JP2009156160A - 車両およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関のアイドルストップ制御と蓄電装置の残容量の確保とをより適正に行なう。
【解決手段】回復充電モードではバッテリの充放電電流Ibが閾値Ibref未満の状態で所定時間Trefib経過する通常自動停止モードに移行する条件が成立しないときであっても(S560,S570)、所定時間Tref0が経過したときには回復充電モードを強制的に終了してアイドルストップ制御が許可され得る低自動停止モードに移行するから(S550,S600)、エンジンのアイドルストップ制御が実行されなくなる不都合を回避することができる。また、低自動停止モードでは、通常自動停止モードよりエンジンが自動停止されにくくするから、自動停止によるバッテリの放電を抑制することができる。この結果、エンジンのアイドルストップ制御とバッテリの残容量(SOC)の確保とをより適正に行なうことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両およびその制御方法に関し、詳しくは、内燃機関と、内燃機関からの動力により発電可能な発電機と、発電機からの電力により充電可能な蓄電手段と、所定の自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止し所定の自動始動条件が成立したときに自動停止した内燃機関を自動始動するよう内燃機関を制御するアイドルストップ制御と蓄電手段の通常の充電制御との実行を伴って走行するよう内燃機関と発電機とを制御する車両およびその制御方法に関する。
従来、この種の車両としては、エンジンとオルタネータと充放電可能な蓄電池とを備え、車両の状態に応じてエンジンを停止したり始動したりするアイドリングストップ機能を有するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、エンジンの始動または再始動から次の再始動までの期間における蓄電池の充放電電流の積算値をしきい値と比較して蓄電池の充電状態や残存容量を判定することにより、簡単な構成で正確に蓄電池の状態を判定することができる、としている。
特開2003−35176号公報
上述の車両のように、アイドリングストップ機能を有する車両では、蓄電池の残存容量が低い状態が継続して蓄電池が劣化するのを回避するためにアイドリングストップを禁止してオルタネータの発電電力により蓄電池の充電を図るものあるが、充電の終了が判定されずにアイドリングストップが禁止された状態のままとなる場合や、充電を強制的に終了したときのアイドリングストップの実行により蓄電池の残存容量が低い状態が継続してしまう場合が生じる。
本発明の車両およびその制御方法は、内燃機関のアイドルストップ制御と蓄電装置の残容量の確保とをより適正に行なうことを主目的とする。
本発明の車両およびその制御方法は、少なくとも上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の車両は、
内燃機関と、前記内燃機関からの動力により発電可能な発電機と、前記発電機からの電力により充電可能な蓄電手段と、所定の自動停止条件が成立したときに前記内燃機関を自動停止し所定の自動始動条件が成立したときに該自動停止した内燃機関を自動始動するよう該内燃機関を制御するアイドルストップ制御と前記蓄電手段の通常の充電制御との実行を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御する制御手段と、を備える車両であって、
所定の開始条件が成立したときに前記蓄電手段を充電する所定の充電要求を設定し、該所定の充電要求が設定されている状態で所定の終了条件が成立したとき又は前記所定の充電要求が設定されてから所定時間が経過したときに該所定の充電要求の設定を解除する充電要求設定手段を備え、
前記制御手段は、前記所定の充電要求が設定されているときには前記アイドルストップ制御の実行を伴わずに前記所定の充電要求に基づく前記蓄電手段の充電を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御し、前記所定の終了条件の成立により前記所定の充電要求の設定が解除された通常解除時には前記アイドルストップ制御と前記蓄電手段の前記通常の充電制御との実行を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御し、前記所定の充電要求が設定されてから前記所定時間が経過したことにより前記所定の充電要求の設定が解除された強制解除時には前記所定の自動停止条件の少なくとも一部の条件である所定停止条件を厳しく課したアイドルストップ制御と前記蓄電手段の前記通常の充電制御との実行を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御する手段である、
ことを要旨とする。
この本発明の車両では、所定の開始条件が成立したときに蓄電手段を充電する所定の充電要求を設定し、所定の充電要求が設定されている状態で所定の終了条件が成立したとき又は所定の充電要求が設定されてから所定時間が経過したときに所定の充電要求の設定を解除する。そして、所定の充電要求が設定されているときにはアイドルストップ制御の実行を伴わずに所定の充電要求に基づく蓄電手段の充電を伴って走行するよう内燃機関と発電機とを制御する。これにより、所定の充電要求が設定されているときには内燃機関が自動停止されないから、所定の充電要求に基づく蓄電手段の充電をより確実に行なうことができる。また、所定の終了条件の成立により所定の充電要求の設定が解除された通常解除時にはアイドルストップ制御と蓄電手段の通常の充電制御との実行を伴って走行するよう内燃機関と発電機とを制御し、所定の充電要求が設定されてから所定時間が経過したことにより所定の充電要求の設定が解除された強制解除時には所定の自動停止条件の少なくとも一部の条件である所定停止条件を厳しく課したアイドルストップ制御と蓄電手段の通常の充電制御との実行を伴って走行するよう内燃機関と発電機とを制御する。これにより、所定の終了条件が成立していないときであってもアイドルストップ制御が実行されなくなるのを回避することができ、強制解除時には通常解除時に比して内燃機関が自動停止されにくくなるから自動停止による蓄電手段の放電を抑制することができる。この結果、内燃機関のアイドルストップ制御と蓄電手段の残容量の確保とをより適正に行なうことができる。
こうした本発明の車両において、前記制御手段は、前記所定停止条件として、前記通常解除時には前記蓄電手段の充放電電流の充電側への積算値が所定積算値を超える条件を用い、前記強制解除時には前記積算値が前記所定積算値より大きな第2の所定積算値を超える条件を用いて、前記アイドルストップ制御を実行する手段であるものとすることもできる。こうすれば、強制解除時には通常解除時に比してより確実に内燃機関が自動停止されにくくすることができる。この場合、前記制御手段は、前記通常解除時には前記所定停止条件に用いる前記蓄電手段の充放電電流の積算値を該積算値が充電側の値か放電側の値かにかかわらずにリセットし、前記強制解除時には前記積算値が充電側の値のときにのみリセットして、前記アイドルストップ制御を実行する手段であるものとすることもできる。こうすれば、強制解除時には通常解除時に比してより確実に内燃機関が自動停止されにくくすることができる。さらにこの場合、前記制御手段は、前記通常解除時には前記所定停止条件に用いる前記蓄電手段の充放電電流の積算値を前記所定の終了条件が成立したときにリセットし、前記強制解除時には前記所定時間が経過してから定期的にリセットして、前記アイドルストップ制御を実行する手段であるものとすることもできる。こうすれば、強制解除時には通常解除時に比してより確実に内燃機関が自動停止されにくくすることができる。
また、本発明の車両において、前記制御手段は、前記所定停止条件として、前記通常解除時にはイグニッションオンされてからの経過時間に対する前記内燃機関が自動停止されていた時間の比率であるアイドルストップ率が所定比率未満となる条件を用い、前記強制解除時には前記アイドルストップ率が前記所定比率より小さい第2の所定比率未満となる条件を用いて、前記アイドルストップ制御を実行する手段であるものとすることもできる。こうすれば、強制解除時には通常解除時に比してより確実に内燃機関が自動停止されにくくすることができる。
さらに、本発明の車両において、前記制御手段は、前記所定の充電要求が設定されているときには、前記蓄電手段の前記通常の充電制御を実行するとき以上となる傾向の前記発電機の出力電圧によって前記蓄電手段が充電されるよう前記発電機を制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、所定の充電要求が設定されているときには所定の充電要求が設定されていないときに比して蓄電手段をより多く充電することができる。
あるいは、本発明の車両において、前記充電要求設定手段は、前記所定の終了条件として前記蓄電手段への充電電流が所定値以下の状態で前記所定時間より短い時間が経過する条件を用いて前記所定の充電要求の設定を解除する手段であるものとすることもできるし、前記充電要求設定手段は、前記所定の開始条件として前記所定の充電要求が設定されていない状態で第2の所定時間が経過する条件を用いて前記所定の充電要求を設定する手段であるものとすることもできる。
本発明の車両において、前記蓄電手段は、前記蓄電手段の残容量が所定量未満の状態で時間経過するほど劣化する傾向を有する手段であるものとすることもできる。
本発明の車両の制御方法は、
内燃機関と、前記内燃機関からの動力により発電可能な発電機と、前記発電機からの電力により充電可能な蓄電手段と、を備え、所定の自動停止条件が成立したときに前記内燃機関を自動停止し所定の自動始動条件が成立したときに該自動停止した内燃機関を自動始動するよう該内燃機関を制御するアイドルストップ制御と前記蓄電手段の通常の充電制御との実行を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御する車両の制御方法であって、
所定の開始条件が成立したときに前記蓄電手段を充電する所定の充電要求を設定し、該所定の充電要求が設定されている状態で所定の終了条件が成立したとき又は前記所定の充電要求が設定されてから所定時間が経過したときに該所定の充電要求の設定を解除し、
前記所定の充電要求が設定されているときには前記アイドルストップ制御の実行を伴わずに前記所定の充電要求に基づく前記蓄電手段の充電を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御し、前記所定の終了条件の成立により前記所定の充電要求の設定が解除された通常解除時には前記アイドルストップ制御と前記蓄電手段の前記通常の充電制御との実行を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御し、前記所定の充電要求が設定されてから前記所定時間が経過したことにより前記所定の充電要求の設定が解除された強制解除時には前記所定の自動停止条件の少なくとも一部の条件である所定停止条件を厳しく課したアイドルストップ制御と前記蓄電手段の前記通常の充電制御との実行を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御する、
ことを特徴とする。
この本発明の車両の制御方法では、所定の開始条件が成立したときに蓄電手段を充電する所定の充電要求を設定し、所定の充電要求が設定されている状態で所定の終了条件が成立したとき又は所定の充電要求が設定されてから所定時間が経過したときに所定の充電要求の設定を解除する。そして、所定の充電要求が設定されているときにはアイドルストップ制御の実行を伴わずに所定の充電要求に基づく蓄電手段の充電を伴って走行するよう内燃機関と発電機とを制御する。これにより、所定の充電要求が設定されているときには内燃機関が自動停止されないから、所定の充電要求に基づく蓄電手段の充電をより確実に行なうことができる。また、所定の終了条件の成立により所定の充電要求の設定が解除された通常解除時にはアイドルストップ制御と蓄電手段の通常の充電制御との実行を伴って走行するよう内燃機関と発電機とを制御し、所定の充電要求が設定されてから所定時間が経過したことにより所定の充電要求の設定が解除された強制解除時には所定の自動停止条件の少なくとも一部の条件である所定停止条件を厳しく課したアイドルストップ制御と蓄電手段の通常の充電制御との実行を伴って走行するよう内燃機関と発電機とを制御する。これにより、所定の終了条件が成立していないときであってもアイドルストップ制御が実行されなくなるのを回避することができ、強制解除時には通常解除時に比して内燃機関が自動停止されにくくなるから自動停止による蓄電手段の放電を抑制することができる。この結果、内燃機関のアイドルストップ制御と蓄電手段の残容量の確保とをより適正に行なうことができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例の自動車20は、エンジン22と、エンジン22からの動力を変速して駆動輪24a,24bの車軸にデファレンシャルギヤ26を介して出力する無段変速機としてのCVT28と、エンジン22をクランキングするスタータモータ30と、エンジン22のクランクシャフトに図示しないベルトを介して取り付けられてクランクシャフトの回転に伴って発電するオルタネータ32と、オルタネータ32からの発電電力により充電されると共にスタータモータ30や補機34(例えば、空調装置のブロアファンなど)に電力を供給する二次電池(実施例では、鉛蓄電池)としてのバッテリ36と、駆動輪24a,24bや従動輪29a,29bのブレーキホイールシリンダ62a〜62dの油圧を図示しない油圧ラインを介して調整可能にブレーキを制御するためのブレーキアクチュエータ60と、車両全体をコントロールする電子制御ユニット40と、を備える。
電子制御ユニット40は、CPU42を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU42の他に処理プログラムを記憶するROM44と、データを一時的に記憶するRAM46と、格納したデータを保持するフラッシュメモリ48と、図示しない入出力ポートとを備える。電子制御ユニット40には、バッテリ36を管理するのに必要な信号、例えばバッテリ50の出力端子に接続された電力ラインに取り付けられた電流センサ38からの充放電電流Ibやバッテリ36の端子間に接続された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ36に取り付けられた図示しない温度センサからのバッテリ温度などの信号や、イグニッションスイッチ50からのイグニッション信号,シフトレバー51の操作位置を検出するシフトポジションセンサ52からのシフトポジションSP,アクセルペダル53の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ54からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル55の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ56からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ58からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。また、電子制御ユニット40からは、エンジン22への制御信号や、CVT28への制御信号,スタータモータ30への制御信号,オルタネータ32への制御信号(例えば、出力電圧を調整する図示しないICレギュレータへの制御信号など),ブレーキアクチュエータ60への制御信号などが出力されている。また、電子制御ユニット40は、バッテリ36を管理するために電流センサ38により検出された充放電電流Ibの積算値に基づいて残容量(SOC)も演算している。
次に、こうして構成された実施例の自動車20の動作、特にエンジン22の運転を自動停止し自動始動するアイドルストップ制御を許可したり禁止したりする際の動作について説明する。図2は、駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートであり、図3は、自動停止許可判定ルーチンの一例を示すフローチャートであり、図4は、運転モード判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。これらのルーチンは、電子制御ユニット40により所定時間毎に繰り返し実行される。以下、まず、図2の駆動制御の処理について説明し、その後、図3の自動停止許可判定と図4の運転モード判定の処理について説明する。
駆動制御ルーチンが実行されると、電子制御ユニット40のCPU42は、まず、アクセルペダルポジションセンサ54からのアクセル開度Accやブレーキペダルポジションセンサ56からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ58からの車速V,アイドルストップ許可フラグFiなど制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、アイドルストップ許可フラグFiは、図3に例示した自動停止許可判定ルーチンにより設定されたものを入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したアイドルストップ許可フラグFiを調べ(ステップS110)、アイドルストップ許可フラグFiが禁止を示す値0のときには、入力したアクセル開度Accに応じたスロットル開度となるようエンジン22を制御すると共に(ステップS120)、入力したブレーキペダルポジションBPに応じた制動力が車両に作用するようブレーキアクチュエータ60を制御して(ステップS130)、駆動制御ルーチンを終了する。
アイドルストップ許可フラグFiが許可を示す値1のときには、エンジン22の運転が停止されているか否かを調べ(ステップS140)、エンジン22の停止中でない運転中のときには、エンジン22を自動停止するか否かを判定する(ステップS150)。エンジン22を自動停止するとの判定は、実施例では、エンジン22の運転中に車速Vが所定の低車速以下でアクセルオフかつブレーキオンなどの条件が成立したときに行なうものとした。エンジン22を自動停止すると判定されたときにはエンジン22の運転を自動停止するよう燃料噴射を停止し(ステップS160)、エンジン22を自動停止すると判定されないときにはアクセル開度Accに基づいてエンジン22を制御し(ステップS120)、ブレーキペダルポジションBPに基づいてブレーキアクチュエータ60を制御して(ステップS130)、駆動制御ルーチンを終了する。
アイドルストップ許可フラグFiが許可を示す値1のときに、エンジン22の停止中には、エンジン22を自動始動するか否かを判定する(ステップS170)。エンジン22を自動始動するとの判定は、実施例では、アクセルオンまたはブレーキオフなどの条件が成立したときに行なうものとした。そして、エンジン22を自動始動すると判定されたときには、エンジン22が自動始動されるようスタータモータ30とエンジン22とを制御し(ステップS180)、アクセル開度Accに基づいてエンジン22を制御すると共にブレーキペダルポジションBPに応じてブレーキアクチュエータ60を制御して(ステップS120,S130)、駆動制御ルーチンを終了する。こうした制御により、エンジン22の自動停止と自動始動とを伴って走行または停車することができる。
次に、自動停止許可判定の処理について説明する。図3の自動停止許可判定ルーチンが実行されると、電子制御ユニット40のCPU42は、まず、バッテリ36からの電力ラインに取り付けられた電流センサ38により検出された充放電電流Ibやアイドルストップ時間Tis,IGON後経過時間Tig,運転モードフラグFm,低自動停止モード時間T2など判定に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS200)。ここで、アイドルストップ時間TisとIGON後経過時間Tigは、イグニッションオンされてからエンジン22が自動停止されていた時間とイグニッションオンされてからの経過時間として、それぞれ図示しないタイマを用いてRAM46の所定領域に記憶されたものを入力するものとした。また、運転モードフラグFmと低自動停止モード時間T2は、図4に例示した運転モード判定ルーチンにより設定および計測開始されたものを入力するものとした。運転モードフラグFmは、値0のときにはエンジン22のアイドルストップ制御の実行を一切禁止してバッテリ36の残容量(SOC)を回復を図る回復充電モードにあることを示し、値1のときにはエンジン22のアイドルストップ制御の実行を通常の許可条件をもって許可する通常自動停止モードにあることを示し、値2のときにはエンジン22のアイドルストップ制御の実行を通常より厳しい許可条件をもって許可する低自動停止モードにあることを示すフラグである。低自動停止モード時間T2は、低自動停止モードでの経過時間を示す。以下、図3の自動停止許可判定ルーチンの説明を一旦中断し、運転モード判定の処理について説明する。
図4の運転モード判定ルーチンが実行されると、電子制御ユニット40のCPU42は、まず、電流センサ38からの充放電電流Ib(実施例では、充電側を正、放電側を負とする)など判定に必要なデータを入力し(ステップS500)、初期値としては値1が設定され本ルーチンで設定した運転モードフラグFmを調べる処理を実行する(ステップS510)。運転モードフラグFmが値0でないとき、即ち、通常自動停止モードまたは低自動停止モードのときには、通常自動停止モードでの経過時間を示す通常自動停止モード時間T1または低自動停止モード時間T2が所定時間Tref12を超えたか否かを判定する(ステップS520)。ここで、通常自動停止モード時間T1または低自動停止モード時間T2の判定は、現在の運転モードに対応する方の時間を用いて行なわれる。通常自動停止モード時間T1または低自動停止モード時間T2の判定を行なうのは、例えばバッテリ36の残容量(SOC)が低い状態でエンジン22が始動された後にバッテリ36が充電されにくいときなどには、アイドルストップ制御が許可されて実行されることによりバッテリ36の残容量(SOC)が低い状態での使用が継続されてしまう場合が生じ、こうした場合を回避してバッテリ36を保護する必要があるためである。したがって、所定時間Tref12は、バッテリ36の特性、即ち、残容量(SOC)が定格による所定量未満の低い状態での使用が継続されると寿命が短くなる特性を考慮して、バッテリ36の寿命が短くなる可能性が生じる時間として予め実験等により求めたもの(例えば、50時間や70時間など)を用いるものとした。
通常自動停止モード時間T1または低自動停止モード時間T2が所定時間Tref12を超えていないときには、バッテリ36の寿命が短くなる可能性は生じていないと判断して、運転モードを通常自動停止モードや低自動停止モードから変更することなく運転モード判定ルーチンを終了する。一方、通常自動停止モード時間T1または低自動停止モード時間T2が所定時間Tref12を超えたときには、バッテリ36の寿命が短くなる可能性が生じていると判断して、運転モードを回復充電モードに変更するよう運転モードフラグFmに値0を設定すると共に(ステップS530)、回復充電モードでの経過時間を示す回復充電モード時間T0の計測を開始して(ステップS540)、運転モード判定ルーチンを終了する。運転モードフラグFmや回復充電モード時間T0,通常自動停止モード時間T1,低自動停止モード時間T2は、実施例では、イグニッションオフされたときにデータが保持されるようフラッシュメモリ48の所定領域に記憶するものとし、次にイグニッションオンされたときに記憶した値を所定領域から読み出して用いるものとした。
運転モードフラグFmが値0の回復充電モードのときには、回復充電モード時間T0が所定時間Tref0を超えたか否かを判定し(ステップS550)、回復充電モード時間T0が所定時間Tref0を超えていないときには、回復充電モードを強制的には終了しないと判断して、入力したバッテリ36の充放電電流Ibが閾値Ibref未満の状態で所定時間Trefibが経過したか否かを判定する(ステップS560,S570)。ここで、閾値Ibrefと所定時間Trefibは、バッテリ36が満充電に十分近い状態にあるのを判定するためのものであり、実施例では、予め実験等により定められた電流値(例えば、5Aや6Aなど)と時間(例えば、10分や15分など)を用いるものとした。これは、充電により残容量(SOC)が高くなると充電電流が小さくなる傾向を示すバッテリ36の特性に基づく。また、所定時間Tref0は、比較的短い時間しか自動車を使用しない運転者に対応すべく、回復充電モードを強制的に終了するための時間であり、実施例では、所定時間Trefibより十分に長い時間として予め定められた時間(例えば、1時間や1.5時間など)を用いるものとした。なお、充放電電流Ibが閾値Ibref未満の状態での経過時間についても、実施例では、タイマを用いて計測すると共にフラッシュメモリ48に記憶して用いるものとした。
運転モードフラグFmが値0の回復充電モードであって、バッテリ36の充放電電流Ibが閾値Ibref未満の状態で所定時間Trefibが経過したときには、バッテリ36が満充電に十分近い状態になったと判断し、回復充電モードを終了して運転モードを通常自動停止モードに変更するよう運転モードフラグFmに値1を設定すると共に(ステップS580)、通常自動停止モード時間T1の計測を開始して(ステップS590)、運転モード判定ルーチンを終了する。また、充放電電流Ibが閾値Ibref以上のときや、充放電電流Ibが閾値Ibref未満の状態であっても所定時間Trefibが経過していないときには、バッテリ36が満充電に十分近い状態にはなっていないと判断し、運転モードを回復充電モードから変更することなく、運転モード判定ルーチンを終了する。
運転モードフラグFmが値0の回復充電モードであって、回復充電モード時間T0が所定時間Tref0を超えたときには、回復充電モードを強制的に終了すると判断し、運転モードを低自動停止モードに変更するよう運転モードフラグFmに値2を設定すると共に(ステップS600)、低自動停止モード時間T2の計測を開始して(ステップS610)、運転モード判定ルーチンを終了する。ここで、運転モードを通常自動停止モードより厳しい許可条件をもってアイドルストップ制御を許可する低自動停止モードに変更するのは、比較的短い時間しか自動車を使用しない運転者に対応するよう回復充電モードを強制的に終了すると、バッテリ36の残容量(SOC)が十分に回復していない低い状態での使用が継続されてしまう場合が生じ、この場合に対処すべくエンジン22が自動停止されるのを抑制してバッテリ36の放電を抑制するためである。以上、運転モード判定の処理について説明した。
図3の自動停止許可判定ルーチンの説明に戻る。ステップS200でデータを入力すると、入力したバッテリ36の充放電電流Ibを本ルーチンの実行間隔を用いた積分計算により積算して電流積算値Ibiを計算し(ステップS210)、入力したアイドルストップ時間TisをIGON後経過時間Tigで除することによりアイドルストップ率Rsを計算して(ステップS220)、入力した運転モードフラグFmを調べる(ステップS230)。運転モードフラグFmが値0の回復充電モードのときには、オルタネータ32の出力電圧の目標値である目標出力電圧Va*として通常の充電制御に用いられる通常充電用電圧Vn以上となる傾向の回復充電用電圧Vhiを設定してオルタネータ32を制御し(ステップS240)、アイドルストップ許可フラグFiに禁止を示す値0を設定して(ステップS250)、自動停止許可判定ルーチンを終了する。ここで、オルタネータ32の出力電圧は、オルタネータ32のICレギュレータを制御することにより調整することができる。実施例では、通常充電用電圧Vnは、車両の走行状態に基づいて設定された値を用いるものとし、回復充電用電圧Vhiは、通常充電用電圧Vn以上となる傾向にオルタネータ32の定格に基づく所定電圧を設定するものとした。エンジン22のアイドルストップ制御を禁止するだけでなく、回復充電モードではこうした回復充電用電圧Vhiによる充電制御を行なうことにより、通常自動停止モードや低自動停止モードのときよりバッテリ36をより多く充電することができる。
ステップS230で運転モードフラグFmが値0でないとき、即ち、通常自動停止モードまたは低自動停止モードのときには、オルタネータ32の目標出力電圧Va*に通常充電用電圧Vnを設定し(ステップS260)、本ルーチンを前回実行したときに入力した運転モードフラグFmである前回運転モードフラグFmが値0か否かを判定し(ステップS270)、前回運転モードフラグFmが値0のときには、回復充電モードを終了して通常自動停止モードや低自動停止モードに変更された直後であると判断して、積算されたバッテリ36の電流積算値Ibiをリセットする(ステップS280)。
続いて、運転モードフラグFmが値1か否かを判定し(ステップS290)、運転モードフラグFmが値1の通常自動停止モードのときには、アイドルストップ制御の実行を許可する通常の許可条件が成立しているか否かを判定する(ステップS300〜S320)。具体的には、計算したバッテリ36の電流積算値Ibiが値0より大きい充電側にあるか否かの判定と(ステップS300)、IGON後経過時間Tigが所定時間Tig1(例えば、10分や15分など)経過した以降にアイドルストップ率Rsが所定率R1(例えば、30%や40%など)未満か否かの判定とを行なう(ステップS310,S320)。電流積算値Ibiの判定を行なうのは、回復充電モードを終了して電流積算値Ibiがリセットされたときのバッテリ36の残容量(SOC)を少なくとも走行中は保持するためである。また、イグニッションオンされてから所定時間Tig1経過した以降にアイドルストップ率Rsの判定を行なうのは、イグニッションオン直後はIGON後経過時間Tigが小さくアイドルストップ時間TisによってはステップS220で計算されるアイドルストップ率Rsが大きく変動してアイドルストップ制御の許可や禁止が頻繁に切り替えられる場合が生じ、こうした場合が生じるのを回避する必要があるためである。アイドルストップ率Rsの判定を行なうのは、エンジン22の自動停止が所定率R1を超える頻度で実行されることによりバッテリ36が過大に放電されるのを抑制するためである。
バッテリ36の電流積算値Ibiが値0より大きい充電側の値のときに、IGON後経過時間Tigが所定時間Tig1経過していないか又は所定時間Tig1経過した以降にアイドルストップ率Rsが所定率R1未満のときには、通常の許可条件が成立したと判断して、アイドルストップ許可フラグFiに許可を示す値1を設定し(ステップS330)、バッテリ36の電流積算値Ibiが値0以下のとき、又は、電流積算値Ibiが値0より大きいときであってもIGON後経過時間Tigが所定時間Tig1経過した以降にアイドルストップ率Rsが所定率R1以上のときには、通常の許可条件が成立していないと判断し、アイドルストップ許可フラグFiに禁止を示す値0を設定して(ステップS340)、自動停止許可判定ルーチンを終了する。
ステップS290で運転モードフラグFmが値2の低自動停止モードのときには、バッテリ36の電流積算値Ibiをリセットしてから所定時間Tref2(例えば、2時間や3時間など)が経過したか否かを判定し(ステップS350)、所定時間Tref2が経過したときには電流積算値Ibiを充電側の正の値のときにのみリセットする(ステップS360)。ここで、電流積算値Ibiを定期的にリセットしたり電流積算値Ibiを充電側の正の値のときにのみリセットするのは、低自動停止モードでは通常自動停止モードよりアイドルストップ制御が許可されにくくなるようにするためである。なお、所定時間Tref2が経過したか否かは、入力した低自動停止モード時間T2を用いて判定することができる。
続いて、アイドルストップ制御の実行を許可する通常より厳しい許可条件が成立しているか否かを判定する(ステップS370〜S390)。具体的には、計算したバッテリ36の電流積算値Ibiが正の閾値Iref(例えば、1000Asや1200Asなど)より大きいか否かの判定と(ステップS370)、IGON後経過時間Tigが所定時間Tig2(例えば、2分や3分など)経過した以降にアイドルストップ率Rsが通常自動停止モードで用いる所定率R1より小さな所定率R2未満か否かの判定とを行なう(ステップS380,S390)。電流積算値Ibiの判定に通常自動停止モードの閾値(値0)より大きな閾値Irefを用いるのは、低自動停止モードでは通常自動停止モードよりアイドルストップ制御の実行が許可されにくくなるようにするためである。また、イグニッションオンされてからの経過時間の判定に通常自動停止モードの所定時間Tig1より短い所定時間Tig2を用いるのは、低自動停止モードが比較的短い時間しか自動車を使用しない運転者に対応するよう回復充電モードを強制的に終了したときの運転モードであることから、こうした運転者に対応してアイドルストップ率Rsの判定を早く開始するためである。アイドルストップ率Rsの判定に通常自動停止モードの所定率R1より小さな所定率R2を用いるのは、電流積算値Ibiの判定と同様に、低自動停止モードでは通常自動停止モードよりアイドルストップ制御が許可されにくくなるようにするためである。
バッテリ36の電流積算値Ibiが閾値Irefより大きいときに、IGON後経過時間Tigが所定時間Tig2経過していないか、又は、所定時間Tig2経過した以降にアイドルストップ率Rsが所定率R2未満のときには、通常より厳しい許可条件が成立したと判断して、アイドルストップ許可フラグFiに許可を示す値1を設定し(ステップS380)、バッテリ36の電流積算値Ibiが閾値Iref以下のとき又は電流積算値Ibiが閾値Irefより大きいときであってもIGON後経過時間Tigが所定時間Tig2経過した以降にアイドルストップ率Rsが所定率R2以上のときには、通常より厳しい許可条件が成立していないと判断し、アイドルストップ許可フラグFiに禁止を示す値0を設定して(ステップS340)、自動停止許可判定ルーチンを終了する。
いま、長期間の駐車後などのバッテリ36の残容量(SOC)が低い状態でエンジン22が始動された後に、低温時であるためにバッテリ36が充電されにくい場合を、図3と図4に例示した処理を参照しながら考える。この場合、エンジン22のアイドルストップ制御が実行されると、バッテリ36の寿命が短くなる可能性が生じるため、回復充電モードでは、図3のステップS240の処理でオルタネータ32を回復充電用電圧Vhiで制御することによりバッテリ36の充電が図られることになる。しかし、比較的短い時間しか自動車を使用しない運転者の場合には、バッテリ36の満充電に近い状態を判定するのに必要な時間が確保されにくいことから、図4のステップS550の処理で回復充電モード時間T0を判定することにより低自動停止モードに強制的に移行して、自動車20におけるアイドルストップ制御が実行されなくなる不都合を回避するものとしたのである。ただし、バッテリ36が満充電に近い状態に至っていないまま低自動停止モードに移行する場合が生じるため、図3のステップS370〜S390の処理において、低自動停止モードでは通常自動停止モードよりエンジン22が自動停止されにくくすることにより、バッテリ36の放電を抑制するのである。こうした制御により、エンジン22のアイドルストップ制御とバッテリ36の残容量(SOC)の確保とをより適正に行なうことができるものとなる。
以上説明した実施例の自動車20によれば、回復充電モードではバッテリ36の充放電電流Ibが閾値Ibref未満の状態で所定時間Trefib経過する通常自動停止モードに移行する条件が成立しないときであっても、所定時間Tref0が経過したときには回復充電モードを強制的に終了してアイドルストップ制御が許可され得る低自動停止モードに移行するから、アイドルストップ制御が実行されなくなる不都合を回避することができる。また、低自動停止モードでは、通常自動停止モードよりエンジン22が自動停止されにくくするから、自動停止によるバッテリ36の放電を抑制することができる。この結果、エンジン22のアイドルストップ制御とバッテリ36の残容量(SOC)の確保とをより適正に行なうことができる。また、通常自動停止モードまたは低自動停止モードで所定時間Tref12が経過したときには回復充電モードに移行してエンジン22のアイドルストップ制御を一切禁止するから、回復充電モードにおけるバッテリ36の充電をより確実に行なうことができる。さらに、低自動停止モードでは、通常自動停止モードでアイドルストップ制御を許可する許可条件に用いるバッテリ36の電流積算値Ibiの閾値(値0)より大きな閾値Irefを用いたり、通常自動停止モードでこのモードに移行するタイミングでのみ充電側の値か放電側の値かにかかわらずに電流積算値Ibiをリセットするのに対して定期的に充電側の値のときにのみリセットするから、通常自動停止モードに比してより確実にエンジン22が自動停止されにくくすることができる。さらに、低自動停止モードでは、アイドルストップ率Rsが通常自動停止モードでの許可条件に用いる所定率R1より小さな所定率R2未満のときにアイドルストップ制御を許可するから、通常自動停止モードに比してより確実にエンジン22が自動停止されにくくすることができる。また、回復充電モードでは、オルタネータ32の出力電圧を通常自動停止モードや低自動停止モードのとき以上となる傾向にしてバッテリ36の充電を図るから、回復充電モードでは通常自動停止モードや低自動停止モードに比してバッテリ36をより多く充電することができる。
実施例の自動車20では、通常自動停止モードや低自動停止モードでは、エンジン22のアイドルストップ制御を許可する許可条件として、バッテリ36の電流積算値Ibiの条件とアイドルストップ率Rsの条件とを用いるものとしたが、いずれか一方の条件のみを用いてアイドルストップ制御を許可するものとしてもよい。
実施例の自動車20では、エンジン22のアイドルストップ制御を許可する許可条件に用いるバッテリ36の電流積算値Ibiを、通常自動停止モードか低自動停止モードかによってリセットするタイミングと充電側の値か放電側の値かのリセットする条件とを変更してリセットするものとしたが、通常自動停止モードと低自動停止モードとにおいて回復充電モードを終了して各モードに移行するタイミングでのみリセットするものとしたり、通常自動停止モードと低自動停止モードとにおいて充電側の値か放電側の値かにかかわらずにリセットするものとしたり、通常自動停止モードと低自動停止モードとにおいて各モードに移行するタイミングでのみリセットすると共に充電側の値か放電側の値かにかかわらずにリセットするものとしても構わない。
実施例の自動車20では、エンジン22のアイドルストップ制御を許可する許可条件に用いるバッテリ36の電流積算値Ibiを、回復充電モードを終了して通常自動停止モード及び低自動停止モードに移行するタイミングでリセットするものとしたが、回復充電モードから通常自動停止モードに移行するタイミングではリセットすると共に回復充電モードから低自動停止モードに移行するタイミングではリセットしないものとしてもよい。
実施例の自動車20では、回復充電モードではオルタネータ32の目標出力電圧Va*として通常充電用電圧Vn以上となる傾向の定格に基づく所定電圧を設定して制御するものとしたが、回復充電モードでは通常自動停止モードや低自動停止モードのとき以上のオルタネータ32の出力電圧となる傾向にするものであれば、回復充電モードではオルタネータ32の目標出力電圧Va*として通常充電用電圧Vnより所定電圧だけ高くした電圧を設定して制御するものとしてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、オルタネータ32が「発電機」に相当し、バッテリ36が「蓄電手段」に相当し、通常自動停止モードや低自動停止モードでの経過時間である通常自動停止モード時間T1や低自動停止モード時間T2が所定時間Tref12経過したときに回復充電モードに移行したり、回復充電モードでバッテリ36の充放電電流Ibが充電側の閾値Ibrefより小さい状態で所定時間Trefibが経過したときと回復充電モードでの経過時間である回復充電モード時間T0が所定時間Tref0を超えたときとに通常自動停止モードや低自動停止モードに移行するよう運転モードフラグFmを設定する図4の運転モード判定ルーチンを実行する電子制御ユニット40が「充電要求設定手段」に相当し、回復充電モードではオルタネータ32を通常充電用電圧Vn以上となる回復充電用電圧Vhiで制御してアイドルストップ許可フラグFiに値0を設定し通常自動停止モードではオルタネータ32を通常充電用電圧Vnで制御して通常の許可条件をもってアイドルストップ許可フラグFiを設定し低自動停止モードではオルタネータ32を通常充電用電圧Vnで制御して通常より厳しい許可条件をもってアイドルストップ許可フラグFiを設定する図3の自動停止許可判定ルーチンと、アイドルストップ許可フラグFiが許可を示す値1のときにはエンジン22を自動停止し自動始動してアクセル開度Accに基づくエンジン22の制御やブレーキペダルポジションBPに基づくブレーキアクチュエータ60の制御を行ないアイドルストップ許可フラグFiが禁止を示す値0のときにはエンジン22を自動停止し自動始動することなくアクセル開度Accに基づくエンジン22の制御やブレーキペダルポジションBPに基づくブレーキアクチュエータ60の制御を行なう図2の駆動制御ルーチンと、を実行する電子制御ユニット40が「制御手段」に相当する。
ここで、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど如何なるタイプの内燃機関であっても構わない。「発電機」としては、オルタネータ32に限定されるものではなく、内燃機関からの動力により発電可能なものであれば如何なるものとしても構わない。「蓄電手段」としては、鉛蓄電池としてのバッテリ36に限定されるものではなく、発電機からの電力により充電可能なものであれば如何なるものとしても構わない。「充電要求設定手段」としては、通常自動停止モードや低自動停止モードでの経過時間である通常自動停止モード時間T1や低自動停止モード時間T2が所定時間Tref12経過したときに回復充電モードに移行したり、回復充電モードでバッテリ36の充放電電流Ibが充電側の閾値Ibrefより小さい状態で所定時間Trefibが経過したときと回復充電モードでの経過時間である回復充電モード時間T0が所定時間Tref0を超えたときとに通常自動停止モードや低自動停止モードに移行するよう運転モードフラグFmを設定するものに限定されるものではなく、所定の開始条件が成立したときに蓄電手段を充電する所定の充電要求を設定し、所定の充電要求が設定されている状態で所定の終了条件が成立したとき又は所定の充電要求が設定されてから所定時間が経過したときに所定の充電要求の設定を解除するものであれば如何なるものとしても構わない。「制御手段」としては、回復充電モードではオルタネータ32を通常充電用電圧Vn以上となる回復充電用電圧Vhiで制御してアイドルストップ許可フラグFiに値0を設定し通常自動停止モードではオルタネータ32を通常充電用電圧Vnで制御して通常の許可条件をもってアイドルストップ許可フラグFiを設定し低自動停止モードではオルタネータ32を通常充電用電圧Vnで制御して通常より厳しい許可条件をもってアイドルストップ許可フラグFiを設定し、アイドルストップ許可フラグFiが許可を示す値1のときにはエンジン22を自動停止し自動始動してアクセル開度Accに基づくエンジン22の制御やブレーキペダルポジションBPに基づくブレーキアクチュエータ60の制御を行ないアイドルストップ許可フラグFiが禁止を示す値0のときにはエンジン22を自動停止し自動始動することなくアクセル開度Accに基づくエンジン22の制御やブレーキペダルポジションBPに基づくブレーキアクチュエータ60の制御を行なうものに限定されるものではなく、所定の自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止し所定の自動始動条件が成立したときに自動停止した内燃機関を自動始動するよう内燃機関を制御するアイドルストップ制御と蓄電手段の通常の充電制御との実行を伴って走行するよう内燃機関と発電機とを制御し、所定の充電要求が設定されているときにはアイドルストップ制御の実行を伴わずに所定の充電要求に基づく蓄電手段の充電を伴って走行するよう内燃機関と発電機とを制御し、所定の終了条件の成立により所定の充電要求の設定が解除された通常解除時にはアイドルストップ制御と蓄電手段の通常の充電制御との実行を伴って走行するよう内燃機関と発電機とを制御し、所定の充電要求が設定されてから所定時間が経過したことにより所定の充電要求の設定が解除された強制解除時には所定の自動停止条件の少なくとも一部の条件である所定停止条件を厳しく課したアイドルストップ制御と前記蓄電手段の通常の充電制御との実行を伴って走行するよう内燃機関と発電機とを制御するものであれば如何なるものとしても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例としての自動車20の構成の概略を示す構成図である。 電子制御ユニット40により実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 電子制御ユニット40により実行される自動停止許可判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 電子制御ユニット40により実行される運転モード判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
20 自動車、22 エンジン、24a,24b 駆動輪、26 デファレンシャルギヤ、28 CVT、29a,29b 従動輪、30 スタータモータ、32 オルタネータ、34 補機、36 バッテリ、40 電子制御ユニット、42 CPU、44 ROM、46 RAM、48 フラッシュメモリ、50 イグニッションスイッチ、51 シフトレバー、52 シフトポジションセンサ、53 アクセルペダル、54 アクセルペダルポジションセンサ、55 ブレーキペダル、56 ブレーキペダルポジションセンサ、58 車速センサ、60 ブレーキアクチュエータ、62a〜62d ブレーキホイールシリンダ。

Claims (10)

  1. 内燃機関と、前記内燃機関からの動力により発電可能な発電機と、前記発電機からの電力により充電可能な蓄電手段と、所定の自動停止条件が成立したときに前記内燃機関を自動停止し所定の自動始動条件が成立したときに該自動停止した内燃機関を自動始動するよう該内燃機関を制御するアイドルストップ制御と前記蓄電手段の通常の充電制御との実行を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御する制御手段と、を備える車両であって、
    所定の開始条件が成立したときに前記蓄電手段を充電する所定の充電要求を設定し、該所定の充電要求が設定されている状態で所定の終了条件が成立したとき又は前記所定の充電要求が設定されてから所定時間が経過したときに該所定の充電要求の設定を解除する充電要求設定手段を備え、
    前記制御手段は、前記所定の充電要求が設定されているときには前記アイドルストップ制御の実行を伴わずに前記所定の充電要求に基づく前記蓄電手段の充電を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御し、前記所定の終了条件の成立により前記所定の充電要求の設定が解除された通常解除時には前記アイドルストップ制御と前記蓄電手段の前記通常の充電制御との実行を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御し、前記所定の充電要求が設定されてから前記所定時間が経過したことにより前記所定の充電要求の設定が解除された強制解除時には前記所定の自動停止条件の少なくとも一部の条件である所定停止条件を厳しく課したアイドルストップ制御と前記蓄電手段の前記通常の充電制御との実行を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御する手段である、
    車両。
  2. 前記制御手段は、前記所定停止条件として、前記通常解除時には前記蓄電手段の充放電電流の充電側への積算値が所定積算値を超える条件を用い、前記強制解除時には前記積算値が前記所定積算値より大きな第2の所定積算値を超える条件を用いて、前記アイドルストップ制御を実行する手段である請求項1記載の車両。
  3. 前記制御手段は、前記通常解除時には前記所定停止条件に用いる前記蓄電手段の充放電電流の積算値を該積算値が充電側の値か放電側の値かにかかわらずにリセットし、前記強制解除時には前記積算値が充電側の値のときにのみリセットして、前記アイドルストップ制御を実行する手段である請求項2記載の車両。
  4. 前記制御手段は、前記通常解除時には前記所定停止条件に用いる前記蓄電手段の充放電電流の積算値を前記所定の終了条件が成立したときにリセットし、前記強制解除時には前記所定時間が経過してから定期的にリセットして、前記アイドルストップ制御を実行する手段である請求項3記載の車両。
  5. 前記制御手段は、前記所定停止条件として、前記通常解除時にはイグニッションオンされてからの経過時間に対する前記内燃機関が自動停止されていた時間の比率であるアイドルストップ率が所定比率未満となる条件を用い、前記強制解除時には前記アイドルストップ率が前記所定比率より小さい第2の所定比率未満となる条件を用いて、前記アイドルストップ制御を実行する手段である請求項1ないし4のいずれか1つの請求項に記載の車両。
  6. 前記制御手段は、前記所定の充電要求が設定されているときには、前記蓄電手段の前記通常の充電制御を実行するとき以上となる傾向の前記発電機の出力電圧によって前記蓄電手段が充電されるよう前記発電機を制御する手段である請求項1ないし5のいずれか1つの請求項に記載の車両。
  7. 前記充電要求設定手段は、前記所定の終了条件として前記蓄電手段への充電電流が所定値以下の状態で前記所定時間より短い時間が経過する条件を用いて前記所定の充電要求の設定を解除する手段である請求項1ないし6のいずれか1つの請求項に記載の車両。
  8. 前記充電要求設定手段は、前記所定の開始条件として前記所定の充電要求が設定されていない状態で第2の所定時間が経過する条件を用いて前記所定の充電要求を設定する手段である請求項1ないし7のいずれか1つの請求項に記載の車両。
  9. 前記蓄電手段は、前記蓄電手段の残容量が所定量未満の状態で時間経過するほど劣化する傾向を有する手段である請求項1ないし8のいずれか1つの請求項に記載の車両。
  10. 内燃機関と、前記内燃機関からの動力により発電可能な発電機と、前記発電機からの電力により充電可能な蓄電手段と、を備え、所定の自動停止条件が成立したときに前記内燃機関を自動停止し所定の自動始動条件が成立したときに該自動停止した内燃機関を自動始動するよう該内燃機関を制御するアイドルストップ制御と前記蓄電手段の通常の充電制御との実行を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御する車両の制御方法であって、
    所定の開始条件が成立したときに前記蓄電手段を充電する所定の充電要求を設定し、該所定の充電要求が設定されている状態で所定の終了条件が成立したとき又は前記所定の充電要求が設定されてから所定時間が経過したときに該所定の充電要求の設定を解除し、
    前記所定の充電要求が設定されているときには前記アイドルストップ制御の実行を伴わずに前記所定の充電要求に基づく前記蓄電手段の充電を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御し、前記所定の終了条件の成立により前記所定の充電要求の設定が解除された通常解除時には前記アイドルストップ制御と前記蓄電手段の前記通常の充電制御との実行を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御し、前記所定の充電要求が設定されてから前記所定時間が経過したことにより前記所定の充電要求の設定が解除された強制解除時には前記所定の自動停止条件の少なくとも一部の条件である所定停止条件を厳しく課したアイドルストップ制御と前記蓄電手段の前記通常の充電制御との実行を伴って走行するよう前記内燃機関と前記発電機とを制御する、
    ことを特徴とする車両の制御方法。
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