JP2010165087A - 運転支援装置 - Google Patents

運転支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010165087A
JP2010165087A JP2009005396A JP2009005396A JP2010165087A JP 2010165087 A JP2010165087 A JP 2010165087A JP 2009005396 A JP2009005396 A JP 2009005396A JP 2009005396 A JP2009005396 A JP 2009005396A JP 2010165087 A JP2010165087 A JP 2010165087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
driver
image
display
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009005396A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5277974B2 (ja
Inventor
Fumiya Nagai
史也 永井
Kazumichi Hoshiya
一路 星屋
Shingo Imura
真悟 井村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2009005396A priority Critical patent/JP5277974B2/ja
Publication of JP2010165087A publication Critical patent/JP2010165087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5277974B2 publication Critical patent/JP5277974B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】運転者の煩わしさを低減し、かつ、運転者が特定の車両装備を視認中であっても車両前方の状況を認識できるようにする。
【解決手段】車両に、表示部14a〜14d、15bを有する車両装備(ドアミラー、ルームミラー、メータ、ナビゲーション装置15)を備えておき、車両の運転者を撮影する車室内カメラ10と、車室内カメラ10の撮影画像に基づいて運転者が表示部を有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定した場合、当該特定の車両装備の表示部に車両の前方画像を表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の運転者の運転支援を行う運転支援装置に関するものである。
従来、運転者の顔が向いている方向を検出し、運転者が脇見をしたことを判定すると、警報音やブロック音を呈示する車両の安全装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−226163号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような装置では、運転者が安全確認のためにメータ、ルームミラー、ドアミラー等の車両装備を視認するような状況であっても警報が発せられ、運転者に煩わしさを感じさせてしまうといった問題がある。
また、上記特許文献1に記載されたような装置は、警報音やブロック音等を発するだけであり、運転者が車両前方を視認しない限り、車両前方の状況を認識するのは困難である。
本発明は上記問題に鑑みたもので、運転者の煩わしさを低減し、かつ、運転者が特定の車両装備を視認中であっても車両前方の状況を認識できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両に搭載され、当該車両の運転者の運転支援を行う運転支援装置であって、車両には、画像を表示するための表示部を有する車両装備が備えられており、車両の運転者を撮影する撮影手段と、撮影手段の撮影画像に基づいて運転者が表示部を有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定した場合、当該特定の車両装備の表示部に車両の前方画像を表示させる前方画像表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、車両の運転者の撮影画像に基づいて運転者が表示部を有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定した場合、当該特定の車両装備の表示部に車両の前方画像が表示される。すなわち、警告音を発することなく、運転者が注視している特定の車両装備の表示部へ車両の前方画像を表示させることにより注意喚起が行われ、かつ、運転者はこの車両装備の表示部への車両の前方画像の表示により車両の前方を確認することができるので、運転者の煩わしさを低減し、かつ、運転者が特定の車両装備を視認中であっても車両前方の状況を認識することができる。
なお、車両装備としては、請求項2に記載の発明のように、左側ドアミラー、右側ドアミラー、ルームミラー、メータ、ナビゲーション用モニタの少なくとも1つを含むように構成することができる。
また、請求項3に記載の発明は、前方画像表示制御手段により特定の車両装備の表示部に車両の前方画像が表示された後、更に、撮影手段の撮影画像に基づいて運転者が表示部を有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定した場合、注意喚起音を発生させる注意喚起音発生手段を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、特定の車両装備の表示部に車両の前方画像が表示された後、更に、撮影手段の撮影画像に基づいて運転者が表示部を有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定した場合、注意喚起音が発せられるので、より強く注意喚起を行うことができる。
また、請求項4に記載の発明は、前方画像表示制御手段により特定の車両装備の表示部に車両の前方画像が表示された後、更に、撮影手段の撮影画像に基づいて運転者が表示部を有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定した場合、車両の前方画像を非表示とし、注意喚起を促す表示体を特定の車両装備の表示部に表示させる注意喚起表示制御手段を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、特定の車両装備の表示部に車両の前方画像が表示された後、更に、撮影手段の撮影画像に基づいて運転者が表示部を有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定した場合、車両の前方画像が非表示となり、注意喚起を促す表示体が特定の車両装備の表示部に表示されるので、より強く注意喚起を行うことができる。
また、請求項5に記載の発明は、撮影手段の撮影画像に基づいて運転者が正面を注視していることを判定した場合、特定の車両装備の表示部への表示を非表示とする非表示制御手段を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、撮影手段の撮影画像に基づいて運転者が正面を注視していると判定された場合、特定の車両装備の表示部への表示が非表示となるので、特定の車両装備の表示部への表示をいつまでも継続させないようにすることができる。
また、請求項6に記載の発明は、撮影手段の撮影画像に基づいて予め定められた特定の物体を認識した場合、当該特定の物体を強調するための枠を重畳して表示させることを特徴としている。
このような構成によれば、撮影手段の撮影画像に基づいて予め定められた特定の物体を認識した場合、当該特定の物体を強調するための枠が重畳して表示されるので、例えば、前方車両や歩行者等を特定の物体として前方車両や歩行者等を強調するための枠を重畳して表示することにより、前方車両や歩行者等の視認性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る運転支援装置の構成を示す図である。 左右ドアミラーモニタ、ルームミラーモニタおよびメータモニタについて説明するための図である。 制御回路による前方画像表示処理を示すフローチャートである。 各車両装備のモニタの表示が非表示から表示へと切り替わる様子を示した図である。 ナビゲーション用モニタに前方カメラより入力される車両前方の撮影画像が表示された場合の表示例を示す図である。 注意喚起のためのアイコンが表示された場合の表示例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る運転支援装置の構成を図1に示す。本運転支援装置は、車両に搭載され、当該車両の運転者の運転支援を行う装置である。本運転支援装置は、車両の運転者を撮影する車室内カメラ10、運転者に照明光を照射する照明装置11、車両前方を撮影する前方カメラ12、車両前方の照明光を照射する照明装置13、各種画像を表示する表示部14、ナビゲーション装置15および制御回路16を備えている。
車室内カメラ10は、車両の運転席の前方に取り付けられ、運転者の顔を撮影した画像を制御回路16へ送出する。
照明装置11は、車両の運転者を照明するための発光部11aと、この発光部11aに流れる電流を制御する投光制御回路11bを有している。
前方カメラ12は、車室内または車両のフロントグリル等に取り付けられ、車両の前方を撮影した画像を制御回路16へ送出する。
照明装置13は、車両前方を照明するための発光部13aと、この発光部13aに流れる電流を制御する投光制御回路13bを有している。
表示部14は、図2に示すように、車両の左側ドアミラーDMaの鏡面に設けられた左ドアミラーモニタ14a、車両の右側ドアミラーDMbの鏡面に設けられた右ドアミラーモニタ14b、ルームミラーRMの鏡面に設けられたルームミラーモニタ14c、車両のメータM内に設けられたメータモニタ14dを有している。各モニタ14a〜14dは、EL(Electoro Luminescence)、液晶等のディスプレイを有し、制御回路16より入力される画像信号に応じた画像を当該ディスプレイに表示させる。なお、ミラーの鏡面にディスプレイを形成してモニタを構成する技術は周知技術であり、例えば、鏡面にディスプレイを形成したルームミラーモニタは市販されている。また、左ドアミラーモニタ14a、右ドアミラーモニタ14b、ルームミラーモニタ14cは、モニタ表面に鏡面処理が施されており、画像を表示しない場合にはモニタ表面が鏡面となるように構成されている。
ナビゲーション装置15は、ナビゲーション本体15aと、ナビゲーション用モニタ15bを備えている。ナビゲーション本体15aは、外部より入力される画像信号を入力するための外部入力端子を有しており、この外部入力端子を介して制御回路16より入力される画像信号に応じた画像をナビゲーション用モニタ15bに表示させることが可能となっている。本実施形態では、図2に示したように、前方カメラ12により撮影された車両前方の画像をナビゲーション用モニタ15bの一部(斜線で示す)に表示させることが可能となっている。
ナビゲーション本体15aは、GPS受信機、車速センサ、ジャイロスコープ等の現在位置を特定するための情報を出力する位置検出器、地図データを記憶した記憶媒体から地図データを取得する地図データ取得装置、各種処理を実施する制御部等(いずれも図示せず)を備えている。制御部の処理としては、位置検出器より入力される情報に基づいて車両の現在位置を特定する現在位置特定処理、自車位置周辺の地図データを地図データ取得装置から取得して自車位置周辺の地図上に自車位置マークを重ねて表示させる地図表示処理、出発地から目的地に至る案内経路を探索する経路探索処理、案内経路に従って走行案内を行う経路案内処理等がある。
制御回路16は、CPU、メモリ、I/O等を備えたコンピュータとして構成されており、CPUはメモリに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。制御回路16には、車両周辺の照度を検出するための照度センサ(図示せず)が接続されている。
制御回路16の処理としては、車室内カメラ10より入力される運転者の顔を撮影した画像に画像認識処理を施し、運転者の瞳孔の動きを追跡して視線の向きを割り出し、運転者がどこを見ているかを検出する視線検出処理、前方カメラ12より入力される車両前方の画像に画像認識処理を施して、前方車両や歩行者等の認識を行う物体認識処理、照度センサより入力される信号に基づいて車両周辺の照度を判定し、この判定結果に従って照明装置11、13の照明の自動点灯制御を行う照明制御処理等がある。
本運転支援装置は、車室内カメラ10により撮影された運転者の撮影画像に基づいて運転者が表示部を有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定した場合、当該特定の車両装備の表示部に車両の前方画像を表示させる前方画像表示処理を実施する。
次に、図3に従って、制御回路16による前方画像表示処理について説明する。車両のイグニッションスイッチがオン状態になると、本運転支援装置およびナビゲーション装置15は動作状態となり、制御回路16は、図3に示す処理を周期的に実施する。
まず、運転者の視線を特定する(S100)。具体的には、視線検出処理の検出結果に基づいて運転者の視線がどこを向いているかを特定する。
次のS102では、運転者の視線が指定対象物か否かを判定する。本実施形態では、左右ドアミラーDMa、DMb、ルームミラーRM、メータM、ナビゲーション用モニタ15bを指定対象物として、運転者の視線が指定対象物のいずれかを向いているか否かを判定する。
ここで、運転者が車両前方を向いており運転者の視線が指定対象物を向いている場合、S102の判定はNOとなり本処理を終了する。
また、運転者の視線がいずれかの指定対象物を向いている場合、S102の判定はYESとなり、次に、注視時間が予め定められた基準時間(例えば、2秒)以上か否かを判定する(S104)。
ここで、注視時間が予め定められた基準時間以上経過してない場合、S104の判定はNOとなり、本処理を終了する。
また、運転者の視線が指定対象物を向いており、かつ、注視時間が予め定められた基準時間以上経過すると、各S102、S104の判定はYESとなり、次に、指定対象物に前方画像を表示させる(S106)。すなわち、運転者がモニタを有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定すると、当該特定の車両装備のモニタに車両の前方画像を表示させる。
したがって、図4(a)、(b)に示すように、モニタを有する各車両装備のモニタの表示が非表示から表示へと切り替わる。なお、図中、斜線部で示す部分に車両の前方画像が表示される。実際には、図4(b)に示す左ドアミラーモニタ14a、右ドアミラーモニタ14b、ルームミラーモニタ14c、メータモニタ14dおよびナビゲーション用モニタ15bのうち、運転者が基準時間以上注視した特定の車両装備のモニタにのみ車両の前方画像を表示させる。
例えば、運転者の視線が左側ドアミラーDMaを予め定められた基準時間以上注視すると、左側ドアミラーモニタ14aに前方カメラ12より入力される車両前方の撮影画像が表示される。また、運転者の視線がナビゲーション用モニタ15bを予め定められた基準時間以上注視すると、ナビゲーション用モニタ15bに前方カメラ12より入力される車両前方の撮影画像が表示される。なお、車両前方の撮影画像に前方車両や歩行者等が含まれており、物体認識処理により前方車両や歩行者等の特定の物体が認識された場合、視認性を向上させるため、前方車両や歩行者等の特定の物体を強調するための枠を重畳させて表示させる。
図5に、ナビゲーション用モニタ15bに前方カメラ12より入力される車両前方の撮影画像が表示された場合の表示例を示す。図に示すように、ナビゲーション用モニタ15bに自車位置周辺の地図画面を表示させている場合、自車位置周辺の地図画面の一部領域(図5の例では右上部)に車両前方の撮影画像を表示させる。また、図に示すように前方車両が含まれる場合には、同時に前方車両の一部または全部を囲む枠W1、W2も表示させる。
次に、引き続き運転者が対象物を注視しているか否かを判定する(S108)。すなわち、引き続き、運転者がモニタを有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視しているか否かを判定する。
ここで、運転者が特定の車両装備への注視をやめると、S108の判定はNOとなり、車両装備のモニタへの前方画像の表示を中止する(S110)。すなわち、前方画像の表示を非表示とし、本処理を終了する。
しかし、引き続き運転者が特定の車両装備を注視している場合、S108の判定はYESとなり、次に、注意喚起音を発生させる(S112)。本実施形態では、注意喚起のための「ピンポンピンポン・・・」といった注意喚起音をスピーカ(図示せず)から出力させる。
そして、再度、引き続き運転者が対象物を注視しているか否かを判定する(S114)。
ここで、注意喚起音を発生させているにも関わらず、引き続き運転者が対象物を注視している場合、S114の判定はYESとなり、S106へ戻る。したがって、注意喚起音が継続してスピーカより出力される。
そして、運転者が特定の車両装備への注視をやめると、S114の判定はNOとなり、注意喚起音の発生および車両の前方画像の表示を中止する(S116)。すなわち、前方画像の表示を非表示とする。
次に、運転者が正面(前方)を目視したか否かを判定する(S118)。ここで、運転者が正面を目視してない場合、S118の判定はNOとなり、車両の前方画像を表示させていたモニタに注意喚起のためのアイコンIを表示させる(S120)。図6に、注意喚起のためのアイコンIの表示例を示す。図に示すように、車両の前方画像に代えて注意喚起のためのアイコンIが表示される。
そして、運転者が正面を目視すると、S118の判定はYESとなり、注意喚起のためのアイコンIの表示を中止する(S122)。すなわち、前方画像の表示を非表示とし、本処理を終了する。
上記した構成によれば、車両の運転者の撮影画像に基づいて運転者が表示部を有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定した場合、当該特定の車両装備の表示部に車両の前方画像が表示される。すなわち、警告音を発することなく、運転者が注視している特定の車両装備の表示部へ車両の前方画像を表示させることにより注意喚起が行われ、かつ、運転者はこの車両装備の表示部への車両の前方画像の表示により車両の前方を確認することができるので、運転者の煩わしさを低減し、かつ、運転者が特定の車両装備を視認中であっても車両前方の状況を認識することができる。
例えば、運転者が安全確認のためドアミラーやルームミラー等を注視している最中に、運転中の車両が前方車両に接近しても、注視する時間が基準時間以上になると車両装備に設けられた表示部に前方車両に接近する様子が映し出されるので、運転者は車両前方を注視していなくても車両装備に設けられた表示部の表示画像から前方車両の接近を認識することができる。
また、特定の車両装備の表示部に車両の前方画像が表示された後、更に、車室内カメラ10の撮影画像に基づいて運転者が表示部を有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定した場合、注意喚起音が発せられるので、より強く注意喚起を行うことができる。
また、特定の車両装備の表示部に車両の前方画像が表示された後、更に、車室内カメラ10の撮影画像に基づいて運転者が表示部を有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定した場合、車両の前方画像が非表示となり、注意喚起を促す表示体が特定の車両装備の表示部に表示されるので、より強く注意喚起を行うことができる。
また、車室内カメラ10の撮影画像に基づいて運転者が正面を注視していると判定された場合、特定の車両装備の表示部への表示が非表示となるので、特定の車両装備の表示部への表示をいつまでも継続させないようにすることができる。
また、車室内カメラ10の撮影画像に基づいて予め定められた特定の物体を認識した場合、当該特定の物体を強調するための枠が重畳して表示されるので、例えば、前方車両や歩行者等を特定の物体として前方車両や歩行者等を強調するための枠を重畳して表示することにより、前方車両や歩行者等の視認性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、左側ドアミラー、右側ドアミラー、ルームミラーの各ミラーの鏡面に各モニタ14a〜14cを設けた構成を示したが、必ずしもミラーの鏡面にモニタを設ける必要はなく、例えば、各ドアミラーの鏡面の周囲にドアミラーモニタを設けるようにしてもよい。また、車両の左右の側後方部を撮影する2つのカメラと、これらのカメラの撮影画像を表示するモニタとを有する所謂電子ミラーシステムを用いて左右のドアミラーを構成し、各ドアミラーの一部に車両前方の撮影画像を表示させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、左側ドアミラーDMa、右側ドアミラーDMb、ルームミラーRM、メータMの全ての車両装備にモニタが設けられた構成を示したが、必ずしもこれら全ての車両装備にモニタを備える必要はない。
また、上記実施形態では、左側ドアミラーDMa、右側ドアミラーDMb、ルームミラーRM、メータM等の車両装備にモニタを設けるようにした構成を示したが、これらの車両装備に限定されるものではなく、例えば、車両の天井に装着されるルームランプやマップランプ等を有するオーバーヘッドモジュール等に表示部を設けるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、S106にて指定対象物に前方画像を表示させた後、S108にて引き続き運転者が対象物を注視していることを判定した場合に注意喚起音を発生させ、更に、S114にて引き続き運転者が対象物を注視していることを判定した場合に前方画像の表示を中止してアイコンを表示させる構成を示したが、S108、S112の判定を省略し、S106にて指定対象物に前方画像を表示させた後、S114にて引き続き運転者が対象物を注視していることを判定した場合に前方画像の表示を中止してアイコンを表示させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、S120にてアイコンを表示部に表示させて注意喚起を行う構成を示したが、アイコン表示に限定されるものではなく、例えば、LED等を用いてインジケータを構成し、このインジケータを用いて注意喚起を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、運転者が注視している特定の車両装備に設けられた表示部に車両の前方画像を表示させる構成を示したが、このような構成に限定されるものではなく、例えば、表示部を有する車両装備の一部の複数のモニタに車両の前方画像を表示させる構成としてもよく、また、表示部を有する車両装備の全てのモニタに車両の前方画像を表示させるようにしてもよい。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、車室内カメラ10が撮影手段に相当し、S100〜S106が前方画像表示制御手段に相当し、S108〜S112が注意喚起音発生手段に相当し、S114〜S120が注意喚起表示制御手段に相当し、S118〜S122が非表示制御手段に相当する。
10 車室内カメラ
11 照明装置
11a 発光部
11b 投光制御回路
12 前方カメラ
13 照明装置
13a 発光部
13b 投光制御回路
14 表示部
14a 左ドアミラーモニタ
14b 右ドアミラーモニタ
14c ルームミラーモニタ
14d メータモニタ
15 ナビゲーション装置
15a ナビゲーション本体
15b ナビゲーション用モニタ
16 制御回路

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、当該車両の運転者の運転支援を行う運転支援装置であって、
    前記車両には、画像を表示するための表示部を有する車両装備が備えられており、
    前記車両の運転者を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段の撮影画像に基づいて前記運転者が前記表示部を有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定した場合、当該特定の車両装備の表示部に前記車両の前方画像を表示させる前方画像表示制御手段と、を備えたことを特徴とする運転支援装置。
  2. 前記車両装備は、左側ドアミラー、右側ドアミラー、ルームミラー、メータ、ナビゲーション用モニタの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記前方画像表示制御手段により前記特定の車両装備の表示部に前記車両の前方画像が表示された後、更に、前記撮影手段の撮影画像に基づいて前記運転者が前記表示部を有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定した場合、注意喚起音を発生させる注意喚起音発生手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の運転支援装置。
  4. 前記前方画像表示制御手段により前記特定の車両装備の表示部に前記車両の前方画像が表示された後、更に、前記撮影手段の撮影画像に基づいて前記運転者が前記表示部を有する特定の車両装備を予め定められた基準時間以上注視していることを判定した場合、前記車両の前方画像を非表示とし、注意喚起を促す表示体を前記特定の車両装備の表示部に表示させる注意喚起表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の運転支援装置。
  5. 前記撮影手段の撮影画像に基づいて前記運転者が正面を注視していることを判定した場合、前記特定の車両装備の表示部への表示を非表示とする非表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の運転支援装置。
  6. 前記前方画像表示制御手段は、前記撮影手段の撮影画像に基づいて予め定められた特定の物体を認識した場合、当該特定の物体を強調するための枠を重畳させて表示させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の運転支援装置。
JP2009005396A 2009-01-14 2009-01-14 運転支援装置 Expired - Fee Related JP5277974B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009005396A JP5277974B2 (ja) 2009-01-14 2009-01-14 運転支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009005396A JP5277974B2 (ja) 2009-01-14 2009-01-14 運転支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010165087A true JP2010165087A (ja) 2010-07-29
JP5277974B2 JP5277974B2 (ja) 2013-08-28

Family

ID=42581210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009005396A Expired - Fee Related JP5277974B2 (ja) 2009-01-14 2009-01-14 運転支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5277974B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012164012A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Denso Corp 視線検出装置および視線検出方法
WO2012121048A1 (ja) * 2011-03-04 2012-09-13 トヨタ自動車株式会社 接近車両検出装置
JP2012247871A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Fujitsu Ltd 運転技術判別装置および運転技術判別プログラム
JP2014025923A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Harman Becker Automotive Systems Gmbh ナビゲーションのためのナビゲーションシステムおよび方法
US8670878B2 (en) 2012-03-16 2014-03-11 Denso Corporation Portable equipment
JP2014510317A (ja) * 2010-10-20 2014-04-24 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 物品の利用
JP2014211787A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 本田技研工業株式会社 情報提供装置
JP2014238837A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド 車両用の凝視時間インジケータ
DE102017105225A1 (de) 2016-03-31 2017-10-05 Subaru Corporation Fahrzeugumgebungsüberwachungsvorrichtung
JP2018083441A (ja) * 2016-11-21 2018-05-31 株式会社デンソーテン 情報表示方法及び情報表示装置
JP2018129832A (ja) * 2018-03-15 2018-08-16 株式会社デンソー 画像処理装置
JP2019124930A (ja) * 2018-01-04 2019-07-25 ハーマン ベッカー オートモーティブ システムズ ゲーエムベーハー 透過材料照射
CN114523908A (zh) * 2022-03-18 2022-05-24 武汉华星光电技术有限公司 车载显示屏的控制方法及其控制装置、电子设备

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06251272A (ja) * 1993-02-23 1994-09-09 Mitsubishi Electric Corp 運転者視点判定装置及び脇見判定装置
JP2000322699A (ja) * 1999-05-12 2000-11-24 Toshiba Corp 車載機器の制御装置及びその制御方法
JP2001307298A (ja) * 2000-04-24 2001-11-02 Kenwood Corp 車載用ナビゲーション装置及び表示装置
JP2002274218A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Nissan Motor Co Ltd 車両用表示装置
JP2005125828A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Fujitsu Ten Ltd 車両周囲視認装置を備えた車両周囲視認システム
JP2006205971A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示制御装置
JP2007141223A (ja) * 2005-10-17 2007-06-07 Omron Corp 情報処理装置および方法、記録媒体、並びに、プログラム
JP2007233795A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Omron Corp 監視装置および方法、記録媒体、並びに、プログラム
JP2008123112A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Toyota Motor Corp 車両警告システム、車両警告方法
JP2008305096A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Toyota Motor Corp 運転支援装置
JP2009043003A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Denso Corp 運転支援装置
JP2010143250A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Nissan Motor Co Ltd 後方視認装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06251272A (ja) * 1993-02-23 1994-09-09 Mitsubishi Electric Corp 運転者視点判定装置及び脇見判定装置
JP2000322699A (ja) * 1999-05-12 2000-11-24 Toshiba Corp 車載機器の制御装置及びその制御方法
JP2001307298A (ja) * 2000-04-24 2001-11-02 Kenwood Corp 車載用ナビゲーション装置及び表示装置
JP2002274218A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Nissan Motor Co Ltd 車両用表示装置
JP2005125828A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Fujitsu Ten Ltd 車両周囲視認装置を備えた車両周囲視認システム
JP2006205971A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示制御装置
JP2007141223A (ja) * 2005-10-17 2007-06-07 Omron Corp 情報処理装置および方法、記録媒体、並びに、プログラム
JP2007233795A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Omron Corp 監視装置および方法、記録媒体、並びに、プログラム
JP2008123112A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Toyota Motor Corp 車両警告システム、車両警告方法
JP2008305096A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Toyota Motor Corp 運転支援装置
JP2009043003A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Denso Corp 運転支援装置
JP2010143250A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Nissan Motor Co Ltd 後方視認装置

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014510317A (ja) * 2010-10-20 2014-04-24 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 物品の利用
US8866736B2 (en) 2011-02-03 2014-10-21 Denso Corporation Gaze detection apparatus and method
JP2012164012A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Denso Corp 視線検出装置および視線検出方法
CN103380448B (zh) * 2011-03-04 2015-11-25 丰田自动车株式会社 靠近车辆检测装置
WO2012121048A1 (ja) * 2011-03-04 2012-09-13 トヨタ自動車株式会社 接近車両検出装置
JP2012185004A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Toyota Motor Corp 接近車両検出装置
CN103380448A (zh) * 2011-03-04 2013-10-30 丰田自动车株式会社 靠近车辆检测装置
JP2012247871A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Fujitsu Ltd 運転技術判別装置および運転技術判別プログラム
US8670878B2 (en) 2012-03-16 2014-03-11 Denso Corporation Portable equipment
JP2014025923A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Harman Becker Automotive Systems Gmbh ナビゲーションのためのナビゲーションシステムおよび方法
JP2014211787A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 本田技研工業株式会社 情報提供装置
JP2014238837A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド 車両用の凝視時間インジケータ
CN104228706A (zh) * 2013-06-06 2014-12-24 威斯通全球技术公司 用于交通工具的凝视时间指示器
DE102017105225A1 (de) 2016-03-31 2017-10-05 Subaru Corporation Fahrzeugumgebungsüberwachungsvorrichtung
US10556540B2 (en) 2016-03-31 2020-02-11 Subaru Corporation Vehicle surroundings monitoring apparatus
JP2018083441A (ja) * 2016-11-21 2018-05-31 株式会社デンソーテン 情報表示方法及び情報表示装置
JP2019124930A (ja) * 2018-01-04 2019-07-25 ハーマン ベッカー オートモーティブ システムズ ゲーエムベーハー 透過材料照射
KR20190088397A (ko) * 2018-01-04 2019-07-26 하만 베커 오토모티브 시스템즈 게엠베하 물질 투과 조명
KR102647373B1 (ko) * 2018-01-04 2024-03-13 하만 베커 오토모티브 시스템즈 게엠베하 물질 투과 조명
JP2018129832A (ja) * 2018-03-15 2018-08-16 株式会社デンソー 画像処理装置
CN114523908A (zh) * 2022-03-18 2022-05-24 武汉华星光电技术有限公司 车载显示屏的控制方法及其控制装置、电子设备
CN114523908B (zh) * 2022-03-18 2023-06-02 武汉华星光电技术有限公司 车载显示屏的控制方法及其控制装置、电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP5277974B2 (ja) 2013-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5277974B2 (ja) 運転支援装置
US10217361B2 (en) Apparatus and method for sensing and notifying pedestrian
JP4981566B2 (ja) 運転支援装置および運転支援方法
JP4935571B2 (ja) 運転支援装置
JP4867463B2 (ja) 運転支援装置
JP2008013070A (ja) 車両用表示装置
JP2007249364A (ja) 安全運転支援システム及び安全運転支援装置
JP2007295043A (ja) 車両周囲監視装置
JP2008230558A (ja) 車両周辺監視装置
WO2016039256A1 (ja) 表示機能付きミラー装置および表示切替方法
JP2007233770A (ja) 車載周辺状況提示装置
JP2006338594A (ja) 歩行者認識装置
JP2008018760A (ja) 運転支援装置
WO2013115241A1 (ja) 車両の運転手の注意を喚起する装置及びその方法
JP2010130647A (ja) 車両周辺確認装置
JP2008126794A (ja) 車両用外部情報表示装置
JP5131152B2 (ja) 視覚支援装置
JP4857891B2 (ja) 運転支援装置及びプログラム
JP2019188855A (ja) 車両用視認装置
JP2016199266A (ja) 表示機能付きミラー装置および表示切替方法
JP2017073040A (ja) 車両用視認装置及び車両用視認制御プログラム
JP2006273002A (ja) 車両用監視装置
JP2014172554A (ja) カメラ付き表示装置
JP2007178293A (ja) 車両用表示装置
JP2007148506A (ja) 運転支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130506

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5277974

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees