JP2010151053A - 燃料噴射ノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料粒径の微粒化と、噴射方向の制御性とを両立させる。
【解決手段】末広がりの噴孔11を下流外向き配置としたうえで、噴孔11の上流側端面の中心軸からの最遠部と下流側端面の中心軸からの最近部との距離xと、噴孔11の中心軸側壁面の長さLとの関係を、x/L<0.05としている。
発明者らの試験により、x/Lの値を0.05以下にすると、燃料の噴射角θ1sが噴孔11の中心軸側壁面の角度θ1に近づき、所望の噴射角θ1に近い噴射角θ1sになることが分かった。この試験結果より、本発明はx/L<0.05を満たすように構成することで、噴射角θ1sを噴孔11の中心軸側壁面の角度θ1に近づけることができ、ひいては、噴射された燃料の燃焼効率向上を図ることができる。つまり、これによれば、液体燃料を微細化する噴孔11にて噴射方向の制御性を確保することができるため、微粒化と制御性とを両立させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、断面積が下流側に向かって大きくなるテーパ形状をしており、かつ内側壁面の角度がニードルおよびハウジングの中心軸から下流側に開くように傾斜した噴孔を、ノズル先端部に有する燃料噴射ノズルに関するものであり、加圧圧送された液体燃料を内燃機関の燃焼室内に直接噴射する筒内直噴用の燃料噴射弁の燃料噴射ノズルに適用して好適である。
下記の特許文献1には、流体噴霧を微粒化する流体噴射ノズルが示されている。これは、噴孔が噴孔軸線を中心に流体出口側に向けて径を拡大しており、噴孔内周面の面積が同一径の噴孔と比較して大きくなっている。さらに、噴孔に流入する燃料は第1の交線を含む噴孔内周面に確実に接触して案内されながら広がる。従って、噴孔から噴射される流体は液柱とならずに広がって液膜となるので、微粒化し易い。
また、下記の特許文献2には、燃料の噴射角ばらつきを低減する燃料噴射弁が示されている。これは、バルブボディとニードルとを備え、バルブボディの内面とニードルの外面との間に、軸方向に延びる環状の第1燃料通路と、第1燃料通路の下流端から環状内側に延びるとともに噴孔と連通する第2燃料通路とが形成され、バルブボディのうち噴孔が形成されている部分の板厚寸法をt、噴孔の直径をdとした場合に、1.25≦t/d≦4を満たすようにしている。これによれば、噴射角収縮率を100%に近づけて噴射角αsを噴孔の傾きαhに近づけることができる。
特開2001−317431号公報 特開2008−248844号公報
上記の従来技術は、液体燃料の微細化と噴射方向の制御性とのそれぞれを追求したものであり、内燃機関の性能向上にはどちらも重要である。しかしながら、上記の従来技術はどちらも噴孔に関することであるため、単に組み合せれば微細化と制御性とが両立するという単純なものではない。そこで本発明は、このような従来の技術に着目して成されたものであり、その目的は、微細化と制御性とを両立させることのできる燃料噴射ノズルを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、軸方向に移動可能に支持されて先端面の周縁にシート部(32)を有するニードル(30)と、ニードル(30)を収容してシート部(32)が着座可能な弁座(13)を内部に有するとともに、燃料を噴射するための噴孔(11)が形成された噴孔形成部(12)を先端に有するハウジング(10)とを備え、噴孔(11)は、その断面積が下流側に向かって大きくなっているとともに、ハウジング(10)の中心軸に対して噴孔(11)の中心軸側の壁面角度(θ1)が下流側で開くように傾斜おり、ニードル(30)の移動によってシート部(32)が弁座(13)から離座することで形成される燃料流入路(33)から、ニードル(30)の先端面と噴孔形成部(12)の内面とで形成される中間流路(34)を経由して噴孔(11)から燃料が噴射される燃料噴射ノズルにおいて、
噴孔(11)の上流側端面の中心軸からの最遠部と下流側端面の中心軸からの最近部との距離(x)と、噴孔(11)の中心軸側壁面の長さ(L)との関係が、x/L<0.05であることを特徴としている。
ここで、図5に示す噴孔(11)の中心軸側壁面の角度(θ1)と噴射角(θ1s)との比(θ1s/θ1)を噴射角収縮率と定義して説明すると、本発明の発明者らによる試験により、x/Lの値を小さくすると、x/L=0.05を境に噴射角収縮率は1(つまりは100%)に近づくことが分かった(図8参照)。そして、噴射角収縮率が1に近いということは、燃料の噴射角(θ1s)が噴孔(11)の中心軸側壁面の角度(θ1)に近づくことを意味し、換言すれば、所望の噴射角(θ1)に近い噴射角(θ1s)となっていることを意味する。
この試験結果に鑑み、本発明はx/L<0.05を満たすように構成されているので、噴射角収縮率を1に近づけて噴射角(θ1s)を噴孔(11)の中心軸側壁面の角度(θ1)に近づけることができ、ひいては、噴射された燃料の燃焼効率向上を図ることができる。つまり、この請求項1に記載の発明によれば、液体燃料を微細化するために末広がりの噴孔(11)を下流外向き配置としたうえで、噴射方向の制御性を確保することができるため、微粒化と制御性とを両立させることができる。
さらに、本発明によれば、噴射角収縮率を1に近づけることができるので、噴孔(11)内を流通する燃料が噴孔(11)内の偏った部分を流通してしまうことを抑制できる。その結果、噴孔(11)内にて燃料があまり流通せずにデポジットが溜まり易くなる部分の発生を抑制できるといった効果も発揮される。なお、デポジットとは、残留した未燃焼燃料が燃焼以外の化学反応を起こしたり、燃料中の不純物が析出したりすることによって生じる堆積物のことである。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の燃料噴射ノズルにおいて、噴孔(11)の中心軸側壁面の長さ(L)と、噴孔(11)の最小直径(d)との関係が、1.6≦L/d≦3.8であることを特徴としている。
ここで、図9は、本発明の発明者らによる試験により、燃料圧力を20MPa、噴孔(11)の中心軸側壁面の角度(θ1)を40°とし、噴孔(11)の中心軸側壁面の長さ(L)と噴孔(11)の最小直径(d、図3参照)との比であるL/dを変化させたときの噴射角収縮率(θ1s/θ1)の変化を示すものである。この試験結果より、噴射方向の制御性を確保するためには、L/d≧1.6が必要であることが分かる。
一方、本発明の噴孔(11)の形状は、末広がりのテーパ形状であり、噴孔(11)の円周長は下流側ほど大きくなるため、L/dを大きくすると、液膜(E)の拡がりが向上し、液膜(E)の厚さは薄くなっていく。その反面、噴孔壁との摩擦の影響が大きくなり、噴射速度が低下して微粒化効果が得られなくなる(図10(b)、(c)参照)。
図10は、燃料圧力を1、5、20、80MPaと変化させ、噴孔(11)の下流側への拡がり角度(θ2、図2参照)を25°とし、L/dに対する噴孔出口部の液膜厚さ(図10(a))、噴射速度(図10(b))および粒径(図10(c))の変化を調べた結果である。なお、各計測値は、L/d=2の時の値を1とした比率で表している。また、液膜厚さ、および噴射速度は、燃料圧力20MPaだけのデータを示す。
この試験結果より、燃料圧力1MPaといった低圧の状態では、L/d>2で急激に粒径が大きくなってしまうが、燃料圧力5MPa以上の高圧状態であれば、微粒化確保可能な領域は、1≦L/d≦3.8まで拡大する。この図10(c)の結果と、先の図9の結果とから、微粒化と制御性との両立可能な範囲は、1.6≦L/d≦3.8としている(適用燃圧は5MPa以上)。この請求項2に記載の発明によれば、噴孔(11)の中心軸側壁面の長さ(L)と最小直径(d)とを設定することにより、微粒化と制御性とを両立させることができる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の燃料噴射ノズルにおいて、噴孔(11)は、ハウジング(10)に直接形成されていることを特徴としている。この請求項3に記載の発明によれば、部品構成が簡素となって燃料噴射ノズル、ひいては筒内直噴用の燃料噴射弁のコストを抑えることができる。
また、請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれかに記載の燃料噴射ノズルにおいて、噴孔(11)は、複数形成されていることを特徴としている。この請求項6に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明では噴孔(11)の数が1つでも良く、また、本請求項のように複数形成されていても良い。
また、請求項5に記載の発明では、請求項1ないし4のいずれかに記載の燃料噴射ノズルにおいて、燃焼室(24)内に燃料を直接噴射する直噴式内燃機関に適用されることを特徴としている。この請求項7に記載の発明によれば、直噴式内燃機関の場合には、吸気管内に燃料を噴射するポート噴射式の場合に比べて、燃料の噴射圧力が高くなる。そしてこのような高圧噴射の場合には、上述した各種効果が顕著に発揮されて好適である。
なお、特許請求の範囲および上記各手段に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について、図1〜10を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の燃料噴射ノズルを適用した燃料噴射弁1の構成を示す縦断面図であり、図2は、図1の燃料噴射弁1をエンジン20に組み付けた状態を示す模式的断面図である。また、図3は、図1の燃料噴射弁1の燃料噴射ノズルを示す拡大断面図であり、図4は、図3のノズルニードル30側から噴孔11を見たIV矢視図である。
図2に示すように、本実施形態に係る燃料噴射弁1は、例えば直噴式のガソリンエンジン20に適用されて、燃焼室24内に燃料を直接噴射する直噴式の燃料噴射弁1である。燃料噴射弁1は、先端の噴射ノズル部が燃焼室24内に位置するようにシリンダヘッド22に取り付けられている。
具体的に燃焼室24は、シリンダブロック21の内周面と、シリンダヘッド22の内周面と、ピストン23の上端面とで区画されている。そして、噴射ノズル部は、吸気ポート25のうち吸気バルブ26により開閉される部分、かつ、吸気バルブ26の吸気流れ下流側部分に位置しており、吸気ポート25からの吸気によって形成されるタンブル流(矢印Tで示す空気の流れ)に沿った方向に燃料を噴射する。
本実施形態の燃料噴射弁1は、図1に示すように、その外郭が、「ハウジング」としてのハウジング10、筒部材40、および、コネクタ70などによって形成されている。ハウジング10は、その内部に「ニードル」としてのノズルニードル30を収容しており、その先端には、噴孔11が形成されている。本実施形態の噴孔11は、ハウジング10の先端部である噴孔形成部12に直接形成されている。
なお、噴孔形成部12をハウジング10とは別の部材で構成しても良い。以下、燃料噴射弁1で、噴孔11が形成されている側を「先端側」、その反対側を「基端側」と言う。噴孔形成部12には、先端側へいくほど径が小さくなる傾斜内周面を有している。この傾斜内周面は、ノズルニードル30が着座可能な弁座13を構成している。
筒部材40は、筒状を呈しており、ハウジング10の基端側に挿入され、溶接により固定されている。筒部材40は、先端側から順に配置された、第1磁性筒部41、非磁性筒部42および第2磁性筒部43により構成されている。非磁性筒部42は、第1磁性筒部41と第2磁性筒部43との磁気的短絡を防止している。この筒部材40の内部には、可動コア50と、固定コア51とが配置されている。
可動コア50は、磁性材料で円筒状に形成されており、ノズルニードル30の基端側の端部31と溶接により固定されている。これにより、可動コア50は、ノズルニードル30とともに往復移動する。また、可動コア50は、その内側および外側を連通する燃料流入路である流出孔52を有している。
一方、固定コア51も、可動コア50と同様、磁性材料であり、円筒状に形成されている。固定コア51は、筒部材40に対して溶接固定されている。この固定コア51は、可動コア50と向き合うようにして可動コア50の基端側に配置されている。このような固定コア51の内部に圧入固定されるのが、アジャスティングパイプ53である。アジャスティングパイプ53は、筒状であり、その内部に、燃料流入路を有している。
アジャスティングパイプ53の先端側には、スプリング54が配置されている。スプリング54は、その一端がアジャスティングパイプ53に接続され、他端が可動コア50に接続されている。かかる構成により、可動コア50は、スプリング54によって、先端側へ付勢されることになる。なお、アジャスティングパイプ53の圧入量を調整することにより、可動コア50に加わるスプリング54の荷重を変更できる。
インレット60は、燃料噴射弁1の基端部に位置し、供給口61および導入通路62を形成している。また、導入通路62の途中には、フィルタ63が配置されている。このフィルタ63により、燃料噴射弁1に供給される燃料中の異物が除去される。そして、導入通路62から流入した燃料は、アジャスティングパイプ53内、可動コア50内、流出孔52、ノズルニードル30の周囲を順次通過する。これにより、噴射ノズル部の内側空間に燃料が充満される。
コネクタ70は、樹脂製であり、コイル71、スプール72、ターミナル73を有する。コイル71は、スプール72に巻回されており、コネクタ70に埋設されている。また、ターミナル73は、コイル71と電気的に接続されている。これにより、ターミナル73を通じてコイル71へ通電すると、可動コア50と固定コア51との間に磁気吸引力が働き、スプリング54の付勢力に抗して可動コア50が固定コア51側に吸引される。結果として、ノズルニードル30が基端側へ移動して、その先端部が弁座13から離座すると、噴射ノズル部の内部に充満した燃料が、噴孔11から外部へ噴射される。
次に、本実施形態での噴孔11の配置と形状について説明する。図3に示すように、噴孔11は、入口11aから出口11bへ向かうにつれて、燃料噴射弁1の中心軸から遠ざかるように傾斜させて(本発明で言う噴孔11の中心軸側壁面の角度θ1で)配置されている。また、噴孔11は、入口11aから出口11bへ向かうにつれて、その断面積が大きくなるテーパ角度(本発明で言う噴孔11の下流側への拡がり角度)θ2のテーパ孔となっている(図3、図4参照)。
なお、噴孔11は、図4に示すように、入口11aおよび出口11bが楕円形となり、この楕円の中心が所定の円上に並ぶように複数(本実施形態では6つ)形成されている。また、中心軸から径外方向に見た場合、径外方向に噴孔11が並べて配置されることはない。すなわち、噴孔11が配置される範囲は重ならないようになっている。
ノズルニードル30は、先端面30aの周縁に、円錐面で形成されるシート部32を有している。ここで、ノズルニードル30は、全体の中心軸に沿って軸方向へ移動するが、ノズルニードル30が先端側へ移動すると、シート部32が弁座13に当って接触する。これにより、ノズルニードル30の周縁からの燃料の流入が禁止されて、燃料噴射が停止される。
反対に、ノズルニードル30が基端側へ移動すると、シート部32と弁座13との間に燃料流入路33が形成される。燃料流入路33から先端側へ流入する燃料は、ノズルニードル30の先端面30aと噴孔形成部12の内面12aとの間に形成される中間流路34を経由して、噴孔11へと導かれる。これにより、噴孔11から燃料が噴射される。
図5(a)は、燃料流れを示す噴孔11の拡大断面図であり、図5(b)は、噴孔11内での液膜Eの形成を説明する模式図である。噴孔11内に流入した燃料は、図5(a)に示すように、噴孔11の中心軸側壁面に図中のS部あたりで衝突し、後はこの壁面に沿って流れつつ、噴孔11の内周方向に広がることで液膜Eを形成してゆく。
そして、燃料が薄い液膜状態で噴射されると、その表面積が増大するため、空気との専断力が増大して微粒化が促進される。また、その噴射方向も、噴孔11の中心軸側壁面の角度θ1に沿って噴射角θ1sが略同等(θ1s=θ1)となって噴射されている。このように、噴孔11の配置や形状を最適なものとすれば、燃料粒径の微粒化、および噴射方向の制御性がともに良い状態が得られる。
これに対して、図6および図7は、同じく燃料流れを示す噴孔11の拡大断面図であるが、噴射方向の制御性の悪い状態を示している。例えば図6に示すように、噴孔11の中心軸側壁面の長さLが図5と同じであっても、その中心軸側壁面の角度θ1が小さいと、噴射方向の制御性が悪化(θ1s<θ1)となってしまう。
これは、図6に示すように、中心軸側壁面の角度θ1が小さくなると、噴孔11の上流側端面の中心軸からの最遠部と下流側端面の中心軸からの最近部距離xが大きくなり、燃料が衝突するS部の位置が下流側となり、燃料が沿って流れる距離が短くなって噴射方向の制御性が悪化するものと思われる。
また、図7に示すように、噴孔11の最小直径d(図3参照)に対する噴孔11の中心軸側壁面の長さLの比(L/d)が小さくなると、燃料が沿って流れる中心軸側壁面の距離が短くなり、充分な液膜Eの形成ができなくなるとともに、噴射角θ1s<θ1となり、噴射方向の制御性が悪化してしまう。
そこで発明者らは、このように重要となる噴孔11の配置や形状を最適にできるように、試験による確認を行った。まず図8は、燃料圧力を20MPa、上記したL/dを2とし、中心軸側壁面の角度θ1、つまりは上記したxとLとの比(x/L)を変化させたときの噴射方向の制御性(噴射角収縮率θ1s/θ1)との関係を示した特性図である。この図に示されるように、x/Lの値を小さくすると、x/L=0.05を境に前述した噴射角収縮率は1(つまりは100%)に近づくことが分かった。つまり、噴射方向の制御性を確保するためには、x/L<0.05が必要である。
次に図9は、L/dと噴射方向の制御性との関係を示した特性図である。これは、燃料圧力を20MPa、噴孔11の中心軸側壁面の角度θ1を40°とし、噴孔11の中心軸側壁面の長さLと噴孔11の最小直径dとの比であるL/dを変化させたときの噴射角収縮率θ1s/θ1の変化を示すものである。この試験結果より、噴射方向の制御性を確保するためには、L/d≧1.6が必要であることが分かった。
また、図10は、燃料圧力を1、5、20、80MPaと変化させ、噴孔11のテーパ角度θ2を25°とし、L/dに対する(a)液膜厚さ、(b)噴射速度、(c)粒径との関係を示した特性図である。なお、各計測値は、L/d=2の時の値を1とした比率で表している。また、液膜厚さ、および噴射速度は、燃料圧力20MPaだけのデータを示している。
この試験結果より、燃料圧力1MPaといった低圧の状態では、L/d>2で急激に粒径が大きくなってしまうが、燃料圧力5MPa以上の高圧状態であれば、微粒化確保可能な領域は、1≦L/d≦3.8まで拡大することが分かった。次に、本実施形態の特徴と、その効果について述べる。まず、噴孔11の上流側端面の中心軸からの最遠部と下流側端面の中心軸からの最近部との距離xと、噴孔11の中心軸側壁面の長さLとの関係を、x/L<0.05としている。
上述で説明したように、本発明の発明者らによる試験により、x/Lの値を小さくすると、x/L=0.05を境に噴射角収縮率は1(つまりは100%)に近づくことが分かった(図8参照)。そして、噴射角収縮率が1に近いということは、燃料の噴射角θ1sが噴孔11の中心軸側壁面の角度θ1に近づくことを意味し、換言すれば、所望の噴射角θ1に近い噴射角θ1sとなっていることを意味する。
この試験結果に鑑み、本実施形態はx/L<0.05を満たすように構成されているので、噴射角収縮率を1に近づけて噴射角θ1sを噴孔11の中心軸側壁面の角度θ1に近づけることができ、ひいては、噴射された燃料の燃焼効率向上を図ることができる。つまり、これによれば、液体燃料を微細化するために末広がりの噴孔11を下流外向き配置としたうえで、噴射方向の制御性を確保することができるため、微粒化と制御性とを両立させることができる。
さらに、本発明によれば、噴射角収縮率を1に近づけることができるので、噴孔11内を流通する燃料が噴孔11内の偏った部分を流通してしまうことを抑制できる。その結果、噴孔11内にて燃料があまり流通せずにデポジットが溜まり易くなる部分の発生を抑制できるといった効果も発揮される。
また、噴孔11の中心軸側壁面の長さLと、噴孔11の最小直径dとの関係を、1.6≦L/d≦3.8としている。これは、図9で示した発明者らの試験結果より、噴射方向の制御性を確保するためには、L/d≧1.6が必要であることが分かった。一方、本発明の噴孔11の形状は、末広がりのテーパ形状であり、噴孔11の円周長は下流側ほど大きくなるため、L/dを大きくすると、液膜Eの拡がりが向上し、液膜Eの厚さは薄くなっていく。その反面、図10(b)、(c)に示すように、噴孔壁との摩擦の影響が大きくなり、噴射速度が低下して微粒化効果が得られなくなる。
この試験結果より、燃料圧力1MPaといった低圧の状態では、L/d>2で急激に粒径が大きくなってしまうが、燃料圧力5MPa以上の高圧状態であれば、微粒化確保可能な領域は、1≦L/d≦3.8まで拡大する。この図10(c)の結果と、先の図9の結果とから、微粒化と制御性との両立可能な範囲は、1.6≦L/d≦3.8としている(適用燃圧は5MPa以上)。これによれば、噴孔11の中心軸側壁面の長さLと最小直径dとを設定することにより、微粒化と制御性とを両立させることができる。
また、噴孔11は、ハウジング10に直接形成されている。これによれば、部品構成が簡素となって燃料噴射ノズル、ひいては筒内直噴用の燃料噴射弁のコストを抑えることができる。また、噴孔11は、複数形成されている。これによれば、本実施形態では噴孔11の数が1つでも良いし、複数形成されていても良い。
また、燃焼室24内に燃料を直接噴射する直噴式内燃機関に適用されている。これによれば、直噴式内燃機関の場合には、吸気管内に燃料を噴射するポート噴射式の場合に比べて、燃料の噴射圧力が高くなる。そしてこのような高圧噴射の場合には、上述した各種効果が顕著に発揮されて好適である。
(その他の実施形態)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述の実施形態では、直噴式のガソリンエンジン20の燃料噴射弁1に本発明の燃料噴射ノズルを適用させているが、これ以外にも、流体を微粒化して所望の噴射角度で噴射したいのであれば、直噴式のディーゼルエンジンに適用させても良いし、吸気ポート25内に燃料を噴射するポート噴射式の燃料噴射弁1に適用させても良い。
本発明の燃料噴射ノズルを適用した燃料噴射弁1の構成を示す縦断面図である。 図1の燃料噴射弁1をエンジン20に組み付けた状態を示す模式的断面図である。 図1の燃料噴射弁1の燃料噴射ノズルを示す拡大断面図である。 図3のノズルニードル30側から噴孔11を見たIII矢視図である。 (a)は、燃料流れを示す噴孔11の拡大断面図であり、噴射方向の制御性の良い状態を示し、(b)は、噴孔11内での液膜Eの形成を説明する模式図である。 燃料流れを示す噴孔11の拡大断面図であり、噴射方向の制御性の悪い状態を示す。 燃料流れを示す噴孔11の拡大断面図であり、噴射方向の制御性の悪い状態を示す。 x/Lと噴射方向の制御性との関係を示す特性図である。 L/dと噴射方向の制御性との関係を示す特性図である。 L/dに対する(a)液膜厚さ、(b)噴射速度、(c)粒径との関係を示す特性図である。
符号の説明
1…燃料噴射弁
10…ハウジング
11…噴孔
12…噴孔形成部
13…弁座
24…燃焼室
30…ノズルニードル(ニードル)
32…シート部
33…燃料流入路
34…中間流路
d…噴孔11の最小直径
L…噴孔11の中心軸側壁面の長さ
x…噴孔11の上流側端面の中心軸からの最遠部と下流側端面の中心軸からの最近部との距離
θ1…噴孔11の中心軸側の壁面角度
θ2…テーパ角度(噴孔11の下流側への拡がり角度)

Claims (5)

  1. 軸方向に移動可能に支持されて先端面の周縁にシート部(32)を有するニードル(30)と、
    前記ニードル(30)を収容して前記シート部(32)が着座可能な弁座(13)を内部に有するとともに、燃料を噴射するための噴孔(11)が形成された噴孔形成部(12)を先端に有するハウジング(10)とを備え、
    前記噴孔(11)は、その断面積が下流側に向かって大きくなっているとともに、前記ハウジング(10)の中心軸に対して前記噴孔(11)の前記中心軸側の壁面角度(θ1)が下流側で開くように傾斜おり、
    前記ニードル(30)の移動によって前記シート部(32)が前記弁座(13)から離座することで形成される燃料流入路(33)から、前記ニードル(30)の先端面と前記噴孔形成部(12)の内面とで形成される中間流路(34)を経由して前記噴孔(11)から燃料が噴射される燃料噴射ノズルにおいて、
    前記噴孔(11)の上流側端面の前記中心軸からの最遠部と下流側端面の前記中心軸からの最近部との距離(x)と、前記噴孔(11)の前記中心軸側壁面の長さ(L)との関係が、x/L<0.05であることを特徴とする燃料噴射ノズル。
  2. 前記噴孔(11)の前記中心軸側壁面の長さ(L)と、前記噴孔(11)の最小直径(d)との関係が、1.6≦L/d≦3.8であることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射ノズル。
  3. 前記噴孔(11)は、前記ハウジング(10)に直接形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料噴射ノズル。
  4. 前記噴孔(11)は、複数形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の燃料噴射ノズル。
  5. 燃焼室(24)内に燃料を直接噴射する直噴式内燃機関に適用されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の燃料噴射ノズル。
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