JP2008040454A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一つの発光部51と二つの受光部を備え、第1の受光部62は正反射を受光する位置に配置され、第2の受光部63は拡散光を受光する位置に配置され、かつ、前記発光部から照射された光と像担持体105面からの正反射光との光軸を含む面が像担持体の進行方向64と平行になるように発光部と第1の受光部が配置され、かつ第2の受光部は、前記発光部と正反射光との光軸を含む面にないこととした。
【選択図】図29
Description
例えば、A4縦通紙の場合に中間転写ベルト上の軸方向に余白ができるので、その部位にテストパターンを形成する。しかし、A4横通紙等、軸方向いっぱいに画像領域を使用するモードでは余白がないのでテストパターンの形成が不可能である。
従来、濃度検知方法としては、主に以下の方法が知られている。
(1)正反射受光タイプ
(2)拡散反射受光タイプ
(3)正反射+拡散反射受光タイプ
これらの濃度検知方法は、それぞれテストパターンとして像担持体上に形成されたトナー部と像担持体部の反射特性の違いを利用して、濃度検知を行うが、(1)のタイプは、高付着部に対して、感度がなく、(2)のタイプは取り付けばらつき等の影響で感度が変化した場合、補正ができないため、校正板を用いるか、取り付け精度を上げるなどが必要となり、(3)のタイプは拡散受光部の感度変化を正反射受光素子の出力で補正するものであり(例えば、特許文献2、3参照)、高感度と高精度の両立が可能である。
一方、像担持体上のトナー部を検知する検知部では(イ)図22に示したようにセンサーS1で、ベルト状の像担持体B1を支持したローラR上を検知するタイプや(ロ)図23に示したようにローラRの近傍を検知するタイプ、(ハ)図24に示したように像担持体B1の裏面に平板1を配置したもの等が提案されている。
図22に示した(イ)のように、ローラR上で検知する場合は、ローラ偏心等の影響を受け、センサーS1に対する検知面の距離や角度ばらつきが生じる。同様に図23に示した(ロ)のようにローラ近傍にセンサーS1を配置した場合や、図24に示した(ハ)のように像担持体の裏面に平板を配置したものであってもそれぞれ図示したようにセンサーS1と検知面の距離や角度ばらつきが生じ、これを完全に排除することは困難である。もしセンサーと検知面の距離や角度ばらつきが生じると、濃度検知を行う際に正しい出力を読み取れないため、正確な濃度検知ができない。
図22乃至図24に示したように、像担持体105の面が変動する方向は、矢印64で示したその進行方向を含みかつ、像担持体105の面に垂直な仮想平面内で振れる傾向がある。
像担持体105について、このような変動があると正しい濃度検知が行えない理由を述べる。
図4、図25はセンサーとセンサーの検知面を正面から見た図である。センサー109(P/TMセンサーとも後述する。)はセンサーケースに狭義のセンサーである以下の素子類を納めている。発光素子602(赤外光LEDとも後述する。)、正反射受光素子603、拡散反射受光素子604などを備えている。符号605はレンズ、符号105は中間転写ベルトなどの像担持体、符号107はトナーをそれぞれ表す。また図4は検知面の角度が変化していない場合、図25は検知面の角度が図4の状態に比べて右上がりに変化した結果、正反射光が正反射受光素子603からずれた場合を表す。
図25のように検知面の角度変化が生じると、発光素子602から照射された光の正反射受光素子603への光の入射量が変化する。これを時間の推移で表すと、図26のようになる。図26において、(a)部はセンサーと検知面の角度が変化した時の像担持体表面の出力部、(b)部は濃度の異なるテストパターン(c)、(d)、(e)部の出力を示している。
正反射部の出力は、像担持体上の出力(Vsg)とテストパターン部の出力(Vsp_n)で正規化するのが一般的である。この正規化を行うと、センサーの取り付けばらつき等の感度ばらつきを吸収することができる。しかしながら、Vsgを検知する際に(a)部のような変動があると、正しいVsgが検知できずに正規化値に誤差が生じる。
一方、拡散光出力は、像担持体表面とトナー表面の拡散反射率の差で濃度検知を行うが、図27に示したようにセンサー(発光素子602、正反射受光素子603、拡散反射受光素子604など)と検知面(像担持体105)の角度が図25の場合よりもさらに大きく変化し、拡散光受光素子604に正反射出力が入射してしまうと、感度ばらつきが生じる。
以上より、前記濃度検知方法(1)、(2)、(3)のいずれにおいても、正反射光受光素子603又は拡散光受光素子604の出力が変動すると、濃度検知精度が悪化する。
請求項2に記載の発明では、請求項1における画像形成装置は、電子写真方式によるものであって、請求項1の画像形成条件制御装置は、現像ポテンシャルを制御するものにおいて適用することが有効である。
請求項3に記載の発明では、請求項1における画像形成装置は、タンデム型のカラー電子写真装置であって、像担持体が、転写ベルトであるものについて適用することが有効である。
請求項4に記載の発明では、請求項1における発光部の照射範囲は、像担持体の進行方向と平行方向の範囲をaとし、像担持体の進行方向と垂直方向の範囲をbとしたとき、a≧bであることとした。
請求項5に記載の発明では、請求項1における第1の受光部の受光範囲が、像担持体の進行方向と垂直方向の範囲をa’とし、像担持体の進行方向と平行方向の範囲をb’としたとき、a≧bとした。
請求項6に記載の発明では、請求項4に記載した発光部と請求項5に記載した受光部の両方を用いることとした。
請求項7に記載の発明では、請求項1における画像形成装置は、第2の受光部と発光部との距離をL1、第1の受光部と第2の受光部の距離をL2としたとき、L1<L2であることとした。
請求項8に記載の発明では、請求項1乃至7の何れかに記載の画像形成装置において、発光部又は第1の受光部の少なくとも一方にレンズを用いることとした。
請求項9に記載の発明では、請求項1乃至8の何れかに記載の画像形成装置において、位置検知を併用することとした。
また、本発明は、以下の構成に対して適用することが有効である。
(1).複数の感光体から成る第1の像担持体と、前記第1の像担持体を帯電する帯電装置と、前記第1の像担持体に潜像を形成する露光装置と、前記第1の像担持体に形成された潜像を現像する現像装置と、前記第1の像担持体に形成された像を像担持体上に重ね併せてカラー像を得る第1の転写装置と、前記第1の転写装置上に形成された像を転写材に転写する第2の転写装置とを有する画像形成装置において、テストパターンを前記第1の転写装置に形成可能なテストパターン発生装置と前記テストパターンの状態を検知することができるテストパターン検出装置と、前記テストパターンの検出結果によって画像プロセス条件を決定する画像プロセス制御手段とを有し、前記第2の転写装置は前記第1の転写装置に常時接触しながら前記テストパターンが前記第2の転写装置に転写されない構成。
(2).(1)に記載の画像形成装置において、前記第1の転写装置における前記像担持体はベルト状のものであり、前記第2の転写装置はベルト状またはローラ状のものとした構成。
(3).(2)記載の画像形成装置において、前記第1の転写装置における前記像担持体としてのベルト状のものの軸方向幅(以下、像担持体幅という。)が前記第2の転写装置としてのベルト状またはローラ状のものの軸方向幅(以下、第2の転写装置幅)よりも大きく、前記転写材の最大幅が前記第2の転写装置幅以下の大きさであり、前記像担持体幅と前記第2の転写装置幅との寸法差の領域に前記テストパターンが形成される構成。
(4).(3)記載の画像形成装置において、前記テストパターン形成領域は、前記第1の転写装置における前記像担持体としてのベルト状のものの軸方向幅の両端部に形成される構成。
(5).(4)記載の画像形成装置において、前記テストパターンは、トナーの付着量を検出するためのパターンと、画像位置を検出するためのパターンでなる構成。
まず、本実施の形態のプリンタの構成について説明する。図1は、本実施の形態のプリンタのうち、露光、帯電、現像、転写、定着を行う画像形成工程部分(プロセスエンジン部)を示す概略構成図である。
現像ユニット102Y、102C、102M、102Kには、トナーボトル104K、104Y、104C、104Mからトナーが補給されるようになっている。
図2において、黒トナー用の画像形成ユニットの構成部材は、本来、符号末尾にKの符号を付すのであるが、ここでは省略して示している。この画像形成ユニットには、感光体ドラム101の周囲に、感光体ドラムを帯電する帯電装置301、現像装置102、感光体クリーニング装置308が設けられている。また、感光体ドラム101に対して中間転写ベルト105を介して対向する位置には、帯電装置としての1次転写装置106が設けられている。
中間転写ベルト105の軸方向幅は2次転写ローラ108の長手幅(軸方向幅)よりも大きく、転写紙115の最大幅(横送り時)が2次転写ローラ108の長手幅(軸方向幅)以下の大きさであり、
中間転写ベルト105の軸方向の幅と2次転写ローラ108の長手幅(軸方向幅)との寸法差の領域に前記テストパターンの形成領域が設定されていて、該テストパターン形成領域にテストパターンが形成される。
ここでは、2次転写装置としてローラ状をした2次転写ローラ108を用いた例で説明したが、2次転写ローラ108に代えて転写ベルトや非接触の転写チャージャを用いた場合も上記に準じて同様にテストパターンを形成することができる。
図3に示した例では、2次転写ローラ108の長手幅に相当する軸方向の範囲203は中間転写ベルト105の軸方向幅の中央に位置しており、テストパターン形成領域は中間転写ベルト105の軸方向幅の両端部に帯状に形成されている。
上記構成をもつプリンタを用いてPCからの情報でプリントを行う場合、まず、PC上のプリンタドライバを用いて画像情報を送信する。プリントコントローラ410では、プリンタドライバからのプリント情報を受けて、露光装置200に露光信号を送る。
また図9(c)にブラックトナー付着量と正反射受光素子603の出力電圧の関係を示す。なおブラックトナーは拡散反射成分を持たないため、拡散反射受光素子604はブラックトナーの検出には用いない。
K2=MIN(Vsp[n]_REG/Vsp[n]_DIF)・・・式(1)
K[n]=(Vsp[n]_REG−Vsp[n]_DIF×K2)/(Vsg[n]_REG−Vsg[n]_DIF×K2)・・・式(2)
Vsp[n]_DIF_dush=Vsp[n]_DIF−Vsg[n]_DIF×K[n]_・・・式(3)
K5=1.63/(α×0.15^2+β×0.15×γ)・・・式(4)
式(4)においてα、β、γは、X軸に各テストパターンのK[n]、Y軸に各テストパターンのVsp[n]_DIF_dushとした時の2次近似により求めた2乗項の係数、1乗項の係数、y切片を表す。なお近似直線は最小二乗法により求める。また式(4)中の定数は予め実験等により求める値である。
R[n][YCMK]=K5×Vsp[n]_DIF_dush・・・式(5)
この時点で検知系の持つセンサーの取り付けや個体ばらつき、中間転写ベルト105の反射特性変化はほぼキャンセルされ、一意的に決定される。次に予め実験等により求められたR[n]とカラーY、C、M、Kについてトナー付着量の関係をテーブルにした図10に示すLUTとR[n]、[YCMK]からトナー付着量MA[n]を求める。
R[n][Bk]=Vsp_REG/Vsg_REG・・・式(6)
R[n][Bk]が求まったら、カラートナーと同様に予め実験等により求められたR[n][Bk]とトナー付着量の関係をテーブルにした図10に示すLUTとR[n]、[Bk]からブラックBkについてトナー付着量MA[n][Bk]を求める。
図11に、「色合わせ」(CPA)の内容を示す。この「色合わせ」(CPA)に進むとCPU402は、先ず、「テストパターンの形成と計測」(PFM)にて、中間転写ベルト105上に、図12に示すように、リアr側(軸方向奥側)、フロントf側(軸方向手前側)のそれぞれに、スタートマークMsr、Msfならびに8セット(フロント第1セット〜フロント第8セット)のテストパターンを形成して、P/TMセンサー109F、109Rでマークを検出(図6のステップS505、S506)して、マーク検出信号Sdr、SdfをA/D変換回路401でデジタルデータすなわちマーク検出データDdr、Ddfに変換して読みこむ。
以下、図6のフローチャートでは、ステップS507の演算プロセスを経て、プロセス条件の決定(ステップS508)に至るが、ステップS507の演算プロセスの詳細は以下で述べるとおりである。
以上が、図13以降に示す「テストパターンの形成と計測」(PFM)の内容である。
と、フロントf側の直交マークMAyfと斜交マークMByfの中心点位置の差(Mff−Mbf)の、基準値4d(図17)に対するずれ量
dxyf=(Mff−Mbf)−4d
との平均値
dxy=(dxyr+dxyf)/2=(Mfr−Mbr+Mff−Mbf−8d)/2。
dSqy=(Mbf−Mbr)。
dLxy=(Mff−Mfr)−dSqy
=(Mff−Mfr)−(Mbf−Mbr)。
例1.
像担持体上と像担持体上に形成されたテストパターンに発光素子から光を照射し、その反射光を二つの受光素子で検知することで、テストパターンの濃度情報を取得する濃度検出装置において、この濃度検出装置は、図28乃至図31において図示を省略したケース内に、一つの発光部51(図4、図25、図27における発光素子602が相当する。)と第1の受光部62(図4、図25、図27における正反射受光素子603が相当する。)と第2の受光部63(図4、図25、図27における拡散反射受光素子604が相当する。)を備える。
図30に正反射検知部の模式図を示す。これは図28、図29におけるセンサーの配置に準拠している。符号41は発光部、符号42は受光部、符号Rは正面から見たときの発光ビーム径、符号44は像担持体105面上でのスポット径の断面、符号Xは正面から見たときのスポット径、符号Yは側面から見たときのスポット径、符号θ1は照射角をそれぞれ示す。発光ビーム径は真円とする。この場合、正面から見たスポット径Xは次の<式1>のように表わすことができる。
X=R/COS(90−θ1)・・・<式1>
この<式1>に従えば、
例えば、θ=60度、R=1.0mmであれば、X≒1.15mmである。
この場合には、像担持体105面で正反射する際に像担持体面を照射する光のスポットは像担持体面に対して斜めに入射するため楕円形状となり、発光部41から照射された光と像担持体105面からの正反射光との光軸を含む仮想平面が、像担持体105面と交差する箇所にできる仮想直線の方向に長軸をもつ楕円となる点は図31と同じであるが、楕円のずれる方向が90度ずれる。このため、図32において白抜きの楕円51は像担持体面における照射範囲であるが、クロスハッチングで示した楕円の短軸方向の三日月形状部520が像担持体面の角度が変化した場合の照射面積の拡大量を表す。つまり、スポット径Xは変動せずに、スポット径YがY’に増加し、その増加に伴う照射面積の拡大量が三日月形状部520ということになる。
本発明が適用される画像形成装置は、電子写真方式によるものである。また、画像形成条件制御装置は、現像ポテンシャルを制御する。電子写真方法の画像形成装置では、濃度検出装置の結果を用いて、画像濃度を制御する方式が一般的であるが、濃度検出装置の結果に誤差が生じると、画像濃度変化や二成分現像剤の場合、トナー濃度が変化し、地肌汚れやトナー飛散が発生することがある。
本発明が適用される画像形成装置は、タンデム型のカラー電子写真装置である。そして、像担持体は、転写ベルトである。タンデム型のカラー画像形成装置では、感光体が複数あるので、感光体上で濃度検知を行う場合は、複数のセンサーが必要であった。また転写体で濃度検知を行ったほうが、転写後の濃度を測定するので、より画像に近い濃度が検出できるというメリットがある。しかしながら一般的に転写ベルトは感光体のような剛性がないので、走行が不安定であり、濃度検知部においては、不安定な走行がセンサーに対する角度変化として現れ、その結果濃度検知誤差となる。この点、画像形成装置がタンデム型のカラー電子写真装置であって、像担持体が、転写ベルトであれば、少ないセンサーで複数色の濃度を正確に検知することで安価で安定した画像を形成することができる。
本例では、図29において、発光部51の照射範囲が、像担持体105の矢印64で示す進行方向と平行方向の範囲をaとし、像担持体の矢印64で示す進行方向と垂直方向の範囲をbとしたとき、a≧bとする。これは、特に正反射受光部の検知ばらつきの課題に対して、有効なものであり、正確な濃度検知を行うことができる。像担持体の角度変化に伴う照射面積の変動方向には受光部の受光範囲は広いほうが出力変化が小さく有利である。よって発光部51のビーム径は、図29に示したように、発光部51の照射範囲が、矢印64で示した像担持体の進行方向と平行方向の範囲をaとし、像担持体の進行方向と垂直方向の範囲をbとしたとき、a≧bとすると、感度UPと像担持体の角度変化に対するロバスト性の両立が可能となる。
本例では、図29において、第1の受光部62の受光範囲が、矢印64で示す像担持体105の進行方向と平行方向の範囲をa’として、像担持体105の矢印64で示した進行方向と垂直方向の範囲をb’としたとき、a’≧b’であることとした。これは、特に正反射受光部の検知ばらつきの課題に対して、有効なものであり、より正確な濃度検知を行うことができる。
本例では前記例4における発光部の照射範囲と前記例5における受光部の受光範囲の両方を用いることとした。特に正反射受光部の検知ばらつきの課題に対して有効であり、発光部の照射範囲受光部の受光範囲の両方を用いるのでより正確な濃度検知を行うことができる。発光部の照射範囲と受光部の受光範囲について像担持体の変動分の影響が少なくすることで、組み合わせによりと更に感度UPと像担持体の角度変化に対するロバスト性の両立が図れる。
図28において、第2の受光部63と発光部51との距離をL1、第1の受光部62と第2の受光部63の距離をL2としたとき、L1<L2とする。より正確な濃度検知を行うことができる。正反射受光部と発光部の距離をL1、正反射受光部と拡散反射受光部との距離をL2としたとき、正反射受光部に近ければ近い程、像担持体の反射面の角度が変化した場合、拡散受光部に正反射光が入射する可能性が高くなる。よって、L1<L2であれば、拡散受光部の検出精度が向上する。
本例は、発光部51又は第1の受光部62の少なくとも一方にレンズを用いる。より検知精度を向上させより正確な濃度検知を可能にするものである。
レンズを用いるとLEDから照射した光はレンズ部でビーム径を正確に制御することができる。よってレンズにより、発光部の照射範囲a、bをより正確に制御することができるので、感度UPと像担持体の角度変化に対するロバスト性の両立が図れる。
位置検知を併用するものである。例示した濃度検知に対する課題を解決するばかりでなく、位置ずれ検知においても同様の課題を解決できる。よって、位置検知を併用することで安価に位置ずれ検知精度を向上させることができる。
42 受光部
44 スポットの断面
51 楕円(白抜き)
62 第1の受光部(正反射受光素子)
63 第2の受光部(拡散反射受光素子)
64 矢印
101Y,101C,101M,101K 感光体ドラム(第1の像担持体)
102Y,102C,102M,102K 現像装置
105 (第1の転写装置を構成する)中間転写ベルト
106Y、106C、106M、106K (第1の転写装置を構成する)1次転写装置
108 2次転写ローラ(第2の転写装置)
200 露光装置
201 テストパターン(Pパターン)
201F 手前側Pパターン
201R 奥側Pパターン
202F 手前側TMパターン
202R 奥側TMパターン
202 テストパターン(TMパターン
301 帯電装置
Claims (9)
- 像担持体上と像担持体上に形成されたテストパターンに発光素子から光を照射し、その反射光を二つの受光素子で検知することで、テストパターンの濃度情報を取得する濃度検出装置と濃度検出装置から得られた情報に基づき画像形成条件を制御する画像形成条件制御装置を有する画像形成装置において、
前記濃度検出装置は、一つの発光部と二つの受光部を備え、第1の受光部は正反射を受光する位置に配置され、第2の受光部は拡散光を受光する位置に配置され、かつ、前記発光部から照射された光と像担持体面からの正反射光との光軸を含む面が像担持体の進行方向と平行になるように発光部と第1の受光部が配置され、かつ第2の受光部は、前記発光部と正反射光との光軸を含む面にないことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1における画像形成装置は、電子写真方式によるものであって、請求項1の画像形成条件制御装置は、現像ポテンシャルを制御することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1における画像形成装置は、タンデム型のカラー電子写真装置であって、像担持体は、転写ベルトであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1における発光部の照射範囲は、像担持体の進行方向と平行方向の範囲をaとし、像担持体の進行方向と垂直方向の範囲をbとしたとき、a≧bであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1における第1の受光部の受光範囲が、像担持体の進行方向と垂直方向の範囲をa’とし、像担持体の進行方向と平行方向の範囲をb’としたとき、a≧bであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4に記載した発光部と請求項5に記載した受光部の両方を用いることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1における画像形成装置は、第2の受光部と発光部との距離をL1、第1の受光部と第2の受光部の距離をL2としたとき、L1<L2であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1乃至7の何れかに記載の画像形成装置において、
発光部又は第1の受光部の少なくとも一方にレンズを用いることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至8の何れかに記載の画像形成装置において、
位置検知を併用することを特徴とする画像形成装置。
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