JP2008225163A - カラー位置ずれ補正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写ベルト上の傷や異物や表面の凹凸を、位置ずれ補正用パターンと誤認識しないようにして、低コストで安定して正確な位置ずれ補正ができるようにする。
【解決手段】カラーパターン列の間隔部分を含む転写ベルト上の領域に、黒色パターンを複数セット形成する。黒色パターンの両端の直線部は、カラーパターン列の先端または終端に平行であり、搬送方向に垂直な直線部か、搬送方向に傾斜角を成す直線部である。カラーパターン列を、搬送方向に並列に間隔を空けて複数セット形成する。カラーパターンには、搬送方向に垂直な直線パターンと、搬送方向に45°を成す斜線パターンがある。黒色パターンとカラーパターンを反射光で検出して、位置ずれを検出して補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カラー位置ずれ補正方法に関し、特に、複数色を重ね合わせて可視化画像を得る電子写真方式のプリンタ等において、位置ずれ補正用パターンの反射光により、複数色の画像位置の位置ずれ補正を行う方法に関する。
従来のタンデム方式のレーザービームプリンタに代表される画像形成装置の構成を、図9に示す。4色全てで異なる作像手段を用い、図9(a)の画像形成装置では、紙上に直接トナー画像を重ね合わせ、図9(b)の画像形成装置では、中間転写ベルト上にトナー画像を重ね合わせることによって、カラー画像を形成している。
画像形成装置は、図9(a)に示すように、無端状移動手段である搬送ベルトに沿って各色の画像形成部が並べられた構成を備えるタンデムタイプである。給紙トレイ1から給紙ローラ2と分離ローラ3とにより分離給紙される用紙(記録紙)4を搬送する搬送ベルト5に沿って、この搬送ベルト5の搬送方向の上流側から順に、複数の画像形成部(電子写真プロセス部)6BK、6M、6C、6Yが配列されている。これら複数の画像形成部6BK、6M、6C、6Yは、形成するトナー画像の色が異なるだけで、内部構成は共通である。画像形成部6BKはブラックの画像を、画像形成部6Mはマゼンタの画像を、画像形成部6Cはシアンの画像を、画像形成部6Yはイエローの画像をそれぞれ形成する。画像形成部6BKについて具体的に説明するが、他の画像形成部6M、6C、6Yは、画像形成部6BKと同様であるので、その画像形成部6M、6C、6Yの各構成要素については、画像形成装置6BKの各構成要素に付したBKに替えて、M、C、Yによって区別した符号を図に表示するにとどめ、説明を省略する。
搬送ベルト5は、回転駆動される駆動ローラ7と従動ローラ8とに巻回されたエンドレスのベルトである。この駆動ローラ7は、不図示の駆動モータにより回転駆動させられる。この駆動モータと、駆動ローラ7と、従動ローラ8とが、無端状移動手段である搬送ベルト5を移動させる駆動手段として機能する。画像形成に際して、給紙トレイ1に収納された用紙4は、最も上のものから順に送り出され、静電吸着作用により搬送ベルト5に吸着されて、回転駆動される搬送ベルト5により最初の画像形成部6BKに搬送され、ここで、ブラックのトナー画像を転写される。
画像形成部6BKは、感光体としての感光体ドラム9BK、この感光体ドラム9BKの周囲に配置された帯電器10BK、露光器11、現像器12BK、感光体クリーナ(図示せず)、除電器13BKなどから構成されている。露光器11は、各画像形成部6BK、6M、6C、6Yが形成する画像色に対応する露光ビームであるレーザ光14BK、14M、14C、14Yを照射するように構成されている。図9(c)に、露光器11の内部図を示す。各画像色の露光ビームであるレーザ光14BK、14M、14C、14Yは、それぞれ光源であるレーザーダイオード21BK、21M、21C、21Yから照射される。照射されたレーザ光は、反射鏡20によって光学系22BK、22M、22C、22Yを経て、光路を調整された後、感光体ドラム9BK、9M、9C、9Yの表面へと走査される。
反射鏡20は、6面体のポリゴンミラーであり、回転をすることによって、ポリゴンミラー1面につき主走査方向1ライン分の露光ビームを走査することができる。光源のレーザーダイオード4つに対して、ポリゴンミラー1つで走査を行う。14BK、14Mと、14C、14Yの2色ずつの露光ビームに分けて、ポリゴンミラーの対向反射面を用いて走査を行うことによって、同時に異なる4つの感光体ドラムへと露光することを可能としている。光学系22は、反射光を等間隔に揃えるf-θレンズと、レーザ光を偏向する偏向ミラーで構成されている。
画像形成に際し、感光体ドラム9BKの外周面は、暗中にて帯電器10BKにより一様に帯電された後、露光器11からのブラック画像に対応したレーザ光14BKにより露光され、静電潜像を形成される。現像器12BKは、この静電潜像をブラックトナーにより可視像化する。このことにより、感光体ドラム9BK上にブラックのトナー画像が形成される。このトナー画像は、感光体ドラム9BKと搬送ベルト5上の用紙4とが接する位置(転写位置)で、転写器15BKの働きにより用紙4上に転写される。この転写により、用紙4上にブラックのトナーによる画像が形成される。トナー画像の転写が終了した感光体ドラム9BKは、外周面に残留した不要なトナーを、感光体クリーナにより払拭された後、除電器13BKにより除電され、次の画像形成のために待機する。
以上のようにして、画像形成部6BKでブラックのトナー画像を転写された用紙4は、搬送ベルト5によって、次の画像形成部6Mに搬送される。画像形成部6Mでは、画像形成部6BKでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより、感光体ドラム9M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が用紙4上に形成されたブラックの画像に重畳されて転写される。用紙4は、さらに次の画像形成部6C、6Yに搬送され、同様の動作により、感光体ドラム9C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体ドラム9Y上に形成されたイエローのトナー画像とが、用紙4上に重畳されて転写される。こうして、用紙4上にフルカラーの画像が形成される。このフルカラーの重ね画像が形成された用紙4は、搬送ベルト5から剥離されて定着器16にて画像を定着された後、画像形成装置の外部に排紙される。
図9(b)では、無端状移動手段5は、搬送ベルトではなく、中間転写ベルト5である。中間転写ベルト5は、回転駆動される駆動ローラ7と従動ローラ8とに巻回されたエンドレスのベルトである。各色のトナー画像は、感光体ドラム9BK、9M、9C、9Yと中間転写ベルト5とが接する位置(1次転写位置)で、転写器15BK、15M、15C、15Yの働きにより中間転写ベルト5上に転写される。この転写により、中間転写ベルト5上に各色のトナーによる画像が重ねあわされたフルカラー画像が形成される。画像形成に際して、給紙トレイ1に収納された用紙4は最も上のものから順に送り出され、中間転写ベルト5上に搬送され、中間転写ベルト5と用紙4とが接する位置(2次転写位置)にて、フルカラーのトナー画像を転写される。
以上のような構成のカラー画像形成装置では、感光体ドラム9BK、9M、9C、9Yの軸間距離の誤差、感光体ドラム9BK、9M、9C、9Yの平行度誤差、露光器11内で偏向ミラーの設置誤差、感光体ドラム9BK、9M、9C、9Yへの静電潜像の書込タイミング誤差等により、本来重ならなければならない位置に各色のトナー画像が重ならず、各色間で位置ずれが生ずるという問題が発生することがある。こうした各色の位置ずれの成分としては、主にスキュー、副走査方向のレジストずれ、主走査方向の倍率誤差、主走査方向のレジストずれなどが知られている。
タンデム方式の画像形成装置では、各色の画像を重ねる位置が微妙にずれることがあるので、安定したカラー画像を得ることができない。そのため、各色ごとに位置ずれ補正用パターンを形成し、各色の画像位置を検出し、4色全てを同一位置に重ね合わせる位置ずれ補正が、一般的に行われている。検出手段は、図9(d)に示すように、転写ベルト又は搬送ベルト上に光を照射し、その反射光を受光手段で検出する構成である。転写ベルトや搬送ベルト上では光の反射率が高く、トナー画像上では光が乱反射を起こすため反射率は低い。受光手段は、強い反射光を検出するとベルトと認識し、弱い反射光を検出するとトナー画像と認識することで、検出手段は、位置ずれ補正用パターンを検出している。
従来の各色のトナー画像の位置ずれを補正する方法を説明する。位置ずれ補正は、BKの画像位置に対して、M、C、Yの3色の画像位置を合わせる形で行う。図10に、従来採用している位置ずれ検知用マーク列26を形成する位置ずれ検知用マーク25を示す。図10(a)に示すように、画像形成部6Yの下流側に、搬送ベルト5に対向するセンサ17、18、19が設けられている。センサ17、18、19は、用紙4の搬送方向と直交する主走査方向に沿うように同一の基板上に支持されている。図9(d)に画像検知手段の拡大図を、図10(a)に画像検知手段(センサ17、18、19)とその周辺部を示す。画像検知手段は、発光部23と、受光部24と備える。発光部23からは、拡散光成分を含んだ光が、搬送ベルト5上に形成された位置ずれ検知用マーク25に照射される。その正反射成分と拡散反射成分を含んだ反射光を受光部24が受光し、画像検知手段は位置ずれ検知用マーク25を検知する。画像検知手段は、主走査方向の両端と中央とに配置され、各々に対して位置ずれ検知用マーク列26が形成される。図10(a)においては、各色の各種色ずれ量を求めるために必要な最低限の一組のマーク列を示した。
従来の位置ずれ検知用マークは、BK、M、C、Yの4色からなる直線パターンと斜線パターンの計8本のパターン列をもって、1組のマーク列としていた。このマーク列を各画像検知手段に対して作成し、さらに副走査方向に複数セット作成している。図10(c)に、従来の位置ずれ検知用マークを画像検知手段が検知する時の出力信号を示す。画像検知手段の出力信号は受光部24の反射光を受光したときの信号であり、27は受光部24の出力信号、28は検出タイミングを示している。図11に示す従来の位置ずれ検知用マークの検知では、受光部24は位置ずれ検知用マーク上の正反射光成分のみを検知していた。
図11のカラーパターンを検知する時の波形の変化は、カラーパターンからの拡散反射光成分が受光部24にわずかに入射することで起こっている。画像検知手段はスレッシュライン29と検知波形が交差した位置をもって、パターンのエッジ30BK_1、30BK_2、30M_1、30M_2、30C_1、30C_2、30Y_1、30Y_2を検知したと判断する。画像検知手段は、BKの直線パターンのエッジ30BK_1と30BK_2の検出地点の平均を取って画像位置と判定する。M、C、Yの直線パターンについても同様に、30*_1と30*_2の検出地点の平均を取って画像位置と判定する。斜線パターンの検知についても直線パターンと同様に両端のエッジの検出地点の平均をとって画像位置と判定する。以下に、これに関連する従来技術の例をいくつかあげる。
特許文献1に開示された「重ね合わせ像の位置ずれ量検出装置」は、カラー画像形成装置における各色の像間の画像位置ずれを検出するものである。搬送ベルトに沿って複数個配置された電子写真プロセス部によって形成された画像を、搬送ベルトにより搬送される単一の記録媒体に順次重ね合わせて転写することにより、記録媒体上にカラー画像を得る。搬送ベルトとして光透過可能のものを用いる。発光素子で搬送ベルトを照射する。搬送ベルトを挟んで発光素子に対向した空間位置に、スリットを設ける。搬送ベルトおよびスリットを挟んで発光素子に対向した位置に、受光素子を設ける。受光素子の受光面が長方形の場合は、発光素子より出射した光がスリットに進入する進入面から、受光面の長辺に相当する距離以上、受光素子を離す。受光素子の受光面が円形の場合は、円形の直径に相当する距離以上、離す。
特許文献2に開示された「画像形成装置」は、安価に画像の重ね合わせ精度を確保できるものである。複数の画像形成ステーションで、搬送ベルト上に画像を形成する。第1の画像を形成する画像ステーションで、搬送ベルト上に所定間隔で配列されたラインで構成される第1レジストマークを形成する。第2の画像を形成する画像形成ステーションで、第1レジストマークと略同一形状を有する第2レジストマークを、第1レジストマーク上に重ねて形成する。双方のレジストマークの重なり具合の検出結果に基づいて、第1又は第2の画像の位置ずれを補正する。
特許第3734116号公報(特開平10-268609号公報) 特開2002-221842号公報
しかし、従来のカラー位置ずれ補正方法には次のような問題がある。転写ベルトや搬送ベルト上に傷があるか、異物が付着しているか、ベルト表面に微妙な凹凸が存在していると、検出手段の光源からの照射光は、その傷や異物や凹凸上で乱反射を起こし、その反射光を正確に検出することができない。従来の位置ずれ補正用パターンでは、検出手段が傷や異物、ベルトの凹凸を検出した時に位置ずれ補正用パターンを検出したと誤認識してしまうおそれがある。
本発明の目的は、上記従来の問題を解決して、カラー位置ずれ補正方法において、転写ベルトや搬送ベルト上の傷や異物や表面の凹凸を、位置ずれ補正用パターンと誤認識しないようにして、低コストで安定して正確な位置ずれ補正ができるようにすることである。すなわち、搬送ベルト上に傷が存在する場合や、異物が付着していた場合や、低コストの搬送ベルトを使用したときにベルト表面に微妙な凹凸が存在している場合に、その傷や異物、凹凸上にトナーパターンを塗りつぶすことによって、傷や異物や凹凸を、位置ずれ検知用マークと誤認識しないようにすることである。
上記の課題を解決するために、本発明では、位置ずれ補正方法を、非基準色パターン列の間隔部分を含む搬送体上の所定領域に、基準色パターンを複数セット形成した後で、搬送体の搬送方向に並列に間隔を空けて、非基準色パターン列を複数セット形成し、基準色パターンと非基準色パターンを検出して信号を出力する方法とした。または、搬送体の搬送方向に並列に間隔を空けて、非基準色パターン列を複数セット形成し、その後、非基準色パターン列の間隔部分を含む搬送体上の所定領域に基準色パターンを複数セット形成し、基準色パターンと非基準色パターンを検出して信号を出力する方法とした。
上記のようにすることにより、転写ベルトや搬送ベルト上の傷や異物や表面の凹凸を、位置ずれ補正用パターンと誤認識しなくなり、低コストで安定して正確な位置ずれ補正ができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図1〜図8を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例1は、搬送方向に垂直か搬送方向に傾斜角を成す端部を有する黒色パターンを、搬送ベルト上に複数セット形成した後、搬送体の搬送方向に並列に間隔を空けて、搬送方向に垂直な直線パターンと搬送方向に傾斜角を成す斜線パターンからなるカラーパターン列を複数セット形成し、黒色パターンとカラーパターンを検出して位置ずれを補正するカラー位置ずれ補正方法である。
本発明の実施例1におけるカラー位置ずれ補正方法を実行する画像形成装置の基本的な構成は、図9で説明したものと同じである。図1は、本発明の実施例1におけるカラー位置ずれ補正方法で用いる位置ずれ検知用マークを示す図である。図2は、位置ずれ検知用マークの検知方式を示す図である。図3は、検知されたデータを処理する構成を示す機能ブロック図である。図4は、位置ずれ補正方法の処理手順を示す流れ図である。図1〜図3において、ベルト5は、用紙を搬送する搬送ベルトである。中間転写ベルトであってもよい。センサ17、18、19は、パターンを検出する光学センサである。発光部23は、位置ずれ検知用マークを照射する光源である。受光部24は、反射光を検出するセンサである。パターン25は、位置を検知するためのマークである。スレッシュライン29は、閾値である。エッジ30は、パターンの端部に対応する検出信号の位置である。
増幅器31は、センサの出力信号を増幅する手段である。フィルタ32は、センサの出力信号からノイズを除く手段である。A/D変換器33は、センサの出力信号をデジタル信号に変換する手段である。サンプリング制御部34は、センサの出力信号のサンプリングを制御する手段である。FIFOメモリ35は、センサの出力信号のバッファメモリである。I/Oポート36は、データを取り込んだり光源を制御したりするための入出力インタフェースである。データバス37は、データ処理のための共通母線である。CPU38は、データ処理を行う中央処理装置である。RAM39は、データ処理のための一時メモリである。ROM40は、プログラムなどを格納した固定メモリである。発光量制御部41は、発光部の光量を制御する手段である。
本発明の実施例1におけるカラー位置ずれ補正方法の原理と処理手順を説明する。最初に、カラー位置ずれ補正方法の原理を説明する。ベルト上の傷や異物やベルトの凹凸を検出しないようにするために、傷や異物や凹凸の上に、トナー画像を重ねる。位置ずれ補正用パターンが、偶然、傷や異物や凹凸上に作像されると、位置ずれ補正用パターンのみを正常に検出することができる。このため、位置ずれ補正用パターンは、通常は線型に作像するが、これをできるだけ太くベタ状に作像し、ベルト表面が露出する面積を減らすことで、傷や異物や凹凸を、位置ずれ補正用パターンと誤認識する可能性を低下させることができる。さらに、黒ベタパターン上の位置ずれ補正用パターンを検出するには、スレッシュラインを下げる必要があるため、傷や異物や凹凸が検出されにくくなる。また、傷や異物や凹凸の幅は、通常1mm以下であるため、ベルト表面が露出している部分に丁度傷や異物や凹凸が来た場合も、ベタパターンと比較して線幅が小さいため、区別することが容易になる。このような方式で、ベルト上の傷や異物や凹凸を、検出手段が誤認識する可能性を非常に小さくするシステムを構築できる。
次に、カラー位置ずれ補正方法の概要を説明する。カラーパターン列の間隔部分を含む搬送体上の所定領域に、黒色(基準色)パターンを複数セット形成し、その後、搬送体の搬送方向に並列に間隔を空けて、カラーパターン列を複数セット形成し、黒色パターンとカラーパターンを検出して信号を出力する。または、搬送体の搬送方向に並列に間隔を空けて、カラーパターン列を複数セット形成し、その後、カラーパターン列の間隔部分を含む搬送体上の所定領域に黒色パターンを複数セット形成し、黒色パターンとカラーパターンを検出して信号を出力する。または、カラーパターン列の間隔領域と直下領域を連続して塗りつぶすように、黒色パターンを形成し、黒色パターンを塗りつぶした部分の上にカラーパターンを形成する。
基準色パターンは、検出手段から最も遠い位置にある作像手段の色で形成されるのがよい。基準色パターンは黒色パターンでなくてもよい。カラーパターン列の先端と終端からさらに搬送方向に沿った先の所定の領域を、黒色パターンで塗りつぶす。搬送方向の垂直方向のパターン検出可能な範囲にのみ黒色パターンを作像する。カラーパターンは、搬送体の搬送方向に垂直な第1の直線部を有する直線パターンと、搬送体の搬送方向に傾斜角を成す第2の直線部を有する斜線パターンを有する。傾斜角は±45°である。黒色パターンは、パターン列の先端と終端に並行な直線部を両端に有し、直線部は搬送体の搬送方向に垂直な直線部と、搬送体の搬送方向に傾斜角を成す直線部である。カラーパターンと搬送体表面が露出している領域の搬送体方向の幅が等しい。
搬送体上に光を照射し、照射される光の搬送体上からの反射光を受光して信号を出力し、黒色パターンに光を照射した時の出力信号と、カラーパターンに光を照射した時の出力信号を比較し、カラーパターンを検出する。黒色パターンとカラーパターンに光を照射した時の出力信号と、搬送体に光を照射した時の出力信号を比較し、黒色パターンとカラーパターンを検出する。または、黒色パターンとカラーパターンの前半部のエッジを検出する時の出力信号と、黒色パターンとカラーパターンの後半部のエッジを検出する時の出力信号から、黒色パターンとカラーパターンを検出する。または、黒色パターンとカラーパターンの前半部のエッジを検出する時の出力信号と後半部のエッジを検出する時の出力信号の平均から黒色パターンとカラーパターンを検出する。検出したパターンの搬送方向における線幅が所定の値と比較して小さいと判断した場合に、パターンの検出結果を破棄する。所定の値は、基準色パターンと非基準色パターンが搬送方向に連続して作像されている距離の最小値から決定される。
次に、図1を参照しながら、位置ずれ検知用マークを説明する。位置ずれ補正の基準となるBKのパターン25BK_Bを、長方形状のベタパターンとして形成し、そのパターン上に直線パターン25M_Y、25C_Y、25Y_Yを重ね合わせて形成する。次に、BKの平行四辺形状のベタパターン25BK_Pを形成し、そのパターン上に斜線パターン25M_S、25C_S、25Y_Sを重ね合わせて形成する。この1組のマーク列を、各画像検知手段に対して作成し、さらに副走査方向に複数セット作成している。25BK_Bと25BK_Pは、M、C、Yの直線・斜線パターンが作成されない領域にも極力広げて作成する、これによって、搬送ベルト上の搬送ベルト表面が露出する面積を減少させ、画像検知手段が傷や異物、凹凸を誤検出する可能性を低下させる。しかし、BKパターンを作成する面積が増えることで、トナー消費量が増大する、そのため、BKパターンを形成する主走査方向の領域を、画像検知手段が検知可能な領域に絞り、トナー消費量を節約する。
次に、図2を参照しながら、位置ずれ検知用マークの検知方法を説明する。図1に示す位置ずれ検知用マークの検知方法は、図10に示した従来の位置ずれ検知用マークの検知方法と異なる。受光部24は、正反射光成分と拡散反射光成分を同時に検知する、これによって、搬送ベルト表面上のBKパターンを正反射光成分で検知し、BKパターン上のM、C、Yパターンを、拡散反射光成分で検知することができる。図2(a)、(b)に示すように、画像検知手段は、スレッシュライン29と検知波形が交差した位置をもって、エッジ30BK_1、30BK_2、30BK_3、30BK_4、30M_1、30M_2、30M_3、30M_4、30C_1、30C_2、30C_3、30C_4、30Y_1、30Y_2、30Y_3、30Y_4を検知したと判断する。画像検知手段は、BKの長方形状ベタパターン25BK_Bのエッジ30BK_1と30BK_2の検出地点の平均を取って25BK_Bの画像位置と判定する。25M_Y、25C_Y、25Y_Yについても同様に、30*_1と30*_2の検出地点の平均を取って画像位置と判定する。BKの平行四辺形状ベタパターン25BK_Pの検知についても同様に、エッジ30BK_3と30BK_4の平均をとって画像位置と判定し、25M_S、25C_S、25Y_Sの検知についても同様に、30*_3と30*_4の検出地点の平均を取って画像位置と判定する。
パターンの検知について、ベルト表面が露出している部分に丁度傷や異物、凹凸が来た場合に、位置ずれ検知用マーク25とベルト上の傷や異物、凹凸を区別する必要がある。ベルト上の傷や異物、凹凸の幅は通常1mm以下であるためベタパターンと比較して線幅が小さい、よって、画像検知手段はスレッシュライン29と検知波形が交差した位置と、次に交差した位置の間隔が所定の値より小さい時に、その検出結果をエラーと判定し、検出結果を破棄する。
この検知用マーク25の検知結果をもとに、25BK_Bの画像位置と25M_Y、25C_Y、25Y_Yの画像位置を求め、CPUが所定の演算処理を行うことで、副走査レジストのずれ量、スキューを求めることができる。さらに25BK_Bの画像位置と25M_Y、25C_Y、25Y_Yの画像位置に加えて、25BK_Pの画像位置と25M_S、25C_S、25Y_Sの画像位置を求めて、CPUが所定の演算処理を行うと、主走査方向の倍率誤差、主走査方向のレジストずれ量が各々求められる。この結果をもとに補正が行われる。
スキューに関しては、例えば、露光器11内の偏向ミラー若しくは露光器11自体をアクチュエーターによって傾きを加えることなどの方法で修正する。副走査方向のレジストずれに対しては、例えば、ラインの書出タイミングおよびポリゴンミラーの面位相制御によって、修正が行われる。主走査方向の倍率誤差に関しては、例えば、書込画周波数を変更することによって補正を行う。主走査方向のレジストずれに関しては、主走査ラインの書出タイミングを変更することによって、補正を行うことができる。
次に、図3を参照しながら、検知されたデータを処理するための処理について説明する。受光部24から得られた信号は、AMP31によって増幅され、フィルタ32によってライン検知の信号成分のみを通過させ、A/D変換器33によって、アナログデータからデジタルデータに変換される。データのサンプリングは、サンプリング制御部34によって制御され、サンプリングされたデータはFIFOメモリ35に格納される。一組の検知用マーク25の検知が終了した後、格納されていたデータは、I/Oポート36を介して、データバス37によりCPU38およびRAM39にロードされ、CPU38は、所定の演算処理を行い、上述した各種ずれ量を求める。
ROM40には、上述した各種ずれ量を演算するためのプログラムをはじめ、位置ずれ補正装置および画像形成装置を制御するための各種プログラムが格納されている。また、CPU38は、受光部24からの検知信号を適当なタイミングでモニタしており、搬送ベルトおよび発光部23の劣化等が起こっても確実に検知ができるように、発光量制御部41によって発光量を制御しており、受光部24からの受光信号のレベルが常に一定になるようにしている。このように、CPU38とROM40とが、画像形成装置全体の動作を制御する制御手段として機能する。
次に、図4を参照しながら、位置ずれ補正演算制御方法の処理手順を説明する。ステップ1にて、複数(Nセット)の位置ずれ検知用マークの露光を開始する。位置ずれ検知用マークは、図1に示したパターンである。ステップ2にて、第Nセットの位置ずれ検知用マークの位置情報読取を開始する。ステップ3にて、第Nセットの位置ずれ検知用マークの位置情報をセンサ17、18、19で検知する、1セット内の規定数のパターン検知が終了すると、ステップ4に移行する。ステップ4では、検知したパターンの幅が全て規定値以上かを判定する。
規定値以下の線幅情報を持つパターンが存在していた場合は、ステップ5にて、そのパターンをノイズと判定し、そのデータを破棄し、ステップ6に移行する。全てのパターン幅が規定値以上であったときは、そのままステップ6に移行する。ステップ6にて、第Nセット内のパターンの位置情報をRAMに保存する。ステップ7にて、全セットのパターンの位置情報のRAMへの保存が終了したかどうかを判断し、終了するとステップ8に移行する。終了していない場合は、ステップ3に戻る。ステップ9にて、RAMに保存した位置情報に基づき、CPUは、各種のずれ量を算出する。ステップ10にて、CPUは、このずれ量に対応した補正量を算出し、この補正量をRAMに保存する。以上において、位置ずれ補正制御を終了する。
上記のように、本発明の実施例1では、カラー位置ずれ補正方法を、搬送方向に垂直か搬送方向に傾斜角を成す端部を有する黒色パターンを、搬送ベルト上に複数セット形成した後、搬送体の搬送方向に並列に間隔を空けて、搬送方向に垂直な直線パターンと搬送方向に傾斜角を成す斜線パターンからなるカラーパターン列を複数セット形成し、黒色パターンとカラーパターンを検出して位置ずれを補正する方法としたので、転写ベルトや搬送ベルト上の傷や異物や表面の凹凸を、位置ずれ補正用パターンと誤認識しなくなり、低コストで安定して正確な位置ずれ補正ができる。
本発明の実施例2は、搬送方向に垂直か搬送方向に傾斜角を成す端部を有する黒色パターンを、搬送ベルト上に複数セット形成した後、搬送体の搬送方向に並列に間隔を空けて、搬送方向に垂直な直線パターンと搬送方向に傾斜角を成す斜線パターンからなるカラーパターン列を複数セット形成し、黒色パターンとカラーパターンを検出して位置ずれを補正するカラー位置ずれ補正方法である。
本発明の実施例2におけるカラー位置ずれ補正方法を実行する画像形成装置の基本的な構成は、図9で説明したものと同じである。図5は、本発明の実施例2におけるカラー位置ずれ補正方法で用いる位置ずれ検知用マークを示す図である。図6は、カラー位置ずれ補正方法で用いる位置ずれ検知用マークの検知原理を示す図である。
図5を参照しながら、位置ずれ検知用マークを説明する。先ず、位置ずれ補正の基準となるBKのパターン25BK_T1を台形状(主走査方向のエッジが画像検知手段側)のベタパターンとして形成し、そのパターン上に直線パターン25M_Y、25C_Y、25Y_Yを重ね合わせて形成する。次に、BKの台形状のベタパターン25BK_T2(副走査方向に傾斜するエッジが画像検知手段側)を形成し、そのパターン上に斜線パターン25M_S、25C_S、25Y_Sを重ね合わせて形成する。この1組のマーク列を、各画像検知手段に対して作成し、さらに副走査方向に複数セット作成している。25BK_T1と25BK_T2はM、C、Yの直線・斜線パターンが作成されない領域にも極力広げて作成する、これによって搬送ベルト上の搬送ベルト表面が露出する面積を減少させ、画像検知手段が傷や異物、凹凸を誤検出する可能性を低下させる。しかし、BKパターンを作成する面積が増えることで、トナー消費量が増大する、そのため、BKパターンを形成する主走査方向の領域を画像検知手段が検知可能な領域に絞り、トナー消費量を節約する。
次に、図6を参照しながら、位置ずれ検知用マークの検知方法を説明する。受光部24は、正反射光成分と拡散反射光成分を同時に検知する、これによって、搬送ベルト表面上のBKパターンを正反射光成分で検知し、BKパターン上のM、C、Yパターンを拡散反射光成分で検知することができる。図6(a)、(b)に示すように、画像検知手段は、スレッシュライン29と検知波形が交差した位置をもって、エッジ30BK_1、30BK_2、30BK_3、30BK_4、30M_1、30M_2、30M_3、30M_4、30C_1、30C_2、30C_3、30C_4、30Y_1、30Y_2、30Y_3、30Y_4を検知したと判断する。
画像検知手段は、25M_Y、25C_Y、25Y_Yについて、30*_1と30*_2の検出地点の平均を取って画像位置と判定し、BKの台形状ベタパターン25BK_T2の後端エッジ30BK_1とBKの台形状ベタパターン25BK_T1の後端エッジ30BK_2の検出地点の平均をとって25M_Y、25C_Y、25Y_Yに対応するBKの画像位置と判定する。画像検知手段は、25M_S、25C_S、25Y_Sの検知について、30*_3と30*_4の検出地点の平均を取って画像位置と判定し、BKの台形状ベタパターン25BK_T1の後端エッジ30BK_3とBKの台形状ベタパターン25BK_T2の先端エッジ30BK_4の検出地点の平均をとって25M_S、25C_S、25Y_Sに対応するBKの画像位置と判定する。
この検知用マーク25の検知結果をもとに、25M_Y、25C_Y、25Y_Yに対応するBKの画像位置と25M_Y、25C_Y、25Y_Yの画像位置を求め、CPUが所定の演算処理を行うことで、副走査レジストのずれ量、スキューを求めることができる。さらに、25M_Y、25C_Y、25Y_Yに対応するBKの画像位置と25M_Y、25C_Y、25Y_Yの画像位置に加えて、25M_S、25C_S、25Y_Sに対応するBKの画像位置と25M_S、25C_S、25Y_Sの画像位置を求めて、CPUが所定の演算処理を行うと、主走査方向の倍率誤差、主走査方向のレジストずれ量が各々求められる。この結果をもとに補正が行われる。実施例2における位置ずれ補正の手順は、図4に示す通りである。
上記のように、本発明の実施例2では、カラー位置ずれ補正方法を、搬送方向に垂直か搬送方向に傾斜角を成す端部を有する黒色パターンを、搬送ベルト上に複数セット形成した後、搬送体の搬送方向に並列に間隔を空けて、搬送方向に垂直な直線パターンと搬送方向に傾斜角を成す斜線パターンからなるカラーパターン列を複数セット形成し、黒色パターンとカラーパターンを検出して位置ずれを補正する方法としたので、転写ベルトや搬送ベルト上の傷や異物や表面の凹凸を、位置ずれ補正用パターンと誤認識しなくなり、低コストで安定して正確な位置ずれ補正ができる。
本発明の実施例3は、搬送方向に垂直か搬送方向に傾斜角を成す端部を有する黒色パターンを、搬送ベルト上に複数セット形成した後、搬送体の搬送方向に並列に間隔を空けて、搬送方向に垂直な直線部と、搬送方向に傾斜角を成す直線部を有する三角形状のカラーパターン列を複数セット形成し、黒色パターンとカラーパターンを検出して位置ずれを補正するカラー位置ずれ補正方法である。
本発明の実施例3におけるカラー位置ずれ補正方法を実行する画像形成装置の基本的な構成は、図9で説明したものと同じである。図7は、本発明の実施例3におけるカラー位置ずれ補正方法で用いる位置ずれ検知用マークを示す図である。図8は、カラー位置ずれ補正方法で用いる位置ずれ検知用マークの検知原理を示す図である。
図7に、実施例3で使用する位置ずれ検知用マークの構成図を示す。先ず、位置ずれ補正の基準となるBKのパターン25BK_Tを台形状のベタパターンとして形成し、そのパターン上に三角形状パターン25M_TR、25C_TR、25Y_TRを重ね合わせて形成する。この1組のマーク列を、各画像検知手段に対して作成し、さらに副走査方向に複数セット作成している。25BK_TはM、C、Yの三角形状パターンが作成されない領域にも極力広げて作成する、これによって搬送ベルト上の搬送ベルト表面が露出する面積を減少させ、画像検知手段が傷や異物、凹凸を誤検出する可能性を低下させる。しかし、BKパターンを作成する面積が増えることで、トナー消費量が増大する、そのためBKパターンを形成する主走査方向の領域を画像検知手段が検知可能な領域に絞り、トナー消費量を節約する。
次に、図8を参照しながら、位置ずれ検知用マークの検知方法を説明する。受光部24は、正反射光成分と拡散反射光成分を同時に検知する、これによって搬送ベルト表面上のBKパターンを正反射光成分で検知し、BKパターン上のM、C、Yパターンを拡散反射光成分で検知することができる。図8(a)、(b)に示すように、画像検知手段は、スレッシュライン29と検知波形が交差した位置をもって、エッジ30BK_1、30BK_2、30M_1、30M_2、30C_1、30C_2、30Y_1、30Y_2を検知したと判断する。画像検知手段はBKの台形状ベタパターン25BK_Tの先端エッジ30BK_1の検出地点から25BK_Tの主走査方向エッジの画像位置と判定し、25M_TR、25C_TR、25Y_TRについては、30*_1の検出地点から25M_TR、25C_TR、25Y_TRの主走査方向エッジの画像位置と判定する。画像検知手段はBKの台形状ベタパターン25BK_Tの後端エッジ30BK_2の検出地点から25BK_Tの副走査方向に傾斜する傾斜エッジの画像位置と判定し、25M_TR、25C_TR、25Y_TRについては、30*_2の検出地点から25M_TR、25C_TR、25Y_TRの傾斜エッジの画像位置と判定する。
この検知用マーク25の検知結果をもとに、25BK_Tの主走査方向エッジの画像位置と25M_TR、25C_TR、25Y_TRの主走査方向エッジの画像位置を求め、CPUが所定の演算処理を行うことで、副走査レジストのずれ量、スキューを求めることができる。さらに、25BK_Tの主走査方向エッジの画像位置と25M_TR、25C_TR、25Y_TRの主走査方向エッジの画像位置に加えて、25BK_Tの傾斜エッジの画像位置と25M_TR、25C_TR、25Y_TRの傾斜エッジの画像位置を求めてCPUが所定の演算処理を行うと、主走査方向の倍率誤差、主走査方向のレジストずれ量が各々求められる。この結果をもとに補正が行われる。位置ずれ補正の手順は、図4で説明した通りである。
上記のように、本発明の実施例3では、カラー位置ずれ補正方法を、搬送方向に垂直か搬送方向に傾斜角を成す端部を有する黒色パターンを、搬送ベルト上に複数セット形成した後、搬送体の搬送方向に並列に間隔を空けて、搬送方向に垂直な直線部と、搬送方向に傾斜角を成す直線部を有する三角形状のカラーパターン列を複数セット形成し、黒色パターンとカラーパターンを検出して位置ずれを補正する方法としたので、転写ベルトや搬送ベルト上の傷や異物や表面の凹凸を、位置ずれ補正用パターンと誤認識しなくなり、低コストで安定して正確な位置ずれ補正ができる。
本発明のカラー位置ずれ補正方法は、複数色を重ね合わせて可視化画像を得る電子写真方式のプリンタ等において、低コストで安定して正確に位置ずれ補正を行う方法として最適である。
本発明の実施例1におけるカラー位置ずれ補正方法で用いる位置ずれ検知用マークを示す図である。 本発明の実施例1におけるカラー位置ずれ補正方法で用いる位置ずれ検知用マークの検知原理を示す図である。 本発明の実施例1におけるカラー位置ずれ補正方法を実行するハードウエア構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施例1におけるカラー位置ずれ補正方法を実行する手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2におけるカラー位置ずれ補正方法で用いる位置ずれ検知用マークを示す図である。 本発明の実施例2におけるカラー位置ずれ補正方法で用いる位置ずれ検知用マークの検知原理を示す図である。 本発明の実施例3におけるカラー位置ずれ補正方法で用いる位置ずれ検知用マークを示す図である。 本発明の実施例3におけるカラー位置ずれ補正方法で用いる位置ずれ検知用マークの検知原理を示す図である。 従来の画像形勢装置の構成を示す概念図である。 従来の位置ずれ補正パターンの検知原理を示す図である。 従来の位置ずれ検知用マークを示す図である。
符号の説明
1・・・給紙トレイ、2・・・給紙ローラ、3・・・分離ローラ、4・・・用紙、5・・・ベルト、6・・・画像形成部、7・・・駆動ローラ、8・・・従動ローラ、9・・・感光体ドラム、10・・・帯電器、11・・・露光器、12・・・現像器、13・・・除電器、14・・・レーザ光、15・・・転写器、16・・・定着器、17・・・センサ、18・・・センサ、19・・・センサ、20・・・反射鏡、21・・・レーザーダイオード、22・・・光学系、23・・・発光部、24・・・受光部、25・・・パターン(検知用マーク)、26・・・検知用マーク列、27・・・出力信号、28・・・検出タイミング、29・・・スレッシュライン、30・・・エッジ、32・・・フィルタ、33・・・A/D変換器、34・・・サンプリング制御部、35・・・FIFOメモリ、36・・・I/Oポート、37・・・データバス、38・・・CPU、39・・・RAM、40・・・ROM、41・・・発光量制御部。

Claims (41)

  1. 非基準色パターン列の間隔部分を含む搬送体上の所定領域に、基準色パターンを複数セット形成し、その後、搬送体の搬送方向に並列に間隔を空けて、非基準色パターン列を複数セット形成し、前記基準色パターンと前記非基準色パターンを検出して信号を出力することを特徴とする位置ずれ補正方法。
  2. 搬送体の搬送方向に並列に間隔を空けて、非基準色パターン列を複数セット形成し、その後、非基準色パターン列の間隔部分を含む搬送体上の所定領域に基準色パターンを複数セット形成し、基準色パターンと非基準色パターンを検出して信号を出力することを特徴とする位置ずれ補正方法。
  3. 非基準色パターン列の間隔領域と直下領域を連続して塗りつぶすように、前記基準色パターンを形成し、基準色パターンを塗りつぶした部分の上に非基準色パターンを形成することを特徴とする請求項1記載の位置ずれ補正方法。
  4. 基準色パターンは、検出手段から最も遠い位置にある作像手段の色で形成されることを特徴とする請求項1または3記載の位置ずれ補正方法。
  5. 基準色パターンは黒色パターンであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の位置ずれ補正方法。
  6. 非基準色パターン列の先端と終端からさらに搬送方向に沿った先の所定の領域を、基準色パターンで塗りつぶすことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の位置ずれ補正方法。
  7. 搬送方向の垂直方向のパターン検出可能な範囲にのみ基準色パターンを作像することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の位置ずれ補正方法。
  8. 非基準色パターンは、搬送体の搬送方向に垂直な第1の直線部を有する直線パターンと、搬送体の搬送方向に傾斜角を成す第2の直線部を有する斜線パターンを有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の位置ずれ補正方法。
  9. 非基準色パターンは、搬送体の搬送方向に垂直な第1の直線部と、搬送体の搬送方向に傾斜角を成す第2の直線部を有する三角形状パターンを有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の位置ずれ補正方法。
  10. 前記傾斜角は±45°であることを特徴とする請求項8または9記載の位置ずれ補正方法。
  11. 基準色パターンは、パターン列の先端と終端に並行な直線部を両端に有し、直線部は搬送体の搬送方向に垂直な直線部と、搬送体の搬送方向に傾斜角を成す直線部であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の位置ずれ補正方法。
  12. 基準色パターンは、搬送体の搬送方向に垂直な直線部と搬送方向に傾斜角を成す直線部を両端に有することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の位置ずれ補正方法。
  13. 非基準色パターンと搬送体表面が露出している領域の搬送体方向の幅が等しいことを特徴とする請求項12記載の位置ずれ補正方法。
  14. 傾斜角は±45°であることを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載の位置ずれ補正方法。
  15. 搬送体上に光を照射し、照射される光の搬送体上からの反射光を受光して信号を出力し、基準色パターンに光を照射した時の出力信号と、非基準色パターンに光を照射した時の出力信号を比較し、非基準色パターンを検出することを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の位置ずれ補正方法。
  16. 搬送体上に光を照射し、照射される光の搬送体上からの反射光を受光して信号を出力し、基準色パターンと非基準色パターンに光を照射した時の出力信号と、搬送体に光を照射した時の出力信号を比較し、基準色パターンと非基準色パターンを検出することを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の位置ずれ補正方法。
  17. 基準色パターンと非基準色パターンの前半部のエッジを検出する時の出力信号と、基準色パターンと非基準色パターンの後半部のエッジを検出する時の出力信号から、基準色パターンと非基準色パターンを検出することを特徴とする請求項15または16に記載の位置ずれ補正方法。
  18. 基準色パターンと非基準色パターンの前半部のエッジを検出する時の出力信号と後半部のエッジを検出する時の出力信号の平均から基準色パターンと非基準色パターンを検出することを特徴とする請求項15または16に記載の位置ずれ補正方法。
  19. 検出したパターンの搬送方向における線幅が所定の値と比較して小さいと判断した場合に、パターンの検出結果を破棄することを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載の位置ずれ補正方法。
  20. 所定の値は、基準色パターンと非基準色パターンが搬送方向に連続して作像されている距離の最小値から決定されることを特徴とする請求項19記載の位置ずれ補正方法。
  21. 非基準色パターンを作像する前に非基準色パターン列の間隔部分を含む搬送体上の所定領域に基準色パターンを複数セット形成する基準色作像手段と、非基準色パターン列を搬送方向に並列に間隔を空けて複数セット形成する非基準色作像手段と、前記基準色パターンと前記非基準色パターンを検出して信号を出力する検出手段とを具備することを特徴とする位置ずれ補正装置。
  22. 搬送体の搬送方向に並列に間隔を空けて、非基準色パターン列を複数セット形成する非基準色作像手段と、非基準色パターンを作像した後に非基準色パターン列の間隔部分を含む搬送体上の所定領域に基準色パターンを複数セット形成する基準色作像手段と、前記基準色パターンと前記非基準色パターンを検出して信号を出力する検出手段とを具備することを特徴とする位置ずれ補正装置。
  23. 前記基準色作像手段は、非基準色パターン列の間隔領域と直下領域を連続して塗りつぶすように、前記基準色パターンを形成する手段を備え、前記非基準色作像手段は、基準色パターンを塗りつぶした部分の上に非基準色パターンを形成する手段を備えることを特徴とする請求項21記載の位置ずれ補正装置。
  24. 前記基準色パターンは、検出手段から最も遠い位置にある作像手段の色で形成されることを特徴とする請求項21または23に記載の位置ずれ補正装置。
  25. 前記基準色パターンは、黒色パターンであることを特徴とする請求項21〜24のいずれかに記載の位置ずれ補正装置。
  26. 前記基準色作像手段は、非基準色パターン列の先端と終端からさらに搬送方向に沿った先の所定の領域を基準色パターンで塗りつぶす手段を備えることを特徴とする請求項21〜25のいずれかに記載の位置ずれ補正装置。
  27. 前記基準色作像手段は、搬送方向に垂直な方向のパターン検出可能な範囲にのみ基準色パターンを作像する手段を備えることを特徴とする請求項21〜26のいずれかに記載の位置ずれ補正装置。
  28. 前記非基準色パターンは、搬送体の搬送方向に垂直な第1の直線部を有する直線パターンと、搬送体の搬送方向に傾斜角を成す第2の直線部を有する斜線パターンを有することを特徴とする請求項21〜27のいずれかに記載の位置ずれ補正装置。
  29. 前記非基準色パターンは、搬送体の搬送方向に垂直な第1の直線部と、搬送体の搬送方向に傾斜角を成す第2の直線部を有する三角形状パターンを有することを特徴とする請求項21〜27のいずれかに記載の位置ずれ補正装置。
  30. 傾斜角は±45°であることを特徴とする請求項28または29記載の位置ずれ補正装置。
  31. 前記基準色パターンは、パターン列の先端と終端に並行な直線部を両端に有し、直線部は、搬送体の搬送方向に垂直な直線部と、搬送体の搬送方向に傾斜角を成す直線部であることを特徴とする請求項21〜30のいずれかに記載の位置ずれ補正装置。
  32. 前記基準色パターンは、搬送方向に垂直な直線部と搬送方向に傾斜角を成す直線部を両端に有することを特徴とする請求項21〜30のいずれかに記載の位置ずれ補正装置。
  33. 前記非基準色パターンと前記搬送体表面が露出している領域の前記搬送体方向の幅が等しいことを特徴とする請求項32記載の位置ずれ補正装置。
  34. 傾斜角は±45°であることを特徴とする請求項31〜33のいずれかに記載の位置ずれ補正装置。
  35. 前記検出手段は、前記搬送体上に光を照射する発光手段と、照射される光の前記搬送体上からの反射光を受光し信号を出力する受光手段と、前記基準色パターンに光を照射した時の前記受光手段の出力信号と、前記非基準色パターンに光を照射した時の前記受光手段の出力信号を比較して前記非基準色パターンを検出する手段を備えることを特徴とする請求項21〜34のいずれかに記載の位置ずれ補正装置。
  36. 前記検出手段は、前記搬送体上に光を照射する発光手段と、照射される光の前記搬送体上からの反射光を受光して信号を出力する受光手段と、前記基準色パターンと前記非基準色パターンに光を照射した時の出力信号と、前記搬送体に光を照射した時の出力信号を比較して、前記基準色パターンと前記非基準色パターンを検出する手段を備えることを特徴とする請求項21〜34のいずれかに記載の位置ずれ補正装置。
  37. 前記検出手段は、前記基準色パターンと前記非基準色パターンの前半部のエッジを検出する時の出力信号と、前記基準色パターンと前記非基準色パターンの後半部のエッジを検出する時の出力信号から、前記基準色パターンと前記非基準色パターンを検出する手段を備えることを特徴とする請求項35または36に記載の位置ずれ補正装置。
  38. 前記検出手段は、前記基準色パターンと前記非基準色パターンの前半部のエッジを検出する時の出力信号と後半部のエッジを検出する時の出力信号の平均から前記基準色パターンと前記非基準色パターンを検出する手段を備えることを特徴とする請求項35または36に記載の位置ずれ補正装置。
  39. 前記検出手段は、検出したパターンの前記搬送方向における線幅が所定の値と比較して小さい場合に、前記パターンの検出結果を破棄する手段を備えることを特徴とする請求項21〜38のいずれかに記載の位置ずれ補正装置。
  40. 前記所定の値は、前記基準色パターンと前記非基準色パターンが前記搬送方向に連続して作像されている距離の最小値から決定された値であることを特徴とする請求項39記載の位置ずれ補正装置。
  41. 請求項21〜40のいずれかに記載された位置ずれ補正装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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