JPH07311489A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH07311489A
JPH07311489A JP6101339A JP10133994A JPH07311489A JP H07311489 A JPH07311489 A JP H07311489A JP 6101339 A JP6101339 A JP 6101339A JP 10133994 A JP10133994 A JP 10133994A JP H07311489 A JPH07311489 A JP H07311489A
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JP
Japan
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color
image
image forming
transfer
endless carrier
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Application number
JP6101339A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Mori
浩隆 森
Makoto Ando
良 安藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07311489A publication Critical patent/JPH07311489A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無端状担持体上に担持される転写材に裏面汚
れが発生するのを防止することが可能なカラー画像形成
装置を提供することを目的とする。 【構成】 無端状担持体01の接続位置01aを検出す
る接続位置検出手段04と、この接続位置検出手段04
が無端状担持体01の接続位置01aを検出した場合
に、当該無端状担持体01の接続位置01a前後の一定
範囲内には色ずれ検出用パターン02を形成しないよう
に制御する制御手段05とを備えるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転駆動される無端
状担持体上に担持される転写材又は当該無端状担持体上
に直接色の異なる複数のトナー像を形成することにより
カラー画像の形成を行うデジタルカラー複写機やデジタ
ルカラープリンター等のカラー画像形成装置において、
上記無端状担持体上に形成される色ずれ検出用パターン
をサンプリングするために使用される色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス等において処理されるド
キュメントは急速にカラー化が進み、これらのドキュメ
ントを扱う複写機・プリンター・ファクシミリ等の画像
形成装置も急速にカラー化されてきている。そして、現
在これらのカラー機器は、オフィス等における事務処理
の高品位化および迅速化に伴って、高画質化および高速
化される傾向にある。かかる要求に答え得るカラー機器
としては、例えば、黒(K)・イエロー(Y)・マゼン
タ(M)・サイアン(C)の各色毎に各々の画像形成ユ
ニットを持ち、各画像形成ユニットで形成された異なる
色の画像を搬送される転写材または中間転写体上に多重
転写し、カラー画像の形成を行なういわゆるタンデム型
のカラー画像形成装置が既に提案されている。
【0003】この種のタンデム型のカラー画像形成装置
としては、例えば、次に示すようなものがある。このタ
ンデム型のカラー画像形成装置は、図35に示すよう
に、黒(K)色の画像を形成する黒色画像形成ユニット
100Kと、イエロー(Y)色の画像を形成するイエロ
ー色画像形成ユニット100Yと、マゼンタ(M)色の
画像を形成するマゼンタ色画像形成ユニット100M
と、サイアン(C)色の画像を形成するシアン色画像形
成ユニット100Cの4つの画像形成ユニットを備えて
おり、これらの4つの画像形成ユニット100K、10
0Y、100M、100Cは、互いに一定の間隔をおい
て水平に配置されている。また、上記黒色、イエロー
色、マゼンタ色及びサイアン色の4つの画像形成ユニッ
ト100K、100Y、100M、100Cの下部に
は、転写用紙101を静電吸着した状態で各画像形成ユ
ニット100K、100Y、100M、100Cの転写
位置に渡って当該転写用紙101を搬送する無端状の転
写材担持体としての転写ベルト102が配置されてい
る。この転写ベルト102は、例えば、可撓性を有する
PET等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状
に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等の手段に
よって接続することにより、無端ベルト状に構成されて
いる。従って、上記転写ベルト102には、必然的に合
成樹脂フィルムの接続部であるシーム部102aが存在
する。
【0004】上記黒色、イエロー色、マゼンタ色及びサ
イアン色の4つの画像形成ユニット100K、100
Y、100M、100Cは、すべて同様に構成されてお
り、これら4つの画像形成ユニット100K、100
Y、100M、100Cでは、上述したように、それぞ
れ黒色、イエロー色、マゼンタ色及びサイアン色のトナ
ー像が順次形成されるように構成されている。上記各色
の画像形成ユニット100K、100Y、100M、1
00Cは、感光体ドラム103を備えており、この感光
体ドラム103の表面は、一次帯電用のスコロトロン1
04によって一様に帯電された後、像形成用のレーザー
光105が画像情報に応じて走査露光されて静電潜像が
形成される。上記感光体ドラム103の表面に形成され
た静電潜像は、各画像形成ユニット100K、100
Y、100M、100Cの現像器106によってそれぞ
れ黒色、イエロー色、マゼンタ色、サイアン色の各色の
トナーにより現像されて可視トナー像となり、これらの
可視トナー像は、転写前帯電器107により転写前帯電
を受けた後、転写帯電器108の帯電により転写ベルト
102上に保持された転写用紙101に順次転写され
る。上記黒色、イエロー色、マゼンタ色、サイアン色の
各色のトナー像が転写された転写用紙101は、転写ベ
ルト102から分離された後、図示しない定着装置によ
って定着処理を受け、カラー画像の形成が行われる。
【0005】なお、図中、109は感光体クリーナー、
110は感光体除電ランプ、111は用紙剥離コロトロ
ン、112は転写ベルト除電コロトロン、113は転写
ベルトクリーナー、114はクリーニング前処理コロト
ロンをそれぞれ示すものである。
【0006】ところで、このように構成されるタンデム
型のカラー画像形成装置は、複数個の個々の画像形成ユ
ニットによって一つの画像を形成する方式であるため、
ある程度の高速化が可能であるが、画像形成の高速化を
図ると、各色の画像形成ユニットで形成される画像の位
置合わせ具合、即ちカラーレジストレーションが頻繁に
悪化し、高画質を維持できないため、高画質化および高
速化を両立させることは極めて困難であった。これは、
カラー画像形成装置の機内温度の変化やカラー画像形成
装置に外力が加わることにより、各画像形成ユニット自
身の位置や大きさ、更には画像形成ユニット内の部品の
位置や大きさが微妙に変化することに起因する。このう
ち、機内温度の変化や外力は避けられないものであり、
例えば、紙詰まりの復帰、メインテナンスによる部品交
換、カラー画像形成装置の移動などの日常的な作業が、
カラー画像形成装置へ外力を加えることとなる。
【0007】そこで、例えば特開平1−281468号
公報等に開示されているように、原稿画像情報に対応し
た可視画像を形成するとともに、位置検出用マークの可
視画像をも形成する複数の画像形成部と、前記各画像形
成部にて形成された原稿画像情報に対応した可視画像又
は位置検出用マークの可視画像を転写する転写領域を順
次移動通過する移動部材と、前記転写領域における移動
部材の移動方向下流側に設けられ前記移動部材上に転写
された位置検出用マークを検知する位置検出用マーク検
知手段とを有し、前記位置検出用マーク検知手段から出
力された検出信号に基づいて転写画像ズレを補正すべく
前記各画像形成部を制御するように構成した画像形成装
置が既に提案されている。
【0008】この転写画像ズレの補正技術を図35に示
す所謂タンデム型のカラー画像形成装置に適用した場合
には、図36に示すように、黒色、イエロー色、マゼン
タ色及びサイアン色の4つの各画像形成ユニット100
K、100Y、100M、100Cにおいて、転写ベル
ト102の進行方向及び進行方向に対して直交する方向
に沿って複数の色ずれ検出用のパターン120K、12
0Y、120M、120C及び121K、121Y、1
21M、121Cを所定の間隔で、転写ベルト102の
全周にわたって形成し、これらの色ずれ検出用パターン
120K、120Y、120M、120C及び121
K、121Y、121M、121Cを、発光素子123
からの透過光を用いて多数の受光画素を直線状に配列し
たCCDセンサー等のライン型受光素子122によって
サンプリングして、各色の色ずれ検出用パターン120
K、120Y、120M、120C及び121K、12
1Y、121M、121Cの間隔を算出し、これが所定
の基準値に等しくなるように各画像形成ユニット100
K、100Y、100M、100Cの位置や画像形成タ
イミングを補正することにより、高画質化を実現すると
いうものである。なお、上記転写ベルト102上に形成
された色ずれ検出用のパターン120K、120Y、1
20M、120C及び121K、121Y、121M、
121Cは、サンプリング後に転写ベルトクリーナー1
13によって除去されるようになっている。
【0009】ところで、上記の如く構成されるカラー画
像形成装置の場合には、図35に示すように、各画像形
成ユニット100K、100Y、100M、100Cに
より所定の色ずれ検出用パターン120K、120Y、
120M、120C及び121K、121Y、121
M、121Cを、転写ベルト102の全周に渡って形成
し、これらの色ずれ検出用パターン120K、120
Y、120M、120C及び121K、121Y、12
1M、121CをCCDセンサー等からなるライン型受
光素子122によって検出し、色ずれ検出用パターン1
20K、120Y、120M、120C及び121K、
121Y、121M、121Cの各色の間隔を算出し、
これが所定の基準値に等しくなるように各画像形成ユニ
ット100K、100Y、100M、100Cの位置や
画像形成タイミングを補正することにより、高画質化を
実現するように構成したものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記色ずれ検出用パターン120K、120
Y、120M、120C及び121K、121Y、12
1M、121Cは、図35に示すように、シーム部10
2aを含む転写ベルト102の全周にわたって形成さ
れ、これらの色ずれ検出用パターン120及び121
は、サンプリング後に転写ベルトクリーナー113によ
って除去される。その際、上記転写ベルト102のシー
ム部102aは、微小な段差を有するため、当該転写ベ
ルト102のシーム部102a上に形成された色ずれ検
出用パターン120及び121を、転写ベルトクリーナ
ー113によって完全に除去することが困難であり、転
写ベルト102のシーム部102aに色ずれ検出用パタ
ーン120及び121を形成するトナーが残る。このよ
うに、転写ベルト102のシーム部102aに色ずれ検
出用パターン120及び121を形成するトナーが残る
と、次のカラー画像の形成時に残留トナーが転写ベルト
102上に保持搬送される転写用紙101の裏面に付着
して裏面汚れが発生するという問題点があった。
【0011】また、上記色ずれ検出用パターン120
K、120Y、120M、120C及び121K、12
1Y、121M、121Cは、シーム部102aを含む
転写ベルト102の全周にわたって形成されている。そ
の際、上記転写ベルト102のシーム部102aは、上
述したように微小な段差を有するため、当該転写ベルト
102のシーム部102a上に形成された色ずれ検出用
パターン120及び121には、濃度のばらつきや欠け
等が発生する場合がある。このように、転写ベルト10
2のシーム部102a上に形成された色ずれ検出用パタ
ーン120及び121に濃度のばらつきや欠け等がある
と、これらの色ずれ検出用パターン120及び121を
ライン型受光素子122によって検出する際に検出誤差
が生じるとう問題点があった。
【0012】そこで、本出願人は、上記転写ベルト10
2上に形成された色ずれ検出用パターン120及び12
1をライン型受光素子122によって検出する際の誤検
知を防止するため、転写ベルト102の基準位置を検出
してから色ずれ検出用のライン型受光素子122に、シ
ーム部102aの前方に位置する誤検知の虞れがある領
域が到達したとき、及び誤検知の虞れがある領域が通過
したときを、タイマー回路を用いて検出し、シーム部1
02aがライン型受光素子122を通過する前後の間
は、色ずれ検出用パターン120及び121をサンプリ
ングしないように構成したサンプリング補正方式につい
て既に提案している(特願平5−5579号)。
【0013】しかし、このように、上記転写ベルト10
2上に形成された色ずれ検出用パターン120及び12
1をライン型受光素子122によって検出する際の誤検
知を防止するため、タイマー回路を用いてシーム部10
2aがライン型受光素子122を通過する前後の間は、
色ずれ検出用パターン120及び121をサンプリング
しないように構成した場合には、シーム部102aの前
後の位置をタイマー回路を用いて演算検出するととも
に、その間におけるサンプリングを禁止するという複雑
なアルゴリズム構成が必要となるという新たな問題点が
あった。
【0014】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その第1の目的と
するところは、無端状担持体上に担持される転写材に裏
面汚れが発生するのを防止することが可能なカラー画像
形成装置における色ずれ検出用パターンのサンプリング
装置を提供することにある。
【0015】また、この発明の第2の目的とするところ
は、無端状担持体の接続部において色ずれ検出用パター
ンの誤検知が生じることのないカラー画像形成装置にお
ける色ずれ検出用パターンのサンプリング装置を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載されたカラー画像形成装置における色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリング装置は、図1に示すように、可撓性
を有するシート状部材の両端01aを接続して無端状担
持体01を形成し、回転駆動される当該無端状担持体0
1上に担持される転写材又は当該無端状担持体01上に
直接色の異なる複数のトナー像を形成することによりカ
ラー画像の形成を行うカラー画像形成装置において、上
記回転駆動される無端状担持体01上に複数の色ずれ検
出用のパターン02を所定の間隔で形成し、これらの色
ずれ検出用パターン02をサンプリング手段03によっ
てサンプリングして、上記回転駆動される無端状担持体
01上に担持される転写材又は当該無端状担持体01上
に直接形成される色の異なる複数のトナー像のずれを制
御するための色ずれ検出用パターン02のサンプリング
装置であって、上記無端状担持体01の接続位置01a
を検出する接続位置検出手段04と、この接続位置検出
手段04が無端状担持体01の接続位置01aを検出し
た場合に、当該無端状担持体01の接続位置01a前後
の一定範囲内には色ずれ検出用パターン02を形成しな
いように制御する制御手段05とを備えるように構成さ
れている。
【0017】また、この発明の請求項2に記載されたカ
ラー画像形成装置における色ずれ検出用パターンのサン
プリング装置は、図1に示すように、上記無端状担持体
01の接続位置01aの前後においても、色ずれ検出用
パターン02が存在するものとして当該色ずれ検出用パ
ターン02のサンプリング動作を行うと共に、上記無端
状担持体01の接続位置01aの前後におけるサンプリ
ングデータを異常データとしてサンプリングするのを防
止するサンプリング防止手段06を設けるように構成さ
れている。
【0018】上記合成樹脂製の無端状担持体としては、
例えば、転写ベルトが用いられるが、これに限定される
ものではなく、合成樹脂製のフィルムをドラム状に巻き
付けた転写ドラムや、ベルト状の中間転写体や、ベルト
状の感光体であってもよいことは勿論である。
【0019】
【作用】この発明の請求項第1項に係るカラー画像形成
装置における色ずれ検出用パターンのサンプリング装置
は、無端状担持体の接続位置を接続位置検出手段によっ
て検出し、この接続位置検出手段が無端状担持体の接続
位置を検出した場合に、当該無端状担持体の接続位置前
後の一定範囲内には色ずれ検出用パターンを制御手段に
よって形成しないように構成されているので、無端状担
持体の接続位置にトナーが付着することがなく、トナー
の除去不良も発生することがないので、無端状担持体上
に担持される転写材に裏面汚れが発生するのを防止する
ことができる。
【0020】また、この発明の請求項第2項に係るカラ
ー画像形成装置における色ずれ検出用パターンのサンプ
リング装置は、無端状担持体の接続位置の前後において
も、色ずれ検出用パターンが存在するものとして当該色
ずれ検出用パターンのサンプリング動作を行うと共に、
上記無端状担持体の接続位置の前後におけるサンプリン
グデータを異常データとしてサンプリングするのを防止
するサンプリング防止手段6を設けるように構成されて
いるので、無端状担持体の接続部において色ずれ検出用
パターンの誤検知が生じるのを防止することができる。
【0021】
【実施例】以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説
明する。
【0022】図2はこの発明に係る色ずれ検出用パター
ンのサンプリング装置を適用したカラー画像形成装置の
一実施例としてのデジタルカラー複写機を示す全体構成
図である。
【0023】図2において、プラテンガラス1上に載置
された原稿2は、光源及び走査ミラー等からなる走査光
学系を介して、カラーCCDセンサー3を備えたイメー
ジスキャナーによりRGBのアナログ画像信号として読
み取られる。そして、上記カラーCCDセンサー3によ
って読み取られたRGBのアナログ画像信号は、画像処
理部4によってKYMCの画像信号に変換され、画像処
理部4の内部に設けられたメモリーに一時蓄積される。
【0024】画像処理部4からは、黒(K)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、サイアン(C)の各色の画像
形成ユニット21K、21Y、21M、21Cのレーザ
ービーム走査装置5K、5Y、5M、5Cに各色の画像
データが順次出力され、これらのレーザービーム走査装
置5K、5Y、5M、5Cによってそれぞれの感光体ド
ラム6K、6Y、6M、6Cに静電潜像が形成される。
上記各感光体ドラム6K、6Y、6M、6C上に形成さ
れた静電潜像は、現像器7K、7Y、7M、7Cによっ
て、それぞれ黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、サイアン(C)の各色のトナー像として現像さ
れる。
【0025】上記各感光体ドラム6K、6Y、6M、6
C上に形成された各色のトナー像を記録する記録用紙1
1は、給紙カセット12から供給される。この給紙カセ
ット12から供給された記録用紙11は、所定のタイミ
ングで回転駆動される給送ローラ13によって転写搬送
ベルト8上へ送出される。この転写搬送ベルト8は、駆
動ローラ9と従動ローラ10との間に一定のテンション
で無端状に掛け回されており、図示しない定速性に優れ
た専用のモーターによって回転駆動される駆動ローラ9
により、矢印方向に所定の速度で循環駆動されるように
なっている。
【0026】上記転写搬送ベルト8によって搬送された
記録用紙11の先端と、画像形成ユニットにて形成され
た第一の感光体ドラム6K上の画像の先端は、感光体ド
ラム6Kの最下点の転写ポイントにて一致するように、
その紙送りタイミングや画像書き込みタイミングが決め
られている。転写ポイントに達した記録用紙11は、転
写用の図示しないコロトロン等によって、感光体ドラム
6上の可視画像が転写され、更に感光体ドラム6Yの真
下の転写ポイントに達する。感光体ドラム6Yの真下の
転写に達した記録用紙11は、感光体ドラム6Kで転写
されたのと同様に感光体ドラム6Y上の可視画像が転写
される。同様に全ての転写を終えた記録用紙11は、更
に転写搬送ベルト8によって搬送され、従動ローラ10
の付近まで達すると図示しないが、記録用紙11を転写
搬送ベルト8から剥離するためのコロトロンやストリッ
パー等により、転写搬送ベルト8から剥離される。その
後、4色のトナー像が転写された記録用紙11は、定着
装置14により定着され、排出トレイ15上に排出さ
れ、カラー画像の複写が行われる。
【0027】図3は上記色ずれ検出用パターンのサンプ
リング方法を適用した多重転写方式のデジタルカラー複
写機を示す概略図である。
【0028】図において、20は各画像形成ユニット2
1K、21Y、21M、21Cによって形成された転写
搬送ベルト8上の色ずれ検出用のパターン像22を検出
する色ずれ検出用パターン検出手段であり、このパター
ン検出手段20は、転写搬送ベルト8の画像領域におい
てその幅方向の両端に各々1組ずつ配置された光源23
と受光素子24とを備えている。上記光源23は、転写
搬送ベルト8上の色ずれ検出用のパターン像を検出する
ために必要な背景光を作り出すためのLEDからなるも
のである。また、受光素子24は、当該光源23と転写
搬送ベルト8を介して対向するように配置されたもので
あり、多数の受光画素を直線状に配列したライン型受光
素子としてのCCDからなるものである。
【0029】25K、25Y、25M、25Cは各画像
形成ユニット21K、21Y、21M、21C内のレー
ザービーム走査装置に対して画像信号を送るインターフ
ェイス基板であり、26は色ずれ補正系を制御する補正
用基板である。27はメモリー並びに画像処理関係を一
括して担当する画像処理用基板であり、28はそれらの
基板全てと、デジタルカラー複写機全体の動きを管理す
るコントロール基板である。
【0030】図4は上記色ずれ検出用のパターン検出手
段を示す断面図である。
【0031】図において、30はパターン検出手段の筺
体であり、31は前記受光素子24としてのリニアCC
Dであり、32はリニアCCD31とそれを駆動する周
辺回路を載せた基板である。この基板32は、断面L字
形状のアングル33を介して筺体30に取付けられてい
る。また、34は屈折率分布型レンズアレイで、35は
前記光源24としての照明光源36とそれを駆動する周
辺回路を載せた基板である。
【0032】また、図5は、センサ基板32と屈折率分
布型レンズアレイ34と転写搬送ベルト8上の画像位置
検出用のパターン像22の位置関係を立体的に示したも
のであり、筺体30内には、ここに示すセンサ基板32
と屈折率分布型レンズアレイ34のペアが2組配置され
ている。しかも、上記筺体30は、転写搬送ベルト8の
画像領域内に幅方向の両端にそれぞれ1つずつ配列され
ている。上記一方のセンサ基板32に取付けられたリニ
アCCD31は、手前側の色ずれ検出用パターン22の
主走査・副走査方向両方を検出するためのものであり、
他方のセンサ基板32に取付けられたリニアCCD31
は、奥側のそれらを検出するためのものである。このよ
うに、センサーを2個使うことで、コピーの中央付近の
主走査方向のずれ、コピーの中央付近の副走査方向のず
れ、主走査・副走査方向の倍率誤差、主走査方向に対す
る角度ずれ等色ずれの全ての方向での調整が可能となる
が、例えば主走査方向の調整のみを行うのであれば1個
の検出用センサーのみでも良い。そして、このように構
成される2個のセンサーを内蔵した筺体30が、図3に
示すように、転写搬送ベルト8の画像領域における幅方
向の両端部にそれぞれ1つずつ配設されている。
【0033】さらに、上記照明光源36としては、LE
Dが用いられており、1つのLEDでは必要な照明範囲
を確保できないときは、複数のLEDを使用しても良
い。例えば、一つのセンサCCD31でレーザービーム
走査装置の走査開始位置すなわち主走査方向のずれと転
写搬送方向即ち副走査方向のずれを比較的近接した位置
で検出する場合にはLED36を1つ、比較的離れた位
置で検出する場合にはLEDを2つ割り当てるものとす
る。このとき、集光型のLED36を転写搬送ベルト8
に近づけることでLEDの外形にほぼ等しい照明幅が得
られ、点灯するLEDは数個であるため、その消費電力
は非常に小さく抑えることができる。
【0034】また、この実施例では、転写搬送手段とし
て例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)からな
る透明なベルト8を用いるが、この転写搬送ベルト8
は、帯状に形成されたPETフィルムの両端を溶着等の
手段によって接続することにより、無端ベルト状に構成
されている。従って、上記転写搬送ベルト8には、必然
的に合成樹脂フィルムの接続部であるシーム部8aが存
在する。この転写搬送ベルト8の代表的な透過特性は図
6に示すように波長が長くなるに従い、その透過率は高
くなる。また、CCD31の代表的な感度特性を図7に
示すが、可視光領域においては良好な感度を有してい
る。一方、高輝度の得られるLED36の発光波長は赤
色領域(600〜700nm)であり、これらを組み合
わせることで大きなセンサ出力を得ることが可能にな
る。検出位置に転写搬送ベルト8上のパターン像22が
到達すると、パターン像22を形成するトナーは色に関
わらず不透明体であるからパターン位置での透過率は0
に近くセンサ出力は非常に小さくなる。このセンサ出力
の差が大きい程安定した検出が可能であり、本構成での
出力例を図 及び図 に示すがKYMCの各色に対し
てほぼ同等の出力が得られている。
【0035】図12はこの発明に係る色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリング装置の制御部の一実施例を示すブロ
ック図である。この制御部は、図3に示す補正基板26
内に設けられている。
【0036】この補正基板26では、CCD駆動クロッ
ク生成回路40で生成されるクロックにしたがってドラ
イバ41がCCDセンサをドライブし、画素単位で例え
ば8ビット、256階調の読み取り画像データを順次レ
シーバ42に取り込む。そして、主走査に関する画像デ
ータは、バス制御系43を通して主走査用高速画像メモ
リ44に格納され、副走査に関する画像データは、副走
査用画像演算回路45で平均化処理をした後、バス制御
系43を通して副走査用高速画像メモリ46に格納され
る。サンプルタイミング制御回路47は、CPU48で
設定されたサンプル開始タイミング、サンプル期間等に
したがって副走査用画像演算回路46及び主走査用高速
画像メモリ44、副走査用高速画像メモリ49に画像デ
ータを取り込むタイミングを制御するものである。メイ
ンRAM50は、CPU48のワークエリアとして用い
るものであり、ROM51は、CPU48の制御プログ
ラムを格納するものである。シリアル通信IC52、シ
リアル通信ドライバ53は、各種制御系54に対してC
PU48から設定パラメータ等の制御データを送信する
ものであり、I/Oインターフェイス55は、CPU4
8との間にあって、各種補正系54に対してオンオフの
信号を出力し、センサからのオンオフ信号を入力し、シ
ステムコントローラ56との間でオンオフ信号を授受す
るためのものである。シリアル通信ドライバ57は、C
PU48とシステムコントローラ56との間でデータの
授受を行なうものである。
【0037】CPU48は、CCD駆動クロック生成回
路40、サンプルタイミング制御回路47、バス制御系
43を制御して転写搬送ベルト8上に出力されたレジず
れ測定用パターン22の像データを取り込み像位置アド
レスを確定してレジずれ量を算出し、シリアル通信IC
52、シリアル通信ドライバ53を通して、あるいはI
/Oインタフェース55、シリアル通信57を通して各
種補正系54を制御するものである。
【0038】ところで、この実施例では、上記無端状担
持体の接続位置を検出する接続位置検出手段と、この接
続位置検出手段が無端状担持体の接続位置を検出した場
合に、当該無端状担持体の接続位置前後の一定範囲内に
は色ずれ検出用パターンを形成しないように制御する制
御手段とを備えるように構成されている。また、この実
施例では、上記無端状担持体の接続位置の前後において
も、色ずれ検出用パターンが存在するものとして当該色
ずれ検出用パターンのサンプリング動作を行うと共に、
上記無端状担持体の接続位置の前後におけるサンプリン
グデータを異常データとしてサンプリングするのを防止
するサンプリング防止手段を設けるように構成されてい
る。
【0039】すなわち、この実施例では、図13及び図
14に示すように、色ずれ検出用パターン22を転写搬
送ベルト8上に形成する際に、転写搬送ベルト8のシー
ム部8a及びその前後の所定幅を有する画像形成不安定
領域8bには、色ずれ検出用パターン22を形成しない
ようになっている。すなわち、上記転写搬送ベルト8に
は、図14に示すように、当該シーム部8aよりも転写
搬送ベルト8の移動方向に沿った下流側に、シーム部8
aを検出するためのシーム部検出用のマーク60が設け
られており、このシーム部検出用のマーク60は、例え
ば、光を反射又は遮蔽する部材によって形成される。ま
た、この転写搬送ベルト8の循環移動経路における駆動
ローラ9の上流側には、シーム部検出用のマーク60を
検出するための検出センサー61が配設されている。こ
の検出センサー61からの検出信号は、図15に示すよ
うなパターン形成禁止手段62に出力され、このパター
ン形成禁止手段62が作動して各色の画像形成ユニット
21K、21Y、21M、21Cに色ずれ検出用パター
ンの画像データを出力するのを禁止することにより、転
写搬送ベルト8のシーム部8a及びその前後の所定幅を
有する画像形成不安定領域8bには、色ずれ検出用パタ
ーン22を形成しないようになっている。
【0040】上記パターン形成禁止手段62は、各画像
形成ユニット21K、21Y、21M、21C毎に4つ
設けられており、これらのパターン形成禁止手段62
は、設定パラメータの値を除けば全て同様に構成されて
いる。いま、このパターン形成禁止手段62の構成につ
いて、黒色の画像形成ユニット21K用のものを例に説
明する。
【0041】上記パターン形成禁止手段62は、図15
に示すように、検出センサー61からの検出信号とクロ
ックが入力するカウンタ63を備えており、このカウン
タ63は、検出センサー61から検出信号が入力すると
カウントを開始し、そのカウント値を第1及び第2の比
較器64、65に出力する。また、上記パターン形成禁
止手段62は、レジスタ66を備えており、このレジス
タ66には、転写搬送ベルト8のマーク60が検出セン
サー61によって検出されてから、この転写搬送ベルト
8の画像形成不安定領域8bの先端が黒色の画像形成ユ
ニット21Kの画像形成開始位置に相当する位置に到達
するまでの時間と、当該画像形成不安定領域8bの後端
が黒色の画像形成ユニット21Kの画像形成開始位置に
相当する位置を通過するまでの時間とが、クロックのカ
ウント数に換算して記憶されている。そして、上記第1
の比較器64は、カウンタ63のカウント値とレジスタ
66に予め記憶された転写搬送ベルト8の画像形成不安
定領域8bの先端が、黒色の画像形成ユニット21Kの
画像形成開始位置に相当する位置に到達するまでの時間
とを比較し、両者が等しくなったときにパルス信号を出
力するようになっている。一方、上記第2の比較器65
は、カウンタ63のカウント値とレジスタ66に予め記
憶された転写搬送ベルト8の画像形成不安定領域8bの
後端が、黒色の画像形成ユニット21Kの画像形成開始
位置に相当する位置を通過するまでの時間とを比較し、
両者が等しくなったときにパルス信号を出力するように
なっている。
【0042】上記第1及び第2の比較器64、65から
出力されるパルス信号は、JK−フリップフロップ回路
67に入力され、このJK−フリップフロップ回路67
からは、図16に示すように、転写搬送ベルト8の画像
形成不安定領域8bの先端が、黒色の画像形成ユニット
21Kの画像形成開始位置に相当する位置に到達した時
に、出力が1から0に変化し、転写搬送ベルト8の画像
形成不安定領域8bの後端が、黒色の画像形成ユニット
21Kの画像形成開始位置に相当する位置を通過した時
に、出力が0から1に変化するようになっている。
【0043】このJK−フリップフロップ回路67の出
力は、一方に黒色の画像形成ユニット21Kに出力され
る画像信号が入力されたAND回路68の他方に入力さ
れ、このAND回路68によって画像信号とJK−フリ
ップフロップ回路67の出力との論理積(AND)がと
られる。したがって、上記パターン形成禁止手段62
は、JK−フリップフロップ回路67の出力が0の間、
つまり、転写搬送ベルト8のシーム部8aの前後に位置
する所定幅の画像形成不安定領域8bが、黒色の画像形
成ユニット21Kの画像形成開始位置に相当する位置に
到達してから通過するまでの間、色ずれ検出用パターン
を形成するための画像信号を黒色の画像形成ユニット2
1Kに出力するのを禁止するようになっている。黒以外
のY、M、Cに就いても、同様の方式で比較器に入力す
るレジスタの値を変えるだけで構成することができる。
【0044】また、色ずれ補正基板26では、転写搬送
ベルト8のシーム部8aの前後に位置する所定幅の画像
形成不安定領域8bにおいても、色ずれ検出用パターン
22が存在するものとしてサンプリング動作を行うと共
に、上記転写搬送ベルト8のシーム部8aの前後に位置
する所定幅の画像形成不安定領域8bにおけるサンプリ
ングデータを異常データとしてサンプリングするのを防
止するようになっている。すなわち、上記色ずれ補正基
板26のCPU48は、サンプリングされた像プロファ
イルから転写搬送ベルト8の画像形成不安定領域8bの
通過を認識して、このサンプリングデータを無効データ
とするように構成されている。
【0045】以上の構成において、この実施例に係る色
ずれ検出用パターンのサンプリング装置を適用したカラ
ー画像形成装置では、次のようにして転写搬送ベルト上
に担持される記録用紙に裏面汚れが発生するのを防止す
るとともに、転写搬送ベルトのシーム部において色ずれ
検出用パターンの誤検知が生じるのを防止するようにな
っている。すなわち、上記色ずれ検出用パターンのサン
プリング装置が適用されたデジタルカラープリンターで
は、機内温度の変化やデジタルカラープリンターに外力
が加わることにより、各画像形成ユニット自身の位置や
大きさ、更には各画像形成ユニット21K、21Y、2
1M、21C内の部品の位置や大きさが微妙に変化する
ことがある。このうち、機内温度の変化や外力は避けら
れないものであり、例えば、紙詰まりの復帰、メインテ
ナンスによる部品交換、デジタルカラープリンターの移
動などの日常的な作業が、デジタルカラープリンターへ
外力を加えることとなる。そして、上記デジタルカラー
プリンターに機内温度の変化や外力が作用すると、各色
の画像形成ユニット21K、21Y、21M、21Cで
形成される画像の位置合わせ具合が悪化し、色ずれが発
生して高画質を維持することが困難となる。そのため、
上記色ずれ検出用パターンのサンプリング装置が適用さ
れたデジタルカラープリンターでは、装置の電源投入時
や紙詰まりの復帰動作後、その他所定のタイミングで、
通常の画像形成モード(プリントモード)の開始前や通
常の画像形成モード(プリントモード)の間等に、必要
に応じて色ずれ検出用パターンのサンプリング動作およ
びこれに基づく補正モードが実施される。
【0046】この色ずれ検出用パターンのサンプリング
動作およびこれに基づく補正モードでは、図3に示すよ
うに、コントロール基板28によって各部に指令が出さ
れ、各インターフェイス基板25K、25Y、25M、
25Cは、内蔵する色ずれ検出用パターン出力手段によ
り、色ずれ検出用パターンの画像データを各々対応する
画像形成ユニット21K、21Y、21M、21Cに順
次出力し始める。このとき、各インターフェイス基板2
5K、25Y、25M、25Cが画像データの出力を開
始するタイミングは、通常の画像形成モード(プリント
モード)のタイミングと全く同じである。これにより、
各画像形成ユニット21K、21Y、21M、21C
は、この画像データに基づいて各々所定の色ずれ検出用
パターン22を形成し、通常の画像形成モード(プリン
トモード)と同じタイミングで順次転写搬送ベルト8に
多重転写して、色ずれ検出用パターン22が転写搬送ベ
ルト8上に形成される。
【0047】この色ずれ検出用パターン22としては、
例えば、図8に示すように、転写搬送ベルト8の進行方
向と直交する方向である主走査方向ずれを検出するため
の副走査方向に沿った色ずれ検出用パターン22b
(K)、22b(Y)、22b(M)、22b(C)
と、上記転写搬送ベルト8の進行方向である副走査方向
ずれを検出するための主走査方向に沿った色ずれ検出用
パターン22a(K)、22a(Y)、22a(M)、
22a(C)とから構成され、画像形成ユニットの手前
側と奥側に1個づつ配置される色ずれ検出用のパターン
検出手段20によって読み取れるような所定位置に22
a(K)、22a(Y)、22a(M)、22a(C)
と22b(K)、22b(Y)、22b(M)、22b
(C)が1組づつ多重転写される。また、上記主走査方
向及び副走査方向の色ずれ検出用パターン22a
(K)、22a(Y)、22a(M)、22a(C)及
び22b(K)、22b(Y)、22b(M)、22b
(C)は、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、サイアン(C)の各色の直線部分としての帯状
パターンが所定の間隔をおいて順次配列されている。
【0048】この他に、上記色ずれ検出用パターン22
としては、例えば、図9〜図11に示すものなどがあ
り、これらの色ずれ検出用パターン22は、副走査方向
に並行な直線部分と主走査方向に並行な直線部分が、各
色順々にパターン検出手段20の読取り領域に到達する
ように構成したことを特徴としている。これらの色ずれ
検出用パターン22は、 1)手前側と奥側の各々のパターンの主走査方向の幅が狭
いため、長尺のセンサを必要としない。 2)各色のパターンが重なっていないため、カラーセンサ
でなくても何色のパターンを読み取っているか判別でき
る。 という2つの利点を有している。なお、図8〜図11は
所定の基準色を黒(K)とした場合を示している。な
お、これらの色ずれ検出用パターン22以外にも、転写
搬送ベルト8の略進行方向及び進行方向に対して略直交
する方向に沿った色ずれ検出用のパターンをそれぞれ傾
斜させ、V字形状に形成した色ずれ検出用パターンを用
いても勿論よい。これは、センサーの取付位置によって
シームとマークの位置関係は変化するものである上、無
端ベルトの場合、何を基準に上流、下流と言うかははっ
きりしない。ここで、シームとマークの位置関係として
必要な条件は、シーム上に画像が形成される少なくとも
少し手前で、センサーがマークを検出できることが条件
である。カウンターの桁数が充分あれば、かなり手前で
検出していても誤差が僅かに増大するくらいで、大きな
影響はない。
【0049】ところで、この実施例では、前述したよう
に色ずれ検出用パターン22を転写搬送ベルト8上に形
成する際に、転写搬送ベルト8のシーム部8a及びその
前後の所定幅を有する画像形成不安定領域8bには、色
ずれ検出用パターン22を形成しないようになってい
る。すなわち、上記転写搬送ベルト8のシーム部8a
は、図14に示すように、当該シーム部8aよりも転写
搬送ベルト8の移動方向に沿った下流側に設けたマーク
60を検出センサー61で検出することによって検知さ
れる。この検出センサー61からの検出信号は、図15
に示すようなパターン形成禁止手段62に出力され、こ
のパターン形成禁止手段62が作動し、各色の画像形成
ユニット21K、21Y、21M、21Cに色ずれ検出
用パターンの画像データを出力するのを禁止することに
より、転写搬送ベルト8のシーム部8a及びその前後の
所定幅を有する画像形成不安定領域8bには、色ずれ検
出用パターン22を形成しないようになっている。
【0050】次に、上記転写搬送ベルト8上に形成され
た色ずれ検出用パターン22のサンプリングが行われ
る。この色ずれ検出用パターン22のサンプリングで
は、図17に示すように、パターン書き込みが開始され
るのを待って(ステップS101)、光量補正、シェー
デイング補正を行い(ステップS102〜S103)、
副走査方向のKデータのサンプル開始・終了アドレスを
設定する(ステップS104)。
【0051】そして、Kデータのサンプル終了割り込み
が発生するまで待ち(ステップS105)、副走査方向
のサンプリングデータ(Kデータ)をメインRAMにブ
ロック転送する(ステップS106)。
【0052】続けて副走査方向のYデータのサンプル開
始・終了アドレスを設定し(ステップS107)、さら
に主走査方向のK、Y、M、Cのデータのサンプル開始
・終了アドレスを設定した後(ステップS108)、副
走査方向のKデータの像位置を演算する(ステップS1
09)。
【0053】図18に示すように、主走査のサンプル終
了割り込みが発生するまで待ち(ステップS110)、
主走査方向のサンプリングデータをメインRAMにブロ
ック転送した後(ステップS111)、主走査像位置の
演算を開始する(ステップS112)。
【0054】次に、Yデータのサンプル終了割り込みが
発生するまで待ち(ステップS113)、副走査方向の
サンプリングデータ(Yデータ)をメインRAMにブロ
ック転送した後(ステップS114)、副走査方向のM
データのサンプル開始・終了アドレスを設定し(ステッ
プS115)、副走査方向のYデータの像位置を演算す
る(ステップS116)。
【0055】次に、主走査像位置の演算が終了している
か否かを調べ(ステップS117)、未終了であれば主
走査像位置の演算を継続して行い(ステップS11
8)、図19に示すようにMデータのサンプル終了割り
込みが発生するまで待つ(ステップS119)。以下同
様にして図19〜図20に示すようにCデータまでの処
理を行い(ステップS120〜S131)、規定回数の
サンプリングが終了するまでステップS105に戻って
繰り返し同様の処理を行い、規定回数のサンプリングが
終了すると(ステップS132)、主走査サンプル色
(K−Y−M−C)の設定を行って(ステップS13
3)、サンプリングデータの平均演算を行う(ステップ
S134)。
【0056】副走査サンプル開始ポイント補正では、図
21に示すように、まず各色のノミナル設計サンプルア
ドレスを設定して(ステップS141)、サンプル終了
まで待ち(ステップS142)、各色の像位置を演算す
る(ステップS143)。K、Y、M、Cについてサン
プルが完了するまで繰り返し同様の処理を行う(ステッ
プS144)。
【0057】次に、前回のKサンプル範囲の中心に対す
るKの像位置アドレスのずれ量Δを演算する(ステップ
S145)。なお、前回のサンプルが汚れ等で像位置ア
ドレスを確定できなかった場合には前々回、さらに前々
回も確定できなかった場合には前々々回の補正値を使用
する。
【0058】(設計値−ずれ量Δ)からKのベルト進行
方向に垂直なパターン(副走査方向の色ずれ検出用パタ
ーン)の次回のサンプル開始・終了アドレスを演算し、
設定する(ステップS146〜S147)。そして、K
サンプル終了を待つ(ステップS148)。
【0059】次に、図22に示すようにKの像位置を演
算する(ステップS149)。そして、各色(Y、M、
C)のサンプル開始・終了アドレスを設定し(ステップ
S150)、サンプル完了を待つ(ステップS15
1)。K−Y、Y−M、M−Cは一定値とする。そのこ
とで、重心アドレスの平均値を算出する場合に、補正が
必要なくなり、演算工数が減る。次に、各色(Y、M、
C)の像位置を演算する(ステップS152)。
【0060】Y、M、Cのサンプル完了までステップS
150からの処理を繰り返し(ステップS153)、さ
らに規定回数のサンプル終了までステップS145から
の処理を繰り返し行う(ステップS154)。
【0061】サンプル後のKに対する各色のアドレス誤
差の補正では、図23に示すように、各色のパターンサ
ンプル(ステップS161)、像位置アドレスの演算
(ステップS162)、像位置アドレス平均値の算出
(ステップS163)を順次行い、Y、M、Cの像位置
アドレス平均値補正(その1) (像位置アドレス平均値)−(K−Y、Y−M、M−C
見開き間隔を固定することで生じる誤差の補正値(設定
固定値)) を行う(ステップS164)。
【0062】さらに、Y、M、Cの像位置アドレス平均
値補正(その2) (像位置アドレス平均値)−(ROS書き込み/CCD
読み出し周波数の不整合で生じる誤差の補正値(設定固
定値)) を行う(ステップS165)。
【0063】そして、Kに対するY、M、Cの像位置ア
ドレス誤差を演算する(ステップS166)。つまり、
Y−K、M−K、C−Kで相対値を管理する。しかる後
補正値を算出する(ステップS167)。
【0064】ところで、この実施例では、転写搬送ベル
ト8のシーム部8aの前後に位置する所定幅を有する画
像形成不安定領域8bにおいても、色ずれ検出用パター
ン22が存在するものとして当該色ずれ検出用パターン
22のサンプリング動作を行うと共に、上記転写搬送ベ
ルト8のシーム部8aの前後に位置する所定幅を有する
画像形成不安定領域8bの前後におけるサンプリングデ
ータを異常データとしてサンプリングするのを防止する
ようになっている。
【0065】すなわち、上記色ずれ検出用パターン22
のサンプリングデータは、正規のパターンであれば、図
24に示すようなプロファイルを有している。また、色
ずれ検出用パターン22が形成されていない転写搬送ベ
ルト8のサンプリングデータは、図25に示すように、
一定のレベルを維持し変化しないプロファイルを有して
いる。さらに、転写搬送ベルト8の色ずれ検出用パター
ン22が形成されていないシーム部8aを含む画像形成
不安定領域8bのサンプリングデータは、図26に示す
ように、像幅が異常に大きくなったり、サンプル像の平
均値が大きくなったり、しきい値を複数回横切る複雑な
プロファイルを有している。
【0066】このように、上記転写搬送ベルト8には、
シーム部8aを含む画像形成不安定領域8bが存在し、
このシーム部8a及び近辺の画像形成不安定領域8bの
サンプリングデータは、図25、26のようになり、図
24に示す正規のデータと異なる。
【0067】そのため、像データの処理では、CPUに
おいて転写搬送ベルト8の画像形成不安定領域8bでサ
ンプリングされたデータが入っている画像メモリの内容
を捨てて演算を行い、最後に演算結果を平均化する時に
画像形成不安定領域8bでサンプリグされたデータから
の演算結果を使用しないことによって、画像形成不安定
領域8bに基づく誤検知或いは誤差の増大を防止するよ
うになっている。
【0068】上記転写搬送ベルト8の画像形成不安定領
域8bをサンプリングしたデータの認識は、例えば図2
7に示すような像の乱れ、図28に示すような像平均値
規格値以上のデータ、図29に示すような像幅最小規格
値以下のデータ、図30に示すような像幅最大規格値以
上のデータを検出することによって行なうことができ
る。
【0069】上記のようにすることにより、転写搬送ベ
ルト8のシーム部8a及びシーム部周辺の画像形成不安
定領域8bをサンプリングしたデータを誤って正規のデ
ータとして認識してしまうことがなくなる。その結果、
色ずれ補正系に対して常に誤差の少ない補正量を与えて
やることができ、きわめて色ずれの少ない画質を提供す
ることができる。
【0070】さらに、この実施例の像位置アドレスの読
み取り方式について説明する。図31はレジずれ測定用
パターンの読み取り像プロファイルの例を示す図、図3
2〜34はノイズのある像プロファイルの例を示す図で
ある。
【0071】レジずれ測定用パターンを読み込んだとき
の理想的な像プロファイルは、一般に図31に示すよう
になる。既に述べたように重心法を使ってこのパターン
イメージの中心を求め、この操作を繰り返して平均を求
めることによって正確な像位置アドレスを決定すること
ができるが、汚れ等で読み込んだパターンイメージが図
32に示すように太くなると、その中心を求めても正確
な像位置アドレスとはならなくなってしまう。
【0072】そこで、本発明では、像レベルや像幅から
汚れ等の像パターンを検出している。例えば図32の
(a)に示すようにしきい値を設定し、このしきい値以
下を像幅であるとし、その幅に対して図32の(b)に
示すように像幅最大規格値を持たせることにより、これ
を越えるものは汚れ等によって正確な像位置アドレスを
求めることができないと判断する。
【0073】同様に、キズやトナー欠け等の場合には、
図33に示すように読み込んだパターンイメージが細く
なるので、像幅が(b)の像幅最小規格値以下のものと
して検出することができる。光源自身の光量劣化や転写
ベルトの透過率劣化等の場合には、図34に示すように
像レベル最大規格値を越えてしまうものとして検出する
ことができる。さらに、しきい値以下を像幅とし、図2
6及び図28にに示すように、転写搬送ベルト8のシー
ム8aを含む画像形成不安定領域8bを検出した際に、
複数の像幅情報が得られた場合には、像幅を像幅最大規
格値、像幅最小規格値と比較し、複数のデータがパスし
たときは、採用しないようにしている。
【0074】上記のように読み込んだパターンイメージ
自身が理想像とかけ離れている場合には、正確な像位置
アドレスを決定するためのデータとして使用しないの
で、正確な像位置アドレスを決定することができる。ま
た、読み込んだパターンイメージの理想像だけ分離し、
像位置アドレスを決定するためのデータとして使用する
ので、外乱がある場合にも、正確な像位置アドレスの決
定によりレジ誤差を精度よく検出でき、色ずれの補正を
精度よく行いカラー画像の質を向上させることができ
る。
【0075】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用からな
るもので、この発明の請求項第1項に係るカラー画像形
成装置は、無端状担持体の接続位置を接続位置検出手段
によって検出し、この接続位置検出手段が無端状担持体
の接続位置を検出した場合に、当該無端状担持体の接続
位置前後の一定範囲内には色ずれ検出用パターンを制御
手段によって形成しないように構成されているので、無
端状担持体の接続位置にトナーが付着することがなく、
トナーの除去不良も発生することがないので、無端状担
持体上に担持される転写材に裏面汚れが発生するのを防
止することができる。
【0076】また、この発明の請求項第2項に係るカラ
ー画像形成装置は、無端状担持体の接続位置の前後にお
いても、色ずれ検出用パターンが存在するものとして当
該色ずれ検出用パターンのサンプリング動作を行うと共
に、上記無端状担持体の接続位置の前後におけるサンプ
リングデータを異常データとしてサンプリングするのを
防止するサンプリング防止手段6を設けるように構成さ
れているので、無端状担持体の接続部において色ずれ検
出用パターンの誤検知が生じるのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係るカラー画像形成装置を
示す概念図である。
【図2】 図2はこの発明に係るデジタルカラー複写装
置の一実施例を示す構成図である。
【図3】 図3は同要部斜視構成図である。
【図4】 図4はセンサーを示す構成図である。
【図5】 図5は同センサーを示す斜視図である。
【図6】 図6は透過率と波長との関係を示すグラフで
ある。
【図7】 図7はセンサーの相対出力と入射光波長との
関係を示すグラフである。
【図8】 図8はレジずれ測定用のパターンを示す説明
図である。
【図9】 図9はレジずれ測定用のパターンを示す説明
図である。
【図10】 図10はレジずれ測定用のパターンを示す
説明図である。
【図11】 図11はレジずれ測定用のパターンを示す
説明図である。
【図12】 図12はこの発明に係る色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリング装置を適用したデジタルカラー複写
機の制御回路を示すブロック図である。
【図13】 図13はシーム部の検出手段を示す構成図
である。
【図14】 図14はシーム部の検出手段を示す構成図
である。
【図15】 図15はサンプリング禁止手段を示すブロ
ック図である。
【図16】 図16は上記サンプリング禁止手段のJK
−フリップフロップ回路の出力信号を示す図である。
【図17】 図17はこの発明に係る色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリング装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図18】 図18はこの発明に係る色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリング装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図19】 図19はこの発明に係る色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリング装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図20】 図20はこの発明に係る色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリング装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図21】 図21はこの発明に係る色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリング装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図22】 図22はこの発明に係る色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリング装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図23】 図23はこの発明に係る色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリング装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図24】 図24は色ずれ検出用パターンのサンプリ
ングデータを示すグラフである。
【図25】 図25は色ずれ検出用パターンのサンプリ
ングデータを示すグラフである。
【図26】 図26は色ずれ検出用パターンのサンプリ
ングデータを示すグラフである。
【図27】 図27は色ずれ検出用パターンのサンプリ
ングデータを示すグラフである。
【図28】 図28は色ずれ検出用パターンのサンプリ
ングデータを示すグラフである。
【図29】 図29は色ずれ検出用パターンのサンプリ
ングデータを示すグラフである。
【図30】 図30は色ずれ検出用パターンのサンプリ
ングデータを示すグラフである。
【図31】 図31は色ずれ検出用パターンのサンプリ
ングデータを示すグラフである。
【図32】 図32は色ずれ検出用パターンのサンプリ
ングデータを示すグラフである。
【図33】 図33は色ずれ検出用パターンのサンプリ
ングデータを示すグラフである。
【図34】 図34は色ずれ検出用パターンのサンプリ
ングデータを示すグラフである。
【図35】 図35は従来の色ずれ検出用パターンのサ
ンプリング装置を適用したデジタルカラー複写装置を示
す構成図である。
【図36】 図36は色ずれ検出用のパターンを示す説
明図である。
【符号の説明】
01 無端状担持体、02 色ずれ検出用パターン、0
3 ライン型受光素子、04 シェーディング補正回
路、05 制御手段、06 画像形成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/14 H04N 1/29 G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有するシート状部材の両端を接
    続して無端状担持体を形成し、回転駆動される当該無端
    状担持体上に担持される転写材又は当該無端状担持体上
    に直接色の異なる複数のトナー像を形成することにより
    カラー画像の形成を行うカラー画像形成装置において、
    上記回転駆動される無端状担持体上に複数の色ずれ検出
    用のパターンを所定の間隔で形成し、これらの色ずれ検
    出用パターンをサンプリングして、上記回転駆動される
    無端状担持体上に担持される転写材又は当該無端状担持
    体上に直接形成される色の異なる複数のトナー像のずれ
    を制御するための色ずれ検出用パターンのサンプリング
    装置であって、上記無端状担持体の接続位置を検出する
    接続位置検出手段と、この接続位置検出手段が無端状担
    持体の接続位置を検出した場合に、当該無端状担持体の
    接続位置前後の一定範囲内には色ずれ検出用パターンを
    形成しないように制御する制御手段とを備えたことを特
    徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記無端状担持体の接続位置の前後にお
    いても、色ずれ検出用パターンが存在するものとして当
    該色ずれ検出用パターンのサンプリング動作を行うと共
    に、上記無端状担持体の接続位置の前後におけるサンプ
    リングデータを異常データとしてサンプリングするのを
    防止するサンプリング防止手段を設けたことを特徴とす
    る請求項第1項記載のカラー画像形成装置。
JP6101339A 1994-05-16 1994-05-16 カラー画像形成装置 Pending JPH07311489A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004294471A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Brother Ind Ltd 画像形成装置
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