JP2010174827A - アイドルストップ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリの劣化を防止しつつエンジンの初回始動の際にアイドルストップを極力早期に開始し、アイドルストップの性能を改善する。
【解決手段】アイドルストップ制御ECU12の第1許可手段により、エンジンの初回始動の一定時間内にバッテリ2の充電電流が満充電状態を示す第1閾値に減少したことを検出してアイドルストップ制御を許可し、その後バッテリ2が許容下限の蓄電量に低下したことを検出してアイドルストップ制御を禁止し、また、アイドルストップ制御ECU12の第2許可手段により、第1許可手段の許可を優先し、前記一定期間を過ぎてもバッテリ2の充電電流が前記第1閾値まで減少しないときにバッテリ2の充電電流が第1閾値より大きな第2閾値に減少したことを検出してバッテリ2が満充電状態にならなくてもアイドルストップ制御を許可し、その後バッテリ2が第1放電量より少ない第2放電量の放電状態になったことを検出してアイドルストップ制御を禁止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のアイドルストップ制御装置に関し、詳しくは、エンジンの初回始動の際のアイドルストップ特性の改善に関する。
従来、いわゆるアイドルストップ車と呼ばれる車両のアイドルストップ制御装置は、IG(イグニッション)キーのオン操作でエンジンが初回始動されるとアイドルストップ制御を実行する。そして、赤信号等に基づいて車両が一定の条件下で走行を停止すると、エンジンを自動的に停止し、その後、信号の切り替わり等に基づく車両の走行再開により、エンジンを自動的に再始動することをくり返す。このとき、エンジンの再始動はバッテリの蓄積エネルギを利用して行なわれるが、バッテリが放電し、その蓄電状態(SCO)が一定状態を下回ると、エンジンの再始動が困難になるおそれがあるため、バッテリがそのような放電状態になると、アイドルストップ制御が禁止される(例えば、特許文献1参照)。
ところで、バッテリの放電はアイドルストップの頻度が多くなる程進むが、アイドルストップの頻度は走行環境等に依存して増減する。そして、アイドルストップが減少すると、バッテリの充電が進み、バッテリは自然に満充電状態に回復する。
そこで、この種のアイドルストップ制御装置においては、バッテリの劣化を防止するため、満充電を100%とするバッテリの蓄電状態に対して、例えば図7に示すように放電の禁止値α、許可値β(α<β)を設定し、バッテリが禁止値αの蓄電状態に放電するとアイドルストップ制御を禁止してバッテリの充電を優先し、その後、バッテリが許可値βに充電されるとアイドルストップ制御を許可(再許可)する。
この場合、例えばta時(エンジンの初回始動時)の満充電判定によりアイドルストップ制御が許可されると、その後はバッテリの充放電の電流収支の監視に基づき、バッテリが禁止値βの放電状態になるまでアイドルストップがくり返される(期間Tab)。そして、アイドルストップがくり返されてtb時にバッテリが禁止値αの状態まで放電すると、アイドルストップ制御が禁止されてバッテリの充電が優先され、バッテリは車両の走行中等にオルタネータの発電出力で自然に充電される(期間bc)。この充電でtc時にバッテリが許可値βの状態まで充電されると、アイドルストップ制御が再び許可されて再開される。このようにすることでバッテリの充電状態が禁止値α以上に維持され、バッテリの放電による劣化が防止される。
しかしながら、エンジンの初回始動時におけるバッテリの蓄電状態が分からなければ、アイドルストップ制御中にバッテリの充放電収支を監視しても、バッテリの蓄電状態は正確には把握できない。そこで、この種のアイドルストップ制御装置においては、エンジンの初回始動の際、オルタネータの発電出力でバッテリが一旦満充電状態になってからアイドルストップ制御が許可される。また、同様に、バッテリを交換(脱着)したときには、バッテリが一旦満充電状態になってからアイドルストップを許可することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。さらに、エンジンを始動することなく長期間放置されていた場合には、アイドルストップを禁止してバッテリの充電を優先することが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−192830号公報 特開2004−278402号公報 特開2006−177173号公報
前記従来のアイドルストップ制御装置の場合、とくにIGキーのオン操作によるエンジンの初回始動の際には、バッテリが一旦満充電状態に充電されるのを待ってからアイドルストップ制御が許可されてアイドルストップが開始されるため、バッテリの状態によってはアイドルストップの開始までに時間がかかる。
すなわち、充電中のバッテリが満充電状態になったことは、バッテリの充電電流(流入電流)が図8に示すように増減変化して例えば5Aに設定された満充電の閾値Irに減少することから判定される。この満充電の判定はオルタネータ制御を許可する条件として電子燃料噴射制御(EFI)が実施しているものと同様であり、バッテリの充電電流(流入電流)が閾値Irに減少するタイミングtrに対して、満充電の判定タイミングtr*は通常は2秒程度しか遅れないが、バッテリが放電気味になる程、充電電流の立ち上がりが急峻になって大きくなり、満充電の判定タイミンtr*は遅くなる。そのため、IGキーのオン操作によるエンジンの初回始動の際に、通常であれば充電開始から数分で判定タイミングtr*に至ってアイドルストップ制御が許可され、アイドルストップが速やかに開始されるが、バッテリが放電気味であれば、充電開始から判定タイミングtr*に至るまでに数十分もかかり、アイドルストップ制御が許可されてアイドルストップが開始されるまでに数十分もの時間を要する。なお、アイドルストップの開始が遅れると、燃費効率が低下する。したがって、アイドルストップの性能を高めることができない問題がある。
本発明は、バッテリの劣化を防止しつつエンジンの初回始動の際にアイドルストップを極力早期に開始し、アイドルストップの性能を改善することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のアイドルストップ制御装置は、エンジンの初回始動によりアイドルストップ制御を開始し、一定条件下の走行停止により前記エンジンを自動的に停止し、走行再開により前記エンジンを自動的に再始動するアイドルストップ制御装置であって、エンジンの初回始動の一定時間内にバッテリの充電電流が満充電状態を示す第1閾値に減少したことを検出してアイドルストップ制御を許可し、該許可後に前記バッテリの充放電収支の監視に基づき前記バッテリが満充電状態より第1放電量放電して許容下限の蓄電量に低下したことを検出してアイドルストップ制御を禁止するアイドルストップ制御の第1許可手段と、前記第1許可手段の許可を優先し、前記エンジンの初回始動の前記一定期間を過ぎても前記バッテリの充電電流が前記第1閾値まで減少しないときに前記バッテリの充電電流が前記第1閾値より大きな第2閾値に減少したことを検出してアイドルストップ制御を許可し、該許可後に前記バッテリの充放電収支の監視に基づき前記バッテリが前記第1放電量より少ない第2放電量の放電状態になったことを検出してアイドルストップ制御を禁止する第2許可手段とを備えたことを特徴としている(請求項1)。
また、本発明のアイドルストップ制御装置は、設定回数連続してエンジンの初回始動の前記一定時間内に前記バッテリの充電電流が前記第1閾値に減少しないときに、前記第2許可手段の許可を禁止する甘め許可禁止手段をさらに備えたことを特徴としている(請求項2)。
請求項1に係る本発明のアイドルストップ制御装置の場合、エンジンの初回始動の一定時間内にバッテリの充電電流が満充電状態を示す第1閾値に減少してバッテリの満充電状態の充電が完了すれば、第1許可手段によりそのタイミングでアイドルストップ制御が許可されて開始される。この場合、充放電収支からバッテリの蓄電状態を正確に監視できるので、その後は、アイドルストップ制御により車両が一定の条件で走行停止したときのエンジンの自動的な停止と走行を再開したときのエンジンの自動的な再始動とが、バッテリがこれ以上は放電して欲しくない第1放電量放電して許容下限の蓄電量に低下するまでくり返し行なわれ、バッテリが許容下限の蓄電量の放電状態になると、アイドルストップ制御が禁止されてバッテリが充電される。
一方、バッテリが放電気味でエンジンの初回始動の一定時間内にバッテリの充電電流が満充電状態を示す第1閾値に減少せず、バッテリの満充電状態の充電が完了しないときには、バッテリの充電電流が第1閾値より大きな第2閾値に減少することを条件に、第2許可手段により甘めに充電完了とみなし、バッテリが本来の満充電状態になるのを待たずにアイドルストップ制御が許可されて開始される。この場合、バッテリの充放電収支からはバッテリの蓄電状態を正確には監視できない状態でアイドルストップ制御が開始されるため、その後バッテリが第1放電量よりは少ない第2放電量の放電状態になると、早目にアイドルストップ制御が禁止されてバッテリが充電される。
したがって、バッテリが放電気味でエンジンの初回始動の一定時間内にバッテリが満充電状態にならなくても、バッテリの蓄電状態から甘めに充電完了とみなし、バッテリが満充電状態になるのを待たずにアイドルストップ制御を許可してアイドルストップを開始することができ、満充電状態になるのを待ってからアイドルストップ制御を許可する場合に比して、エンジンの初回始動時の最初のアイドルストップを早期に素早く開始できる。また、満充電状態になるのを待たずにアイドルストップを開始したときは、バッテリの充放電収支の監視に基づき、安全性を見込んでアイドルストップ制御を早目に打ち切ってバッテリを充電するため、バッテリの蓄電量が限界に低下しているにもかかわらずアイドルストップを続ける事態は発生せず、バッテリが過度のアイドルストップで放電劣化することもない。そのため、バッテリの劣化を防止しつつエンジンの初回始動の際にアイドルストップを極力早期に開始することができ、アイドルストップの性能を改善することができる。
請求項2に係る本発明のアイドルストップ制御装置の場合、エンジンの初回始動の際に、第2許可手段により第2閾値を基準にした甘めの充電完了でアイドルストップ制御を許可することをくり返すと、バッテリが満充電状態に充電されにくくなって劣化するおそれがあることから、エンジンの初回始動の際に前記一定時間内に満充電状態にならないことが設定回数連続すると、前記甘めの充電完了のアイドルストップ制御の許可が甘め許可禁止手段によって禁止される。そのため、そのような事態が発生すると、バッテリが満充電されるまでアイドルストップ制御が許可されず、バッテリが満充電で活性され、バッテリの劣化が一層確実に防止される。
本発明の第1の実施形態のブロック図である。 図1の動作説明用のフローチャートである。 図1のバッテリの充電電流の変化の説明図である。 図1のバッテリの蓄電状態の変化の説明図である。 本発明の第2の実施形態の動作説明用のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の動作説明用のフローチャートである。 従来例のアイドルストップ制御によるバッテリの蓄電状態の変化の説明図である。 従来例のバッテリの満充電状態の判定の説明図である。
つぎに、本発明をより詳細に説明するため、実施形態について、図1〜図6を参照して詳述する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
[構成]
図1はアイドルストップ車の車両1に搭載されたアイドルストップ制御装置の概略の構成を示す。同図において、2は車両1の例えば12Vのバッテリであり、通常の車載のバッテリに比して放電の許容範囲が広いアイドルストップ車用バッテリからなり、エンジン(図示せず)にベルト等で連結されたオルタネータ(図示せず)の発電出力により充電され、エンジンのスタータ始動や車両1のランプ類、エアコン等の各種機器や制御装置への電源供給を行なう。3はバッテリ2の充放電の電流を検出する電流センサ、4は電流センサ3の時々刻々の検出電流値を充放電の極性(電流の出入り)を考慮して積算するカウンタであり、バッテリ2の充放電量、蓄電量を求める。5はバッテリ2の端子間の電圧を検出する電圧センサである。
6は車速センサ、7はIGキーのオン操作、オフ操作によりオン、オフするIGスイッチ、8はIGスイッチ7のオン回数からIGキーのオン操作によるエンジンの初回始動回数をカウントする始動回数カウンタ、9はエンジンの回転数を検出するするエンジン回転数センサ、10はシフトレバー(セレクトレバー)の位置を検出するレバー位置センサ、11は時計機能や後述する放置日数カウンタ等を有する時計部である。
12はマイクロコンピュータにより形成されたアイドルストップ制御ECUであり、センサ3、5、6、9、10の電流、電圧、車速、エンジン回転数、レバー位置の検出情報、バッテリ2の充放電の電流収支の情報である積算カウンタ4の積算値情報、IGスイッチ7のオン情報、始動回数カウンタ8の初回始動回数の情報、時計部11の計時情報等を取り込み、エンジンECU13やスタータ14等を制御してアイドルストップ制御を実行する。
なお、図1は各実施例に適用可能なように、本実施形態では不要な時計部11も備えた構成になっているが、本実施形態においては時計部11は省略可能である。
[動作]
車両1のIGキーをオン操作してスタータ14を作動し、エンジンを初回始動すると、アイドルストップ制御のオフに操作設定されていない限り、アイドルストップ制御ECU12が動作して図2のアイドルストップ許可処理を含むアイドルストップ制御を実行する。このとき、アイドルストップ制御ECU12はソフトウエア処理により本発明のアイドルストップ制御の第1、第2許可手段を形成する。
第1許可手段は、電流センサ3の電流検出に基づき、エンジンの初回始動の一定期間Ts内にバッテリ2の充電電流が満充電状態を示す第1閾値I1に減少したことを検出してアイドルストップ制御を許可し、許可後に積算カウンタ4の積算値からバッテリ2の充放電収支を監視し、この監視に基づきバッテリ2が満充電状態より第1放電量D1放電して許容下限の蓄電量E1に低下したことを検出すると、アイドルストップ制御を禁止する手段である。
第2許可手段は、第1許可手段の許可を優先し、エンジンの初回始動の一定期間Ts内にバッテリ2の充電電流が第1閾値I1より大きな第2閾値I2に減少したことを検出してアイドルストップ制御を許可し、許可後にバッテリ2の充放電収支の監視に基づきバッテリ2が第1放電量D1より少ない第2放電量D2の放電状態になったことを検出してアイドルストップ制御を禁止する手段である。
前記一定期間Tsは例えば5分間である。バッテリ2は通常は略満充電近くの状態にあり、5分間も充電すれば確実に満充電状態になるからである。第1閾値I1はバッテリ2が満充電状態に充電されたときにバッテリ2に流入する充電電流値であり、例えば5Aである。第2閾値I2はバッテリ2の満充電状態を100%としたときに98%程度の蓄電状態のときにバッテリ2に流入する充電電流値であり、例えば10Aである。
また、バッテリ2の満充電状態の蓄電量Emaxを100%とすると、第1放電量D1は例えば10%、許容下限の蓄電量E1は90パーセントであり、第2放電量D2は例えばバッテリ2の蓄電量が第2の許容下限の蓄電量E2(=93%)に低下する7%である。
そして、IGキーのオン操作によりエンジンを初回始動すると、オルタネータの発電出力によってバッテリ2が初期充電され、このとき、バッテリ2は蓄電状態に応じた充電電流で充電され、バッテリ2の充電電流は例えば図3の実線i1、i2に示すように変化する。実線i1は良好な蓄電状態の場合の充電電流の時間変化を示し、実線i2は放電気味の場合の充電電流の時間変化を示し、いずれも満充電状態を経過しても充電を継続した場合の時間変化である。t0はIGキーのオン操作によりIGスイッチ7がオンしたタイミング、tsは一定時間Tsが経過したタイミングである。
<バッテリ2が良好な蓄電状態で初回始動する場合>
この場合、バッテリ2の充電電流は例えば図3の実線i1のように時間変化し、エンジンの初回始動(t0時)から一定期間Ts内のt1時にバッテリ2は満充電状態に充電されて電流センサ3の検出電流が第1閾値I1に減少する。
そして、電流センサ3の検出電流が第1閾値I1に減少すると、アイドルストップ制御ECU12は満充電状態になり正規の(第1の)充電完了に達したことを検出し、図2のステップA1を肯定(YES)で通過してステップA2に移行し、第1許可手段がアイドルストップ制御ECU12のアイドルストップ制御を許可する(具体的には、例えば許可フラグをセットする)。
アイドルストップ制御が許可されると、アイドルストップ制御ECU12は直ちにアイドルストップ制御の処理を実行し、センサ6、9、10の車速、エンジン回転数、レバー位置等からアイドルストップを行なう一定の条件が満たされるか否かを監視し、赤信号等により車両1が一定の条件で走行を停止するとエンジンECU13を介してエンジンを自動的に停止し(アイドルストップ)、青信号に切り替わる等して車両1が走行を再開するとスタータ14を駆動してエンジンを自動的に再始動することをくり返す。このとき、バッテリ2はエンジンの停止毎に放電し、バッテリ2の蓄電状態は例えば図4の実線e1に示すように変化する。
ところで、アイドルストップ制御が許可されると、積算カウンタ4は電流センサ3の検出電流を、例えば充電電流(流入電流)を正(+)、放電電流(流出電流)を負(−)として積算し、バッテリ2の時々刻々の充放電量(充電量は正(+)、放電量は負(−))を求めてバッテリ2の充放電収支を監視する。そして、アイドルストップ制御ECU12は、積算カウンタ4の積算値からバッテリ2の時々刻々の充放電量を把握する。また、バッテリ2が一旦満充電状態になってからアイドルストップ制御を開始したときには、アイドルストップ制御ECU12は、例えば満充電状態の蓄電量相当の電流量(設定値)に積算カウンタ4の積算値を加算して許可後のバッテリ2の時々刻々の蓄電量を精度よく推定して把握する。
そして、アイドルストップの頻繁なくり返し等によりバッテリ2の放電量が充電量より多くなり、バッテリ2の蓄電量が例えば図4の実線e1のt1時〜t11時の部分に示すように減少変化し、t11時にバッテリ2が満充電状態より第1放電量D1放電して蓄電量が許容下限の蓄電量E1に低下すると、その検出に基づき、第1許可手段によりアイドルストップ制御ECU12のアイドルストップ制御が禁止される。
アイドルストップ制御が禁止されると、バッテリ2は充電され、この充電によりバッテリ2が図4のt12時に満充電状態に対して95%に設定された放電許可の蓄電量Er1に回復すると、アイドルストップ制御の禁止が解除され、アイドルストップ制御ECU12のアイドルストップ制御が再開される。
その後、走行環境の変化によりアイドルストップのくり返しが減少する等してバッテリ2の充電量が放電量より多くなると、図4の実線e1のt12時以降の変化に示すようにバッテリ2は自然に満充電状態に充電され、アイドルストップ制御が続けられる。なお、t12時以降においても、アイドルストップのくり返しが多く、バッテリ2の放電量が充電量より多くなれば、バッテリ2の蓄電量が許容限界の蓄電量E1に低下したときに、第1許可手段によりアイドルストップ制御が再び禁止される。
したがって、この場合はエンジンの初回始動の際、一定期間Ts内の満充電状態に充電された第1の充電完了のタイミング(t1時)でアイドルストップ制御が許可されて開始される。
また、アイドルストップ制御中にバッテリ2の蓄電量が設定された許容下限の蓄電量E1に低下すると、アイドルストップ制御が禁止されてバッテリ2の充電が優先され、その後、バッテリ2の蓄電量が放電許可の蓄電量Er1に回復すると、アイドルストップ制御が再開されるため、アイドルストップ制御中にバッテリ2がこれ以上は放電して欲しくない許容下限の蓄電量E1以下の蓄電状態になることがなく、バッテリ2の放電による劣化が防止される。
<バッテリ2が放電気味で初回始動する場合>
この場合、バッテリ2の充電電流は例えば図3の実線i2の時間変化を示し、エンジンの初回始動から一定期間Tsが経過する間にはバッテリ2は満充電状態には充電されず、満充電状態になるのを待ってアイドルストップ制御を開始すると、時間がかかる。
そこで、この場合は前記一定期間Ts内には図2のステップA1を否定(NO)で通過してステップA3に移行し、このとき、第2満充電の判定が所定回数(例えば3回)未満であれば、ステップA3を否定で通過し、ステップA4からステップA1に戻る。このステップA1〜A4のループ制御中に一定期間Tsが経過すると、ステップA4からステップA5に移行する。そして、ステップA1〜A5のループ制御中のt2時に電流センサ3の検出電流が第2閾値I2に減少すると、この第2閾値I2への減少の検出を条件に、ステップA5を肯定(YES)で通過することから、アイドルストップ制御ECU12はバッテリ2が満充電状態より若干少ない蓄電状態に達したときに第2の充電完了に至ったことを検出する。
さらに、ステップA5からステップA6に移行してバッテリ2の放電量の制限を設定する。すなわち、バッテリ2の充電を第2の充電完了で終了してアイドルストップを許可すると、バッテリ2の充放電収支からはバッテリ2の蓄電状態を正確には監視できない状態でアイドルストップ制御が開始されることになるため、その後、バッテリ2の充放電収支の監視に基づき、バッテリ2の充電を第1の充電完了で終了した場合と同様に第1放電量D1の放電を検出するまでアイドルストップ制御を続けると、バッテリ2の蓄電量が許容下限の蓄電量E1より少なくなってバッテリ2が劣化するおそれがある。そこで、ステップA6により、早目にアイドルストップ制御を禁止するため、バッテリ2の放電量の制限量として第1放電量D1より少ない第2放電量D2を設定する。また、アイドルストップ制御を再開するまでのバッテリ2の充電量も多い目に設定するため、放電許可の蓄電量Er1に代えて、それより多い目の例えば98%の放電許可の蓄電量Er2を設定する。
そして、ステップA6からステップA2に移行して、アイドルストップ制御を許可する。
アイドルストップ制御が許可されると、アイドルストップ制御ECU12は前記したように直ちにアイドルストップ制御の処理を実行し、エンジンを自動的に停止し、再始動することをくり返す。このとき、バッテリ2の蓄電量は例えば図4の実線e2に示すように変化する。
そして、積算カウンタ4の積算値に基づく充放電収支の監視によりt21時にバッテリ2が第2放電量D2の放電状態になると、バッテリ2の蓄電量は図4の例えば93%の許容下限の蓄電量E2に低下したと推定される。そこで、第2放電量D2の放電を検出すると、第2許可手段によりアイドルストップ制御ECU12のアイドルストップ制御が禁止される。さらに、アイドルストップの禁止により、バッテリ2の充電が優先され、バッテリ2が放電許可の蓄電量Er2に相当する充電量充電されると、アイドルストップ制御の禁止が解除されてアイドルストップ制御が再開される。
したがって、この場合はエンジンの初回始動の際、一定期間Ts内にバッテリ2が満充電状態に充電されなくても、バッテリ2の充電電流が第1閾値I1より大きな第2閾値I2に減少して満充電に準じる程度充電されると、第2許可手段により甘めに充電完了(第2の充電完了)とみなし、バッテリ2が本来の満充電状態になるのを待たずにアイドルストップ制御が許可されて早期に開始される。
また、この場合は積算カウンタ4のバッテリ2の充放電収支からはバッテリ2の蓄電状態を正確には監視できない状態でアイドルストップ制御が開始されるため、その後のアイドルストップ制御中は、充放電収支からバッテリ2の第1放電量D1より少ない第2放電量D2の放電状態を検出することにより早目にアイドルストップ制御が禁止され、バッテリ2の放電による劣化が防止される。
ところで、エンジンの初回始動の際に、一定時間Ts内にバッテリ2の充電電流が第1閾値I1に減少せず、第2許可手段により第2閾値I2を基準にした甘めの充電完了でアイドルストップ制御を許可することをくり返すと、バッテリ2が満充電状態に充電されにくくなって劣化するおそれがある。
そこで、本実施形態においては、アイドルストップ制御ECU12により本発明の甘め許可禁止手段も形成する。この甘め許可禁止手段は、設定回数(具体的には3回)連続してエンジンの初回始動の一定時間Ts内にバッテリ2の充電電流が第1閾値I1に減少しないで第2閾値I2に基づく甘めの充電完了でアイドルストップ制御を許可するときに、第2許可手段によるアイドルストップ制御の許可を禁止にする。
そして、始動回数カウンタ8によりIGスイッチ7がオンする回数、すなわち、IGキーのオン操作によるエンジンの初回始動回数を計数する。始動回数カウンタ8は計数回数を記憶保持し、バッテリ2が満充電状態になる第1の充電完了の検出毎に記憶保持した計数内容がリセットされる。そのため、始動回数カウンタ8は一定時間Ts内にバッテリ2の充電電流が第1閾値I1に減少せず、甘めの充電完了(第2の充電完了)でアイドルストップ制御を許可した連続する始動回数を計数する。
そして、図2のステップA3において、アイドルストップ制御ECU12により、始動回数カウンタ8の計数回数から、甘めの充電完了でアイドルストップ制御を許可することが3回連続しているか否かを判定し、3回連続していれば、甘め許可禁止手段により第2許可手段のアイドルストップ制御の許可を禁止し、ステップA3を肯定で通過してステップA1に戻り、バッテリ2が満充電状態になるのを待ち、バッテリ2が満充電状態になってからステップA1からステップA2に移行してアイドルストップ制御を許可する。
このようにすることで、バッテリ2を満充電して活性化し、甘めの充電完了のくり返しによるバッテリ2の劣化を防止することができる。
したがって、本実施形態の場合、バッテリ2が放電気味でエンジンの初回始動の一定時間Ts内にバッテリ2が満充電状態にならなくても、その間のバッテリ2の蓄電状態から甘めに充電完了とみなし、バッテリ2が満充電状態になるのを待たずにアイドルストップ制御を許可してアイドルストップを開始することができ、満充電状態になるのを待ってからアイドルストップ制御を許可する場合に比して、IGキーのオン操作によるエンジンの初回始動時の最初のアイドルストップ制御を早期に開始できる。また、満充電状態になるのを待たずにアイドルストップ制御を開始したときは、バッテリ2の充放電収支の監視に基づき、安全性を見込んでアイドルストップ制御を早目に打ち切ってバッテリ2を多い目に充電するため、バッテリ2の蓄電量が限界に低下しているにもかかわらずアイドルストップ制御を続ける事態が発生することもない。そのため、バッテリ2の劣化を防止しつつエンジンの初回始動の際にアイドルストップを極力早期に開始することができ、その結果、アイドルストップの開始が遅れるこがなく、燃費効率が向上し、アイドルストップの性能を著しく向上することができる。
さらに、エンジンの初回始動の際に第2閾値I2を基準にした甘めの充電完了でアイドルストップ制御を許可することを3回くり返すと、つぎのエンジンの初回始動の際にはバッテリ2が満充電状態に充電されるのを待ってアイドルストップ制御が許可されるため、バッテリ2の活性化を図ってバッテリ2の放電による劣化を一層確実に防止できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について、図1および図5を参照して説明する。図5は動作説明用のフローチャートであり、ステップB1〜B6は図2のステップA1〜A6に対応する。
本実施形態のアイドルストップ制御装置も概略図1に示したように構成されるが、第1の実施形態のアイドルストップ制御装置と異なる点は、車両1の駐車状態の放置日数が一定日数、例えば3日以上であれば、第2閾値I2を基準にした甘めの充電完了でのアイドルストップ制御を禁止するようにした点である。
すなわち、本実施形態の場合、時計部11に放置日数カウンタを備え、IGキーのオフ操作でエンジンが停止する毎にアイドルストップ制御ECU12により時計部11の放置日数カウンタを初期リセットして起動し、時計部11の時々刻々の日時情報に基づき、放置日数カウンタによって車両1の放置日数をカウントする。また、アイドルストップ制御ECU12に放置日数を判定する判定手段をさらに備え、図2のステップA1、A3に対応する図5のステップB1、B3の間に、放置日数を判定するステップB7を設ける。
そして、IGキーをオン操作して車両1のエンジンを初回始動した際、アイドルストップ制御ECU12の放置日数の判定手段により、ステップB7において、時計部11の放置日数カウンタに保持されている放置日数が設定された限界日数(3日)以上か否かを判定し、3日以上放置されていれば、ステップB7を肯定で通過してステップB1に戻り、バッテリ2が満充電状態になるのを待ち、バッテリ2が満充電状態になってからステップB1からステップB2に移行し、アイドルストップ制御を許可する。なお、放置日数が2日以下であれば、ステップB7を否定で通過してステップB3に移行し、第1の実施形態の場合と同様、3回以上連続しないことを条件として、第2閾値I2を基準にした甘めの充電完了でアイドルストップ制御を許可する。
したがって、本実施形態の場合は、例えば3日以上放置された車両1のエンジンを初回始動した際には、必ずバッテリ2を一旦満充電状態にしてからアイドルストップ制御が許可され、バッテリ2の劣化が一層確実に防止される。
(第3の実施形態)
第3の実施形態について、図1および図6を参照して説明する。図6は動作説明用のフローチャートであり、ステップC1〜C7は図5のステップB1〜B7に対応する。
本実施形態のアイドルストップ制御装置も概略図1に示したように構成されるが、第2の実施形態のアイドルストップ制御装置と異なる点は、IGキーのオン操作によるエンジンの初回始動の際に、直前のIGキーのオフ操作で車両1のエンジンを停止したときのバッテリ2の蓄電量(前回の終了蓄電量)に、車両1の放置日数(または放置時間)に一定の係数をかけて求めた放置期間の放電量を加算して必要充電量を求め、車両1の駐車状態の放置日数が一定日数(3日)未満であれば、一定時間Ts内における第1閾値I1を基準にした第1の充電完了によるアイドルストップ制御の許可を優先して、一定時間Tsが経過した後における第2閾値I2を基準にした甘めの充電または前記必要充電量の充電の完了によってもアイドルストップ制御を許可するようにした点である。
すなわち、本実施形態の場合、直前のIGキーのオフ操作で車両1のエンジンを停止したときのバッテリ2の蓄電量を前回の終了蓄電量としてアイドルストップ制御ECU12に記憶する。また、時計部11に第2の実施形態の放置日数カウンタと同様の放置日数カウンタ(または放置時間カウンタ)を備え、アイドルストップ制御ECU12によりエンジンが停止する毎に時計部11の放置日数カウンタ(または放置時間カウンタ)を初期リセットして起動し、放置日数カウンタ(または放置時間カウンタ)により、時計部11の時計情報(日時の情報)に基づき、エンジンの停止からIGキーのオン操作によりエンジンが初回始動されるまでの車両1の最新の駐車状態の車両1の放置日数(または放置時間)をカウントして保持する。さらに、アイドルストップ制御ECU12に第2の実施形態の放置日数の判定手段だけでなく、必要充電量の算出手段、必要充電量の充電判定手段もさらに備え、図5のステップB1に対応する図6のステップC1の前に必要充電量を算出するステップC8を設け、図5のステップB5、B6に対応する図6のステップC5、C6の間に必要充電量の充電の有無を判定するステップC9を設ける。
そして、IGキーのオン操作によりエンジンが初回始動される際、アイドルストップ制御ECU12の必要充電量の算出手段は、図6の最初のステップC8において、アイドルストップ制御ECU12に記憶されている前回の終了蓄電量に、時計部11の放置日数カウンタ(または放置時間カウンタ)に保持されている放置日数(放置時間)の数値に設定された係数をかけて求めた放置期間の放電量を加算して必要充電量を求める。その後、ステップC1に移行してステップC1から処理を実行する。
このとき、一定期間Ts内にバッテリ2の充電電流が第1閾値I1に減少すれば、ステップC1からステップC2に移行し、第1閾値I1を基準にした第1の充電完了によってアイドルストップ制御を許可する。
一方、一定期間Ts内にバッテリ2の充電電流が第1閾値I1に減少しなければ、図6のステップC7により車両1の放置日数が3日以上か否かを判定し、放置日数が3日未満であれば、ステップC7からステップC3、C4を介してステップC5に移行し、3回以上連続しないことを条件として、第2閾値I2を基準にした甘めの充電完了の有無を判定し、一定期間Tsが経過した後に甘めの充電完了(第2の充電完了)に達すると、ステップC5からステップC6を介してステップC2に移行し、アイドルストップ制御を許可する。
また、一定期間Tsが経過した後に甘めの充電完了に達しなくても、ステップC5のつぎのステップC9において、バッテリ2の充放電収支の監視に基づき、算出された前記必要充電量の充電が行なわれたか否かを必要充電量の充電判定手段が判定する。
そして、一定期間Tsが経過した後に前記必要充電量の充電が行なわれると、ステップC9からステップC6を介してステップC2に移行し、アイドルストップ制御を許可する。なお、この場合は、バッテリ2の蓄電状態が甘めの充電完了の場合より悪い場合もあるため、ステップC6におけるバッテリ2の放電量の制限をさらに厳しくして、例えば第1放電量D1の1/2に設定する。また、一定時間Tsが経過した後に、甘めの充電完了に達することがなく、前記必要充電量の充電も行なわれなければ、ステップC9からステップC1に戻り、バッテリ2が正規の満充電状態に充電されるのを待ってアイドルストップ制御が許可される。
したがって、本実施形態の場合、IGキーのオン操作によりエンジンが初回始動される際、車両1の駐車状態の放置日数が一定日数(3日)未満であれば、一定時間Ts内における第1閾値I1を基準にした正規の充電完了によるアイドルストップ制御の許可を優先して、一定時間Ts内における第2閾値I2を基準にした甘めの充電完了または前記必要充電量の充電の完了によってもアイドルストップ制御が許可され、バッテリ2の蓄電状態を一層確実に判定して早期にアイドルストップ制御を開始することができる。
そして、本発明は上記した各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能であり、例えば、一定時間Ts、第1、第2閾値I1、I2、第1、第2放電量D1、D2、許容下限の蓄電量E1、放電許可の蓄電量Er1、Er2および、第2許可手段によりアイドルストップ制御の許可を禁止にする甘めの充電完了の回数、車両1の放置日数等は、バッテリ2の特性等に応じて適当に設定すればよく、各実施形態の例示に限られるものではない。
また、装置構成は図1に限られるものではなく、その処理手順も図2、図5、図6に限られるものではない。
そして、本発明は、種々の車両のアイドルストップ制御装置に適用することができる。
1 車両
2 バッテリ
3 電流センサ
4 積算カウンタ
5 電圧センサ
7 IGスイッチ
8 始動回数カウンタ
11 時計部
12 アイドルストップ制御ECU

Claims (2)

  1. エンジンの初回始動によりアイドルストップ制御を開始し、一定条件下の走行停止により前記エンジンを自動的に停止し、走行再開により前記エンジンを自動的に再始動するアイドルストップ制御装置であって、
    エンジンの初回始動の一定時間内にバッテリの充電電流が満充電状態を示す第1閾値に減少したことを検出してアイドルストップ制御を許可し、該許可後に前記バッテリの充放電収支の監視に基づき前記バッテリが満充電状態より第1放電量放電して許容下限の蓄電量に低下したことを検出してアイドルストップ制御を禁止するアイドルストップ制御の第1許可手段と、
    前記第1許可手段の許可を優先し、前記エンジンの初回始動の前記一定期間を過ぎても前記バッテリの充電電流が前記第1閾値まで減少しないときに前記バッテリの充電電流が前記第1閾値より大きな第2閾値に減少したことを検出してアイドルストップ制御を許可し、該許可後に前記バッテリの充放電収支の監視に基づき前記バッテリが前記第1放電量より少ない第2放電量の放電状態になったことを検出してアイドルストップ制御を禁止する第2許可手段とを備えたことを特徴とするアイドルストップ制御装置。
  2. 請求項1に記載のアイドルストップ制御装置において、
    設定回数連続してエンジンの初回始動の前記一定時間内に前記バッテリの充電電流が前記第1閾値に減少しないときに、前記第2許可手段の許可を禁止にする甘め許可禁止手段をさらに備えたことを特徴とするアイドルストップ制御装置。
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