JP3148297U - 和装汗取り肌着 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸水性及び速乾性を有して、効率良く汗取りができると共に、防水性が高く、着物を汚す虞のない和装汗取り肌着を提供する。【解決手段】左右前身頃2,3と後身頃4と左右袖5,6とから形成される表地7と、左右前身頃2,3を互いに係止する面ファスナー8等を備えた和装汗取り肌着1であって、表地7は吸湿布で形成され、特に、人が汗をかきやすい部位にあたる表地7の左右前身頃2,3の内面上半部と、後身頃4の内面全面には、防水布から成る中生地が設けられ、中生地の表面を被覆するように吸湿布から成る裏地11が設けられている和装汗取り肌着を提供する。前記表地7は吸水性及び速乾性をもった完全中空ポリエステル原綿から成り、前記中生地は通気性を有すると共に汗の外漏れを防ぐ撥水生地から成り、前記裏地11は、完全中空ポリエステル原綿が吸熱作用をもつようにキシリトールコーティング加工されている。【選択図】図1

Description

本考案は、吸水性及び速乾性を有して効率良く汗取りができると共に、防水性が高く、着物を汚す虞のない和装汗取り肌着に関するものである。
従来のこの種の技術は、下記のようになっている。
和装用の肌着として、一般的には綿のみを使用した肌着が用いられ、夏用には亜麻を使用した肌着が良く用いられる。
然しながら、それらの肌着は汗を吸水するが、汗による着物の汚れを防止する機能を備えたものになっていない。
そこで、汗による着物の汚れを防止するため、特許文献1には防水布を施した和装肌着が記載されている。特許文献1は、和装肌着の脇の下、背中、尻部、膝裏などの汗等による汚れが付着しやすい部分に防水布を貼るものである。
実用新案登録第3098876号公報
従来の技術には、一応下記のような問題点を指摘することができる。
従来の和装肌着は、和装肌着の素材そのものが汗を吸って濡れるため、汗を吸収しきれず外側の襦袢や着物に汗が付着してしまい、結果としてシミ抜き、丸洗い、洗い張りなどの手入れにかなりの費用を負担することになる。
尚、特許文献1の場合は、防水布を貼った部分は防水布によって汗による汚れを防止することが出来るが、防水布から溢れた汗が外側の襦袢や着物に付着してしまう虞がある。
以上の現状に鑑み、本考案は、吸水性及び速乾性を有して、効率良く汗取りができると共に、防水性が高く、着物を汚す虞のない和装汗取り肌着を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本考案は以下の構成を提供する。
請求項1に係る考案は、左右前身頃と後身頃と左右袖とから形成される表地と、
前記左右前身頃を互いに係止する係止手段とを備えた和装肌着であって、
前記表地は吸湿布で形成され、
前記表地の左右前身頃の内面と、後身頃の内面とに防水布から成る中生地が設けられ、
前記中生地の表面を被覆するように吸湿布から成る裏地が設けられていることを特徴とする和装汗取り肌着を提供するものである。
請求項2に係る考案は、前記係止手段は面ファスナーであることを特徴とする請求項1記載の和装汗取り肌着を提供するものである。
請求項3に係る考案は、前記表地は吸水性及び速乾性をもった完全中空ポリエステル原綿から成り、
前記中生地はポリエステルがフッ素系撥水剤でコーティング加工され、通気性を有すると共に汗の外漏れを防ぐ撥水生地から成り、
前記裏地は、吸水性及び速乾性をもった完全中空ポリエステル原綿が吸熱作用をもつようにキシリトールコーティング加工されていることを特徴とする請求項1又は2記載の和装汗取り肌着を提供するものである。
請求項4に係る考案は、前記表地は、前記左右前身頃と後身頃と左右袖とが交わる部分に通気孔となる拡縮自在のアームホールが形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の和装汗取り肌着を提供するものである。
請求項5に係る考案は、前記中生地と裏地は、前記左右前身頃の内面上半部と、後身頃の内面全面とに設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一に記載の和装汗取り肌着を提供するものである。
本考案によれば、上述のように構成されているので、次のような効果を期待することができる。
請求項1記載の考案によれば、表地は吸湿布で形成され、表地の左右前身頃の内面と、後身頃の内面とに防水布から成る中生地が設けられ、中生地の表面を被覆するように吸湿布から成る裏地が設けられているので、吸水性及び速乾性を有して効率良く汗取りができ、爽快感が得られると共に、防水性が高く、着物を汚す虞のない和装汗取り肌着を提供することができる。
請求項2記載の考案によれば、請求項1記載の考案の効果に加え、面ファスナーによって、左右前身頃を互いに容易且つ確実に留めることができると共に、開くことができる。
請求項3記載の考案によれば、請求項1又は2記載の考案の効果に加え、表地は吸水性及び速乾性を有し、中生地は通気性を有すると共に汗の外漏れを防ぐことができ、裏地は、吸水性及び速乾性をもつと共に、吸熱作用をもち、清涼感を得ることができる。
請求項4記載の考案によれば、請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の考案の効果に加え、脇の下部分に拡縮自在のアームホールが形成されるので、通気が良くなり、発汗を抑えることができる。
請求項5記載の考案によれば、請求項1乃至4のうちいずれか一に記載の考案の効果に加え、中生地と裏地が左右前身頃の内面上半部と、後身頃の内面全面とに設けられているので、汗が出る部位の汗の吸水と、防水を効率良く行なうことができる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本考案の実施の形態を説明する。
図1及び図2に於いて、1は、本考案による和装汗取り肌着であり、和装汗取り肌着1は、左右前身頃2,3と後身頃4と左右袖(例えば、ラグラン袖)5,6とから形成される表地7と、左右前身頃2,3を互いに係止する係止手段である面ファスナー8,9とを備えている。
そして、表地7は吸湿布で形成され、特に、人が汗をかきやすい部位にあたる表地7の左右前身頃2,3の内面上半部と、後身頃4の内面全面には、図3に示す、防水布から成る中生地10が設けられ、中生地10を被覆するように吸湿布から成る裏地11が設けられている。
更に、前記表地7は吸水性、速乾性、軽量性及び保温性を備えた完全中空ポリエステル原綿から成り、前記中生地10はポリエステルがフッ素系撥水剤でコーティング加工され、通気性を有すると共に汗の外漏れを防ぐ撥水生地から成り、前記裏地11は、吸水性、速乾性、軽量性及び保温性を備えた完全中空ポリエステル原綿が更に吸熱作用をもつようにキシリトール(糖アルコール)コーティング加工されている。
キシリトールコーティング加工とは、ドイツバイエル社による、天然由来成分(キシトール、スクワラン、シルクプロテイン、ウンデシレン酸、モノグリセライド)を配合した「TASTEX COOL-EX」加工を施したものであり、汗に反応して体感温度を2度下げる効果や保温等の効果が期待できるものである。
前記表地7と裏地11は、例えば、ポリエステル65重量%、綿35重量%で形成された、東レ社の商品名「エアレット」を用いることができ、前記中生地10は、例えば、ポリエステル100重量%で形成された、パールトーン社の商品名「パールトーン」を用いることができる。
更に又、前記表地7は、図4に示す如く、左袖4の付け根部分、即ち、左前身頃2と後身頃4と左袖5とが交わる部分に、交わる部分の所定範囲を縫い合わせないことにより、夫々通気孔となる拡縮自在のアームホール12が形成され、同様に、図示は省略するが、右袖の付け根部分、即ち、右前身頃と後身頃と右袖とが交わる部分に、交わる部分の所定範囲を縫い合わせないことにより、夫々通気孔となる拡縮自在のアームホールが形成されている。
そして、前記アームホール12は、和装汗取り肌着1を着用した人が、体を動かすと、前記左右前身頃2,3と後身頃4と左右袖5,6が互いにずれることにより、拡縮するように形成されている。
而して、人が前記和装汗取り肌着1を着用する場合は、前記左右袖5,6に左右の腕を通し、胸の前で左右前身頃2,3を重ね合わせて、前記面ファスナー8,9を係止させれば和装汗取り肌着1を着用することができる。
この状態で、表地7のアームホール12,12が通気孔となって、脇の下が涼しく、汗をかきにくい。
そして、前記和装汗取り肌着1を着用した人が汗をかくと、汗は前記表地7及び裏地11によって吸水され、特に、比較的発汗の多い部位に位置する裏地11が吸水した汗は中生地10により防水されて汗が表地7に到達しない。又、表地7及び裏地11は速乾性があるので、早く乾き、快適な着心地が得られる。
更に、前記和装汗取り肌着1を着用した人が汗をかくと、前記裏地11はキシリトールコーティング加工されているため、キシリトールが汗と反応することにより吸熱作用をおこし、体感温度を2℃程度下げる働きをし、清涼感が得られる。
本考案による和装汗取り肌着の平面図である。 本考案による和装汗取り肌着の左右前身頃を開いた状態を示す平面図である。 本考案による和装汗取り肌着の一部断面図である。 (a)本考案による和装汗取り肌着のアームホールがほぼ閉じた状態を示す平面図である。(b)本考案による和装汗取り肌着のアームホールが開いた状態を示す平面図である。
符号の説明
1 和装汗取り肌着
2 左前身頃
3 右前身頃
4 後身頃
5 左袖
6 右袖
7 表地
8,9 面ファスナー
10 中生地
11 裏地
12 アームホール

Claims (5)

  1. 左右前身頃と後身頃と左右袖とから形成される表地と、
    前記左右前身頃を互いに係止する係止手段とを備えた和装汗取り肌着であって、
    前記表地は吸湿布で形成され、
    前記表地の左右前身頃の内面と、後身頃の内面とに防水布から成る中生地が設けられ、
    前記中生地の表面を被覆するように吸湿布から成る裏地が設けられていることを特徴とする和装汗取り肌着。
  2. 前記係止手段は面ファスナーであることを特徴とする請求項1記載の和装汗取り肌着。
  3. 前記表地は吸水性及び速乾性をもった完全中空ポリエステル原綿から成り、
    前記中生地はポリエステルがフッ素系撥水剤でコーティング加工され、通気性を有すると共に汗の外漏れを防ぐ撥水生地から成り、
    前記裏地は、吸水性及び速乾性をもった完全中空ポリエステル原綿が吸熱作用をもつようにキシリトールコーティング加工されていることを特徴とする請求項1又は2記載の和装汗取り肌着。
  4. 前記表地は、前記左右前身頃と後身頃と左右袖とが交わる部分に通気孔となる拡縮自在のアームホールが形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の和装汗取り肌着。
  5. 前記中生地と裏地は、前記左右前身頃の内面上半部と、後身頃の内面全面とに設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一に記載の和装汗取り肌着。
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