JP5316770B2 - ドアウェザーストリップの組付方法及びその組付構造 - Google Patents

ドアウェザーストリップの組付方法及びその組付構造 Download PDF

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本発明は、ドアインナーパネルに取付けられ、ドアとボディパネルのドア開口縁との間をシールするドアウェザーストリップの組付方法及びドアウェザーストリップの組付構造に関するものである。
図5及び図6に示すように、自動車のベルトラインより下部のロア側の位置において、ドアインナーパネル2とドアアウターパネル3とよりなるドアDのドアインナーパネル2に取付けられ、ドアDとボディパネル1のドア開口縁との間をシールするドアウェザーストリップ10が知られている。
ドアウェザーストリップ10は、ドアインナーパネル2に形成された段部2aの車内側に取付けられる取付基部11と、取付基部11の車内側に一体成形され、ドアDの閉時にはボディパネル1のドア開口縁に弾接する中空シール部12を備えている。
そして、ドアインナーパネル2に対するドアウェザーストリップ10の組付けとして、図6(a)に示すように、ドアインナーパネル2の車内側においてドアインナーパネル2の段部2a側に延びるドアトリム4の端部4aで、ドアウェザーストリップ10の取付基部11の端縁をドアインナーパネル2に押さえ込んで固定するものや、図6(b)に示すように、ドアインナーパネル2の段部2aにクリップ5で、ドアウェザーストリップ10の取付基部11を所定の間隔をおいて固定するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−117473号公報
また、ドアインナーパネル2に対するドアウェザーストリップ20の組付けとして、図7に示すように、ドアインナーパネル2とドアトリム4との間にドアウェザーストリップ20に形成された中空部21を差し込んで固定するものも考えられる。なお、ドアウェザーストリップ20には、ボディパネル1に弾接する中空シール部22やドアインナーパネル2に弾接するリップ部23及び中空シール部24が形成されている。
しかしながら、従来例で示したドアウェザーストリップ10,20の組付けの場合、ドアウェザーストリップ10,20とドアトリム4あるいはクリップ5とは別体品であり、自動車メーカーの組立てラインにおいてそれぞれ個別に組付ける必要があるので組付作業が煩雑で時間がかかるといった問題があった。
そこで、本発明の目的とするところは、シール機能を維持しつつ、組付作業性に優れるドアウェザーストリップの組付方法及びドアウェザーストリップの組付構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、ドアインナーパネル(2)と、該ドアインナーパネル(2)側に延びるドアトリム(40)との間に取付けられ、前記ドアインナーパネル(2)に弾接するドア側シール部(33,34)とボディパネル(1)のドア開口縁車外側に弾接するボディ側シール部(32)を有し、車内外をシールするドアウェザーストリップ(30)の組付方法であって、
前記ドアトリム(40)の先端部は、前記ドアインナーパネル(2)に略平行になるように折り曲げられ略L字状にされるとともに、その折り曲げられた折曲部(41a)を平担状とし、その折曲部(41a)の端部を前記ドアインナーパネル(2)側に向かってさらに折り曲げ、前記ドアインナーパネル(2)側に延びるドアトリム(40)の方向と略平行な第2折曲部(42)とし、
前記平担状の折曲部(41a)と前記ドアインナーパネル(2)との間で、前記ドア側シール部(33,34)を挟持して、
予め前記ドアトリム(40)の折曲部(41a)及び第2折曲部(42)を、前記ドアウェザーストリップ(30)の前記ドア側シール部(33,34)とボディ側シール部(32)との間に形成された嵌合部(35)内に納めるようにして嵌合させてなる一体化部品側の前記ドア側シール部(33,34)を、前記平担状の折曲部(41a)を利用して面によって前記ドアインナーパネル(2)に押し付けるようにして組付けることを特徴とする。
また請求項2に係る発明は、ドアインナーパネル(2)と、該ドアインナーパネル(2)側に延びるドアトリム(40)との間に取付けられ、前記ドアインナーパネル(2)に弾接するドア側シール部(33,34)とボディパネル(1)のドア開口縁車外側に弾接するボディ側シール部(32)を有し、車内外をシールするドアウェザーストリップ(30)の組付構造であって、
前記ドアトリム(40)の先端部は、前記ドアインナーパネル(2)に略平行になるように折り曲げられ略L字状にされるとともに、その折り曲げられた折曲部(41a)を平担状とし、その折曲部(41a)の端部を前記ドアインナーパネル(2)側に向かってさらに折り曲げ、前記ドアインナーパネル(2)側に延びるドアトリム(40)の方向と略平行な第2折曲部(42)とし、
前記平担状の折曲部(41a)と前記ドアインナーパネル(2)との間で、前記ドア側シール部(33,34)を挟持して、
予め前記ドアトリム(40)の折曲部(41a)及び第2折曲部(42)を、前記ドアウェザーストリップ(30)の前記ドア側シール部(33,34)とボディ側シール部(32)との間に形成された嵌合部(35)内に納めるようにして嵌合させてなる一体化部品側の前記ドア側シール部(33,34)を、前記平担状の折曲部(41a)を利用して面によって前記ドアインナーパネル(2)に押し付けるようにして組付けることを特徴とする。
前記ボディ側シール部(32)とドア側シール部(33,34)の間に位置するように、前記ドアウェザーストリップ(30)は基部(31)を備えるとともに、
前記ドア側シール部(33,34)は、前記基部(31)の車外側内周側に設けられた断面舌状のリップ部(33)と、前記基部(31)の車外側外周側に設けられた中空シール部(34)からなり、前記基部(31)には前記嵌合部(35)が形成されていることを特徴とする。
また請求項4に係る発明は、前記ドアトリム(40)の先端部を嵌合する前記ドアウェザーストリップ(30)の嵌合部(35)には、前記ドアトリム(40)の先端部を挟み込んで保持する複数の保持リップ(37)が形成されていることを特徴とする。
また請求項5に係る発明は、前記保持リップ(37)は、前記折曲部(41a)の付け根部と、前記第2折曲部(42)の付け根部の内側を保持する位置に形成されていることを特徴とする
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための最良の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1及び請求項2に記載のドアウェザーストリップの組付方法及び組付構造によれば、ドアインナーパネルに対して、ドアウェザーストリップとドアトリムを予め一体化した部品を組付けるので、別々に組付ける場合と比較して組付けを容易にしかも早く行うことができる。
また、ドアウェザーストリップの車外側には、ドア側シール部が設けられているので、ドアインナーパネルとドアウェザーストリップとの間から水が浸入することが防止される。一方、ドアウェザーストリップの車内側には、ボディパネルに弾接するボディ側シール部が設けられているのでシール機能に優れる。
また、一体化部品のドアウェザーストリップのドア側シール部、例えば、請求項3に係る発明のように、リップ部及び中空シール部といったドア側シール部をドアインナーパネルに押し付けるようにして組付けるので、ドアインナーパネルとドアウェザーストリップとの間から水が浸入することは一層防止される。ドアインナーパネルに対するドアウェザーストリップの押し付け力は、大きければ大きい程、ドアインナーパネルとドアウェザーストリップとの間のシール性能は向上する。
また、ドアトリムの先端部は、ドアインナーパネルに略平行になるように折れ曲がっている略L字状をした部位を有し、略L字状をした部位とドアインナーパネルとの間に、ドア側シール部を挟持するようにし、ドアウェザーストリップに形成された嵌合部に嵌合されたドアトリムの先端部の略L字状の部位の面を利用するので、ドアウェザーストリップはドアインナーパネルに対して強固に組付けられる。
また、ドアトリムの先端部に設けられた略L字状をした部位の端部をさらにドアインナーパネル側に折り曲げるので、その折曲部が、ドアウェザーストリップからドアトリムが抜けようとすると嵌合部内で引っかかり、容易に外れることが防止される。
また、請求項4及び請求項5に係る発明によれば、ドアトリムの先端部を嵌合するドアウェザーストリップの嵌合部には、ドアトリムの先端部を挟み込んで保持する保持リップが形成されているので、ドアウェザーストリップからドアトリムが容易に外れることはない。特に請求項5に係る発明によれば、保持リップは、折曲部の付け根部と、第2折曲部の付け根部の内側を保持する位置に形成されているので、ドアウェザーストリップの嵌合部にドアトリムの先端部を安定して嵌合させることができる。
(第一実施形態)
図1及び図2を参照して、本発明の第一実施形態に係るドアウェザーストリップの組付構造及び組付方法について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係るドアウェザーストリップが組付けられた状態を示す、図5のA−A線拡大断面図である。図2は、図1に示すドアウェザーストリップの組付工程の様子を示す拡大断面図である。従来例で示したものと同一部分には同一符号を付した。
本発明の第一実施形態に係るドアウェザーストリップの組付方法は、ドアインナーパネル2と、先端部が略L字状をした部位41を有するドアトリム40との間に、車内外をシールするドアウェザーストリップ30を組付ける方法である。
図1に示すように、自動車のボディパネル1のドア開口縁とドアDのドアインナーパネル2との間には、車外側にドアウェザーストリップ(ドアアウターウェザーストリップ)30が設けられるとともに、車内側にボディ側ウェザーストリップ(ドアインナーウェザーストリップ)50が設けられ、車内外をシールしている。
ボディ側ウェザーストリップ50は、ボディパネル1のドア開口縁車内側に形成されたフランジFを挟持するようにして取付けられる断面略U字形状の取付基部51と、取付基部51の車外側側面に一体成形され、ドアDの閉時にはドアトリム40のコーナー部に弾接する中空シール部52を備えている。ボディ側ウェザーストリップ50の取付基部51とフランジFはピラーガーニッシュ55によって覆われている。
ドアウェザーストリップ30は、基部31と、基部31の車内側に一体成形され、ドアDの閉時にはボディパネル1のドア開口縁車外側に弾接する中空状のボディ側シール部32と、基部31の車外側に一体成形され、ドアDに対する組付け時にはドアインナーパネル2に弾接するドア側シール部33,34を備えている。ドア側シール部は、基部31の車外側内周側、すなわちボディパネル1側とは逆側に設けられた断面舌状のリップ部33と、基部31の車外側外周側、すなわちボディパネル1側に設けられた中空シール部34とからなる。中空シール部34よりボディ側シール部32の方が中空形状は大きい。
基部31は、ボディ側シール部32とドア側シール部33,34の間に位置し、基部31には、ドアトリム40の先端部が差し込まれる断面略矩形状の嵌合部35が形成されている。その嵌合部35の内方には複数の保持リップ37(その数は特に限定されるものではないが、ここでは基部31の車外側壁面に1個,基部31の車内側壁面に2個)を形成し、嵌合部35に嵌め込まれるドアトリム40の先端部を挟み込んで保持するようにしている。
嵌合部35が形成された基部31の材質としては、ソリッド材を使用し、ボディ側シール部32及びドア側シール部33,34の材質としては、スポンジ材を使用している。
ドアトリム40は、ドアインナーパネル2の表面を車内側から覆って、外観上見栄えよくしている。
ドアトリム40の周端部は、ドアインナーパネル2側に向かって延び、その先端部はドアインナーパネル2に略平行になるように、すなわち略L字状に折れ曲っている。略L字状をした部位41の折曲部41aの折れ曲がり方向は、外周側、すなわちボディパネル1側である。
そして、ドアトリム40先端の略L字状をした部位41の折曲部41aは、ドアウェザーストリップ30の基部31に形成された嵌合部35に嵌合し、ドアウェザーストリップ30と一体化されている。
またドアトリム40は、装飾部材として機能するものであり、多種多様の色やデザインを施すことができ、材質についても樹脂製,ゴム製など多種多様である。
このように構成されたドアウェザーストリップ30をドアD、より具体的にはドアDのドアインナーパネル2に組付けるには、自動車メーカーにおける組立てラインに納入する前に、部品メーカーにおいて予めドアトリム40の先端部に形成された略L字状をした部位41の折曲部41aをドアウェザーストリップ30の嵌合部35から差し込むことにより嵌合して一体化部品とする。このとき、嵌合部35に差し込まれたドアトリム40の折曲部41aは嵌合部35内方に設けられた複数の保持リップ37によって強固に保持され、これによってドアトリム40とドアウェザーストリップ30とは嵌合部35において仮止めされる。
次に、ドアトリム40とドアウェザーストリップ30が一体化したものをサブアッシーとして自動車メーカーの組立てラインに納入する。
そして、自動車メーカーにおける組立工程で、ドアインナーパネル2に対して、サブアッシー化された一体化部品のドアウェザーストリップ30のドア側シール部として機能するリップ部33と中空シール部34を、図2(a)に示すX方向に向けて、ドアインナーパネル2に押し付けるようにして組付けるとともに、一体化部品のドアトリム40を組付ける。
このとき、ドアウェザーストリップ30は、嵌合部35に嵌合されたドアトリム40の略L字状をした部位41に形成された平坦状の折曲部41aから面としての押圧力を受け、ドアインナーパネル2に押し付けられる。
以上説明したような組付方法によれば、ドアウェザーストップ30とドアトリム40とが組立てラインに納入される前段階、例えば、部品メーカーにおいて一体化された後、サブアッシー化された状態で組立てラインに納入され、そこでドアインナーパネル2に一体化部品として同時に組付けられるので、ドアウェザーストリップ30とドアトリム40とを別体でそれぞれドアインナーパネル2に取付けるものと比較して、部品点数が減り、組立工程における取付作業性が飛躍的に向上するとともに、部品管理も容易になる。
また、組立ラインにおける組立工程においても、ドアウェザーストリップ30は、その基部31に形成された嵌合部35に嵌合されたドアトリム40の先端部の略L字状の部位41を形成する平担状の折曲部41aを利用して、ドアウェザーストリップ30の車外側をドアインナーパネル2に向けて折曲部41aの面によって押し付けるようにして組付けられるので、ドアウェザーストリップ30はドアインナーパネル2に対して強固に組付けられる。また、ドアウェザーストリップ30の嵌合部35には、ドアトリム40の折曲部40aを保持するための複数の保持リップ37が設けられているので、ドアウェザーストリップ30からドアトリム40が容易に外れることはない。
しかも、ドアインナーパネル2に押し付けられるドアウェザーストリップ30の車外側には、リップ部33及び中空シール部34といったドア側シール部が設けられているので、ドアインナーパネル2とドアウェザーストリップ30との間から水が浸入することが防止される。ドアインナーパネル2に対するドアウェザーストリップ30の押し付け力が大きければ大きい程、ドアインナーパネル2とドアウェザーストリップ30との間のシール性能は向上する。一方、ドアウェザーストリップ30の車内側には、ボディパネル1に弾接する中空シール部32が設けられているので、シール機能に優れる。
(第二実施形態)
次に、図3及び図4を参照して、本発明の第二実施形態に係るウェザーストリップの組付構造及び組付方法について説明する。図3は、本発明の第二実施形態に係るウェザーストリップの組付構造を示す断面図であり、図4は、本発明の第二実施形態に係る別のウェザーストリップの組付構造を示す断面図である。第一実施形態で示したものと同一部分には同一符号を付した。
本発明の第一実施形態では、ドアトリム40の先端部に略L字状の部位41を設け、その折曲部41aを、ドアウェザーストリップ30の基部31に形成した嵌合部35に差し込んで嵌合させて両者を一体化部品としたものであるが、本発明の第二実施形態では、ドアトリム40の先端部に設けられた略L字状をした部位41の折曲部41aの端部をさらにドアインナーパネル30側に向かって折り曲げたものである。ドアインナーパネル30側に折り曲げた第2折曲部42は、略L字状の部位41の折曲部41aまで車内側から延びるドアトリム40の方向と略平行であり、嵌合部35内に納っている。
嵌合部35の断面形状は、図4に示すように、図3に示す嵌合部35よりも溝を深くしたり、内壁を差し込まれるドアトリム40の折曲部41aに略平行にしたり、様々にすることができる。そして、ドアトリム40の折曲部41a及び第2折曲部42は、嵌合部35に設けられた複数の保持リップ37によって強固に保持されている。複数の保持リップ37の個数や形成位置は特に限定されるものではないが、図3及び図4に示すように、ドアトリム40の折曲部41aの付け根部と、第2折曲部42の付け根部の内側を保持する位置に保持リップ37を形成することが安定して嵌合させる上で好ましい。
その他の構成及び組付方法は、本発明の第一実施形態と同様である。
このようにドアトリム40の至端にさらに第2折曲部42を設けることによって、本発明の第一実施形態で記載した作用効果に加えて、ドアウェザーストリップ30からドアトリム40が外れることは一層防止される。
本発明の第一,第二実施形態では、ドアウェザーストリップ30の車外側にドアインナーパネル2との間をシールするドア側シール部として、リップ部33と中空シール部34を設けたが、複数の断面略舌状のリップ部や、複数の中空シール部を設けたり、あるいは一つの中空シール部とすることもできる。ドアウェザーストリップ30の車外側とドアインナーパネル2との間を十分シールしうる態様のものであれば形状は限定されない。
また、ドアトリム40の先端部に略L字状の部位41を設け、その折曲部41aを組付け時にドアインナーパネル2に対して略平行にしたが、ドアトリム40の先端部付近にこのような略L字状の部位41が存在すればよいので、例えば、第二実施形態において設けた第2折曲部42を車外側、すなわちドアインナーパネル2側に折り曲げるのではなく、車内側となるドアインナーパネル2側とは逆側(ボディ側)に折り曲げるようにしてもよい。
本発明の第一実施形態に係るドアウェザーストリップが組付けられた状態を示す、図5のA−A線拡大断面図である。 図1に示すドアウェザーストリップの組付工程の様子を示す拡大断面図であり、(a)は組付け前の状態、(b)は組付け後の状態を示す。 本発明の第二実施形態に係るドアウェザーストリップの組付構造を示す断面図である。 本発明の第二実施形態に係る別のドアウェザーストリップの組付構造を示す断面図である。 自動車の側面図である。 従来例に係るドアウェザーストリップが組付けられた状態を示す、図5のA−A線拡大断面図であり、(a)はドアトリムを利用して組付けた場合、(b)はクリップを利用して組付けた場合を示す。 従来例に係る別のドアウェザーストリップが組付けられた状態の要部を示す断面図である。
1 ボディパネル
2 ドアインナーパネル
2a 段部
3 ドアアウターパネル
4 ドアトリム
4a 端部
5 クリップ
10 ドアウェザーストリップ
11 取付基部
12 中空シール部
20 ドアウェザーストリップ
21 中空部
22 中空シール部
23 シール部
24 中空シール部
30 ドアウェザーストリップ
31 基部
32 ボディ側シール部
33 ドア側リップ部(ドア側シール部)
34 ドア側中空シール部(ドア側シール部)
35 嵌合部
37 保持リップ
40 ドアトリム
41 略L字状をした部位
41a 折曲部
42 第2折曲部
50 ボディ側ウェザーストリップ
51 取付基部
52 中空シール部
55 ピラーガーニッシュ
D ドア
F フランジ

Claims (5)

  1. ドアインナーパネルと、該ドアインナーパネル側に延びるドアトリムとの間に取付けられ、前記ドアインナーパネルに弾接するドア側シール部とボディパネルのドア開口縁車外側に弾接するボディ側シール部を有し、車内外をシールするドアウェザーストリップの組付方法であって、
    前記ドアトリムの先端部は、前記ドアインナーパネルに略平行になるように折り曲げられ略L字状にされるとともに、その折り曲げられた折曲部を平担状とし、その折曲部の端部を前記ドアインナーパネル側に向かってさらに折り曲げ、前記ドアインナーパネル側に延びるドアトリムの方向と略平行な第2折曲部とし、
    前記平担状の折曲部と前記ドアインナーパネルとの間で、前記ドア側シール部を挟持して、
    予め前記ドアトリムの折曲部及び第2折曲部を、前記ドアウェザーストリップの前記ドア側シール部とボディ側シール部との間に形成された嵌合部内に納めるようにして嵌合させてなる一体化部品側の前記ドア側シール部を、前記平担状の折曲部を利用して面によって前記ドアインナーパネルに押し付けるようにして組付けることを特徴とするドアウェザーストリップの組付方法。
  2. ドアインナーパネルと、該ドアインナーパネル側に延びるドアトリムとの間に取付けられ、前記ドアインナーパネルに弾接するドア側シール部とボディパネルのドア開口縁車外側に弾接するボディ側シール部を有し、車内外をシールするドアウェザーストリップの組付構造であって、
    前記ドアトリムの先端部は、前記ドアインナーパネルに略平行になるように折り曲げられ略L字状にされるとともに、その折り曲げられた折曲部を平担状とし、その折曲部の端部を前記ドアインナーパネル側に向かってさらに折り曲げ、前記ドアインナーパネル側に延びるドアトリムの方向と略平行な第2折曲部とし、
    前記平担状の折曲部と前記ドアインナーパネルとの間で、前記ドア側シール部を挟持して、
    予め前記ドアトリムの折曲部及び第2折曲部を、前記ドアウェザーストリップの前記ドア側シール部とボディ側シール部との間に形成された嵌合部内に納めるようにして嵌合させてなる一体化部品側の前記ドア側シール部を、前記平担状の折曲部を利用して面によって前 記ドアインナーパネルに押し付けるようにして組付けることを特徴とするドアウェザーストリップの組付構造。
  3. 前記ボディ側シール部とドア側シール部の間に位置するように、前記ドアウェザーストリップは基部を備えるとともに、
    前記ドア側シール部は、前記基部の車外側内周側に設けられた断面舌状のリップ部と、前記基部の車外側外周側に設けられた中空シール部からなり、前記基部には前記嵌合部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のドアウェザーストリップの組付方法及びその組付構造。
  4. 前記ドアトリムの先端部を嵌合する前記ドアウェザーストリップの嵌合部には、前記ドアトリムの先端部を挟み込んで保持する複数の保持リップが形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップの組付方法及びその組付構造。
  5. 前記保持リップは、前記折曲部の付け根部と、前記第2折曲部の付け根部の内側を保持する位置に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のドアウェザーストリップの組付方法及びその組付構造。
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