JPH08282650A - 簡易組立二重側壁容器 - Google Patents

簡易組立二重側壁容器

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JPH08282650A
JPH08282650A JP23226095A JP23226095A JPH08282650A JP H08282650 A JPH08282650 A JP H08282650A JP 23226095 A JP23226095 A JP 23226095A JP 23226095 A JP23226095 A JP 23226095A JP H08282650 A JPH08282650 A JP H08282650A
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Kazuo Togashi
一夫 冨樫
Takashi Kubota
隆 久保田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通常は運搬や保管などに便利なように偏平に折
り畳まれていて、嵩をとらない構造であるとともに、容
器本体への物品の収納、包装、運搬、出荷時には直ちに
二重側板を備えた容器として使用できる状態に立ち上げ
ることができるようにすることにある。 【解決手段】矩形状底板1の互いに対向する各辺に設け
た側壁部のうち対向する一対又は2対の各辺に二重側壁
部を備え、且つ前記各辺の側壁部を前記底板1面に対し
て起立及び折畳可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重側壁板を備えた組
立容易な簡易組立容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の二重側壁板を備えた組立容器とし
ては、図11の展開図(ブランク)及び図12に示すよ
うなものがある。
【0003】例えば、図11に示すように、矩形状底板
11の互いに対向する各辺に、それぞれ折目aを介して
連設した一対の側板12、12、及びそれぞれ折目cを
介して連設した一対の側板14、14と、該側板12、
12の外側に、それぞれ折目bを介して連設した内側板
13、13と、該側板14、14の外側に、それぞれ折
目dを介して連設した内側板15、15とを備えてい
る。
【0004】前記一対の側板14、14の両側にそれぞ
れ折目eを介して連設する折込フラップ16、16、1
6、16と、前記一対の内側板15、15の両側にそれ
ぞれ折目fを介して連設した折込フラップ17、17、
17、17とは、前記折目dに対して概略線対称形に形
成されている。
【0005】そして、図12(a)に示すように、前記
一対の内側板15及びその両側の折込フラップ17を折
目dを介して前記一対の側板14及びその両側の前記折
込フラップ16上に折り重ね、続いて、折り重ねた前記
一対の側板14と内側板15との重ね合わせ内面を接着
剤などにて貼着した後、前記一対の側板14、内側板1
5を、図12(b)に示すように、折目cを介して底板
11より直角に折り立て、また、折り重ねた前記各々折
込フラップ16、17は、そのまま重ねた状態で、それ
ぞれ折目e、fを介して直角に折り曲げられる。
【0006】その後、前記一対の側板12を折目aを介
して底板11に対して直角に折り立て、続いて前記一対
の内側板13を折目bを介して側板12内側の折込フラ
ップ16、17内側に折り重ね、前記内側板13をその
外側端部に設けたそれぞれ係止突起13aを、底板11
の折目aに沿って設けた係止孔18に嵌合して底板11
に係止することにより、図12(c)に示すような、底
板11、側板12、内側板13、側板14、内側板15
からなる二重側壁をもった容器を形成しているものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記二重側壁をもった
組立容器は、一般的に板紙、段ボールなどのシート材料
を用いて形成され、また、板紙、段ボールなどに合成樹
脂をコーティングしたもの、あるいは合成樹脂フィルム
(又はシート)を貼り合わせものなどが使用されて、耐
水性、防水性、撥水性、あるいは耐久性などを配慮して
製造されている。
【0008】また上記組立容器は、時として1mm以上
の厚さのシート材料を使用する場合があり、組立作業に
かなりの負担が掛かるものであり、このような組立作業
の負荷を軽減化するためにも、容器本体の構造は、通常
は運搬や保管などに便利なように偏平に折り畳まれてい
て、嵩をとらない構造であることが望ましく、容器本体
への物品の収納、包装、運搬、出荷時には、直ちに容器
として使用できる状態となることが望ましい。
【0009】ところで、図11、図12(a)〜(c)
に示された従来の二重側壁をもった組立容器は、図11
に示すブランクを、図12(a)に示す側板14と内側
板15とを折り重ね、その重ね合わせ内面を貼着した構
造で一旦保管されて、物品の収納、包装、運搬、出荷な
どの使用時に備えている。
【0010】しかしながら使用時には、図12(b)〜
図12(c)に示す順序で、対向する一対の側板14、
内側板15及び折込フラップ16、17、そして対向す
る一対の側板2、内側板3をそれぞれ組み立てて側壁部
を形成し、二重側壁をもった容器として組み立てる必要
があり、組み立て作業にかなりの時間と人手とを要する
ものであった。
【0011】本発明の目的は、通常は運搬や保管などに
便利なように偏平に折り畳まれていて、嵩をとらない構
造であるとともに、容器本体への物品の収納、包装、運
搬、出荷時には、直ちに二重側板を備えた容器として使
用できる状態に立ち上げることができるようにすること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
矩形状底板1の互いに対向する各辺に側壁部を備え、且
つ該各側壁部のうち少なくとも一対の辺に側板2と内側
板3とによる対向する二重側壁部を備えた二重側壁容器
において、前記側壁部を前記底板1面に対して起立及び
折畳可能にしたことを特徴とする簡易組立二重側壁容器
である。
【0013】また本発明は、上記第1の発明の簡易組立
二重側壁容器において、前記矩形状底板1の互いに対向
する各辺に折目a、b、cを介して連設した一対の側板
2、3と、一対の側板4を備え、前記一対の側板4の両
側に、折目eを介して連設した折込フラップ6、6は、
前記底板1の各々角隅部相当部より折目eに対して45
°角度の折目gにて二分する三角形部6aと台形部6b
とにより構成され、前記折目gを介して前記三角形部6
a上に台形部6bを折り重ねた後、前記各々側板4を折
目cを介して底板1上に折り重ねて前記台形部6bを前
記一対の側板2上に重ね合わせ貼着し、前記一対の側板
4と前記一対の側板2とを、底板1より立ち起こして、
前記一対の内側板3を折目bを介して前記側板2内側に
折り返して形成されていることを特徴とする簡易組立二
重側壁容器である。
【0014】また本発明は、上記第1の発明の簡易組立
二重側壁容器において、前記折目aと折目cと折目eと
折目gのそれぞれ起点部分に相当する切込部hの折込フ
ラップ6側に、少なくとも折目gに対して90°の角度
をもつ端縁部6cを設け、該折目g端部が該端縁部6c
の中程にて交差する簡易組立二重側壁容器である。
【0015】また本発明は、上記第1の発明の簡易組立
二重側壁容器において、前記折目dの延長方向にある前
記各々折込フラップ6の外端縁部に相当する部分に、前
記外端縁部の一部端縁部から先端部までに亘って切込部
iを備える簡易組立二重側壁容器である。
【0016】また本発明は、上記第1の発明の簡易組立
二重側壁容器において、前記一対の内側板3外端部に係
止突起3aを備え、前記底板1の折目aに沿って係止孔
8を備え、前記一対の側板2を立ち起こした後、前記一
対の内側板3を折目bを介して側板2内側に折り返した
際に前記係止突起3aを係止孔8に嵌合することにより
前記一対の内側板3が底板1に係止されている簡易組立
二重側壁容器である。
【0017】次に、本発明の第2の発明は、矩形状底板
1の互いに対向する各辺に側板2と内側板3、及び側板
4と内側板5とによる二重側壁部を備えた二重側壁容器
において、前記二重側壁部を前記底板1面に対して、起
立及び折畳可能にしたことを特徴とする簡易組立二重側
壁容器である。
【0018】また本発明は、上記第2の発明の簡易組立
二重側壁容器において、前記矩形状底板1の互いに対向
する各辺に折目a、b、c、dを介して連設した一対の
側板2、3、4、5を備え、前記一対の側板4の両側に
折目eを介して連設した折込フラップ6、6は、前記底
板1の各々角隅部相当部より折目eに対して45°角度
の折目gにて二分する三角形部6aと台形部6bとによ
り構成され、前記一対の内側板5の両側に折目fを介し
て連設した折込フラップ7、7は、前記三角形部6aと
折目dに対して概略線対称形に形成され、前記折目d、
gを介して前記一対の側板4上に内側板5、各々折込フ
ラップ7上に台形部6bを折り重ねた後、前記各々側板
4、内側板5を折目cを介して底板1上に折り重ねて前
記台形部6bを前記一対の側板2上に重ね合わせ貼着
し、前記一対の側板4と内側板5と前記一対の側板2と
を底板1より立ち起こして、前記一対の内側板3を折目
bを介して前記側板2内側に折り返して形成されている
ことを特徴とする簡易組立二重側壁容器である。
【0019】また本発明は、上記第2の発明の簡易組立
二重側壁容器において、前記折目aと折目cと折目eと
折目gのそれぞれ起点部分に相当する切込部hの折込フ
ラップ6側に、少なくとも折目gに対して90°の角度
をもつ端縁部6cを設け、該折目g端部が該端縁部6c
の中程にて交差する簡易組立二重側壁容器である。
【0020】また本発明は、上記第2の発明の簡易組立
二重側壁容器において、前記折目dの延長方向にある前
記各々折込フラップ6の外端縁部に相当する部分に、前
記外端縁部の一部端縁部から先端部までに亘って切込部
iを備える簡易組立二重側壁容器である。
【0021】また本発明は、上記第2の発明の簡易組立
二重側壁容器において、前記一対の内側板3外端部に係
止突起3aを備え、前記底板1の折目aに沿って係止孔
8を備え、前記一対の側板2を立ち起こした後、前記一
対の内側板3を折目bを介して側板2内側に折り返した
際に、前記係止突起3aを係止孔8に嵌合することによ
り、前記一対の内側板3が底板1に係止されている簡易
組立二重側壁容器である。
【0022】また本発明は、上記第2の発明の簡易組立
二重側壁容器において、前記一対の内側板3外端部に折
目jを介して連設した底圧板3bと、該内側板3の両側
に突出する係止突起3c、3cを備え、前記一対の内側
板5外端角隅部と、該内側板5の両側に折目fを介して
連設した前記折込フラップ7の前記外端角隅部に隣接す
る部分とに亘って、該内側板5外端縁部に対して平行方
向と直角方向とに切り込み形成された切込部k、kを備
える簡易組立二重側壁容器である。
【0023】また本発明は、上記第2の発明の簡易組立
二重側壁容器において、前記一対の内側板3の両側に突
出する係止突起3d、3dを備え、前記一対の内側板5
外端角隅部と、該内側板5の両側に折目fを介して連設
した前記折込フラップ7の前記外端角隅部に隣接する部
分とに亘って、該内側板5外端縁部に対して平行方向と
直角方向とに切り込み形成された切込部k、kを備える
簡易組立二重側壁容器である。
【0024】
【発明の実施の形態】第1の発明の簡易組立二重側壁容
器を、以下実施の形態に従って詳細に説明する。
【0025】図1の容器ブランクシートに示すように、
矩形状底板1(長方形状又は正方形状など)の互いに対
向する各辺に折目a、cを介して連設した一対の側板
2、2及び側板4、4と、該側板2、2の外側に折目b
を介して連設した内側板3、3とを備えている。
【0026】前記一対の側板4の両側に折目eを介して
連設した折込フラップ6、6は、前記底板1の各々角隅
部相当部より折目eに対して45°角度の折目gにて二
分する三角形部6aと台形部6bとにより構成されてい
る。
【0027】前記各々折込フラップ6の台形部6bを折
目gを介して各々三角形部6a上に折り重ね、続いて前
記各々側板4を折目cを介して底板1上に折り重ねるこ
とにより、前記台形部6bを前記一対の側板2上に重ね
合わせて貼着し、前記一対の側板4と内側板5とを底板
1より立ち起こすことにより前記一対の側板2を立ち起
こし、前記一対の内側板3を折目bを介して側板2内側
に折り返して形成されている。
【0028】前記各々折込フラップ6、6、6、6は、
底板1の各々角隅部相当部より折目eに対して45°角
度の折目gにて二分される三角形部6aと台形部6bと
により構成されている。
【0029】このような図1に示した上記ブランクシー
トを、図2〜図3に示すように順に組み立てて、本発明
の容器を形成するものである。
【0030】まず、図2(a)、前記各々折込フラップ
6のそれぞれ台形部6b、6b、6b、6bを、それぞ
れ折目gを介して各々三角形部6a上に折り曲げて重ね
合わせる。
【0031】続いて、図2(b)、底板1の対向辺の外
側に折り重ねられている前記一対の側板4を、折目cを
介して底板1上に折り重ねることにより、前記各々台形
部6bを前記一対の側板2上に重ね合わせ、そして重ね
合わされた前記側板2と台形部6aとを、互いにその重
ね合わせ内面にて接着剤などにより貼着する。又は、ホ
ッチキスなどによって接合する。
【0032】その後、図3(a)、前記一対の側板4と
内側板5とを底板1より立ち起こすとともに、その両側
の台形部6bにて接続している前記一対の側板2、2を
立ち起こす。
【0033】その後、図3(b)、前記一対の側板2の
外側にあるそれぞれ内側板3、3を折目bを介して各々
側板2、2内側及び各々側板2、2内側に折り込み、前
記三角形部6aと台形部6b上に折り重ねて固定するこ
とにより、第1の発明の簡易組立二重側壁容器が形成さ
れる。
【0034】次に、第2の発明の簡易組立二重側壁容器
を、以下実施の形態に従って詳細に説明する。
【0035】図4の容器ブランクシートに示すように、
矩形状底板1(長方形状又は正方形状など)の互いに対
向する各辺に折目a、cを介して連設した一対の側板
2、2及び側板4、4と、該側板2、2の外側に折目b
を介して連設した内側板3、3と、該側板4、4の外側
に折目dを介して連設した内側板5、5を備えている。
【0036】前記一対の側板4の両側に折目eを介して
連設した折込フラップ6、6は、前記底板1の各々角隅
部相当部より折目eに対して45°角度の折目gにて二
分する三角形部6aと台形部6bとにより構成されてい
る。
【0037】また、前記一対の内側板5の両側に折目f
を介して連設した折込フラップ7、7は、前記三角形部
6aと折目dに対して概略線対称形に概略三角形状に形
成され、前記一対の側板4上に内側板5を折目dを介し
て、その両側の折込フラップ6、7とともに折り重ね、
続いて前記各々折込フラップ6の台形部6bを折目gを
介して各々折込フラップ7上に折り重ね、続いて折り重
ねた前記各々側板4、内側板5を折目cを介して底板1
上に折り重ねることにより、前記台形部6bを前記一対
の側板2上に重ね合わせて貼着し、前記一対の側板4と
内側板5とを底板1より立ち起こすことにより前記一対
の側板2を立ち起こし、前記一対の内側板3を折目bを
介して側板2内側に折り返して形成されている。
【0038】このような図4に示した上記ブランクシー
トを、図5〜図6に示すように順に組み立てて、本発明
の容器を形成するものである。
【0039】まず、図5(a)、前記一対の内側板5、
5を、その両側の各々折込フラップ7、7、7、7とと
もに折目dを介して前記一対の側板4、4上に折り重
ね、その両側の前記各々折込フラップ7を、前記各々折
込フラップ6、6、6、6のそれぞれ三角形部6a上に
折り重ねる。
【0040】続いて、図5(b)、前記各々折込フラッ
プ6のそれぞれ台形部6b、6b、6b、6bをそれぞ
れ折目gを介して、各々三角形部6a上に折り曲げて、
それぞれ折込フラップ7、7、7、7上に折り重ね合わ
せる。これによって前記各々折込フラップ7、7、7、
7は、各々折込フラップ6の三角形部6aと台形部6b
とによって挟み込まれる。
【0041】続いて、図5(c)、底板1の対向辺の外
側に折り重ねられている前記一対の側板4と内側板5と
を、折目cを介して底板1上に折り重ねることにより、
前記各々台形部6bを前記一対の側板2上に重ね合わせ
る。そして重ね合わされた前記側板2と台形部6aと
を、互いにその重ね合わせ内面にて接着剤などにより貼
着する。又は、ホッチキスなどによって接合する。
【0042】その後、図6(a)、前記一対の側板4と
内側板5とを底板1より立ち起こすとともに、その両側
の台形部6bにて接続している前記一対の側板2、2を
立ち起こす。
【0043】その後、図6(b)、前記一対の側板2の
外側にあるそれぞれ内側板3、3を折目bを介して各々
側板2、2内側及び各々側板2、2内側の三角形部6a
と台形部6b上に前記折込フラップ7を挟み込むように
して折り重ねて固定することにより、第2の発明の簡易
組立二重側壁容器が形成される。
【0044】
【実施例】本発明の簡易組立二重側壁容器の実施例を以
下に詳細に説明する。上記それぞれ第1の発明又は第2
の発明の簡易組立二重側壁容器は、図7の上記A部分拡
大図に示すように、折目aと折目cと折目eと折目gの
それぞれ起点部分に相当する切込部hは、少なくとも、
折目gに対して90°の角度をもつ端縁部6cを、折込
フラップ6側に設け、該折目gは、端縁部6cに対し
て、その中程にて交差するようにしてある。
【0045】上記切込部hは、同図7に示すように、折
目cの延長方向に平行な側板2の端縁部2aと、底板1
の端縁部1aと、側板4の端縁部4aと、折込フラップ
6の端縁部6dと、前記端縁部6cと、端縁部6eとに
より形成されている。
【0046】また、図8のB部分拡大図に示すように、
各々折込フラップ6における折目dの延長方向に平行な
端縁部に相当する部分は、折目d(図1参照)の延長方
向に平行な前記各々折込フラップ6における一部端縁部
から先端部までに亘って、幅kの切込部iが設けられて
いる。
【0047】上記切込部iは、同図8に示すように、折
込フラップ6における折目dの延長方向に平行な一部端
縁部より直角方向に幅kの端縁部6fと、折目dの延長
方向に平行な端縁部6gにより形成され、前記折目gの
一端部は、端縁部6f、6gとによる角部6hを起点と
している。
【0048】また上記のようにして組み立てられる第2
の発明の簡易組立二重側壁容器は、例えば図5(a)に
おいて、対向する一対の側板4、4上にそれぞれ内側板
5、5を折り重ねた際に、その重ね合わせ内面を互いに
接着剤などにより貼着してもよい。
【0049】また、このようにして組み立てられる第2
の発明の簡易組立二重側壁容器は、例えば図5(a)に
おいて、対向する一対の側板4、4上にそれぞれ内側板
5、5を折り重ねた際に、その両側にある折込フラップ
6の三角形部6aと、これと線対称形状の折込フラップ
7(概略三角形状)との重ね合わせ内面を接着剤などに
より貼着してもよい。
【0050】また、このようにして組み立てられる第2
の発明の簡易組立二重側壁容器は、例えば図5(a)に
おいて、対向する一対の側板4、4上にそれぞれ内側板
5、5を折り重ねた際のその重ね合わせ内面と、その両
側において重ね合わせられる前記各々折込フラップ6の
三角形部6a、6aと前記各々折込フラップ7、7(概
略三角形状)との重ね合わせ内面とを、接着剤などによ
り貼着してもよく、これを本発明のその他の実施例とす
ることができる。
【0051】また、第1の発明(又は第2の発明)の簡
易組立二重側壁容器において、図3(a)(又は図6
(a))に示した一対のそれぞれ内側板3、3を、折目
bを介して内方に折り込み、図3(b)に示すように、
該内側板3、3を各々側板2、2内側に折り重ねて固定
する際における固定方式としては、同図3(a)(又は
図6(a))に示す前記各内側板3、3の両端部が、起
立対向する前記一対の側板2、2の内面にタイトに密着
して折り重なるように、前記各内側板3、3本体の横幅
を、前記一対の側板2、2の離間幅よりも僅少広幅にす
るなどの適宜設定により接着剤を用いずに固定すること
ができるが、接着剤や粘着剤(両面粘着テープ)などを
用いてもよい。
【0052】また、第1の発明(又は第2の発明)の簡
易組立二重側壁容器において、図3(a)〜(b)(図
6(a)〜(b))に示すように前記内側板3、3を各
々側板2、2内側に折り重ねて固定する際における固定
方式としては、図1(又は図4)のブランクシートに示
すように、対向する一対の内側板3、3の外端部に、1
個所乃至2個所以上適宜数の係止突起3aを設け、底板
1に、対向する折目aに沿って前記係止突起3aに対応
する位置に係止孔8を設け、図3(a)〜(b)(又は
図6(a)〜(b))に示すように、前記内側板3、3
を各々側板2、2内側に折り重ねた後に、内側板3、3
の係止突起3aを係止孔8に嵌合して固定するようにし
てもよい。
【0053】本発明の第2の発明の簡易組立二重側壁容
器における内側板3、3を各々側板2、2内側に折り重
ねて固定する際における上記固定方式の他の例を、図9
のブランクシートの平面図に示す。
【0054】図9に示す固定方式のブランクシートは、
前述の図4に示したブランクシートにおける対向するそ
れぞれ内側板3、3の外側に、新たな折目jを介して連
設した底圧板3bと、該内側板3、3の両側に突出する
係止突起3c、3cを備え、また前述の図4に示したブ
ランクシートにおける対向するそれぞれ内側板5、5の
外端角隅部と、その内側板5、5の両側にそれぞれ折目
fを介して連設した三角形状の各々折込フラップ7の前
記外端角隅部に隣接する部分とに亘って、内側板5外端
縁部に対して平行方向と直角方向とに切り込み形成され
た切込部k、kを備えるものである。
【0055】そして、上記図9に示すブランクシート
は、前述の図5(a)〜(c)及び図6(a)に示すよ
うに折り曲げた後に、一対のそれぞれ内側板3、3を、
折目bを介して各々側板2、2内側に折り重ね、且つ前
記底圧板3bを折目jを介して内側板3とは反対方向に
底板1に平行に折り曲げて該底板1に圧接させ、内側板
3、3の両側に突出する係止突起3c、3cを、内側板
5外端縁部に切り込み形成された切込部k、k内に嵌合
係止して該内側板3、3を固定するものである。
【0056】本発明の第2の発明の簡易組立二重側壁容
器における内側板3、3を各々側板2、2内側に折り重
ねて固定する際における上記固定方式のその他の例を、
図10のブランクシートの平面図に示す。
【0057】図10に示す固定方式のブランクシート
は、前述の図4に示したブランクシートにおける対向す
るそれぞれ内側板3、3の両側に突出する係止突起3
d、3dを備え、また前述の図4に示したブランクシー
トにおける対向するそれぞれ内側板5、5の外端角隅部
と、その内側板5、5の両側にそれぞれ折目fを介して
連設した三角形状の各々折込フラップ7の前記外端角隅
部に隣接する部分とに亘って内側板5外端縁部に対して
平行方向と直角方向とに切り込み形成された切込部kを
備えるものである。
【0058】そして、上記図10に示すブランクシート
は、前述の図5(a)〜(c)及び図6(a)に示すよ
うに折り曲げた後に、一対のそれぞれ内側板3、3を、
折目bを介して各々側板2、2内側に折り重ね、内側板
3、3の両側に突出する係止突起3d、3dを、内側板
5外端縁部に切り込み形成された切込部k、k内に嵌合
係止して該内側板3、3を固定するものである。
【0059】本発明の第1の発明(又は第2の発明)の
簡易組立二重側壁容器においては、図1(又は図4)の
ブランクシートにおける各々折目aと折目cと折目eと
折目gのそれぞれ起点部分に相当するA部分と、各々折
込フラップ6の側板4外端縁の延長方向(又は各々折込
フラップ6の折目dの延長方向)に平行な端縁部である
B部分において、前記各々折込フラップ6を構成する三
角形部6aと台形部6bとを折目gを介して折り曲げる
際の折り曲げ適性の改良がなされている。
【0060】即ち、折目aと折目cと折目eと折目gの
それぞれ起点部分に相当するA部分の切込部hの折込フ
ラップ6側に、少なくとも折目gに対して90°の角度
をもつ端縁部6cを設け、該折目g端部が該端縁部6c
の中程にて交差するようにしてある。
【0061】図1、図4のブランクシートを、各折目を
介して機械的若しくはマニュアルにて折り曲げ加工して
製函する際において、ブランクシートの折目gより三角
形部6a側のシート固定操作と、折目gより台形部6b
側のシート折り曲げ操作とによって、折目gを介して台
形部6bを折り曲げる場合に、前記端縁部6c側の折目
gの一端部より台形部6bが突出し、それによって、前
記端縁部6cにおける正規の折り曲げ位置である前記折
目g端部より、折目gに沿う正確な位置を正確な折り曲
げ形状を以て折り曲げられる。
【0062】また本発明の第1の発明(又は第2の発
明)の簡易組立二重側壁容器は、図5に示すように、各
々折込フラップ6の側板4外端縁の延長方向(又は各々
折込フラップ6の折目dの延長方向)にある前記各々折
込フラップ6の外端縁部に相当するB部分に、前記外端
縁部の一部端縁部から先端部までに亘って切込部iを設
けてある。
【0063】図1、図4のブランクシートを、各折目を
介して機械的若しくはマニュアルにて折り曲げ加工して
製函する際において、ブランクシートの折目gより三角
形部6a側のシート固定操作と、折目gより台形部6b
側のシート折り曲げ操作とによって、折目gを介して台
形部6bを折り曲げる際に、該台形部6bは、前記折目
g端部である前記切込部iの角部6hを折り曲げのきっ
かけとして、折目gに沿う正確な位置を正確な折り曲げ
形状を以て折り曲げられる。
【0064】そして、前記端縁部6c側と前記切込部i
の角部6h側における折目g両端部の正しい位置より該
折目gに沿って正確な折り曲げ形状を以て折り曲げられ
る。
【0065】
【作用】本発明の第1の発明の簡易組立二重側壁容器
は、矩形状底板1の少なくとも対向する一対の各辺に設
けた側板2と内側板3、及び他の一対の各辺に設けた側
板4とにより形成される側壁部を、該底板1面に対して
ワンタッチで起立させることができるとともに、前記側
板2内面に折り込み重ね合わせられた内側板3を、該側
板2内面より外側に離反させて、該側板2と内側板3と
の重ね合わせを解除することにより、前記側壁部を該底
板1面上に対して平坦に折り畳むことができる。
【0066】例えば、図2(a)に示すように、一対の
側板4の両側にある折込フラップ6の台形部6bを折目
gを介して三角形部6a上に折り重ね、続いて図2
(b)、前記側板4を折目cを介して底板1上に折り重
ねることにより、前記台形部6bを一対の側板2上に重
ね合わせて貼着されているので、前記一対の側板4を底
板1より立ち起こす際に前記一対の側板2も立ち起こさ
れ、その後、折目bを介して側板2内側に折り返される
前記一対の内側板3は、底板1に対する前記側壁部の立
ち起こし状態を保持することができる。
【0067】次に、本発明の第2の発明の簡易組立二重
側壁容器は、矩形状底板1の各辺に設けた側板2と内側
板3、及び側板4と内側板5とにより形成される側壁部
を、該底板1面に対してワンタッチで起立させること
と、該底板1面上に平坦に折り畳むことができる。
【0068】例えば、図5(a)に示すように、前記一
対の内側板5及びその両側の折込フラップ7を、折目d
を介して前記一対の側板4及びその両側の前記折込フラ
ップ6の三角形部6a上に折り重ね、続いて図5
(b)、前記フラップ6の台形部6bを、折目gを介し
て折込フラップ7、7上に折り重ね、続いて図5
(c)、折り重ねた前記側板4、内側板5を折目cを介
して底板1上に折り重ねることにより、前記台形部6b
を前記一対の側板2上に重ね合わせて貼着されているの
で、前記一対の側板4と内側板5とを底板1より立ち起
こす際に、前記一対の側板2も立ち起こされ、その後、
折目bを介して側板2内側に折り返される前記一対の内
側板3が、前記側板2、内側板3と、側板4、内側板5
とによる側壁部の立ち起こし状態を保持する。
【0069】このように、上記第1の発明(又は第2の
発明)の簡易組立二重側壁容器は、図1(又は図4)に
示すブランクシートを、図2(b)(又は図5(c))
に示す偏平な状態に予め組み立てておくことができる。
【0070】また、上記第1の発明(又は第2の発明)
の簡易組立二重側壁容器は、容器として使用する際は、
側壁部を容易に組立できる二重側壁容器であり、上記本
発明の組立容器の構造は、通常は運搬や保管などに便利
なように偏平に折り畳むことができて嵩をとらない構造
であり、容器本体への物品の収納、包装、運搬、出荷時
には、直ちに矩形状底板より側板など側壁部を立ち起こ
して、戻らないように固定でき、容器として使用できる
状態となる。
【0071】また上記第1の発明(又は第2発明)の簡
易組立二重側壁容器は、図1(又は図4)に示すブラン
クシートの各折目を自動製函機など自動折手段によって
自動的に折り曲げて組み立てる際において、図7に示す
ように、折目aと折目cと折目eと折目gのそれぞれ起
点部分に相当するA部分の切込部hの折込フラップ6側
に、少なくとも折目gに対して90°の角度をもつ端縁
部6cを設け、該折目g端部を該端縁部6cの中程にて
交差させることにより、自動折手段のアクチュエータに
よるブランクシートの折目gより三角形部6a側のシー
ト固定動作と、折目gより台形部6b側のシート折り曲
げ動作とによって、折目gを介して台形部6bを折り曲
げる際に、前記端縁部6c側の折目gの一端部より台形
部6bが突出して、そのため、前記端縁部6c側の前記
折目g端部の正確な折り曲げ位置と、正確な折り曲げ形
状を以て折曲できる作用がある。
【0072】また上記第1の発明(又は第2の発明)の
簡易組立二重側壁容器は、図1(又は図4)に示すブラ
ンクシートの各折目を自動製函機など自動折手段によっ
て自動的に折り曲げて組み立てる際において、図8に示
すように、前記各々折込フラップ6の外端縁部に相当す
るB部分に、前記外端縁部の一部端縁部から先端部まで
に亘って切込部iを設けることにより、自動折手段のア
クチュエータによるブランクシートの折目gより三角形
部6a側のシート固定動作と、折目gより台形部6b側
のシート折り曲げ動作とによって、折目gを介して台形
部6bを折り曲げる際に、該台形部6bは、前記折目g
端部である前記切込部iの角部6hを折り曲げのきっか
けとして、折目gに沿った正確な折り曲げ位置と正確な
折り曲げ形状を以て折曲できる作用がある。
【0073】
【発明の効果】本発明の簡易組立二重側壁容器は、板
紙、段ボールなどのシート材料、また、必要に応じて1
mm以上の厚さのシート材料、また、板紙、段ボールな
どに、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリウレタン、ポリカーボネートなどの
熱可塑性樹脂あるいはフッ素樹脂など熱硬化性樹脂など
の合成樹脂をコーティングしたもの、あるいは、これら
の合成樹脂フィルム(又はシート)を貼り合わせたシー
ト材料を用いて、耐水性、防水性、撥水性、あるいは耐
久性のある組立容器として製造でき、通常は運搬や保管
などに便利なように偏平に折り畳むことができて嵩をと
らない構造であり、容器本体への物品の収納や包装、あ
るいは運搬、出荷時には、直ちに矩形状底板より側板な
ど側壁部を立ち起こして、その起立状態が戻らないよう
に固定でき、二重側壁をもった容器の組み立て作業の負
荷が軽減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の簡易組立二重側壁容器のブランク
シートを示す平面図である。
【図2】(a)〜(b)は第1の発明の簡易組立二重側
壁容器の組み立て順序を示す斜視図である。
【図3】(a)〜(b)は第1の発明の簡易組立二重側
壁容器の組み立て順序を示す斜視図である。
【図4】第2の発明の簡易組立二重側壁容器のブランク
シートを示す平面図である。
【図5】(a)〜(c)は第2の発明の簡易組立二重側
壁容器の組み立て順序を示す斜視図である。
【図6】(a)〜(b)は第2の発明の簡易組立二重側
壁容器の組み立て順序を示す斜視図である。
【図7】第1の発明(又は第2の発明)の簡易組立二重
側壁容器のブランクシートにおけるA部分拡大平面図で
ある。
【図8】第1の発明(又は第2の発明)の簡易組立二重
側壁容器のブランクシートにおけるB部分拡大平面図で
ある。
【図9】第2の発明の簡易組立二重側壁容器における係
止構造の実施例を示すブランクシートの平面図である。
【図10】第2の発明の簡易組立二重側壁容器における
係止構造の他の実施例を示すブランクシートの平面図で
ある。
【図11】従来の組立二重側壁容器のブランクシートを
示す平面図である。
【図12】(a)〜(c)は従来の組立二重側壁容器及
びその組み立て順序を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…底板 2…側板 3…内側板 3a…係止突起 3
b…底圧板 3c…係止突起 3d…係止突起 4…側板 5…内側
板 6…折込フラップ 6a…三角形部 6b…台形部 7…折込フラップ 8
…係止孔 h…切込部 i…切込部 j…折目 k…切込部 11…底板 12…側板 13…内側板 13a…係止
突起 14…側板 15…内側板 16…折込フラップ 17…折込フラッ
プ 18…係止孔

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形状底板1の互いに対向する各辺に側壁
    部を備え、且つ該各側壁部のうち少なくとも一対の辺に
    側板2と内側板3とによる対向する二重側壁部を備えた
    二重側壁容器において、前記側壁部を前記底板1面に対
    して起立及び折畳可能にしたことを特徴とする簡易組立
    二重側壁容器。
  2. 【請求項2】矩形状底板1の互いに対向する各辺に折目
    a、b、cを介して連設した一対の側板2、3と、一対
    の側板4を備え、前記一対の側板4の両側に折目eを介
    して連設した折込フラップ6、6は、前記底板1の各々
    角隅部相当部より折目eに対して45°角度の折目gに
    て二分する三角形部6aと台形部6bとにより構成さ
    れ、前記折目gを介して前記三角形部6a上に台形部6
    bを折り重ねた後、前記各々側板4を折目cを介して底
    板1上に折り重ねて前記台形部6bを前記一対の側板2
    上に重ね合わせ貼着し、前記一対の側板4と前記一対の
    側板2とを底板1より立ち起こして、前記一対の内側板
    3を折目bを介して前記側板2内側に折り返して形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の簡易組立二重
    側壁容器。
  3. 【請求項3】前記折目aと折目cと折目eと折目gのそ
    れぞれ起点部分に相当する切込部hの折込フラップ6側
    に、少なくとも折目gに対して90°の角度をもつ端縁
    部6cを設け、該折目g端部が該端縁部6cの中程にて
    交差する請求項2記載の簡易組立二重側壁容器。
  4. 【請求項4】前記折目dの延長方向にある前記各々折込
    フラップ6の外端縁部に相当する部分に、前記外端縁部
    の一部端縁部から先端部までに亘って切込部iを備える
    請求項2又は請求項3記載の簡易組立二重側壁容器。
  5. 【請求項5】前記一対の内側板3外端部に係止突起3a
    を備え、前記底板1の折目aに沿って係止孔8を備え、
    前記一対の側板2を立ち起こした後、前記一対の内側板
    3を折目bを介して側板2内側に折り返した際に前記係
    止突起3aを係止孔8に嵌合することにより、前記一対
    の内側板3が底板1に係止されている請求項2乃至請求
    項4記載の簡易組立二重側壁容器。
  6. 【請求項6】矩形状底板1の互いに対向する各辺に側板
    2と内側板3、及び側板4と内側板5とによる二重側壁
    部を備えた二重側壁容器において、前記二重側壁部を前
    記底板1面に対して、起立及び折畳可能にしたことを特
    徴とする簡易組立二重側壁容器。
  7. 【請求項7】矩形状底板1の互いに対向する各辺に折目
    a、b、c、dを介して連設した一対の側板2、3、
    4、5を備え、前記一対の側板4の両側に折目eを介し
    て連設した折込フラップ6、6は、前記底板1の各々角
    隅部相当部より折目eに対して45°角度の折目gにて
    二分する三角形部6aと台形部6bとにより構成され、
    前記一対の内側板5の両側に折目fを介して連設した折
    込フラップ7、7は、前記三角形部6aと折目dに対し
    て概略線対称形に形成され、前記折目d、gを介して前
    記一対の側板4上に内側板5、各々折込フラップ7上に
    台形部6bを折り重ねた後、前記各々側板4、内側板5
    を折目cを介して底板1上に折り重ねて前記台形部6b
    を前記一対の側板2上に重ね合わせ貼着し、前記一対の
    側板4と内側板5と前記一対の側板2とを底板1より立
    ち起こして、前記一対の内側板3を折目bを介して前記
    側板2内側に折り返して形成されていることを特徴とす
    る請求項6記載の簡易組立二重側壁容器。
  8. 【請求項8】前記折目aと折目cと折目eと折目gのそ
    れぞれ起点部分に相当する切込部hの折込フラップ6側
    に、少なくとも折目gに対して90°の角度をもつ端縁
    部6cを設け、該折目g端部が該端縁部6cの中程にて
    交差する請求項7記載の簡易組立二重側壁容器。
  9. 【請求項9】前記折目dの延長方向にある前記各々折込
    フラップ6の外端縁部に相当する部分に、前記外端縁部
    の一部端縁部から先端部までに亘って切込部iを備える
    請求項7又は請求項8記載の簡易組立二重側壁容器。
  10. 【請求項10】前記一対の内側板3外端部に係止突起3
    aを備え、前記底板1の折目aに沿って係止孔8を備
    え、前記一対の側板2を立ち起こした後、前記一対の内
    側板3を折目bを介して側板2内側に折り返した際に前
    記係止突起3aを係止孔8に嵌合することにより、前記
    一対の内側板3が底板1に係止されている請求項7乃至
    請求項9記載の簡易組立二重側壁容器。
  11. 【請求項11】前記一対の内側板3外端部に折目jを介
    して連設した底圧板3bと、該内側板3の両側に突出す
    る係止突起3c、3cを備え、前記一対の内側板5外端
    角隅部と、該内側板5の両側に折目fを介して連設した
    前記折込フラップ7の前記外端角隅部に隣接する部分と
    に亘って、該内側板5外端縁部に対して平行方向と直角
    方向とに切り込み形成された切込部k、kを備える請求
    項7乃至請求項9記載の簡易組立二重側壁容器。
  12. 【請求項12】前記一対の内側板3の両側に突出する係
    止突起3d、3dを備え、前記一対の内側板5外端角隅
    部と、該内側板5の両側に折目fを介して連設した前記
    折込フラップ7の前記外端角隅部に隣接する部分とに亘
    って、該内側板5外端縁部に対して平行方向と直角方向
    とに切り込み形成された切込部k、kを備える請求項7
    乃至請求項9記載の簡易組立二重側壁容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013035567A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Maruai:Kk 折りたたみ可能な組立式箱
CN111137525A (zh) * 2020-01-21 2020-05-12 上海出版印刷高等专科学校 一种自带隐藏提手的包装盒

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