JP4463724B2 - スライド装置付回転シートのインターロック装置 - Google Patents

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Description

本発明はスライド装置付自動車用回転シートのインターロック装置に関する。
ワゴン車用シートには、シートの前後位置を調整するスライド装置と、シートの向きを前向き、後向きに変更できる回転装置を備えたものがある。
以上のシートは前席等に干渉しないように、所定の前後位置でないと回転しないように構成されている(例えば、特許文献1)。
実開昭59ー22020号公報
これは回転機構のロックを解除する回転レバーの操作の可、又は不可という機構であり、シートの前、後位置によって回転レバーを操作でき、その操作中はシートのスライドはロックするようにしたものである。
従って、以上の従来品はシートの回転操作中にシートの前後位置を調整できないし、回転レバーの配設位置がスライド装置の近傍に限定される不具合があった。
そこで、本発明はシートの回転操作中に同時にシートの前後位置も調整でき、シートの回転機構のロック解除用操作部材の配設位置が制限されないようにすることを目的とする。
以上の目的を達成するための本発明に係るスライド装置付回転シートのロック機構は、車体側に固定するロアレールにおけるシートの回転禁止ゾーンに対応する部分に設けたステッププレートと、
前記ロアレールにスライド自在に係合するアッパーレールに前後方向に回転自在に枢着し下端が前記ステッププレートに突き当たった際にバネの弾力に抗して上部が前方に回転するストッパプレートと、
回転機構の可動プレート前、後に設けたロックピンと、
回転機構の固定プレート側に回転自在に設けて前記ロックピンを係合する係合凹部を有しバネの弾力により回転するターンプレートと、
このターンプレートの回転により前記ストッパプレート方向にスライドするンターロックプレートとを有し、
前記インターロックプレートのストッパプレート側に、前記ストッパプレートがステッププレートに突き当たった際にそのストッパプレートの側面に先端縁が突き当たるストッパ部を設けてなる構成である。

そして、前記ターンプレートにターンリンクを連結し、該ターンリンクに前記インターロックプレートを連結するようにするのが好ましい。
本発明によれば、シートの前後位置が回転禁止ゾーン内に位置している場合には、シートの回転ができないが、それ以外の場合においてはシートを回転させながらシートを前後にスライドすることができるため、シートを回転させた後スライドさせて前後位置を調整する必要がない。
しかも、ストッパプレート、インターロックプレート、ステッププレートなどによってシートのスライド時、回転のインターロック、シートの回転時スライドのインターロック機能を果たすことができ、構造が簡単になる。
加えて、従来の回転機構、スライド装置を利用できるため、低原価で提供できる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るインターロック装置を備えた自動車用シートSを示し、シートSは内側方向に180度回転機構(不図示)によって回転し、その向きが前向き、後向きに変更できるように構成されている。
そして、このシート(S)は車体側に固定されるロアレール21と、このロアレール21にスライド自在に係合するアッパーレール20とからなる左右一対のロングスライドレール2、2から構成されるスライド装置によって前後位置が調整できる構造である。
以上のシートSは前席側などに干渉される前側位置を回転禁止ゾーンFとし、このゾーンF内ではシート(S)を回転できないように、また、それ以外の位置である回転可能ゾーンR内において回転できるように各々構成されている。
また、後述する構造のように構成されているため、回転ゾーンR内において、シートの回転中にシートが前後にスライドでき、回転禁止ゾーンFにスライドするとシートの回転が規制されるように構成されている。
なお、図1において、FRはシートの前方を示し、34は回転禁止ゾーンF内に対応するロアレール21の底部に設けたステッププレートを示す。
以上のスライド装置、回転機構はいずれも従来周知の構造であり、その説明を省略する。
ただ、回転機構のロックを解除すると、それに連動してスライド装置のロックも解除するようにケーブルで連結されているが、スライド装置のロックを解除しても回転機構のロックは解除されないようになっている。
図2、図3は本発明に係るインターロック装置を示し、左右のアッパーレール20、20上に締結した台座プレート111、111に、回転機構を構成する円盤状の固定プレート11が載置、固定され、この固定プレート11にシートSを搭載するドーナツ状の可動プレート10が回転自在に係合している。
以上の可動プレート10の内縁端における前、後には、ロックピン101、102が設けてある。一方、固定プレート11を固定した一方の台座プレート111にはガイドプレート112が固定プレート11の略中央よりステッププレート34を有するスライドレール2のアッパーレール20方向に延設されている。
このガイドプレート112に、インターロックプレート30を図2に示す方向にスライド自在に装着され、このインターロックプレート30をスライドさせるターンプレート32、ターンリンク33もガイドプレート112に、ピン32A、33Aで回転自在に枢着されている。
以上のターンプレート32には周縁に、前記ロックピン101、102を係合する係合凹部321、322が設けてあり、バネ32Bによって後述する中立方向に付勢されている。
そして、この係合凹部321、322の反対側には長孔323が開孔され、この長孔323内に、ターンリンク33の連動ピン330が挿入されている。
ターンリンク33の回転中心であるピン33A側には長孔331が開孔され、この長孔331内にインターロックプレート30の基端部に設けたピン302がスライド自在に係合している。
ガイドプレート112にはインターロックプレート30を図2矢印方向に的確にスライドさせるため、ガイド長孔112A、112B、111Cを設け、この各ガイド長孔112A…内にインターロックプレート30側に設けたガイドピン303、304、302が挿通している。
以上のインターロックプレート30はそのスライド量が適正になるように、ターンリンク33をインターロックプレート30とターンプレート32との間に配設している。ターンリンク33の回転中心であるピン33Aとインターロックプレート30のピン302との間の長さL1と、ピン33Aと連動ピン330との間の長さL2による回転比によってターンプレート32の大きな回転の動きをインターロックプレート30の小さなスライドに調整すると共に、ターンプレート32に対するロックピン101、102の係脱を容易にしている。
以上のインターロックプレート30の先端には下方に垂直状に延設したストッパ部301が設けてある。
このストッパ部301の下方のアッパーレール20の側壁には、前記ストッパプレート31が前後方向に揺動自在に枢着されている、このストッパプレート31はバネ31Bによってアッパーレール20の上面より上方に突出する上部がやや倒れるように、また、シートを回転禁止ゾーンFに前進させた際に、下端部が前記ステッププレート34に突き当たり上部が起立するように配設されている。
次に本発明に係るインターロック装置の動作を説明する。
シートSの前向き状態を図4、図5に示す。ロックピン101がターンプレート32の係合凹部321に係合しインターロックプレート30のストッパ部301が図5に示すようにストッパプレート31の手前に位置している。従って、インターロックプレート30がストッパプレート31に係合していないため、スライド装置のロックを解除すると、シートSは前後方向にスライド自在となり、シートの前後位置を所望位置に調節できる。
図6、図7はシートSを図4、図5の状態から180度回転してシートSを後向きにした状態を示し、シートSの回転により、ロックピン102がターンプレート32の係合凹部322に係合してロックされる。そのため、バネ32Aの弾力に抗してターンプレート32は回転されるため、それに連動してターンリンク33が回転しインターロックプレート30を押し出し、インターロックプレート30の先端がストッパプレート31に対して外方に突出する。
しかし、図7に示すように、ストッパプレート31とインターロックプレート30の先端とは何ら係合しないため、スライド装置によってシートSは前後方向にスライド可能となる。
図8〜図11はシートSの回転途中の状態を示し、回転機構のロックを解除してシートSを回転すると、ターンプレート32はロックピン101、102に係合しないため、バネ32Aの弾力でターンプレート32は図9の状態である中立状態に回転される。
それに連動してターンリンク33も回転してインターロックプレート30が中立状態であるインターロックプレート30のストッパ部301の前面301A又は後面301Bに、ストッパプレート31の上部に有する係合端縁311が突き当たる位置になる(図8、図10、図11)。
しかし、ストッパプレート31はその下端部314がステッププレート34に突き当たるまで揺動できるため、シートSのスライドは前後方向に可能である。
なお、図8、図11において、図中31Aはストッパプレート31をアッパーレール20に回動自在に枢着する枢着ピン、312はストッパプレート31の外側面、313は同内側面、314はストッパプレート31の下端部を各々示す。
従って、回転可能ゾーンR内で、シートSは自由に回転して方向を転換できるし、回転機構のロック中には前後方向にスライドできる。また、シートSの回転中においても回転可能ゾーンR内で前後方向にスライドできる。
そして、シートSを回転禁止ゾーンFにスライドさせると、図12〜図15に示すように、ストッパプレート31の下端部314がロアレール21内のステッププレート34に突き当たり、或いは乗り上げるため、バネ31Bの弾力に抗してストッパプレート31は上部が起立状になる。
そのため、ストッパプレート31の内側面313に、インターロックプレート30のストッパ部301の外端縁301Cが位置する。また、シートSが後向きの場合には、図7Dに示すように、ストッパプレート31の外側面312に、ストッパ部301の内端縁301Dが位置する。
従って、インターロックプレート30はストッパプレート31によってスライド不能となるため、シートSを回転することができない。
なお、シートSを回転させるためにはシートSを回転可能ゾーンR内にスライドさせる。すると、ストッパプレート31がバネ31Bの弾力で上部が倒れ、インターロックプレート30がスライド可能となり、シートSが回転可能となる。
本発明に係る装置を備えた自動車用シートの斜視図である。 本発明装置の要部の部分切欠斜視図である。 本発明装置の要部の平面図である。 シートの前向き状態の要部の平面図である。 図4の部分側面図である。 シートの後向き状態の要部の平面図である。 図6の部分側面図である。 シートの回転中におけるストッパプレートとインターロックプレートとの関係を説明する斜視図である。 図8の状態の平面図である。 図8の状態の側面図である。 図8の状態の側面図である。 シートが回転禁止ゾーンにスライドした状態の要部の側面図である。 図12の部分正面図である。 図12の状態の部分斜視図である。 図12の別の状態の部分斜視図である。
符号の説明
1 回転機構
2 スライド装置
30 インターロックプレート
31 ストッパプレート
32 ターンプレート
33 ターンリンク
34 ステッププレート
301 インターロックプレートのストッパ部

Claims (2)

  1. 車体側に固定するロアレールにおけるシートの回転禁止ゾーンに対応する部分に設けたステッププレートと、
    前記ロアレールにスライド自在に係合するアッパーレールに前後方向に回転自在に枢着し下端が前記ステッププレートに突き当たった際にバネの弾力に抗して上部が前方に回転するストッパプレートと、
    回転機構の可動プレート前、後に設けたロックピンと、
    回転機構の固定プレート側に回転自在に設けて前記ロックピンを係合する係合凹部を有しバネの弾力により回転するターンプレートと、
    このターンプレートの回転により前記ストッパプレート方向にスライドするインターロックプレートとを有し、
    前記インターロックプレートのストッパプレート側に、前記ストッパプレートがステッププレートに突き当たった際にそのストッパプレートの側面に先端縁が突き当たるストッパ部を設けてなるスライド装置付回転シートのインターロック装置。
  2. 前記ターンプレートにターンリンクを連結し、該ターンリンクに前記インターロックプレートを連結してなる請求項1記載のスライド装置付回転シートのロック機構。
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