JP3282964B2 - 画像形成装置の画像安定化方法 - Google Patents

画像形成装置の画像安定化方法

Info

Publication number
JP3282964B2
JP3282964B2 JP06430196A JP6430196A JP3282964B2 JP 3282964 B2 JP3282964 B2 JP 3282964B2 JP 06430196 A JP06430196 A JP 06430196A JP 6430196 A JP6430196 A JP 6430196A JP 3282964 B2 JP3282964 B2 JP 3282964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image
density
reference value
toner density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP06430196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09258546A (ja
Inventor
英二 西光
元幸 糸山
実男 増田
稔尚 石田
勝浩 永山
宏夫 直井
正恭 成松
知子 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP06430196A priority Critical patent/JP3282964B2/ja
Priority to US08/821,933 priority patent/US5826136A/en
Publication of JPH09258546A publication Critical patent/JPH09258546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3282964B2 publication Critical patent/JP3282964B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0848Arrangements for testing or measuring developer properties or quality, e.g. charge, size, flowability
    • G03G15/0849Detection or control means for the developer concentration
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5033Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the photoconductor characteristics, e.g. temperature, or the characteristics of an image on the photoconductor
    • G03G15/5041Detecting a toner image, e.g. density, toner coverage, using a test patch
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00025Machine control, e.g. regulating different parts of the machine
    • G03G2215/00029Image density detection
    • G03G2215/00033Image density detection on recording member
    • G03G2215/00037Toner image detection
    • G03G2215/00042Optical detection

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真法によ
り画像形成を行う複写機やレーザプリンタ等の画像形成
装置において画像安定化を目的としてトナー濃度の制御
を行う画像安定化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の電子写真法を用いた画像形成
装置では、帯電工程及び露光工程を経て静電潜像が形成
された感光体の表面に、現像ユニットから現像剤を供給
して静電潜像を現像剤画像に顕像化し、この現像剤画像
を用紙に転写する画像形成プロセスが行われる。この画
像形成プロセスにおいて形成される画像は、感光体、帯
電装置、露光装置、転写装置及び現像ユニットの現像剤
等のパラメータの状態に影響を受け、これらのパラメー
タの状態は、温度や湿度等の環境変化、及び、経時変化
によって変動する。したがって、用紙上における画像の
形成状態を良好に維持するためには、画像形成状態に影
響を与えるパラメータの状態を、温度や湿度等の環境変
化、及び、経時変化に応じて適正に制御する必要があ
る。
【0003】そこで、特開平6−51551号公報に開
示された発明では、感光体の所定の領域に現像剤により
トナーパッチを形成し、このトナーパッチの濃度と非画
像部の濃度との比に基づいて上記のパラメータを補正す
るようにしている。また、特開平6−19259号公報
に開示された発明では、所定コピー枚数毎にコピーラン
プの駆動電圧を変更するとともに、コピーランプの駆動
電圧を変更する毎に、その変更量に応じて原稿濃度検出
センサの出力信号と現像バイアス電圧との関係を補正す
るようにしている。さらに、特開平6−11929号公
報に開示された発明では、トナーパッチ方式のプロセス
コントスールを行う際に、実際に通紙を行ってトナーパ
ッチ部の転写残トナー付着量を検出し、この値に応じて
クリーニング前の除電出力を制御するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像安定化方法では、環境変化や経時変化に対する画像
形成状態の変化を十分に考慮しておらず、初期の画質を
ライフエンドまで一定に維持することが困難であった。
例えば、高画質を維持するためには現像剤中のトナー濃
度を適切な状態に保持することも必要であり、高温高湿
下及び長時間放置後等では、現像剤中のトナーの帯電量
が低く、画像濃度上昇による階調性低下、トナー消費量
の増加、かぶりの発生、トナーの飛散等の問題が発生す
ることから、現像装置内のトナー濃度を下げる必要があ
る。一方、低温低湿下及び連続コピー後等では、現像剤
中のトナーの帯電量が高くなり、画像濃度の低下、転写
性の劣化等の問題が生じるため、現像装置内のトナー濃
度を上げる必要がある。
【0005】この発明の目的は、画像形成状態に影響を
与えるパラメータの状態に応じて現像装置内のトナー濃
度を適切に制御し、現像剤中のトナーの帯電量が変動す
ることにより画像濃度が上昇し、階調性及び画像濃度が
低下する等の問題を解消し、初期の画質を良好に維持す
ることができる画像形成装置の画像安定化方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、感光体の表面
にトナーパッチを形成し、トナーパッチの濃度を読み取
り、読み取ったトナーパッチの濃度に応じて帯電器出力
を補正するとともに、帯電器出力の補正量が所定値を越
えた場合に現像装置内のトナー濃度を補正するプロセス
コントロールを実行する画像形成装置の画像安定化方法
において、今回のプロセスコントロール時にトナー濃度
を一定値βだけ高くする補正した場合に、複写動作前後
の現像装置の回転を長くし、今回のプロセスコントロー
ル時にトナー濃度を一定値βだけ低くする補正した場合
に、複写動作前後に黒ベタをとることで該現像装置内の
トナー濃度を安定化することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態の一
例である画像形成装置に係る複写機の構成を示す正面断
面の略図である。原稿が載置される原稿台1の下面に
は、コピーランプ2、ミラー3〜5及び7〜9、レンズ
6から構成される光学系装置が設けられている。この光
学系装置の下方に、感光体ドラム10、帯電装置11、
現像装置12、転写装置13、クリーニングブレード1
5を備えたクリーニング装置14、搬送ベルト16、定
着装置17、除電ランプ18、ブランクランプ19及び
フォトセンサ20が設けられている。現像装置12は、
トナーホッパ21、トナー補給モータ22、非磁性体ス
リーブ23、磁石24、攪拌ローラ25及びトナー濃度
センサ26を備えている。
【0008】図2は、上記複写機の制御部の要部の構成
を示すブロック図である。複写機の制御部を構成するC
PU29には、トナー濃度センサ26、A/D変換器2
8及び帯電器出力駆動回路30が図外の入出力機器とと
もに接続されている。トナー濃度センサ26は、現像装
置12内における現像剤中のトナー濃度を検出し、その
検出信号をCPU29に入力する。A/D変換器28に
は増幅器27を介してフォトセンサ20が接続されてい
る。フォトセンサ20は、後述するプロセスコントロー
ルにおいて作成されるトナーパッチの濃度を検出する。
この検出信号が増幅器27により増幅された後、A/D
変換器28によりディジタルデータに変換されてCPU
29に入力される。CPU29は、複写プロセス中にお
いてトナー濃度センサ26の検出信号に基づいてトナー
補給モータ22を駆動制御する。また、後述するプロセ
スコントロールにおいて、A/D変換器28から入力さ
れるディジタルデータに基づいて帯電器出力駆動回路3
0を駆動制御する。
【0009】以上のように構成された複写機の複写プロ
セスにおける動作を説明する。先ず、原稿台1上に原稿
が載置された後に図外のコピースイッチが操作される
と、コピーランプ2及びミラー3〜5が原稿台1の下面
を水平方向に移動し、コピーランプ2により原稿の画像
が走査される。コピーランプ2の光は、原稿の画像面に
おいて反射し、この反射光がミラー3〜5、レンズ6及
びミラー7〜9を介して感光体ドラム10の表面に配光
される。感光体ドラム10の表面は、原稿の反射光の照
射に先立って、帯電装置11のコロナ放電により単一極
性の電荷が帯電されており、反射光の照射により感光体
ドラム10の表面に静電潜像が形成される。なお、感光
体ドラム10の表面の不要部分に帯電した電荷は、ブラ
ンクランプ19からの選択光の照射により除去される。
【0010】静電潜像を形成した感光体ドラム10の表
面に対して現像装置12から現像剤が供給され、静電潜
像が現像剤画像に顕像化される。この現像剤画像は、転
写装置13により用紙に転写される。現像剤画像が転写
された用紙は、搬送ベルト16により定着装置17に搬
送され、加熱及び加圧を受けて現像剤画像が溶融定着さ
れる。現像剤画像の転写を終えた感光体ドラム10の表
面は、クリーニング装置14による残留トナーの除去、
及び、除電ランプ18による残留電荷の除去を受けた
後、帯電装置11により再度電荷の帯電を受ける。
【0011】また、現像装置12内において、非磁性体
スリーブ23は感光体ドラム10に対向して回転駆動さ
れ、攪拌ローラ25は現像装置12内の現像剤を構成す
るトナー及びキャリアを攪拌し、トナーに電荷を帯電さ
せる。現像剤は非磁性体スリーブ23内に固定された磁
石24の作用により搬送され、現像剤中のトナーのみが
感光体ドラム10の表面に移動する。したがって、複写
プロセスの実行により現像装置12内のトナーのみが消
費される。このため、トナー濃度センサ26により、現
像装置12内の現像剤におけるトナー濃度を検出し、予
め記憶されているトナー濃度基準値との比較に基づいて
トナー補給モータ22が回転され、トナーホッパ21内
に収納されているトナーが現像装置12内に補給され
る。即ち、CPU29は、トナー濃度センサ26が検出
した現像装置12内のトナー濃度がトナー濃度基準値に
一致するように制御する。
【0012】一方、CPU29は、電源投入時及び定期
的に所定の条件下において、複写プロセスを中断し、プ
ロセスコントロールを実行する。このプロセスコントロ
ールにおいて感光体ドラム10の表面にトナーパッチが
形成され、トナーパッチの濃度がフォトセンサ20によ
り検出される。前述のようにフォトセンサ20の出力信
号は増幅器27により増幅された後、A/D変換器28
によりディジタルデータに変換されてCPU29に入力
される。CPU29は、フォトセンサ20の出力データ
に基づいて帯電器出力駆動回路30等を駆動制御して画
像形成状態に影響を与えるパラメータの状態を補正す
る。
【0013】即ち、帯電装置11の出力を変えることに
よって感光体ドラム10の表面に複数の異なった表面電
位の静電潜像を形成し、これを現像装置12により顕像
化することにより、複数の異なった濃度のトナーパッチ
を形成し、これらの濃度をプォトセンサ20により検出
して基準値に一致したトナーパッチに係る帯電器出力を
以後の複写プロセスにおける帯電器出力として採用す
る。
【0014】なお、作成される複数の濃度の異なるトナ
ーパッチの数は有限であり、必ずしも基準値に一致する
濃度のトナーパッチが形成されるとは限らない。そこ
で、基準値に一致する濃度のトナーパッチが存在しない
場合には、基準値Pに近いフォトセンサ20の検出値P
1,P2(但し、P1<P<P2とする。)を選択し、 Vg1=aP1+b Vg2=aP2+b により得られるa,bを用いて、 Vg=aP+b により帯電器出力Vgを求める。
【0015】以上のようにして帯電器出力Vgは定期的
に補正され、図3に示すように推移する。
【0016】即ち、プロセスコントロールが実行された
時に、補正後の帯電器出力VgがVgs−α(但し、V
gsは初期値である。)以下である場合には、現像性が
高すぎると判断し、トナー濃度基準値から補正値βを減
算する。これにより現像装置12内のトナー濃度が低下
する。このトナー濃度基準値の補正は、後のプロセスコ
ントロールにおける補正後の帯電器出力VgがVgs+
αに転じるまで継続される。反対に、補正後の帯電器出
力VgがVgs+α以上である場合には、現像性が低す
ぎると判断し、トナー濃度基準値に補正値βを加算す
る。これにより現像装置12内のトナー濃度が上昇す
る。このトナー濃度基準値の補正は、後のプロセスコン
トロールにおける補正後の帯電器出力VgがVgs−α
に転じるまで継続される。
【0017】このプロセスコントロールの処理により、
長期間にわたって安定した画質状態を維持することがで
きる。なお、図3の横軸にとった現像槽攪拌時間は、非
磁性体スリーブ23の回転時間であり、電源投入後の現
像装置12の稼働時間の累積である。
【0018】図4は、この発明の実施形態に係る複写機
の制御部におけるプロセスコントロールの処理手順を示
すフローチャートである。先ず、CPU29は、感光体
ドラム10の表面にトナーパッチを形成し(s1)、こ
のトナーパッチの濃度を検出したフォトセンサ20の検
出データを読み取る(s2)。CPU29は、読み出し
た検出データに基づいて帯電器出力の補正値ΔVgを算
出し(s3)、補正後の帯電器出力VgをVgs+α及
びVgs−αと比較する(s4,s5)。
【0019】CPU29は、補正後の帯電器出力Vgが
(Vgs+α)以上である場合はトナー濃度基準値にβ
を加算し(s6)、補正後の帯電器出力Vgが(Vgs
−α)以下である場合はトナー濃度基準値からβを減算
する(s7)。CPU29は、トナー濃度基準値を補正
した場合、一定時間Tが経過するまでは、次のプロセス
コントロールを実行することなく通常の複写プロセスを
実行し、一定時間Tが経過した後に次のプロセスコント
ロールを実行する(s8)。補正後の帯電器出力Vgが
Vgs±αの範囲内にある場合にはトナー濃度基準値を
補正することなく通常の複写プロセスを実行する(s
9)。
【0020】例えば、α=+100V、β=10カウン
ト(トナー濃度が0.5%増加する補正量)とした場
合、一定時間T=200sが経過した後に次のプロセス
コントロールを開始する。この処理により、トナー濃度
基準値の補正の効果が現れるのを待って次のプロセスコ
ントロールを開始することができ、現像装置12におけ
るトナー濃度が安定していない状態で過剰な制御が行わ
れることを防止できる。図5は、プロセスコントロール
他の処理手順を示すフローチャートである。CPU2
9は、補正後の帯電器出力Vgが(Vgs+α)以上で
あり、トナー濃度基準値にβを加算した場合は、現像装
置12内へのトナー補給が急激に行われることに起因し
て現像装置12内のトナーの帯電量が低下することに鑑
み、複写プロセスの前後における攪拌ローラ25の回転
時間を通常よりも長くする(s6→s11)。反対に、
補正後の帯電器出力Vgが(Vgs−α)以下であり、
トナー濃度基準値からβを減算した場合は、現像装置1
2内におけるトナー濃度の安定に長時間を要することに
鑑み、複写プロセスの前後において黒ベタの画像を形成
する(s7→s12)。この処理により、現像装置12
内のトナー濃度を、低下したトナー濃度基準値に強制的
に安定化させることができる。
【0021】図6は、プロセスコントロールの他の処理
手順を示すフローチャートである。CPU29は、補正
後の帯電器出力Vgが(Vgs+α)以上であり、トナ
ー濃度基準値にβを加算した場合は、現像装置12内の
トナーの帯電量の低下により画像にカブリを発生するこ
とに鑑み、帯電器出力Vgと現像バイアスVdとから補
正値γを減算する(s6→s21)。反対に、補正後の
帯電器出力Vgが(Vgs−α)以下であり、トナー濃
度基準値からβを減算した場合は、帯電器出力Vgと現
像バイアスVdとに補正値γを加算する(s7→s2
2)。これによって、帯電器出力Vgと現像バイアスV
dとの差を変えることなく現像バイアスVdを補正し、
帯電器出力の補正の効果を維持しつつ、画像のカブリを
防止できる。例えば、β=10とした場合、γ=30V
が適当である。
【0022】図7は、プロセスコントロールの他の処理
手順を示すフローチャートである。CPU29は、トナ
ー濃度基準値にβを加算した場合の現像装置12内のト
ナーの帯電量の低下による画像のカブリを、コピーラン
プ電圧Vclに補正値δを加算することにより防止する
(s6→s31)。反対に、トナー濃度基準値からβを
減算した場合は、コピーランプ電圧Vclから補正値δ
を減算する(s7→s32)。例えば、β=10とした
場合、γ=0.63Vが適当である。
【0023】図8は、プロセスコントロールの他の処理
手順を示すフローチャートである。補正後の帯電器出力
Vgが(Vgs−α)以下であり、トナー濃度基準値か
らβを減算する補正を連続して行うと、トナー濃度を過
剰に補正することになり、帯電器出力Vgが(Vgs+
α)以上に補正される。そこで、CPU29は、2回目
以降の補正が適正な範囲の補正となるように、同一方向
の補正が連続する場合はトナー濃度基準値にkβ(但
し、0<k<1とする。)を加減算する(s4→s41
→s42,s5→s45→s46)。即ち、トナー濃度
基準値を同一方向にn回連続して補正する場合、図3
(C)に示すように、n回目のトナー濃度基準値の補正
値βn は、βn =kβn-1 とされる。また、前回のトナ
ー濃度基準値の補正方向が今回の補正方向と反対である
場合は、前回の補正値の絶対値を今回の補正値の絶対値
とする(s43→s44,s47→s48)。例えば、
β=10の補正によってVg=Vgs+100Vに補正
された場合、k=0.6としてkβ=6の補正を行う。
【0024】図9は、プロセスコントロールの他の処理
手順を示すフローチャートである。現像装置12内のト
ナー濃度が著しく不適当であった場合、図3(A)に示
すように、帯電器出力の補正量が大きくなる。そこで、
CPU29は、現像装置12内のトナー濃度を素早く適
正な値にすべく、トナー濃度基準値の補正前における単
位時間ΔT当りの帯電器出力の変化量ΔVgを所定量z
と比較し、|ΔVg/ΔT|≧zである場合にはトナー
濃度基準値の補正量をjβ(但し、1<jとする。)と
する(s51→s52,s53→s54)。例えば、z
=0.8V/sでVg=Vgs−100Vに補正された
場合、通常+β=+7でトナー濃度基準値を補正すると
ころを、j=1.4として+10カウントの補正する。
【0025】図10は、プロセスコントロールの他の
理手順を示すフローチャートである。図3(B)に示す
ように、トナー濃度基準値を補正後に短期間で帯電器出
力が(Vgs−α)から(Vgs+α)まで変化したと
すると、トナー濃度基準値の補正量が過剰であったと考
えられる。そこで、帯電器出力が(Vgs−α)から
(Vgs+α)まで変化する間に要する時間Taが所定
値Y以下である場合、トナー濃度基準値をiβ(但し、
0<i<1とする。)で補正する(s61→s62,s
63→s64)。例えば、トナー濃度基準値を−β=−
15で補正後に帯電器出力が(Vgs−100V)から
(Vgs+100V)まで変化した時間Taが1100
s以下である場合に、i=0.6としてトナー濃度基準
値を+β=+9で補正する。これによって、帯電器出力
が急激に変化することを防止できる。
【0026】図11(A)に示すように、トナー濃度が
高すぎるとトナーの帯電量が低下してカブリの原因とな
り、トナー濃度が低すぎるとキャリア落ち等の原因とな
る。そこで、トナー濃度基準値に下限値Smin及び上
限値Smaxを設定することが考えられる。また、図1
1(B)に示すように、トナー濃度基準値が一定であっ
ても、低温低湿状態ではトナーの帯電量が高くなり、高
温高湿になるにしたがってトナーの帯電量が低下する。
そこで、温湿度センサ31により外部環境を測定し、低
温低湿状態ではトナー濃度基準値Sの範囲をSmin−
h≦S≦Smax−h(但し、0<hとする。)にし、
高温高湿状態ではトナー濃度基準値Sの範囲をSmin
+h≦S≦Smax+hとする。例えば、温度20℃/
湿度50%におけるトナー濃度基準値Sの範囲を50≦
S≦120、温度35℃/湿度80%におけるトナー濃
度基準値Sの範囲を40≦S≦100、温度5℃/湿度
20%におけるトナー濃度基準値Sの範囲を60≦S≦
130とする。
【0027】図12は、プロセスコントロールの他の
理手順を示すフローチャートである。補正後におけるト
ナー濃度基準値Sが下限値Sminに達した後に、次の
プロセスコントロールにおいて帯電器出力が(Vgs−
α)以下になった場合には、キャリア落ち等を防止する
観点からトナー濃度基準値Sを下げることはできない。
そこで、画像濃度を維持するために現像バイアスVdに
λを加算する(s71→s72)。例えば、トナー濃度
基準値の下限値Smin=50の時に帯電器出力が(V
gs−100V)以下になった場合、現像バイアスVd
を30V増加する。この処理により、キャリア落ち等の
トナー濃度が高くなることによる不具合を防止しつつ、
適正な画像濃度を維持することができる。
【0028】なお、この発明は、複写機以外の画像形成
装置においても上記と同様に失しすることができる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、今回のプロセスコン
トロール終了後の複写プロセスにおいて濃度安定化処理
を実行することにより、現像装置内におけるトナー濃度
が安定した状態で次のプロセスコントロールを行うこと
ができる。
【0030】また、今回のプロセスコントロール終了後
の複写プロセスにおいて濃度安定化処理を実行すること
により、現像装置内におけるトナー濃度が安定した状態
で次のプロセスコントロールを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である複写機の要部の構成
を示す図である。
【図2】同複写機の制御部の要部の構成を示すブロック
図である。
【図3】同複写機における帯電器出力及びトナー濃度と
現像剤の攪拌時間との関係を示す図である。
【図4】この発明の実施形態である複写機の制御部の処
理手順を示すフローチャートである。
【図5】複写機の制御部の他の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】複写機の制御部の他の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】複写機の制御部の他の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】複写機の制御部の他の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図9】複写機の制御部の他の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図10】複写機の制御部の他の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図11】同複写機におけるトナー濃度及び外部環境と
トナー帯電量との関係を示す図である。
【図12】複写機の制御部の他の処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1−原稿台 2−コピーランプ 10−感光体ドラム 11−帯電装置 12−現像装置 20−フォトセンサ 21−トナーホッパ 22−トナー補給モータ 23−非磁性体スリーブ 24−磁石 25−攪拌ローラ 26−トナー濃度センサ 30−帯電器出力駆動回路 31−温湿度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 稔尚 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 永山 勝浩 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 直井 宏夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 成松 正恭 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 西野 知子 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−119373(JP,A) 特開 平3−27070(JP,A) 特開 平5−232771(JP,A) 特開 平7−134457(JP,A) 特開 平7−325438(JP,A) 特開 平4−162064(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 - 15/095 G03G 15/00 303

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体の表面にトナーパッチを形成し、
    トナーパッチの濃度を読み取り、読み取ったトナーパッ
    チの濃度に応じて帯電器出力を補正するとともに、帯電
    器出力の補正量が所定値を越えた場合に現像装置内のト
    ナー濃度を補正するプロセスコントロールを実行する画
    像形成装置の画像安定化方法において、 今回のプロセスコントロール時にトナー濃度を一定値β
    だけ高くする補正をした場合に、複写動作前後の現像装
    置の回転を長くし、今回のプロセスコントロール時にト
    ナー濃度を一定値βだけ低くする補正をした場合に、複
    写動作前後に黒ベタをとることで該現像装置内のトナー
    濃度を安定化することを特徴とする画像形成装置の画像
    安定化方法。
JP06430196A 1996-03-21 1996-03-21 画像形成装置の画像安定化方法 Expired - Lifetime JP3282964B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06430196A JP3282964B2 (ja) 1996-03-21 1996-03-21 画像形成装置の画像安定化方法
US08/821,933 US5826136A (en) 1996-03-21 1997-03-21 Image stabilizing method for use in an image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06430196A JP3282964B2 (ja) 1996-03-21 1996-03-21 画像形成装置の画像安定化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09258546A JPH09258546A (ja) 1997-10-03
JP3282964B2 true JP3282964B2 (ja) 2002-05-20

Family

ID=13254300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06430196A Expired - Lifetime JP3282964B2 (ja) 1996-03-21 1996-03-21 画像形成装置の画像安定化方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5826136A (ja)
JP (1) JP3282964B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11167230A (ja) * 1997-12-04 1999-06-22 Minolta Co Ltd 画像形成装置及びその画像濃度調整方法
JP3445180B2 (ja) 1999-01-22 2003-09-08 シャープ株式会社 現像装置
US6181888B1 (en) 1999-12-01 2001-01-30 Xerox Corporation Apparatus and method for scheduling toner patch creation for implementing diagnostics for a color image processor's systems parameters and system fault conditions in a manner that minimizes the waste of toner materials without compromising image quality
JP4719343B2 (ja) * 2000-08-30 2011-07-06 キヤノン株式会社 画像形成装置
US7062202B2 (en) * 2002-09-25 2006-06-13 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus and method using liquid development under an image forming condition in which an adhesion amount of toner is substantially saturated
JP4255337B2 (ja) 2003-03-04 2009-04-15 シャープ株式会社 画像形成方法及び画像形成装置
JP4608968B2 (ja) * 2004-06-30 2011-01-12 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2006039036A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Konica Minolta Business Technologies Inc トナー濃度推定方法及び装置、並びにその装置を備えた画像形成装置
JP5015544B2 (ja) * 2005-11-25 2012-08-29 株式会社リコー 画像形成装置及びその画像濃度制御方法
JP4613215B2 (ja) * 2008-02-29 2011-01-12 シャープ株式会社 画像形成装置
JP5371392B2 (ja) * 2008-11-25 2013-12-18 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び制御プログラム
US8740241B2 (en) * 2009-12-07 2014-06-03 Concaten, Inc. Mobile barrier
JP7338288B2 (ja) * 2019-07-18 2023-09-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611929A (ja) * 1992-06-25 1994-01-21 Sharp Corp 画像安定化方法
US5333037A (en) * 1992-02-26 1994-07-26 Sharp Kabushiki Kaisha Image-quality stabilizer for an electrophotographic apparatus
JPH0619259A (ja) * 1992-06-30 1994-01-28 Sharp Corp 自動露光方法
US5532794A (en) * 1993-01-07 1996-07-02 Sharp Kabushiki Kaisha Electrophotographic image stabilization control apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09258546A (ja) 1997-10-03
US5826136A (en) 1998-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3282964B2 (ja) 画像形成装置の画像安定化方法
JP3408918B2 (ja) 画像形成装置
JP3715758B2 (ja) 画像形成装置
US5508787A (en) Method and apparatus for controlling process condition for image formation
JPH1195501A (ja) 画像形成装置
JPH0437882A (ja) 画像形成装置
JP2008076792A (ja) 画像形成装置
JP2001296732A (ja) 画像形成装置
JPH11167230A (ja) 画像形成装置及びその画像濃度調整方法
JP3479446B2 (ja) 画像形成装置の画質補償装置
JPH04301862A (ja) スコロトロン帯電装置
JPH06230642A (ja) 感光体電位制御装置
JP2001117297A (ja) 画像形成装置
JP2002304067A (ja) 画像形成装置
JP6701800B2 (ja) 画像形成装置
JPH02195366A (ja) 画像形成装置の帯電装置
JPH10123769A (ja) 画像形成装置
JPH05257352A (ja) 電子写真装置
JP2006138989A (ja) 画像形成装置
JPH11219072A (ja) 画像形成装置
JP6627797B2 (ja) 画像形成装置
JP4382959B2 (ja) 画像形成装置及び画像濃度制御装置
JPH05307304A (ja) 電子写真装置の画質安定化装置
JP2869069B2 (ja) プロセス条件設定方法
JP2001281979A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080301

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110301

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120301

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130301

Year of fee payment: 11