JP2010141508A - 原稿読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 原稿搬送速度が複数の原稿で共通する場合の原稿読み取りの生産性を向上させ、原稿搬送速度が原稿毎に決定される場合の原稿読み取りの柔軟性を向上させる。
【解決手段】 複数の原稿を連続して読み取る際、ラインセンサ58による原稿読取時の原稿搬送速度が複数の原稿で共通する場合、画像データを記憶可能な空き領域がメモリ71にあることに応じて画像処理装置200からの画像要求信号を待たずに原稿読み取りを開始し、ラインセンサ58による原稿読取時の原稿搬送速度が原稿毎に決定される場合、画像処理装置200からの画像要求信号に応じて原稿読み取りを開始する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、原稿の画像を読み取って画像データを画像処理装置へ転送する原稿読取装置に関する。
近年、両面原稿読み取りの生産性(単位時間あたりの読取枚数)を向上させるために、原稿搬送パス内に表面用読取ユニット及び裏面用読取ユニットを設け、原稿を反転することなくその両面を読み取る原稿読取装置が採用され始めている。一方、原稿読取装置から画像処理装置または画像形成装置への原稿画像データの出力ラインは1つなので、並行して読み取られた表面画像データと裏面画像データは、出力ラインから交互に出力されなければならない。そこで、読み取った表面画像データと裏面画像データを、メモリを介して出力ラインから出力する構成とし、メモリからの読み出しが完了したことに応じて、次ページの読取動作に移行することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−320314
しかしながら、メモリからの読み出し完了に応じて次ページの読取動作に移行する方法は、画像処理装置等からの指示を待たずに次ページの読み取りを開始するため、原稿搬送速度が原稿毎に異なり得る原稿読取動作には不向きである。原稿搬送速度が原稿毎に異なり得る原稿読取動作とは、例えば、原稿サイズと記録紙サイズに応じて原稿画像を自動的に拡大または縮小する自動変倍と、異なるサイズの原稿が混在した原稿を読み取る原稿サイズ混載の両方が設定されたときの原稿読取動作である。
この場合、操作部での自動変倍設定、原稿読取装置で検知された原稿サイズ情報、画像形成装置で検知された記録紙サイズ情報に基づいて、画像処理装置等が原稿1枚ごとに倍率を決定し、原稿読取装置に倍率を指示する。このため、原稿読取装置は、メモリからの読み出しが完了したとしても、次の原稿の倍率、すなわち、原稿搬送速度がわからないため、次の原稿の読み取りを開始することができない。
そこで、原稿読取装置は画像処理装置等からの画像要求信号を受信するごとに原稿1枚の読み取りを開始するようにする方法が考えられる。しかし、常にこの方法を採ると、原稿読取装置は、画像要求信号を受信してから、一時停止していた原稿を読取速度まで加速するため、原稿の加速に要する時間分、生産性が低下してしまうという課題がある。
上記課題を解決するため、本発明は、原稿の画像を読み取る読取手段と、前記読取手段へ原稿を搬送する原稿搬送手段と、前記読取手段により読み取られた画像データを記憶する記憶手段と、前記読取手段により読み取られた画像データを画像処理装置へ転送する転送手段と、複数の原稿を連続して読み取る際、前記読取手段により原稿を読み取る際の前記原稿搬送手段の原稿搬送速度が複数の原稿で共通する場合、画像データを記憶可能な空き領域が記憶手段にあることに応じて前記画像処理装置からの画像要求信号を待たずに原稿読み取りを開始するよう前記原稿搬送手段を制御する第1モードと、前記読取手段により原稿を読み取る際の前記原稿搬送手段の原稿搬送速度が原稿毎に決定される場合、前記画像処理装置からの画像要求信号に応じて原稿読み取りを開始するよう前記原稿搬送手段を制御する第2モードを実行する制御手段と、を有することを特徴とする原稿読取装置を提供するものである。
本発明によれば、複数の原稿を連続して読み取る際、原稿搬送速度が複数の原稿で共通する場合、画像データを記憶可能な空き領域が記憶手段にあることに応じて画像処理装置からの画像要求信号を待たずに原稿読み取りを開始するよう原稿搬送を制御し、原稿搬送速度が原稿毎に決定される場合、画像処理装置からの画像要求信号に応じて原稿読み取りを開始するよう原稿搬送手段を制御するので、原稿搬送速度が複数の原稿で共通する場合の原稿読み取りの生産性を向上させ、原稿搬送速度が原稿毎に決定される場合の原稿読み取りの柔軟性を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態としての原稿読取装置の断面図である。原稿読取装置100は、少なくとも1枚以上のシートで構成される原稿束を載置する昇降可能な原稿トレイ1と、原稿束の最上面の原稿を装置内に送り込むピックアップローラ2を有する。原稿の搬送開始に先立って、揺動アーム26を下降させて、ピックアップローラ2を下降させ、リフターモータ(不図示)を駆動して原稿トレイ1を上昇させる。原稿トレイ1の上昇に伴って原稿束の最上面に当接しているピックアップローラ2も押し上げられる。原稿束の最上面の原稿が給送位置に到達すると、ピックアップローラ2に連動して回転する紙面検知フラグ9が紙面検知センサ10を遮断する。紙面検知センサ10が紙面検知フラグ9に遮断されると、紙面検知センサ10はオン信号を出力し、原稿読取装置100は、原稿トレイ1の上昇を停止させ、ピックアップローラ2を回転させて原稿の給送動作を開始させる。
ピックアップローラ2によって給送された原稿は、フィードローラ4とリタードローラ5から構成される分離ローラ対3の作用によって1枚に分離される。分離された原稿は、引抜ローラ対6、搬送ローラ対13により、分離後センサ11、レジ前センサ14を経て搬送され、停止したレジストローラ対15に原稿の先端が突き当てられる。これにより、原稿の斜行が解消される。
その後、停止していたレジストローラ対15が回転することにより、原稿は更に搬送される。レジストローラ対15を通過した原稿は、設定された変倍率に応じた速度で流し読みガラス51方向へ搬送され、プラテン上流ローラ対16及びプラテンローラ17に送られる。プラテンローラ17は、原稿を流し読みガラス51に接触させながら搬送する機能を有している。プラテンローラ17を通過する原稿の表面は、ランプ53により光が照射される。その反射光は、ミラー54、55、56、レンズ57を経て、表面用CCDラインセンサ58に結像されることにより、原稿の表面画像が読み取られる。
プラテンローラ17の下流に搬送された原稿は、設定された変倍率に応じた速度でプラテン下流ローラ対18によって裏面読取ローラ19に送られる。裏面読取ローラ19は、原稿を移動ガラス22と接触させながら搬送する。裏面読み取りローラ19を通過する原稿の裏面はランプ21により照射される。その反射光は、裏面用CCDラインセンサ20によって裏面画像を読み取られる。裏面読取ローラ19の下流に搬送された原稿は、排紙センサ23を経て排紙ローラ対24によって原稿排紙トレイ25に排出される。以上のようにして、原稿流し読みが行われる。
また、原稿トレイ1には、それに載置された原稿束の副走査方向にスライド可能なガイド規制板(不図示)が設けられているとともに、このガイド規制板に連動して原稿幅を検出する原稿幅検知センサ(不図示)が設けられている。原稿幅検知センサ、レジ前センサ14、分離後センサ11、及びLGL(リーガル)検知センサ8の出力に基づいて、原稿読取装置は原稿のサイズを判別する。また、原稿読取前に白板60を表面用CCDラインセンサ58で読み取ることにより、表面用のシェーディング補正データを作成する。また、移動ガラス22に貼付してある白板(不図示)を読み取ることにより、裏面用のシェーディング補正データを作成する。
また、原稿固定読みを行う場合には、設定された変倍率に応じた速度で表面読取ユニット59を図1右方向へ移動させながら、圧板ガラス52上の原稿を表面用CCDラインセンサ58で読み取る。
図2は、原稿読取装置の制御ブロック図である。原稿読取装置100は、中央演算処理装置(以下、CPU)12、リードオンリーメモリ(以下、ROM)80、ランダムアクセスメモリ(以下、RAM)90を備えている。ROM80には、制御用プログラムが格納されており、RAM90には、入力データや作業用データが格納される。
リフターモータ30は、原稿トレイ1を昇降させる。ピックアップモータ39は、ピックアップローラ2を昇降させる。分離モータ37は、ピックアップローラ2、フィードローラ4、リタードローラ5を回転駆動する。搬送モータ38は、引抜ローラ対6、搬送ローラ対13を駆動する。リードモータ31は、プラテン上流ローラ対16、プラテンローラ17、プラテン下流ローラ対18、裏面読取ローラ19、排紙ローラ対24を駆動する。光学モータ40は、表面読取ユニット59を駆動する。
リフターモータ30、ピックアップモータ39、分離モータ37、搬送モータ38、リードモータ31、光学モータ40はCPU12に接続されている。また、原稿検知センサ7、LGL検知センサ8、紙面検知センサ10、分離後センサ11、レジ前センサ14、排紙センサ23、ランプ21、53もCPU12に接続されている。また、表面用CCDラインセンサ58及び裏面用CCDラインセンサ20で読み取った画像データは画像処理部70を介して一旦画像メモリ71に格納される。
画像処理装置200は、原稿読取装置100から受信した画像データに基づいて画像を記録紙上に形成する画像形成装置内に設けられ、原稿読取装置100と画像形成装置を制御するコントローラである。画像処理装置200は、CPU101を備えており、シリアル通信ラインを介してCPU12と画像読取制御に関するデータの授受を行う。画像データは画像処理部70から画像処理部102へ画像ラインを介して伝送され、画像メモリ103に格納される。また、画像処理装置200は、ユーザとのインターフェースとしての操作表示部210を備えている。CPU101は、操作表示部210からユーザにより入力された設定に応じて、画像処理装置200及び原稿読取装置100の制御を行う。
図3は、操作表示部210に表示される画面を示す図である。操作表示部210は、上面にタッチパネルが形成された液晶表示部が設けられており、液晶表示部の画面上にソフトキーが表示される。原稿のカラー読取や、原稿の両面読取、自動変倍などの設定が操作表示部210により行うことができる。図3(a)の画面において、カラー白黒切り替え釦300が押されると、図3(b)の画面のように、カラーか白黒読みを切り替えるプルダウン釦を表示する。そして、図3(b)の画面において、フルカラーが選択されると、図3(c)の画面に切り替わり、カラーモードでの読み取りを設定することができる。
また、図3(a)の画面において、応用モード釦301が押されることで、図3(d)の画面に切り替わり、この画面において、原稿サイズ混載モード釦302が押されることで、原稿サイズ混載モードの設定がなされる。原稿サイズ混載モードは、異なるサイズの原稿が混在した原稿を読み取らせるときにユーザが設定するモードである。原稿サイズ混載モードが設定されていない場合、先頭原稿のサイズの検知結果に基づいて、原稿束全ての原稿の読み取りが制御されるが、原稿サイズ混載モードが設定されている場合、原稿毎のサイズ検知結果に基づいて、それぞれの原稿の読み取りが制御される。
また、図3(a)において、倍率釦303が押されることで、図3(e)の画面に切り替わり、この画面において自動変倍釦304が押されることで自動変倍モードの設定がなされる。自動変倍モードは、原稿サイズと記録紙サイズに応じて原稿画像が記録紙に収まるよう自動的に拡大または縮小するモードである。原稿流し読みモードのときは、自動変倍で算出された変倍率に応じた速度で原稿が搬送されながら、原稿の画像が読み取られる。自動変倍モードと原稿サイズ混載モードは、互いに制御上干渉するものではないので、両方同時に設定することが可能である。
原稿サイズ混載と自動変倍の両方が設定されているときに原稿流し読みを行う場合、変倍率及び原稿搬送速度が原稿毎に決定されることになる。原稿サイズ混載が設定されていないときに原稿流し読みを行う場合、先頭原稿のサイズの検知結果に基づいて、原稿束全ての原稿の読み取りが制御されるので、自動変倍が設定されていたとしても、変倍率及び原稿搬送速度が複数の原稿で共通することになる。自動変倍が設定されていないときに原稿流し読みを行う場合、原稿サイズ混載が設定されていたとしても、変倍率及び原稿搬送速度が複数の原稿で共通することになる。
図4は、原稿の読取開始から読取終了までの画像処理装置200の制御フローチャートである。このフローチャートに基づく制御はCPU101により実行される。ユーザによって操作表示部210のスタートキー(不図示)が押下されたことに応じて、CPU101はカラーモード(図3(c))が指定されているかどうかを判断する(S401)。CPU101は、カラーモードが指定されている場合、カラーモードであることをCPU12に通知し(S402)、カラーモードが指定されていない場合、白黒モードであることをCPU12に通知する(S403)。
次に、CPU101は、原稿読取装置100の原稿トレイ1に原稿が置かれているかどうかの情報として、原稿検知センサ7のオン・オフ情報をCPU12から取得する。原稿検知センサ7がオン、すなわち原稿トレイ1に原稿有りと判断した場合(S404)、CPU101は原稿流し読みモードであることをCPU12に通知する(S405)。次に、操作表示部210で両面読取モードが設定されている場合(S407)、CPU101は両面読取モードであることをCPU12に通知する。次に、CPU101は原稿サイズ混載モードと自動変倍モードの両方が設定されているかどうかを判断する(S408)。両モードが設定されている場合、CPU101は自動変倍モードであることをCPU12に通知し(S409)、原稿読取動作の開始をCPU12に通知する(S411)。
原稿サイズ混載かつ自動変倍の場合は、CPU12から原稿サイズ情報の通知があると(S412)、CPU101は原稿サイズと記録紙サイズから変倍率を計算し、画像要求信号をCPU12へ送信する(S413)。画像要求信号は、画像処理装置200が画像を受信できる状態になった時点でCPU101からCPU12へ送信される。変倍率は、原稿の副走査方向の読み取り速度を等倍に対する百分率で示す比率であり、例えば、記録紙サイズがA3で、原稿サイズがA4の場合、自動変倍における変倍率は200%と計算される。
原稿1枚分の画像データの受信完了後(S414)、原稿トレイ1上の全ての原稿読取が完了したことがCPU12から通知されない場合(S415)、ステップS412へ戻る。ステップS415で原稿トレイ1上の全ての原稿読取が完了したことがCPU12から通知された場合、読取動作を終了する(S416)。
ステップS408で原稿サイズ混載と自動変倍の両方が設定されていない場合、CPU101はCPU12に原稿読取動作の開始を通知し(S421)、画像を受信できる状態になった時点で、画像要求信号をCPU12へ送信する(S422)。原稿1枚分の画像データの受信完了後(S423)、原稿トレイ1上の全ての原稿読取が完了したことがCPU12から通知されない場合(S424)、ステップS422へ戻る。ステップS424で原稿トレイ1上の全ての原稿読取が完了したことがCPU12から通知された場合、読取動作を終了する(S416)。
また、ステップS404で、原稿検知センサ7がオフ、すなわち原稿トレイ1に原稿なしと判断した場合、CPU101はCPU12に原稿固定読みモードであることを通知し(S410)、原稿読取動作の開始をCPU12に通知する(S431)。画像を受信できる状態になった時点で、画像要求信号をCPU12へ送信し(S432)、原稿1枚分の画像データの受信完了後(S423)、読取動作を終了する(S416)。
図5は、表面用CCDラインセンサ58の構成を示す図である。表面用CCDラインセンサ58は、BW(白黒)、B(青色)、G(緑色)、R(赤色)の各分光感度特性を持つ4本の直線状の撮像素子列が互いに平行に配列されている。4本の撮像素子列は、各々白黒センサ(BWセンサ)401、Bセンサ402、Gセンサ403、Rセンサ404の順に配列されており、各々のある一定の間隔を持って互いに平行に配置されている。例えば、白黒センサ401、Bセンサ402間は6ライン分の間隔(55.95μm)を持って配列されており、Bセンサ402,Gセンサ403,Rセンサ404は各々2ライン分の間隔(18.65μm)で配列されている。裏面用CCDラインセンサ20も表面用CCDラインセンサ58と同様に構成されている。
白黒センサは、カラーセンサのようにカラーフィルタを設けないため、一般的にカラーセンサより感度が高く、カラーセンサで読み取るときと同じ光量で読み取る場合は、カラーセンサで読み取るときよりも高速で読み取りを行っても画質劣化が少ない。そこで、表面用CCDラインセンサ58及び裏面用CCDラインセンサ20の駆動クロックを、カラー読み取り時は48MHz、1Hsync周期を210μsec、白黒読み取り時は65MHz、1Hsync周期を70μsecとしている。
ここで、1Hsync周期は、1主走査ラインの読み取り時間である。1Hsync210μsecは600dpiで原稿搬送速度200mm/sに相当し、1Hsync70μsecは600dpiで原稿搬送速度600mm/sに相当する。また、白黒読み取りモードの場合は、1Hsync周期を短くするために、白黒センサ401のうち、主走査方向の前半部分と後半部分に分割されて読み出される。なお、この駆動周波数とHsysncは一例であって、これに限定されず、センサの感度に合わせて設定されるものである。
図6は、画像処理部70の詳細構成を示すブロック図である。原稿の表面を読み取った表面用CCDラインセンサ58の各センサ401、402、403、404から、原稿画像に応じた白黒,B,G,R各色のアナログ電気信号が出力される。A/D変換回路601,602,603は、各色のアナログ電気信号は各々デジタル画像信号に変換する。
AD変換された画像データは、シェーディング補正回路605,606,607により、光量の主走査方向における不均一性の影響や表面用CCDラインセンサ58における各撮像素子の感度の影響を補正する。表面画像データは、セレクタ650によって、メモリ制御回路651を経て画像メモリ71に一時記憶されるか、クロック変換器653を介して画像転送回路652へ送られるかが切り替えられる。
一方、裏面画像データはシェーディング補正回路625、626、627から、メモリ制御回路651を経て画像メモリ71に一時記憶される。画像メモリ71は、カラー画像のラージサイズ1面分の記憶容量(256Mバイト)を有している。また、画像メモリ71は、メモリ制御回路651によって指定されたページ数に分割して使用することができる。例えば、メモリ制御回路651により2ページ分割設定された場合、1ページあたり総容量の1/2の容量(128Mバイト)で、最大2ページ分格納することが可能になる。また、分割設定されない場合は、1ページを全容量で最大1ページ分格納することが可能である。
画像メモリ71に記憶された画像は、所定のタイミングでメモリ制御回路651より読み出され、画像転送回路652へ送られる。画像転送回路652は、セレクタ650からの画像データと、メモリ制御回路651からの画像データとのどちらか一方の画像データを選択し、画像処理装置200の画像処理部102へ転送する。
図7(a)は、カラーモードの場合の、表面用CCDラインセンサ58及び裏面用CCDラインセンサ20から画像処理部70への画像データの転送の様子を示す図である。1画素のRGBデータは、並列に1画素ずつ転送される。実際に転送されるRGBの画像データは、ラインセンサのライン間隔(2ライン)だけ、副走査方向にずれた位置の画像が転送される。図7(b)は、白黒モードの場合の、表面用CCDラインセンサ58及び裏面用CCDラインセンサ20から画像処理部70への画像データの転送の様子を示す図である。カラーモードでR画素とB画素が転送されるラインに、主走査の前半部分と後半部分の画像データが同時に転送される。表面用CCDラインセンサ58及び裏面用CCDラインセンサ20の駆動クロックの周波数は、カラー読み取り時は48MHz、白黒読み取り時は65MHzである。
図8(a)は、カラーモードの場合の、画像処理部70から画像処理部102への画像データの転送の様子を示す図である。1画素のRGBデータは、並列に1画素ずつ転送される。実際に転送されるRGBの画像データは、ラインセンサのライン間隔(2ライン)だけ、副走査方向にずれた位置の画像が転送される。図8(b)は、白黒モードの場合の、画像処理部70から画像処理部102への画像データの転送の様子を示す図である。カラーモードでR画素とB画素が転送されるラインに、主走査の前半部分と後半部分の画像データが同時に転送される。
データ転送速度の限界値は、受信側である画像処理装置200の画像処理部102の処理能力によって決まる。画像処理部102における転送クロックの最大周波数は、カラーモード時で37.5MHz、白黒モード時には50MHzである。従って、1主走査ライン(約7600画素)のデータ転送に要する時間は、カラーモード時では205μsec(600dpiで205mm/s)、白黒モード時では80μsec(600dpiで525mm/s)が限界値となる。このため、白黒モードでは、読取側の1Hsync周期時間(70μs)と、転送側の1Hsync周期時間(80μs)の差を解消するために、読み取った画像データを原稿読取装置100の画像メモリ71を介して転送する。
図9及び図10は、図4のS411において、画像処理装置200より原稿読取動作の開始が通知された時の、原稿読取装置100の制御フローチャートである。このフローチャートに基づく制御はCPU12により実行される。まず、CPU12は、原稿流し読みモードの指定があるか否かを判断し(S901)、原稿流し読みモードではなく原稿固定読みモードの場合には、カラーモードか否かを判断する(S902)。カラーモードの場合には、表面読み取りユニット59の読み取り時の移動速度を200mm/sに設定する(S903)。
ステップS902で白黒モードの場合には、CPU12は、読み取り速度を白黒の転送限界速度である525mm/sに設定する(S904)。次に、CPU12は、セレクタ650をクロック変換器653側に設定、すなわち画像メモリ71を経由しないスルー設定を行い(S907)、使用しない画像メモリ71はパワーオフに設定する(S911)。原稿固定読みの場合は、原稿を連続して読み取る必要がないため、画像メモリ71への通電をオフしておくことにより、約1ワット程度の省電力効果がある。
そして、CPU12は画像処理装置200側からの画像要求信号を待つ(S915)。画像要求信号は、画像処理装置200のCPU101から画像読み取り部100のCPU12へ送られてくるシリアル通信データ列であり、画像読み取り条件(画像密度、読み取り範囲等)の情報を含んでいる。また、画像要求信号は、画像処理装置200での画像受信準備完了を示す信号でもある。原稿固定読みの場合は、画像メモリ71を使用しないため、画像要求信号を受けた後、その情報に従って原稿読み取りを開始し、読み取った原稿の画像データの転送を行う(S916)。
ステップS901において、原稿流し読みモードの場合には、CPU12はカラーモードか否かを判断し(S903)、カラーモードであった場合には、読み取り時の原稿速度を200mm/sに設定する(S905)。次に、CPU12はセレクタ650をスルー設定にして、表面の画像は画像メモリ71を経由しない設定にする(S908)。次に、CPU12は、両面読取モードか否かを判断し(S910)、両面読取モードでない場合には、画像メモリをパワーオフに設定する(S912)。カラーモードで片面モードの場合は、後述する最小紙間距離の制約により、画像処理装置200からの画像要求が到来する前に画像データを画像メモリ71に格納しても、読取の生産性が変わらないため、画像メモリ71を使用しない。
次に、原稿トレイ1から給送した原稿が、プラテンローラ17の上流の停止判断位置に原稿の先端が到達した時に、CPU12は、画像処理装置200から画像要求が到来しているか否かを判断する(図10(a)S920)。ここで、停止判断位置は、停止判断位置で原稿を停止後、再搬送した時に、原稿の先端がプラテンローラ17に到達するまでに読み取り速度まで加速可能な位置である。停止判断位置は、読み取り速度が速くなる程、上流に位置する。
ステップS920において、画像要求が到来していない場合には、CPU12は、原稿搬送を一旦停止させて画像要求の到来を待つ(S921)。ステップS920において、画像要求が到来している場合には、CPU12は、原稿の搬送を停止することなく画像要求の読み取り条件に従って原稿読み取りを開始し、画像データの転送を行う(S922)。CPU12は、原稿トレイ1に積載された最終紙の画像面を読み取って、画像データの転送終了まで繰り返す(S923)。カラーモードで片面モードの場合は、画像メモリ71を使用しないため、CPU12は、画像処理装置200からの画像要求信号に従って、読取動作を行う。
ステップS910において、読み取りジョブ開始時に両面読取モードの指定があった場合には、CPU12は、メモリ制御回路651によって画像メモリ71を分割設定せずに、画像メモリ71を裏面画像専用として使用する(S913)。
次に、原稿トレイ1から原稿を給送して、プラテンローラ17の上流の停止判断位置に原稿の先端が到達した時に、CPU12は、画像処理装置200から画像要求が到来しているか否かを判断する(図10(b)S930)。画像要求が到来していない場合には、CPU12は、原稿搬送を一旦停止させて画像要求の到来を待つ(S931)。画像要求が到来している場合には、CPU12は、原稿搬送を停止せず画像要求の読み取り条件に従って表面画像の読み取りを開始し、表面画像データの転送を行う。また、CPU12は、原稿が裏面用CCDラインセンサ20に到達した原稿の裏面画像の読み取りを開始し、画像メモリ71に格納する(S932)。
そして、画像処理装置200から裏面画像要求が到来後に(S933)、CPU12は、画像メモリ71から画像データを読み出して転送し(S934)、原稿トレイ1に積載された最終紙の画像面を読み取って転送終了まで繰り返す(S935)。カラーモードで両面読取モードの場合は、画像メモリ71のメモリ容量の制約により裏面画像用に使用するため、表面の画像を先行して画像メモリ71に格納することは行わず、画像処理装置200からの画像要求に従って、読取動作を行う。
ステップS903において、カラーモードでなかった場合、すなわち白黒モードの場合には、CPU12は、読み取り時の原稿搬送速度を600mm/sに設定する(S906)。次に、CPU12は、セレクタ650のスルー設定を解除して、表面の画像が画像メモリ71を経由する設定にし(S909)、メモリ制御回路651によって画像メモリ71を2ページに分割設定する(S914)。
次に、CPU12は、原稿サイズ混載モードかつ自動変倍モードか否かを判断する(S917)。原稿サイズ混載かつ自動変倍でない場合、画像データを記憶可能な空き領域が画像メモリ71にあることに応じて画像処理装置からの画像要求信号を待たずに原稿読み取りを開始するよう原稿搬送を制御する白黒制御1(第1モード)を実行する。ステップS917において、原稿サイズ混載かつ自動変倍でない場合、原稿トレイ1から原稿を給送して、プラテンローラ17の停止判断位置に原稿の先端が到達した時に、CPU12は、画像メモリ71に空きページがあるか否かを判断する(図10(c)S940)。画像メモリ71に空きページがない場合(画像データを記憶可能な空き領域がない場合)には、CPU12は、原稿搬送を一旦停止させて画像要求の到来を待つ(S941)。画像メモリ71に空きページがある場合(画像データを記憶可能な空き領域がある場合)には、表面画像の読み取りを開始し、画像データを画像メモリ71に格納する。また、両面読取モードの場合、CPU12は、原稿が裏面用CCDラインセンサ20に到達するタイミングから裏面画像の読み取りを開始し、画像メモリ71に格納する(S942)。
そして、画像処理装置200から表面あるいは裏面の画像要求が到来後に(S943)、CPU12は、到来した画像要求に対応した面の画像データを読み出して転送する(S944)。CPU12は、原稿トレイ1に積載された最終紙の画像面を読み取って画像データの転送終了まで繰り返す(S945)。白黒モードにおいて、原稿サイズ混載かつ自動変倍モードでない場合は、読取変倍率はジョブの開始時に確定している。そのため、画像処理装置200からの画像要求を待たずに、画像メモリ71が空いたことに応じて読取動作を開始することで、生産性を向上することができる。
ステップS917において、原稿サイズ混載かつ自動変倍の場合、画像処理装置からの画像要求信号に応じて原稿読み取りを開始するよう原稿搬送を制御する白黒制御2(第2モード)を実行する。ステップS917において、原稿サイズ混載かつ自動変倍の場合には、CPU12は、原稿トレイ1から原稿を給送して、プラテンローラ17の上流の停止判断位置に原稿の先端が到達した時に、画像処理装置200から画像要求が到来しているか否かを判断する(S950)。画像要求が到来していない場合には、CPU12は、原稿搬送を一旦停止させて画像要求の到来を待つ(S951)。画像要求が到来している場合には、CPU12は、原稿搬送を停止せず画像要求の読み取り条件に従って表面画像の読み取りを開始し、表面画像データの転送を行う(S952)。
また、両面読取モードの場合には、原稿が裏面用CCDラインセンサ20に到達するタイミングから裏面画像の読み取りを開始し、画像データを画像メモリ71に格納する(S952)。そして、両面読取モードの場合(S953)、画像処理装置200から裏面画像要求が到来後に(S954)、CPU12は、画像メモリ71から画像データを読み出して転送する(S955)。CPU12は、原稿トレイ1に積載された最終紙の画像面を読み取って画像データの転送終了まで繰り返す(S956)。
白黒モードにおいて、原稿サイズ混載かつ自動変倍の場合は、原稿のサイズによって変倍率が変化し、原稿搬送速度を変化させる可能性がある。そのため、原稿サイズ混載かつ自動変倍の場合は、画像処理装置200からの画像要求を待って、変倍率に応じた原稿搬送速度で読取動作を行う。
図11は、原稿流し読みモードでカラーモード時の、画像読み取り、画像転送、画像要求信号のタイミングチャートである。Tcは画像処理装置処理時間である。画像処理装置200は原稿読取装置100から画像を受信後、画像圧縮等の各種画像処理を行い、次の画像の受信用メモリを確保できるまでの時間が画像処理装置処理時間である。本実施形態ではTcを100msecとしている。Tpは読み取り前必要時間である。Tpは、前述の停止判断位置と読み取り位置の距離を原稿が通過するのに要する時間である。本実施形態ではカラーモードの原稿搬送速度は200mm/sであり、Tpは50msである。Tnは搬送必要紙間時間であり、原稿読取装置のメカ的な制約により決まる先行紙の後端と後続紙の先端の紙間時間である。本実施形態ではメカ的な制約により決まる最小紙間距離が60mmである。従って、原稿搬送速度が200mm/sのとき、Tnは300msecである。
図11(a)は、カラーモードで片面モード時のタイミングチャートである。画像処理装置200からの画像要求信号に応じて読み取り動作を開始し、読み取った画像データを画像メモリ71に格納せずに転送している。ここで、表面画像を画像メモリ71に格納しないのは、画像処理装置処理時間Tcと読み取り前必要時間Tpの和よりも上述した最小紙間距離と原稿搬送速度で決まる搬送必要紙間時間Tnが大きいためである。すなわち、点線で示すように画像要求信号の到来時に、原稿の先端を停止判断位置よりも上流に位置するため、読み取った画像データを画像メモリ71に格納しても生産性が変わらないためである。この場合には、無駄な電力を消費しないために画像メモリ71への通電をオフしておく。
図11(b)は、カラーモードで両面読取モード時のタイミングチャートである。カラーモードの両面読取モード時には、画像メモリ71は裏面画像のバッファ用に使用し、表面の画像は画像メモリの容量により格納できないため片面時同様スルー設定にする。画像処理装置200からの表面の画像要求信号に応じて読み取り動作を開始し、裏面用CCDラインセンサを通過する原稿の裏面画像を画像メモリ71へ格納し、裏面の画像要求信号に応じて画像メモリ71から画像処理装置200への裏面の画像データの転送を開始する。この場合、画像処理装置からの画像要求信号に応じた原稿読み取りの開始及び画像メモリを介さない表面画像データの転送と、画像要求信号に応じた画像メモリの裏面画像データの転送を交互に行う。
図12は、原稿流し読みモードで白黒モード時の、画像読み取り、画像転送、画像要求信号のタイミングチャートである。白黒モードの場合、Tcはカラーモードと同様100msecであるが、読み取り速度が600mm/secであるため、Tpは70msec、Tnは100msecである。
図12(a)は、白黒モードで片面モード時の、原稿サイズ混載かつ自動変倍の場合のタイミングチャートである。画像処理装置200からの画像要求信号に応じて、画像要求信号に付属する読み取り条件に従って読み取り動作を開始し、読み取った画像データを画像メモリ71経由で転送している。ここで、画像データを画像メモリ71経由で転送するのは、白黒モードでは、読取側の1Hsync周期時間(70μs)と、転送側の1Hsync周期時間(80μs)の差をクロック変換器653では吸収しきれないので、画像メモリで吸収するためである。
図12(b)は、白黒モードで片面モード時の、原稿サイズ混載かつ自動変倍でない場合のタイミングチャートである。原稿サイズ混載かつ自動変倍でない場合は、原稿毎の変倍率は変化しないため、原稿先端が停止判断位置に到達した時点で画像メモリ71が空いていれば、画像要求信号を待たずに、読み取り動作を開始する。白黒モードの場合には、搬送速度がカラーモードよりも速く、搬送必要紙間時間Tnが画像処理装置処理時間Tcと読み取り前必要時間Tpの和よりも小さいため、読み取り前必要時間Tp分の紙間を、図12(a)の場合よりも短縮することができる。これにより、原稿サイズ混載かつ自動変倍の場合と比べて、読取開始から全ての原稿の読取終了までの時間を、原稿枚数×必要時間Tpだけ読込時間(本実施形態では100枚あたり7秒)を短縮できる。
なお、画像メモリ71の分割ページ数が小さい場合、数枚毎に画像メモリ71に空きがない状態が発生し、原稿が一旦停止してしまうため、本実施形態では前の画像の転送が完了する時点で次の原稿先端が停止判断位置を通過するような原稿間隔に制御している。
図12(c)は、白黒モードで両面読取モード時の、原稿サイズ混載かつ自動変倍の場合のタイミングチャートである。画像処理装置200からの画像要求信号に応じて、画像要求信号に付属する読み取り条件に従って読み取り動作を開始し、読み取った画像データを画像メモリ71経由で転送している。この場合、画像処理装置からの画像要求信号に応じた原稿読み取りの開始及び画像メモリを介した表面画像データの転送と、画像要求信号に応じた画像メモリの裏面画像データの転送を交互に行う。
図12(d)は白黒モードで両面読取モード時の、原稿サイズ混載かつ自動変倍でない場合のタイミングチャートである。原稿サイズ混載かつ自動変倍でない場合は、原稿毎の変倍率は変化しないため、原稿先端が停止判断位置に到達した時点で画像メモリ71が空いていれば、画像要求信号を待たずに、読み取り動作を開始する。この場合、画像処理装置からの画像要求信号に応じた画像メモリの表面画像データの転送と、画像要求信号に応じた画像メモリの裏面画像データの転送を交互に行う。これにより、原稿サイズ混載かつ自動変倍の場合と比べて、読取開始から全ての原稿の読取終了までの時間を、原稿枚数×必要時間Tpだけ読込時間(本実施形態では100枚あたり7秒)を短縮できる。
以上述べたように、画像処理装置からの画像要求信号を受信する前に先行して読み取り動作が可能な条件の場合に、先行して読取動作を開始することにより、読取前必要時間分の紙間を縮めることができ、生産性を向上することができる。
本発明の実施形態としての原稿読取装置の断面図である。 原稿読取装置の制御ブロック図である。 操作表示部210に表示される画面を示す図である。 原稿の読取開始から読取終了までの画像処理装置200の制御フローチャートである。 表面用CCDラインセンサ58の構成を示す図である。 画像処理部70の詳細構成を示すブロック図である。 表面用CCDラインセンサ58及び裏面用CCDラインセンサ20から画像処理部70への画像データの転送の様子を示す図である。 画像処理部70から画像処理部102への画像データの転送の様子を示す図である。 原稿読取装置100の制御フローチャートである。 原稿読取装置100の制御フローチャートである。 原稿流し読みモードでカラーモード時の、画像読み取り、画像転送、画像要求信号のタイミングチャートである。 原稿流し読みモードで白黒モード時の、画像読み取り、画像転送、画像要求信号のタイミングチャートである。
符号の説明
12 CPU
20 裏面用CCDラインセンサ
58 表面用CCDラインセンサ
70 画像処理部
71 画像メモリ
100 原稿読取装置
101 CPU
102 画像処理部
103 画像メモリ
200 画像処理装置
210 操作表示部
300 カラー白黒切り替え釦
301 応用モード釦
302 原稿サイズ混載モード釦
303 倍率釦
304 自動変倍釦
401 白黒センサ
402 Bセンサ
403 Gセンサ
404 Rセンサ

Claims (6)

  1. 原稿の画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段へ原稿を搬送する原稿搬送手段と、
    前記読取手段により読み取られた画像データを記憶する記憶手段と、
    前記読取手段により読み取られた画像データを画像処理装置へ転送する転送手段と、
    複数の原稿を連続して読み取る際、前記読取手段により原稿を読み取る際の前記原稿搬送手段の原稿搬送速度が複数の原稿で共通する場合、画像データを記憶可能な空き領域が記憶手段にあることに応じて前記画像処理装置からの画像要求信号を待たずに原稿読み取りを開始するよう前記原稿搬送手段を制御する第1モードと、前記読取手段により原稿を読み取る際の前記原稿搬送手段の原稿搬送速度が原稿毎に決定される場合、前記画像処理装置からの画像要求信号に応じて原稿読み取りを開始するよう前記原稿搬送手段を制御する第2モードを実行する制御手段と、
    を有することを特徴とする原稿読取装置。
  2. 前記読取手段により原稿を読み取る際の前記原稿搬送手段の原稿搬送速度が原稿毎に決定される場合は、異なるサイズの原稿が混在した原稿を読み取らせる原稿サイズ混載モードと、原稿サイズと記録紙サイズに応じて原稿画像が記録紙に収まるよう変倍する自動変倍モードの両方が設定されている場合であることを特徴とする請求項1記載の原稿読取装置。
  3. 前記読取手段は、原稿の表面を読み取る表面読取手段と、原稿の裏面を読み取る裏面読取手段を有し、
    前記記憶手段は、前記第1モードを実行する場合、前記表面読取手段から出力された表面画像データ及び前記裏面読取手段から出力された裏面画像データを記憶し、
    前記制御手段は、原稿の両面を読み取る両面読取モードが設定されている場合、前記第1モードを実行するとき、前記画像処理装置からの画像要求信号に応じた前記記憶手段の表面画像データの転送と、前記画像処理装置からの画像要求信号に応じた前記記憶手段の裏面画像データの転送を交互に行うことを特徴とする請求項1記載の原稿読取装置。
  4. 前記読取手段は、原稿の表面を読み取る表面読取手段と、原稿の裏面を読み取る裏面読取手段を有し、
    前記記憶手段は、前記第2モードを実行する場合、少なくとも前記裏面読取手段から出力された裏面画像データを記憶し、
    前記制御手段は、原稿の両面を読み取る両面読取モードが設定されている場合、前記第2モードを実行するとき、前記画像処理装置からの画像要求信号に応じた原稿読み取りの開始及び表面画像データの転送と、前記画像処理装置からの画像要求信号に応じた前記記憶手段の裏面画像データの転送を交互に行うことを特徴とする請求項1記載の原稿読取装置。
  5. 前記表面読取手段及び前記裏面読取手段は、それぞれカラーセンサと白黒センサを有し、
    前記記憶手段は、前記第2モードを実行する場合、前記カラーセンサで原稿を読み取る場合、前記裏面読取手段から出力された裏面画像データを記憶し、前記白黒センサで原稿を読み取る場合、前記表面読取手段から出力された表面画像データ及び前記裏面読取手段から出力された裏面画像データを記憶し、
    前記制御手段は、前記カラーセンサで原稿を読み取る場合、前記表面読取手段から出力された表面画像データを前記記憶手段を介することなく転送し、前記白黒センサで原稿を読み取る場合、前記表面読取手段から出力された表面画像データを前記記憶手段を介して転送することを特徴とする請求項4記載の原稿読取装置。
  6. 前記画像要求信号には、原稿読み取り時の変倍率が含まれており、
    前記原稿搬送手段は、前記画像要求信号に含まれる変倍率に応じた搬送速度で原稿を搬送することを特徴とする請求項1記載の原稿読取装置。
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