JP2010156078A - 外反母趾用靴下 - Google Patents

外反母趾用靴下 Download PDF

Info

Publication number
JP2010156078A
JP2010156078A JP2008335076A JP2008335076A JP2010156078A JP 2010156078 A JP2010156078 A JP 2010156078A JP 2008335076 A JP2008335076 A JP 2008335076A JP 2008335076 A JP2008335076 A JP 2008335076A JP 2010156078 A JP2010156078 A JP 2010156078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finger
hallux valgus
elastic
joint
metatarsal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008335076A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Moriyama
孝一 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yuki KK
Original Assignee
Yuki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yuki KK filed Critical Yuki KK
Priority to JP2008335076A priority Critical patent/JP2010156078A/ja
Publication of JP2010156078A publication Critical patent/JP2010156078A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】外反母趾ならびに内反小趾を改善するための靴下を提供する。その際、改善に必要な部位のみを適当に押圧することが可能となる。
【解決手段】第一中足骨骨頭部関節31を押圧する第1弾性伸縮部20aと第五中足骨基底部関節32を押圧する第2弾性伸縮部20bを有し、当該部位のみを適当な押圧力で内側に圧迫して外反母趾、内反小趾の治癒を図った。また、第二指第三指間、第三指第四指間に切り欠きを設け、その深さを適当に調節したために最適な足指の配置となるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、外反母趾を防止または改善する靴下に関する。
従来、足の適当な部位を押圧し、第一指および第五指の拡開を促し外反母趾、内反小趾を防止ないし改善する靴下としては、例えば、特許文献1に示すようなものがある。すなわち、足の中足関節部及び第5中足骨基底部に当接する部分を他の部分より弾力性が強い部材で構成し、親指及び小指を嵌入する袋部を足先両側に形成し、中足関節部及び第5中足骨基底部を押圧する力により親指及び小指を外方に拡開するものである。
特開2001−262405号公報
しかしながら、前述したような特許文献1に記載の技術は、中足骨骨頭部関節および第5中足骨基底部に当接する部位に二重のリング状の弾性伸縮部を設けたもので必要部位以外も圧迫することとなり、適切に第一指および第五指の拡開を促すとはいえないという問題点があった。
本発明は、以上のような従来技術が有する問題点に着目してなされたもので、第一指および第五指を拡開するために必要な部位のみを適切に圧迫することができ、より効果的に外反母趾を防止または改善する外反母趾用靴下を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項の発明に存する。
[1] 外反母趾を予防または改善する靴下であって、
第一中足骨基底側から第一中足骨骨頭部関節(31)を覆う部位にかけて内側側面に形成する第1弾性伸縮部(20a)と、
第一中足骨骨頭部から内側方向へ引っ張る第2弾性伸縮部(20b)とを備え、
前記各弾性伸縮部(20)は他の部位より弾性力の強い素材によってなり、
前記各弾性伸縮部(20)が伸縮することにより、前記第一中足骨骨頭部関節(31)を内部に押圧し、第一指は外側に拡開される
ことを特徴とする外反母趾用靴下(10)。
[2] 前記第2弾性伸縮部(20b)は第五中足骨基底部関節(32)を被う部位を通過し、
前記各弾性伸縮部(20)が伸縮することにより、前記第一中足骨骨頭部関節(31)および前記第五中足骨基底部関節(32)を内部に押圧し、第一指及び第五指は外側に拡開される
ことを特徴とする[1]記載の外反母趾用靴下(10)。
[3] 前記第2弾性伸縮部(20b)は、甲側に配されるとともに、
第一中足骨骨頭部から第五中足骨基底部にかけて足の裏側表面に沿って形成する第3弾性伸縮部(20c)と、
第一中足骨骨頭部から中足骨骨頭部関節の外周に沿って形成する第4弾性伸縮部(20d)とを備え、
前記各弾性伸縮部(20)が伸縮することにより、前記第一中足骨骨頭部関節(31)および前記第五中足骨基底部関節(32)を内部に押圧し、第一指及び第五指は外側に拡開される
ことを特徴とする[1]または[2]記載の外反母趾用靴下(10)。
[4] 第一指、第五指を覆う先端には第一指、第五指が嵌入される袋部(40a,40b)を形成したことを特徴とする[1]、[2]、又は[3]記載の外反母趾用靴下(10a)。
[5] 第二指、第三指、第四指を覆う部位には第二指、第三指、第四指が嵌入される袋部(41a,41b,41c)を形成し、
第二指と第三指の間の切り欠き(42a)は第二指の第一関節まで、第三指と第四指の間の切り欠き(42b)は第四指の第一関節まで、
としたことを特徴とする[4]記載の外反母趾用靴下(10a)。
[6] 第一指〜第五指を外反母趾ならび内反小趾を罹患していない正常な位置に支持する足指支持具(50a)を配置した
ことを特徴とする[1]、[2]、または[3]記載の外反母趾用靴下(10)。
[7] 第二指〜第四指を外反母趾ならび内反小趾を罹患していない正常な位置に支持する足指支持具(50b)を配置した
ことを特徴とする[1]、[2]、[3]、または[4]記載の外反母趾用靴下(10b)。
前記本発明は次のように作用する。
靴や履物などによって締め付けられることで変形した外反母趾ならびに内反小趾の足は第一指、第五指が第一中足骨骨頭部関節(31)、第五中足骨基底部関節(32)より内側に変形している。着用者は第一中足骨骨頭部関節(31)ならびに第五中足骨骨頭部関節(32)に第一中足骨骨頭部関節当接部位(A)、第五中足骨基底部関節当接部位(B)をそれぞれ関節位置に配する。
前記[1]記載の外反母趾用靴下(10)によれば、第1弾性伸縮部(20a)、第2弾性伸縮部(20b)の各弾性伸縮部(20)が伸縮し、前記第一中足骨骨頭部関節(31)を内部に押圧することにより第一指及び第五指は外側に拡開することができる。
前記[2]記載の外反母趾用靴下(10)によれば、第1弾性伸縮部(20a)、第2弾性伸縮部(20b)の各弾性伸縮部(20)が伸縮し、前記第一中足骨骨頭部関節(31)及び前記第五中足骨基底部関節(32)を内部に押圧することにより第一指及び第五指は外側に拡開することができる。
前記[3]記載の外反母趾用靴下(10)によれば、第1弾性伸縮部(20a)、第2弾性伸縮部(20b)、第3弾性伸縮部(20c)、第4弾性伸縮部(20d)の各弾性伸縮部(20)が伸縮し、前記第一中足骨骨頭部関節(31)及び前記第五中足骨基底部関節(32)を内部に押圧することにより第一指及び第五指は外側に拡開することができる。
前記[4]記載の外反母趾用靴下(10a)によれば、第1弾性伸縮部(20a)、第2弾性伸縮部(20b)、第3弾性伸縮部(20c)、第4弾性伸縮部(20d)の各弾性伸縮部(20)が伸縮し、前記第一中足骨骨頭部関節(31)及び前記第五中足骨基底部関節(32)を内部に押圧することにより第一指及び第五指は外側に拡開する。さらに、第1指および第5指を納める袋部(40a,40b)を備えており、靴下地が第一指および第五指に密着した状態で拡開することができる。
前記[5]記載の外反母趾用靴下(10a)によれば、第1弾性伸縮部(20a)、第2弾性伸縮部(20b)、第3弾性伸縮部(20c)、第4弾性伸縮部(20d)の各弾性伸縮部(20)が伸縮し、前記第一中足骨骨頭部関節(31)及び前記第五中足骨基底部関節(32)を内部に押圧することにより第一指及び第五指は外側に拡開する。さらに、第1指および第5指を納める袋部を備えており、靴下地が第一指および第五指に密着した状態で拡開することができる。また、第二指と第三指の間、第三指と第四指の間に切り欠き(42a,42b)を形成し、その長さを第二指と第三指の間の切り欠き(42a)は第二指の第一関節まで、第三指と第四指の間の切り欠き(42b)は第四指の第一関節までの長さとしたので足指の開き具合が適当に調整される。
前記[6]記載の外反母趾用靴下(10)によれば、第1弾性伸縮部(20a)、第2弾性伸縮部(20b)、第3弾性伸縮部(20c)、第4弾性伸縮部(20d)の各弾性伸縮部(20)が伸縮し、前記第一中足骨骨頭部関節(31)及び前記第五中足骨基底部関節(32)を内部に押圧することにより第一指及び第五指は外側に拡開する。さらに、足指支持具(50a)によって、正常位置に足指が固定されているので、より安定して正常位置に拡開される。
前記[7]記載の外反母趾用靴下(10b)によれば、第1弾性伸縮部(20a)、第2弾性伸縮部(20b)、第3弾性伸縮部(20c)、第4弾性伸縮部(20d)の各弾性伸縮部(20)が伸縮し、前記第一中足骨骨頭部関節(31)及び前記第五中足骨基底部関節(32)を内部に押圧することにより第一指及び第五指は外側に拡開する。さらに、足指支持具(50b)によって、正常位置に足指が固定されているので、より安定して正常位置に拡開される。
本発明に係る外反母趾用靴下によれば、適切な部位に配置した各弾性伸縮部が第一中足骨骨頭部関節を押圧することにより第一指が外側に拡開させ、正常な足本来の縦アーチ、横アーチを再生し、外反母趾、内反小趾を防止ないし改善することができる。
以下、図面に基づき本発明を代表する各種実施の形態を説明する。
図1、図2は本発明の第一の実施の形態を示している。
図1は本実施の形態に係る外反母趾用靴下の装着状態を示す斜視図であり、図2は装着状態を示す底面図であり、図5は足の内部を模式的に表した説明図である。
本実施の形態に係る外反母趾用靴下10は、足の全部又は一部を被う靴下本体と、第1弾性伸縮部20aと、第2弾性伸縮部20bと、第3弾性伸縮部20cと、第4弾性伸縮部20dとを備えている。
図1、図2、図5に示すように、外反母趾用靴下10は靴下本体の第一中足骨骨頭部関節31および第五中足骨基底部関節32に対応する部位に内部へ押圧するための第1〜第4の各弾性伸縮部20を配置している。
靴下は足にゴム等の弾性力を持った素材が織り込まれて踝、指等の足の形状に合うように形成されるが、弾性伸縮部20は通常の本体の生地部分より強力な弾性力を持つ素材を使用する。特に帯状の弾性伸縮部20の長さ方向に引っ張る力を持たせ、当接部位を反対する2方向以上から各弾性伸縮部20の引っ張ることによって、接続する部分は強く引っ張られることになり、当該部分に凸形状である当接部位を位置させて、内方向への強い押圧力を可能なものとする。
靴や履物などによって第一指が内側に締め付けられることで変形した外反母趾の足は第一指が第一中足骨骨頭部関節31より内側に変形し、又はかつ湾曲して第二指上に乗り上げた状態となり、第一中足骨骨頭部関節は側面外側に突出する(外反母趾)。また、内反小趾の足は第五指が第五中足骨基底部関節又は第五中足骨骨頭部関節より内側に変形し、又はかつ湾曲して第四指上に乗り上げた状態となり、第五中足骨基底部関節32は突出した状態となる(内反小趾)。関節部が外に張り出した状態となると付近の骨が周囲の神経を圧迫して痛みを伴った状態となることも多い。
第1弾性伸縮部20aは、第1中足骨基底部36a側から足の内側側面に沿って第一中足骨骨頭部関節31を被うように配置され、弾性力によって内側に押圧する。靴や履物などによって第一指が内側に締め付けられることで変形した足は第一中足骨骨頭部関節31より内側に曲がった状態となり、該関節は側面外側に突出した状態となる。この当該関節部位に足の側面外側から当接する部位に第1弾性伸縮部20aの(第一中足骨骨頭部関節)当接部位Aを位置させる。当該当接部位Aよりかかと方向への第1弾性伸縮部20aの長さは弾性力の強さなどを考慮してその長短を調節するが、本実施の形態に係る外反母趾用靴下10では第一中足骨基底部近傍にかかと側の一端を位置させることとした。
第2弾性伸縮部20bは、第1弾性伸縮部20aの当接部位Aより連続して足の上部の甲を通り第五中足骨基底部関節32に至り、該第五中足骨基底部関節32を被い、(第五中足骨基底部関節)当接部位Bを通過して足裏に至る。足裏側の端部は三角形状に形成した。
第3弾性伸縮部20cは、第1弾性伸縮部20aの当接部位Aより連続して足の下部の土踏まずを通り第五中足骨基底部関節32に当接する部位(当接部位B)に至る位置に配される。
第4弾性伸縮部20dは、第1弾性伸縮部20aの当接部位Aより連続して足の周状に配され、第二〜第五中足骨骨頭部関節の近傍をその上面および下面に沿って周回し第1弾性伸縮部20aの当接部位Aに至る。なお、第五指付近では帯状の第4弾性伸縮部20dの一部を切り欠いて、第五指の可動を妨げないようにしてもよい。(図1および図2の第4弾性伸縮部20dの第五指の基部付近の切り欠きを参照。)
本実施の形態に係る外反母趾用靴下10において、隣接する弾性伸縮部20同士を連続して配置するものとして記述したが、必ずしも連続している必要が無いのは言うまでもない。生地上の一部に弾性伸縮部を設けたとき、その弾性力は長さ方向の連続した部位に及ぶからである。
また、第4弾性伸縮部20dは上面と下面で分割した構成としてもよい。これにより右側側面部分(右足の場合)にかかる部分を押圧させなくすることができる。
靴下本体は様々なタイプのものが対応可能である。例えば通常の丈のものに加え、ローカットのもの、ストッキングなどである。
また、本実施の形態に係る外反母趾用靴下10の内部に足指支持具50a,50bを配置することもできる(図6、図7参照)。足指支持具50bを配置する構成については後述するので、ここでは足指支持具50aについて説明する。足指支持具50aは第一指〜第五指が嵌入される嵌入部51と足底位置に足底部52が一体に成形され、材質は一般の合成樹脂(例えば、塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、シリコン樹脂)等の皮膚に直接触れることが可能なものであって、体重を掛けても型崩れせず、形状を維持し、柔軟性がある素材によって形成されるものである。
足指支持具50a,50bによって、足指、特に嵌入部51に嵌入された第一指、第五指がいっそう強固に固定され、一層外反母趾ならびに内反小趾の改善の度合いを高めることができる。
次に本実施の形態に係る外反母趾用靴下10の作用を説明する。
長さ、幅、形状、によって適当に調整された第1弾性伸縮部20a、第2弾性伸縮部20b、第3弾性伸縮部20c、第4弾性伸縮部20dは、その弾性力によって、第一中足骨骨頭部関節当接部位Aより第一中足骨骨頭部関節31を、第五中足骨基底部関節当接部位Bより第五中足骨基底部関節32を押圧する。
第一中足骨骨頭部関節31は、第1弾性伸縮部20aによってその引っ張り方向である第一中足骨基底部方向に、第2弾性伸縮部20bによってその引っ張り方向である第五中足骨骨頭部関節32方向に、第3弾性伸縮部20cによってその引っ張り方向である第五中足骨基底部足裏方向に、第4弾性伸縮部20dによってその引っ張り方向である第五中足骨基底部甲側方向に力を受け、第一中足骨骨頭部関節31はそれらの合力方向へ押圧されることになる。
第五中足骨基底部関節32は、第3弾性伸縮部20cによってその引っ張り方向である第一中足骨基底部方向の甲側に、第4弾性伸縮部20dによってその引っ張り方向である第一中足骨基底部方向の足裏側に力を受け、第五中足骨基底部関節32はそれらの合力方向へ押圧される。
なお、本実施の形態に係る外反母趾用靴下10では、第1弾性伸縮部20aおよび第4弾性伸縮部20dを第一中足骨骨頭部関節31、第五中足骨基底部関節32に当接させたが、第1弾性伸縮部20aに代わり第2弾性伸縮部20b、第3弾性伸縮部20c、第4弾性伸縮部20dを、第4弾性伸縮部20dに代わり第3弾性伸縮部20cを各関節に当接しその他の接する弾性伸縮部を連続に配置してもよい。
また、外反母趾を患う足の第一指は内側に変形すると共に、基底部側から見て(右足の場合)逆時計回り方向に回旋している場合が多い。これを逆方向に強制するために、第2弾性伸縮部20bの上側(甲側)の弾性力を下側に比べて強いものを配し、時計回り方向に力を与えるように構成することとしても良い。
図3は本発明の第2実施の形態を示している。
本実施の形態では、第一指、第五指が嵌入される袋部40a,40bを設けるとともに、第二指第三指の間、第三指第四指の間に切り欠きを設け、第二指、第三指、第四指が嵌入される袋部41a,41b,41cを形成したものである。なお、第1実施の形態と同種の部位には同一符号を付して重複した説明を省略する。
本実施の形態に係る外反母趾用靴下10aは靴下本体の第一指、第五指部分に第一指袋部40aと第五指袋部40bを形成すると共に、第二指と第三指の間に切り欠き42aと第三指と第四指の間に切り欠き42bを設け、切り欠き42aは第二指の第一関節までとし、切り欠き42bは第四指の第一関節までとしたものである。
切り欠き42a,42bを指の根元までとはせずに中間位置までとしたため、第二指、第三指、第四指の拡開が調節され、先に述べた第一指袋部40aと第五指袋部40bとあわせて、最適な足指の配置となり、縦、横のアーチを再生して最適に外反母趾、内反小趾を改善することができる。
図4および図7は本発明の第3実施の形態を示している。
本実施の形態では、第一指袋部40aと第五指袋部40bを備え、内部に足指支持具50bを配置したものである。なお、第1実施の形態と同種の部位には同一符号を付して重複した説明を省略する。
本実施の形態に係る外反母趾用靴下10bは靴下本体の第一指、第五指部分に第一指袋部40aと第五指袋部40bを形成し、第二指、第三指、第四指部分に足指支持具50bを配置している。
足指支持具50bは第二指、第三指、第四指が嵌入される嵌入部51と、足底部分に足底部52が一体に成形されている。材質は一般の合成樹脂、例えば、塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、シリコン樹脂等などが使用される。
本実施の形態に係る外反母趾用靴下10bによれば、第一指袋部40aと第五指袋部40bが形成されているので、第一指および第五指の自由な可動が可能となり、より第一指、第五指の拡開が容易なものとなる。また、指の形状にフィットしているため、汗等の吸収し易いものとなる。
また、第二指〜第四指が嵌入された足指支持具50bは、第二指〜第四指を一体とすることで第一指ならびに第五指の乗り上げを防ぎ、前述の各弾性伸縮部20の働きと合わせて、外反母趾、内反小趾の改善の効果を高めることができる。
なお、本発明に係る外反母趾用靴下は、前述した各種実施の形態に限定されるものではなく、例えば、前記実施の形態においては、通常の靴下に各弾性伸縮部を設けた外反母趾用靴下を示したが、靴下は足裏に指圧効果のための突起を設けたものであってもよい。また、滑り止めの効果を施したものでもよい。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は前述した実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、第二の実施の形態では、第一指、第五指に袋部を設け、第二指第三指間と第三指第四指間の切り欠きをそれぞれ第二指の第一関節まで、第四指の第一関節までの長さとしたが、外反母趾の状態や足の形状などによっては、その切り欠きの深さを適宜調節するものであってもよい。
本発明の第1実施の形態に係る外反母趾用靴下の装着状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施の形態に係る外反母趾用靴下の装着状態を示す底面図である。 本発明の第2実施の形態に係る外反母趾用靴下の装着状態を示す斜視図である。 本発明の第3実施の形態に係る外反母趾用靴下の装着状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る足の内部を模式的に表した説明図である。 本発明の実施の形態に係る外反母趾用靴下の内部に配置する足指支持具を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る外反母趾用靴下の内部に配置する足指支持具を示す斜視図である。
符号の説明
10…外反母趾用靴下
10a…外反母趾用靴下
10b…外反母趾用靴下
10c…外反母趾用靴下
20…弾性伸縮部
20a…第1弾性伸縮部
20b…第2弾性伸縮部
20c…第3弾性伸縮部
20d…第4弾性伸縮部
(30…足)
31…第一中足骨骨頭部関節
A…第一中足骨骨頭部関節当接部位
32…第五中足骨基底部関節
B…第五中足骨基底部関節当接部位
35…中足骨骨頭部
35a…第一中足骨骨頭部
35b…第二中足骨骨頭部
35c…第三中足骨骨頭部
35d…第四中足骨骨頭部
35e…第五中足骨骨頭部
36…中足骨基底部
36a…第一中足骨基底部
36b…第二中足骨基底部
36c…第三中足骨基底部
36d…第四中足骨基底部
36e…第五中足骨基底部
40a…第一指袋部
40b…第五指袋部
41a…第二指袋部
41b…第三指袋部
41c…第四指袋部
42a…切り欠き
42b…切り欠き
50a…足指支持具(5指タイプ)
50b…足指支持具(3指タイプ)
51…嵌入部
52…足底部

Claims (7)

  1. 外反母趾を予防または改善する靴下であって、
    第一中足骨基底側から第一中足骨骨頭部関節を覆う部位にかけて内側側面に形成する第1弾性伸縮部と、
    第一中足骨骨頭部から内側方向へ引っ張る第2弾性伸縮部とを備え、
    前記各弾性伸縮部は他の部位より弾性力の強い素材によってなり、
    前記各弾性伸縮部が伸縮することにより、前記第一中足骨骨頭部関節を内部に押圧し、第一指は外側に拡開される
    ことを特徴とする外反母趾用靴下。
  2. 前記第2弾性伸縮部は第五中足骨基底部関節を被う部位を通過し、
    前記各弾性伸縮部が伸縮することにより、前記第一中足骨骨頭部関節および前記第五中足骨基底部関節を内部に押圧し、第一指及び第五指は外側に拡開される
    ことを特徴とする請求項1記載の外反母趾用靴下。
  3. 前記第2弾性伸縮部は、甲側に配されるとともに、
    第一中足骨骨頭部から第五中足骨基底部にかけて足の裏側表面に沿って形成する第3弾性伸縮部と、
    第一中足骨骨頭部から中足骨骨頭部関節の外周に沿って形成する第4弾性伸縮部とを備え、
    前記各弾性伸縮部が伸縮することにより、前記第一中足骨骨頭部関節および前記第五中足骨基底部関節を内部に押圧し、第一指及び第五指は外側に拡開される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の外反母趾用靴下。
  4. 第一指、第五指を覆う部位には第一指、第五指が嵌入される袋部を形成したことを特徴とする請求項1、2、又は3記載の外反母趾用靴下。
  5. 第二指、第三指、第四指を覆う部位には第二指、第三指、第四指が嵌入される袋部を形成し、
    第二指と第三指の間の切り欠きは第二指の第一関節まで、第三指と第四指の間の切り欠きは第四指の第一関節まで、
    としたことを特徴とする請求項4記載の外反母趾用靴下。
  6. 第一指〜第五指を外反母趾ならび内反小趾を罹患していない正常な位置に支持する足指支持具を配置した
    ことを特徴とする請求項1、2、または3記載の外反母趾用靴下。
  7. 第二指〜第四指を外反母趾ならび内反小趾を罹患していない正常な位置に支持する足指支持具を配置した
    ことを特徴とする請求項1、2、3、または4記載の外反母趾用靴下。
JP2008335076A 2008-12-26 2008-12-26 外反母趾用靴下 Pending JP2010156078A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008335076A JP2010156078A (ja) 2008-12-26 2008-12-26 外反母趾用靴下

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008335076A JP2010156078A (ja) 2008-12-26 2008-12-26 外反母趾用靴下

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010156078A true JP2010156078A (ja) 2010-07-15

Family

ID=42574190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008335076A Pending JP2010156078A (ja) 2008-12-26 2008-12-26 外反母趾用靴下

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010156078A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8916101B2 (en) 2011-12-27 2014-12-23 Komatsu Ltd. Reducing agent aqueous solution mixing device and exhaust gas post-treatment device
US8932530B2 (en) 2011-12-27 2015-01-13 Komatsu Ltd. Reducing agent aqueous solution mixing device and exhaust gas post-treatment device
JP2019122507A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 株式会社快養 足関節矯正用靴下

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000328304A (ja) * 1999-05-12 2000-11-28 Iwao Kasahara 足のねじれ矯正用靴下
JP2004250796A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Shinko Kk 外反母趾用靴下
JP3112553U (ja) * 2005-05-19 2005-08-18 株式会社ドリーム あしゆびグリップ
JP3116612U (ja) * 2005-07-26 2005-12-15 株式会社ハーバー研究所 足指装着具
JP2006265774A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Ichiro Tatsumoto 指収納部を有したくつ下
JP2008161344A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Iwao Kasahara 外反母趾及び内反小指矯正用靴下

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000328304A (ja) * 1999-05-12 2000-11-28 Iwao Kasahara 足のねじれ矯正用靴下
JP2004250796A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Shinko Kk 外反母趾用靴下
JP2006265774A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Ichiro Tatsumoto 指収納部を有したくつ下
JP3112553U (ja) * 2005-05-19 2005-08-18 株式会社ドリーム あしゆびグリップ
JP3116612U (ja) * 2005-07-26 2005-12-15 株式会社ハーバー研究所 足指装着具
JP2008161344A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Iwao Kasahara 外反母趾及び内反小指矯正用靴下

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8916101B2 (en) 2011-12-27 2014-12-23 Komatsu Ltd. Reducing agent aqueous solution mixing device and exhaust gas post-treatment device
US8932530B2 (en) 2011-12-27 2015-01-13 Komatsu Ltd. Reducing agent aqueous solution mixing device and exhaust gas post-treatment device
JP2019122507A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 株式会社快養 足関節矯正用靴下

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2009144967A1 (ja) 足の変形を伴う疾患を予防または治療するためのサポーター構造体
JP4553269B1 (ja) 足部障害用サポーター
JP2005013682A (ja) 履物及び履物用中敷き
JP5548949B2 (ja) 矯正ストラップ及びこれを用いた足矯正具
JP2964405B1 (ja) 外反母趾矯正具
WO2011067948A1 (ja) ハイヒール用中敷
JPWO2020067476A1 (ja) シューズ
JP2010156078A (ja) 外反母趾用靴下
WO2021039156A1 (ja) フットカバー
JP5463576B2 (ja) 整形外科靴下
US20030005601A1 (en) Corrective appliance mounted to footwear for correcting and preventing deformity of a foot
JP2006198007A (ja) 履物
JP7341642B2 (ja) フットカバー
JP6081732B2 (ja) フットカバー
JP5449043B2 (ja) スポーツ用サポーター
JP2018154959A (ja) フットカバー
JP2010196215A (ja) 足被覆具及びその製造方法
JP6871209B2 (ja) シューズ
WO2017214318A2 (en) Foot supporting garments and methods
JP6964885B2 (ja) 靴下
JP5398874B2 (ja) 外反母趾矯正用具
JP3176805U (ja) 足用ガードル
JP6068876B2 (ja) フットカバー
JP3214199U (ja) つま先立ち姿勢安定用補助具
JP2008245677A (ja) トゥシューズ装着補助具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20111226

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

A02 Decision of refusal

Effective date: 20130702

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02