JP6623424B2 - ロック機構 - Google Patents
ロック機構 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6623424B2 JP6623424B2 JP2016205798A JP2016205798A JP6623424B2 JP 6623424 B2 JP6623424 B2 JP 6623424B2 JP 2016205798 A JP2016205798 A JP 2016205798A JP 2016205798 A JP2016205798 A JP 2016205798A JP 6623424 B2 JP6623424 B2 JP 6623424B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- engaged
- engaging
- lock mechanism
- engagement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims description 61
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
車両用シート10は、乗員が着座するシート本体20を車室内の着座位置から車室外の乗降位置まで移動可能なように構成されたシート装置である。車両用シート10は、車室フロア(図示省略)に対して前後スライド可能に構成された前後スライドテーブル13(図1参照)と、前後スライドテーブル13上で水平回転可能に構成された回転テーブル(図示省略)とを備えている。そして、前記回転テーブル上に昇降スライド機構(図示省略)を介した状態でシート本体20(図1参照)が設置されている。また、シート本体20と前後スライドテーブル13間には、着座位置にあるシート本体20が車両前方衝突時に車両前方に移動するのを規制するスライドロック機構30が設けられている。
スライドロック機構30は、図1、図2に示すように、シート本体20のシートフレーム22に設けられたフック32と、前後スライドテーブル13上に設けられ、前記フック32が係合可能に構成されたストライカ35とを備えている。また、スライドロック機構30には、シート本体20が前後スライドテーブル13と共に車室内の着座位置(原位置)まで戻される際にフック32をストライカ35に掛ける方向に動作させるバネ機構40が設けられている。さらに、スライドロック機構30には、シート本体20等が着座位置から前進する際にフック32をバネ機構40のバネ力に抗してストライカ35から外すカム機構(図示省略)が設けられている。
フック32は、図1〜図3に示すように、シート本体20のシートフレーム22の側面に沿って後方に延び、シートフレーム22から後方に突出するように構成された帯板状のフック本体部32mを備えている。フック本体部32mは、そのフック本体部32mの基端部(前端部)が回転中心軸23cを介してシートフレーム22のシートベルト用ブラケット23に上下回動可能な状態で連結されている。フック本体部32mの先端側(回動自由端側)には、下側で開放された切欠32cが形成されており、その切欠32cよりも先端側が鉤部320となっている。そして、フック32が係合位置まで下回動することにより、ストライカ35が相対的に切欠32cに挿入されて鉤部320がストライカ35に掛けられるようになる。
ストライカ35は、図1に示すように、シート本体20と前後スライドテーブル13とが着座位置(原位置)まで戻された状態で、フック32の鉤部320が掛けられるように前後スライドテーブル13上の所定位置に設置されている。ストライカ35は、横軸状のストライカ本体部35jと、そのストライカ本体部35jを水平に支持する軸受架台35bとから構成されている。即ち、ストライカ35が本発明の被係合部に相当し、フック32が本発明の係合部に相当する。また、シート本体20が本発明の第1部材に相当し、前後スライドテーブル13が本発明の第2部材に相当する。
フック32の切欠32cは、図4等に示すように、前側切欠傾斜直線32fと後側切欠傾斜直線32bと奥側切欠円弧32eとにより略山形に形成されている。そして、前記切欠32cは、前記山形の下辺を構成する切欠32cの開口部の幅寸法が最も大きく、前記山形の頂部(切欠32cの奥部)に近づくにつれて幅寸法が徐々に小さくなるように構成されている。
シート本体20と前後スライドテーブル13とが、図1に示すように、着座位置(原位置)から前進すると、スライドロック機構30の前記カム機構(図示省略)の働きでフック32はバネ機構40のバネ力に抗して回転中心軸23cの回りを上回動(左回動)する(二点鎖線参照)。これにより、フック32はストライカ35(ストライカ本体部35j)から外れ、シート本体20は前後スライドテーブル13に対して移動可能な状態になる。
本実施形態に係るスライドロック機構30によると、フック32(係合部)が回動途中で係合位置以外の位置にあるときはフック32の鉤部320とストライカ35(被係合部)とは非接触である。即ち、フック32の回動途中では、フック32の鉤部320がストライカ35に対して摺動することはない。このため、フック32とストライカ35とを係合させる際、あるいはフック32とストライカ35との係合を解除する際のフック32の回動トルクを小さくできる。また、フック32の鉤部320は、ストライカ35を介して加わった衝撃荷重Fにより、フック32の上回動が不能となる形状に変形して、ストライカ35(ストライカ本体部35j)と係合する。このため、フック32の回動トルクを小さくしても、フック32が衝撃荷重Fによりストライカ35から外れる方向に回動することがない。また、フック32の鉤部320の穴部322(脆弱部)が潰れて先端部324がフック32の返り部として働くようになるため、フック32の上回動を効果的に止められるようになる。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、フック32の先端部に切欠32cを形成して、切欠32cより先端側を鉤部320とする例を示した。しかし、フック32の先端部に切欠32cを設けずに、鉤部320をフック32の先端部から下方に鉤状に突出させるような形状に成形することも可能である。また、本実施形態では、フック32の鉤部320に三角形状の穴部322を形成することで、前記鉤部320に脆弱部を設ける例を示した。しかし、図7に示すように、フック32の鉤部320に、例えば、角形の切欠部328を形成して脆弱部を設けるようにしても良い。
20・・・・シート本体(第1部材)
23c・・・回転中心軸
30・・・・スライドロック機構(ロック機構)
32・・・・フック(係合部)
320・・・鉤部
322・・・穴部(脆弱部)
324・・・先端部
325・・・途中部分(途中位置)
327・・・基端部
328・・・切欠部(脆弱部)
35・・・・ストライカ(被係合部)
35j・・・ストライカ本体部(被係合部)
P2・・・・接触点
E2・・・・円弧
Claims (5)
- 相対移動可能に構成されている第1部材と第2部材とが所定位置関係にあるときに前記第1部材側の係合部と前記第2部材側の被係合部とが係合可能な構成で、前記係合部と被係合部とが係合することで前記第1部材と第2部材との相対移動を禁止するロック機構であって、
前記係合部は、回転中心軸の軸心回りに回動可能な構成で、回動自由端側に前記被係合部と係合可能な鉤部を備えており、
前記第1部材と第2部材とが所定位置関係にある状態で、前記係合部が係合位置まで回動すると、前記鉤部は前記被係合部に対して前記第1部材と第2部材との相対移動方向において接触し、前記係合部が回動途中で前記係合位置以外の位置にあるときは前記鉤部と前記被係合部とは非接触であり、
前記係合部が係合位置にあるときに前記第1部材と第2部材とに対して相対移動方向に衝撃荷重が加わると、前記鉤部は、前記被係合部を介して加わった前記衝撃荷重により、前記係合部の係合解除方向の回動が不能となる形状に変形して、前記被係合部と係合するロック機構。 - 請求項1に記載のロック機構であって、
前記係合部が係合位置にあるときに、前記被係合部は前記係合部の鉤部の先端部と基端部との間の途中位置に接触しており、
前記鉤部の途中位置には脆弱部が設けられており、
前記被係合部を介して加わる衝撃荷重で前記鉤部の脆弱部が潰れることで、前記被係合部が前記鉤部に押し込まれて、前記鉤部の先端部が前記被係合部に掛かり、前記係合部の係合解除方向の回動が止められるロック機構。 - 請求項2に記載のロック機構であって、
前記被係合部は軸状に形成されており、
前記係合部が係合位置にあって、前記係合部の鉤部の途中位置が前記被係合部の外周面と接触しているときに、前記鉤部の先端部は、その鉤部の途中位置の接触点を通り、前記係合部の回動中心を中心とする円弧に対して半径方向外側に位置しているロック機構。 - 請求項2又は請求項3のいずれかに記載のロック機構であって、
前記鉤部は、板状の素材を加工することにより製造されており、
前記脆弱部は、前記鉤部の途中位置に穴、あるいは切欠を加工することにより設けられているロック機構。 - 請求項2又は請求項3のいずれかに記載のロック機構であって、
前記鉤部は、板状の素材を加工することにより製造されており、
前記脆弱部は、前記鉤部の途中位置の肉厚寸法を前記鉤部の先端部、及び基端部の肉厚寸法よりも小さくすることにより設けられているロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016205798A JP6623424B2 (ja) | 2016-10-20 | 2016-10-20 | ロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016205798A JP6623424B2 (ja) | 2016-10-20 | 2016-10-20 | ロック機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018065480A JP2018065480A (ja) | 2018-04-26 |
JP6623424B2 true JP6623424B2 (ja) | 2019-12-25 |
Family
ID=62085558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016205798A Active JP6623424B2 (ja) | 2016-10-20 | 2016-10-20 | ロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6623424B2 (ja) |
-
2016
- 2016-10-20 JP JP2016205798A patent/JP6623424B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018065480A (ja) | 2018-04-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101367313B1 (ko) | 차량 시트 | |
CA2721963C (en) | Disc recliner with integral travel stops | |
US7641282B2 (en) | Locking device for seat back | |
US9751436B2 (en) | Arm rest having a crash protection | |
JP4335224B2 (ja) | 自動車シートの傾きを調整する機構 | |
JP5182962B2 (ja) | 車両用シートロック装置 | |
US8998332B2 (en) | Locking device for a fold-over backrest of a seat | |
JP5865521B2 (ja) | 車両シート用ロックユニット | |
US8220856B2 (en) | Vehicle seat | |
US8864192B2 (en) | Safety device for vehicle handles and vehicle handle comprising this safety device | |
JP6623424B2 (ja) | ロック機構 | |
JP4638936B2 (ja) | 車両用シートロック装置 | |
JP2005319298A (ja) | 車両の座席の関節機構及びかかる関節機構が備わった車両の座席 | |
US20160009198A1 (en) | Vehicle seat locking device | |
JP6075941B2 (ja) | 車両のシートバックロック構造 | |
JP5562194B2 (ja) | シートバックロック装置 | |
US11117499B2 (en) | Vehicle seat | |
JP2011068263A (ja) | ラッチ装置及びシート装置 | |
JP7047654B2 (ja) | 建設機械の乗降口開閉装置 | |
JP5167559B2 (ja) | 車両用シートロック装置 | |
JP2017165320A (ja) | 自動車のステアリング装置 | |
JP2011068262A (ja) | ラッチ装置及びシート装置 | |
JP6629967B2 (ja) | ウォークイン機構付き車両用シート | |
JP5028881B2 (ja) | 車両用シート | |
JP5597013B2 (ja) | 自動車用シートの両持ち式リクライニングロック装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191017 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191023 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6623424 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |