JP2010138526A - 帽子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】帽子を、遮光素材からなるクラウン10に通気用開口部O1,O2を設けたものとして、クラウン10の裏面における通気用開口部O1,O2が設けられた部分にメッシュシート21,22を宛がうとともに、メッシュシート21,22をクラウン10の裏面における通気用開口部O1,O2が設けられていない部分にまで延在させることにより、クラウン10とメッシュシート21,22との隙間に通気空間を形成し、通気用開口部O1,O2からクラウン10の内部に導入された外気を前記通気空間を通じてクラウン10の内部における広い範囲に行きわたらせることができるようにした。
【選択図】図6
Description
本実施態様の帽子は、図1〜3に示すように、遮光素材からなるクラウン10に左側通気用開口部O1と右側通気用開口部O2とを設けたものとなっている。図6に示すように、クラウン10の裏面における左側通気用開口部O1が設けられた部分(点A1と点A2と点A3とで囲まれた部分)と、右側通気用開口部O2が設けられた部分(点B1と点B2と点B3とで囲まれた部分)には、それぞれメッシュシート20を宛がっている。メッシュシート20のうち、左側メッシュシート21は、クラウン10の裏面における左側通気用開口部O1が設けられた部分だけでなく、左側通気用開口部O1が設けられていない部分(点A1と点A3と点A4と点A5とで囲まれた部分)にまで延在させている。また、右側メッシュシート22は、クラウン10の裏面における右側通気用開口部O2が設けられた部分だけでなく、右側通気用開口部O2が設けられていない部分(点B1と点B3と点B4と点B5とで囲まれた部分)にまで延在させている。クラウン10の内面と左側メッシュシート21の外面との間、及びクラウン10の内面と右側メッシュシート22の外面との間には、それぞれ隙間が形成されており、該隙間を通気空間として機能させることができるようになっている。すなわち、左側通気用開口部O1と右側通気用開口部O2からクラウン10の内部に導入された外気を前記隙間(通気空間)を通じてクラウン10の内部における広い範囲に行きわたらせ(図6の太矢印)、着用者の頭部を効果的に冷却することができるようになっている。
本実施態様の帽子において、クラウン10は、図4に示すように、略二等辺三角形状の複数のクラウン用れんげ11a,11b,11c,12a,12b,12cによって構成されている。クラウン10を形成するクラウン用れんげの枚数は、特に限定されないが、本実施態様の帽子においては、クラウン10の左前部分を形成するクラウン用れんげ11aと、クラウン10の左横部分を形成するクラウン用れんげ11bと、クラウン10の左後部分を形成するクラウン用れんげ11cと、クラウン10の右前部分を形成するクラウン用れんげ12aと、クラウン10の右横部分を形成するクラウン用れんげ12bと、クラウン10の右後部分を形成するクラウン用れんげ12cとの6枚となっている。
本実施態様の帽子において、メッシュシート20は、図5に示すように、略二等辺三角形状の複数のメッシュシート用れんげ21a,21b,22a,22bによって構成されている。メッシュシート20のうち、左側メッシュシート21は、メッシュシート20の左横部分を形成するメッシュシート用れんげ21aと、メッシュシート20の左後部分を形成するメッシュシート用れんげ21bとで構成されている。一方、右側メッシュシート22は、メッシュシート20の右横部分を形成するメッシュシート用れんげ22aと、メッシュシート20の右後部分を形成するメッシュシート用れんげ22bとで構成されている。
本実施態様の帽子においては、図7に示すように、クラウン10の下縁に沿った部分の裏側にビン皮60を設けており、着用者の頭部の汗を吸収することができるようにしている。ビン皮60の素材は、特に限定されないが、吸水性と速乾性に優れた素材を選択すると好ましい。
また、本実施態様の帽子において、クラウン10の下縁における後部は、図7に示すように、切り欠いて形成しており、その切り欠いた部分には、サイズ調節ベルト50を取り付けている。このため、帽子は、サイズ調節ベルト50の長さを調節することによって、クラウン10の下縁の周の長さを着用者の頭部の寸法に応じて調節することができるようになっている。
以上においては、細長形状の左側通気用開口部O1を、クラウン10の左前側の下縁から上方に向かって設け、細長形状の右側通気用開口部O2を、クラウン10の右前側の下縁から上方に向かって設けた場合について説明したが、左側通気用開口部O1や右側通気用開口部O2の形態は、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更することができる。例えば、図8,9に示すように、細長形状の左側通気用開口部O1を、クラウン10の左前側の下縁から斜め後方に向かって設け、細長形状の右側通気用開口部O2を、クラウン10の右前側の下縁から斜め後方に向かって設けることも好ましい。図8は、他の実施態様の本発明の帽子を側方から見た図である。図9は、他の実施態様の本発明の帽子を下方から見た図である。
11a クラウンの左前部分を形成するクラウン用れんげ(クラウン用れんげ)
11b クラウンの左横部分を形成するクラウン用れんげ(クラウン用れんげ)
11c クラウンの左後部分を形成するクラウン用れんげ(クラウン用れんげ)
12a クラウンの右前部分を形成するクラウン用れんげ(クラウン用れんげ)
12b クラウンの右横部分を形成するクラウン用れんげ(クラウン用れんげ)
12c クラウンの右後部分を形成するクラウン用れんげ(クラウン用れんげ)
20 メッシュシート
21 左側メッシュシート(メッシュシート)
21a メッシュシートの左横部分を形成するメッシュシート用れんげ(メッシュシート用れんげ)
21b メッシュシートの左後部分を形成するメッシュシート用れんげ(メッシュシート用れんげ)
22 右側メッシュシート(メッシュシート)
22a メッシュシートの右横部分を形成するメッシュシート用れんげ(メッシュシート用れんげ)
22b メッシュシートの右後部分を形成するメッシュシート用れんげ(メッシュシート用れんげ)
30 鍔
40a クラウンの左前部分を形成するクラウン用れんげとクラウンの右前部分を形成するクラウン用れんげとを連結する帯片(帯片)
40b クラウンの左横部分を形成するクラウン用れんげとクラウンの左後部分を形成するクラウン用れんげとを連結する帯片(帯片)
40c クラウンの右横部分を形成するクラウン用れんげとクラウンの右後部分を形成するクラウン用れんげとを連結する帯片(帯片)
40d クラウンの左後部分を形成するクラウン用れんげとクラウンの右後部分を形成するクラウン用れんげとを連結する帯片(帯片)
41a メッシュシートの左横部分を形成するメッシュシート用れんげとメッシュシートの左後部分を形成するメッシュシート用れんげとを連結する帯片(帯片)
41b メッシュシートの右横部分を形成するメッシュシート用れんげとメッシュシートの右後部分を形成するメッシュシート用れんげとを連結する帯片(帯片)
41c メッシュシートの左後部分を形成するメッシュシート用れんげとメッシュシートの右後部分を形成するメッシュシート用れんげとを連結する帯片(帯片)
42a クラウンの左前部分を形成するクラウン用れんげとメッシュシートの左横部分を形成するメッシュシート用れんげとを連結する帯片(帯片)
42b クラウンの右前部分を形成するクラウン用れんげとメッシュシートの右横部分を形成するメッシュシート用れんげとを連結する帯片(帯片)
50 サイズ調節ベルト
60 ビン皮
O1 左側通気用開口部(通気用開口部)
O2 右側通気用開口部(通気用開口部)
Claims (6)
- 遮光素材からなるクラウンに通気用開口部を設けた帽子であって、クラウンの裏面における通気用開口部が設けられた部分にメッシュシートを宛がうとともに、該メッシュシートをクラウンの裏面における通気用開口部が設けられていない部分にまで延在させることにより、クラウンとメッシュシートとの隙間に通気空間を形成し、通気用開口部からクラウン内部に導入された外気を前記通気空間を通じてクラウン内部の広い範囲に行きわたらせることができるようにしたことを特徴とする帽子。
- 通気空間を形成するメッシュシートの面積S1(通気空間が複数箇所に分断して設けられている場合にはそれぞれの通気空間を形成するメッシュシートの面積)に対する通気用開口部の開口面積S2(1つの通気空間に複数の通気用開口部が属する場合には該複数の通気用開口部の開口面積の和)の比S2/S1が2〜20である請求項1記載の帽子。
- 通気用開口部(通気用開口部が複数箇所に設けられている場合にはそれぞれの通気用開口部)が、長さ10〜20cm、最大幅0.5〜5cmの細長形状に形成された請求項1又は2記載の帽子。
- 通気用開口部(通気用開口部が複数箇所に設けられている場合には少なくとも1つの通気用開口部)の最前部をクラウンの前後方向中間位置よりも前方に位置させるとともに、該通気用開口部に宛がわれるメッシュシートを該通気用開口部の最後尾よりも後方でかつクラウンの前後方向中間位置よりも後方にまで延在させた請求項1〜3いずれか記載の帽子。
- 通気用開口部を、クラウンの左前側の下縁から上方又は斜め後方に向かって設けられた細長形状を有する左側通気用開口部と、クラウンの右前側の下縁から上方又は斜め後方に向かって設けられた細長形状を有する右側通気用開口部とで構成し、それぞれの通気用開口部に宛がわれるメッシュシートをそれぞれの通気用開口部の最後尾よりも後方でかつクラウンの前後方向中間位置よりも後方にまで延在させることにより、前記通気空間をクラウンの左側と右側に形成した請求項4記載の帽子。
- 細長形状を有する左側通気用開口部と右側通気用開口部のそれぞれが、クラウンの下縁から高い位置になるにつれて幅が狭くなるように形成された請求項5記載の帽子。
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JP2018193621A (ja) * | 2017-05-12 | 2018-12-06 | 株式会社シオジリ製帽 | 帽子及び帽子の製造方法 |
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Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JP3121430U (ja) * | 2006-02-23 | 2006-05-18 | 株式会社タケコー | 通気性の良いキャップ |
JP2007031870A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Shiojiri Seibo:Kk | 帽子 |
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