JP5148177B2 - 帽子 - Google Patents

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本発明は、通気性に優れた帽子に関する。
強い日差しを長時間に亘って頭部に浴びると日射病にかかるおそれがあるために、日差しの強い日中における野外活動は帽子を被って行うように薦められている。しかし、夏の暑い時期に帽子を被ると、頭が蒸れて不快さを感じることも多いために、帽子を敬遠する者も多い。とくに、撥水加工や防水加工が施された生地をクラウン表地に使用した帽子は、通気性を確保することが困難であるために、そのような傾向が強い。このような実状に鑑みてか、帽子メーカは、通気性を向上させるための様々な工夫を帽子に施すようになってきている。
例えば、クラウンの一部をメッシュ素材で形成した帽子が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。この種の帽子は、通気性に優れたものではあったが、その分、遮光性が犠牲になっており、必ずしも日射病の予防に適したものとは云えなかった。また、クラウンのメッシュ素材で形成した部分から髪の毛が外に出てしまい、着用時の見た目が良くないという欠点もあった。さらに、メッシュ素材によって帽子のデザインが著しく制限されるという欠点もあった。
クラウンの一部をメッシュ素材で形成した帽子のなかには、メッシュ素材で形成した通気部をカバーで覆い、該カバーを折り返したり取り外したりすることにより、前記通気部を開いたり閉じたりすることのできるようにした帽子も提案されている(例えば、特許文献2〜5を参照)。この種の帽子は、クラウンの通気状態を切り替えることができるので、天候や季節をそれ程選ばずに着用することができるものとなっている。しかし、通気性を確保するためには、前記カバーを折り返したりしなければならず、帽子の遮光性が低下するばかりか、クラウンなどに見苦しいシワが形成されるおそれもあった。
実開平06−065433号公報 実公昭56−017459号公報 実公昭62−020422号公報 特開2003−147622号公報 実登第3048795号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、遮光性を維持しながらも、通気性を向上させることのできる帽子を提供するものである。また、デザインの自由度の高い帽子を提供することも本発明の目的である。
上記課題は、遮光素材からなるクラウン表地と通気素材からなるクラウン裏地とでクラウンを形成した帽子であって、クラウン表地の下縁における所定区間をクラウン裏地に対して縫着せずにふらし、クラウン表地の下縁におけるふらした部分の下側からクラウン表地とクラウン裏地との隙間へ外気を導入することができるようにしたことを特徴とする帽子を提供することによって解決される。
これにより、クラウンの外部にある空気は、クラウン表地の下縁におけるふらした部分の下側からクラウン表地とクラウン裏地との隙間へ入り、通気素材からなるクラウン裏地を通過してクラウンの内部へと入ることができる。また、クラウンの内部にある空気は、これと逆の順序を辿ってクラウンの外部へと出ることができる。したがって、クラウンの内外でベンチレーションを行って着用者の頭が蒸れるのを防止することが可能になる。しかも、通気素材で形成した部分(クラウン裏地)をクラウン表地で被覆して完全に隠すなど、通気素材で形成した部分がクラウンの外側に表出しないように帽子をデザインすることも可能になる。
クラウンの具体的な構成はとくに限定されないが、複数枚の表地用れんげをその側縁に沿った縫着線Lで互いに縫着することによってクラウン表地を形成し、複数枚の裏地用れんげをその側縁に沿った縫着線Lで互いに縫着することによってクラウン裏地を形成し、縫着線Lと縫着線Lとの重なった部分でクラウン表地とクラウン裏地とを互いに縫着し、少なくとも一の表地用れんげの下縁における所定区間をクラウン裏地に対して縫着せずにふらしたものであると好ましい。これにより、特別な生産設備を新たに導入しなくても、一般的な帽子の生産設備をそのまま利用して本発明の帽子を製造することが可能になり、帽子の製造コストを安く抑えることも可能になる。
ここで、「れんげ」とは、帽子のクラウン表地やクラウン裏地を形成する略二等辺三角形状をした生地のことを云う。クラウン表地は、通常、一の表地用れんげの側縁(表地用れんげを二等辺三角形に見立てた場合における一方の等辺に沿った部分)をその隣に配される他の表地用れんげの側縁と互いに縫着し、複数枚の表地用れんげをドーム状に縫い合せることによって形成される。クラウン裏地も、クラウン表地と同様である。表地用れんげと裏地用れんげは、通常、同じ枚数とされる。これにより、ベンチレーションを好適に行うことのできる帽子を容易に製造することが可能になる。
帽子の形態はとくに限定されず、クラウンの下縁における全周部に鍔の取り付けられたハット型の帽子や、クラウンに鍔の取り付けられていない鍔無し型の帽子などであってもよいが、クラウンの下縁における前周部に鍔を取り付けたキャップ型の帽子であると好ましい。キャップ型の帽子は、運動帽や作業帽として用いられることが多く、暑い場所で被られることが多いために、通気性を良好に保つことの意義が深いからである。
本発明の帽子をキャップ型とする場合には、クラウンの下縁における側周部及び/又は後周部の所定区間をクラウン裏地に対して縫着せずにふらすと好ましい。これにより、キャップ型の帽子においても、通気性を良好に保つことが可能になる。またこの際、従来のキャップ型の帽子を製造する場合と比較して、帽子の製造工程を大きく変更する必要がないので、本発明の帽子の製造コストを安く抑えることも可能になる。
クラウン表地の下縁におけるクラウン裏地に対して縫着せずにふらした所定区間は、クラウン裏地の下縁と同じ高さとしてもよいが、クラウン表地の下縁における前記所定区間をクラウン裏地の下縁よりも高い位置に設定し、クラウン裏地の一部が表出するようにすると好ましい。これにより、クラウン内外の通気性をさらに良好に保つことが可能になる。この際、クラウン裏地の表出する部分は、クラウンの下縁付近であり、あまり目立たない。
ところで、クラウン表地を形成する遮光素材は、遮光性を有する生地であればとくに限定されないが、防水加工(後述する透湿防水加工を含む)又は撥水加工を施されたものであることも好ましい。これにより、帽子を雨水や汚れの染み込みにくいものとするなど、より高機能なものとすることが可能になる。
ここで、防水加工とは、クラウン表地を形成する繊維と繊維の隙間(目)をフッ素系樹脂やシリコン系樹脂などの防水材料で塞ぐ(目止めする)ことによってクラウン表地が水を通さないようにする加工のことを云う。このような防水加工をクラウン表地に施しておくと、雨水などがクラウン内部に染み込むのを防止することが可能になるが、クラウン表地の通気性は実質的になくなるために、帽子の着用者の頭部は蒸れやすくなる。しかし、本発明のような構成を採用することによって、クラウン表地に防水加工が施された帽子であっても、クラウン内外の通気性を確保することが可能になる。
また、撥水加工とは、クラウン表地を形成する生地をフッ素系樹脂やシリコン系樹脂などの撥水材料に含浸させることにより、あるいはクラウン表地を形成する生地の繊維1本1本に前記撥水材料を予めコーティングしておくことにより、クラウン表地に撥水性を付与する加工のことを云う。このような撥水加工をクラウン表地に施しておくと、クラウン表地の生地を雨水などから保護することが可能になるだけでなく、クラウン表地に付着した汚れなどを洗濯によって落ちやすくすることも可能になる。撥水加工は、防水加工と異なり、クラウン表地を形成する繊維と繊維の隙間は塞がれない(目止めされない)。しかし、撥水加工が施された生地は、撥水加工が施されていない生地と比較して、繊維と繊維の隙間が狭くなり、通気性が低下することには変わらない。したがって、クラウン表地に撥水加工が施された帽子に本発明の構成を採用することの意義はやはり深い。
以上のように、本発明によって、遮光性を維持しながらも、通気性を向上させることのできる帽子を提供することが可能になる。また、デザインの自由度の高い帽子を提供することも可能になる。
本発明の帽子の好適な実施態様を、図面を用いてより具体的に説明する。図1は、本発明の帽子を示した正面図である。図2は、本発明の帽子を示した側面図である。図3は、本発明の帽子を示した背面図である。図4は、本発明の帽子を示した底面図である。図5は、本発明の帽子におけるクラウンの側部を図4に示すA−A面で切断した状態を示した断面図である。図6は、本発明の帽子の他の実施態様を示した側面図である。図7は、図6に示した帽子におけるクラウンの側部を図4に示した帽子のA−A面に相当する面で切断した状態を示した断面図である。
1.帽子の概要
本発明の帽子100は、その形態をとくに限定されず、キャップ型、ハット型、鍔なし型など、各種の形態を採用することができる。本実施態様の帽子100は、図1に示すように、着用者の頭部を覆うためのクラウン110と、クラウン110の下縁における前周部から前方に突出して設けられた鍔120とを備えたキャップ型のものとなっている。キャップ型の帽子100は、運動帽や作業帽などとして好適に用いることができる。
クラウン110は、図5に示すように、遮光素材からなるクラウン表地111と、通気素材からなるクラウン裏地112とで形成されている。クラウン表地111の下縁における所定区間S(図2)は、クラウン裏地112に対して縫着せずにふらされており、クラウン表地111の下縁におけるふらした部分の下側からクラウン表地111とクラウン裏地112との隙間へ外気を導入することができるようになっている(図5の矢印a)。
クラウン表地111の下縁をふらす箇所(所定区間Sを設ける場所と長さ)は、とくに限定されない。例えば、クラウン表地111の下縁における全周部をふらしてもよいし、クラウン表地111の下縁における一部分のみをふらしてもよい。本実施態様の帽子100においては、クラウン110の下縁における鍔120のない部分(クラウン110の
下縁における右周部から後周部にかけての部分と、左周部から後周部にかけての部分)をクラウン裏地112に対して縫着せずにふらしている。
2.クラウン表地
本実施態様の帽子100において、クラウン表地111は、図1〜図3に示すように、複数枚の表地用れんげを、その側縁に沿った縫着線Lで互いに縫着することによって形成したものとなっている。表地用れんげの枚数は、とくに限定されないが、本実施態様の帽子100においては6枚としている。縫着線Lは、後述する裏地用れんげを縫着した縫着線Lに重なった共通のものとなっている。
表地用れんげ(クラウン表地111)の素材は、遮光性を有するものであればとくに限定されず、編地や織地など、各種の生地を用いることができる。なかでも、編地は、通気性に優れている、しわになりにくい、生産性が高い、などの特徴を有するために、帽子100の表地用れんげとして好適に用いることができる。本実施態様の帽子100においても、表地用れんげを編地で形成している。表地用れんげの編み方はとくに限定されず、鎖編、デンビー編、バンダイク編、コード編などが例示される。
表地用れんげを形成するのに用いる繊維の種類もとくに限定されない。表地用れんげは、綿などの天然繊維だけでなく、ポリエステルなどの化学繊維を用いて形成されたものであってもよい。本実施態様の帽子100においては、しわになりにくく、W&W性(Wash & Wearのこと。選択後にとくにアイロン掛けしなくても、そのまま着用できる性質)に優れたポリエステル繊維によって表地用れんげを形成している。
表地用れんげには、帽子100の用途などに応じて、防水加工や撥水加工を施すことができる。例えば、帽子100を運動帽や作業帽とする場合には、表地用れんげに透湿防水加工を施すと好ましい。ここで、透湿防水加工とは、湿式凝固法によるポリウレタン微多孔膜や、透湿性を有するポリウレタン無孔膜およびポリテトラフロロエチレン微多孔膜をコーティングまたはラミネート手法により基布に積層する加工のことを云う。これにより、雨水などがクラウン110の内部に浸入するのを防ぎながらも、着用者の頭部から出た汗などに起因する湿気をクラウン110の外部に放出させることが可能になる。
3.クラウン裏地
本実施態様の帽子100において、クラウン裏地112は、複数枚の裏地用れんげを、その側縁に沿った縫着線Lで互いに縫着することによって形成したものとなっている。
裏地用れんげの枚数は、とくに限定されないが、本実施態様の帽子100においては表地用れんげと同じ6枚としている。縫着線Lは、既述の表地用れんげを縫着した縫着線Lに重なった共通のものとなっている。
裏地用れんげの素材は、通気性を有するものであればとくに限定されず、編地や織地など、各種の生地を用いることができる。なかでも、編地は、通気性に優れている、しわになりにくい、生産性が高い、などの特徴を有するために、帽子100の裏地用れんげとして好適に用いることができる。本実施態様の帽子100においては、裏地用れんげをメッシュ状の編地としている。裏地用れんげのその編み方はとくに限定されず、鎖編、デンビー編、バンダイク編、コード編などが例示される。
裏地用れんげを形成するのに用いる繊維の種類もとくに限定されない。裏地用れんげは、綿などの天然繊維だけでなく、ポリエステルなどの化学繊維を用いて形成されたものであってもよい。本実施態様の帽子100においては、しわになりにくく、W&W性に優れたポリエステル繊維によって裏地用れんげを形成している。
ところで、裏地用れんげの通気度(JIS L 1096 における8.27.1に記載のA法(フラジール形法)により測定された通気度のこと。以下同じ。)は、とくに限定されない。しかし、裏地用れんげの通気度が低すぎると、帽子100のクラウン110の通気性を良好に保つことが困難になり、着用者の頭部が蒸れやすくなるおそれがある。このため、裏地用れんげの通気度は、通常、100cm/cm・s以上とされる。裏地用れんげの通気度は、150cm/cm・s以上であると好ましく、200cm/cm・s以上であるとより好ましい。
4.ビン皮
本実施態様の帽子100において、クラウン110の下縁に沿った部分の裏側には、ビン皮130を設けており、着用者の頭部の汗を吸収することができるようにしている。ビン皮130の素材は、とくに限定されないが、吸水性と速乾性に優れた素材を選択すると好ましい。本実施態様の帽子100においては、内側(着用者の頭部側)に太い繊維を用い、外側(クラウン110の外側)に細い繊維を用いた織物(例えば、東レ株式会社製フィールドセンサー(登録商標))を用いている。この織物は、毛細管現象により頭部の汗を速やかに吸収することのできるものとなっている。
5.サイズ調節バンド
また、本実施態様の帽子100において、クラウン110の下縁における後周部は、図3に示すように、切り欠いて形成しており、その切り欠いた部分には、サイズ調節ベルト140を取り付けている。このため、帽子100は、サイズ調節ベルト140の長さを調節することによって、クラウン110の下縁の周の長さを着用者の頭部の寸法に応じて調節することができるようになっている。
サイズ調節ベルト140の長さ調節方法は、とくに限定されない。本実施態様の帽子100においては、サイズ調節ベルト140の片面(通常、外側の面)に面ファスナを設けており、サイズ調節ベルト140の折り返した部分を折り返していない部分に留めることによって、サイズ調節ベルト140の長さを任意に変更することができるようにしている。
このとき、面ファスナに留めることができずに余ったサイズ調節ベルト140の先端がぶらぶらしていると、帽子100の見栄えが悪いだけでなく、その先端が何かに引っかかってサイズ調節ベルト140が外れるおそれもある。このため、サイズ調節ベルト140の先端は、クラウン110に固定すると好ましい。
サイズ調節ベルト140の先端の固定方法は、とくに限定されず、サイズ調節ベルト140の先端をクラウン表地111やクラウン裏地112に設けた切り込みなどに挿入するようにしてもよいが、この切り込みにサイズ調節ベルト140の先端を挿入する作業は必ずしも容易ではなく、とくに帽子110を被ったままの状態では困難である。このため、本実施態様の帽子100においては、クラウン表地111の外側に取り付けたベルトループ150にサイズ調節ベルト140の先端の余った部分を挿入するようにしている。
6.その他
ところで、図1〜図5に示した帽子100では、クラウン表地111の下縁がクラウン裏地112の下縁にほぼ重なり、クラウン裏地112のほぼ全体がクラウン表地111で被覆された状態となっていたが、図6と図7に示すように、クラウン表地111の下縁における所定区間Sをクラウン裏地112の下縁よりも高い位置に設定し、クラウン裏地112の一部が外部に表出するようにしている。このため、クラウン110の通気性をより高めることができるようになっている。
この場合、クラウン表地111の下縁をふらした所定区間Sにおけるクラウン裏地112の下縁からクラウン表地111の下縁までの高さH(図7を参照。高さHが場所によって異なる場合は平均の高さ。)はとくに限定されないが、通常、1cm以上に設定される。一方、高さHを高くしすぎると、クラウン110の通気性は向上するものの、帽子100の見栄えが悪くなるおそれがある。このため、高さHは、通常、10cm以下とされる。高さHは、7cm以下であると好ましく、5cm以下であると好ましい。本実施態様の帽子100において、高さHは約4cmとなっている。
7.用途
本発明の帽子100の用途は、とくに限定されず、各種の用途に用いることができる。なかでも、屋外や屋内の暑い場所で着用される機会の多い運動帽や作業帽に本発明の帽子100を用いると好適である。
本発明の帽子を示した正面図である。 本発明の帽子を示した側面図である。 本発明の帽子を示した背面図である。 本発明の帽子を示した底面図である。 本発明の帽子におけるクラウンの側部を図4に示すA−A面で切断した状態を示した断面図である。 本発明の帽子の他の実施態様を示した側面図である。 図6に示した帽子におけるクラウンの側部を図4に示した帽子のA−A面に相当する面で切断した状態を示した断面図である。
符号の説明
100 帽子
110 クラウン
111 クラウン表地
112 クラウン裏地
120 鍔
130 ビン皮
140 サイズ調節ベルト
150 ベルトループ

Claims (4)

  1. 遮光素材からなるクラウン表地と通気素材からなるクラウン裏地とでクラウンを形成し、クラウンの下縁に沿った部分の裏側にビン皮を設けた帽子であって、
    クラウン表地の下縁における所定区間をクラウン裏地に対して縫着せずにふらし、クラウン表地の下縁におけるふらした部分の下側からクラウン表地とクラウン裏地との隙間へ外気を導入することができるようにするとともに、
    クラウン表地の下縁における前記所定区間をクラウン裏地の下縁よりも高い位置に設定し、クラウン裏地の一部が外部に表出するようにし、
    かつ、ビン皮として、内面側が太い繊維で形成されて外面側が細い繊維で形成された織物を用いた
    ことを特徴とする帽子。
  2. クラウンの下縁における前周部に鍔を取り付け、クラウンの下縁における鍔が取り付けられていない側周部及び後周部の全区間を前記所定区間とした請求項1記載の帽子。
  3. 6枚の表地用れんげをその側縁に沿った縫着線Lで互いに縫着することによってクラウン表地を形成し、
    6枚の裏地用れんげをその側縁に沿った縫着線Lで互いに縫着することによってクラウン裏地を形成し、
    縫着線Lと縫着線Lとの重なった部分でクラウン表地とクラウン裏地とを互いに縫着し、
    左側周部、左後周部、右側周部及び右後周部に配される4枚の表地用れんげの下縁をクラウン裏地に対して縫着せずにふらした請求項2記載の帽子。
  4. クラウン表地を形成する遮光素材が透湿防水加工を施されたものである請求項1〜3いずれか記載の帽子。
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