JP4470767B2 - 気体燃料エンジンの始動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は気体燃料エンジンの始動制御装置に関するものである。
エンジンを停止させた状態では、その吸気系(吸気マニホールド、サージタンク等)は全負荷相当の大気圧状態にある。従って、エンジンを電動モータでクランキングして直ぐに始動させると、つまり燃料の噴射・点火を行なうと、スロットル弁を全閉状態とした状態であっても、吸気系に存する空気がエンジンの燃焼室に多量に吸入されて大きなトルクが発生し、エンジンが吹き上がる(エンジン回転数が過度に上昇する)。特にアイドルストップ車やハイブリッド車ではシフトレバーをDレンジにした状態でエンジンを始動させるため、始動時の大きなエンジントルクが車輪に伝わってショックとなり、乗員に不快感を与える。
これに対して、スタータモータによるクランキング中は吸気圧が所定値に低下するまでアイドルスピードコントロールバルブを全閉とし、しかる後に目標開度に開弁させることにより、エンジン吹き上がりを防止することは知られている(特許文献1参照)。また、特許文献2には、エンジンクランキング中は燃料噴射及び点火を禁止し、吸気負圧が所定値になったときに、その禁止を解除することにより、始動時のノッキング発生を防止することが記載されている。
特開平10−18885号公報 特開昭63−111260号公報
しかし、吸気圧が所定値に低下するまで待って燃料噴射及び点火を行なうようにした場合、エンジンのクランキング時間が長くなり、スタータモータの消費電力の増加を招く。しかも、エンジン燃焼室を吹き抜けた多量の空気が排気系の触媒(三元触媒)に供給されて該触媒まわりの酸素濃度が高くなることにより、エンジン始動直後のNOx浄化率が低下する。
そこで、本発明は、水素等の気体燃料を用いるエンジンにおいて、上記モータ消費電力の増加や始動直後の触媒によるNOx浄化能の低下を抑制しつつ、上記エンジン吹き上がりの問題を解消する。
本発明は、気体燃料エンジンの場合、気体燃料を吸気行程で燃焼室に噴射すると、吸気充填効率が低下する点に着目し、このことを利用して、上記課題を解決した。
まず、請求項1に係る発明は、気体燃料を直接燃焼室に噴射供給する気体燃料供給手段と、エンジンの作動行程が圧縮行程にあるときに上記気体燃料が上記燃焼室に供給されるように上記気体燃料供給手段を作動させる噴射制御手段とを備えている気体燃料エンジンの始動制御装置において、
エンジン始動時の吸気の目標充填効率を決定する目標充填効率決定手段と、
上記エンジンの始動要求を検出する始動要求検出手段と、
上記始動要求検出手段によって上記始動要求が検出されたときに上記エンジンのクランキングを行なう始動用の電動モータとを備え、
上記噴射制御手段は、上記始動要求検出手段によってエンジンの始動要求が検出されたときは、上記エンジンのクランキングに伴って吸気充填効率が上記始動時の目標充填効率よりも所定値大きい閾値まで低下したときに、上記気体燃料供給手段による燃料噴射時期を吸気行程に設定してエンジンを始動させるものであり、
上記所定値として、気体燃料を吸気行程で噴射したときに該気体燃料のボリュームに相当する吸気量が排除されて低下する吸気充填効率の当該低下量が与えられることを特徴とする。
すなわち、気体燃料をエンジンの吸気行程において燃焼室に噴射すると、その気体燃料が燃焼室で占めるボリューム分、吸入空気量が減少する。つまり、圧縮行程噴射の場合よりも吸気充填効率が低下してエンジン始動時のトルクが低くなる。しかも、エンジン始動のために燃料の吸気行程噴射を行なうと、それによって吸気充填効率が直ちに過不足なく目標充填効率になる。つまり、始動のための吸気行程噴射が早すぎて吸気充填効率が目標充填効率まで低下しないということが避けられるとともに、その吸気行程噴射が遅すぎて無駄にクランキングを行なうことが避けられる。従って、エンジン始動時の吹き上がりを抑制しつつ、電動モータによるクランキング時間を短くすることが可能になり、電力消費量の抑制に有利になる。また、排気系に三元触媒を配置してNOxを浄化する場合でも、その三元触媒まわりの酸素濃度が高くなることが避けられ、始動時に該触媒のNOx浄化能が低下することを抑制することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1において、
車両を走行させる動力として上記気体燃料エンジンと走行用電動モータとを備え、
さらに、上記走行用電動モータによって車両を走行させているモータ走行中に、上記始動要求検出手段によって上記エンジンの始動要求が検出されたときに、上記エンジンに要求されるトルクの大きさが所定値よりも大きいか否かを判定する判定手段を備え、
上記噴射制御手段は、上記エンジン始動のための燃料噴射時期を、上記判定手段によって判定される要求トルクが所定値以下であるときには吸気行程に設定し、該要求トルクが所定値よりも大きいときには圧縮行程に設定することを特徴とする。
モータ走行中にエンジンを始動させる際、要求トルクが小さいときは、エンジン始動のための燃料噴射が吸気行程噴射になって吸気充填効率が低くなるから、始動用電動モータによる電力消費量の抑制及び触媒NOx浄化能の低下抑制を図りながら、トルクショックが出ることを防止することができる。一方、要求トルクが大きいときは、エンジン始動のための燃料噴射が圧縮行程噴射になるから吸気充填効率の低下はなく、スロットル弁が開くことにより高い吸気充填効率でエンジンを始動させることができる。よって、エンジントルクを速やかに要求トルクに近づけることができ、車両の加速性確保に有利になる。
請求項3に係る発明は、請求項1において、
上記エンジン運転中に所定の停止条件が成立したときに該エンジンを停止させる自動停止手段と、
上記エンジン停止中に、上記始動要求検出手段によって上記エンジンの始動要求が検出されたときに、上記エンジンに要求されるトルクの大きさが所定値よりも大きいか否かを判定する判定手段を備え、
上記噴射制御手段は、上記エンジン始動のための燃料噴射時期を、上記判定手段によって判定される要求トルクが所定値以下であるときには吸気行程に設定し、該要求トルクが所定値よりも大きいときには圧縮行程に設定することを特徴とする。
従って、エンジンの自動停止後、再始動が要求されたとき、要求トルクが小さいときは、エンジン始動のための燃料噴射が吸気行程噴射になって吸気充填効率が低くなるから、始動用電動モータによる電力消費量の抑制及び触媒NOx浄化能の低下抑制を図りながら、トルクショックが出ることを防止することができる。一方、要求トルクが大きいときは、エンジン始動のための燃料噴射が圧縮行程噴射になって高い吸気充填効率でエンジンを始動させることができるから、エンジントルクを速やかに要求トルクに近づけることができ、車両の加速性確保に有利になる。
請求項1に係る発明によれば、気体燃料を直接燃焼室に噴射供給する気体燃料供給手段と、エンジンの作動行程が圧縮行程にあるときに上記気体燃料供給手段を作動させる噴射制御手段とを備えている気体燃料エンジンの始動制御装置において、始動要求検出手段によってエンジンの始動要求が検出されたときは、上記気体燃料供給手段による燃料噴射時期を吸気行程に設定し、該気体燃料の吸気行程噴射による吸気充填効率低下分を見込んだ吸気充填効率になったときに、当該吸気行程噴射によってエンジンを始動させるから、エンジン始動時の吹き上がりを抑制しつつ、エンジン始動のための電力消費量を抑制することができるとともに、排気系に三元触媒を配置したときのNOx浄化能の低下を抑制することができる。
請求項2に係る発明によれば、請求項1において、車両を走行させる動力として上記気体燃料エンジンと走行用電動モータとを備えたパワートレインにおいて、モータ走行中にエンジンを始動させる際、要求トルクが小さいときは吸気行程噴射でエンジンを始動させるから、電力消費量の抑制及び触媒NOx浄化能の低下抑制を図りながら、トルクショックが出ることを防止することができる一方、要求トルクが大きいときは圧縮行程噴射でエンジンを始動させるから、エンジントルクを速やかに要求トルクに近づけることができ、車両の加速性確保に有利になる。
請求項3に係る発明は、請求項1において、エンジンの自動停止後、再始動が要求されたとき、要求トルクが小さいときは吸気行程噴射でエンジンを始動させるから、電力消費量の抑制及び触媒NOx浄化能の低下抑制を図りながら、トルクショックが出ることを防止することができる一方、要求トルクが大きいときは圧縮行程噴射でエンジンを始動させるから、エンジントルクを速やかに要求トルクに近づけることができ、車両の加速性確保に有利になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
<実施形態1>
図1において、1はアイドルストップシステムを備えた車両の多気筒気体燃料エンジンであり、その出力によりトランスミッション12及びデフ7を介して車輪Wを駆動するようになっている。11はエンジン1の自動停止後に伝動ベルト10を介して該エンジン1に動力を伝えてこれを再始動させるための再始動用電動モータ(交流モータ)、3は再始動用電動モータ11に対し直流を交流に変換するインバータ4を介して給電するバッテリである。バッテリ3はエンジン1によって駆動されるジェネレータ(図示省略)により充電される。また、エンジン1には、該エンジン1をイグニッションスイッチで始動するためのスイッチ始動用電動モータ(図示省略)が設けられており、このスイッチ始動用電動モータもバッテリ3から給電される。
上記気体燃料エンジン1は、図2に示すように、気体燃料として水素を採用したロータリーピストンエンジンであって、2つのロータハウジング21,21を3つのサイドハウジング(図示省略)の間に挟み込むようにして一体化し、その間に形成される2つの気筒にそれぞれロータ22,22を収容した2ロータタイプのものである。吸気通路23は分岐して各気筒に接続され、分岐部よりも上流側にスロットル弁24及びその駆動モータ25が設けられている。
エンジン1には、各気筒に水素を供給する手段として第1及び第2の水素インジェクタ26,27が設けられているとともに、各気筒に燃料としてガソリンを供給するためのガソリンインジェクタ28も設けられている。第1水素インジェクタ26は気筒内に水素を直接噴射する筒内噴射型であり、第2水素インジェクタ27及びガソリンインジェクタ28は吸気マニホルド内に水素及びガソリンのそれぞれを噴射するマニホルド噴射型である。水素インジェクタ26,27には図1に示す気体燃料タンク29から水素が供給され、ガソリンインジェクタ28には図1に示すガソリンタンク30からガソリンが供給される。なお、図示は省略するが、エンジン1の排気通路には三元触媒が配置されている。
そうして、各気筒のインジェクタ26〜28、点火プラグ31,32及びスロットル弁駆動モータ25を制御するために、マイクロコンピュータを利用した制御手段34が設けられている。この制御手段34は、エンジン1の自動停止手段40、始動要求検出手段41、目標充填効率決定手段42、要求トルク判定手段43及び燃料噴射制御手段44として働く。その制御はスロットル開度センサ35、車速センサ36、アクセル開度センサ37、吸入空気量を検出するエアフロメータ38、気体燃料タンク29の水素残量を検出する残圧センサ39、車両のブレーキの作動を検出するブレーキセンサ45、スロットル弁下流の吸気負圧センサ46等の信号に基いて行なわれる。
自動停止手段40は、エンジン運転中に所定の一時停止条件が成立したときに該エンジンを停止させるものである。その一時停止条件とは、エンジン1のアクセル開度(又はスロットル開度)が全閉である、車両のブレーキ踏込み量が所定値以上である、並びに車速が零である、という3条件が共に成立し、且つ予め設定されたアイドルストップ禁止条件が成立していないことである。アイドルストップ禁止条件とは、バッテリ2の残存充電量SOCが所定値以下である等である。
始動要求検出手段41は、エンジン1に対するドライバの始動要求を検出するものであり、イグニッションスイッチがオンにされたときに始動要求があったと判定し、また、アイドルストップ中(自動停止手段40によるエンジン停止中)であれば、ブレーキセンサ45からブレーキオフ(ブレーキ解除)信号が与えられときに再始動要求があったと判定する。
目標充填効率決定手段42は、始動要求検出手段41により再始動要求が判定されたときに、アクセル開度センサ37によって検出されるアクセル開度(ドライバ要求トルク)に基いて、吸気の目標充填効率を求める。この目標充填効率は、予めエンジン運転状態に対応させて設定した目標空燃比、当該判定時点での大気温、気圧、エンジン水温等に基いて補正する。
要求トルク判定手段43は、始動要求検出手段41により再始動要求が判定されたときに、ドライバが要求するエンジントルクの大きさが所定値よりも大きいか否かを、アクセル開度センサ37によって検出されるアクセル開度に基いて判定する。具体的には、上記所定値にはクランキング中の吸気充填効率を与え、要求トルクに対応する目標充填効率と吸気充填効率との比較により、目標充填効率の方が大きいときは要求トルク大と判定し、そうでないときは要求トルク小と判定する。
燃料噴射制御手段44は、始動要求検出手段41によってイグニッションスイッチによるエンジン1の始動要求が検出されたときは、水素インジェクタ26による燃料噴射時期を吸気行程に設定してエンジン1を始動させる。この吸気行程噴射を開始する時期は、スイッチ始動用電動モータによるエンジン1のクランキングに伴って、吸気充填効率が目標充填効率よりも所定値大きい閾値まで低下したときである。
吸気充填効率は、吸気負圧センサ46によって検出される吸気負圧、エンジン回転数及び吸気温度に基いて求められる。この場合のアクセル開度は零であるから、目標充填効率は、アクセル開度零でのクリープ走行(微速走行)が可能となる値が与えられる。上記所定値としては、気体燃料を吸気行程噴射したときに該気体燃料のボリュームに相当する吸気量が排除されて低下する吸気充填効率の当該低下量が与えられる。
また、燃料噴射制御手段44は、始動要求検出手段41によってアイドルストップ中の再始動要求が検出されたときは、要求トルク判定手段43によって判定される要求トルクが所定値以下であるときには水素インジェクタ26による燃料噴射時期を吸気行程に設定し、該要求トルクが所定値よりも大きいときに当該燃料噴射時期を圧縮行程に設定して、それぞれエンジン1を始動させる。
具体的には、クランキング中の吸気充填効率が上記要求トルクから求まる目標充填効率以上になっているときは吸気行程噴射を実行し、吸気充填効率が目標充填効率よりも低いときは圧縮行程噴射を実行する。吸気行程噴射を開始する時期は、イグニッションスイッチによる始動の場合と同じく、吸気充填効率が目標充填効率よりも所定値大きい閾値まで低下したときであり、その所定値としては、気体燃料を吸気行程噴射したときに該気体燃料のボリュームに相当する吸気量が排除されて低下する吸気充填効率の当該低下量が与えられる。
(イグニッションスイッチによる始動)
図3はイグニッションスイッチによるエンジン始動制御のフローを示す。スタートに伴って各種信号の読込みが行なわれ、ステップA1ではイグニッションスイッチによるエンジン始動要求があったか否かが判定される。その始動要求があったときはステップA2に進み、クリープ走行可能な目標充填効率が大気温、気圧、エンジン水温等に基いて決定される。続くステップA3でスイッチ始動用電動モータによるエンジン1のクランキングが開始され、続くステップA4で吸気充填効率が閾値Xまで低下したか否か判定される。この閾値Xは目標充填効率から所定値(気体燃料を吸気行程噴射したときに該気体燃料のボリュームに相当する吸気充填効率低下量)大きいレベルに設定される。吸気充填効率が閾値X以下に低下したときはステップA5に進み、水素インジェクタ26による水素燃料の吸気行程噴射及び点火が実行される。
従って、図4に示すように、エンジン回転数零、エンジントルク零、モータトルク零のエンジン停止状態では、吸気系(吸気マニホールド、サージタンク等)の内部は大気圧であるから、その状態でエンジンを始動したときの吸気充填効率は100%に近い値である。t1の時点でイグニッションスイッチがオンにされると、スイッチ始動用電動モータが作動してモータトルクが立ち上がり、それに伴ってエンジン回転数が上昇していく。エンジン1はクランキング中であるからエンジントルクは負の値になる。
エンジン1のクランキングに伴って、吸気系内の空気がエンジン1の気筒を吹き抜けて排気通路に排出される。これにより、吸気負圧が大きくなっていき、従って、吸気充填効率が低下していく。
そうして、本発明の場合は、吸気充填効率が閾値Xまで低下した時点t2で水素インジェクタ26による水素燃料の吸気行程噴射及び点火が実行される。この吸気行程噴射により、エンジン1の気筒内で水素燃料が占める容積分だけ吸気量が少なくなることから、吸気充填効率の低下が急に大きくなる。さらに、上記閾値Xとして、目標充填効率から所定値(気体燃料を吸気行程噴射したときに該気体燃料のボリュームに相当する吸気充填効率低下量)大きい値が与えられているから、当該吸気行程噴射によって吸気充填効率が速やかに目標充填効率まで低下することになる。そして、上記吸気行程噴射によるエンジン1の始動によってエンジントルクが立ち上がり、次いで電動モータが停止される。従って、エンジン1の吹き上がり(エンジン回転数の過度な上昇)は生じない。
これに対して、従来の始動制御の場合、つまり、エンジン吹き上がりを招くことなく、圧縮行程噴射によってエンジン1を始動させるには、クランキングによって吸気充填効率が目標充填効率近くに低下するt3時点まで燃料噴射による始動を遅延させる必要がある。
このように本発明によれば、エンジン吹き上がりを招くことなく、早めにエンジン1を始動させることができる、換言すれば、クランキング時間を短くすることができるため、始動用電動モータによる電力消費量を少なくすることができる。しかも、排気系に配置した三元触媒まわりの酸素濃度が過剰に高くなることが避けられ、エンジン始動直後のNOx浄化率の低下を抑えることができる。
(アイドルストップ後の再始動)
図5はアイドルストップ後の再始動制御のフローを示す。スタートに伴って各種信号の読込みが行なわれ、ステップB1ではブレーキオフによるエンジン再始動の要求があったか否かが判定される。再始動要求があったときはステップB2に進み、要求トルク(アクセル開度)、目標空燃比等に基いて目標充填効率が決定される。続くステップB3で吸気充填効率が目標充填効率以上であるか否かが判定される。
吸気充填効率が高い場合、すなわち、要求トルクが低い緩加速要求の場合はステップB4に進み、イグニッションスイッチによる始動の場合と同じく、吸気充填効率が閾値Xまで低下したか否か判定される。吸気充填効率が閾値X以下に低下していないときはステップB5に進み、再始動用電動モータ11によるクランキングが行なわれる。そして、吸気充填効率が閾値X以下に低下したときはステップB6に進み、水素インジェクタ26による水素燃料の吸気行程噴射及び点火が実行される。
一方、ステップB3において吸気充填効率が目標充填効率よりも低い、すなわち、要求トルクが高い急加速要求の場合はステップB7に進み、水素インジェクタ26による水素燃料の圧縮行程噴射及び点火が実行される。
従って、図6に示すように、アイドルストップ状態からt1時点でブレーキオフになると、再始動用電動モータ11が作動してモータトルクが立ち上がり、それに伴ってエンジン回転数が上昇していく。エンジン1はクランキング中であるからエンジントルクは負の値になる。このクランキングに伴って吸気充填効率が低下していくが、アクセルペダルが踏まれる前は目標充填効率がイグニッションスイッチによる始動の場合と同じく低いから、エンジン始動のための水素燃料の噴射は行なわれない。
アクセルペダルが踏まれると、そのときのアクセル開度に対応する要求トルク、目標空燃比等に基いて目標充填効率が求められる。アクセルペダルの踏み込み量が大きく目標充填効率が吸気充填効率よりも高いときは、急加速要求であるから、水素燃料の圧縮行程噴射及び点火が実行される。従って、吸気充填効率の低下はなく、スロットル弁が開くことによって吸気充填効率が高くなり、エンジントルクは速やかに要求トルクに近づく。
一方、アクセルペダルの踏み込み量が小さく目標充填効率が吸気充填効率より低いときは、緩加速要求であるから、吸気充填効率が閾値X以下になった時点で水素インジェクタ26による水素燃料の吸気行程噴射及び点火が実行される。従って、吸気充填効率が速やかに低下して、緩加速要求に対応する目標充填効率になり、エンジントルクの過剰な上昇が避けられる。
よって、急加速要求のときは、圧縮行程噴射によりエンジントルクを速やかに上昇させて当該要求に応えることができる一方、緩加速要求のときは、エンジン吹き上がりを招くことなく、早めにエンジン1を始動させることができ、再始動用電動モータ11による電力消費量を少なくすることができるとともに、エンジン始動直後のNOx浄化率の低下量を抑えることができる。
なお、急加速要求のとき、その要求トルクが低いときは水素インジェクタ27によるマニホルド噴射を行なうようにしてもよい。このマニホルド噴射では吸気と水素燃料とが予め混合された状態でエンジン燃焼室に入る。この場合は、図6に「急加速(予混)」で示すように、水素燃料の量に相当する分だけ吸気充填効率が低くなるから、エンジントルクも低めになる。
<実施形態2>
この実施形態は図7に模式的に示すハイブリッド型パワートレインに関する。同図において、1は気体燃料エンジン(実施形態1と同じロータリピストンエンジン)、2は走行用電動モータ(交流モータ)、3は電動モータ2に対し直流を交流に変換するインバータ4を介して給電するバッテリ、5はエンジン運転中は発電機として働いてインバータ4を介して車載電気負荷及びバッテリ3に給電し、エンジン1を始動する際にはクランキング動作を行なうモータジェネレータである。
上記気体燃料エンジン1、電動モータ2及びジェネレータ5が遊星ギヤユニット(動力分割機構)6によって連係している。7はデフ、8は車軸である。すなわち、遊星ギヤユニット6は、図8に示すように、リングギヤ11と、このリングギヤ11の内側に配置されたサンギヤ12と、リングギヤ11及びサンギヤ12の双方に噛合してサンギヤ12の外周をリングギヤ11の内周に沿って回る複数個のプラネタリギヤ13とにより構成されている。
各プラネタリギヤ13と気体燃料エンジン1の出力軸とがキャリア14を介し一体的に回転するように連結され、サンギヤ12とジェネレータ5の回転軸5aとが同軸に連結され、リングギヤ11に噛み合ったカウンタギヤ15に電動モータ2の出力軸2aのギヤ16が噛み合っている。そうして、カウンタギヤ15の回転がこれと同軸の伝動ギヤ17及びデフギヤ18を介して車輪Wに伝えられるようになっている。従って、エンジン1の出力軸の回転は遊星ギヤユニット6、カウンタギヤ15及びデフギヤ18を介して車輪Wに伝達され、電動モータ2の回転もカウンタギヤ15及びデフギヤ18を介して車輪Wに伝達される。
そうして、図9に示すように、各気筒のインジェクタ26〜28、点火プラグ(図示省略)及びスロットル弁駆動モータ25を制御するために、マイクロコンピュータを利用した制御手段34が設けられている。この制御手段34は、始動要求検出手段41、目標充填効率決定手段42、要求トルク判定手段43及び燃料噴射制御手段44として働く。そのために、スロットル開度センサ35、車速センサ36、アクセル開度センサ37、エアフロメータ38、残圧センサ39、スロットル弁下流の吸気負圧センサ46、バッテリ3の充電量SOCを検出するバッテリセンサ47等の信号が制御手段34に与えられる。
制御手段34は、車速が所定車速未満である、スロットル開度が所定値未満である、並びにバッテリ3の残存SOCが所定充電量よりも多い、という3つの条件が共に成立するときに当該車両をモータ走行とするものであり、始動要求検出手段41は、上記3条件のうちの少なくとも1つの条件が成立しないときに、エンジン1の始動要求があったと判定する。
目標充填効率決定手段42は、実施形態1と同じく、始動要求検出手段41により始動要求が判定されたときに、アクセル開度センサ37によって検出されるアクセル開度(ドライバ要求トルク)に基いて、吸気の目標充填効率を求める。この目標充填効率は、予めエンジン運転状態に対応させて設定した目標空燃比、当該判定時点での大気温、気圧、エンジン水温等に基いて補正する。
要求トルク判定手段43は、実施形態1と同じく、始動要求検出手段41により再始動要求が判定されたときに、ドライバが要求するエンジントルクの大きさが所定値よりも大きいか否かを、アクセル開度センサ37によって検出されるアクセル開度に基いて判定する。具体的には、上記所定値にはクランキング中の吸気充填効率を与え、要求トルクに対応する目標充填効率と吸気充填効率との比較により、目標充填効率の方が大きいときは要求トルク大と判定し、そうでないときは要求トルク小と判定する。
燃料噴射制御手段44は、実施形態1のアイドルストップ後の再始動と同じく、始動要求検出手段41によってエンジン始動の要求が検出されたときは、要求トルク判定手段43によって判定される要求トルクが所定値以下であるときには水素インジェクタ26による燃料噴射時期を吸気行程に設定し、該要求トルクが所定値よりも大きいときに当該燃料噴射時期を圧縮行程に設定して、それぞれエンジン1を始動させる。具体的には、クランキング中の吸気充填効率が上記要求トルクから求まる目標充填効率以上であるときは水素インジェクタ26による吸気行程噴射を実行する。一方、目標充填効率の方が吸気充填効率よりも高いときは水素インジェクタ26による圧縮行程噴射を実行する。
吸気行程噴射を開始する時期は、実施形態1のイグニッションスイッチによる始動の場合と同じく、吸気充填効率が目標充填効率よりも所定値大きい閾値まで低下したときであり、その所定値としては、気体燃料を吸気行程噴射したときに該気体燃料のボリュームに相当する吸気量が排除されて低下する吸気充填効率の当該低下量が与えられる。
従って、モータ走行からエンジン走行へ移行する場合のエンジン始動制御は、実施形態1のアイドルストップ後のエンジン始動制御と実質的には同じになる。すなわち、図10に示すように、スタートに伴って各種信号の読込みが行なわれ、ステップC1では車速が所定車速未満、スロットル開度が所定値未満、並びにバッテリ残存SOCが所定充電量よりも多い、という3条件の少なくとも1つが不成立になってエンジン始動の要求があったか否かが判定される。始動要求があったときはステップC2に進み、要求トルク(アクセル開度)、目標空燃比等に基いて目標充填効率が決定される。続くステップC3で吸気充填効率が目標充填効率以上であるか否かが判定される。
吸気充填効率が高い場合、すなわち、要求トルクが低い緩加速要求の場合はステップC4に進み、吸気充填効率が閾値Xまで低下したか否か判定される。吸気充填効率が閾値X以下に低下していないときはステップC5に進み、モータジェネレータ5によるクランキングが行なわれる。そして、吸気充填効率が閾値X以下に低下したときはステップC6に進み、水素インジェクタ26による水素燃料の吸気行程噴射及び点火が実行される。
一方、ステップC3において吸気充填効率が目標充填効率よりも低い、すなわち、要求トルクが高い急加速要求の場合はステップC7に進み、水素インジェクタ26による水素燃料の圧縮行程噴射及び点火が実行される。
よって、モータ走行中にエンジン始動の要求があったとき、アクセルペダルの踏み込み量が小さく目標充填効率が吸気充填効率より低いとき(緩加速要求)は、吸気充填効率が閾値X以下になった時点で水素燃料の吸気行程噴射及び点火が実行される。従って、吸気充填効率が速やかに低下して、緩加速要求に対応する目標充填効率になり、エンジントルクの過剰な上昇によるトルクショックが避けられる。また、モータジェネレータ5による電力消費量及び触媒NOx浄化能の低下を抑制することができる。
一方、アクセルペダルの踏み込み量が大きく目標充填効率が高いとき(急加速要求)は、エンジン始動のための燃料噴射が圧縮行程噴射になるから吸気充填効率の低下はなく、スロットル弁24が開くことにより高い吸気充填効率でエンジンを始動させることができる。よって、エンジントルクを速やかに要求トルクに近づけることができ、車両の加速性確保に有利になる。
なお、上記各実施形態は気体燃料として水素を用いたが、圧縮天然ガス、液化石油ガスなど他の気体燃料を用いる場合にも本発明は適用することができる。
また、上記殻実施形態はロータリーピストンエンジンに関するが、本発明はレシプロエンジンにも適用することができる。
実施形態1に係るパワートレインを模式的に示す図である。 同パワートレインのエンジン始動制御装置の構成を示す図である。 同制御装置のイグニッションスイッチによるエンジン始動制御のフロー図である。 同イグニッションスイッチによるエンジン始動制御の場合のタイムチャート図である。 同制御装置のアイドルストップ後のエンジン始動制御のフロー図である。 同アイドルストップ後のエンジン始動制御の場合のタイムチャート図である。 実施形態2に係るパワートレインを模式的に示す図である。 同パワートレインの動力分割機構を示す説明図である。 同パワートレインのエンジン始動制御装置の構成を示す図である。 同エンジン始動制御のフロー図である。
1 気体燃料エンジン
2 走行用電動モータ
3 バッテリ
5 モータジェネレータ
11 始動用電動モータ
26,27 水素インジェクタ(燃料供給手段)

Claims (3)

  1. 気体燃料を直接燃焼室に噴射供給する気体燃料供給手段と、エンジンの作動行程が圧縮行程にあるときに上記気体燃料が上記燃焼室に供給されるように上記気体燃料供給手段を作動させる噴射制御手段とを備えている気体燃料エンジンの始動制御装置において、
    エンジン始動時の吸気の目標充填効率を決定する目標充填効率決定手段と、
    上記エンジンの始動要求を検出する始動要求検出手段と、
    上記始動要求検出手段によって上記始動要求が検出されたときに上記エンジンのクランキングを行なう始動用の電動モータとを備え、
    上記噴射制御手段は、上記始動要求検出手段によってエンジンの始動要求が検出されたときは、上記エンジンのクランキングに伴って吸気充填効率が上記始動時の目標充填効率よりも所定値大きい閾値まで低下したときに、上記気体燃料供給手段による燃料噴射時期を吸気行程に設定してエンジンを始動させるものであり、
    上記所定値として、気体燃料を吸気行程で噴射したときに該気体燃料のボリュームに相当する吸気量が排除されて低下する吸気充填効率の当該低下量が与えられることを特徴とする気体燃料エンジンの始動制御装置。
  2. 請求項1において、
    車両を走行させる動力として上記気体燃料エンジンと走行用電動モータとを備え、
    さらに、上記走行用電動モータによって車両を走行させているモータ走行中に、上記始動要求検出手段によって上記エンジンの始動要求が検出されたときに、上記エンジンに要求されるトルクの大きさが所定値よりも大きいか否かを判定する判定手段を備え、
    上記噴射制御手段は、上記エンジン始動のための燃料噴射時期を、上記判定手段によって判定される要求トルクが所定値以下であるときには吸気行程に設定し、該要求トルクが所定値よりも大きいときには圧縮行程に設定することを特徴とする気体燃料エンジンの始動制御装置。
  3. 請求項1において、
    上記エンジン運転中に所定の停止条件が成立したときに該エンジンを停止させる自動停止手段と、
    上記エンジン停止中に、上記始動要求検出手段によって上記エンジンの始動要求が検出されたときに、上記エンジンに要求されるトルクの大きさが所定値よりも大きいか否かを判定する判定手段を備え、
    上記噴射制御手段は、上記エンジン始動のための燃料噴射時期を、上記判定手段によって判定される要求トルクが所定値以下であるときには吸気行程に設定し、該要求トルクが所定値よりも大きいときには圧縮行程に設定することを特徴とする気体燃料エンジンの始動制御装置。
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