JP5028881B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両フロア上で前後スライド可能に構成されたスライド部材と、シート本体と、前記スライド部材上で前記シート本体を回転可能に支持する回転機構と、前記スライド部材の前後スライドと前記シート本体の回転とを連動させる連動機構等とを備える車両用シートに関する。
上記した車両用シートに関する技術が特許文献1、特許文献2に示されている。また、上記構成に加えて車両前方衝突時にシート本体が車両フロアに対して移動するのを規制するための移動規制機構を備えた車両用シートが、例えば、図6に示されている。
図6に示す車両用シート100は、車両フロア上に設置された前後スライド機構101を備えている。前後スライド機構101のスライドテーブル102上には、シート本体(図示省略)を回転可能に支持する回転機構104が設置されている。回転機構104は相対回転可能に構成された内輪104eと外輪104rとを備えており、その内輪104eがスライドテーブル102に固定され、外輪104rがシート本体を支持する回転テーブル106(一点鎖線参照)に固定されている。また、外輪104rの外周面には歯車104wが形成されており、その歯車104wが車両フロア上で前後方向に延びるラック107と噛合している。これにより、シート本体を回転テーブル106と一体に図中左方向に回転させると、外輪104rの歯車104wとラック107との噛合作用によってシート本体、回転テーブル106及びスライドテーブル102が前方にスライドする。
前後スライド機構101のスライドテーブル102と回転テーブル106との間には、シート本体が車両前向き位置にある状態で前記シート本体の回転を規制する回転規制機構110が設けられている。回転規制機構110は、回転テーブル106の下面に取付けられた鉤状機構112とスライドテーブル102の上面に立設された鉤受けピン114とを備えている。そして、シート本体が車両前向き位置にある状態で、鉤状機構112のフック112fが弾性力で鉤受けピン114に掛けられることにより、シート本体の回転が規制される。また、前記シート本体には、鉤状機構112のフック112fを弾性力に抗して回転させて回転規制機構110の回転規制状態を解除する規制解除機構118が設けられている。
さらに、前記車両用シート100は、移動規制機構120を備えている。移動規制機構120は、図7に示すように、回転テーブル106の下面に固定されたJ型フック122と、車両フロアFに固定された門型のストライカ124とから構成されている。移動規制機構120のJ型フック122は、シート本体(回転テーブル106)を回転させる際、ストライカ124の下側を通過できるように構成されて、前記シート本体の回転を妨げない。しかし、シート本体が車両前向き位置にある状態で、車両の前方衝突時にシートベルトを介して受ける着座者の慣性力又は自身の慣性力によって前記シート本体が車両フロアに対して前上方へ若干移動すると、J型フック122が前記シート本体と共に前上方に移動してストライカ124と係合し、前記シート本体のそれ以上の移動を規制する。
特開2001−97081号 特開平10−329591号
しかし、上記した車両用シート100では、車両の前方衝突時にシート本体が車両フロアに対してほぼ水平前方へ移動した場合には、J型フック122が門型のストライカ124の下側を通過するため、両者122,124が係合せず、移動規制機構120が機能しない。このため、シート本体が水平前方へ移動しようとする力は、外輪104rの歯車104wとラック107との噛合部分で受けられるようになる。したがって、この荷重に耐えられるように、外輪104rの歯車104wとラック107とを厚肉化する必要があり、車両用シートの軽量化及びコストダウンに反する。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、車両前方衝突時のシート本体の水平前方移動により連動機構に加わる荷重を軽減することができ、かつシート本体を回転スライドさせる時は、特別な操作を要することなくこれが妨げられないようにすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、車両フロア上で前後スライド可能に構成されたスライド部材と、シート本体と、前記スライド部材上で前記シート本体を回転可能に支持する回転機構と、前記スライド部材の前後スライドと前記シート本体の回転とを連動させる連動機構と、前記シート本体が車両前向き位置にあるときに、前記シート本体の回転を規制するように前記スライド部材に対して前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材をロックする回転規制機構と、該回転規制機構による前記シート本体の回転規制を解除するための規制解除機構とを備える車両用シートであって、前方移動規制機構を備えており、前記前方移動規制機構は、前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材に設けられた前方移動規制用係合部と、前記車両フロアに設けられた被係合部材とを備え、前記シート本体が車両前向き位置にあるときには、車両前方衝突時に受ける慣性力で前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材が前方に移動する際、前記前方移動規制用係合部が前記車両フロアに設けられた被係合部材と係合して、前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材がその車両フロアに対して前方へ移動するのを規制し、前記回転規制機構による前記シート本体の回転規制が解除されたときには、前記シート本体が車両前向き位置にあるときでも前記車両フロアに対する前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材の前方への移動規制を解除することを特徴とする。
本発明によると、シート本体が車両前向き位置にある状態では、常時、前方移動規制機構によってシート本体の前方移動を規制するように車両フロアに対してシート本体、又はこのシート本体と一体に回転する部材がロックされている。このため、車両が前方衝突した場合、シート本体が水平前方へ移動しようとする力の一部又は全部が前方移動規制機構を介して車両フロアによって受けられる。したがってその分、連動機構に加わる荷重が軽減される。
また、規制解除機構の操作によって回転規制機構によるシート本体の回転規制を解除すると、前方移動規制機構によるシート本体の前方移動規制も解除される。したがって前方移動規制機構によるシート本体の前方移動規制を解除するための特別な操作を必要としない。
請求項2の発明によると、回転規制機構は、前記スライド部材側に設けられた被係合部材と、前記シート本体側に設けられ、前記被係合部材に対して係脱するように移動可能で、この係脱により回転規制および規制解除状態を形成する係合部材を備え、前記前方移動規制機構は、車両フロアに設けられた被係合部材と、前記回転規制機構の係合部材に設けられ、該係合部材の移動に伴い前記被係合部材に対して係脱し、この係脱により前方移動規制および規制解除状態を形成する前方移動規制用係合部とで構成されていることを特徴とする。
このように、前方移動規制用係合部が回転規制機構の係合部材に設けられる構成のため、前方移動規制用係合部を別の部材に設ける場合のように、回転規制機構の係合部材と連動させるための機構を必要としないから、コスト低減を図ることができる。
請求項3の発明によると、前方移動規制機構が規制状態にあるとき、前記前方移動規制用係合部と前記前方移動規制機構の被係合部材との間には前後方向において隙間が形成されていることを特徴とする。
このため、前方移動規制機構が規制状態にあるときに、シート本体が前方に若干移動した状態で、前方移動規制用係合部と被係合部材とが係合する。即ち、前方移動規制機構が規制状態にあるときには、前方移動規制用係合部と被係合部材とが係合状態にない。したがって、回転規制機構によるシート本体の回転規制動作と、前方移動規制機構の規制動作との間の調整が容易になる。
請求項4の発明によると、前上方移動規制機構を備えており、前記前上方移動規制機構は、前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材に設けられたフックと、前記車両フロアに設けられた被係合部材であるストライカとを備え、前記シート本体が車両前向き位置にあるときには、車両前方衝突時に受ける慣性力で前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材が車両フロアに対して前上方へ移動する際、前記フックが前記ストライカと係合して、前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材がその車両フロアに対して前上方へ移動するのを規制し、前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材を回転させるときには、その回転を妨げないことを特徴とする。
本発明によると、前方移動規制機構によって、車両前方衝突時のシート本体の水平前方移動により連動機構に加わる荷重を軽減することができ、かつシート本体を回転スライドさせる時は特別な操作を要することなく、前方移動規制機構によってこれが妨げられないようにできる。
[実施形態1]
以下、図1〜図5に基づいて、本発明の実施形態1に係る車両用シートの説明を行なう。本実施形態に係る車両用シートは、車両の助手席に使用されるシートであり、図1にその車両用シートの模式斜視図が示されている。また、図2はシート本体の回転テーブルに取付けられる部材の配置を表す平面図、図3は車両フロア側のスライド機構及びスライドテーブルに取付けられる部材等の配置を表す平面図である。図4は、図1のIV-IV矢視図であり、図5は回転規制機構を構成する鉤状機構及び前方移動規制機構を表す詳細平面図である。
なお、図中の前後左右及び上下は、車両における前後左右及び上下に対応している。
<車両用シート1の概要について>
本実施形態に係る車両用シート1は、図1に示すように、車両フロアF上に設置されたスライド機構30と、そのスライド機構30のスライドテーブル34上に設置された回転機構20と、その回転機構20上に設置されたシート本体10とを備えている。
スライド機構30は、図1、図3等に示すように、車両フロアF上で車両前後方向に延びるように設置された左右一対の固定側レール32と、それらの固定側レール32に前後摺動可能な状態で支持されるスライドテーブル34とを備えている。
固定側レール32は、アッパレール32uとロアレール32dとによって、図4等に示すように、断面略コ字形に形成されており、その略コ字形の凹部にスライドテーブル34の左右端縁に形成された可動レール部34sが収納されている。そして、可動レール部34sとアッパレール32uとの間、及び可動レール部34sとロアレール32dとの間に多数のボール36が回転自在に嵌め込まれている。これにより、スライドテーブル34は固定側レール32に沿ってスムーズに移動できる。
スライドテーブル34の上面には、その後左端部に回転機構20が設置されている。回転機構20は相対回転可能な内輪22と外輪23とを有しており、その内輪22の外側周方向に形成されたV溝と外輪23の内側周方向に形成されたV溝との間に多数のボール(図示省略)が挟み込まれている。これによって、内輪22に対して外輪23をスムーズに、かつガタツキなく回転させることができる。回転機構20はその内輪22がスライドテーブル34に固定されており、外輪23上に回転テーブル25が設置されている。回転テーブル25上には補助スライド機構(図示省略)を介してシート本体10が載置されている(一点鎖線参照)。このため、シート本体10をスライドテーブル34に対して回転させると、回転テーブル25、外輪23がシート本体10と一体に回転する。
また、外輪23の外周面には歯車23wが形成されており、その歯車23wが左方の固定側レール32に沿って車両フロアFに固定されたラック38と噛合している(図1参照)。これにより、シート本体10を左方向に回転させると、外輪23の歯車23wとラック38との噛合作用によって、シート本体10、回転テーブル25、回転機構20及びスライドテーブル34が後退限位置から前方にスライドする。
即ち、回転機構20の外輪23に形成された歯車23wと、車両フロアFに固定されたラック38とが本発明の連動機構に相当する。
<回転規制機構40について>
スライドテーブル34と回転テーブル25との間には、シート本体10が車両前向き位置と、乗降口側を向く左横向き位置とにおいて、そのシート本体10の回転を規制する回転規制機構40が設けられている。回転規制機構40は、図1、図2等に示すように、回転テーブル25の下面(裏面)に取付けられた鉤状機構43と、スライドテーブル34の上面に立設された鉤受けピン45(No.1,No.2)とから構成されており、鉤状機構43が鉤受けピン45(No.1、又はNo.2)と係合した状態で、回転テーブル25を介してシート本体10が車両フロアFに対してロックされ、シート本体10の回転が規制される。
鉤状機構43は、回転テーブル25の下面に取付けられる固定ブラケット41と、その固定ブラケット41に対して水平回転可能に連結されるフック42とを備えている。
固定ブラケット41は、図5に示すように、平面略T字形に形成された板状のブラケットであり、中央より若干下寄りの位置にフック42が連結される連結部Cが設けられている。さらに、固定ブラケット41には連結部Cを囲んで三箇所にボルト孔41hが形成されており、それらのボルト孔41hを利用して、固定ブラケット41は回転テーブル25の下面にボルト46止めされる。
固定ブラケット41の前端側(図5において左側)には連結部Cにセットされたコイルバネ44の一端が掛けられるバネ受け41xが形成されている。また、固定ブラケット41の後端側(図5において右側)には後記する規制解除機構50のチューブ53(図2参照)が連結される受け部41zが設けられている。
フック42は、略中央部分が固定ブラケット41の連結部Cに水平回転可能な状態で連結される構成であり、そのフック42の外周縁中央部分にコイルバネ44の他端が掛けられるバネ受け42xが形成されている。前記コイルバネ44は、フック42を連結部Cの回りに図5において右回転させるように付勢している。このため、フック42は、コイルバネ44のバネ力により、ストッパ42sが固定ブラケット41のボルト46の頭部46eに当接する右回転限位置(係合位置)に保持されている。
フック42の前端部には、シート本体10が乗降口側を向く左横向き位置まで回転したときにNo.1鉤受けピン45と係合するNo.1鉤部421が形成されている。また、フック42の連結部Cよりも後側には、シート本体10が車両前向き位置まで回転したときにNo.2鉤受けピン45と係合するNo.2鉤部422が形成されている。さらに、フック42の後端部には、前方移動規制機構70(後述する)を構成する前方移動規制用鉤部72が形成されている。
No.1鉤部421は、No.1鉤受けピン45に対して内側から掛けられるように構成されており、外周側に開口を有する係合凹部421kを備えている。さらに、No.1鉤部421の先端外周側には傾斜曲面421wが形成されており、シート本体10が左回転して左横向き位置の近傍まで到達したときに、その傾斜曲面421wがNo.1鉤受けピン45の外周面に当接する。これにより、シート本体10の左回転に伴って、No.1鉤部421の傾斜曲面421wがNo.1鉤受けピン45の外周面に押圧され、フック42はコイルバネ44のバネ力に抗して左回転するようになる。そして、シート本体10が左横向き位置に到達した段階でNo.1鉤受けピン45の外周面がNo.1鉤部421の傾斜曲面421wから外れ、No.1鉤部421の係合凹部421kがコイルバネ44のバネ力でNo.1鉤受けピン45に掛けられる。この状態で、シート本体10の回転が規制される。
No.2鉤部422は、No.2鉤受けピン45に対して外側から掛けられるように構成されており、内周側に開口を有する係合凹部422kを備えている。さらに、No.2鉤部422における係合凹部422kの後側には傾斜曲面422wが形成されている。そして、シート本体10が右回転して車両前向き位置の近傍まで到達したときに、その傾斜曲面422wがNo.2鉤受けピン45の外周面に当接する。これにより、シート本体10の右回転に伴って、No.2鉤部422の傾斜曲面422wがNo.2鉤受けピン45の外周面に押圧され、フック42はコイルバネ44のバネ力に抗して左回転する。そして、シート本体10が車両前向き位置に到達した段階でNo.2鉤受けピン45の外周面がNo.2鉤部422の傾斜曲面422wから外れ、No.2鉤部422の係合凹部422kがコイルバネ44のバネ力でNo.2鉤受けピン45に掛けられる(図5参照)。この状態で、シート本体10の回転が規制される。
フック42のNo.2鉤部422の近傍には、規制解除機構50(後述する)のワイヤ55(図2参照)の先端が接続されるワイヤ受け部42yが設けられている。
<前方移動規制機構70について>
前方移動規制機構70は、シート本体10が車両前向き位置にある状態で、車両前方衝突時にシートベルトを介して受ける着座者の慣性力又は自身の慣性力によってシート本体10が車両フロアFに対して前方へ移動するのを規制する機構である。前方移動規制機構70は、上記したように、回転規制機構40の鉤状機構43におけるフック42に形成された前方移動規制用鉤部72と、図1等に示すように、車両フロアFの所定位置に立設された固定ピン75とから構成されている。
前方移動規制用鉤部72は、図5に示すように、フック42の後端内周側に形成された切欠き部72kの後側に鉤状に形成されている。そして、シート本体10が車両前向き位置に到達し、図示するように、フック42のNo.2鉤部422の係合凹部422kがコイルバネ44のバネ力でNo.2鉤受けピン45に掛けられた状態で、前方移動規制用鉤部72は固定ピン75の後方に回り込み、シート本体10の前方移動が規制されるように、シート本体10を、回転テーブル25を介して車両フロアFに対してロックする。詳しくは、前方移動規制用鉤部72と固定ピン75との間には所定寸法の隙間が形成されて、前方移動規制用鉤部72と固定ピン75とは非接触状態に保持され、この状態でシート本体10が前方に若干移動すると、シート本体10と共に回転テーブル25、固定ブラケット41、及びフック42が前方に移動し、そのフック42の前方移動規制用鉤部72が車両フロアFの固定ピン75と係合する。これにより、シート本体10のそれ以上の移動が規制される。
即ち、前記フック42が本発明の回転規制機構の係合部材に相当し、鉤受けピン45が本発明の回転規制機構の被係合部材に相当する。また、フック42の前方移動規制用鉤部72が本発明の前方移動規制用係合部に相当し、車両フロアFの固定ピン75が本発明の前方移動規制機構における被係合部材に相当する。
<規制解除機構50について>
規制解除機構50は、図2に示すように、回転テーブル25上に設けられた操作部57と、その操作部57の動作を回転規制機構40の鉤状機構43に伝達するチューブ53、及びワイヤ55とから構成されている。操作部57は、回転テーブル25に固定されたハウジング57cと、ハウジング57cに回動可能に軸支された可動部材57mと、可動部材57mに固定され、可動部材57mを原位置から規制解除位置まで回動させる操作ハンドル57hと、可動部材57mを原位置に保持するバネ57bとから構成されている。そして、ワイヤ55の一端が可動部材57mに接続されており、そのワイヤ55の他端が前述のようにフック42のワイヤ受け部42yに接続されている。さらに、前記ワイヤ55を覆うチューブ53の一端が操作部57のハウジング57cに連結されており、そのチューブ53の他端が前述のように固定ブラケット41の受け部41zに連結されている。これにより、操作ハンドル57hで可動部材57mをバネ57bの力に抗して原位置から規制解除位置まで回動させると、ワイヤ55によってフック42が引っ張られ、フック42はコイルバネ44のバネ力に抗して左回転する。この結果、フック42のNo.1鉤部421、あるいはNo.2鉤部422はNo.1鉤受けピン45、あるいはNo.2鉤受けピン45から外れる。また、前方移動規制用鉤部72が固定ピン75から外れる。
ここで、操作ハンドル57hは、シート本体10が回転テーブル25上の補助スライド機構によって所定位置まで後退したときに、操作可能な位置に配置されている。
<前上方移動規制機構60について>
車両用シート1の後右端位置には、図1等に示すように、前上方移動規制機構60が設置されている。前上方移動規制機構60は、シート本体10が車両前向き位置にある状態でそのシート本体10に対してシートベルトを介して前上方の荷重が加わったときに、シート本体10を車両フロアFに固定し、シート本体10が前上方へ移動するのを規制する機構である。前上方移動規制機構60は、シート本体10の回転半径方向において上記した回転規制機構40よりも外側に配置されている。前上方移動規制機構60は、図7に示すように、回転テーブル25の下面に固定されたJ型フック62と、車両フロアF側に固定された門型のストライカ64とから構成されている。J型フック62は、先端に鉤部62fを備えており、そのJ型フック62の鉤部62fがストライカ64の被係合部64kに下側から掛けられることで、シート本体10が車両フロアFに固定される。
ここで、J型フック62の鉤部62fの高さ位置は、ストライカ64の被係合部64kの高さ位置よりも所定寸法Lだけ低い位置に設定されている。このため、シート本体10を回転させる際には、J型フック62はストライカ64の下側を通過して、両者62,64が係合することはない。即ち、シート本体10を回転させる際には、前上方移動規制機構60がシート本体10の回転を妨げることはない。一方、シート本体10が車両前向き位置にある状態で、シート本体10がシートベルトから荷重を受けて前上方に移動すると、J型フック62がシート本体10及び回転テーブル25と共に前上方に移動してストライカ64と係合し、そのシート本体10のそれ以上の移動が規制される。
<車両用シート1の動作概要について>
シート本体10を車両前向き位置から乗降口側を向く左向き位置まで回転させるには、先ず、シート本体10を回転テーブル25上で補助スライド機構により所定位置まで後退させる。次に、図2に示す規制解除機構50の操作ハンドル57hを規制解除位置まで操作して、回転規制機構40のフック42をコイルバネ44のバネ力に抗して左回転させる。これにより、フック42のNo.2鉤部422とNo.2鉤受けピン45との係合が解除されるとともに、前方移動規制用鉤部72が固定ピン75から外れる。即ち、シート本体10は左回転可能、かつ前方にスライド可能となる。したがって、シート本体10を左回転させることにより、回転機構20の外輪23における歯車23wとラック38との噛合作用でシート本体10は前方にスライドする。即ち、シート本体10は前方にスライドしながら左回転する。ここで、シート本体10の回転開始後に規制解除機構50の操作ハンドル57hから手を離すことにより、操作ハンドル57hはバネ57bの力で原位置まで戻される。また、図5に示す回転規制機構40のフック42はコイルバネ44のバネ力で右回転限位置(係合位置)まで戻される。さらに、シート本体10の回転中は上記したように回転規制機構60のJ型フック62はストライカ64の下側を通過するため、回転規制機構60がシート本体10の回転を妨げることはない。
このようにして、シート本体10が乗降口側を向く左向き位置の近傍まで回転すると、回転規制機構40のフック42のNo.1鉤部421に形成された傾斜曲面421w(図5参照)がNo.1鉤受けピン45(図1、図2参照)の外周面に当接する。そして、シート本体10の左回転に伴って、No.1鉤部421の傾斜曲面421wがNo.1鉤受けピン45の外周面に押圧され、フック42はコイルバネ44のバネ力に抗して左回転する。このようにして、シート本体10が左横向き位置に到達した段階で、No.1鉤受けピン45の外周面がNo.1鉤部421の傾斜曲面421wから外れ、No.1鉤部421の係合凹部421kがNo.1鉤受けピン45に掛けられる。これによって、シート本体10が回転規制される。
シート本体10を車両左向き位置から車両前向き位置まで回転させるには、先ず、規制解除機構50の操作ハンドル57h(図2参照)を操作して回転規制機構40のフック42とNo.1鉤受けピン45との係合を解除する。次に、シート本体10を右回転させることにより、回転機構20の外輪23における歯車23wとラック38との噛合作用でシート本体10は後方にスライドする。即ち、シート本体10は後方にスライドしながら右回転する。そして、シート本体10が車両前向き位置に到達する際に、上記したように、回転規制機構40のフック42のNo.2鉤部422がNo.2鉤受けピン45に自動的に掛けられる(図5参照)。これによって、シート本体10が回転規制される。また、同時にフック42の前方移動規制用鉤部72が車両フロアFの固定ピン75の後方に回り込み、その固定ピン75と係合可能な状態、即ち、前方移動が規制された状態となる。
<車両用シート1の長所について>
本実施形態に係る車両用シート1によると、シート本体10が車両前向き位置にあるときに、前方移動規制機構70が、シート本体10の前方移動を規制するように、車両フロアFに対してシート本体10を、回転テーブル25を介してロックする。このため、車両前方衝突時のシートベルト荷重又は自身の慣性力によってシート本体10が車両フロアFに対して前方へ移動しようとしたとき、その移動しようとする力の一部が前方移動規制機構70を介して車両フロアFに伝達されるため、歯車23wとラック38に加わる荷重が軽減される。
また、前方移動規制機構70は、回転規制機構40によるシート本体10の回転規制が解除されるのに伴い規制を解除する。このため、前方移動規制機構70による規制を解除するために特別な操作は必要ない。
なお、シート本体10に対して前上方の荷重が加わった場合には、前上方移動規制機構60のJ型フック62がシート本体10及び回転テーブル25と共に前上方に移動してストライカ64と係合するため、シート本体10は右端部においても車両フロアFに保持される。
また、前方移動規制機構70の前方移動規制用鉤部72(前方移動規制用係合部)は、回転規制機構40のフック42に形成されているため、コスト低減を図ることができる。
また、前方移動規制機構70が規制状態にあるとき、前方移動規制用鉤部72と前方移動規制機構70の固定ピン75との間には前後方向において隙間が形成されている。このため、前方移動規制機構70が規制状態にあるときに、シート本体10が前方に若干移動した状態で、前方移動規制用鉤部72と固定ピン75とが係合する。即ち、前方移動規制機構70が規制状態にあるときには、前方移動規制用鉤部72と固定ピン75とが係合状態にない。したがって、回転規制機構40によるシート本体10の回転規制動作と、前方移動規制機構70の規制動作との間の調整が容易になる。
<車両用シート1の変更例>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、回転規制機構40のフック42をシート本体10の回転テーブル25側に設ける例を示したが、フック42をスライドテーブル34側に設けることも可能である。なお、この場合には、回転規制機構40の鉤受けピン45を回転テーブル25側に設ける必要がある。
また、前方移動規制機構70の前方移動規制用鉤部72を回転規制機構40のフック42の後端部に形成する例を示したが、前方移動規制用鉤部72をフック42と別体に構成し、そのフック42と連動するように構成することも可能である。
また、前方移動規制機構70を前方移動規制用鉤部72(前方移動規制用係合部)と固定ピン75(被係合部材)とから構成する例を示したが、係合部材と被係合部材との係合構造は適宜変更可能である。
また、シート本体10を補助スライド機構で回転テーブル25に対してスライド可能に構成する例を示したが、補助スライド機構を有しないシート本体10を備える車両用シートに本発明を適用することも可能である。
本発明の実施形態1に係る車両用シートの模式斜視図である。 車両用シートのシート本体側の回転テーブルに取付けられる部材の配置を表す平面図である。 車両用シートの車両フロア側の前後スライド機構及びスライドテーブルに取付けられる部材等の配置を表す平面図である。 図1のIV-IV矢視図である。 回転規制機構を構成する鉤状機構、及び前方移動規制機構を表す詳細平面図である。 従来の車両用シートの模式平面図である。 車両用シートの移動規制機構を表す側面図である。
符号の説明
F 車両フロア
10 シート本体
20 回転機構
23w 歯車(連動機構)
25 回転テーブル
30 スライド機構
34 スライドテーブル
38 ラック(連動機構)
40 回転規制機構
41 固定ブラケット
42 フック
45 鉤受けピン(被係合部材)
50 規制解除機構
70 前方移動規制機構
72 前方移動規制用鉤部(前方移動規制用係合部)
75 固定ピン(被係合部材)

Claims (4)

  1. 車両フロア上で前後スライド可能に構成されたスライド部材と、シート本体と、前記スライド部材上で前記シート本体を回転可能に支持する回転機構と、前記スライド部材の前後スライドと前記シート本体の回転とを連動させる連動機構と、前記シート本体が車両前向き位置にあるときに、前記シート本体の回転を規制するように前記スライド部材に対して前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材をロックする回転規制機構と、該回転規制機構による前記シート本体の回転規制を解除するための規制解除機構とを備える車両用シートであって、
    前方移動規制機構を備えており、
    前記前方移動規制機構は、
    前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材に設けられた前方移動規制用係合部と、前記車両フロアに設けられた被係合部材とを備え、
    前記シート本体が車両前向き位置にあるときには、車両前方衝突時に受ける慣性力で前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材が前方に移動する際、前記前方移動規制用係合部が前記車両フロアに設けられた被係合部材と係合して、前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材がその車両フロアに対して前方へ移動するのを規制し、
    前記回転規制機構による前記シート本体の回転規制が解除されたときには、前記シート本体が車両前向き位置にあるときでも前記車両フロアに対する前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材の前方への移動規制を解除することを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載された車両用シートであって、
    前記回転規制機構は、前記スライド部材側に設けられた被係合部材と、前記シート本体側に設けられ、前記被係合部材に対して係脱するように移動可能で、この係脱により回転規制および規制解除状態を形成する係合部材を備え、
    前記前方移動規制機構は、車両フロアに設けられた被係合部材と、前記回転規制機構の係合部材に設けられ、該係合部材の移動に伴い前記被係合部材に対して係脱し、この係脱により前方移動規制および規制解除状態を形成する前方移動規制用係合部とで構成されていることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項2に記載された車両用シートであって、
    前記前方移動規制機構が規制状態にあるとき、前記前方移動規制用係合部と前記前方移動規制機構の被係合部材との間には前後方向において隙間が形成されていることを特徴とする車両用シート。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された車両用シートであって、
    前上方移動規制機構を備えており、
    前記前上方移動規制機構は、
    前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材に設けられたフックと、前記車両フロアに設けられた被係合部材であるストライカとを備え、
    前記シート本体が車両前向き位置にあるときには、車両前方衝突時に受ける慣性力で前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材が車両フロアに対して前上方へ移動する際、前記フックが前記ストライカと係合して、前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材がその車両フロアに対して前上方へ移動するのを規制し、
    前記シート本体又はこのシート本体と一体に回転する部材を回転させるときには、その回転を妨げないことを特徴とする車両用シート。
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