JP2010143445A - 車両用シートロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】歯飛び現象を防止して、ストライカをフックレバーの1段目の係合溝に確実に係合させる。
【解決手段】拘束レバー12は、ストライカ5がフックレバー8の1段目の係合溝81に係合する際、2段目の係合アーム部85がストライカの進入経路から退避する位置まで移動しないように、フックレバー8の回動を制限し、またシートバックに設けた操作手段の操作に基づいて解除方向へ回動した際、2段目の係合アーム部85がストライカ5の進入経路から退避する位置まで移動するように、フックレバー8の回動を許可する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、車体に起倒可能に支持されたシートバックの起立位置を段階的に変更可能な車両用シートロック装置に関する。
車両用シートロック装置においては、車体に起倒可能に支持されたシートバックに取り付けられ、かつ車体に固着されたストライカに係合することによってシートバックを起立位置に保持可能なフックレバーを備えている。フックレバーには、シートバックの傾斜角度を段階的に変更し得るように、ストライカと係合可能な係合溝をストライカの進入方向に沿って複数並設されている。そして、複数の係合溝のうち2段目の係合溝を形成する2段目の係合アーム部を1段目の係合溝を形成する1段目の係合アーム部よりも下方へ延長させることによって、シートバックを倒伏位置から起立位置に移動させた際、ストライカが2段目の係合アーム部に当接することで、ストライカが1段目の係合溝に係合するような構成を備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−341558号公報
しかし、上述のような従来の車両用シートロック装置においては、シートバックを倒伏位置から起立位置へゆっくり移動させた場合には、ストライカは、フックレバーの1段目の係合溝に係合することはできるが、シートバックを急激に起立位置に移動させた場合には、ストライカに当接したフックレバーが上方へ大きく跳ね上げられてしまい、ストライカを1段目の係合溝に係合させたいにも係わらず、ストライカが1段目の係合溝及び2段目の係合アーム部を通過して2段目の係合溝に係合するような歯飛び現象を招く虞がある。
本発明は、上記課題に鑑み、歯飛び現象を防止して、ストライカをフックレバーの1段目の係合溝に確実に係合させることができるようにした車両用シートロック装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の発明に係わる車両用シートロック装置においては、車体に起倒可能に支持されるシートバックまたは前記車体側のいずれか一方に固定され、前記シートバックが起立状態のとき前記シートバックまたは前記車体側のいずれか他方に設けられるストライカが進入可能なストライカ進入溝を有するベース部材と、前記ベース部材に枢着されるとともに、フック用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカ進入溝に進入した前記ストライカと係合可能な1段目の係合溝と、前記ストライカと係合または遊嵌可能な2段目の係合溝または逃げ溝とを、前記ストライカの前記ストライカ進入溝への進入経路に沿って並設し、前記2段目の係合溝または逃げ溝を形成する2段目の係合アーム部を1段目の係合溝を形成する1段目の係合アーム部よりも延長させたフックレバーと、前記ベース部材に枢着されるとともに、拘束用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカが前記フックレバーの前記1段目の係合溝に係合する際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動しないように、前記フックレバーの回動を制限し、また前記シートバックに設けた操作手段の操作に基づいて解除方向へ回動した際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動するように、前記フックレバーの回動を許可する拘束レバーとを備える。これにより、第1の発明は、シートバックを起立位置に移動させたときの歯飛び現象を防止して、ストライカを1段目の係合溝に確実に係合させることができる。
また、第2の発明に係わる車両用シートロック装置においては、車体に起倒可能に支持されるシートバックまたは前記車体側のいずれか一方に固定され、前記シートバックが起立状態のとき前記シートバックまたは前記車体側のいずれか他方に設けられるストライカが進入可能なストライカ進入溝を有するベース部材と、前記ベース部材に枢着されるとともに、フック用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカ進入溝に進入した前記ストライカと係合可能な1段目の係合溝と、前記ストライカと係合または遊嵌可能な2段目の係合溝または逃げ溝とを、前記ストライカの前記ストライカ進入溝への進入経路に沿って並設し、前記2段目の係合溝または逃げ溝を形成する2段目の係合アーム部を1段目の係合溝を形成する1段目の係合アーム部よりも延長させたフックレバーと、前記ベース部材に枢着されるとともに、拘束用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカが前記フックレバーの前記1段目の係合溝に係合する際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動しないように、前記フックレバーの回動を制限し、また前記シートバックに設けた操作手段の操作に基づいて解除方向へ回動した際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動するように、前記フックレバーの回動を許可し、さらに前記ストライカが前記フックレバーの1段目の係合溝に係合しているとき、前記拘束用ばねの付勢力により前記フックレバーに当接することにより、前記フックレバーの前記ストライカから離脱する方向への回動を阻止可能な拘束レバーとを備える。これにより、第2の発明は、シートバックを起立位置に移動させたときの歯飛び現象を防止して、ストライカを1段目の係合溝に確実に係合させることができることに加えて、ストライカに係合しているフックレバーのガタ付きを阻止して、フックレバーの1段目の係合溝とストライカとの係合を確実にすることができる。
また、第3の発明に係る車両用シートロック装置においては、車体に起倒可能に支持されるシートバックまたは前記車体側のいずれか一方に固定され、前記シートバックが起立状態のとき前記シートバックまたは前記車体側のいずれか他方に設けられるストライカが進入可能なストライカ進入溝を有するベース部材と、前記ベース部材に枢着されるとともに、フック用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカ進入溝に進入した前記ストライカと係合可能な1段目の係合溝と、前記ストライカと係合または遊嵌可能な2段目の係合溝または逃げ溝とを、前記ストライカの前記ストライカ進入溝への進入経路に沿って並設し、前記2段目の係合溝または逃げ溝を形成する2段目の係合アーム部を1段目の係合溝を形成する1段目の係合アーム部よりも延長させたフックレバーと、前記ベース部材に枢着されるとともに、拘束用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカが前記フックレバーの前記1段目の係合溝に係合する際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動しないように、前記フックレバーの回動を制限し、また前記シートバックまたは前記車体側のいずれか一方に設けた操作手段の操作に基づいて解除方向へ回動した際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動するように、前記フックレバーの回動を許可する拘束レバーと、前記ベース部材に枢着されるとともに、センシング用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカが前記フックレバーと係合していないときには、前記ベース部材に当接するアンロック検出位置に停止し、また、前記ストライカが前記フックレバーと係合したときには、前記センシング用ばねの付勢力に抗して、前記ストライカに当接したロック検出位置へ移動可能なセンシングレバーと、前記ベース部材に枢着されるとともに、前記センシングレバーがアンロック検出位置に停止しているとき、前記センシングレバーの回動端部付近に設けた規制突部に当接可能なアンロック用当接部、及び前記センシングレバーがロック検出位置に移動したとき、前記規制突部に当接可能なロック用当接部を有する警告レバーと、前記警告レバーの動きに同期し、前記警告レバーが後記アンロック位置にあることを示すアンロック位置と、前記警告レバーが後記ロック位置にあることを示すロック位置とに移動可能な警告部材とを備え、前記警告レバーは、前記アンロック用当接部が前記規制突部に当接することにより前記警告レバーを一方向へ付勢する警告用ばねの付勢力に抗してアンロック位置に停止し、また、前記センシングレバーがロック検出位置に移動した場合には、前記アンロック用当接部が前記規制突部から離脱するとともに、前記警告用ばねの付勢力により前記ロック位置から一方向へ回動して前記ロック用当接部が前記規制突部に当接するロック位置に移動する。これにより、第3の発明は、シートバックを起立位置に移動させたときの歯飛び現象を防止して、ストライカを1段目の係合溝に確実に係合させること、及びストライカに係合しているフックレバーのガタ付きを阻止して、フックレバーの1段目の係合溝とストライカとの係合を確実にすることに加えて、ストライカの進入経路が基準進入経路からずれても、警告レバーは設定したロック位置に停止して、ロック状態を示す警告部材のロック位置を常に一定にすることができる。
また、第4の発明は、第3の発明に係る車両用シートロック装置であって、前記警告レバーのロック用当接部を、前記警告レバーがロック位置に停止している状態において前記センシングレバーの回動中心を中心とする円弧状に形成する。これにより、第4の発明は、第3の発明の上記作用効果に加えて、ストライカの進入経路が基準進入経路からずれても、警告レバーを設定したロック位置により確実に停止させることができる。
本発明によると、ストライカがフックレバーの1段目の係合溝に係合する際、2段目の係合アーム部がストライカの進入経路から退避する位置まで移動しないように、フックレバーの回動量が制限されるため、シートバックを起立位置に移動させたときの歯飛び現象を防止して、ストライカを1段目の係合溝に確実に係合させることができる。
以下、本発明に係わる一実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、図1、2、4〜10における左方、図3における左斜め上方を「前方」とし、図1、2、4〜10における右方、図3における右斜め下方を「後方」とする。
図1に示すように、リヤシート1は、車体フロアに据え付けられるシートクッション2と、シートクッション2の後端部に左右方向を向くヒンジ軸(図示略)により前後方向へ起倒可能に支持されるシートバック3とを備える。
シートバック3は、内部に装着されるシートロック装置4が車体に固着されるストライカ5に係合することによって、図1に実線で示す第1起立位置と、第1起立位置より後傾の2点鎖線で示す第2起立位置とに段階的に変更可能であり、また、シートバック3の肩部に設けられた警告部材6の操作に基いて、前方へ倒伏する2点鎖線で示す倒伏位置に移動させることができる。なお、本実施形態においては、後述のフックレバー8とストライカ5との係合を解除するための操作手段を警告部材6とするが、本発明は、これに代えて、警告部材6とは別に、フックレバー8とストライカ5との係合を解除するための専用の操作手段をシートバックに設けても良い。
ストライカ5は、シートバック3の側部に対向する車体に固定され、前側の第1係合部51と後側の第2係合部52とを有する。
シートロック装置4は、シートバック3内のシートフレームにボルト(図示略)により固定される金属製のベースプレート71と、ベースプレート71の側面に対向するように固定される金属製のカバープレート72とを含むベース部材7を備える。ベース部材7のほぼ中央部には、シートバック3を起立位置に移動させたとき、ストライカ5の第1、2係合部51、52が後方から進入可能な前後方向を向くストライカ進入溝73が設けられている。なお、シートロック装置4とストライカ5との相互の取付位置関係において上下方向へズレが無ければ、第1、2係合部51、52は、基準進入経路L(図5〜図7参照)に沿ってストライカ進入溝73に進入する。
ベースプレート71とカバープレート72との間には、ストライカ5の第1係合部51または第2係合部52に係合することにより、シートバック3を第1または第2起立位置に保持可能なフックレバー8と、警告部材6に上下方向を向くロッド等の連結杆63を介して連結される警告レバー9と、警告レバー9に連動するオープンレバー10と、ストライカ5がフックレバー8に係合しているか否かを検出可能なセンシングレバー11と、フックレバー8の回動を制限する拘束レバー12とが配設される。なお、図3においては、シートロック装置4の内部構造を明示するため、カバープレート72を省略している。
フックレバー8は、前部が左右方向を向く第1枢軸13によりベース部材7におけるストライカ進入溝73の前部近傍に上下方向へ揺動可能に枢着され、かつ第1枢軸13に巻装されたフック用ばね14により係合方向(下方)へ付勢されている。
フックレバー8の下側を向く部分には、ストライカ5の第1係合部51が係合可能な下方が開口する1段目の係合溝81と、第1係合部51が遊嵌可能な2段目の逃げ溝82とがストライカ5の基準進入経路Lに沿って並設されている。また、フックレバー8における後端縁には、ストライカ5がストライカ進入溝73に進入する際、第1係合部51が当接可能な傾斜縁83が設けられ、傾斜縁83と1段目の係合溝81との間には、1段目の係合溝81を形成する下方へ延出する1段目の短係合アーム部84が設けられ、また、1段目の係合溝81と2段目の逃げ溝82との間には、1段目の短係合アーム部84よりも下方へ延出する2段目の逃げ溝82を形成する2段目の長係合アーム部85が設けられている。さらにフックレバー8の側面には、左右方向へ突出する解除兼拘束用突部86が設けられている。
なお、本実施形態においては、シートバック3を第1起立位置に保持する場合には、図8に示すように、ストライカ5の第1係合部51がフックレバー8の1段目の係合溝81に係合し、また、同じく第2起立位置に保持する場合には、図9に示すように、第1係合部51が2段目の逃げ溝82に若干の隙間をもって遊嵌し、第2係合部52が1段目の係合溝81に隙間無く係合する。しかし、本発明は、本実施形態に特定されるものではない。例えば、ストライカ5は、フックレバー8に係合する部分が第1係合部51のみを設けた構成とし、フックレバー8は、第1係合部51が係合可能な1段目の係合溝と2段目の係合溝を設けた構成として、シートバック3を第2起立位置に保持する場合には、第1係合部51がフックレバー8の2段目の係合溝に隙間無く係合するようにしても良い。
フックレバー8は、ストライカ5と係合していないアンロック状態のとき(シートバック3が倒伏位置のとき)、2段目の長係合アーム部85の下端がベースプレート71に当接したアンロック位置(図2〜4参照)に停止し、また、ストライカ5の第1係合部51が1段目の係合溝81に係合したロック状態(シートバック3を第1起立位置に保持しているとき)及び第1係合部51が2段目の逃げ溝82に遊嵌し、第2係合部52が1段目の係合溝81に係合したロック状態のとき(シートバック3を第2起立位置に保持しているとき)には、フック用ばね14の付勢力に抗して、アンロック位置よりも上方へ変位したロック位置(図8、9参照)に移動する。さらに、フックレバー8は、警告部材6の操作に基いて、後述のようにロック位置からロック解除方向(図4において反時計方向)へ回動すると、第1係合溝81が第1係合部51(または第2係合部52)から離脱する解除位置(図10参照)へ回動する。
センシングレバー11は、フックレバー8に対して左右方向へ重なり合うように、ベース部材7におけるストライカ進入溝73の上方に左右方向を向く第2枢軸15により枢着されるとともに、第2枢軸15に巻装されたセンシング用ばね16により下方へ付勢されている。センシングレバー11の後部には、ストライカ5の第1係合部51または第2係合部52がフックレバー8の1段目の係合溝81に係合した際、第1係合部51または第2係合部52に乗り上げ可能な下向き山形状の検出部111が設けられ、また、同じく前端部には、警告レバー9の各停止位置を決定するための側方へ突出する規制突部112が設けられている。
ストライカ5がフックレバー8に係合していないアンロック状態においては、図2〜図4に示すように、センシングレバー11は、センシング用ばね16の付勢力により、センシングレバー11の前端部がカバープレート72に設けられたストッパ部74に当接することによって、アンロック検出位置に停止し、また、図8(または図9)に示すように、ストライカ5の第1係合部51(または第2係合部52)がフックレバー8の1段目の係合溝81に係合したロック状態においては検出部111が第1係合部51(または第2係合部52)に乗り上げ、アンロック検出位置から上方へ所定角度回動したロック検出位置に移動する。
警告レバー9は、ベース部材7におけるストライカ進入溝73の上方に左右方向を向く第3枢軸17により枢着されるとともに、第3枢軸17に巻装された警告用ばね18の付勢力によりアンロック方向(図2、図4〜図10において時計方向)へ付勢されている。
警告レバー9には、センシングレバー11がアンロック検出位置に停止しているとき、図4に示すように、センシングレバー11の規制突部112に対して第2枢軸15からの遠心方向へ向けて当接可能なアンロック用当接部91と、センシングレバー11がロック検出位置に移動したとき、図8に示すように、規制突部112に対して第2枢軸15からの遠心方向へ向けて当接可能なロック用当接部92と、連結杆63の下端が連結される連結部93とが設けられる。なお、アンロック用当接部91は、ロック用当接部92よりも内周側で、かつ時計方向側に設けられる。
警告レバー9は、アンロック用当接部91がセンシングレバー11の規制突部112に当接したときには、警告用ばね18の付勢力に抗して、アンロック位置9A(図4参照)に停止し、また、ロック用当接部92が規制突部112に当接したときには、警告用ばね18の付勢力に抗して、アンロック位置9Aよりも時計方向へ所定角度回動したロック位置9Bに停止する。
アンロック用当接部91は、警告レバー9がアンロック位置9Aに停止している状態において、センシングレバー11の回転中心(第2枢軸15)を中心とする円弧状になるように形成される。また、ロック用当接部92は、警告レバー9がロック位置9Bに停止している状態において、センシングレバー11の回転中心(第2枢軸15)を中心とする円弧状になるように形成される。これにより、シートバック3のガタ付き等の影響により、ストライカ5の第1係合部51が、基準進入経路Lに対して上下に若干ずれた状態でストライカ進入溝73に進入して、センシングレバー11のロック検出位置が予め定めた設定位置から若干上下にずれても、警告レバー9は、円弧状のロック用当接部92が規制突部112に当接することによって、設定したロック位置に停止することができる。
警告部材6は、シートバック3の肩部に取り付けられる上下方向を向く筒状のガイド部材61と、ガイド部材61内に上下方向へ摺動自在に収容される警告ボタン62とを有している。
警告ボタン62は、警告レバー9の連結部93に連結杆63を介して連結されるとともに、警告レバー9に同期して、警告レバー9がロック位置にあるときには、図8、9に示すように、上面がガイド部材61の上面とほぼ平坦になるロック位置に停止し、また、警告レバー9がアンロック位置にあるときには、図4に示すように、上面がガイド部材61内に所定量没入したアンロック位置に停止する。また、警告ボタン62を、ロック位置から、図10に示すように、アンロック位置を通過した操作位置まで押し込み操作すると、警告レバー9は、解除位置9C(図10参照)まで回動し、後述のように、オープンレバー10及び拘束レバー12を解除位置にそれぞれ回動させる。
オープンレバー10は、ベース部材7におけるストライカ進入溝73の上方に左右方向を向く第4枢軸19により枢着され、図10に示すように、警告レバー9が解除位置9Cに回動した場合、前部に設けた突部101が警告レバー9の後部上縁に当接することによって、待機位置10B(図8参照)からロック解除位置10C(図10参照)に回動する。オープンレバー10が解除位置10Cに回動すると、オープンレバー10のアーム部102がフックレバー8の解除兼拘束用突部86に当接することによって、フックレバー8は、ロック位置から2段目の長係合アーム部85の下端部がストライカ5の基準進入経路Lから退避する解除位置(図10参照)まで回動する。
拘束レバー12は、第3枢軸17に警告レバー9と独立して回動し得るように枢着されると共に、一端がベースプレート71、他端が拘束レバー12にそれぞれ掛止された拘束用ばね20によって時計方向へ付勢される。拘束レバー12の後部外周縁には、フックレバー8がロック位置にあるとき、解除兼拘束用突部86に当接可能な円弧状のカム部122が設けられ、また、同じくカム部122よりも内周側には、ストライカ5の第1係合部51がフックレバー8の1段目の係合溝81に係合する過程において解除兼拘束用突部86が当接することにより、フックレバー8の解除方向への回動量を制限するための第3枢軸17を中心とする円弧状の歯飛び阻止部123が設けられている。なお、カム部122は、反時計方向へ行くにしたがって、第3枢軸17からの距離が漸増するカム形状に形成される。
拘束レバー12は、センシングレバー11がアンロック検出位置に停止している場合には、前部に設けた当接部121がアンロック位置に停止している警告レバー9に対して時計方向へ当接することによって、拘束用ばね20の付勢力に抗して図4に示すアンロック位置に停止し、また、センシングレバー11がロック検出位置に移動した場合には、拘束用ばね20の付勢力をもって、カム部122が解除兼拘束用突部86に当接し、フックレバー9の回動を阻止する図8に示すロック位置に移動し、さらには、警告レバー9が解除位置9cに回動した場合には、警告レバー9に連動して、カム部122及び歯飛び阻止部123が解除兼拘束用突部86の移動軌跡外に退避する図10に示す解除位置に回動する。
拘束レバー12のロック位置において、拘束用ばね20の付勢力により、カム部122が解除兼拘束用突部86に当接した場合には、カム作用によりフックレバー8を下方へ押し付ける力(フックレバー8の1段目の係合溝81がストライカ5の第1係合部51に深く係合する力)を付与し、1段目の係合溝81と第1係合部51との相互のガタ付きを確実に抑えると共に、振動等によりフックレバー8が解除方向へ回動することを阻止し、フックレバー8の1段目の係合溝81とストライカ5の第1係合部51との係合を確実にする。
歯飛び阻止部123は、ストライカ5の第1係合部51がフックレバー8の1段目の係合溝81に係合する過程において、解除兼拘束用突部86に当接することによって、フックレバー8の解除方向への回動量を制限する。フックレバー8の制限回動角は、フックレバー8における1段目の短係合アーム部84の先端がストライカ5の基準進入経路Lから上方へ退避するが、2段目の長係合アーム部85の先端は基準進入経路Lから退避しないように設定される。これにより、ストライカ5の第1係合部51がストライカ進入溝73に進入した際、第1係合部51が長係合アーム部85を通過して2段目の逃げ溝82に遊嵌するとともに、第2係合部52が1段目の係合溝81に係合してしまう歯飛び現象を確実に阻止することできる。
次に、本実施形態の各状態及び作用について説明する。
(i)シートバック3が倒伏位置にある場合(ストライカ5がフックレバー8に係合していない場合):
図4に示すように、フックレバー8は、フック用ばね14の付勢力によりアンロック位置に保持され、センシングレバー11は、センシング用ばね16の付勢力によりアンロック検出位置に保持されている。警告レバー9は、アンロック用当接部91がセンシングレバー11の規制突部112に当接することにより、警告用ばね18の付勢力に抗して、アンロック位置に停止している。また、拘束レバー12は、当接部121が警告レバー9に当接することにより、アンロック位置に停止している。
この状態においては、センシングレバー11のアンロック検出位置は、ベースプレート71に当接した位置、警告レバー9のアンロック検出位置は、センシングレバー11の規制突部112に当接した位置、また、警告ボタン62のアンロック位置は、警告レバー9の停止位置によってそれぞれ決定されるため、シートバック3のガタ付きの影響により、ストライカ5の進入経路が基準進入経路Lに対して上下にずれても、警告ボタン62は、設定したアンロック位置に確実に停止する。これにより、乗員は、警告ボタン62の上面がガイド部材61内に没入したアンロック位置に基いて、ストライカ5がフックレバー8に係合していないアンロック状態を確認することができる。
(ii)シートバック3を倒伏位置から第1起立位置に移動させる場合:
シートバック3を倒伏位置から起立させると、図5に示すように、ストライカ5の第1係合部51がストライカ進入溝73に進入してフックレバー8の傾斜縁83に当接した後、センシングレバー11の先端に設けられた傾斜縁に当接する。これにより、図6の状態を経由して、図7に示すように、フックレバー8は、フック用ばね14の付勢力に抗して、アンロック位置から上方へ所定量回動し、また、センシングレバー11は、センシング用ばね16の付勢力に抗して上方へ回動して、検出部111が第1係合部51に乗り上げたロック検出位置に移動する。このとき、拘束レバー12の歯飛び阻止部123が解除兼拘束用突86の移動規制内にあって、フックレバー8の回動量を制限しているため、図7に示すように、フックレバー8の2段目の長係合アーム部85の先端がストライカ5の基準進入経路Lから退避する位置まで回動することはない。これにより、ストライカ5の第1係合部51がストライカ進入溝73に進入したとき、第1係合部51が2段目の長係合アーム部85を通過して逃げ溝82に遊嵌するとともに、第2係合部52が1段目の係合溝81に係合してしまうような歯飛び現象を防止して、第1係合部51を1段目の係合溝81に確実に係合させることができる。
なお、警告レバー9は、センシングレバー11がアンロック検出位置からロック検出位置に至る途中(図6参照)で、センシングレバー11の規制突部112が、警告レバー9のアンロック用当接部91の移動軌跡外に退避することにより、拘束用ばね20の付勢力によってロック位置への移動が可能となる。
センシングレバー11がロック検出位置に移動すると、警告レバー9は、拘束用ばね20の付勢力により、ロック用当接部92が規制突部112に当接したロック位置に移動して停止する。これにより、警告ボタン62は、アンロック位置からロック位置に移動する。
(iii)シートバック3が第1起立位置(または第2起立位置)に保持されている場合:
図8(または図9)に示すように、ストライカ5の第1係合部51(または第2係合部52)は、フックレバー8の第1係合溝81に係合している。拘束レバー12は、拘束用ばね20の付勢力により、カム部122が解除兼拘束用突部86に当接して、フックレバー8を下方へ押し付けている。センシングレバー11は、検出部111がストライカ5の第1係合部51(または第2係合部52)に乗り上げたロック位置に移動している。警告レバー9は、ロック用当接部92がロック位置に移動したセンシングレバー11の規制突部112に当接したロック位置に移動している。警告ボタン62は、警告レバー9に同期して、上面がガイド部材61と平坦になるロック位置に移動している。
この状態においては、拘束レバー12のカム部122がフックレバー8の解除兼拘束用突部86に当接して、フックレバー8を下方へ押し付けると共に、フックレバー8の上方への回動を阻止しているため、フックレバー8の第1係合溝81は、ストライカ5の第1係合部51(または第2係合部52)にガタ付き無く係合して、シートバック3をガタ付きを阻止することができる。また、警告ボタン62の停止位置は、警告レバー9の停止位置によって決定されるため、シートロック装置4に対するストライカ5の進入経路が基準進入経路Lに対して上下方向へずれても、警告ボタン62は、設定したロック位置に確実に停止する。したがって、乗員は、警告ボタン62の上面がガイド部材61と平坦になるロック位置に基いて、ストライカ5がフックレバー8に係合したロック状態を確認することができる。
(iv)シートバック3を第1起立位置から第2起立位置へ移動させる場合:
図10に示すように、警告ボタン62をロック位置からアンロック位置を通過した操作位置まで押し込み操作する。これにより、警告レバー9は、警告用ばね18の付勢力に抗して、ロック位置9Bからアンロック位置9Aを通過して解除位置9Cに回動し、オープンレバー10の突部101を介して、オープンレバー10を解除位置10Cに回動させる。フックレバー8は、オープンレバー10の回動に連動して解除位置に回動する。フックレバー8が解除位置に回動すると、フックレバー8の第1係合溝81がストライカ5の第1係合部51から離脱する。この状態で、シートバック3を第1起立位置から倒伏位置へ移動させる。
(v)シートバック3を第1起立位置から倒伏位置へ移動させる場合:
上記(iv)の操作と同様にして、警告ボタン62の操作により、フックレバー8を解除位置に回動させた状態で、シートバック3を第2起立位置へ向けて移動させ、図9に示すように、ストライカ5の第1係合部51を2段目の逃げ溝82に遊嵌させ、また第2係合部52を1段目の係合溝81に係合させる。なお、この場合は、図10に示すように、拘束レバー12は、警告レバー9の解除位置9Cへの回動に基づいて、カム部122及び歯飛び阻止部123がフックレバー8の解除兼拘束用突部86の移動軌跡外に退避する位置に回動するため、フックレバー8の2段目の長係合アーム部85がストライカ5の基準進入経路Lから上方へ退避する位置への回動が可能となる。したがって、ストライカ5の第1係合部61は、2段目の長係合アーム部85を通過して、フックレバー8の2段目の逃げ溝82に係合することができる。
本発明を適用した車両用リヤシートの斜視図である。 本発明に係わるシートロック装置の側面図である。 同じくシートロック装置の斜視図である。 同じくアンロック状態における要部の側面図である。 同じくストライカがフックレバーの1段目の係合溝に係合する第1の過程を示す要部の側面図である。 同じくストライカがフックレバーの1段目の係合溝に係合する第2の過程を示す要部の側面図である。 同じくストライカがフックレバーの1段目の係合溝に係合する第3の過程を示す要部の側面図である。 同じく1段目のロック状態における要部の側面図である。 同じく2段目のロック状態における要部の側面図である。 同じく解除操作時におけるシートロック装置の側面図である。
符号の説明
1 リヤシート
2 シートクッション
3 シートバック
4 シートロック装置
5 ストライカ
6 警告部材
7 ベース部材
8 フックレバー
9 警告レバー
10 オープンレバー
11 センシングレバー
12 拘束レバー
13 第1枢軸
14 フック用ばね
15 第2枢軸
16 センシング用ばね
17 第3枢軸
18 警告用ばね
19 第4枢軸
20 拘束用ばね
51 第1係合部
52 第2係合部
61 ガイド部材
62 警告ボタン
63 連結杆
71 ベースプレート
72 カバープレート
73 ストライカ進入溝
74 ストッパ部
81 1段目の係合溝
82 2段目の逃げ溝(係合溝)
83 傾斜縁
84 1段目の短係合アーム部
85 2段目の長係合アーム部
86 解除兼拘束用突部
91 アンロック用当接部
92 ロック用当接部
93 連結部
101 突部
102 アーム部
111 検出部
112 規制突部
121 当接部
122 カム部
123 歯飛び阻止部

Claims (4)

  1. 車体に起倒可能に支持されるシートバックまたは前記車体側のいずれか一方に固定され、前記シートバックが起立状態のとき前記シートバックまたは前記車体側のいずれか他方に設けられるストライカが進入可能なストライカ進入溝を有するベース部材と、
    前記ベース部材に枢着されるとともに、フック用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカ進入溝に進入した前記ストライカと係合可能な1段目の係合溝と、前記ストライカと係合または遊嵌可能な2段目の係合溝または逃げ溝とを、前記ストライカの前記ストライカ進入溝への進入経路に沿って並設し、前記2段目の係合溝または逃げ溝を形成する2段目の係合アーム部を1段目の係合溝を形成する1段目の係合アーム部よりも延長させたフックレバーと、
    前記ベース部材に枢着されるとともに、拘束用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカが前記フックレバーの前記1段目の係合溝に係合する際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動しないように、前記フックレバーの回動を制限し、また前記シートバックに設けた操作手段の操作に基づいて解除方向へ回動した際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動するように、前記フックレバーの回動を許可する拘束レバーとを備えたことを特徴とする車両用シートロック装置。
  2. 車体に起倒可能に支持されるシートバックまたは前記車体側のいずれか一方に固定され、前記シートバックが起立状態のとき前記シートバックまたは前記車体側のいずれか他方に設けられるストライカが進入可能なストライカ進入溝を有するベース部材と、
    前記ベース部材に枢着されるとともに、フック用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカ進入溝に進入した前記ストライカと係合可能な1段目の係合溝と、前記ストライカと係合または遊嵌可能な2段目の係合溝または逃げ溝とを、前記ストライカの前記ストライカ進入溝への進入経路に沿って並設し、前記2段目の係合溝または逃げ溝を形成する2段目の係合アーム部を1段目の係合溝を形成する1段目の係合アーム部よりも延長させたフックレバーと、
    前記ベース部材に枢着されるとともに、拘束用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカが前記フックレバーの前記1段目の係合溝に係合する際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動しないように、前記フックレバーの回動を制限し、また前記シートバックに設けた操作手段の操作に基づいて解除方向へ回動した際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動するように、前記フックレバーの回動を許可し、さらに前記ストライカが前記フックレバーの1段目の係合溝に係合しているとき、前記拘束用ばねの付勢力により前記フックレバーに当接することにより、前記フックレバーの前記ストライカから離脱する方向への回動を阻止可能な拘束レバーとを備えたことを特徴とする車両用シートロック装置。
  3. 車体に起倒可能に支持されるシートバックまたは前記車体側のいずれか一方に固定され、前記シートバックが起立状態のとき前記シートバックまたは前記車体側のいずれか他方に設けられるストライカが進入可能なストライカ進入溝を有するベース部材と、
    前記ベース部材に枢着されるとともに、フック用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカ進入溝に進入した前記ストライカと係合可能な1段目の係合溝と、前記ストライカと係合または遊嵌可能な2段目の係合溝または逃げ溝とを、前記ストライカの前記ストライカ進入溝への進入経路に沿って並設し、前記2段目の係合溝または逃げ溝を形成する2段目の係合アーム部を1段目の係合溝を形成する1段目の係合アーム部よりも延長させたフックレバーと、
    前記ベース部材に枢着されるとともに、拘束用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカが前記フックレバーの前記1段目の係合溝に係合する際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動しないように、前記フックレバーの回動を制限し、また前記シートバックまたは前記車体側のいずれか一方に設けた操作手段の操作に基づいて解除方向へ回動した際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動するように、前記フックレバーの回動を許可する拘束レバーと、
    前記ベース部材に枢着されるとともに、センシング用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカが前記フックレバーと係合していないときには、前記ベース部材に当接するアンロック検出位置に停止し、また、前記ストライカが前記フックレバーと係合したときには、前記センシング用ばねの付勢力に抗して、前記ストライカに当接したロック検出位置へ移動可能なセンシングレバーと、
    前記ベース部材に枢着されるとともに、前記センシングレバーがアンロック検出位置に停止しているとき、前記センシングレバーの回動端部付近に設けた規制突部に当接可能なアンロック用当接部、及び前記センシングレバーがロック検出位置に移動したとき、前記規制突部に当接可能なロック用当接部を有する警告レバーと、
    前記警告レバーの動きに同期し、前記警告レバーが後記アンロック位置にあることを示すアンロック位置と、前記警告レバーが後記ロック位置にあることを示すロック位置とに移動可能な警告部材とを備え、
    前記警告レバーは、前記アンロック用当接部が前記規制突部に当接することにより前記警告レバーを一方向へ付勢する警告用ばねの付勢力に抗してアンロック位置に停止し、また、前記センシングレバーがロック検出位置に移動した場合には、前記アンロック用当接部が前記規制突部から離脱するとともに、前記警告用ばねの付勢力により前記ロック位置から一方向へ回動して前記ロック用当接部が前記規制突部に当接するロック位置に移動することを特徴とする車両用シートロック装置。
  4. 前記警告レバーのロック用当接部を、前記警告レバーがロック位置に停止している状態において前記センシングレバーの回動中心を中心とする円弧状に形成したことを特徴とする請求項3記載の車両用シートロック装置。
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