JP2010167965A - ドアウェザーストリップの組付構造及びその組付方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドアインナーパネル2の第一面2A,第二面2B間のコーナー部内側と、先端部に第1,第2折曲部41,42を有するドアトリム40間に取付けられ、ドア側シール部とボディ側シール部62を有するドアウェザーストリップ60の組付けで、第一折曲部41の付け根部側コーナー部Pを覆う覆いリップ68を形成し、ドア側シール部は、第一面2Aとの弾接による反力を覆いリップ68に作用させる第一シール部63と、ドアトリム40先端部が差し込まれる嵌合部65の車外側に設けられ第二面2Bとの弾接による反力を嵌合部65の車外側壁面に作用させる第二シール部64を有し、予めドアトリム40の先端部を嵌合した一体化部品をドアインナーパネル2に押し付けて組付ける。
【選択図】図1
Description
ドアウェザーストリップ10は、ドアインナーパネル2に形成された段部2aの車内側に取付けられる取付基部11と、取付基部11の車内側に一体成形され、ドアDの閉時にはボディパネル1のドア開口縁に弾接する中空シール部12を備えている。
よって、ドアウェザーストリップ30において嵌合部35が形成される基部31には、通常、ソリッド材が使用され、嵌合力を高めるようにしている。
その反面、ドアウェザーストリップ30のボディ側シール部32やドア側シール部33,34にはシール性を考慮して、通常、スポンジ材が使用される。
一方、単層構造,二層構造にかかわらず、ドアウェザーストップ30に対するドアトリム40の嵌合力を向上させたいという要望もある。
前記ドアウェザーストリップ(60)には、前記ドアトリム(40)の第一折曲部(41)が差し込まれ、第一折曲部(41)の周囲を覆う嵌合部(65)が形成され、嵌合部(65)の入口車外側付近には車内側に延び前記第一折曲部(41)の付け根部側コーナー部(P)を車外側から弾接して覆う覆いリップ(68)が形成され、
前記ドア側シール部は、前記覆いリップ(68)の付け根部から前記ドアインナーパネル(2)の第一面(2A)側に延び、第一面(2A)との弾接による反力を前記覆いリップ(68)に作用させ前記覆いリップ(68)による弾接力を高める第一シール部(63)を有することを特徴とする。
前記ドアウェザーストリップ(60)には、前記ドアトリム(40)の第一折曲部(41)が差し込まれ、第一折曲部(41)の周囲を覆う嵌合部(65)が形成され、嵌合部(65)の内方には前記ドアトリム(40)の第一折曲部(41)に弾接して挟持する保持部材(67)が形成され、
前記ドア側シール部は、前記嵌合部(65)の車外側に位置する車外側壁面から前記ドアインナーパネル(2)の第二面(2B)側に延び、第二面(2B)との弾接による反力を前記嵌合部(65)の車外側壁面に作用させ前記保持部材(67)による弾接力を高める第二シール部(64)を有することを特徴とする。
前記嵌合部(65)は、前記ドアトリム(40)の第一折曲部(41)と第二折曲部(42)が差し込まれると共に、第一折曲部(41)と第二折曲部(42)の周囲を覆うことを特徴とする。
前記ドアウェザーストリップ(60)には、前記ドアトリム(40)の第一折曲部(41)が差し込まれ、第一折曲部(41)の周囲を覆う嵌合部(65)が形成され、嵌合部(65)の入口車外側付近には車内側に延び前記第一折曲部(41)の付け根部側コーナー部(P)を車外側から弾接して覆う覆いリップ(68)が形成され、
前記ドア側シール部は、前記覆いリップ(68)の付け根部から前記ドアインナーパネル(2)の第一面(2A)側に延び、第一面(2A)との弾接による反力を前記覆いリップ(68)に作用させ前記覆いリップ(68)による弾接力を高める第一シール部(63)を有するドアウェザーストリップ(60)の組付方法であって、
予め前記ドアトリム(40)の先端部を前記ドアウェザーストリップ(60)に形成された嵌合部(65)に嵌合した一体化部品を設け、該一体化部品のドアウェザーストリップ(60)のドア側シール部(63,64)を前記ドアインナーパネル(2)に押し付けるようにして組付けることを特徴とする。
前記ドアウェザーストリップ(60)には、前記ドアトリム(40)の第一折曲部(41)が差し込まれ、第一折曲部(41)の周囲を覆う嵌合部(65)が形成され、嵌合部(65)の内方には前記ドアトリム(40)の第一折曲部(41)に弾接して挟持する保持部材(67)が形成され、
前記ドア側シール部は、前記嵌合部(65)の車外側に位置する車外側壁面から前記ドアインナーパネル(2)の第二面(2B)側に延び、第二面(2B)との弾接による反力を前記嵌合部(65)の車外側壁面に作用させ前記保持部材(67)による弾接力を高める第二シール部(64)を有するドアウェザーストリップ(60)の組付方法であって、
予め前記ドアトリム(40)の先端部を前記ドアウェザーストリップ(60)に形成された嵌合部(65)に嵌合した一体化部品を設け、該一体化部品のドアウェザーストリップ(60)のドア側シール部(63,64)を前記ドアインナーパネル(2)に押し付けるようにして組付けることを特徴とする。
それに加え、嵌合部の入口車外側付近には車内側に延び第一折曲部の付け根部側コーナー部を車外側から弾接して覆う覆いリップも形成されているので、ドアウェザーストリップの嵌合部に対するドアトリムの先端部の嵌合力は大きい。
そして、ドアウェザーストリップのドア側シール部として機能する第一シール部は、覆いリップの付け根部からドアインナーパネルの第一面側に延び、第一面との弾接による反力を覆いリップに作用させ覆いリップによる弾接力を高めるので、ドアウェザーストリップがドアインナーパネルのコーナー部内側に組付けられると第一シール部のはたらきによって、ドアウェザーストリップの嵌合部に対するドアトリムの先端部の嵌合力は一層大きくなり、ドアトリムがドアウェザーストリップから容易に外れることは益々ない。
また、ドアウェザーストリップに形成された嵌合部に嵌合されたドアトリムの先端部の第一折曲部の面を利用して、ドアウェザーストリップの車外側となる第二シール部をドアインナーパネルの第二面に向けて押し付けるようにして組付けられるので、ドアウェザーストリップはドアインナーパネルのコーナー部内側に対して強固に組付けられる。
そして、ドアウェザーストリップのドア側シール部として機能する第二シール部は、嵌合部の車外側に位置する車外側壁面からドアインナーパネルの第二面側に延び、第二面との弾接による反力を嵌合部の車外側壁面に作用させ保持部材による弾接力を高めるので、ドアウェザーストリップがドアインナーパネルのコーナー部内側に組付けられると第二シール部のはたらきによって、ドアウェザーストリップの嵌合部に対するドアトリムの先端部の嵌合力は一層大きくなり、ドアトリムがドアウェザーストリップから容易に外れることは益々ない。
これによれば、ドア開閉時にドアトリムに対してドアウェザーストリップがぐらつくことはないので、特に請求項2に係る発明によれば、第二シール部によってドアインナーパネルの第二面とドアウェザーストリップ間のシール性を確保することができる。
よって、ボディパネルに対してボディ側シール部は十分なシール機能を発揮する。
ドアインナーパネル2のコーナー部は、ドアDの閉時にドアインナーパネル2の車内側から車外側(図1の紙面においては下側から上側)に延びる第一面2Aとその第一面2Aの車外側に連設して略垂直(図1の紙面において左側から右側)に延びる第二面2Bとの間に形成され、その内側、すなわち車内側にドアウェザーストリップ60はドアトリム40を介して組付けられる。
また嵌合部65の入口車外側付近には、車内側に延び、第一折曲部41の付け根部側(第二折曲部42が連設される側とは逆側)に位置するコーナー部Pを車外側から弾接して覆う断面略舌状の覆いリップ68が形成されている。
第一シール部63は、中空状であり、ドアインナーパネル2の第一面2Aとの弾接時には、車内側に倒れ、覆いリップ68との間隔を縮め、第一面2Aとの弾接による反力を覆いリップ68に作用させ覆いリップ68による弾接力を高める。なお、車内側に倒れた第一シール部63を覆いリップ68に重なるように覆いリップ68に弾接させるようにしてもよい。
また第二シール部64は、その先端部64aが嵌合部65の車外側に位置する車外側壁面側に向けて湾曲する断面略J字状であり、ドアインナーパネル2の第二面2Bとの弾接時には、ボディパネル1側に倒れ、第二シール部64の先端部64aが嵌合部65の車外側に位置する車外側壁面に弾接して、第二面2Bとの弾接による反力を嵌合部65の車外側壁面に作用させ保持部材67による弾接力を高める。このとき、嵌合部65の車外側に位置する車外側壁面に弾接する第二シール部64の先端部64aの弾接位置は、嵌合部65の車外側に位置する車外側壁面において、第二シール部64の付け根部の位置よりもボディ側シール部62側で、しかも嵌合部65の車外側に位置する車外側壁面を介して、ドアトリム40の第二折曲部42の端部に対向する位置に設定している。
このようにボディ側シール部62の車外側付け根部62aの位置は、第二シール部64の先端部64aが弾接する位置よりもボディパネル1側に離間されていて、第二シール部64の変形が、ボディ側シール部62がボディパネル1に弾接することによる変形に影響を与え難くい構造としている。
なお、ボディ側シール部62の車外側には、ドアインナーパネル2の第二面2Bに弾接するリップ片62cが形成されている。
ドアトリム40の周端部は、ドアインナーパネル2の第一面2Aに略平行で第二面2Bに向かって延びている。そして、ドアトリム40の先端部には、ドアインナーパネル2の第二面2Bに略平行に外周側に向かって、すなわちボディパネル1側に向かって折れる第一折曲部41とその第一折曲部41の端部からさらにドアインナーパネル2の第二面2B側に向かって折れる第二折曲部42が形成されている。
そして、ドアトリム40先端の第一折曲部41及び第二折曲部42の部位が、ドアウェザーストリップ60の基部61に形成された嵌合部65に嵌合し、ドアウェザーストリップ60と一体化されている。
またドアトリム40は、装飾部材として機能するものであり、多種多様の色やデザインを施すことができ、材質についても樹脂製,ゴム製など多種多様である。
次に、ドアトリム40とドアウェザーストリップ60が一体化したものをサブアッシーとして自動車メーカーの組立てラインに納入する。
このとき、ドアウェザーストリップ60は、嵌合部65に嵌合されたドアトリム40の平坦状の第一折曲部41から面としての押圧力を受け、ドアインナーパネル2のコーナー部内側に押し付けられる。
そして、ドアウェザーストリップ60のドア側シール部として機能する第一シール部63は、覆いリップ68の付け根部からドアインナーパネル2の第一面2A側に延び、第一面2Aとの弾接による反力を覆いリップ68に作用させ覆いリップ68による弾接力を高めるとともに、同じくドア側シール部として機能する第二シール部64は、嵌合部65の車外側に位置する車外側壁面からドアインナーパネル2の第二面2B側に延び、第二面2Bとの弾接による反力を嵌合部65の車外側壁面に作用させ保持部材67による弾接力を高めるので、ドアウェザーストリップ60がドアインナーパネル2のコーナー部内側に組付けられると第一シール部63,第二シール部64のはたらきによって、ドアウェザーストリップ60の嵌合部65に対するドアトリム40の先端部の嵌合力は一層大きくなり、ドアトリム40がドアウェザーストリップ60から容易に外れることは益々ない。
また、図4に示す断面略J字状の第一シール部63は、ドアインナーパネル2の第一面2Aとの弾接時には、車内側に倒れ、第一シール部63の先端部63aが覆いリップ68に弾接して、第一面2Aとの弾接による反力を覆いリップ68に作用させ覆いリップ68による弾接力を高める。
2 ドアインナーパネル
2a 段部
2A 第一面
2B 第二面
3 ドアアウターパネル
4 ドアトリム
4a 端部
5 クリップ
10 ドアウェザーストリップ
11 取付基部
12 中空シール部
20 ドアウェザーストリップ
21 中空部
22 中空シール部
23 シール部
24 中空シール部
30 ドアウェザーストリップ
31 基部
32 ボディ側シール部
33 ドア側リップ部
34 ドア側中空シール部
35 嵌合部
37 保持リップ
40 ドアトリム
41 略L字状をした部位
41a 折曲部
50 ボディ側ウェザーストリップ
51 取付基部
52 中空シール部
55 ピラーガーニッシュ
60 ドアウェザーストリップ
61 基部
62 ボディ側シール部
62a 車外側付け根部
62b 車内側付け根部
62c リップ片
63 第一シール部(ドア側シール部)
64 第二シール部(ドア側シール部)
64a 先端部
65 嵌合部
67(67a〜67f) 保持部材
68 覆いリップ
D ドア
F フランジ
P 第一折曲部41の付け根部側コーナー部
S 偏肉部
Claims (13)
- ドア閉時にドアインナーパネルの車外側に延びる第一面とその第一面から略垂直に延びる第二面との間に形成されるコーナー部内側と、前記ドアインナーパネルの第二面側に延び先端部に前記ドアインナーパネルの第二面に略平行に折れる第一折曲部を有するドアトリムとの間に取付けられ、前記ドアインナーパネルに弾接するドア側シール部とボディパネルのドア開口縁車外側に弾接するボディ側シール部を有し、車内外をシールするドアウェザーストリップの組付構造であって、
前記ドアウェザーストリップには、前記ドアトリムの第一折曲部が差し込まれ、第一折曲部の周囲を覆う嵌合部が形成され、嵌合部の入口車外側付近には車内側に延び前記第一折曲部の付け根部側コーナー部を車外側から弾接して覆う覆いリップが形成され、
前記ドア側シール部は、前記覆いリップの付け根部から前記ドアインナーパネルの第一面側に延び、第一面との弾接による反力を前記覆いリップに作用させ前記覆いリップによる弾接力を高める第一シール部を有することを特徴とするドアウェザーストリップの組付構造。 - ドア閉時にドアインナーパネルの車外側に延びる第一面とその第一面から略垂直に延びる第二面との間に形成されるコーナー部内側と、前記ドアインナーパネルの第二面側に延び先端部に前記ドアインナーパネルの第二面に略平行に折れる第一折曲部を有するドアトリムとの間に取付けられ、前記ドアインナーパネルに弾接するドア側シール部とボディパネルのドア開口縁車外側に弾接するボディ側シール部を有し、車内外をシールするドアウェザーストリップの組付構造であって、
前記ドアウェザーストリップには、前記ドアトリムの第一折曲部が差し込まれ、第一折曲部の周囲を覆う嵌合部が形成され、嵌合部の内方には前記ドアトリムの第一折曲部に弾接して挟持する保持部材が形成され、
前記ドア側シール部は、前記嵌合部の車外側に位置する車外側壁面から前記ドアインナーパネルの第二面側に延び、第二面との弾接による反力を前記嵌合部の車外側壁面に作用させ前記保持部材による弾接力を高める第二シール部を有することを特徴とするドアウェザーストリップの組付構造。 - 前記ドア側シール部の第一シール部は、中空状であり、前記ドアインナーパネルの第一面との弾接時には、車内側に倒れ、前記覆いリップとの間隔を縮めることを特徴とする請求項1に記載のドアウェザーストリップの組付構造。
- 前記ドア側シール部の第一シール部は、先端部が前記覆いリップ側に向けて湾曲する断面略J字状であり、前記ドアインナーパネルの第一面との弾接時には、車内側に倒れ、前記第一シール部の先端部が前記覆いリップに弾接することを特徴とする請求項1に記載のドアウェザーストリップの組付構造。
- 前記ドア側シール部の第二シール部は、中空状であり、前記ドアインナーパネルの第二面との弾接時には、前記ボディパネル側に倒れ、前記嵌合部の車外側に位置する車外側壁面との間隔を縮めることを特徴とする請求項2に記載のドアウェザーストリップの組付構造。
- 前記ドア側シール部の第二シール部は、先端部が前記嵌合部の車外側に位置する車外側壁面側に向けて湾曲する断面略J字状であり、前記ドアインナーパネルの第二面との弾接時には、前記ボディパネル側に倒れ、前記第二シール部の先端部が前記嵌合部の車外側に位置する車外側壁面に弾接することを特徴とする請求項2に記載のドアウェザーストリップの組付構造。
- 前記ドアトリムの先端部には、前記第一折曲部の端部がさらに前記ドアインナーパネルの第二面に折れる第二折曲部を有し、
前記嵌合部は、前記ドアトリムの第一折曲部と第二折曲部が差し込まれると共に、第一折曲部と第二折曲部の周囲を覆うことを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップの組付構造。 - 前記ボディ側シール部を、前記ドアトリムの先端部を覆う前記嵌合部の前記ボディパネル側に位置する壁面から前記ボディパネル側に向けて設けたことを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップの組付構造。
- 前記ドアウェザーストリップ全体の材質を単層ゴム材としたことを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップの組付構造。
- 前記単層ゴム材をスポンジゴム材としたことを特徴とする請求項9に記載のドアウェザーストリップの組付構造。
- ドア閉時にドアインナーパネルの車外側に延びる第一面とその第一面から略垂直に延びる第二面との間に形成されるコーナー部内側と、前記ドアインナーパネルの第二面側に延び先端部に前記ドアインナーパネルの第二面に略平行に折れる第一折曲部を有するドアトリムとの間に取付けられ、前記ドアインナーパネルに弾接するドア側シール部とボディパネルのドア開口縁車外側に弾接するボディ側シール部を有し、車内外をシールするドアウェザーストリップで、
前記ドアウェザーストリップには、前記ドアトリムの第一折曲部が差し込まれ、第一折曲部の周囲を覆う嵌合部が形成され、嵌合部の入口車外側付近には車内側に延び前記第一折曲部の付け根部側コーナー部を車外側から弾接して覆う覆いリップが形成され、
前記ドア側シール部は、前記覆いリップの付け根部から前記ドアインナーパネルの第一面側に延び、第一面との弾接による反力を前記覆いリップに作用させ前記覆いリップによる弾接力を高める第一シール部を有するドアウェザーストリップの組付方法であって、
予め前記ドアトリムの先端部を前記ドアウェザーストリップに形成された嵌合部に嵌合した一体化部品を設け、該一体化部品のドアウェザーストリップのドア側シール部を前記ドアインナーパネルに押し付けるようにして組付けることを特徴とするドアウェザーストリップの組付方法。 - ドア閉時にドアインナーパネルの車外側に延びる第一面とその第一面から略垂直に延びる第二面との間に形成されるコーナー部内側と、前記ドアインナーパネルの第二面側に延び先端部に前記ドアインナーパネルの第二面に略平行に折れる第一折曲部を有するドアトリムとの間に取付けられ、前記ドアインナーパネルに弾接するドア側シール部とボディパネルのドア開口縁車外側に弾接するボディ側シール部を有し、車内外をシールするドアウェザーストリップで、
前記ドアウェザーストリップには、前記ドアトリムの第一折曲部が差し込まれ、第一折曲部の周囲を覆う嵌合部が形成され、嵌合部の内方には前記ドアトリムの第一折曲部に弾接して挟持する保持部材が形成され、
前記ドア側シール部は、前記嵌合部の車外側に位置する車外側壁面から前記ドアインナーパネルの第二面側に延び、第二面との弾接による反力を前記嵌合部の車外側壁面に作用させ前記保持部材による弾接力を高める第二シール部を有するドアウェザーストリップの組付方法であって、
予め前記ドアトリムの先端部を前記ドアウェザーストリップに形成された嵌合部に嵌合した一体化部品を設け、該一体化部品のドアウェザーストリップのドア側シール部を前記ドアインナーパネルに押し付けるようにして組付けることを特徴とするドアウェザーストリップの組付方法。 - 前記一体化部品を、前記ドアウェザーストリップを前記ドアインナーパネルに組付ける組立工程のラインに納入した後、前記組立工程で、前記一体化部品を前記ドアインナーパネルに組付けることを特徴とする請求項11又は12に記載のドアウェザーストリップの
組付方法。
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