JP2002072584A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
せず、かつ、連続して良好な濃度の画像を形成すること
が可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供する。 【解決手段】 濃度センサーにより画像形成条件を算出
するCPUを備え(STEP1,2,3)、算出された
新たな画像形成条件と、画像形成動作において新たな画
像形成条件を算出する直前に使用されていた直前の画像
形成条件とに基づき、利用する画像形成条件を決定して
(STEP7)画像形成動作を行なう。
Description
形成し、この潜像を現像してシート材に画像を形成する
画像形成装置及びこのような画像形成装置に適用されて
好適な画像形成方法に関する。
して説明する。図8は、従来のカラー画像形成装置の断
面図である。
感光ドラム1は、不図示の駆動手段によって図示矢印方
向に帯電され、一次帯電器2により一様に帯電される。
様に従ったレーザー光Lが、感光ドラム1に照射され、
感光ドラム1上に潜像が形成される。
支持体11により支持された現像装置4a(イエロ
ー)、4b(マゼンタ)、4c(シアン)、4d(ブラ
ック)のうち、イエロートナーが入った現像装置4aが
感光ドラム1に対向するよう回転し、選択されたイエロ
ーの現像装置4aによって可視化される。
で矢印方向に回転しており、感光ドラム1上に形成担持
されたトナー画像を一次転写ローラ8aに印加される1
次転写バイアスによって、中間転写ベルト5の外局面に
一次転写する。
ンタ色(以降M)、シアン色(以降c)、黒色(以降
K)、について行うことによって中間転写ベルト5上に
は複数色のトナー像が形成される。
12内からピックアップローラー13によって転写材が
給紙される。
アスが印加され中間転写ベルト5から転写材ヘトナー画
像が転写される。
着装置6まで搬送され溶融固着されることによりカラー
画像が得られる。
は中間転写ベルトクリーナー15により清掃される。
知のブレード手段のクリーニング装置7によって清掃さ
れる。
は、当然ながらトナーの補充や廃トナー処理、消耗した
感光ドラム1の交換などのメンテナンスが必要となる。
クリーニング装置7を一体化したプロセスカートリッジ
Aとし、現像装置4a,b,c,dも現像カートリッジ
として装置本体より容易に着脱できるようにし、ユーザ
ーが簡便にメンテナンスを行える構成になっている。
では、使用環境や、現像装置、感光ドラムの印字枚数に
よる特性変動や、感光ドラムの製造時における感度ばら
つき、トナーの製造時における摩擦帯電特性のばらつき
等により、印字画像の濃度特性に変動が生じる。
力は日々行なわれているが、未だ十分では無い。
ーが所望の濃度及びカラーバランスを得るためには、
Y、M、C、K4色の画像形成条件を調整しなければな
らない。
光ドラム1上に、画像形成条件を段階的に変えて複数の
検知用トナー画像を形成し、その反射光量を濃度センサ
ー9で測定して、その結果に基づき所望の濃度(反射光
量)が得られると推定される画像形成条件を本体のCP
U17で算出する画像濃度制御を行なっている。
9が、以下の本実施形態において用いられる本発明の構
成要素たる画像形成条件算出手段に該当する。
て説明する。図9は、図8に示される画像形成装置に適
用される濃度センサーの模式図である。
1、フォトダイオード等の受光素子92、及びホルダー
93からなっており、発光素子91からの赤外光を感光
ドラム上のパッチPに照射させ、そこからの反射光を受
光素子92で測定することによりパッチPの濃度を測定
する。
反射成分とが含まれており、正反射成分はパッチの下地
となる感光ドラム表面の状態やセンサーとパッチとの距
雑の変動により、光量が大きく変動するために測定する
パッチからの反射光に正反射成分が含まれていると、検
知精度が著しく低下してしまう。
子に92にパッチPからの正反射光が入射しないよう
に、法線Iを基準にすると、パッチPへの照射角度を4
5°、パッチPからの反射光の受光角度を0°として乱
反射光のみを測定するようにしている。
度制御について以下に詳細を述べる。
1は表面電位が−600Vとなるよう帯電される。
の露光量は、レーザー露光部分の電位が常温常湿度(2
3℃,60%Rh)でおおよそ−200Vになるよう
に、あらかじめ調整されている。
な、直流電圧に矩形波(周波数2000Hz.1800
Vpp)を重畳したものを用い、直流電圧成分Vdcを
可変することでトナーの現像量を制御する。図10は、
図8に示される画像形成装置に適用される現像バイアス
のグラフである。
に示すように、濃度センサー9の設置されている部分に
30mm角の上記のトナー画像パッチを間隔をあけて複
数個印字する。図11は、図8に示される画像形成装置
に適用される濃度検出用のパッチの概略図である。
現像バイアスで現像し、その各々について濃度センサー
9で反射光量を測定する。本例では、画像パッチの数を
5個とし、現像バイアスの直流成分Vdcを−300V
から一500Vまで50V刻みで変化させた。
す。図12は、図8に示される画像形成装置における、
反射濃度と現像バイアスの関係のグラフである。
(適正濃度値)を1.4とし、これにもっとも近いと推
定される現像条件(本例では、現像バイアスの直流電圧
成分)で以後の画像形成を行うように制御する。
度データが得られた。反射濃度が1.4となる現像条件
は直流成分Vdcが−400Vと一450Vの間にあ
り、この区間で直流成分と反射濃度が近似的に比例関係
にあるとすると、直流成分が−400Vと−450Vの
反射濃度から内分して、約−420Vのとき反射濃度が
1.4となることが推定される。
て現像バイアスの直流成分Vdcが−420Vに制御さ
れる。
に対して実行することにより、画像濃度制御が終了す
る。
する毎、本体電源ON時、及びプロセスカートリッジA
もしくは現像カートリッジ(現像器)4a,4b,4
c,4dの交換時、装置が長時間使用されていない状態
でプリント命令を受けた時などに、画像形成(プリン
ト)に先立って実行される。
したがもっと数を増やし、現像バイアス変化の刻みを細
かくすることでより正確な制御を行うこともできる。
イアスのみで対応しきれない場合は、帯電条件、もしく
は露光条件(露光量)等、他の画像形成条件を組み合わ
せて制御することもできる。
カラー画像形成装置には以下のような不具合が生じてい
た。
形成装置では、装置の使用状況によって、現像器の現像
特性や、感光ドラムの感光特性が変動し、それに伴って
画像濃度が変化する。
述の特性変動がより顕著に現れ、画像濃度も大きく変化
する。
びに、上述の画像濃度制御を実行することによって、画
像濃度が適正値に比べて大きく変動しないようにしてい
る。
しても、画像濃度制御から次の画像濃度制御までの間に
は、当然、濃度が変動するわけである。
画像濃度制御の実行前後で著しい濃度差が生じてしま
う。
る。図13は、従来の画像形成装置における、連続的に
プリントを実行した場合の画像濃度の変化のグラフであ
る。
表す。また、破線Aは、装置の適正画像濃度を表し、破
線Bは、一定プリント毎の画像濃度制御を行わない場合
の濃度推移を表す。
画像濃度制御が行われており、画像濃度が適正濃度に調
整されている。
度制御を行わないと、画像濃度は上昇しつづけ、適正濃
度から大きく離れてしまう。
御が必要になる。実線Cが画像濃度制御を行った場合の
濃度推移である。
度制御が行われており、図中X1、X2に示すタイミン
グで濃度制御が実行されている。
り、画像濃度が適正濃度から長時間に渡り大きく離れて
しまうことが防止されている。
中Xl,X2)では、濃度が著しく変動している。
がるように同一画像の連続プリントを行っていた場合、
例えば、本例で90枚から110枚にわたっての20枚
連続ジョブを行なった場合、はじめの10枚の画像と濃
度制御後の10枚の画像とで大きく濃度が異なる恐れが
ある。
は、4色のトナー画像を重ね合わせて、フルカラーを再
現するので、特定色(Y,M,C,Kのなかのどれか一
色)のみの濃度が大きく変化すると、画像の色味(HE
U)が、著しく変わり、非常に目立ってしまう。
が低下していった場合の例を表すが、同様の不具合が生
じることがわかる。図14は、従来の画像形成装置にお
ける、連続的にプリントを実行した場合の画像濃度の変
化のグラフである。
濃度制御を頻繁に行うことが容易に考えられるが、その
場合、濃度制御に要する時間が全体のプリントスピード
を低下させてしまい、また濃度制御に多くのトナーを消
費してしまうので好ましくない。
ためになされたもので、その目的とするところは、トナ
ーの消費を抑え、画像形成速度を低下させず、かつ、連
続して良好な濃度の画像を形成することが可能な画像形
成装置及び画像形成方法を提供することにある。
に、本発明に係る画像形成装置は、露光されることによ
り潜像が形成される像担持体と、前記像担持体を露光す
る露光手段と、前記像担持体を帯電させる帯電手段と、
前記像担持体上の潜像を現像する現像手段と、画像形成
条件を算出する画像形成条件算出手段とを備え、前記算
出された新たな画像形成条件と、画像形成動作において
前記新たな画像形成条件を算出する直前に使用されてい
た直前の画像形成条件とに基づき、利用する画像形成条
件を決定して画像形成動作を行なう。
記新たな画像形成条件が、前記直前の画像形成条件より
小さい場合は、前記直前の画像形成条件から所定の値を
減算した値が利用され、前記新たな画像形成条件が、前
記直前の画像形成条件より大きい場合は、前記直前の画
像形成条件に所定の値を加算した値が利用される。
記新たな画像形成条件と前記直前の画像形成条件との変
化率を算出し、前記新たな画像形成条件が、前記直前の
画像形成条件より小さい場合は、前記直前の画像形成条
件から前記変化率を減算した値が利用され、前記新たな
画像形成条件が、前記直前の画像形成条件より大きい場
合は、前記直前の画像形成条件に前記変化率を加算した
値が利用される。
画像形成条件が前記算出された画像形成条件以下になる
まで、又は、前記利用する画像形成条件が前記算出され
た画像形成条件以上になるまで、前記画像形成動作毎に
行なわれる。
形成条件が前記算出された画像形成条件以下になった場
合、又は、前記加算していって、利用する画像形成条件
が前記算出された画像形成条件以上になった場合は、前
記利用する画像形成条件として、前記算出された画像形
成条件を用いる。
の画像形成条件との差分が所定の範囲内である場合は、
前記利用される画像形成条件には、前記新たな画像形成
条件が利用される。
た直後に前記画像形成条件が算出された場合は、該算出
された新たな画像形成条件を利用する。
れていない状態の後に前記画像形成条件が算出された場
合は、該算出された新たな画像形成条件を利用する。
電手段とが一体的に支持された着脱自在なプロセスカー
トリッジを備え、該プロセスカートリッジの交換直後に
前記画像形成条件が算出された場合は、該算出された新
たな画像形成条件を利用する。
に対する現像バイアスを含む。
に対する帯電条件を含む。
に対する露光条件を含む。
されたトナー像の光学特性を検知する発光部と受光部と
からなる光学式センサを備える。
の色のトナー像を現像する現像手段である。
なくとも露光されることにより潜像が形成される像担持
体と、前記像担持体を露光する露光手段と、前記像担持
体を帯電させる帯電手段と、前記像担持体上の潜像を現
像する現像手段と、画像形成条件を算出する画像形成条
件算出手段とを備えた画像形成装置に適用される画像形
成方法であって、前記算出された新たな画像形成条件
と、画像形成動作において前記新たな画像形成条件を算
出する直前に使用されていた直前の画像形成条件とに基
づき、利用する画像形成条件を決定して画像形成動作を
行なう。
記新たな画像形成条件が、前記直前の画像形成条件より
小さい場合は、前記直前の画像形成条件から所定の値を
減算した値が利用され、前記新たな画像形成条件が、前
記直前の画像形成条件より大きい場合は、前記直前の画
像形成条件に所定の値を加算した値が利用される。
記新たな画像形成条件と前記直前の画像形成条件との変
化率を算出し、前記新たな画像形成条件が、前記直前の
画像形成条件より小さい場合は、前記直前の画像形成条
件から前記変化率を減算した値が利用され、前記新たな
画像形成条件が、前記直前の画像形成条件より大きい場
合は、前記直前の画像形成条件に前記変化率を加算した
値が利用される。
画像形成条件が前記算出された画像形成条件以下になる
まで、又は、前記利用する画像形成条件が前記算出され
た画像形成条件以上になるまで、前記画像形成動作毎に
行なわれる。
形成条件が前記算出された画像形成条件以下になった場
合、又は、前記加算していって、利用する画像形成条件
が前記算出された画像形成条件以上になった場合は、前
記利用する画像形成条件として、前記算出された画像形
成条件を用いる。
の画像形成条件との差分が所定の範囲内である場合は、
前記利用される画像形成条件には、前記新たな画像形成
条件が利用される。
た直後に前記画像形成条件が算出された場合は、該算出
された新たな画像形成条件を利用する。
されていない状態の後に前記画像形成条件が算出された
場合は、該算出された新たな画像形成条件を利用する。
記像担持体と、前記帯電手段とが一体的に支持された着
脱自在なプロセスカートリッジを備えた画像形成装置で
あって、該プロセスカートリッジの交換直後に前記画像
形成条件が算出された場合は、該算出された新たな画像
形成条件を利用する。
に対する現像バイアスを含む。
に対する帯電条件を含む。
に対する露光条件を含む。
と受光部とからなる光学式センサによって、トナー像の
光学特性を検知することにより行なわれる。
上の色のトナー像を現像する。
新たな画像形成条件と、直前の画像形成条件とに基づい
て、利用する画像形成条件を決定しているため、例えば
ユーザが画像形成条件の変化点を跨いで画像形成動作を
行なった場合であっても、著しい画像形成濃度の変動を
抑えることができ、安定した画像形成濃度を実現するこ
とができる。
形成動作毎に所定の値まで、所定の値を増減したり、所
定の変化率を増減しているため、画像形成条件をより穏
やかに変化させることができる。
成とが所定の範囲内である場合は、新たな画像形成条件
をそのまま画像形成条件としているため、画像形成濃度
の著しい変化を抑えることができると共に、適切な画像
形成条件で画像形成を実行することができる。
合、所定時間画像形成装置が使用されていなかった場
合、プロセスカートリッジが交換された場合等において
は、算出された新たな画像形成条件を用いているため、
このような場合においては適切な画像形成条件で画像形
成を実行することができる。
や帯電条件や露光条件を任意に組み合わせて用いること
ができるため、より精細に画像形成濃度を調整すること
ができる。
受光部とからなる光学式センサにより、例えばパッチ画
像のような形成されたトナー像の光学特性を検出してい
るため、より正確な画像形成条件を算出することができ
る。
ナー像を現像しているため、カラーの画像形成装置とす
ることができる。
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
術の説明で用いた図面に記載された部材、及び既述の図
面に記載された部材と同様の部材には同じ番号を付す。
また、以下に説明する本発明に係る画像形成装置の各実
施形態の説明は、本発明に係る画像形成方法の各実施形
態の説明を兼ねるものである。
像形成装置の第1の実施形態について説明する。本実施
形態は、画像濃度制御実行直前に選択されていた第1の
画像形成条件から、画像濃度制御により算出された第2
の画像形成条件に向かって、画像形成条件を漸増あるい
は漸減させることにより、濃度の急激な変化を防止する
画像形成装置である。
装置の主な構成は、図8で説明した従来のカラー画線形
成装置と同じであり、詳細な説明は省きつつ、適宜図8
に示される部材を参照して説明する。
るために変化させる画像形成条件として、現像バイアス
のDC成分を用いる例について説明する。
実施形態の画像濃度制御について詳しく説明する。図1
は、本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態に適用
される画像形成動作のフローチャートである。
実行命令が入ると、画像濃度制御シーケンスがスタート
する。
の条件のいずれかに当てはまるときに実行される。
(現像器)4a,4b,4c,4dの交換時 3.装置が長時間使用されていない状態(本実施形態で
は1時間。もちろん、この時間は任意に変更することが
可能である。以下の実施形態でも同じ。)でプリント命
令を受けた時 4.所定の枚数(本実施形態では、100枚。もちろ
ん、この枚数は任意に変更することができる。以下の実
施形態でも同様である。)がプリントされた場合
パッチ)を形成する。トナーパッチはY,M,C,K各
色ごとに、現像バイアスの直流成分Vdcを−300V
から−500Vまで50V刻みで変化させながら、5個
ずつ形成される。
サー9で測定する。
PU17が現像DC電圧(最適現像バイアス)α0を算
出する。
ーパッチの最度が本画像形成装置の適正濃度である1.
4となる値とする。
は不図示の本体内のメモリに格納される。
らでも良いが、本実施形態では、揮発性メモリを使用し
た。
かの判断を行う。本体電源投入直後の場合は、電源投入
以前の装置の使用電圧がわからないので、制御の直後よ
り算出された最適現像バイアス値α0の値を用いる。
は、プリント時に使用される現像バイアス値として、プ
リント現像バイアスα1を、最適現像バイアス値α0と
は別に用意し、本体メモリ内に格納できるようにしてい
る。
直後のものと判断された場合は、STEP7に進み、プ
リント現像バイアス値α1に、画像濃度制御で得られた
最適現像バイアスα0を入力する。
Aもしくは、現像カートリッジ)の交換直後に実行され
るものか否かの判断を行う(STEP5)。
用されていない状態(本実施形態では1時間。)でプリ
ント命令を受けた時に実行されるものか否かの判断を行
う(STEP6)。
より算出された最適現像バイアス値α0の値を用いるこ
とが好ましいので、STEP7に進み、プリント現像バ
イアス値α1に、画像濃度制御で得られた最適現像バイ
アスα0を入力する。
6のいずれの条件にも当てはまらないときには、プリン
ト現像バイアス値α1を更新せずに制御を終了する。
定の枚数(本実施形態では、100枚)がプリントされ
た時に行われるものであるといえる。
リント現像バイアス値α1は、画像濃度制御の直前に使
用されていた現像バイアス値となる。
について行い、画像濃度制御は終了する。
よび、プリント現像バイアス値α1は、色毎(Y,M,
C,K)に独立して設けられており、別毎に本体メモリ
に格納される。
いて図2のフローチャートを用いて説明する。図2は、
本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態に適用され
る画像形成動作のフローチャートである。
リント1枚ごとに行われる。つまり、プリントの度に本
フローチャートがスタートし実行される。
ス値α1と画像濃度制御で算出された現像バイアスα0
を比較する。α1よりα0が大きいときには、STEP
22に進む。
現像バイアス値α1に現像バイアス調整値βを加算し、
プリント現像バイアスα1を更新する。
枚あたりに、現像バイアスを調整変化させる調整値であ
り、装置の特性に合わせて、最適な値に設定することが
好ましい。
値に設定した場合、プリント毎の濃度変動が小さくな
り、逆に大きな値に設定すると、濃度変動は大きくな
る。
と、プリント現像バイアスα1が最適現像バイアスα0
に、収束するまでの時間が長くなり、逆に大きな値に設
定すると、収束時間が短くなる。
現像バイアス調整値βを0.5Vに定めた。
された最適現像バイアスα0を比較する。
は、STEP29に進み、高圧電源より出力される現像
バイアスをα1の値にセットする。
P24に進み、α1の値をα0まで戻し、更新する。
7、STEP28 はじめに、前回のプリント時に使用されていた現像バイ
アス値α1が画像濃度制御で算出された最適現像バイア
スα0より大きいときには、STEP2l、STEP2
2、STEP23、STEP24と逆の計算を行い同様
に、プリント現像バイアス値α1を更新する。
件も満たさない場合は、すなわちプリント現像バイアス
α1と最適現像バイアスα0が等しいことになるので、
α1の更新は行わない。
を用いてプリントを行う。
ス値α1は、色毎(Y,M,C,K)に独立して算出さ
れている。
と濃度の推移を、図3を用いて説明する。図3は、本発
明に係る画像形成装置の第1の実施形態における、現像
バイアスと濃度のプリント枚数に対する推移のグラフで
ある。
スの推移を、(b)は濃度の推移を表す。
形態の現像バイアス推移を表し、点線Fは、従来の制御
による現像バイアス推移を示す。
(図中X1,X2)で実行されている。
施形態を用いた場合の、画像濃度推移を表しており、点
線Cは従来の制御による濃度推移を表す。
の実行直後にプリント現像バイアスが即座に更新されて
いたため、制御の前後での濃度変化が非常に大きかった
のに対して、本実施形態のバイアス制御を使用すれば、
急激な濃度変化が生じなくなる。
制御実行直後、選択されていた第1の画像形成条件か
ら、画像濃度制御により算出された第2の画像形成条件
に向かって、画像形成条件を漸増あるいは漸減させるこ
とにより、濃度の急激な変化を防止することができる。
像形成装置の第2の実施形態について説明する。本実施
形態では、画像濃度制御実行直前に選択されていた第1
の画像形成条件から、画像濃度制御により算出された第
2の画像形成条件に向かって、第1の画像形成条件と第
2の画像形成条件との差分に応じた変化率で、画線形成
条件を漸減あるいは漸増させることにより、濃度の急激
な変化を防止するともに、画像濃度が適正濃度から長時
間に渡り大きく離れてしまうことを防止する画像形成装
置について説明する。
装置については、前述の図8及び図9を用いた説明した
従来技術の場合と同様であるため、その詳細な説明を省
略しつつ、適宜図8や図9を参照して説明する。
るために変化させる画像形成条件として、現像バイアス
のDC成分を用いる例について説明する。
実施形態の画像濃度制御について詳しく説明する。図4
は、本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態に適用
される画像形成動作のフローチャートである。
実行命令が入ると、画像濃度制御シーケンスがスタート
する。
を形成し、トナーパッチの濃度を濃度センサー9で測定
する。
最適現像DC電圧(最適現像バイアス)α0を算出す
る。
り、詳細な説明は省く。
判断を行う(STEP44)。
ッジAもしくは、現像カートリッジ)の交換直後に実行
されるものか否かの判断を行う(STEP45)。
されていない状態(本実施形態では1時間)でプリント
命令を受けた時に実行されるものか否かの判断を行う
(STEP46)。
より算出された最適現像バイアス値α0の値を用いるこ
とが好ましいので、STEP47に進み、プリント現像
バイアス値α1に、画像濃度制御で得られた最適現像バ
イアスα0を入力する。
条件にも当てはまらないときには、実行された画像濃度
制御は、所定の枚数(本実施形態では、100枚)がプ
リントされた時に行われるものであるといえる。
バイアスを漸増あるいは漸減させながら変化させること
になるが、この時に使用する現像バイアスの変化率βを
算出する。
は以下の式により算出される。 現像バイアスの変化率β=(最適現像バイアスα0−濃
度制御直前の現像バイアスα1)÷K (Kは、所定の
定数)
アスα0と濃度制御直前の現像バイアスα1の差分に応
じて、現像バイアスの変化率βが決定されるので、前記
差分の大小に関わらず、一定の枚数(上述の式中K)を
プリントすれば、使用現像バイアスが最適現像バイアス
と等しくなる。
が適正濃度から長時間に渡り大きく離れてしまうことを
防止できることになる。
て、最適な値に設定することが好ましい。
に設定した場合、プリント毎の濃度変動が小さくなり、
逆に小さな値になると、濃度変動は大きくなる。
プリント現像バイアスα1が最適現像バイアスα0に収
束するまでの時間が長くなり、逆に小さな値に設定する
と、収束時間が短くなる。上記理由を考慮に入れ、本実
施形態では、所定値Kを25に定めた。
について行い、画像濃度制御は終了する。
よび、プリント現像バイアス値α1、現像バイアスの変
化率βは、色毎(Y,M,C,K)に独立して設けられ
ており、別々に本体メモリに格納される。
いては、第1の実施形態と同様である(図2)。
と濃度の推移を、図5を用いて説明する。図5は、本発
明に係る画像形成装置の第2の実施形態における、現像
バイアスと濃度のプリント枚数に対する推移のグラフで
ある。
スの推移を、図5(b)は濃度の推移を表す。
形態の現像バイアス推移を表し、点線Fは、従来の制御
による現像バイアス推移を示す。
(図中X0、Xl、X2)で実行されている。
施形態を用いた場合の、画像濃度推移を表しており、点
線Cは従来の制御による濃度推移を表す。
の実行直後にプリント現像バイアスが即座に更新されて
いたため、制御の前後での濃度変化が非常に大きかった
のに対して、本実施形態のバイアス制御を使用すれば、
急激な濃度変化が生じなくなる。
イアスと最度制御直前の現像バイアスの差分に応じて変
えるので、差分が大きい場合でも、画像濃度が適正濃度
から長時間に渡り大きく離れてしまうことを防止できる
ことになる(図中X1のポイントにおいて、実線Dの値
が適正濃度Aから長時間に渡り大きく離れなくなる)。
直前に選択されていた第1の画像形成条件から画像濃度
制御により算出された第2の画像形成条件に向かって、
第1の画像形成条件と第2の画像形成条件との差分に応
じた変化率で、画像形成条件を漸増あるいは漸減させる
ことにより、濃度の急激な変化を防止するともに、画像
濃度が適正温度から長時間に渡り大きく離れてしまうこ
とを防止することができる。
像形成装置の第3の実施形態について説明する。本実施
形態は、画像濃度制御実行直前に選択されていた第1の
画像形成条件と画像濃度制御実行直前に選択されていた
第1の画像形成条件との差分が所定値より小さい場合
は、前記画像濃度制御の実行直後より、第2の画像形成
条件を使用し、その他の場合は、画像濃度制御実行直前
に選択されていた第1の画像形成条件から、画像濃度制
御実行直前に選択されていた第1の画像形成条件に向か
って、画像形成条件を漸増あるいは漸減させることによ
り、濃度の急激な変化を防止するとともに、画像濃度が
適正濃度から長時間に渡り大きく離れてしまうことを防
止する実施形態である。
るために変化させる画像形成条件として、現像バイアス
のDC成分を用いる例について説明する。
造や具備する装置については、前述の図8及び図9を用
いた説明した従来技術の場合と同様であるため、その詳
細な説明を省略しつつ、適宜図8、図9を参照して説明
する。
実施形態の画像濃度制御について詳しく説明する。図6
は、本発明に係る画像形成装置の第3の実施形態に適用
される画像形成動作のフローチャートである。
実行命令が入ると、画像濃度制御シーケンスがスタート
する。
を形成し、トナーパッチの濃度を濃度センサー9で測定
する。更に、トナーパッチ濃度の測定結果から、最適現
像DC電圧(最適現像バイアス)α0を算出する。以上
の方法は前述の第1の実施形態と同様であり、詳細な説
明は省く。
のかの判断を行う(STEP64)。
ッジAもしくは、現像カートリッジ)の交換直後に実行
されるものか否かの判断を行う(STEP65)。
されていない状態(本実施形態では1時間)でプリント
命令を受けた時に実行されるものか否かの判断を行う
(STEP66)。
より算出された最適現像バイアス値α0の値を用いるこ
とが好ましいので、STEP69に進み、プリント現像
バイアス値α1に、画像濃度制御で得られた最適現像バ
イアスα0を入力する。
6のいずれの条件にも当てはまらないときには、実行さ
れた画像濃度制御は、所定の枚数(本実施形態では、1
00枚)がプリントされた時に行われるものであるとい
える。
と濃度制御の直前に使用されていた現像バイアスα1の
差分が所定値γより小さいかの判断をする。
の直後から最適現像バイアスα0を使用したとしても、
制御の前後での濃度差があまり大きくならない。
より算出された最適現像バイアス値α0の値を用いるこ
とにより、即座に適正濃度を得られるような制御を行う
(STEP69に進む)
せて、最適な値に設定することが好ましい。具体的に
は、現像バイアスをγ変化させたときの濃度変動が、ユ
ーザーが許容できる濃度変動の最大値と等しくなる値に
γを設定すると好適である。上記理由を考慮に入れ、本
実施形態では前記差分の所定値γを20Vとした。
時に使用する現像バイアスの変化率βを算出する。尚、
現像バイアスの変化率βの算出方法は、前述の第2の実
施形態と同様である。もちろん、現像バイアスを漸増あ
るいは漸減させながら変化させる時に使用する値として
は、前述の第1の実施形態のように所定の値としても良
い。
について行い、画像濃度制御は終了する。
いては、前述の第1の実施形態と同様である(図2)。
と濃度の推移を、図7を用いて説明する。図7は、本発
明に係る画像形成装置の第3の実施形態における、現像
バイアスと濃度のプリント枚数に対する推移のグラフで
ある。
アスの推移を、(b)は濃度の推移を表す。
形態の現像バイアス推移を表し、点線Fは、従来の制御
による現像バイアス推移を示す。
(図中X0、X1、X2)で実行されている。
形態を用いた場合の、画像濃度推移を表しており、点線
Cは従来の制御による濃度推移を表す。
濃度制御で算出された最適現像バイアスと濃度制御直前
の現像バイアスの差分が大きい場合は、濃度制御の実行
後より現像バイアスを徐々に変化させるので、急激な濃
度変化が生じなくなる(図中X1のポイントにおい
て)。
アスと濃度制御直前の現像バイアスの差分が小さい場合
には、濃度制御の実行直後から最適現像バイアスを使用
することにより迅速に最適濃度を得ることができるよう
になる。
があまり大きくなる心配もない(図中X2のポイン
ト)。
極端な濃度変化を防止しつつ、より画像濃度を適正濃度
に近づけるような制御を行うことが可能になる。
直前に選択されていた第1の画像形成条件と画像濃度制
御実行直前に選択されていた第1の画像形成条件との差
分が所定値より小さい場合は、前記画像濃度制御の実行
直後より、前記第2の画像形成条件を使用し、その他の
場合は、画像濃度制御実行直前に選択されていた第1の
画像形成条件から、画像濃度制御実行直前に選択されて
いた第1の画像形成条件に向かって、画像形成条件を漸
増あるいは漸減させることにより、濃度の急激な変化を
防止するとともに、画像濃度が適正濃度から長時間に渡
り大きく離れてしまうことを防止することができる。
施形態においては、画像濃度制御で制御される画像形成
条件として、現像バイアスのみを例に挙げて説明した
が、帯電条件、もしくは露光条件(露光量)等、他の画
像形成条件又はこれらを任意に組み合わせて制御しても
よいことは言うまでもない。
ムあるいは、現像器の使用状況や、環境センサーを用い
て検出された装置の使用環境などから、プリント毎に最
適な画像形成条件を算出し、変化させていく方法があ
る。
濃度制御を実行していることになり、本発明の思想とは
異なる。
直前に選択されていた第1の画像形成条件から、画像濃
度制御により算出された第2の画像形成条件に向かっ
て、画像形成条件を漸増あるいは漸減させることによ
り、濃度の急激な変化を防止することができる。
成条件との差分に応じた変化率で、画像形成条件を漸増
あるいは漸減させることにより、濃度の急激な変化を防
止するとともに、画像濃度が適正濃度から長時間に渡り
大きく離れてしまうことを防止することができる。
値より小さい場合は、画像濃度制御の実行直後より、第
2の画像形成条件を使用することにより、迅速に適正濃
度を得ることができる。
適用される画像形成動作のフローチャートである。
適用される画像形成動作のフローチャートである。
おける、現像バイアスと濃度のプリント枚数に対する推
移のグラフである。
適用される画像形成動作のフローチャートである。
おける、現像バイアスと濃度のプリント枚数に対する推
移のグラフである。
適用される画像形成動作のフローチャートである。
おける、現像バイアスと濃度のプリント枚数に対する推
移のグラフである。
センサーの模式図である。
像バイアスのグラフである。
度検出用のパッチの概略図である。
濃度と現像バイアスの関係のグラフである。
ントを実行した場合の画像濃度の変化のグラフである。
ントを実行した場合の画像濃度の変化のグラフである。
Claims (28)
- 【請求項1】 露光されることにより潜像が形成される
像担持体と、 前記像担持体を露光する露光手段と、 前記像担持体を帯電させる帯電手段と、 前記像担持体上の潜像を現像する現像手段と、 画像形成条件を算出する画像形成条件算出手段とを備
え、 前記算出された新たな画像形成条件と、画像形成動作に
おいて前記新たな画像形成条件を算出する直前に使用さ
れていた直前の画像形成条件とに基づき、利用する画像
形成条件を決定して画像形成動作を行なう画像形成装
置。 - 【請求項2】 前記利用する画像形成条件には、 前記新たな画像形成条件が、前記直前の画像形成条件よ
り小さい場合は、前記直前の画像形成条件から所定の値
を減算した値が利用され、 前記新たな画像形成条件が、前記直前の画像形成条件よ
り大きい場合は、前記直前の画像形成条件に所定の値を
加算した値が利用される請求項1に記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 前記利用する画像形成条件には、 前記新たな画像形成条件と前記直前の画像形成条件との
変化率を算出し、 前記新たな画像形成条件が、前記直前の画像形成条件よ
り小さい場合は、前記直前の画像形成条件から前記変化
率を減算した値が利用され、 前記新たな画像形成条件が、前記直前の画像形成条件よ
り大きい場合は、前記直前の画像形成条件に前記変化率
を加算した値が利用される請求項1に記載の画像形成装
置。 - 【請求項4】 前記減算又は加算は、前記利用する画像
形成条件が前記算出された画像形成条件以下になるま
で、又は、前記利用する画像形成条件が前記算出された
画像形成条件以上になるまで、前記画像形成動作毎に行
なわれる請求項2又は3に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記減算していって、利用する画像形成
条件が前記算出された画像形成条件以下になった場合、
又は、前記加算していって、利用する画像形成条件が前
記算出された画像形成条件以上になった場合は、 前記利用する画像形成条件として、前記算出された画像
形成条件を用いる請求項4に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記新たな画像形成条件と前記直前の画
像形成条件との差分が所定の範囲内である場合は、 前記利用される画像形成条件には、 前記新たな画像形成条件が利用される請求項1から5の
いずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記画像形成装置の電源がONされた直
後に前記画像形成条件が算出された場合は、 該算出された新たな画像形成条件を利用する請求項1か
ら6のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記画像形成装置が所定時間使用されて
いない状態の後に前記画像形成条件が算出された場合
は、 該算出された新たな画像形成条件を利用する請求項1か
ら7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 少なくとも、前記像担持体と前記帯電手
段とが一体的に支持された着脱自在なプロセスカートリ
ッジを備え、 該プロセスカートリッジの交換直後に前記画像形成条件
が算出された場合は、該算出された新たな画像形成条件
を利用する請求項1から8のいずれか1項に記載の画像
形成装置。 - 【請求項10】 前記画像形成条件は、 前記像担持体に対する現像バイアスを含む請求項1から
9のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項11】 前記画像形成条件は、 前記帯電手段に対する帯電条件を含む請求項1から10
のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項12】 前記画像形成条件は、 前記露光手段に対する露光条件を含む請求項1から11
のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項13】 前記画像形成条件算出手段は、 形成されたトナー像の光学特性を検知する発光部と受光
部とからなる光学式センサを備える請求項1から12の
いずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項14】 前記現像手段が、少なくとも2以上の
色のトナー像を現像する現像手段である請求項1から1
3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項15】 少なくとも露光されることにより潜像
が形成される像担持体と、前記像担持体を露光する露光
手段と、前記像担持体を帯電させる帯電手段と、前記像
担持体上の潜像を現像する現像手段と、画像形成条件を
算出する画像形成条件算出手段とを備えた画像形成装置
に適用される画像形成方法であって、 前記算出された新たな画像形成条件と、画像形成動作に
おいて前記新たな画像形成条件を算出する直前に使用さ
れていた直前の画像形成条件とに基づき、利用する画像
形成条件を決定して画像形成動作を行なう画像形成方
法。 - 【請求項16】 前記利用する画像形成条件には、 前記新たな画像形成条件が、前記直前の画像形成条件よ
り小さい場合は、前記直前の画像形成条件から所定の値
を減算した値が利用され、 前記新たな画像形成条件が、前記直前の画像形成条件よ
り大きい場合は、前記直前の画像形成条件に所定の値を
加算した値が利用される請求項15に記載の画像形成方
法。 - 【請求項17】 前記利用する画像形成条件には、 前記新たな画像形成条件と前記直前の画像形成条件との
変化率を算出し、 前記新たな画像形成条件が、前記直前の画像形成条件よ
り小さい場合は、前記直前の画像形成条件から前記変化
率を減算した値が利用され、 前記新たな画像形成条件が、前記直前の画像形成条件よ
り大きい場合は、前記直前の画像形成条件に前記変化率
を加算した値が利用される請求項15に記載の画像形成
方法。 - 【請求項18】 前記減算又は加算は、前記利用する画
像形成条件が前記算出された画像形成条件以下になるま
で、又は、前記利用する画像形成条件が前記算出された
画像形成条件以上になるまで、前記画像形成動作毎に行
なわれる請求項16又は17に記載の画像形成方法。 - 【請求項19】 前記減算していって、利用する画像形
成条件が前記算出された画像形成条件以下になった場
合、又は、前記加算していって、利用する画像形成条件
が前記算出された画像形成条件以上になった場合は、 前記利用する画像形成条件として、前記算出された画像
形成条件を用いる請求項18に記載の画像形成方法。 - 【請求項20】 前記新たな画像形成条件と前記直前の
画像形成条件との差分が所定の範囲内である場合は、 前記利用される画像形成条件には、 前記新たな画像形成条件が利用される請求項15から1
9のいずれか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項21】 前記画像形成装置の電源がONされた
直後に前記画像形成条件が算出された場合は、 該算出された新たな画像形成条件を利用する請求項15
から20のいずれか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項22】 前記画像形成装置が、所定時間使用さ
れていない状態の後に前記画像形成条件が算出された場
合は、 該算出された新たな画像形成条件を利用する請求項15
から21のいずれか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項23】 前記画像形成装置は、少なくとも前記
像担持体と、前記帯電手段とが一体的に支持された着脱
自在なプロセスカートリッジを備えた画像形成装置であ
って、 該プロセスカートリッジの交換直後に前記画像形成条件
が算出された場合は、該算出された新たな画像形成条件
を利用する請求項15から22のいずれか1項に記載の
画像形成方法。 - 【請求項24】 前記画像形成条件は、 前記像担持体に対する現像バイアスを含む請求項15か
ら23のいずれか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項25】 前記画像形成条件は、 前記帯電手段に対する帯電条件を含む請求項15から2
4のいずれか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項26】 前記画像形成条件は、 前記露光手段に対する露光条件を含む請求項15から2
5のいずれか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項27】 前記画像形成条件の算出は、発光部と
受光部とからなる光学式センサによって、トナー像の光
学特性を検知することにより行なわれる請求項15から
26のいずれか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項28】 前記現像手段により少なくとも2以上
の色のトナー像を現像する請求項15から27のいずれ
か1項に記載の画像形成方法。
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