JP2004278402A - エンジンの自動停止装置 - Google Patents
エンジンの自動停止装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004278402A JP2004278402A JP2003070610A JP2003070610A JP2004278402A JP 2004278402 A JP2004278402 A JP 2004278402A JP 2003070610 A JP2003070610 A JP 2003070610A JP 2003070610 A JP2003070610 A JP 2003070610A JP 2004278402 A JP2004278402 A JP 2004278402A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- battery
- stop
- engine stop
- charge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Abstract
【課題】SOCが低下したバッテリに交換された場合でも、エンジン始動不能に陥る事態を未然に回避できるエンジンの自動停止装置を提供する。
【解決手段】バッテリの脱着が検出されたときに(ステップS2がYES)、充電終了が判定されてバッテリが満充電となるまで(ステップS10がYES)、アイドルストップを禁止する(ステップS4)。
【選択図】 図2
【解決手段】バッテリの脱着が検出されたときに(ステップS2がYES)、充電終了が判定されてバッテリが満充電となるまで(ステップS10がYES)、アイドルストップを禁止する(ステップS4)。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンを自動的に停止させるエンジンの自動停止装置に関するものである。
【0002】
【関連する背景技術】
エンジンの自動停止装置は種々の分野で実施されており、例えば信号待ちや渋滞等による車両の停車中に、燃費節減とエミッション低減を目的としてエンジンを一時的に自動停止させるアイドルストップ車両に適用されている。この種のアイドルストップ車両では、車速0km/h、ブレーキスイッチオン(ブレーキが踏まれている)等のエンジン停止条件が成立して、車両が停車中と推測されるときにエンジンを停止させ、その後にブレーキスイッチオフ(ブレーキが踏まれていない)等の運転者の発進意志を表すエンジン始動条件が成立したときに、スタータによりエンジンを始動して発進に備えている。
【0003】
停車毎にエンジンを始動するアイドルストップ車両ではバッテリ能力の影響を大きく受け、バッテリ能力が低下しているにも拘わらずエンジンを停止させると、始動不能に陥ってしまうことから、その対策が実施されている(例えば、特許文献1参照)。
当該特許文献1に記載されたアイドルストップ車両では、バッテリの充電レベル(SOC:State Of Charge)をモニタしながらエンジンの停止始動制御を実行しており、SOCが基準値を下回るとエンジン停止条件が成立してもアイドルストップを禁止することで、始動不能に陥る事態を防止している。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−192830号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、バッテリが劣化等により交換された場合には、その時点のSOCを100%と仮定してSOCの算出処理を継続している。交換バッテリとして、完全充電された新品のバッテリが適用された場合には実際のSOCが仮定されたSOCと整合するため問題は生じないが、SOCの低下したバッテリ(例えば、充電不足のバッテリや劣化したバッテリ)が搭載される場合もあり、このときには実際のSOCが仮定されたSOCに満たなくなり、両者の間に不整合が生じる。
【0006】
上記特許文献1に記載の技術ではこのような現象を想定していないため、実際のSOCが基準値を下回っても計算上のSOCが基準値以上であるためエンジンを停止させてしまい、始動不能に陥ってしまうという問題があった。
本発明の目的は、SOCが低下したバッテリに交換された場合でも、エンジン始動不能に陥る事態を未然に回避することができるエンジンの停止始動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、所定条件が成立したときにエンジンを停止させるエンジン停止手段と、車両に搭載されたバッテリの脱着を検出するバッテリ脱着検出手段と、バッテリの充電終了を判定する充電終了判定手段と、バッテリ脱着検出手段によりバッテリの脱着が検出されると、充電終了判定手段によりバッテリの充電終了が判定されるまで、エンジン停止手段によるエンジン停止を禁止するエンジン停止禁止手段とを備えたものである。
【0008】
従って、バッテリ脱着検出手段によりバッテリの脱着が検出されると、充電終了判定手段によりバッテリの充電終了が判定されるまで、エンジン停止禁止手段がエンジン停止手段によるエンジン停止を禁止する。その結果、再始動できないほどSOCが低下したバッテリに交換された場合でも、充電終了判定によりバッテリが満充電となるまでは、譬えエンジン停止のための所定条件が成立してもエンジンは停止されずに運転を継続し、始動不能に陥る事態が回避される。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1において、エンジン停止禁止手段が、バッテリ脱着検出手段によりバッテリの脱着が検出されると、エンジン停止手段によるエンジン停止を禁止すると共に、バッテリを充電制御する充電制御手段に充電の開始を指令するものである。
従って、バッテリの脱着が検出されると、充電開始指令に基づいて充電制御手段により直ちにバッテリの充電が開始されるため、充電終了判定が速やかに下されてエンジン停止の禁止期間が短縮化される。その結果、自動停止装置が本来想定している制御に逸早く復帰可能となる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1又は2において、エンジン停止禁止手段が、エンジン停止手段によるエンジン停止の禁止を運転者に報知する報知手段を備えるものである。
従って、エンジン停止の禁止中であることを運転者が容易に把握でき、所定条件の成立によりエンジン停止されるはずにも拘わらずエンジンの運転が継続されて運転者が不信感を抱く虞がなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をアイドルストップ車両に適用されるエンジンの停止始動装置に具体化した一実施形態を説明する。
図1の全体構成図に示すように、エンジン1は吸気管噴射型の直列4気筒ガソリン機関として構成されている。エンジン1の吸気通路2には各気筒毎に燃料噴射弁3が備えられ、各燃料噴射弁3は図示しない燃料ポンプから燃料を供給される。吸気通路内2内には図示しないエアククリーナから吸気が導入され、導入された吸気はスロットル弁4により流量調整された後に、燃料噴射弁3から噴射された燃料と混合され、混合気として吸気弁の開弁に伴って燃焼室5内に導入される。その後、所定のタイミングで点火プラグ6により混合気が点火され、燃焼後の排ガスが燃焼室5から排気通路7内に排出されて、図示しない触媒や消音器を経て外部に排出される。
【0012】
エンジン1の一側にはスタータジェネレータ11が配設され、このスタータジェネレータ11のプーリ12は、ウォータポンププーリ13及びアイドラプーリ14と共にエンジン1のクランクプーリ15に対してベルト16により連結されている。スタータジェネレータ11は発電用のオルタネータとして機能すると共に、エンジン始動用のスタータモータとしても機能する。
【0013】
即ち、スタータジェネレータ11は車両に搭載されたバッテリ17に接続される一方、図示しない車両の灯火類や空調装置等の電気負荷にも接続され、エンジン運転中においては、クランクプーリ15によりベルト16を介してウォータポンププーリ13と共に回転駆動されて、バッテリ17への充電や電気負荷による電力消費を賄う電力を発電する一方、エンジン始動時には、逆にベルト16を介してクランクプーリ15を駆動してエンジン1をクランキングする。尚、このスタータジェネレータ11は、後述するアイドルストップ制御でのエンジン始動時に用いられるばかりでなく、運転者のキー操作に基づく通常の始動時のクランキングにも使用することができる。
【0014】
図示はしないが、このように構成されたエンジン1は自動変速機と連結されて車両に搭載されており、運転者はDレンジ等の走行レンジに変速操作して車両を走行させるようになっている。
一方、車室内には、図示しない入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶に供される記憶装置(ROM,RAM,BURAM等)、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタ等を備えたECU21(エンジン制御ユニット)が設置されている。ECU21の入力側には、車速Vを検出する車速センサ22、運転者によるブレーキの操作状態を検出するブレーキスイッチ23、アクセル操作量Accを検出するアクセルセンサ24、自動変速機のシフト位置を検出するシフト位置センサ25、バッテリ17の放電電流及び充電電流Ibatを検出する電流センサ26、バッテリ電圧Bbatを検出する電圧センサ27、及びその他の各種スイッチやセンサ類が接続されている。又、ECU21の出力側には上記燃料噴射弁3、点火プラグ6、スタータジェネレータ11、運転席に設けられてアイドルストップ制御が禁止中であることを表示する表示ランプ28(報知手段)、及びその他のデバイス類が接続されている。
【0015】
ECU21は上記した各検出情報に基づき燃料噴射制御や点火時期制御を始めとするエンジン1を運転するための各種制御を実行する。
又、ECU21は電流センサ26により検出された放電電流及び充電電流Ibatの積算値からバッテリ17のSOCを逐次算出し、算出したSOCやエンジン1の運転状態等に基づいてスタータジェネレータ11の発電量を制御すると共に、定期的にバッテリ17を満充電にするためのメンテナンスチャージを実行する(充電制御手段)。更に、充電によりバッテリ17が満充電になると充電終了判定を行い(充電終了判定手段)、この時点のSOCを100%として設定して以降のSOCの算出処理を継続する。尚、充電終了判定はどのような手法で実施してもよく、例えば、充電過程でバッテリ電圧Bbatが上昇すると共に、充電電流Ibatが0に漸近する特性を利用して、バッテリ電圧Bbatが所定値を越え、且つ充電電流Ibatが所定値を下回ったときに充電終了判定を行ってもよい。
【0016】
更に、ECU21は信号待ちや渋滞等による車両の停車中には、エンジン1を一時的に自動停止させるアイドルストップ制御を実行すると共に、車載バッテリ17の交換時には、アイドルストップ(つまり、エンジン停止)を一時的に禁止する。そこで、以下、このECU21が実行するアイドルストップ制御に関する処理を詳述する。
【0017】
アイドルストップ制御の実行及び中止は図示しないモード選択スイッチにより運転者が任意に選択でき、モード選択スイッチによりアイドルストップ制御の実行が選択され、且つ、車両のイグニションキーがオンされているときに、ECU21によりアイドルストップ制御が所定のエンジン停止条件及びエンジン始動条件に基づいて実行される。
【0018】
エンジン停止条件としては、車速センサ22にて検出された車速Vが0km/hであること、ブレーキスイッチ23にてブレーキの踏込み操作が検出されていること、及びシフト位置センサ25にて検出されたシフト位置がN(ニュートラル)又はD(ドライブ)等の走行レンジであることが設定され、これらの条件が満たされたときに、ECU21はエンジン停止条件が成立したと判断し、燃料噴射制御と点火時期制御を中止してエンジン1を停止させる(エンジン停止手段)。
【0019】
又、エンジン始動条件としては、ブレーキスイッチ23にてブレーキの踏込み操作が検出されていないこと、及びシフト位置センサ25にて検出されたシフト位置がD等の走行レンジであることが設定され、これらの条件が満たされたときに、ECU21はエンジン始動条件が成立したと判断し、燃料噴射制御と点火時期制御を再開すると共に、スタータジェネレータ11によりエンジン1をクランキングして始動させる。
【0020】
一方、ECU21はアイドルストップ制御の実行中において、図2に示すアイドルストップ禁止ルーチンを所定の制御インターバルで実行しており、まず、ステップS2でバッテリ17が脱着されたか否かを判定する(バッテリ脱着検出手段)。バッテリ脱着時にはECU21への給電が一時中断されてメモリが消失するため、ECU21は自己のメモリの保持状態に基づいて当該判定を行う。
【0021】
即ち、メモリ保持時にはバッテリ17が脱着されなかったとしてステップS2でNO(否定)の判定を下し、一旦ルーチンを終了する。又、メモリ消失時にはバッテリ17が脱着された、つまり車両に搭載されたバッテリ17が取外されて別のバッテリ17に交換された可能性があると見なし、ステップS2でYES(肯定)の判定を下してステップS4に移行する。
【0022】
尚、バッテリ17の脱着はスイッチで検出してもよく、例えばバッテリ17の脱着時にオンオフ操作されるようにバッテリトレイにスイッチを内蔵させ、予備電源と予備の記憶装置を用いてスイッチのオンオフ状態の履歴を保持しておき、その履歴に基づいてバッテリ17の脱着を判定してもよい。
一方、ステップS4ではアイドルストップを禁止し(エンジン停止禁止手段)、続くステップS6で表示ランプ28を点灯させた後、ステップS8に移行する。ステップS4での禁止指令を受けて、上記したアイドルストップ制御ではエンジン停止条件が成立したとしてもエンジン停止を実行せず、結果としてエンジン1の運転を継続して信号待ち等が行われる。
【0023】
その後、ECU21はステップS8で充電終了判定要求をセットし、続くステップS10で充電終了判定が下されたか否かを判定する。スタータジェネレータ11の発電制御で充電終了判定が下されるまでは、ECU21はステップS10でNOの判定を下して一旦ルーチンを終了する。
ステップS8での要求を受けて、スタータジェネレータ11の発電制御においてバッテリ17の満充電により充電終了判定が下されると、ECU21はステップS12に移行してアイドルストップを許可する。更に、続くステップS14で表示ランプ28を消灯させた後、ステップS16で充電終了判定要求をリセットしてルーチンを終了する。従って、ステップS12での許可指令を受けて、以降は通常通りアイドルストップ制御が行われる。
【0024】
以上のように本実施形態のアイドルストップ車両におけるエンジン1の停止始動装置では、バッテリ17が脱着されたときに充電終了判定が下されるまでアイドルストップを禁止するため、再始動できないほどSOCが低下したバッテリ17に交換された場合でも、充電終了判定によりバッテリ17が満充電となるまでは、譬えエンジン停止条件が成立してもエンジン1は停止されずに運転を継続し、もって、不用意なエンジン停止により始動不能に陥る事態を未然に回避することができる。
【0025】
しかも、アイドルストップの禁止に合わせて表示ランプ28を点灯させるため、禁止中であることを運転者が容易に把握でき、エンジン停止されるはずの信号待ち等でエンジン1の運転が継続されて運転者が不信感を抱くのを防止し、停止始動装置としてのドライバビリティを向上できるという利点もある。
ところで、本実施形態ではステップS8で充電終了判定要求をセットして、スタータジェネレータ11の発電制御側で充電終了判定が下されるまで待機したが、これに代えて、例えばステップS8でメンテナンスチャージの実行を要求するようにしてもよい。この場合には直ちにバッテリ17の充電が開始されるため、充電終了判定が速やかに下されてアイドルストップの禁止期間を短縮化できる。つまり、停止始動装置が本来想定しているアイドルストップ制御に逸早く復帰できるため、アイドルストップ制御による燃費節減やエミッション低減の効果を最大限に得ることができる。
【0026】
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、アイドルストップ車両に適用される停止始動装置に具体化したが、その用途はこれに限ることはなく、例えばハイブリッド車両用の停止始動装置に具体化してもよい。ハイブリッド車両では走行状態やバッテリのSOC等に応じてエンジンを停止始動させているが、SOCが低下したバッテリに交換されると、上記アイドルストップ車両と同様に実際のSOCが基準値を下回ってもエンジン停止してしまい始動不能になるため、充電終了判定までエンジン停止を禁止することで始動不能を未然に回避することができる。
【0027】
又、アイドルストップ車両用の停止始動装置として具体化した場合でも、エンジン1や変速機の種類は上記実施形態に限ることはなく、例えばエンジン1の気筒配列を変更したり、筒内噴射型エンジンとして構成したり、或いは自動変速機に代えて手動変速機を適用したりしてもよい。更に、スタータジェネレータ11に代えて通常のスタータモータ及びオルタネータを備えてもよい。
【0028】
一方、上記実施形態では、エンジン停止条件として、車速0km/h、ブレーキスイッチオン、シフト位置がN又はD等の走行レンジにあることを設定し、エンジン始動条件として、ブレーキスイッチオフ、シフト位置がD等の走行レンジにあることを設定したが、停止条件及び始動条件はこれに限定されることはなく、例えばエンジン停止条件として、上記アクセルセンサ24により検出されたアクセル操作量Accが0(アイドル運転中)であることを加えてもよい。
【0029】
更に、エンジン始動は必ずしも自動的に行う必要はなく、例えばエンジン停止条件に基づいてエンジン1を自動停止させた後は、運転者が自らキー操作によりエンジン1を始動させるようにしてもよい。
又、上記実施形態では、報知手段として表示ランプ28を備えたが、これに代えてスピーカからの音声ガイダンスによりアイドルストップが禁止中であることを知らせてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明のエンジンの自動停止装置によれば、バッテリの脱着が検出されたときに充電終了が判定されるまでエンジン停止を禁止するため、SOCが低下したバッテリに交換された場合でも、エンジン始動不能に陥る事態を未然に回避することができる。
【0031】
請求項2の発明のエンジンの自動停止装置によれば、請求項1に加えて、エンジン停止の禁止期間を短縮化して、自動停止装置が本来想定している制御に逸早く復帰することができる。
請求項3の発明のエンジンの自動停止装置によれば、請求項1又は2に加えて、エンジン停止の禁止を運転者に報知して、停止始動装置としてのドライバビリティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のアイドルストップ車両に適用されたエンジンの停止始動装置を示す全体構成図である。
【図2】ECUが実行するアイドルストップ禁止ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン
21 ECU(エンジン停止手段、バッテリ脱着検出手段、充電終了判定手段、エンジン停止禁止手段、充電制御手段)
28 表示ランプ(報知手段)
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンを自動的に停止させるエンジンの自動停止装置に関するものである。
【0002】
【関連する背景技術】
エンジンの自動停止装置は種々の分野で実施されており、例えば信号待ちや渋滞等による車両の停車中に、燃費節減とエミッション低減を目的としてエンジンを一時的に自動停止させるアイドルストップ車両に適用されている。この種のアイドルストップ車両では、車速0km/h、ブレーキスイッチオン(ブレーキが踏まれている)等のエンジン停止条件が成立して、車両が停車中と推測されるときにエンジンを停止させ、その後にブレーキスイッチオフ(ブレーキが踏まれていない)等の運転者の発進意志を表すエンジン始動条件が成立したときに、スタータによりエンジンを始動して発進に備えている。
【0003】
停車毎にエンジンを始動するアイドルストップ車両ではバッテリ能力の影響を大きく受け、バッテリ能力が低下しているにも拘わらずエンジンを停止させると、始動不能に陥ってしまうことから、その対策が実施されている(例えば、特許文献1参照)。
当該特許文献1に記載されたアイドルストップ車両では、バッテリの充電レベル(SOC:State Of Charge)をモニタしながらエンジンの停止始動制御を実行しており、SOCが基準値を下回るとエンジン停止条件が成立してもアイドルストップを禁止することで、始動不能に陥る事態を防止している。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−192830号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、バッテリが劣化等により交換された場合には、その時点のSOCを100%と仮定してSOCの算出処理を継続している。交換バッテリとして、完全充電された新品のバッテリが適用された場合には実際のSOCが仮定されたSOCと整合するため問題は生じないが、SOCの低下したバッテリ(例えば、充電不足のバッテリや劣化したバッテリ)が搭載される場合もあり、このときには実際のSOCが仮定されたSOCに満たなくなり、両者の間に不整合が生じる。
【0006】
上記特許文献1に記載の技術ではこのような現象を想定していないため、実際のSOCが基準値を下回っても計算上のSOCが基準値以上であるためエンジンを停止させてしまい、始動不能に陥ってしまうという問題があった。
本発明の目的は、SOCが低下したバッテリに交換された場合でも、エンジン始動不能に陥る事態を未然に回避することができるエンジンの停止始動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、所定条件が成立したときにエンジンを停止させるエンジン停止手段と、車両に搭載されたバッテリの脱着を検出するバッテリ脱着検出手段と、バッテリの充電終了を判定する充電終了判定手段と、バッテリ脱着検出手段によりバッテリの脱着が検出されると、充電終了判定手段によりバッテリの充電終了が判定されるまで、エンジン停止手段によるエンジン停止を禁止するエンジン停止禁止手段とを備えたものである。
【0008】
従って、バッテリ脱着検出手段によりバッテリの脱着が検出されると、充電終了判定手段によりバッテリの充電終了が判定されるまで、エンジン停止禁止手段がエンジン停止手段によるエンジン停止を禁止する。その結果、再始動できないほどSOCが低下したバッテリに交換された場合でも、充電終了判定によりバッテリが満充電となるまでは、譬えエンジン停止のための所定条件が成立してもエンジンは停止されずに運転を継続し、始動不能に陥る事態が回避される。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1において、エンジン停止禁止手段が、バッテリ脱着検出手段によりバッテリの脱着が検出されると、エンジン停止手段によるエンジン停止を禁止すると共に、バッテリを充電制御する充電制御手段に充電の開始を指令するものである。
従って、バッテリの脱着が検出されると、充電開始指令に基づいて充電制御手段により直ちにバッテリの充電が開始されるため、充電終了判定が速やかに下されてエンジン停止の禁止期間が短縮化される。その結果、自動停止装置が本来想定している制御に逸早く復帰可能となる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1又は2において、エンジン停止禁止手段が、エンジン停止手段によるエンジン停止の禁止を運転者に報知する報知手段を備えるものである。
従って、エンジン停止の禁止中であることを運転者が容易に把握でき、所定条件の成立によりエンジン停止されるはずにも拘わらずエンジンの運転が継続されて運転者が不信感を抱く虞がなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をアイドルストップ車両に適用されるエンジンの停止始動装置に具体化した一実施形態を説明する。
図1の全体構成図に示すように、エンジン1は吸気管噴射型の直列4気筒ガソリン機関として構成されている。エンジン1の吸気通路2には各気筒毎に燃料噴射弁3が備えられ、各燃料噴射弁3は図示しない燃料ポンプから燃料を供給される。吸気通路内2内には図示しないエアククリーナから吸気が導入され、導入された吸気はスロットル弁4により流量調整された後に、燃料噴射弁3から噴射された燃料と混合され、混合気として吸気弁の開弁に伴って燃焼室5内に導入される。その後、所定のタイミングで点火プラグ6により混合気が点火され、燃焼後の排ガスが燃焼室5から排気通路7内に排出されて、図示しない触媒や消音器を経て外部に排出される。
【0012】
エンジン1の一側にはスタータジェネレータ11が配設され、このスタータジェネレータ11のプーリ12は、ウォータポンププーリ13及びアイドラプーリ14と共にエンジン1のクランクプーリ15に対してベルト16により連結されている。スタータジェネレータ11は発電用のオルタネータとして機能すると共に、エンジン始動用のスタータモータとしても機能する。
【0013】
即ち、スタータジェネレータ11は車両に搭載されたバッテリ17に接続される一方、図示しない車両の灯火類や空調装置等の電気負荷にも接続され、エンジン運転中においては、クランクプーリ15によりベルト16を介してウォータポンププーリ13と共に回転駆動されて、バッテリ17への充電や電気負荷による電力消費を賄う電力を発電する一方、エンジン始動時には、逆にベルト16を介してクランクプーリ15を駆動してエンジン1をクランキングする。尚、このスタータジェネレータ11は、後述するアイドルストップ制御でのエンジン始動時に用いられるばかりでなく、運転者のキー操作に基づく通常の始動時のクランキングにも使用することができる。
【0014】
図示はしないが、このように構成されたエンジン1は自動変速機と連結されて車両に搭載されており、運転者はDレンジ等の走行レンジに変速操作して車両を走行させるようになっている。
一方、車室内には、図示しない入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶に供される記憶装置(ROM,RAM,BURAM等)、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタ等を備えたECU21(エンジン制御ユニット)が設置されている。ECU21の入力側には、車速Vを検出する車速センサ22、運転者によるブレーキの操作状態を検出するブレーキスイッチ23、アクセル操作量Accを検出するアクセルセンサ24、自動変速機のシフト位置を検出するシフト位置センサ25、バッテリ17の放電電流及び充電電流Ibatを検出する電流センサ26、バッテリ電圧Bbatを検出する電圧センサ27、及びその他の各種スイッチやセンサ類が接続されている。又、ECU21の出力側には上記燃料噴射弁3、点火プラグ6、スタータジェネレータ11、運転席に設けられてアイドルストップ制御が禁止中であることを表示する表示ランプ28(報知手段)、及びその他のデバイス類が接続されている。
【0015】
ECU21は上記した各検出情報に基づき燃料噴射制御や点火時期制御を始めとするエンジン1を運転するための各種制御を実行する。
又、ECU21は電流センサ26により検出された放電電流及び充電電流Ibatの積算値からバッテリ17のSOCを逐次算出し、算出したSOCやエンジン1の運転状態等に基づいてスタータジェネレータ11の発電量を制御すると共に、定期的にバッテリ17を満充電にするためのメンテナンスチャージを実行する(充電制御手段)。更に、充電によりバッテリ17が満充電になると充電終了判定を行い(充電終了判定手段)、この時点のSOCを100%として設定して以降のSOCの算出処理を継続する。尚、充電終了判定はどのような手法で実施してもよく、例えば、充電過程でバッテリ電圧Bbatが上昇すると共に、充電電流Ibatが0に漸近する特性を利用して、バッテリ電圧Bbatが所定値を越え、且つ充電電流Ibatが所定値を下回ったときに充電終了判定を行ってもよい。
【0016】
更に、ECU21は信号待ちや渋滞等による車両の停車中には、エンジン1を一時的に自動停止させるアイドルストップ制御を実行すると共に、車載バッテリ17の交換時には、アイドルストップ(つまり、エンジン停止)を一時的に禁止する。そこで、以下、このECU21が実行するアイドルストップ制御に関する処理を詳述する。
【0017】
アイドルストップ制御の実行及び中止は図示しないモード選択スイッチにより運転者が任意に選択でき、モード選択スイッチによりアイドルストップ制御の実行が選択され、且つ、車両のイグニションキーがオンされているときに、ECU21によりアイドルストップ制御が所定のエンジン停止条件及びエンジン始動条件に基づいて実行される。
【0018】
エンジン停止条件としては、車速センサ22にて検出された車速Vが0km/hであること、ブレーキスイッチ23にてブレーキの踏込み操作が検出されていること、及びシフト位置センサ25にて検出されたシフト位置がN(ニュートラル)又はD(ドライブ)等の走行レンジであることが設定され、これらの条件が満たされたときに、ECU21はエンジン停止条件が成立したと判断し、燃料噴射制御と点火時期制御を中止してエンジン1を停止させる(エンジン停止手段)。
【0019】
又、エンジン始動条件としては、ブレーキスイッチ23にてブレーキの踏込み操作が検出されていないこと、及びシフト位置センサ25にて検出されたシフト位置がD等の走行レンジであることが設定され、これらの条件が満たされたときに、ECU21はエンジン始動条件が成立したと判断し、燃料噴射制御と点火時期制御を再開すると共に、スタータジェネレータ11によりエンジン1をクランキングして始動させる。
【0020】
一方、ECU21はアイドルストップ制御の実行中において、図2に示すアイドルストップ禁止ルーチンを所定の制御インターバルで実行しており、まず、ステップS2でバッテリ17が脱着されたか否かを判定する(バッテリ脱着検出手段)。バッテリ脱着時にはECU21への給電が一時中断されてメモリが消失するため、ECU21は自己のメモリの保持状態に基づいて当該判定を行う。
【0021】
即ち、メモリ保持時にはバッテリ17が脱着されなかったとしてステップS2でNO(否定)の判定を下し、一旦ルーチンを終了する。又、メモリ消失時にはバッテリ17が脱着された、つまり車両に搭載されたバッテリ17が取外されて別のバッテリ17に交換された可能性があると見なし、ステップS2でYES(肯定)の判定を下してステップS4に移行する。
【0022】
尚、バッテリ17の脱着はスイッチで検出してもよく、例えばバッテリ17の脱着時にオンオフ操作されるようにバッテリトレイにスイッチを内蔵させ、予備電源と予備の記憶装置を用いてスイッチのオンオフ状態の履歴を保持しておき、その履歴に基づいてバッテリ17の脱着を判定してもよい。
一方、ステップS4ではアイドルストップを禁止し(エンジン停止禁止手段)、続くステップS6で表示ランプ28を点灯させた後、ステップS8に移行する。ステップS4での禁止指令を受けて、上記したアイドルストップ制御ではエンジン停止条件が成立したとしてもエンジン停止を実行せず、結果としてエンジン1の運転を継続して信号待ち等が行われる。
【0023】
その後、ECU21はステップS8で充電終了判定要求をセットし、続くステップS10で充電終了判定が下されたか否かを判定する。スタータジェネレータ11の発電制御で充電終了判定が下されるまでは、ECU21はステップS10でNOの判定を下して一旦ルーチンを終了する。
ステップS8での要求を受けて、スタータジェネレータ11の発電制御においてバッテリ17の満充電により充電終了判定が下されると、ECU21はステップS12に移行してアイドルストップを許可する。更に、続くステップS14で表示ランプ28を消灯させた後、ステップS16で充電終了判定要求をリセットしてルーチンを終了する。従って、ステップS12での許可指令を受けて、以降は通常通りアイドルストップ制御が行われる。
【0024】
以上のように本実施形態のアイドルストップ車両におけるエンジン1の停止始動装置では、バッテリ17が脱着されたときに充電終了判定が下されるまでアイドルストップを禁止するため、再始動できないほどSOCが低下したバッテリ17に交換された場合でも、充電終了判定によりバッテリ17が満充電となるまでは、譬えエンジン停止条件が成立してもエンジン1は停止されずに運転を継続し、もって、不用意なエンジン停止により始動不能に陥る事態を未然に回避することができる。
【0025】
しかも、アイドルストップの禁止に合わせて表示ランプ28を点灯させるため、禁止中であることを運転者が容易に把握でき、エンジン停止されるはずの信号待ち等でエンジン1の運転が継続されて運転者が不信感を抱くのを防止し、停止始動装置としてのドライバビリティを向上できるという利点もある。
ところで、本実施形態ではステップS8で充電終了判定要求をセットして、スタータジェネレータ11の発電制御側で充電終了判定が下されるまで待機したが、これに代えて、例えばステップS8でメンテナンスチャージの実行を要求するようにしてもよい。この場合には直ちにバッテリ17の充電が開始されるため、充電終了判定が速やかに下されてアイドルストップの禁止期間を短縮化できる。つまり、停止始動装置が本来想定しているアイドルストップ制御に逸早く復帰できるため、アイドルストップ制御による燃費節減やエミッション低減の効果を最大限に得ることができる。
【0026】
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、アイドルストップ車両に適用される停止始動装置に具体化したが、その用途はこれに限ることはなく、例えばハイブリッド車両用の停止始動装置に具体化してもよい。ハイブリッド車両では走行状態やバッテリのSOC等に応じてエンジンを停止始動させているが、SOCが低下したバッテリに交換されると、上記アイドルストップ車両と同様に実際のSOCが基準値を下回ってもエンジン停止してしまい始動不能になるため、充電終了判定までエンジン停止を禁止することで始動不能を未然に回避することができる。
【0027】
又、アイドルストップ車両用の停止始動装置として具体化した場合でも、エンジン1や変速機の種類は上記実施形態に限ることはなく、例えばエンジン1の気筒配列を変更したり、筒内噴射型エンジンとして構成したり、或いは自動変速機に代えて手動変速機を適用したりしてもよい。更に、スタータジェネレータ11に代えて通常のスタータモータ及びオルタネータを備えてもよい。
【0028】
一方、上記実施形態では、エンジン停止条件として、車速0km/h、ブレーキスイッチオン、シフト位置がN又はD等の走行レンジにあることを設定し、エンジン始動条件として、ブレーキスイッチオフ、シフト位置がD等の走行レンジにあることを設定したが、停止条件及び始動条件はこれに限定されることはなく、例えばエンジン停止条件として、上記アクセルセンサ24により検出されたアクセル操作量Accが0(アイドル運転中)であることを加えてもよい。
【0029】
更に、エンジン始動は必ずしも自動的に行う必要はなく、例えばエンジン停止条件に基づいてエンジン1を自動停止させた後は、運転者が自らキー操作によりエンジン1を始動させるようにしてもよい。
又、上記実施形態では、報知手段として表示ランプ28を備えたが、これに代えてスピーカからの音声ガイダンスによりアイドルストップが禁止中であることを知らせてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明のエンジンの自動停止装置によれば、バッテリの脱着が検出されたときに充電終了が判定されるまでエンジン停止を禁止するため、SOCが低下したバッテリに交換された場合でも、エンジン始動不能に陥る事態を未然に回避することができる。
【0031】
請求項2の発明のエンジンの自動停止装置によれば、請求項1に加えて、エンジン停止の禁止期間を短縮化して、自動停止装置が本来想定している制御に逸早く復帰することができる。
請求項3の発明のエンジンの自動停止装置によれば、請求項1又は2に加えて、エンジン停止の禁止を運転者に報知して、停止始動装置としてのドライバビリティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のアイドルストップ車両に適用されたエンジンの停止始動装置を示す全体構成図である。
【図2】ECUが実行するアイドルストップ禁止ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン
21 ECU(エンジン停止手段、バッテリ脱着検出手段、充電終了判定手段、エンジン停止禁止手段、充電制御手段)
28 表示ランプ(報知手段)
Claims (3)
- 所定条件が成立したときにエンジンを停止させるエンジン停止手段と、
車両に搭載されたバッテリの脱着を検出するバッテリ脱着検出手段と、
上記バッテリの充電終了を判定する充電終了判定手段と、
上記バッテリ脱着検出手段によりバッテリの脱着が検出されると、上記充電終了判定手段により該バッテリの充電終了が判定されるまで、上記エンジン停止手段によるエンジン停止を禁止するエンジン停止禁止手段と
を備えたことを特徴とするエンジンの自動停止装置。 - 上記エンジン停止禁止手段は、上記バッテリ脱着検出手段によりバッテリの脱着が検出されると、上記エンジン停止手段によるエンジン停止を禁止すると共に、該バッテリを充電制御する充電制御手段に充電の開始を指令することを特徴とする請求項1記載のエンジンの自動停止装置。
- 上記エンジン停止禁止手段は、上記エンジン停止手段によるエンジン停止の禁止を運転者に報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のエンジンの自動停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003070610A JP2004278402A (ja) | 2003-03-14 | 2003-03-14 | エンジンの自動停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003070610A JP2004278402A (ja) | 2003-03-14 | 2003-03-14 | エンジンの自動停止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004278402A true JP2004278402A (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=33287313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003070610A Pending JP2004278402A (ja) | 2003-03-14 | 2003-03-14 | エンジンの自動停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004278402A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009108733A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Mazda Motor Corp | エンジンの自動停止装置 |
JP2010174827A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Daihatsu Motor Co Ltd | アイドルストップ制御装置 |
EP2666690A1 (en) * | 2011-01-20 | 2013-11-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hybrid vehicle and method for controlling the same |
JP2014181671A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Denso Corp | アイドリングストップ制御装置 |
-
2003
- 2003-03-14 JP JP2003070610A patent/JP2004278402A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009108733A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Mazda Motor Corp | エンジンの自動停止装置 |
JP2010174827A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Daihatsu Motor Co Ltd | アイドルストップ制御装置 |
EP2666690A1 (en) * | 2011-01-20 | 2013-11-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hybrid vehicle and method for controlling the same |
EP2666690A4 (en) * | 2011-01-20 | 2014-03-05 | Toyota Motor Co Ltd | HYBRID VEHICLE AND ITS CONTROL METHOD |
JP2014181671A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Denso Corp | アイドリングストップ制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3788736B2 (ja) | エンジンの自動停止始動制御装置 | |
JP4678442B2 (ja) | 車両制御装置 | |
JP5472527B2 (ja) | 車両制御装置 | |
JP4645482B2 (ja) | 内燃機関の自動停止装置 | |
JP2000257461A (ja) | ハイブリッド車両のエンジン制御装置 | |
US11440529B2 (en) | Controller for hybrid vehicle | |
JP4165237B2 (ja) | 内燃機関の始動制御装置 | |
JP2004278365A (ja) | エンジンの停止始動装置 | |
JPH11270378A (ja) | 車両用エンジンの再始動制御装置及び自動停止・再始動制御装置 | |
US9188070B2 (en) | Vehicle stop control system | |
JP2004293327A (ja) | エンジンの自動停止装置 | |
JP4552787B2 (ja) | アイドルストップ車両の燃料蒸気処理制御装置 | |
JP2019044717A (ja) | 内燃機関の制御システム | |
JP2004278402A (ja) | エンジンの自動停止装置 | |
JP3687414B2 (ja) | 内燃機関の自動停止・始動装置 | |
JP4470767B2 (ja) | 気体燃料エンジンの始動制御装置 | |
JP3596324B2 (ja) | 内燃機関の自動停止・始動装置 | |
JP2004232558A (ja) | 車両のエンジン制御装置 | |
JP2004328934A (ja) | バッテリの充電制御装置 | |
JP2013112101A (ja) | ハイブリッド車 | |
JP2004162624A (ja) | 車両のエンジン自動停止装置 | |
JP2004324588A (ja) | エンジン制御装置 | |
JPH10153159A (ja) | 内燃機関の自動始動停止装置 | |
JP5790569B2 (ja) | 車両用内燃機関の制御装置 | |
JP4120258B2 (ja) | 車両の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071107 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080305 |