを検出するときは正反射光を受光するためのPDに、正反射光と拡散反射光が混在した反射光が入射する。
このときLEDとPDのアライメントが機械的公差や組み付け誤差といった原因によってずれるので、カラーパターン検出信号の正反射光成分のピーク位置と拡散反射光成分のピーク位置が一致しない。このピーク位置の不一致が位置ずれ量の検出誤差となる。また、正反射光成分に拡散反射光の成分が重畳することによってカラーパターンの検出信号のS/N比が低下する。S/N比の低下により、位置ずれ補正用パターンとベルト上の傷や付着物との判別が困難になり、正確な位置ずれ量の検出ができなくなる。
よって低コストのTMセンサを使いこなし、コスト増大を防ぎつつカラーパターンを安定して検出するためには、拡散光の影響を受けにくいカラーパターンが必要になる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、カラーパターンの検出誤差を低減し、正確な位置ずれ補正を行うため、拡散光の影響を受けにくいカラーパターンを使用して位置ずれ補正を行うことができるようにすることにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、複数の像担持体が無端状搬送体の移動方向に沿って並設され、各々の像担持体に対して電子写真工程により異なる色の画像を形成し、前記無端状搬送体に転写する複数の作像手段と、前記無端状搬送体に前記作像手段によって位置ずれ補正用パターンと付着量補正用パターンを形成するパターン形成手段と、前記無端状搬送体上に形成された前記パターンに光ビームを照射し、当該パターンからの正反射光と拡散反射光を検出するパターン検出手段と、前記パターン検出手段による前記位置ずれ補正用パターンの検出結果に基づいて前記無端状搬送体上の画像の位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出手段と、を備えた画像形成装置であって、前記パターン形成手段は、前記パターン検出手段によって検出される前記付着量補正用パターンからの正反射光と拡散反射光が混在した反射光のS/N比が最も高いパターンのトナー付着量で位置ずれ補正用パターンを形成することを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記パターン検出手段による前記付着量補正用パターンの検出結果に基づいて当該パターンのトナー付着量を演算する付着量演算手段をさらに備え、前記パターン検出手段が、前記位置ずれ補正用パターンに所定の照射強度で光ビームを照射したときの正反射光変化量が所定のレベルであるときに前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断し、前記付着量演算手段は、前記パターン検出手段により検出した前記付着量補正用パターンからの前記正反射光と前記拡散反射光の検出結果に基づいて、印刷時の画像形成に必要な第1の付着量で作像するための第1の現像バイアス電圧と第1の露光量を演算するとともに、前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断したときの光ビームの照射強度で前記付着量補正用パターンに照射したときの当該パターンからの正反射光の変化量が最も大きい付着量である第2の付着量で作像するための第2の現像バイアス電圧と第2の露光量を演算し、前記作像手段は、前記付着量演算手段によって演算された第2の現像バイアス電圧と第2の露光量で前記位置ずれ補正用パターンを作像することを特徴とする。
第3の手段は、第1又は第2の手段において、前記付着量補正用パターンは前記像担持体への書き込み露光量と、露光により形成される潜像を現像する際に印加する現像バイアス電圧を変化させ、前記無端状搬送体上の単位面積当りのトナー付着量を変化させて形成されていることを特徴とする。
第4の手段は、第1ないし第3のいずれかの手段において、前記位置ずれ補正用パターンは主走査方向に延びる第1のパターン及び副走査方向に傾斜角θをもつ方向に延びる第2のパターンを備え、前記第1のパターンの副走査方向のパターン幅と前記第2のパターンのθ±90°のパターン幅は、前記パターン検出手段が正反射光を受光する受光領域に等しいことを特徴とする。
第5の手段は、第1ないし第3のいずれかの手段において、前記位置ずれ補正用パターンは主走査方向に延びる第1のパターン及び副走査方向に傾斜角θをもつ方向に延びる第2のパターンを備え、前記第1のパターンのパターン同士の副走査方向の間隔と、前記第2のパターンのパターン同士のθ±90°方向の間隔は、前記パターン検出手段によって照射される光ビームの照射範囲より大きいことを特徴とする。
第6の手段は、第4又は第5の手段において、前記傾斜角θが45°であることを特徴とする。
第7の手段は、第1ないし第6のいずれかの手段において、前記付着量補正用パターンは、前記第1の現像バイアス電圧と前記第1の露光量を算出するための第1の付着量補正用パターン、及び前記第2の現像バイアス電圧と前記第2の露光量を算出するための第2の付着量補正用パターンからなり、前記第1及び第2の付着量補正用パターンが主走査方向に並列に配置されることを特徴とする。
第8の手段は、第7の手段において、前記第1の付着量補正用パターンと前記第2の付着量補正用パターンは同形状であることを特徴とする。
第9の手段は、第8の手段において、前記第1の付着量補正用パターンと前記第2の付着量補正用パターンの副走査方向のパターン幅は、前記パターン検出手段で照射される光ビームの照射範囲より大きいことを特徴とする。
第10の手段は、第7の手段において、前記第2の付着量補正用パターンの副走査方向のパターン幅は前記位置ずれ補正用パターンの副走査方向のパターン幅に等しいことを特徴とする。
第11の手段は、第10の手段において、前記第2の付着量補正用パターンのパターン同士の副走査方向の間隔は、前記パターン検出手段で照射される光ビームの照射範囲より大きいことを特徴とする。
第12の手段は、第1ないし第11のいずれかの手段において、前記パターン検出手段は、トナー付着物がない状態の前記無端状搬送体上に光ビームを照射したときの正反射光強度が一定になるように、前記照射強度を決定することを特徴とする。
第13の手段は、第1ないし第11のいずれかの手段において、前記照射強度は固定値であることを特徴とする。
第14の手段は、第1ないし第13のいずれかの手段において、前記作像手段は、前記第1の現像バイアス電圧と前記第1の露光量で前記位置ずれ補正用パターンのBkパターンを作像することを特徴とする。
第15の手段は、第1ないし第14のいずれかの手段において、前記第2の現像バイアス電圧と前記第2の露光量で作像された前記位置ずれ補正用パターンに前記照射強度で光ビームを照射したときの前記正反射光変化量が、前記所定のレベルより小さいときに、前記第2の現像バイアス電圧を前記第1の現像バイアス電圧と等しくし、前記第2の露光量を前記第1の露光量と等しくすることを特徴とする。
第16の手段は、複数の像担持体が無端状搬送体の移動方向に沿って並設され、各々の像担持体に対して電子写真工程により異なる色の画像を形成し、前記無端状搬送体に転写する複数の作像手段と、前記無端状搬送体に前記作像手段によって位置ずれ補正用パターンと付着量補正用パターンを形成するパターン形成工程と、前記無端状搬送体上に形成された前記パターンに光ビームを照射し、当該パターンからの正反射光と拡散反射光を検出するパターン検出工程と、前記パターン検出手段による前記位置ずれ補正用パターンの検出結果に基づいて前記無端状搬送体上の画像の位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出工程と、前記パターン検出手段による前記付着量補正用パターンの検出結果に基づいて当該パターンのトナー付着量を演算する付着量演算工程と、を備えた画像形成装置における位置ずれ補正方法であって、前記パターン検出工程では、前記位置ずれ補正用パターンに所定の照射強度で光ビームを照射したときの正反射光変化量が所定のレベルであるときに前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断し、前記付着量演算工程では、前記パターン検出手段により検出した前記付着量補正用パターンからの前記正反射光と前記拡散反射光の検出結果に基づいて、印刷時の画像形成に必要な第1の付着量で作像するための第1の現像バイアス電圧と第1の露光量を演算するとともに、前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断したときの光ビームの照射強度で前記付着量補正用パターンに照射したときの当該パターンからの正反射光の変化量が最も大きい付着量である第2の付着量で作像するための第2の現像バイアス電圧と第2の露光量を演算し、前記作像工程では、前記付着量演算手段によって演算された第2の現像バイアス電圧と第2の露光量で前記位置ずれ補正用パターンを作像することを特徴とする。
第17の手段は、第16の手段において、前記付着量補正用パターンは前記像担持体への書き込み露光量と、露光により形成される潜像を現像する際に印加する現像バイアス電圧を変化させ、前記無端状搬送体上の単位面積当りのトナー付着量を変化させて形成されていることを特徴とする。
第18の手段は、複数の像担持体が無端状搬送体の移動方向に沿って並設され、各々の像担持体に対して電子写真工程により異なる色の画像を形成し、前記無端状搬送体に転写する作像手段と、この作像手段によって作像された各色の画像を重畳して記録媒体にカラー画像を形成する際の各色の画像の位置ずれの補正をコンピュータによって実行するための画像形成装置の位置ずれ補正プログラムであって、前記無端状搬送体に前記作像手段によって位置ずれ補正用パターンと付着量補正用パターンを形成するパターン形成手順と、
前記無端状搬送体上に形成された前記パターンに光ビームを照射し、当該パターンからの正反射光と拡散反射光を検出するパターン検出手順と、前記パターン検出手順で検出された前記位置ずれ補正用パターンの検出結果に基づいて前記無端状搬送体上の画像の位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出手順と、前記パターン検出手段による前記付着量補正用パターンの検出結果に基づいて当該パターンのトナー付着量を演算する付着量演算手順と、を備え、前記パターン検出手順では、前記位置ずれ補正用パターンに所定の照射強度で光ビームを照射したときの正反射光変化量が所定のレベルであるときに前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断し、前記付着量演算手順では、前記パターン検出手順で検出した前記付着量補正用パターンからの前記正反射光と前記拡散反射光の検出結果に基づいて、印刷時の画像形成に必要な第1の付着量で作像するための第1の現像バイアス電圧と第1の露光量を演算するとともに、前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断したときの光ビームの照射強度で前記付着量補正用パターンに照射したときの当該パターンからの正反射光の変化量が最も大きい付着量である第2の付着量で作像するための第2の現像バイアス電圧と第2の露光量を演算し、前記作像手順では、前記付着量演算手順で演算された第2の現像バイアス電圧と第2の露光量で前記位置ずれ補正用パターンを作像することを特徴とする。
第19の手段は、第18の手段において、前記付着量補正用パターンは前記像担持体への書き込み露光量と、露光により形成される潜像を現像する際に印加する現像バイアス電圧を変化させ、前記無端状搬送体上の単位面積当りのトナー付着量を変化させて形成されていることを特徴とする。
第20の手段は、第18又は第19の手段に係る位置ずれ補正プログラムが、コンピュータによって読み取られ、実行可能に記録された記録媒体を特徴とする。
なお、後述の実施形態では、像担持体は感光体ドラム9に、無端状搬送体は搬送ベルト5又は中間搬送ベルト5aに、作像手段は帯電器10、現像器12、転写器15、感光体クリーナ13、及び作像部6に、位置ずれ補正用パターンは符号29に、付着量補正用パターンは符号30,30L,30R,30L’,30R’に、パターン形成手段は作像部及びCPU49に、光ビームは符号26aに、パターン検出手段はTMセンサ17,18,19、あるいは正反射受光部27及び拡散反射受光部28に、位置ずれ量検出手段及び付着量演算手段はCPU49に、第1のパターンは直線パターン29BK_Y,29M_Y,29C_Y,29Y_Yに、第2のパターンは斜線パターン29BK_S,29M_S,29C_S,29Y_Sに、第1のパターンの副走査方向のパターン幅及び前記第2のパターンの−θ方向のパターン幅は符号33に、隣接する直線パターン間の間隔は符号34に、光ビームの照射範囲はスポット径32に、それぞれ対応する。
本発明によれば、付着量補正用パターンからの正反射光と拡散反射光が混在した反射光のS/N比が最も高くなるパターンのトナー付着量で位置ずれ補正用パターンを形成するので、カラーパターンの検出誤差を低減し、正確な位置ずれ補正を行うことが可能となり、拡散光の影響を受けにくいカラーパターンを使用して位置ずれ補正を行うことができる。
実施例1に係る画像形成装置の作像部の構成を示す概略構成図である。 露光器11の内部構造の概略を示す図である。 搬送ベルト上に形成されたパターンをTMセンサによって検出する検出構成を示す図である。 TMセンサ、位置ずれ補正用パターン、及び感光体ドラムの各々関係を示す作像部の概略斜視図である。 実施例1における位置ずれ補正用パターンの一例を示す図である。 図5の位置ずれ補正用パターンの検出原理を説明するための図である。 位置ずれ補正に必要な補正量を算出するための、検出されたデータの処理を行う位置ずれ補正回路の回路構成を示すブロック図である。 実施例1における左側及び右側付着量補正用パターン(第1の付着量補正用パターン)の一例を示す図である。 第1の付着量補正用パターンの正反射受光部による検出原理を示す図である。 実施例1及び2における位置ずれ補正の制御手順を示すフローチャートである。 実施例2における左側及び右側付着量補正用パターン(第2の付着量補正用パターン)の一例を示す図である。 実施例2における第2の付着量補正用パターンの正反射受光部による検出原理を示す図である。 実施例3に係る画像形成装置の作像部の概略構成を示す図である。
前述のように位置ずれ補正用のカラーパターンを検出する際、正反射光を受光するためのPDに正反射光と拡散反射光が混在した反射光が入射するので、低コストのTMセンサを使いこなし、コスト増大を防ぎつつカラーパターンを安定して検出するためには、拡散光の影響を受けにくいカラーパターンが必要になる。このためには正反射光と拡散反射光が混在した反射光のS/N比が最高になるトナー付着量で位置ずれ補正用パターンを形成すれば良い。通常トナー付着量を調整するためにはトナー付着量調整用パターンを作像し、検出する。トナー付着量調整用パターンは複数あるTMセンサの内、正反射光PDと拡散反射光PDを両方有するセンサ位置にのみ作像するが、さらに正反射光PDのみのTMセンサ位置にも第2のパターンを作像する。第2のパターンをLED照射光の強度を一定にして位置ずれ補正用パターンと同様に検出することによって、反射光のS/N比が最も高いトナー付着量がわかる。さらに、カラーパターンの副走査方向のパターン幅を正反射受光PDのスポット径と等しくすると、正反射光成分のS/N比を維持したまま拡散反射光成分の影響を小さくすることができる。
そこで、本実施形態では、トナー付着量補正用パターンの検出結果から位置ずれ補正用パターンを検出するときの反射光のS/N比が最も高いトナー付着量を算出してカラーパターンの検出誤差を低減し、正確な位置ずれ補正を行うことができるようにした。
以下、各実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は実施例1に係る画像形成装置の作像部の構成を示す概略構成図である。図1において、本実施例1における画像形成装置は、無端状移動手段である搬送ベルトに沿って各色の画像形成部が並べられた直接転写方式のタンデム型画像形成装置である。この画像形成装置は、給紙トレイ1と、露光器11と、作像部6と、搬送ベルト5と、転写器15と、定着器16とを備えている。
搬送ベルト5は、給紙トレイ1から給紙ローラ2と分離ローラ3とにより分離給紙される用紙(記録紙)4を静電吸着して搬送し、作像部6はブラック(BK)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びイエロー(Y)の4色の画像形成部(電子写真プロセス部)6BK、6M、6C、6Yを備え、搬送ベルト5の回転方向に沿って上流側から前記順序で配置されている。これら複数の画像形成部6BK、6M、6C、6Yは、形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。画像形成部6BKはブラックの画像を、画像形成部6Mはマゼンタの画像を、画像形成部6Cはシアンの画像を、画像形成部6Yはイエローの画像をそれぞれ形成する。
以下の説明では、各色共通の構成について色を示す添え字BK,M,C,Yを省略し、色毎の説明に代えて総括的に説明する。
搬送ベルト5は無端状のベルトからなり、駆動ローラ7と従動ローラ8と間に張設される。駆動ローラ7は、不図示の駆動モータにより回転駆動され、図示矢印方向に(図示反時計方向)に移動する。画像形成に際して、給紙トレイ1に収納された用紙4は最上位のものから順に送り出され、静電吸着作用により搬送ベルト5に吸着され、回転している搬送ベルト5により最初の画像形成部6BKに搬送され、ここで、ブラックのトナー画像が転写される。
画像形成部6は、感光体としての感光体ドラム9、この感光体ドラム9の外周に沿って配置された帯電器10、現像器12、転写器15、感光体クリーナ(図示せず)、除電器13等を備え、帯電器10と現像器12の間に露光器11から出射されたレーザ光14が照射される露光部14wが設けられている。露光器11は、各画像形成部6の感光体ドラム9の露光部14wに当該画像形成部6で形成される画像色に対応する露光ビームであるレーザ光14をそれぞれ照射する。また、転写器15は搬送ベルト5を介して感光体ドラム9に対向するように設けられている。
図2は露光器11の内部構造の概略を示す図である。各画像色の露光ビームであるレーザ光14BK、14M、14C、14Yはそれぞれ光源であるレーザーダイオード23BK、23M、23C、23Yから照射される。照射されたレーザ光は回転多面鏡22によって光学系24BK、24M、24C、24Yを経て、光路を調整された後、感光体ドラム9BK、9M、9C、9Yの表面へと走査される。回転多面鏡22は6面体のポリゴンミラーであり、回転をすることによってポリゴンミラー1面につき主走査方向1ライン分の露光ビームを走査する。光源の4個のレーザーダイオード24対して、ポリゴンミラー1つで走査を行う。レーザ光14は、レーザ光BK,14Mと、レーザ光14C,14Yの2色ずつの露光ビームに分けて回転多面鏡22の対向反射面を用いて走査を行うことによって、異なる4つの感光体ドラム9へと同時に露光することを可能としている。光学系24は反射光を等間隔に揃えるf-θレンズと、レーザ光を偏向する偏向ミラーで構成されている。
同期検知センサ25は主走査方向の画像領域外に配置され、1ラインの走査毎にレーザ光14BK、14Yを検出し、画像形成時の露光開始タイミングを調節する。同期検知センサ25は光学系24BK側に配置されているため、レーザ光14Yは同期検知用折り返しミラー24Y_D1、24Y_D2、24Y_D3を経由して同期検知センサ25に入射する。レーザ光14M,14Cは同期検知センサによる書出しタイミングの調節ができないため、マゼンタの露光開始タイミングはブラックの露光開始タイミングに、シアンの露光開始タイミングはイエローの露光開始タイミングに一致させて各色の画像位置を揃えている。
画像形成に際し、感光体ドラム9BKの外周面は、暗中にて帯電器10BKにより一様に帯電された後、露光器11からのブラック画像に対応したレーザ光14BKにより露光され、感光体ドラム9BK表面に静電潜像が形成される。現像器12BKは、この静電潜像にブラックトナーを付着させて顕像化する。これにより、感光体ドラム9BK上にブラックのトナー画像が形成される。
このトナー画像は、感光体ドラム9BKと搬送ベルト5上の用紙4とが接する位置(転写位置)で、転写器15BKの働きにより用紙4上に転写される。この転写により、用紙4上にブラックのトナーによる画像が形成される。トナー画像の転写が終了した感光体ドラム9BKは、外周面に残留した不要なトナーが感光体クリーナにより払拭された後、除電器13BKにより除電され、次の画像形成のために待機する。
以上のようにして、画像形成部6BKでブラックのトナー画像を転写された用紙4は、搬送ベルト5によって次の画像形成部6Mに搬送される。その間、画像形成部6M,6C,6Yにおいても、画像形成部6BKでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体ドラム9M,9C,9Y上にマゼンタ、シアン、イエローのトナー画像が転写器15における転写タイミングだけずれて形成され、そのトナー画像が用紙4上に形成されたブラックの画像に順次重畳されて転写される。こうして、用紙4上にフルカラーの画像が形成される。このフルカラーの重ね画像が形成された用紙4は、搬送ベルト5から剥離されて定着器16で画像が定着された後、画像形成装置の外部に排紙される。
以上のような構成のカラー画像形成装置では、感光体ドラム9BK、9M、9C、9Yの軸間距離の誤差、感光体ドラム9BK、9M、9C、9Yの平行度誤差、露光器11内で偏向ミラーの設置誤差、感光体ドラム9BK、9M、9C、9Yへの静電潜像の書き込みタイミング誤差等により、本来重ならなければならない位置に各色のトナー画像が重ならず、各色間で位置ずれが生ずることがある。こうした各色の位置ずれの成分としては、主にスキュー、副走査方向のレジストずれ、主走査方向の倍率誤差、主走査方向のレジストずれなどが知られている。
このようなずれを解消するため、各色のトナー画像の位置ずれを補正する必要がある。位置ずれ補正はBKの画像位置に対して、M、C、Yの3色の画像位置を合わせる形で行う。図1に示すように、画像形成部6Yの下流側に、搬送ベルト5に対向させてトナーパターンを検出する第1ないし第3のトナーマークセンサ(以下、TMセンサと称する)17,18,19が設けられている。TMセンサ17,18,19は反射型の光学センサであり、用紙4の搬送方向と直交する主走査方向に沿うように同一の基板上に支持されている。位置ずれ補正に必要な位置ずれ量の情報を算出するために、搬送ベルト5上に後述の図5に示すような位置ずれ補正用パターン29を作像し、TMセンサ17,18,19で各色の補正用パターン29を読み取り、各色間の位置ずれ量を検出する。位置ずれ補正用パターン29はTMセンサ17,18,19で検出された後、クリーニング部20で搬送ベルト5上から除去される。
図3はTMセンサ17,18,19を含む画像検出手段の拡大図、図4はTMセンサ17,18,19によってパターン検出を行うときの検出構成を示す図で、感光体9、搬送ベルト5、補正用パターン29、及びTMセンサ17,18,19の位置関係を示す。図3において、TMセンサ17,18,19はそれぞれ発光部26と、正反射受光部27と、拡散反射受光部28とを備える。発光部26からは搬送ベルト5上に形成された位置ずれ補正用パターン29に光ビーム26aが照射され、その正反射光成分と拡散反射光成分を含んだ反射光を正反射受光部27が受光し、TMセンサ17,18,19によって位置ずれ補正用パターン29が検出される。また、搬送ベルト5上に付着量補正用パターン30が作像され、TMセンサ17,18,19によって前記付着量補正用パターン30を検出することができる。付着量補正用パターンの検出時には正反射受光部27で正反射光成分と拡散反射光成分を含んだ反射光を受光し、拡散反射受光部28で拡散反射光を受光する。第1及び第3のTMセンサ17,19は、図4に示すように主走査方向の両端部に、第2のTMセンサ18は中央部に配置され、各々に対して位置ずれ補正用パターン列29a,29b,29cが形成される。また、中央の第2のTMセンサ18に対してのみ付着量補正用パターン30が形成される。そのため、両端の第1及び第3のTMセンサ17,19は拡散反射受光部28を備えなくても良い。なお、図4では、各色の各種色ずれ量を求めるために必要な最低限の一組のパターン列を示している。
図5に位置ずれ補正用パターン29の例を示す図である。位置ずれ補正用パターン29は、BK、M、C、Yの4色からなる直線パターン29BK_Y,29M_Y,29C_Y,29Y_Yと斜線パターン29BK_S,29M_S,29C_S,29Y_Sの計8本のパターン列をもって1組のパターン列としている。斜線パターン29BK_S,29M_S,29C_S,29Y_Sは全て右上り斜線(図において副走査方向に対して平面視右端が上位置に左端が下位置)である。このパターン列を第1ないし第3のTMセンサ17,18,19に対してそれぞれ作成し、さらに副走査方向に複数セット作成している。
加えて、位置ずれ補正用パターン29は、パターンの先頭に検出タイミング補正用パターン29BK_Dを備えている。TMセンサ17,18,19は、直線パターン29BK_Y,29M_Y,29C_Y,29Y_Yと斜線パターン29BK_S,29M_S,29C_S,29Y_Sを検出する直前に検出タイミング補正用パターン29BK_Dを検出することによって、パターンの作像(露光)開始から画像検出手段の位置に到達するまでの時間を検出し、理論値との誤差を算出し、補正することによって適切なタイミングで直線パターン29BK_Y,29M_Y,29C_Y,29Y_Yと斜線パターン29BK_S,29M_S,29C_S,29Y_Sを検出することができる。
図6は図5の位置ずれ補正用パターンの検出原理を説明するための図である。図6(a)は補正用パターン、照射光のスポット径、及び正反射受光部のスポット径との関係を示し、図6(b)は補正用パターンの受光信号の拡散光成分と正反射成分との関係の一例を示し、図6(c)は正反射受光部の出力信号と補正用パターンの中点を求める求め方を示している。
搬送ベルト5上には図5に示すようにBK,M,C,Y各色の補正用パターン29が形成されている。図6(a)では、本実施例1では、直線パターン29BK_Y,29M_Y,29C_Y,29Y_Yの副走査方向のパターン幅を符号33で、隣接する直線パターン29BK_Y,29M_Y間の間隔を符号34で、パターンを照射する発光部26のパターン位置におけるスポット径を符号32で、正反射部で検知されるスポット径を符号31で示している。
発光部26からは光ビーム26aが搬送ベルト5のパターンに照射される。正反射受光部27の出力信号は搬送ベルト5上からの反射光であり、正反射光成分と拡散反射光成分を含んでいる。そこで、このような関係の元で搬送ベルト5が移動すると、TMセンサ17,18,19の受光信号の拡散反射成分は図6(b)において符号36で示すように、また、正反射成分は符号37で示すような特性を示す。また、図6(c)において、符号35は正反射受光部27の出力信号を示す。図6(c)においては、グラフの縦軸は正反射受光部27の出力信号強度、横軸は時間を示している。後述するCPU49は、TMセンサ17,18,19の正反射受光部27の出力信号35の検出波形がスレッシュライン40と交差した位置をもって、パターンのエッジ41BK_1、41BK_2、41M,C,Y_1、41M,C,Y_2を検出したと判断する。さらに、これら2点のエッジの平均値を取って画像位置と判定する。正反射受光部27の出力信号強度、すなわち、反射光強度は、本実施例では、搬送ベルト5の表面からの反射光強度と最も濃度が高いパターンの反射光強度の中央値、すなわち、1/2の強度に設定し、当該反射光強度をスレッシュライン40として設定している。
図6(b)において、符号36は受光信号の拡散反射光成分である。拡散反射光成分は、搬送ベルト5の表面とBKの位置ずれ補正用パターン29BK_Yパターン上からは反射しないが、M,C,Yの位置ずれ補正用パターン29M,C,Y_Yパターン上から反射している。符号37は受光信号の正反射光成分である。正反射光成分は、搬送ベルト5の表面で強く反射し、位置ずれ補正用パターン29のパターン上からは色に拘わらず反射していない。
図6(c)の正反射受光部27の出力信号35から分かるようにカラーパターン検出時には正反射光成分に拡散反射光成分が重畳された反射光を検出することによってBKパターン検出時と比較してS/N比が低下している。このとき安定してパターンのエッジを検出するために、
・発光部26は光ビーム26aの強度を1回の位置ずれ補正や付着量補正の実行中は一定の値に保つ。
・さらに、照射光の強度は位置ずれ補正や付着量補正実行のたびに最適な値に調節する。・パターンが存在しないときに搬送ベルト5上に光ビーム26aを様々な強度で照射し、そのときの正反射受光部27の検出結果を用いて搬送ベルト5上からの正反射光レベルが狙いの値になるように光ビーム26aの照射強度を決定する。
・また、調整時間の短縮が必要になるときは、光ビーム26aの照射強度は固定値を使い続ける。
というように処理する。
図3に示すTMセンサ17,18,19は、発光部26と正反射受光部27のアライメントを調整することによって正確に位置ずれ補正用パターン29を検出することができる。このアライメントが機械的公差や取り付け誤差等によってずれたときに、図6(b)から分かるように各色の直線パターン29BK_Y,29M_Y,29C_Y,29Y_Yからの正反射光成分36波形と拡散反射光成分37波形のピーク位置がずれる。すなわち、正反射受光部27からの出力信号(正反射成分37波形)では、29BKパターンは実際のパターンの中点と出力信号のピーク位置が一致しているが、29M,C,Yパターンは実際のパターンの中点と出力信号(正反射成分37波形)のピーク位置が異なる。その結果、カラーパターンの検出位置に誤差が生じ、正確な位置を検出することができない。このカラーパターン検出時のS/N比低下及び検出誤差は直線パターン29BK_Y,29M_Y,29C_Y,29Y_Yよりも斜線パターン29BK_S,29M_S,29C_S,29Y_Sを検出したときに大きくなる。
また、図6(a)に示すように搬送ベルト5上にベルト傷や付着物といった外乱38が存在すると、この傷や付着物を位置ずれ補正用パターン29と誤検出してしまう場合がある。外乱38に光ビーム26aを照射すると、平滑な搬送ベルト5上と比較して正反射光の反射レベルが下がる(図6(b)参照)。この外乱38の反射レベルがスレッシュライン40より下がったとき、画像検出手段は外乱38を位置ずれ補正用パターン29を検出したと誤認識する。これを防ぐためには、位置ずれ補正用パターン29の検出時のS/N比を向上させ、スレッシュライン40を下げることが有効である。
よって安定して位置ずれ補正用パターンを検出するためには、カラーパターンの検出誤差の低減とS/N比向上が必要である。カラーパターンからの正反射光成分は、カラーパターンの副走査方向のパターン幅が正反射受光部27の受光スポット径31以上のときに搬送ベルト5上の反射レベルとの差が最大となる。また、拡散反射光成分は副走査方向のパターン幅が小さいほど、反射レベルが小さくなる。よって、カラーパターンの副走査方向のパターン幅が正反射受光部27の受光スポット径31と等しいときに、反射光の検出時のS/N比が最大となる。
そのため、位置ずれ補正用パターン(カラーパターン)29BK,M,C,Y_Yの副走査方向の線幅33は、正反射受光部27の受光スポット径31とほぼ同じ0.6mmとなっている。斜線の位置ずれ補正用パターン29BK,M,C,Y_Sの線幅の最短部分も0.6mmとなっている。さらに、照射光のスポット径32は約2mmである。照射光が2本のパターンに同時に照射され、2本のパターンから同時に拡散光が反射されると正常にパターンを検出することができない。これを防ぐために、位置ずれ補正用パターンの直線パターン29BK,M,C,Y_Yは、各パターン同士の間隔34が2mm以上となっている。斜線パターン29BK,M,C,Y_Sも、各パターン同士の間隔の最短部分が2mm以上となっている。
位置ずれ補正は、図5に示した位置ずれ補正用パターンを用い、TMセンサ17,18,19からの出力に基づいてCPU49が所定の演算処理を実行することにより行われる。すなわち、図5の位置ずれ補正用パターン29の検出結果から直線パターン29BK_Y,29M_Y,29C_Y,29Y_Yの画像位置を求め、CPU49が所定の演算処理を行うことによって副走査レジストのずれ量、スキューを求めることができる。さらに、直線パターン29BK_Y,29M_Y,29C_Y,29Y_Yの画像位置に加えて、斜線パターン29BK_S,29M_S,29C_S,29Y_Sの画像位置を求めてCPU49が所定の演算処理を行うと、主走査方向の倍率誤差、主走査方向のレジストずれ量が各々求められる。この結果をもとに位置ずれ補正が行われる。
スキューに関しては、例えば露光器11内の偏向ミラーあるいは露光器11自体をアクチュエータによって傾きを加えることによって補正することができる。副走査方向のレジストずれに対しては、例えばラインの書出しタイミング及びポリゴンミラーの面位相制御によって補正することができる。主走査方向の倍率誤差に関しては、例えば書き込み画周波数を変更することによって補正を行う。主走査方向のレジストずれに関しては、主走査ラインの書出しタイミングを変更することによって補正を行うことができる。
図7は、位置ずれ補正に必要な補正量を算出するための、検出されたデータの処理を行う位置ずれ補正回路の回路構成を示すブロック図である。同図において、位置ずれ補正回路は、制御回路CONTと検出回路SCTとからなり、検出回路SCTは制御回路CONTのI/Oポート47を介して制御回路CONTに接続されている。
検出回路SCTはTMセンサ17,18,19、増幅器42、フィルタ43、A/D変換部44、サンプリング制御45、FIFOメモリ46、及び発光量制御部52を備えている。制御回路CONTはCPU49にパス48を介してRAM50とROM51が接続され、また、I/Oポート47がバス48に接続されている。
このような制御構成では、TMセンサ17,18,19の正反射受光部27で得られた出力信号は、AMP42によって増幅され、フィルタ43によってライン検出の信号成分のみを通過させ、A/D変換器44によってアナログデータからデジタルデータに変換される。データのサンプリングは、サンプリング制御部45によって制御され、サンプリングされたデータはFIFOメモリ46に格納される。一組の位置ずれ補正用パターン29の検出が終了した後、格納されていたデータはI/Oポート47を介して、データバス48によりCPU49及びRAM50にロードされ、CPU49は所定の演算処理を行い、上述した各種ずれ量を求める。
ROM51には、上述した各種ずれ量を演算するためのプログラムをはじめ、本実施例における位置ずれ補正装置及び画像形成装置を制御するための各種プログラムが格納されている。また、CPU49は正反射受光部27からの検出信号を適当なタイミングでモニタしており、搬送ベルト5及び発光部26の劣化等が起こっても確実に検出ができるように発光量制御部52によって発光量を制御しており、正反射受光部27からの受光信号のレベルが常に一定になるようにしている。RAM51はCPU49がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する。このように、CPU49とROM51とが、画像形成装置全体の動作を制御する制御手段として機能する。
このように位置ずれ補正用パターン29を作像し、検出することによって各色間の位置ずれ補正を行い、高品質な画像を出力することができる。その際、色ずれをより低減し、高品質な画像を得るためにはカラーパターンの検出誤差とパターンの誤検出の低減が不可欠である。このために、本実施例では、カラーパターン(位置ずれ補正用パターン)からの拡散反射光成分の影響が最小となる位置ずれ補正用パターンの単位面積当りのトナー付着量を算出する。そのために、付着量補正用パターンを用いる。
画像形成装置では、濃度ムラのない高品質な画像を得るために各色のトナー画像を印画紙に転写する際に単位面積当りのトナー付着量を一定にする必要がある。そのために付着量を制御する現像バイアス電圧と露光ビーム光量を様々に変化させた各色の付着量補正用パターンを形成し、TMセンサ等の検出手段によって各色パターンの付着量を検出し、狙いの単位面積当りのトナー付着量を得るための現像バイアス電圧と露光ビーム光量を算出する付着量補正が一般的に行われている。この種の技術は、例えば特許第3667971号公報に記載されている。
この特許第3667971号公報に開示されたトナー付着量補正技術は、画像を光学的に読み取る画像読み取り手段と、該画像読み取り手段によって得られた画像データを出力画像データに変換する画像処理手段と、画像処理手段からの出力画像データに応じて像担持体に画像を書き込む画像書き込み手段と、像担持体に形成された静電潜像をトナーで現像する現像手段と、現像されたトナー像を転写体に転写し画像形成する画像出力手段と、内部的に所定のパターンを生成する内部パターン生成手段と、内部パターンを上記現像手段によって現像した後、現像された内部パターンのトナー付着量を発光素子と受光素子からなる光学的センサで検知するトナー付着量検知手段とを有する画像形成装置において、トナー付着量検知手段の検知結果を補正するトナー付着量補正動作を有し、補正動作が実行されると、まずトナー付着量が0のときのトナー付着量検知手段のセンサ出力の調整を行い、像担持体の地肌部に対するセンサ出力が所定のレベルになるように光学的センサの発光量を制御し、続いて内部パターンの作成を実行し、像担持体の非画像形成領域に内部パターンの書き込みを行い、内部パターンを現像手段のトナーによって現像した後、現像された内部パターンのトナー付着量をトナー付着量検知手段で検知してその検知結果を制御部のメモリに記憶するという動作をトナーの色数分繰り返し実行し、次いで内部パターンのトナー像を転写体に転写して出力し、内部パターンの出力画像を、画像読み取り手段によって読み取った後、画像処理手段によってトナー毎の濃度成分関連値を検出し、トナー毎の濃度成分関連値の検出結果に基づいて、トナー付着量検知手段での検知結果を補正するというものである。
トナー付着量補正制御については公知の技術が種々提案され、本実施例においても、同様のトナー付着量補正制御を実行するので、トナー付着量補正制御の詳細についてはここでは触れない。
図8は本実施例における付着量補正用パターン30の一例を示す図である。本実施例における付着量補正用パターン30は画像中央にあるTMセンサ18の位置で、付着量補正用パターン30BK_C1,C2,C3,C4、30Y_C1,C2,C3,C4、30M_C1,C2,C3,C4、30C_C1,C2,C3,C4を形成している。現像バイアス電圧とレーザ光14の光量をパターン毎に変化させることによって様々な付着量補正用パターン30が副走査方向に所定間隔で形成される。パターンは4色全てで同様に形成する。この付着量補正用パターン30からの反射光をTMセンサ18で検出し、画像形成装置はTMセンサ18の検出結果に基づいて付着量補正を行う。
付着量補正用パターン30はさらに画像端部にあるTMセンサ17、19の位置で左側及び右側付着量補正用パターン30BK_L1,L2,L3,L4、30Y_L1,L2,L3,L4、30M_L1,L2,L3,L4、30C_L1,L2,L3,L4と、30BK_R1,R2,R3,R4、30Y_R1,R2,R3,R4、30M_R1,R2,R3,R4、30C_R1,R2,R3,R4を形成している。前記左側及び右側付着量補正用パターン全く同じ条件で作像する。これらの左側及び右側付着量補正用パターンはTMセンサ17,19でそれぞれ検出される。なお、TMセンサ17,19は正反射受光部27のみを備えている。また、以下、左側付着量補正用パターンについては符号30Lで、右側付着量補正用パターンについては符号30Rで、中央の付着量補正用パターンについては符号30Cでそれぞれ総括的に示す。
図9は左側付着量補正用パターン30L、及び右側付着量補正用パターン30R(第1の付着量補正用パターン)の正反射受光部27による検出原理を示す図である。図9(a)は補正用パターン、照射光のスポット径、及び正反射受光部のスポット径との関係を示し、図9(b)は補正用パターンの受光信号の拡散光成分と正反射成分との関係の一例を示し、図9(c)は正反射受光部の出力信号と補正用パターンのエッジを求める求め方を示している。なお、図9において、図6に示したものと同等のものには同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図9(a)に示すように左側及び右側付着量補正用パターン30L,30Rは副走査方向の線幅53が照射光のスポット径32より大きく、また、搬送ベルト5の進行方向54に対して下流側が単位面積当りの付着量が濃くなるように現像バイアス電圧と露光ビーム光量が調節されている。図9(c)において、符号35はTMセンサ17,19の正反射受光部27が左側及び右側付着量補正用パターン(ブラック)30BK_L,30BK_Rを検出したときの出力信号である。CPU49は、第1及び第3のTMセンサ17、19の検出出力に対して第1ないし第3の複数のスレッシュライン40_1、40_2、40_3を設定する。そして、CPU49は、第1のスレッシュライン40_1を用いてパターンのエッジ41BK_3、41BK_4、41BK_5、41BK_6を検出したと判断し、第2のスレッシュライン40_2を用いてパターンのエッジ41BK_5’、41BK_6’を検出したと判断する。
図9(b)において符号36は受光信号の拡散反射光成分である。拡散反射光成分36は、搬送ベルト5の表面と30BKパターンからは反射が少ないが、30M,C,Yパターンからは反射している。符号37は受光信号の正反射光成分である。正反射光成分37は、搬送ベルト5の表面から強く反射し、付着量補正用パターン30からは付着量に反比例して反射強度が低下している。本実施例では、複数のスレッシュライン40_1、40_2、40_3と検出波形が交差した位置をもって、パターンのエッジ41BK_3、41BK_4、41BK_5、41BK_6を検出したと判断する。なお、複数のスレッシュライン40_1、40_2、40_3は、例えば図6(c)で設定したスレッシュライン40を基準のスレッシュライン40_1として、これより反射強度を小さいスレッシュライン40_2、40_3を所定強度間隔で任意に設定する。
本実施例1における位置ずれ補正用パターン29の現像バイアス電圧と露光ビーム光量は、左側及び右側の付着量補正用パターン30L,30Rにおいて、複数のスレッシュライン40_1、40_2、40_3で検出することができたエッジの数が最も多かった付着量補正用パターンと一致する現像バイアス電圧αと露光ビーム光量βを用いる。図9(c)では、エッジ41BK_5,41BK_6,41BK_5’,41BK_6’で示される4本のエッジ数を検出できたパターンが位置ずれ補正用パターン29の付着量の条件となる。すなわち、図9では3番目のパターンのトナー付着量で位置ずれ補正用パターン29を作成する。
なお、最大検出スレッシュ数が同じであったときは、最も単位面積当りの付着量が小さい付着量補正用パターンと一致する現像バイアス電圧αと露光ビーム光量βを用いる。
また、スレッシュラインを用いずに、A/D変換器44によって変換されたデジタルデータをサンプリングし、最も出力強度が落ち込んだ付着量補正用パターンと一致する現像バイアス電圧αと露光ビーム光量βを採用しても良い。
このように本実施例1における位置ずれ補正用パターン29は、左側及び右側の付着量補正用パターン30L,30Rの検出結果に基づいて、TMセンサ17,18,19による検出誤差を最小にし、S/N比を最大にする条件で作像する。その結果、カラーパターンの検出誤差と、パターンの誤検出が低減し、高精度な色ずれ量の検出を安定して行うことができる。よって、より色ずれを低減した高品質な画像を出力することが可能になる。
また、BKの直線及び斜線パターン29BK_Y,Sは、M,C,Yの直線及び斜線パターン29M,C,Y_Y,Sと比較して元々拡散反射光の影響が存在せず、S/N比が高い。そのため、処理の簡略化のためにBKの直線及び斜線パターン29BK_Y,Sの現像バイアス電圧と露光ビーム光量は印刷画像の作像時と同じ設定値を使用しても良い。
さらに位置ずれ補正実行時に検出した位置ずれ補正用パターン29のパターン数が規定のパターン数より少なかったときは、左側及び右側の付着量補正用パターン30L,30Rを用いた付着量補正時に算出エラーが発生したと判断し、次回の位置ずれ補正用パターン29は画像出力時と同等の付着量になるように現像バイアス電圧と露光ビーム光量を設定する。また、画像出力時と同等の付着量で実行した位置ずれ補正実行時において位置ずれ補正用パターン29の規定のパターン数を検出できなかったときは、付着量制御部以外に異常が発生していると判断し、次回の位置ずれ補正は条件を変更せずに実行する。
図10は実施例1における位置ずれ補正の制御手順を示すフローチャートである。この制御はROM51に格納されているプログラムにしたがってCPU49が実行する。
同図において、まず、CPU49はRAM50が位置ずれ補正用パターン29用の現像バイアス電圧αと露光ビーム光量βの値を保持しているかを判定する(ステップS101)。保持している場合はステップS102からステップS109までの処理を実行し、保持していない場合はステップS110からステップS115間での処理を実行する。
そこで、RAM50が位置ずれ補正用パターン29用の現像バイアス電圧αと露光ビーム光量βの値を保持していると判定した場合(ステップS101−YES)、位置ずれ補正の実行条件に達しているかどうかを確認し(ステップS102)、実行条件に達している場合には、画像形成装置の現像バイアス電圧をαに、露光ビーム光量をβに設定して(ステップS103)図5に示した位置ずれ補正用パターン29を形成し、当該パターンを使用した位置ずれ補正を実行する(ステップS104)。位置ずれ補正の実行条件とは、付着量の低下と関係なく、通常の作像プロセスにおいて予め設定されている条件で、例えば作像回数、連続駆動時間などから設定されたものである。
位置ずれ補正の実行過程で、TMセンサ17,18,19で検出した位置ずれ補正用パターン29のパターン数を計測し、規定値と比較する(ステップS105)。そして、パターン数が規定値より少ない場合、RAM50から現像バイアス電圧α、露光ビーム光量βのデータを破棄し(ステップS106)、位置ずれ補正制御を終了する場合には(ステップS116−YES)、そのまま終了し、継続する場合には(ステップS116−NO)、ステップS101に戻って以降の処理を繰り返す。
一方、ステップS105で位置ずれ補正パターンの検出数が規定値以上である場合、図8に示す付着量補正の実行条件に達したか否かを判定する(ステップS107)。この判定で、付着量補正の実行条件に達している場合は、図8に示した付着量補正用パターン30を形成し、当該パターンを用いた付着量補正を実行する(ステップS108)。次いで、第1及び第3のTMセンサ17,19で検出した付着量補正用パターン30L,30Rの検出結果から、現像バイアス電圧αと露光ビーム光量βを算出し、算出結果をRAM50に保存する(ステップS109)。そして、位置ずれ補正制御を終了する場合には(ステップS116−YES)、そのまま終了し、継続する場合には(ステップS116−NO)、ステップS101に戻って以降の処理を繰り返す。
また、前記ステップS101でRAM50が位置ずれ補正用パターン29用の現像バイアス電圧αと露光ビーム光量βの値を保持していないと判定された場合、位置ずれ補正の実行条件に達しているかどうかを確認し(ステップS110)、実行条件に達している場合には、画像形成装置の現像バイアス電圧と露光ビーム光量を印刷時と同等に設定する(ステップS111)。次いで、印刷時の現像バイアス電圧と露光ビーム光量で図5に示した位置ずれ補正用パターン29を形成し、当該パターンを用いた位置ずれ補正を実行する(ステップS112)。その後、付着量補正の実行条件に達したかを判定し、実行条件に達している場合は(ステップS113−YES)、図8に示した付着量パターン30を形成し、当該パターンを用いた付着量補正を実行する(ステップS114)。
付着量補正実行後、第1及び第3のTMセンサ17,19で検出した付着量補正用パターン30L,30Rの検出結果から、現像バイアス電圧αと露光ビーム光量βを算出し、算出結果をRAM50に保存する(ステップS115)。そして、そして、位置ずれ補正制御を終了する場合には(ステップS116−YES)、そのまま終了し、継続する場合には(ステップS116−NO)、ステップS101に戻って以降の処理を繰り返す。
本実施例2は実施例1に対してさらに位置ずれ補正用パターンの検出誤差の低減とS/N比の向上を意図した付着量補正用パターン30を使用して位置ずれ補正を行う例である。
図11は、図8に示したものよりもさらに位置ずれ補正用パターンのトナー付着量を低減可能な付着量補正用パターン30(第2の付着量補正用パターン)を示す図である。このパターンは、左側及び右側の付着量補正用パターン30L’,30R’を、図5及び図6に示した直線パターン29BK_Y,29M_Y,29C_Y,29Y_Yと同様の形状としたものである。すなわち、左側及び右側の付着量補正用パターン30L’,30R’の副走査方向の線幅33は正反射受光部27の受光スポット径31とほぼ同じ0.6mmとなっている。また、付着量補正用パターン30同士の間隔55が照射光のスポット径32である2mm以上となっている。
これは、TMセンサ17,19スポット径が2mm以上、受光スポット径がほぼ0.6mmであることからカラーパターン検出時のS/N比向上と検出誤差の低減を目的として、位置ずれ補正用パターンの29BK,M,C,Y_Yパターンの副走査方向の線幅33は正反射受光部27の受光スポット径31とほぼ同じ0.6mmとなっている。これにより、図8で示した左側及び右側の付着量補正用パターン30L,30Rで懸念されていた検出信号のS/N比の悪化を解消することができる。
図12は、図11に示した左側付着量補正用パターン30L、及び右側付着量補正用パターン30Rの正反射受光部27による検出原理を示す図である。図12において、同図(a)は補正用パターン、照射光のスポット径、及び正反射受光部のスポット径との関係を示し、同図(b)は補正用パターンの受光信号の拡散光成分と正反射成分との関係の一例を示し、同図(c)は正反射受光部の出力信号と補正用パターンのエッジを求める求め方を示している。図12においても、図9に示したものと同等のものには、同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図12(c)において、符号35は第1及び第3のTMセンサ17、19の正反射受光部27が左側及び右側付着量補正用パターン(ブラック)30BK_L,30BK_Rを検出したときの出力信号である。CPU49は、第1及び第3のTMセンサ17、19の検出出力に対して第1ないし第3の複数のスレッシュライン40_1、40_2、40_3を設定する。第1のスレッシュライン40_1を用いてパターンのエッジ41BK_1、41BK_2、41BK_3、41BK_4、41BK_5、41BK_6を検出したと判断し、第2のスレッシュライン40_2を用いてパターンのエッジ41BK_3’、41BK_4’、41BK_5’、41BK_6’を検出したと判断し、第3のスレッシュライン40_3を用いてパターンのエッジ41BK_5’’、41BK_6’’を検出したと判断する。
本実施例では、位置ずれ補正用パターン29の現像バイアス電圧と露光ビーム光量は、左側及び右側付着量補正用パターン30L’,30R’において、複数のスレッシュライン40で検出することができたエッジの数が最も多かった付着量補正用パターンと一致する現像バイアス電圧αと露光ビーム光量βを用いる。図12(c)では、エッジ41BK_5,41BK_6,41BK_5’,41BK_6’,41BK_5’’,41BK_6’’と6本のエッジ数を検出できたパターンが位置ずれ補正用パターン29の付着量の条件となる。すなわち、図12では3番目のパターンのトナー付着量で位置ずれ補正用パターン29を作成する。
なお、最大検出スレッシュ数が同じであったときは、最も単位面積当りの付着量が小さい付着量補正用パターンと一致する現像バイアス電圧αと露光ビーム光量βを用いる。
また、本実施例2における位置ずれ補正制御の制御手順は図10のフローチャートと同等である。ただし、ステップS108及びS114の付着量補正は図11に示した付着量補正パターン30’を使用して実行される。
その他、特に説明しない各部は同等に構成され、同等に機能する。
図14は実施例3に係る画像形成装置の作像部の概略構成を示す図である。本実施例3に係る画像形成装置は、間接転写方式のタンデム型画像形成装置であり、実施例1における直接転写方式の搬送ベルトに代えて中間転写ベルトとし、中間転写ベルトに1次転写され、4色重畳された画像を用紙に一括して2次転写することにより用紙上にフルカラーの画像を形成する。
すなわち、図1に図示した画像形成装置に対して、転写ベルト5を中間転写ベルト5aとし、無端状の中間転写ベルト5aが前記従動ローラ8に巻回されている位置に、図示しない2次転写ローラなどを配置して2次転写位置21とし、この位置に用紙4を送り込むようにした点、クリーニング部20が2次転写位置21より中間転写ベルト5aの搬送方向の下流側に位置している点が実施例1の画像形成装置と異なるだけで、他の各部は同一である。
このように構成された間接転写方式のタンデム型画像形成装置では、画像形成に際し、作像部6で各色のトナー画像が感光体ドラム9BK、9M、9C、9Yと中間転写ベルト5とが接する位置(1次転写位置)で、転写器15BK、15M、15C、15Yの働きにより中間転写ベルト5a上に転写され、中間転写ベルト5a上に各色のトナー画像が重畳されたフルカラー画像が形成される。
一方、給紙トレイ1に収納された用紙4は最も上のものから順に送り出され、中間転写ベルト5と用紙4とが接する前記2次転写位置21で、転写バイアスが印加され、中間転写ベルト5aのフルカラーのトナー画像が用紙4上に転写される。
その他の各部は実施例1に示した直接転写方式のタンデム型画像形成装置と同等に構成され同等に機能する。また、本実施例3においても、実施例1の図5に示した位置ずれ補正用パターン29を使用した位置ずれ補正制御、図8に示した付着量補正パターン30を使用したトナー付着量補正制御、あるいは実施例2の図11に示した付着量補正パターン30’を使用したトナー付着量補正制御が実行される。
また、前記CPU49で実行するプログラムは、記録媒体を利用することに流通過程で取引することも可能である。記録媒体としては、例えば、FD、CD−ROM(R、RW)、DVD−ROM(R、RW)、MO、MD、磁気テープ、サーバのハードディスク等が該当する。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが対象となる。
本発明は、複数色を重ねあわせて可視画像を得る装置、及び複数色を重ねあわせて可視画像を得る際に行われる画像位置の位置ずれ補正機能を有する装置全般に適用可能である。
4 用紙
5 搬送ベルト
5a 中間転写ベルト
6 作像部
9 感光体ドラム
10 帯電器
12 現像器
13 感光体クリーナ
15 転写器
17,18,19 TMセンサ
26 発光部
26a 光ビーム
27 正反射受光部
28 拡散反射受光部
29 位置ずれ補正用パターン
30,30L,30R,30L’,30R’ 付着量補正用パターン
35 正反射受光部の出力信号
36 受光信号の拡散反射成分
37 受光信号の正反射成分
40、40_1,40_2,40_3 スレッシュライン
49 CPU
特許第2858735号公報 特許第2642351号公報 特開2008−077066号公報 特開2007−121414号公報

Claims (20)

  1. 複数の像担持体が無端状搬送体の移動方向に沿って並設され、各々の像担持体に対して電子写真工程により異なる色の画像を形成し、前記無端状搬送体に転写する複数の作像手段と、
    前記無端状搬送体に前記作像手段によって位置ずれ補正用パターンと付着量補正用パターンを形成するパターン形成手段と、
    前記無端状搬送体上に形成された前記パターンに光ビームを照射し、当該パターンからの正反射光と拡散反射光を検出するパターン検出手段と、
    前記パターン検出手段による前記位置ずれ補正用パターンの検出結果に基づいて前記無端状搬送体上の画像の位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出手段と、
    を備えた画像形成装置であって、
    前記パターン形成手段は、前記パターン検出手段によって検出される前記付着量補正用パターンからの正反射光と拡散反射光が混在した反射光のS/N比が最も高いパターンのトナー付着量で位置ずれ補正用パターンを形成すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記パターン検出手段による前記付着量補正用パターンの検出結果に基づいて当該パターンのトナー付着量を演算する付着量演算手段をさらに備え、
    前記パターン検出手段が、前記位置ずれ補正用パターンに所定の照射強度で光ビームを照射したときの正反射光変化量が所定のレベルであるときに前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断し、
    前記付着量演算手段は、前記パターン検出手段により検出した前記付着量補正用パターンからの前記正反射光と前記拡散反射光の検出結果に基づいて、印刷時の画像形成に必要な第1の付着量で作像するための第1の現像バイアス電圧と第1の露光量を演算するとともに、前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断したときの光ビームの照射強度で前記付着量補正用パターンに照射したときの当該パターンからの正反射光の変化量が最も大きい付着量である第2の付着量で作像するための第2の現像バイアス電圧と第2の露光量を演算し、
    前記作像手段は、前記付着量演算手段によって演算された第2の現像バイアス電圧と第2の露光量で前記位置ずれ補正用パターンを作像すること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置であって、
    前記付着量補正用パターンは前記像担持体への書き込み露光量と、露光により形成される潜像を現像する際に印加する現像バイアス電圧を変化させ、前記無端状搬送体上の単位面積当りのトナー付着量を変化させて形成されていること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記位置ずれ補正用パターンは主走査方向に延びる第1のパターン及び副走査方向に傾斜角θをもつ方向に延びる第2のパターンを備え、
    前記第1のパターンの副走査方向のパターン幅と前記第2のパターンのθ±90°のパターン幅は、前記パターン検出手段が正反射光を受光する受光領域に等しいこと
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記位置ずれ補正用パターンは主走査方向に延びる第1のパターン及び副走査方向に傾斜角θをもつ方向に延びる第2のパターンを備え、
    前記第1のパターンのパターン同士の副走査方向の間隔と、前記第2のパターンのパターン同士のθ±90°方向の間隔は、前記パターン検出手段によって照射される光ビームの照射範囲より大きいこと
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4又は5記載の画像形成装置であって、
    前記傾斜角θが45°であること
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記付着量補正用パターンは、前記第1の現像バイアス電圧と前記第1の露光量を算出するための第1の付着量補正用パターン、及び前記第2の現像バイアス電圧と前記第2の露光量を算出するための第2の付着量補正用パターンからなり、
    前記第1及び第2の付着量補正用パターンが主走査方向に並列に配置されること
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7記載の画像形成装置であって、
    前記第1の付着量補正用パターンと前記第2の付着量補正用パターンは同形状であること
    を特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8記載の画像形成装置であって、
    前記第1の付着量補正用パターンと前記第2の付着量補正用パターンの副走査方向のパターン幅は、前記パターン検出手段で照射される光ビームの照射範囲より大きいこと
    を特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項7記載の画像形成装置であって、
    前記第2の付着量補正用パターンの副走査方向のパターン幅は前記位置ずれ補正用パターンの副走査方向のパターン幅に等しいこと
    を特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項10記載の画像形成装置であって、
    前記第2の付着量補正用パターンのパターン同士の副走査方向の間隔は、前記パターン検出手段で照射される光ビームの照射範囲より大きいこと
    を特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記パターン検出手段は、トナー付着物がない状態の前記無端状搬送体上に光ビームを照射したときの正反射光強度が一定になるように、前記照射強度を決定すること
    を特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記照射強度は固定値であること
    を特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項1ないし13のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記作像手段は、前記第1の現像バイアス電圧と前記第1の露光量で前記位置ずれ補正用パターンのBkパターンを作像すること
    を特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項1ないし14のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記第2の現像バイアス電圧と前記第2の露光量で作像された前記位置ずれ補正用パターンに前記照射強度で光ビームを照射したときの前記正反射光変化量が、前記所定のレベルより小さいときに、前記第2の現像バイアス電圧を前記第1の現像バイアス電圧と等しくし、前記第2の露光量を前記第1の露光量と等しくすること
    を特徴とする画像形成装置。
  16. 複数の像担持体が無端状搬送体の移動方向に沿って並設され、各々の像担持体に対して電子写真工程により異なる色の画像を形成し、前記無端状搬送体に転写する複数の作像手段と、
    前記無端状搬送体に前記作像手段によって位置ずれ補正用パターンと付着量補正用パターンを形成するパターン形成工程と、
    前記無端状搬送体上に形成された前記パターンに光ビームを照射し、当該パターンからの正反射光と拡散反射光を検出するパターン検出工程と、
    前記パターン検出手段による前記位置ずれ補正用パターンの検出結果に基づいて前記無端状搬送体上の画像の位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出工程と、
    前記パターン検出手段による前記付着量補正用パターンの検出結果に基づいて当該パターンのトナー付着量を演算する付着量演算工程と、
    を備えた画像形成装置における位置ずれ補正方法であって、
    前記パターン検出工程では、前記位置ずれ補正用パターンに所定の照射強度で光ビームを照射したときの正反射光変化量が所定のレベルであるときに前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断し、
    前記付着量演算工程では、前記パターン検出手段により検出した前記付着量補正用パターンからの前記正反射光と前記拡散反射光の検出結果に基づいて、印刷時の画像形成に必要な第1の付着量で作像するための第1の現像バイアス電圧と第1の露光量を演算するとともに、前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断したときの光ビームの照射強度で前記付着量補正用パターンに照射したときの当該パターンからの正反射光の変化量が最も大きい付着量である第2の付着量で作像するための第2の現像バイアス電圧と第2の露光量を演算し、
    前記作像工程では、前記付着量演算手段によって演算された第2の現像バイアス電圧と第2の露光量で前記位置ずれ補正用パターンを作像すること
    を特徴とする画像形成装置の位置ずれ補正方法。
  17. 請求項16記載の画像形成装置の位置ずれ補正方法であって、
    前記付着量補正用パターンは前記像担持体への書き込み露光量と、露光により形成される潜像を現像する際に印加する現像バイアス電圧を変化させ、前記無端状搬送体上の単位面積当りのトナー付着量を変化させて形成されていること
    を特徴とする画像形成装置の位置ずれ補正方法。
  18. 複数の像担持体が無端状搬送体の移動方向に沿って並設され、各々の像担持体に対して電子写真工程により異なる色の画像を形成し、前記無端状搬送体に転写する作像手段と、この作像手段によって作像された各色の画像を重畳して記録媒体にカラー画像を形成する際の各色の画像の位置ずれの補正をコンピュータによって実行するための画像形成装置の位置ずれ補正プログラムであって、
    前記無端状搬送体に前記作像手段によって位置ずれ補正用パターンと付着量補正用パターンを形成するパターン形成手順と、
    前記無端状搬送体上に形成された前記パターンに光ビームを照射し、当該パターンからの正反射光と拡散反射光を検出するパターン検出手順と、
    前記パターン検出手順で検出された前記位置ずれ補正用パターンの検出結果に基づいて前記無端状搬送体上の画像の位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出手順と、
    前記パターン検出手段による前記付着量補正用パターンの検出結果に基づいて当該パターンのトナー付着量を演算する付着量演算手順と、
    を備え、
    前記パターン検出手順では、前記位置ずれ補正用パターンに所定の照射強度で光ビームを照射したときの正反射光変化量が所定のレベルであるときに前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断し、
    前記付着量演算手順では、前記パターン検出手順で検出した前記付着量補正用パターンからの前記正反射光と前記拡散反射光の検出結果に基づいて、印刷時の画像形成に必要な第1の付着量で作像するための第1の現像バイアス電圧と第1の露光量を演算するとともに、前記位置ずれ補正用パターンを検出したと判断したときの光ビームの照射強度で前記付着量補正用パターンに照射したときの当該パターンからの正反射光の変化量が最も大きい付着量である第2の付着量で作像するための第2の現像バイアス電圧と第2の露光量を演算し、
    前記作像手順では、前記付着量演算手順で演算された第2の現像バイアス電圧と第2の露光量で前記位置ずれ補正用パターンを作像すること
    を特徴とする画像形成装置の位置ずれ補正プログラム。
  19. 請求項18記載の画像形成装置の位置ずれ補正プログラムであって、
    前記付着量補正用パターンは前記像担持体への書き込み露光量と、露光により形成される潜像を現像する際に印加する現像バイアス電圧を変化させ、前記無端状搬送体上の単位面積当りのトナー付着量を変化させて形成されていること
    を特徴とする画像形成装置の位置ずれ補正プログラム。
  20. 請求項18又は19に記載の位置ずれ補正プログラムが、コンピュータによって読み取られ、実行可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
JP2009024048A 2009-02-04 2009-02-04 画像形成装置、位置ずれ補正方法、位置ずれ補正プログラム、及び記録媒体 Expired - Fee Related JP5267179B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009024048A JP5267179B2 (ja) 2009-02-04 2009-02-04 画像形成装置、位置ずれ補正方法、位置ずれ補正プログラム、及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009024048A JP5267179B2 (ja) 2009-02-04 2009-02-04 画像形成装置、位置ずれ補正方法、位置ずれ補正プログラム、及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010181570A true JP2010181570A (ja) 2010-08-19
JP5267179B2 JP5267179B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=42763159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009024048A Expired - Fee Related JP5267179B2 (ja) 2009-02-04 2009-02-04 画像形成装置、位置ずれ補正方法、位置ずれ補正プログラム、及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5267179B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080089706A1 (en) * 2006-10-12 2008-04-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8471881B2 (en) 2010-03-17 2013-06-25 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming method using the apparatus
JP2013195654A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の位置ずれ補正方法
JP2014160100A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Canon Inc 画像形成装置
US9933722B2 (en) 2015-06-29 2018-04-03 Ricoh Company, Ltd. Image forming method and image forming apparatus for forming an image by setting various pixels of an exposure pattern as a non-exposure pixel group or a high-output exposure pixel group
CN110824875A (zh) * 2018-08-14 2020-02-21 佳能株式会社 图像形成装置

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005077685A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Ricoh Co Ltd 粉体付着量変換方法、粉体付着量検出装置および画像形成装置
JP2005134778A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2006145679A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法
JP2006251686A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2007025315A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラー画像形成装置
JP2007256522A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法
JP2008026639A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Fuji Xerox Co Ltd カラー画像形成装置
JP2008040454A (ja) * 2006-07-12 2008-02-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2008225163A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Ricoh Co Ltd カラー位置ずれ補正方法
JP2008261932A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Canon Inc カラー画像形成装置及びその制御方法
JP2009015349A (ja) * 2002-06-06 2009-01-22 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成方法
JP2010175833A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009015349A (ja) * 2002-06-06 2009-01-22 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成方法
JP2005077685A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Ricoh Co Ltd 粉体付着量変換方法、粉体付着量検出装置および画像形成装置
JP2005134778A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2006145679A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法
JP2006251686A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2007025315A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラー画像形成装置
JP2007256522A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法
JP2008040454A (ja) * 2006-07-12 2008-02-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2008026639A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Fuji Xerox Co Ltd カラー画像形成装置
JP2008225163A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Ricoh Co Ltd カラー位置ずれ補正方法
JP2008261932A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Canon Inc カラー画像形成装置及びその制御方法
JP2010175833A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080089706A1 (en) * 2006-10-12 2008-04-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8565634B2 (en) * 2006-10-12 2013-10-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8471881B2 (en) 2010-03-17 2013-06-25 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming method using the apparatus
US8803935B2 (en) 2010-03-17 2014-08-12 Ricoh Company, Ltd. Image forming method
JP2013195654A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の位置ずれ補正方法
JP2014160100A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Canon Inc 画像形成装置
US9933722B2 (en) 2015-06-29 2018-04-03 Ricoh Company, Ltd. Image forming method and image forming apparatus for forming an image by setting various pixels of an exposure pattern as a non-exposure pixel group or a high-output exposure pixel group
CN110824875A (zh) * 2018-08-14 2020-02-21 佳能株式会社 图像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5267179B2 (ja) 2013-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5434694B2 (ja) 位置ずれ補正方法及び位置ずれ補正装置、並びにそれを用いた画像形成装置
JP5381187B2 (ja) 画像形成装置
JP5593747B2 (ja) 画像形成装置及びクリーニング時間最適化制御プログラム
JP2009205147A (ja) 位置ずれ量検出装置、位置ずれ量検出方法および位置ずれ量検出プログラム
JP2011022172A (ja) 画像形成装置
US8363081B2 (en) Image forming apparatus for correcting sub-scanning misalignment of beams on a photoconductor
JP5376106B2 (ja) カラー位置ずれ検知装置
JP5267179B2 (ja) 画像形成装置、位置ずれ補正方法、位置ずれ補正プログラム、及び記録媒体
JP5747436B2 (ja) 位置ずれ補正装置及び画像形成装置
JP2008225163A5 (ja)
JP5772335B2 (ja) 画像形成装置及び方法及びプログラム並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP5262766B2 (ja) 画像形成装置
KR101678260B1 (ko) 화상 형성 장치
JP2010217562A (ja) 画像形成装置、位置ずれ補正方法、及び位置ずれ補正プログラム
JP2009139575A (ja) 光量検出装置、色ずれ量検出装置、及び画像濃度検出装置
JP5206339B2 (ja) 位置ずれ量検出装置、位置ずれ量検出方法、位置ずれ量検出プログラム
JP5365439B2 (ja) 画像形成装置、および色ずれ補正方法
JP5493563B2 (ja) トナー位置検出手段及び画像形成装置
JP2014021242A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
EP1988428B1 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP5515548B2 (ja) 画像形成装置、異常検知方法、異常検知制御プログラム、及び記録媒体
JP5919922B2 (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の位置ずれ補正方法
JP6127418B2 (ja) 画像形成装置、画質調整方法及びプログラム
JP2010217728A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2005309310A (ja) カラー画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130321

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130321

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130422

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5267179

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees