JP4482475B2 - シートスライド装置 - Google Patents

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Description

本発明は自動車のシート等に使用されるシートスライド装置に係り、シートがスライドする一方側端位置と他方側端位置との間の中間停止位置で中間停止させる機構を備えたシートスライド装置に関するものである。
近年、自動車のシート配列として、フロントシート、セカンドシート、サードシートを備えた三列シートの形態が採用されているものが広く普及している。このような自動車では、限られた車内スペースの中でより快適な乗心地及び居住空間を確保するために、一列目のフロントシートのみならず、二列目のセカンドシートにもシートスライド装置が設けられていることが多い。シートスライド装置には、シートの前後方向の位置を調節してシートを任意の位置に固定するためのシートロック機構と、そのロックを解除するための通常移動用のシートロック解除レバーが設けられている。
また、三列シートの場合、シートスライド装置によりセカンドシートをスライド可能な最後端位置に移動させると、サードシートの乗員(後席乗員)の足元スペースが確保できずにセカンドシートの後端が後席乗員の足に衝突してしまうことが予想される。そのため、通常のシートロック機構の他に、シートロック機構を解除してセカンドシートを後方へ移動させる場合にその途中の位置(中間停止位置)で一旦シートのスライドを停止させる中間停止のためのシートスライド装置を設けることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の中間ストッパ装置は、前方から後方に向かってロアストッパ機構を越えるシートスライドを行う際に、ロアストッパ機構によって、一旦シートスライドが禁止され、中間停止位置にロックされると、ロアストッパ機構のスライドストッパを操作し、次に、シートシートロック機構のロックレバーを操作することにより、ロアストッパ機構を乗り越えることができるものである。
特開平10−6824号公報
しかしながら、前方から後方へシートを移動させる際に、中間停止位置より前方にシートがある状態で通常移動用のシートロック解除レバーと中間停止解除レバーとを両方作動した場合には、中間停止がなされずに、一度に最後端位置までスライドして後席乗員に衝突してしまうおそれがある。
本発明の目的は、解除レバーの誤操作にも確実に中間停止を行い、後席乗員の安全を確実に守ることのできるシートスライド装置を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明に係るシートスライド装置は、車両所定方向に設けられたスライドレールに沿ってシートを移動自在に保持するとともに所定のロック位置でロック可能なシートロック機構と、前記ロック位置に固定されたシートのロックを解除して所定方向移動可能とするシートロック解除機構とを備えたシートスライド装置であって、前記シートを一方側へ移動させる際には、所定の位置に設けられている中間停止位置に強制的に停止させる中間停止機構と、前記中間停止位置に停止された前記シートをさらに一方側へ移動可能に解除する中間停止解除機構とを有し、前記シートの一方側移動時には、前記シートロック解除機構及び前記中間停止解除機構を同時に作動させた解除状態でも前記シートを前記中間停止位置に強制的に停止させることを特徴としている。
このように構成されたシートスライド装置においては、中間停止機構によりシートを所定の中間停止位置に強制的に停止させる。これにより、例えば3列シートの2列目のシートをシートロック解除機構により移動可能状態として一方側(例えば後方)へ移動させる際に、3列目のシートと衝突する前に中間停止位置に停止させることができる。また、シートロック解除機構及び中間停止解除機構を同時に作動させた解除状態でも、シートを中間停止位置に強制的に停止させるので、誤操作した場合でも3列目に座っている乗員に2列目のシートが衝突するのを確実に防止することができる。なお、中間停止位置に中間停止したときには、通常のシートロック機構によりロックされるようにすることが望ましい。
また、本発明に係るシートスライド装置において、前記中間停止機構は、前記中間停止位置においてスライドレール側部材に移動自在に設けられ、シート側部材に干渉して前記シートの一方側への移動を規制するロックブラケットを有し、
前記中間停止解除機構は、前記シート側部材に移動可能に設けられる解除プレートと、この解除プレートに移動可能に設けられる押圧部と、前記解除プレートを退避位置から中間停止解除状態に移動させる中間停止解除レバーとを有し、
前記押圧部は、中間停止状態では前記中間停止解除レバーにより前記解除プレートを移動させることにより、前記シート側部材と当接している前記ロックブラケットを解除方向へ押圧可能であるとともに、中間停止解除状態で前記シートが他方側から中間停止位置に移動してきた場合には、前記ロックブラケットに当接することにより非押圧側へ移動可能であることが好ましい。
このように構成されたシートスライド装置においては、シートロック解除機構によりシートロック機構を解除した状態でシートを一方側(例えば後方)へ移動させると、中間停止機構においてスライドレール側部材に移動自在に設けられているロックブラケットが、シート側に設けられているシート側部材に当接する。これにより、シートを中間停止位置に強制的に停止させるので、例えば、2列目のシートが3列目に座っている乗員に衝突するのを防止することができる。なお、中間停止解除機構の中間停止解除レバーにより解除プレートを移動させて、解除プレートに設けられている押圧部によりロックブラケットを押して移動させることにより、中間停止を解除することができるので、さらに一方側へシートを移動させることができる。
また、本発明に係るシートスライド装置において、前記中間停止機構は、前記中間停止位置において前記スライドレールに取り付けられ前記シート側と干渉しないスライドレール側部材としてのロアベースブラケットと、このロアベースブラケットに移動自在に設けられ、ロックブラケット付勢手段により付勢されて前記シート側に取り付けられているシート側部材としてのロックプレートに干渉して前記シートの一方側への移動を規制するロックブラケットとを有し、前記中間停止解除機構は、前記ロックプレートに移動可能に設けられ解除プレート付勢手段により退避位置に付勢される解除プレートと、この解除プレートに移動可能に設けられるとともに押圧部付勢手段により付勢されている押圧部と、前記解除プレートを退避位置から前記解除プレート付勢手段に抗して中間停止解除状態に移動させる中間停止解除レバーとを有し、前記押圧部は、中間停止状態では前記中間停止解除レバーにより前記解除プレートを移動させることにより、前記ロックプレートと当接している前記ロックブラケットを前記ロックブラケット付勢手段に抗して解除方向へ押圧可能であるとともに、中間停止解除状態で前記シートが他方側から中間停止位置に移動してきた場合には、前記ロックブラケットに当接することにより前記押圧部付勢手段に抗して非押圧側へ移動可能であることが好ましい。
このように構成されたシートスライド装置においては、シートロック解除機構によりシートロック機構を解除した状態でシートを一方側(例えば後方)へ移動させると、中間停止機構においてロアベースブラケットに移動自在に設けられるとともにロックブラケット付勢手段により移動しているロックブラケットが、シート側に設けられているロックプレートに当接する。これにより、シートを中間停止位置に強制的に停止させるので、2列目のシートが3列目に座っている乗員に衝突するのを防止することができる。なお、中間停止解除機構の中間停止解除レバーにより解除プレートを移動させて、解除プレートに設けられている押圧部によりロックブラケットをロックブラケット付勢手段に抗する方向へ押して移動させることにより、中間停止を解除することができるので、さらに一方側へシートを移動させることができる。
また、誤操作により、シートロック解除機構及び中間停止解除機構を同時に作動させた解除状態でシートを後方へ移動させた場合には、解除プレートの押圧部は押圧部付勢手段により付勢されてロックブラケットを押圧可能な位置にあるが、シートが中間停止位置に達すると、押圧部がロックブラケットに当接して非押圧側へ移動するので、中間停止解除状態にはならない。これにより、確実にシートを中間停止位置に停止させることができる。
また、本発明に係るシートスライド装置において、前記ロックブラケットの前端部には、前記シートが前記中間停止位置の直前にあるときに前記中間停止解除レバーを作動させて解除プレートを移動させた際に、前記押圧部との干渉を回避する切欠きが設けられていることが好ましい。
このように構成されたシートスライド装置においては、シートロック解除機構によりシートのロックを解除して後方へ移動させ、シートが中間停止位置の直前に達したときに誤操作によりさらに中間停止解除機構をも作動させた場合には、解除プレートの移動により押圧部はロックブラケット側へ移動するが、ロックブラケットの前端に設けられている切欠きにより空振りするので中間停止解除状態とはならず、中間停止位置にシートを確実に停止させることができる。
また、本発明に係るシートスライド装置において、前記シートが前記中間停止位置より後方から前記中間停止位置より前方へ移動する時には、前記中間停止位置で停止することなく解除操作不要で移動可能であることが好ましい。
このように構成されたシートスライド装置においては、後席乗員が自動車から降りる際等に速やかにシートを前方へ移動させることができる。そのため、緊急時等の後席乗員の安全性を確保することができる。
また、本発明に係るシートスライド装置において、前記ロックブラケットの後端部には、前記シートを前記中間停止位置の後方から前方へ移動させる際に前記ロックプレート及び前記押圧部に当接しつつスライドして前記ロックブラケットを前記ロックブラケット付勢手段に抗して移動させることにより、前記ロックブラケットと前記ロックプレート及び前記押圧部との干渉を回避する傾斜部が設けられていることが好ましい。
このように構成されたシートスライド装置においては、シートを中間停止位置の後方から前進させる際に、シート側のロックプレートがロックブラケット後端部に設けられている傾斜部に当接し、スライドすることによりロックブラケットをロックブラケット付勢手段に抗して解除側へ移動させる。このため、中間停止解除レバーを操作することなく、シートをスムーズに前進させることができる。
また、本発明に係るシートスライド装置において、前記シートが前記中間停止位置より後方の位置で、前記ロックブラケットを前記ロックブラケット付勢手段に抗して解除方向へ変位させた状態に維持するガイド部が設けられていることが好ましい。
このように構成されたシートスライド装置においては、シートが中間停止位置の後方に位置しているときには、ロックブラケットが中間停止の解除状態にあるため、中間停止解除レバーを操作することなく、シートを中間停止位置の後方から前方へスムーズに前進させることができる。
本発明によれば、従来のような誤操作の際にシートが中間停止することなく一方側へ移動するという問題を解消でき、これにより、解除レバーの誤操作の場合でも確実に中間停止させることができ、後席乗員の安全を確保することができる。
以下、本発明に係る実施形態の例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るシートスライド装置を示す分解斜視図であり、図2は中間停止機構の分解斜視図であり、図3は中間停止解除機構の分解斜視図である。なお、以下の実施形態では、前記車両所定方向が車両前後方向である場合であって、所定方向の一方側を後方とし、所定方向の他方側を前方としているが、本発明においてスライド移動させる方向はこれに限られず、例えば車両横方向などであっても良い。
図1に示すように、本発明の第1実施形態であるシートスライド装置10は、前後方向(所定方向)に設けられたスライドレール11に沿ってシート12(シートの指示部分の一部のみを図示している)を移動自在に保持するとともに所定のロック位置でロック可能なシートロック機構(図示省略)と、ロック位置に固定されたシートのロックを解除して前後(所定方向)移動可能とするシートロック解除機構(図示省略)とを備えている。
そして、シート12を後方(一方側)へ移動させる際には、シートロック解除機構によりシート12のロックを解除した状態であっても所定の位置に設けられている中間停止位置P0に強制的に停止させる中間停止機構20と、中間停止位置P0に停止されたシート12をさらに後方へ移動可能に解除する中間停止解除機構30とを有し、シートロック解除機構及び中間停止解除機構30を同時に作動させた解除状態でもシート12を中間停止位置P0に強制的に停止させるようになっている。
シートロック機構及びシートロック解除機構は従来公知の構造を使用することができ、図示及び詳細な説明は省略して概要を説明する。
シート12は、乗員が着座するシートクッション(以後クッションと呼ぶ)と、背中を支持するシートバック(以後バックと呼ぶ)とを備えており、クッションとバックは角度調整(例えば、約30度)に加えて前倒し可能(例えば、約50度)なリクライニングヒンジで連結されている。シートロック機構によりシートは前後調整可能(例えば、約270mm)となっている。
リクライニングとスライドレールはケーブルにより連結されており、バックに設けられたシートロック解除機構である前倒し操作レバーにより、バックを前倒しにするとスライドレールのロックが解除され、シート12は移動可能となる。
図1に示すように、スライドレール11は上面に開口11aを有する全体矩形状の断面形状をしており、スライドレール11の内部にはアッパーレール13が車両前後方向の摺動自在に設けられていて、シート12はアッパーレール13の上面に固定されている。なお、シートロック機構は所定のピッチでアッパーレール13をスライドレール11に固定する機構であり、シートロック解除機構は、アッパーレール13を開放してスライドレール11に対して移動自在にする機構である。シートロック解除機構としては、例えば、いわゆるタオルバーを設けることができる。
図1及び図2に示すように、中間停止機構20は、中間停止位置P0においてスライドレール11に取り付けられシート12側と干渉しないロアベースブラケット21と、このロアベースブラケット21に回動自在に設けられ、常時はロックブラケット付勢手段としての第1のバネ22により付勢されて、シート12側に取り付けられているロックプレート31に干渉してシート12の後方への移動を規制するロックブラケット23とを有している。
図2に示すように、ロアベースブラケット21の一端は筒状に湾曲されて軸受け部21aが形成されており、ピン24が軸支されている。一方、ロックブラケット23の一端は湾曲されて軸受け部23aが形成されており、ピン24が貫通している。ピン24には第1のバネ22が取り付けられており、ロアベースブラケット21に対してロックブラケット23をスライドレール11へ向かう図2中矢印A方向に付勢している。なお、ロックブラケット23は、矢印A方向に回動した状態で、ロアベースブラケット21の上方に向かって斜め位置に保持されるようになっている。
図1及び図3に示すように、中間停止解除機構30は、ロックプレート31に回動可能に設けられ常時は解除プレート付勢手段である第2のバネ32により退避位置に付勢される解除プレート33と、この解除プレート33に回動可能に設けられるとともに押圧部付勢手段である第3のバネ34により付勢されている押圧部35と、解除プレート33を退避位置から第2のばね32に抗して中間停止解除状態に回動させる中間停止解除レバー36とを有している。
図3に示すように、ロックプレート31は、アッパーレール13の上面に取り付けられるベース部31aを有しており、一端において曲げ上げられてストッパ部31bが形成されている。ストッパ部31bの上端は曲げられており、その先端にはケーブル受け部31cが切り欠かれて形成されている。このケーブル受け部31には、中間停止解除レバー36との間に設けられるケーブル37の外側の鞘部が取り付けられる。
また、図3に示すように、解除プレート33は全体「く」字状をしており、中央部がピン38によりロックプレート31のベース部31aに回動可能に取り付けられている。ピン38には、第2のバネ32が取り付けられており、一端はロックプレート31のストッパ部31bに当接し、他端は解除プレート33に取り付けられている。これにより、解除プレート33は、図3中矢印B方向へ付勢されることになる。解除プレート33の一端はU字状に曲げられてワイヤ取付部33aが切欠き形成されており、ケーブル37の内部のワイヤの先端が取り付けられるようになっている。
また、解除プレート33の他端には、押圧部35がピン39を介して解除プレート33に回動自在に取り付けられている。押圧部35は、中間停止状態では中間停止解除レバー36によって解除プレート33を回動させることにより、ロックプレート31と当接しているロックブラケット23を第1のバネ22に抗して解除方向へ押圧可能であるとともに、中間停止解除状態でシート12が前方から中間停止位置P0に移動してきた場合には、ロックブラケット23に当接することにより第3のバネ34に抗して非押圧側(図3中矢印D方向)へ回動可能に設けられている。
従って、中間停止解除レバー36を操作すると、ケーブル37内のワイヤが引っ張られて、解除プレート33を第2のバネ32に抗して図3中矢印C方向へ回動させることになる。
なお、図2に示したロックブラケット23の図中右手前側の前端部には、シート12が中間停止位置P0の直前にあるときに中間停止解除レバー36を作動させて解除プレート33を回動させた際に、押圧部35との干渉を回避する切欠き23bが設けられている。また、ロックブラケット23の図中左奥側の後端部には、中間停止位置P0の後方からシート12を前方移動させる際にロックプレート31に当接しスライドしてロックブラケット23を第1のバネ22に抗して回動させることによりロックブラケット23とロックプレート31及び押圧部35との干渉を回避する傾斜部23cが設けられている。
次に、中間停止及び中間停止の解除の動作について説明する。
(1)中間停止位置における中間停止状態
図4は中間停止状態を示す平面図であり、図5は図4中V方向から見た側面図である。
シートロック解除機構によりシートロック機構のロックを解除して、シート12を移動可能な状態とし、シート12を中間停止位置P0よりも前方から後方へ移動させると、図4及び図5に示すように、シート12側であるアッパーレール13に取り付けられているロックプレート31が、スライドレール11に取り付けられている中間停止機構20のロックブラケット23に当接するため、シート12は中間停止位置P0に中間停止する。なお、中間停止した際に、シートロック機構によりシート12をロックするように、中間停止位置P0もロック位置とするのが望ましい。
(2)中間停止位置における中間停止解除状態
図6は中間停止を解除した状態を示す平面図であり、図7は図6中VII方向から見た側面図である。
中間停止を解除する際には、中間停止解除レバー36を操作して解除プレート33のワイヤ取付部33aを図6中矢印A方向へ移動させることにより、解除プレート33をピン38を中心として図6中矢印B方向へ回動させる。これにより、図6及び図7に示すように、解除プレート33に設けられている押圧部35が図6中B方向へ移動して、ロックブラケット23を第1のバネ22に抗して移動させる。これにより、ロックブラケット23がロックプレート31から離脱して中間停止を解除するので、シート12は中間停止位置P0の後方へ移動可能になる。
(3)中間停止位置の後方における移動状態
図8は中間停止位置の後方における移動状態を示す平面図であり、図9は図8中IX向から見た側面図である。なお、この場合には、中間停止解除レバー36を操作せずに移動可能である。
前述した中間停止の解除動作により、ロックブラケット23はロックプレート31のストッパ部31bの外側面の外側へ移動しているので、その後中間停止解除レバー36の操作をやめてもロックブラケット23の内側面はロックプレート31のストッパ部31bの外側面に接触することになる。このため、中間停止解除状態が維持されるので、シート12は中間停止位置P0の後方へ移動可能となる。
なお、通常、中間停止位置P0はシート12の最後端位置の近傍(例えば100mm前方)に設けられるので、中間停止位置P0の後方においては、ロックブラケット23がストッパ部31bの外側面に当接すると、最後端までこの状態を保持することになる。これにより、中間停止位置P0の後方では、中間停止解除レバー36を操作することなく、シート12は前後に移動可能となる。
(4)中間停止位置の後方において中間停止解除レバーを操作した状態
前述したように、中間停止位置P0の後方においては、ロックブラケット23はロックプレート31のストッパ部31bの外側面に接触しているので、このときに中間停止解除レバー36を操作しても、押圧部35がロックブラケット23をストッパ部31bからさらに離すだけである。従って、この場合でも、シート12の前後移動に支障はない。
(5)中間停止位置の前方から中間停止解除レバーを操作しながら後方へ移動した場合
図10は中間停止位置の前方(例えばシートロックの2ピッチ手前)において中間停止解除レバー36を操作した状態を示す平面図であり、図11は図10の状態でシート12を後方へ移動させた状態を示す平面図である。
図10に示す位置では、中間停止解除レバー36の操作によって解除プレート33を図中矢印B方向に回動させても、押圧部35はロックブラケット23に当接しないで空振りする。この状態でシート12を後方へ移動させると、図11に示すように、押圧部35がロックブラケット23に当接する。しかし、押圧部35はピン39を中心として回動自在に支持されており、第3のバネ34によって図10中矢印A方向に付勢されて停止しているだけなので、ロックブラケット23が当接すると容易に矢印B方向へ回動する。このため、押圧部35はロックブラケット23を中間停止解除方向へ移動させることはなく、ロックブラケット23はロックプレート31と当接して、シート12を中間停止位置P0に中間停止させることとなる。
(6)中間停止位置の直前で中間停止解除レバーを操作した場合
図12は中間停止位置P0の直前(例えば、シートロックの1ピッチ手前)で中間停止解除レバー36を操作した状態の拡大図である。
中間停止位置P0の直前で解除プレート33を回動させると、押圧部35が解除方向へ移動することになる。このとき、ロックブラケット23に当接して中間停止を解除すると、シート12は後方へ移動可能となり、中間停止を行うことができなくなる。そこで、押圧部35が移動してロックブラケット23を解除しないように、ロックブラケット23の前端部に切欠き23bが設けられている。この切欠き23bによって押圧部35は空振りし、ロックブラケット23を解除することなく、前述した(5)と同じ状態となる。これにより、シート12を中間停止位置P0に確実に中間停止させることができる。
次に、中間停止位置P0の後方から前方への移動について説明する。
一般に、後方から前方へシート12をスライドさせる際には、中間停止位置P0に中間停止させる必要はない。後方から前方へ中間停止位置P0を越えるようにスライドさせる際にも、前方からスライドさせるときと同様に中間停止位置P0で一旦停止すると、中間停止を解除するための中間停止解除レバー36の操作を行わなければならず、煩雑である。また、三列シートであって4ドアタイプの自動車の場合、緊急時等に後席乗員が自動車から降りるために速やかにセカンドシートを最前端位置まで移動させようとしても、シートは一旦中間停止位置で止まってしまうため、時間を要してしまう。このため、後方から前方への移動に関しては、解除操作不要で中間停止位置P0に中間停止しないように構成している。
(7)中間停止位置の後方から前方への移動状態
図13及び図14は中間停止位置P0の後方から前方への移動状態を示す平面図である。
図13に示すように、ロックブラケット23の後方(図13において右側)からロックプレート31がロックブラケット23に当たると、ロックブラケット23の後端部に設けられている傾斜部23cがロックプレート31の前端に当たるので、ロックブラケット23は外側(中間停止解除側)へ移動して中間停止状態を回避する。
さらに、シート12が前進すると、ロックブラケット23の傾斜部23cが押圧部35の前端に当たる。押圧部35は図13中矢印A方向へは回動できないので、図14に示すように、ロックブラケット23の傾斜部23cに沿ってロックブラケット23は押圧部35の外側へ移動することになる。これにより、シート12は中間停止位置P0で中間停止することなく、前方へ移動することが可能になる。
(8)中間停止位置の後方から中間停止解除レバーを操作しながら前方への移動状態
前述したように、中間停止位置P0の後方から前方へ移動する際には、中間停止することはない。このため、中間停止解除レバー36を操作する必要はないが、誤って中間停止解除レバー36を操作しても、押圧部35がロックブラケット23を解除側にさらに押出すのみであり、問題はない。
なお、中間停止位置P0より後方から中間停止位置P0より前方へ移動する際に、中間停止位置P0で強制的に停止されないための構成としては、前述した傾斜部23cに限らない。
例えば、図15に示すように、ロックプレート31が中間停止位置P0より後方に位置しているときに、ロックブラケットを第1のバネ22の付勢力に抗して外側の解除方向(図中下方向)へ変位させた状態に維持するように、ロックプレート31の前側(図中左側)に延長されたガイド部31dが設けられていても良い。
以上説明したシートスライド装置10によれば、中間停止機構20によりシート12を所定の中間停止位置P0に確実に停止させることができるので、例えば3列シートの2列目のシートをシートロック解除機構により移動可能状態として後方へ移動させる際に、3列目のシートと衝突する前に中間停止位置に停止させることができ、後席乗員の安全を確保することができる。また、シートロック解除機構及び中間停止解除機構30を同時に作動させた解除状態でも、シート12を中間停止位置P0に強制的に停止させるので、誤操作した場合でも3列目に座っている乗員に2列目のシートが衝突するのを確実に防止することができる。
なお、本発明のシートスライド装置は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した実施形態においては、3列シートの2列目の移動について説明したが、3列以上のシートを有する場合でも同様に適用することができる。
また、シート12を移動させる際には、従来より設けられているシートロック解除機構によってシートロックを解除した状態で移動させることは言うまでもない。従って、中間停止状態を解除してシート12を移動させる場合には、シートロック解除機構と中間停止解除レバー36を同時に操作することになる。なお、シートロック解除機構としては、タオルレバーによって操作することもできるし、シートバックを前方に倒すことによっても操作することができる。
また、ロックブラケット23、押圧部35、及び解除プレート33は、回動動作により移動可能な構成として説明したが、例えばスライド移動等の他の移動形態であっても構わない。
以上のように、本発明に係るシートスライド装置は、従来のような誤操作の際にシートが中間停止することなく最後端へ移動するという問題を解消でき、これにより、解除レバーの誤操作の場合でも確実に中間停止させることができるという効果を有し、シートがスライドする最前端位置と最後端位置との間の中間停止位置で中間停止させる機構を備えたシートスライド装置として有用である。
本発明の第1実施形態に係るシートスライド装置を示す分解斜視図である。 中間停止機構の分解斜視図である。 中間停止解除機構の分解斜視図である。 中間停止状態を示す平面図である。 図4中V方向から見た側面図である。 中間停止を解除した状態を示す平面図である。 図6中VII方向から見た側面図である。 中間停止位置の後方における移動状態を示す平面図である。 図8中IX方向から見た側面図である。 中間停止位置の前方において中間停止解除レバーを操作した状態を示す平面図である。 図10の状態でシートを後方へ移動させた状態を示す平面図である。 中間停止位置の直前で中間停止解除レバーを操作した状態の拡大図である。 中間停止位置の後方から前方への移動状態を示す平面図である。 中間停止位置の後方から前方への移動状態を示す平面図である。 中間停止位置の後方でガイド部により中間停止解除が維持された状態を示す平面図である。
符号の説明
10 シートスライド装置
11 スライドレール
12 シート
P0 中間停止位置
20 中間停止機構
21 ロアベースブラケット
22 第1のバネ(ロックブラケット付勢手段)
23 ロックブラケット
23b 切欠き
23c 傾斜部
30 中間停止解除機構
31 ロックプレート
32 第2のバネ(解除プレート付勢手段)
33 解除プレート
34 第3のバネ(押圧部付勢手段)
35 押圧部
36 中間停止解除レバー

Claims (7)

  1. 車両所定方向に設けられたスライドレールに沿ってシートを移動自在に保持するとともに所定のロック位置でロック可能なシートロック機構と、前記ロック位置に固定されたシートのロックを解除して所定方向移動可能とするシートロック解除機構とを備えたシートスライド装置であって、
    前記シートを一方側へ移動させる際には、所定の位置に設けられている中間停止位置に強制的に停止させる中間停止機構と、前記中間停止位置に停止された前記シートをさらに一方側へ移動可能に解除する中間停止解除機構とを有し、
    前記シートの一方側移動時には、前記シートロック解除機構及び前記中間停止解除機構を同時に作動させた解除状態でも前記シートを前記中間停止位置に強制的に停止させることを特徴とするシートスライド装置。
  2. 請求項1に記載のシートスライド装置であって、
    前記中間停止機構は、前記中間停止位置においてスライドレール側部材に移動自在に設けられ、シート側部材に干渉して前記シートの一方側への移動を規制するロックブラケットを有し、
    前記中間停止解除機構は、前記シート側部材に移動可能に設けられる解除プレートと、この解除プレートに移動可能に設けられる押圧部と、前記解除プレートを退避位置から中間停止解除状態に移動させる中間停止解除レバーとを有し、
    前記押圧部は、中間停止状態では前記中間停止解除レバーにより前記解除プレートを移動させることにより、前記シート側部材と当接している前記ロックブラケットを解除方向へ押圧可能であるとともに、中間停止解除状態で前記シートが他方側から中間停止位置に移動してきた場合には、前記ロックブラケットに当接することにより非押圧側へ移動可能であることを特徴とするシートスライド装置。
  3. 請求項1に記載のシートスライド装置であって、
    前記中間停止機構は、前記中間停止位置において前記スライドレールに取り付けられ前記シート側と干渉しないスライドレール側部材としてのロアベースブラケットと、このロアベースブラケットに移動自在に設けられ、ロックブラケット付勢手段により付勢されて前記シート側に取り付けられているシート側部材としてのロックプレートに干渉して前記シートの一方側への移動を規制するロックブラケットとを有し、
    前記中間停止解除機構は、前記ロックプレートに移動可能に設けられ解除プレート付勢手段により退避位置に付勢される解除プレートと、この解除プレートに移動可能に設けられるとともに押圧部付勢手段により付勢されている押圧部と、前記解除プレートを退避位置から前記解除プレート付勢手段に抗して中間停止解除状態に移動させる中間停止解除レバーとを有し、
    前記押圧部は、中間停止状態では前記中間停止解除レバーにより前記解除プレートを移動させることにより、前記ロックプレートと当接している前記ロックブラケットを前記ロックブラケット付勢手段に抗して解除方向へ押圧可能であるとともに、中間停止解除状態で前記シートが他方側から中間停止位置に移動してきた場合には、前記ロックブラケットに当接することにより前記押圧部付勢手段に抗して非押圧側へ移動可能であることを特徴とするシートスライド装置。
  4. 請求項3に記載のシートスライド装置であって、
    前記ロックブラケットの他方側端部には、前記シートが前記中間停止位置の直ぐ他方側にあるときに前記中間停止解除レバーを作動させて解除プレートを移動させた際に、前記押圧部との干渉を回避する切欠きが設けられていることを特徴とするシートスライド装置。
  5. 請求項2から4の何れか一項に記載のシートスライド装置であって、
    前記シートが前記中間停止位置より一方側から前記中間停止位置より他方側へ移動する時には、前記中間停止位置で停止することなく解除操作不要で移動可能であることを特徴とするシートスライド装置。
  6. 請求項5に記載のシートスライド装置であって、
    前記ロックブラケットの一方側端部には、前記シートを前記中間停止位置の一方側から他方側へ移動させる際に前記ロックプレート及び前記押圧部に当接しつつスライドして前記ロックブラケットを前記ロックブラケット付勢手段に抗して移動させることにより、前記ロックブラケットと前記ロックプレート及び前記押圧部との干渉を回避する傾斜部が設けられていることを特徴とするシートスライド装置。
  7. 請求項5または6に記載のシートスライド装置であって、
    前記シートが前記中間停止位置より一方側の位置で、前記ロックブラケットを前記ロックブラケット付勢手段に抗して解除方向へ変位させた状態に維持するガイド部が設けられていることを特徴とするシートスライド装置。
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