JP2010143633A - 梱包装置および梱包装置の組み立て方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】折畳みの際は、梱包装置100を平面的に折畳むことができ、組み立ての際は、第1の補助板23が設けられた第1の閉塞板21に直方体形状に起立させた第1の枠体22を被せた後に、第1の補助板23を第1の枠体22の外側面に貼着して箱本体部2を形成し、他方、第2の補助板33が設けられた第2の閉塞板31に第2の枠体32を被せた後に、第2の補助板33を第2の枠体32の外側面に貼着して、蓋体3を形成する。よって、保管、運送の際はスペースをとらないようにコンパクトに折畳んだ状態とし、店頭等で梱包装置として用いるときに箱状に組み立て状態とすることができる。
【選択図】図6
Description
他方で、店頭等、梱包装置の出荷先において手間のかかる組立作業を行うことは難しいとの問題もある。
平面的に折畳み可能に構成され、組立状態で側面部を構成する無端状の枠体と、
この枠体を外面側から固定する枠体固定板と、
この枠体固定板に折曲げ線を介して連設され、組立状態で前記枠体によって形成される開口部の一方側を閉塞する第1の閉塞板と、
この第1の閉塞板に折曲げ線を介して連設され、組立状態で前記第1の閉塞板に対して垂直となるように前記折曲げ線で折り曲げられて前記側面部の外面側に内面側が当接する第1の補助部と、
この第1の補助部を前記枠体に固定する固定手段と、を備えていることを特徴としている。
前記枠体固定板における前記第1の閉塞板が連設されている折曲げ線と対向する辺に折曲げ線を介して連設され、組立状態で前記枠体によって形成される開口部の他方側を閉塞する第2の閉塞板をさらに備え、
前記枠体は、底面側に配置される箱本体部の側面部を構成する第1の枠体と、上面側に配置される蓋体の側面部を構成する第2の枠体とから構成されており、
前記第1の閉塞板は、第1の枠体の底面側の開口部を閉塞し、
前記第2の閉塞板は、第2の枠体の上面側の開口部を閉塞するものであることを特徴としている。
前記第1の枠体及び前記第2の枠体の一方側に係止用凹部を設け、他方側にこの係止用凹部と嵌り合う係止用凸部を設けたことを特徴としている。
前記第2の閉塞板に折曲げ線を介して連設され、組立状態で前記第2の閉塞板に対して垂直となるように前記折曲げ線で折り曲げられて前記第2の枠体の側面部の外面側に内面側が当接する第2の補助部をさらに備え、
前記第1の補助部及び前記第2の補助部の一方側に係止用凹部を設け、他方側にこの係止用凹部と嵌り合う係止用凸部を設けたことを特徴としている。
平面的に折畳み可能に構成され、組立状態で側面部を構成する無端状の枠体と、
この枠体に折曲げ線を介して連設され、組立状態で前記枠体によって形成される開口部の一方側を閉塞する第1の閉塞板と、
この第1の閉塞板に折曲げ線を介して連設され、組立状態で前記第1の閉塞板に対して垂直となるように前記折曲げ線で折り曲げられて前記側面部の外面側に内面側が当接する第1の補助部と、
この第1の補助部を前記枠体に固定する固定手段と、を備えていることを特徴としている。
平面的に折畳まれた無端状の第1の枠体を直方体形状に起立させ、この第1の枠体を外面側から固定する枠体固定板に折曲げ線を介して連設された第1の閉塞板に被せて、前記第1の枠体の底面側の開口部を閉塞した後に、前記第1の閉塞板に折曲げ線を介して連設されている第1の補助部を前記第1の枠体の外側面に固定手段により固定して箱本体部を形成する工程と、
平面的に折畳まれた無端状の第2の枠体を直方体形状に起立させ、前記枠体固定板に折曲げ線を介して連設された第2の閉塞板に被せて、前記第2の枠体の上面側の開口部を閉塞した後に、前記第2の閉塞板に折曲げ線を介して連設されている第2の補助部を前記第2の枠体の外側面に固定手段により固定して、蓋体を形成する工程と、を含んでいることを特徴としている。
先ず、図1から図8を参照しつつ、本発明に係る梱包装置の第1の実施形態について説明する。
梱包装置100は、例えば板紙や段ボール紙等の紙製シート等の材料で形成された各構成要素(パーツ)に化粧紙等を貼付した上で、各構成要素を貼り合わせることにより形成されている。
なお、梱包装置100の内部には、梱包対象物として図示しない腕時計等が収納される。
枠体固定板4には、折曲げ線41を介して第1の閉塞板21が連設されている。また、枠体固定板4における折曲げ線41に対向する辺には、折曲げ線42を介して第2の閉塞板31が連設されている。
枠体固定板4は、第1の枠体22と第2の枠体32との境界部分において折曲げ可能となっており、梱包装置100の蓋の開閉時には、枠体固定板4における第1の枠体22と第2の枠体32との境界部分を中心に蓋体3が箱本体部2の開口部を被覆している被覆状態から開口部が開被される開被状態まで回動するようになっている。
これにより、組立状態において、第1の枠体22及び第2の枠体32は、例えば図5に示すように、四角形状の枠を形成可能となっており、その枠を形成する面のうち梱包装置100の背面側に配置される面の外面側が、例えば糊付け等により枠体固定板4に固定されている。
他方、折り畳み状態においては、第1の枠体22及び第2の枠体32は、図3に示すように、折曲げ線に沿って折曲げられ、枠体固定板4の上に平面的に折り畳まれる。
係止部35と係止用切欠部25とは互いに嵌り合うようになっており、係止部35が係止用切欠部25に係止されることにより、第1の枠体22と第2の枠体32との間のずれやがたつきを抑えることができる。これにより、蓋体3によって箱本体部2の開口部を被覆した際に、箱本体部2に対する蓋体3の前後左右方向のずれやがたつきを抑えることができる。
段差部は、第1の枠体22等の板厚よりも僅かに大きい幅寸法を有しており、組立状態において前記第1の枠体22は、この段差部上に底面側開口部22aの端面が配置されるようになっている。
この第1の補助板23における内側面には、第1の枠体22の外面に第1の補助板23を固定するための固定手段231が設けられている。固定手段231は例えば両面接着テープや各種の糊等である。なお、固定手段231には、図示しないカバーが設けられており、保管・運送時にはカバーを被覆した状態とし、組立時にカバーを剥がして貼着又は粘着可能な状態となる。
段差部は、第2の枠体32等の板厚よりも僅かに大きい幅寸法を有しており、組立状態において第2の枠体32は、この段差部上に上面側開口部32aの端面が配置されるようになっている。
この第2の補助板33における内側面には、第2の枠体32の外面に第2の補助板33を固定するための固定手段331が設けられている。固定手段331は例えば両面接着テープや各種の糊等である。なお、固定手段331には、図示しないカバーが設けられており、保管・運送時にはカバーを被覆した状態とし、組立時にカバーを剥がして貼着又は粘着可能な状態となる。
これにより、蓋体3によって箱本体部2の開口部を被覆した際に、蓋体3を構成する第2の枠体32の係止部35と第1の枠体22の係止用切欠部25とが互いに嵌り合い箱本体部2に対する蓋体2の前後左右方向のずれやがたつきを抑えることができるとともに、第1の補助板23の端面に第2の補助板33の端面が当接し、梱包装置100を側面から見たときに箱本体部2と蓋体3との間に隙間が開かないようになっている。
本実施形態における梱包装置100は、保管、運送する際には、最も面積を取らない形状に折り畳まれる。
すなわち、図3に示すように、第2の閉塞板31を折曲げ線42において、枠体固定板4における枠体10の設けられている面と反対側の面に重なるように折り返す。
また、このように第1の補助板23で第1の枠体22を支持し、第2の補助板33で第2の枠体32を支持する構成となっているので、箱本体部2及び蓋体3の前面部分が2重構造となり、腕時計等を梱包する梱包装置として、高級感を演出することができる。
この場合、組立時には、第1の枠体52を第1の閉塞板51の上に被せる。このとき、第1の枠体52は、第1の閉塞板51の板状部材51a,51bによって形成された段差部に沿って配置され、位置決めされる。そして、第1の補助板53を第1の閉塞板51に対して垂直となるように立ち上げ、固定手段531により第1の補助板53と第1の枠体52とを接着固定することにより箱本体部5が完成する。同様に、第2の枠体62を第2の閉塞板61の上に被せる。このとき、第2の枠体62は、第2の閉塞板61の板状部材61a,61bによって形成された段差部に沿って配置され、位置決めされる。そして、第2の補助板63を第2の閉塞板61に対して垂直となるように立ち上げ、固定手段631により第2の補助板63と第2の枠体62とを接着固定することにより蓋体6が完成する。そして、第1の補助板53の係止用切欠部55に第2の補助板63の係止部65が嵌り合う位置まで箱本体部5に対して蓋体6を被せることにより、箱本体部5の上側の開口部が被覆される。
また、このように第1の補助板53で第1の枠体52を支持し、第2の補助板63で第2の枠体62を支持する構成となっているので、箱本体部5及び蓋体6の前面部分が2重構造となり、腕時計等を梱包する梱包装置として、高級感を演出することができる。
また、第1の補助板53及び第2の補助板63を、粘着テープや糊等の固定手段531,631によって第1の枠体52、第2の枠体62にそれぞれ固定するので、組み立て、固定を誰でも容易に行うことができる。
また、第1の枠体52の係止用切欠部55に第2の枠体62の係止部65が嵌り合うようになっているので、箱本体部5と蓋体6との前後左右方向のずれやがたつきを抑えることができる。
次に、図11から図16を参照しつつ、本発明に係る梱包装置の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、枠体の構成等が第1の実施形態の構成と異なっているため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる部分について説明する。
他方、折り畳み状態においては、枠体72は、図13に示すように、折曲げ線に沿って折曲げられ、枠体固定板9の上に平面的に折り畳まれる。
第1の閉塞板71は、第1の実施形態と同様に、例えば僅かに大きさの違う2つの板状部材71a,71bを貼り合わせて形成されており、第1の閉塞板71の周縁部は、第1の閉塞板71の中央部よりも1段低い段差部となっている。
段差部は、第1の枠体72等の板厚よりも僅かに大きい幅寸法を有しており、組立状態において第1の枠体72は、この段差部上に底面側開口部72aの端面が配置されるようになっている。
この第1の補助板73における内側面には、枠体72の外面に第1の補助板73を固定するための固定手段731が設けられている。固定手段731は例えば両面接着テープや各種の糊等である。なお、固定手段731には、図示しないカバーが設けられており、保管・運送時にはカバーを被覆した状態とし、組立時にカバーを剥がして貼着又は粘着可能な状態となる。
段差部は、枠体72等の板厚よりも僅かに大きい幅寸法を有しており、組立状態において枠体72は、この段差部上に上面側開口部72bの端面が配置されるようになっている。
この第2の補助板83における内側面の一端であって枠体72の雄スナップ75に対応する位置には、スナップボタンの雌スナップ85が、第2の補助板83における内側に凹部がくるように設けられている。
組立状態において、第2の補助板83の内面側は、枠体72の外面側に当接し、枠体72を外側から支持するようになっている。
本実施形態における梱包装置300は、保管、運送する際には、最も面積を取らない形状に折り畳まれる。
すなわち、図13に示すように、第1の閉塞板71を折曲げ線91において、枠体固定板9における枠体72の設けられている面と反対側の面に重なるように折り返す。
次に、蓋体8の蓋部となる第2の閉塞板81を、枠体72の上面側開口部72bを被覆するように箱本体部7に被せる。このとき、枠体72は、第2の閉塞板81の板状部材81a,81bによって形成された段差部に沿って配置され、位置決めされる。
さらに、第2の補助板83を折曲げ線811に沿って折曲げて、枠体72の前面部に重ね合わせる。そして、枠体72に設けられた雄スナップ75に第2の補助板83の雌スナップ85を嵌め合わせ結合させる。これにより、蓋体8が箱本体部7に対して固定され、梱包装置300が完成する。
また、枠体72を1つしか備えていないため、部品点数が少なく、生産段階の工数も少ないことから、生産コストを抑えることもできる。
この場合にも、平面的に折畳み可能で、かつ組み立てが容易な構成とすることができる。これによって、上記各実施形態と同様に、折り畳んだまま保管・運送することができ、保管・運送にかかるコストを削減することができる。
以下、一例として梱包装置が六角柱形状である場合の構成及び梱包装置が円筒形状である場合の構成について、図17から図20を参照しつつ説明する。
図18に示すように、枠体固定板410には、平面的に折畳み可能に構成され、組立状態において梱包装置400の側面部を構成する枠体420として、第1の枠体421及び第2の枠体423が固定されている。第1の枠体421及び第2の枠体423は、この梱包装置400の形状に合わせて梱包装置400の各側面部に対応する6つの平面部を備えている。この6つの平面部は、折曲げ線を介して無端状に連結されている。
第1の枠体421及び第2の枠体423は、組立状態において六角形状の枠を形成可能となっており、その枠を形成する面のうち梱包装置400の背面側に配置される面が、例えば糊付け等により枠体固定板410に固定されている。
他方、折り畳み状態においては、第1の枠体421及び第2の枠体423は、図18に示すように、折曲げ線に沿って折曲げられ、枠体固定板410の上に平面的に折り畳まれる。
第1の閉塞板431は、例えば僅かに大きさの異なる2つの板状部材431a,431bを貼り合わせて形成されており、第1の閉塞板431の周縁部は、第1の閉塞板431の中央部よりも1段低い段差部となっている。
段差部は、第1の枠体421等の板厚よりも僅かに大きい幅寸法を有しており、組立状態において前記第1の枠体421は、この段差部上に底面側開口部の端面が配置されるようになっている。
第1の閉塞板431における枠体固定板410との連設部(折曲げ線411)と対向する辺には、折曲げ線412を介して第1の補助板433が連結されている。
この第1の補助板433における内側面には、第1の枠体421の外面に第1の補助板433を固定するための固定手段434が設けられている。
組立状態において、第1の補助板433の内面側は、第1の枠体421の外面側に当接し、第1の枠体421を外側から支持するようになっている。
第2の閉塞板441は、第1の閉塞板431と同様に、例えば僅かに大きさの違う2つの板状部材441a,441bを貼り合わせて形成されており、第2の閉塞板441の周縁部は、第2の閉塞板441の中央部よりも1段低い段差部となっている。
段差部は、第2の枠体423等の板厚よりも僅かに大きい幅寸法を有しており、組立状態において第2の枠体423は、この段差部上に上面側開口部の端面が配置されるようになっている。
第2の閉塞板441における枠体固定板410との連設部(折曲げ線412)と対向する辺には、折曲げ線442を介して第2の補助板443が連結されている。
この第2の補助板443における内側面には、第2の枠体423の外面に第2の補助板443を固定するための固定手段444が設けられている。
組立状態において、第2の補助板443の内面側は、第2の枠体423の外面側に当接し、第2の枠体423を外側から支持するようになっている。
図20に示すように、枠体固定板910には、平面的に折畳み可能に構成され、組立状態において梱包装置900の側面部を構成する無端状の枠体920として、第1の枠体921及び第2の枠体923が固定されている。第1の枠体921及び第2の枠体923は、この梱包装置900の形状に合わせて環状に形成されている。
第1の枠体921及び第2の枠体923は、組立状態において環状の枠を形成可能となっており、その一部が、例えば糊付け等により枠体固定板910に固定されている。
他方、折り畳み状態においては、第1の枠体921及び第2の枠体923は、図20に示すように、組立状態において前面部分に位置する部分がほぼ中心となるようにして、枠体固定板910の上に平面的に折り畳まれる。
第1の閉塞板931は、例えば僅かに大きさの異なる2つの板状部材931a,931bを貼り合わせて形成されており、第1の閉塞板931の周縁部は、第1の閉塞板931の中央部よりも1段低い段差部となっている。
段差部は、第1の枠体921等の板厚よりも僅かに大きい幅寸法を有しており、組立状態において前記第1の枠体921は、この段差部上に底面側開口部の端面が配置されるようになっている。
第1の閉塞板931における枠体固定板910との連設部(折曲げ線911)と対向する辺には、折曲げ線912を介して第1の補助板933が連結されている。
この第1の補助板933における内側面には、第1の枠体921の外面に第1の補助板933を固定するための固定手段934が設けられている。
組立状態において、第1の補助板933の内面側は、第1の枠体921の外面側に当接し、第1の枠体921を外側から支持するようになっている。
第2の閉塞板941は、第1の閉塞板931と同様に、例えば僅かに大きさの違う2つの板状部材941a,941bを貼り合わせて形成されており、第2の閉塞板941の周縁部は、第2の閉塞板941の中央部よりも1段低い段差部となっている。
段差部は、第2の枠体923等の板厚よりも僅かに大きい幅寸法を有しており、組立状態において第2の枠体923は、この段差部上に上面側開口部の端面が配置されるようになっている。
第2の閉塞板941における枠体固定板910との連設部(折曲げ線912)と対向する辺には、折曲げ線942を介して第2の補助板943が連結されている。
この第2の補助板943における内側面には、第2の枠体923の外面に第2の補助板943を固定するための固定手段944が設けられている。
組立状態において、第2の補助板943の内面側は、第2の枠体923の外面側に当接し、第2の枠体923を外側から支持するようになっている。
また、第1の実施形態と同様、第1の補助板で第1の枠体を支持し、第2の補助板で第2の枠体を支持する構成となっているので、箱本体部及び蓋体の前面部分が2重構造となり、腕時計等を梱包する梱包装置として、高級感を演出することができる。
また、第1の枠体の係止用切欠部に第2の枠体の係止部が嵌り合うようになっているので、箱本体部と蓋体との前後左右方向のずれやがたつきを抑えることができる。
3 蓋体
4 枠体固定板
10 枠体
21 第1の閉塞板
22 第1の枠体
25 係止用切欠部
31 第2の閉塞板
32 第2の枠体
23 第1の補助板
33 第2の補助板
35 係止部
100 梱包装置
Claims (6)
- 平面的に折畳み可能に構成され、組立状態で側面部を構成する無端状の枠体と、
この枠体を外面側から固定する枠体固定板と、
この枠体固定板に折曲げ線を介して連設され、組立状態で前記枠体によって形成される開口部の一方側を閉塞する第1の閉塞板と、
この第1の閉塞板に折曲げ線を介して連設され、組立状態で前記第1の閉塞板に対して垂直となるように前記折曲げ線で折り曲げられて前記側面部の外面側に内面側が当接する第1の補助部と、
この第1の補助部を前記枠体に固定する固定手段と、
を備えていることを特徴とする梱包装置。 - 前記枠体固定板における前記第1の閉塞板が連設されている折曲げ線と対向する辺に折曲げ線を介して連設され、組立状態で前記枠体によって形成される開口部の他方側を閉塞する第2の閉塞板をさらに備え、
前記枠体は、底面側に配置される箱本体部の側面部を構成する第1の枠体と、上面側に配置される蓋体の側面部を構成する第2の枠体とから構成されており、
前記第1の閉塞板は、第1の枠体の底面側の開口部を閉塞し、
前記第2の閉塞板は、第2の枠体の上面側の開口部を閉塞するものであることを特徴とする請求項1に記載の梱包装置。 - 前記第1の枠体及び前記第2の枠体の一方側に係止用凹部を設け、他方側にこの係止用凹部と嵌り合う係止用凸部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の梱包装置。
- 前記第2の閉塞板に折曲げ線を介して連設され、組立状態で前記第2の閉塞板に対して垂直となるように前記折曲げ線で折り曲げられて前記第2の枠体の側面部の外面側に内面側が当接する第2の補助部をさらに備え、
前記第1の補助部及び前記第2の補助部の一方側に係止用凹部を設け、他方側にこの係止用凹部と嵌り合う係止用凸部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の梱包装置。 - 平面的に折畳み可能に構成され、組立状態で側面部を構成する無端状の枠体と、
この枠体に折曲げ線を介して連設され、組立状態で前記枠体によって形成される開口部の一方側を閉塞する第1の閉塞板と、
この第1の閉塞板に折曲げ線を介して連設され、組立状態で前記第1の閉塞板に対して垂直となるように前記折曲げ線で折り曲げられて前記側面部の外面側に内面側が当接する第1の補助部と、
この第1の補助部を前記枠体に固定する固定手段と、
を備えていることを特徴とする梱包装置。 - 平面的に折畳まれた無端状の第1の枠体を直方体形状に起立させ、この第1の枠体を外面側から固定する枠体固定板に折曲げ線を介して連設された第1の閉塞板に被せて、前記第1の枠体の底面側の開口部を閉塞した後に、前記第1の閉塞板に折曲げ線を介して連設されている第1の補助部を前記第1の枠体の外側面に固定手段により固定して箱本体部を形成する工程と、
平面的に折畳まれた無端状の第2の枠体を直方体形状に起立させ、前記枠体固定板に折曲げ線を介して連設された第2の閉塞板に被せて、前記第2の枠体の上面側の開口部を閉塞した後に、前記第2の閉塞板に折曲げ線を介して連設されている第2の補助部を前記第2の枠体の外側面に固定手段により固定して、蓋体を形成する工程と、
を含んでいることを特徴とする梱包装置の組み立て方法。
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