JP2010132554A - 曲げガラス板の受け渡し搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一の曲げ加工ラインを使用して単一曲げガラス板と複合曲げガラス板を生産する場合に搬送装置を取り替える必要がなく、また、受け渡し用のロールコンベア上を搬送されている複合曲げガラス板が、滑落したり、引っかかったりし易くなるような大きな高低差の落込みのない搬送装置を提供する。
【解決手段】屈折が可能なプレーンロールコンベアをほぼ水平に配置する、2次元曲げのガラス板を搬送する搬送系Aの搬送経路と、該プレーンロールコンベアを高低差の落込みのある上下方向に屈折して配置する、3次元曲げのガラス板を搬送する搬送系Bの搬送経路とを、搬送装置全体を取り替えることなく、同一の搬送装置を使用して相互に切り替えることが可能な搬送装置とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、同一の曲げ加工ラインを使用して単一曲げガラス板と複合曲げガラス板を生産
する方法において、曲げ加工ラインの冷却装置の出口部から離れてはいるが比較的短い距
離の間において、曲げガラス板を受け渡し搬送する装置であって、同一の搬送装置を使用
して、自動車用の窓ガラスのような単一曲面を有するガラス板をほぼ水平方向に搬送する
場合と、複合曲面を有するガラス板を高低差のある受け渡し搬送経路を、斜めに降下させ
てから上昇させつつ搬送する場合との両方の場合に対応できる搬送装置に関する。
なお、本明細書における単一曲面を有するガラス板(単一曲げガラス板)とは、直交する
X−Y軸の一つの軸回りに曲面を形成された2次元的曲面を有するガラス板であり、複合
曲面を有するガラス板(複合曲げガラス板)とは、直交するX−Y軸の二つの軸回りに曲
面を形成された3次元的曲面を有するガラス板である。
自動車用窓ガラスなどに使用される湾曲ガラス板は、型枠に載置されている板ガラスを加
熱軟化し、重力作用により垂下させて曲げる重力曲げ方法、型を使用して加熱された板ガ
ラスをプレス曲げするプレス曲げ方法、ハースベッドから噴出される高温ガスにより板ガ
ラスを浮揚、移動させながら曲げるガスハース曲げ方法、板ガラスをロール搬送しながら
搬送ロールの形状に倣って曲げるロールハース曲げ方法などにより曲げ成形されており、
これらの方法は、湾曲ガラス板の大きさ、形状によって適宜使い分けされている。
ガスハース曲げ法による曲げガラス板の生産においては、直交するX−Y軸についてX軸
方向を搬送方向とした場合、搬送方向(X軸方向)に対して直角な方向(Y軸方向)にの
み曲げられている単一曲げガラス板と、搬送方向(X軸方向)にも曲率を有する複合曲げ
ガラス板とを同一のガスハース炉で製造することになる。ガスハース曲げ法の特徴である
高い生産効率を維持するためには、品種切り替えに伴う製造工程の変更作業を速やかに実
施できる製造工程であることが望ましい。
複合曲げ板ガラス板を搬送する各種の装置が知られている(例えば、特許文献1〜3)。
これらの特許文献は、ガラス板が連続搬送されながら複合曲げされること、複合曲げ加工
された複合曲げガラス板が冷却された後に、該複合曲げガラス板をさらに後工程の装置に
搬送する装置について言及している。
特許文献1には、ガラス板がガスハース炉のハースベッドの上と冷却装置を通過するとき
に、下向きに搬送されながら複合曲げ加工され、かつ冷却されるので、複合曲げガラス板
を搬送ロールに受け渡す高さ位置が低くなることが記載されている。既存のガスハース炉
の生産ラインを使用する限り、冷却装置の後に曲げガラス板を受け渡し搬送するための何
らかのリフトアップ装置を使用しているはずではあるが、該特許文献1には、複合曲げガ
ラス板を冷却装置の後の低い位置からハースベッド上と同水準の元の高い位置に戻す搬送
機構については具体的に記述されていない。
特許文献2には、ガラス板が上向きに凹状に配列された上下のロール間を通過することに
より上向きに複合曲げ加工され、該上向きに凹状に配列されたロール列の最後のロールか
ら複合曲げガラス板が水平搬送手段に移送される装置が記載されている。複合曲げガラス
板は上下から挟持された状態で搬送されるので滑って滑落することはない。しかしながら
、ロールを上下に2列配置すること、上下のロール間隔を調整、保持する機構が必要とな
る。
特許文献3には、ガスハース炉に付属する冷却装置の後工程に、ガラス板の搬送方向に対
して下向きに、かつ片側に傾斜してディスクロールコンベアを接続し、該ディスクロール
コンベア上を、片側に傾斜して搬送される複合曲げガラス板が徐々に水平状態に戻ると共
に、次工程の上向き勾配のベルト搬送コンベアに乗り移り、さらに後工程の水平に設置さ
れたベルトコンベアに受け渡される搬送装置が記載されている。
しかしながら、冷却装置の出口部と受け渡し搬送先の水平に設置されたベルトコンベアの
間に大きな高低差があると、この搬送装置では曲げガラス板を搬送できなくなる欠点が在
る。これを避けるために、特許文献3記載の発明では、ガスハースベッドの上り勾配を大
きくすることにより、冷却装置の出口端部と水平に固定されたベルトコンベアとの間の高
低差を小さくしている。
特公昭49−10331号公報(米国特許3409422明細書) 特開昭60−86042号公報(米国特許4540426明細書) 特開平5−9037号公報(米国特許6014873明細書)
本出願人は、先に、単一曲げガラス板と複合曲げガラス板との品種切替え時における切替
ロス時間を短縮するため、ガスハース炉のハースベッドに関する発明について出願してい
る(特開平2002−316828号公報、および特願平2002−339029号)。
しかしながら、切替ロス時間の短縮は上記ハースベッドの変更作業だけではなく、曲げガ
ラス板の冷却装置以降における搬送装置を変更する作業においても、その切替作業の時間
を短縮することが重要である。
ガスハース曲げ方法、ローラハ−ス曲げ方法は、板ガラスをおおよそ水平方向に上流側(
投入側)から下流側(取り出し側)に搬送しながら連続して曲げ加工する方法であるので
、これらの方法による曲げ加工の生産性は非常に高く、低コストで大量に生産できるメリ
ットを有している。このような連続式の曲げ加工方法の装置において、曲面を有するガラ
ス板を搬送することは必ずしも容易なことではない。
複合曲げガラス板を製造するときは、最終ベッド以降の曲げガラス板は搬送方向に対して
下向きに搬送されるので、その延長線上にある冷却装置も必然的に下り勾配に設置される
。このため、冷却装置から搬送装置に排出される複合曲げガラス板は、単一曲げガラス板
の製造の場合に比較して低い位置にあり、この低い位置にある複合曲げガラス板をハース
ベッド上と同水準のもとの高さに搬送装置で戻して次工程へ搬送することが必要である。
同一の曲げ生産ラインを使用して単一曲げガラス板と複合曲げガラス板とを交互に生産す
るときには、冷却装置の出口部と次の工程との間にある曲げガラス板の受け渡し搬送経路
は、単一曲げガラス板を生産する時はほぼ水平な経路(搬送系A)であり、複合曲げガラ
ス板を生産する時は受け渡し搬送経路間の途中に高低差の落込みのある上下方向に屈折し
た経路(搬送系B)になる。
このため、単一曲げガラス板を生産した後に複合曲げガラス板を生産するときには、受け
渡し搬送経路が異なるので搬送装置を取り替える必要がある。また、受け渡し搬送経路の
途中に、大きな高低差の落込みがあるときには、受け渡し用のロールコンベア上を搬送さ
れている複合曲げガラス板が、その落込みの最低部の個所で滑落したり、引っかかったり
し易くなり、複合曲げガラス板の搬送が停滞してしまう。
さらに、ガスハース曲げ加工ラインの冷却装置の出口部から水平に固定されたプレーンロ
ールコンベアまでの距離は短いので、受け渡し搬送経路の途中に大きな高低差の落込みが
あると、受け渡し用のロールコンベア搬送面の搬送方向に対する傾斜角度が急になり、複
合曲げガラス板が傾斜面を滑落する。同一のフレーム上に並列して配置された複数個のロ
ールは平面状の受け渡し用のロールコンベア搬送面を形成するので、該複数個のロールを
支持するフレームの傾斜角度を変えれば、傾斜した平面状の受け渡し用のロールコンベア
搬送面を形成する。
図6は、本発明の搬送装置の実施態様を示す相前後するプレーンロールコンベアユニット
により形成される谷状の凹状屈折部を示している。複合曲げガラス板が一定の傾斜角度の
受け渡し用のロールコンベア搬送面上を搬送されるときには、特に上り勾配面を搬送され
るときには、比較的急な傾斜角度であっても複合曲げガラス板が滑落することは少ないの
であるが、図6に示すように、搬送面に凹状屈折部Fがあると、複合曲げガラス板は該凹
状の屈折部において引っかかり、受け渡し用のロールコンベア搬送できなくなることがあ
る。
本発明においては、冷却装置の出口部から水平に固定されたプレーンロールコンベアまで
の比較的短い距離の間に、高低差のある搬送系Bの搬送経路と、水平に設置された搬送系
Aの搬送経路を同一の搬送装置を使用して設定するようにする。
この搬送装置のディスクロールコンベアは屈折することのない一体組の直線状コンベアで
あり、プレーンロールコンベアは、複数台のプレーンロールコンベアユニットが前後して
隣接した連続体から構成され、屈折が可能なコンベアとすることが、搬送系Aと、搬送系
Bに代表される搬送経路に相互に切り替え可能に変更する作業を自動化する場合には、搬
送装置の作製が容易であり、搬送装置の保守作業が簡便で、また、受け渡し搬送経路に大
きな高低差の落込みがあっても、落込みの最低部における複合曲げガラス板の引っかかり
が生じにくい搬送装置となることが判った。
図1は、本発明の搬送装置の実施態様を示す冷却装置からディスクロールコンベア、屈折
が可能なプレーンロールコンベアに至る搬送系Bの場合の搬送装置の概略図である。図1
には、搬送系Bにおける凹状屈折部Fの位置が5箇所示されている。下り勾配のロールコ
ンベア搬送面と上り勾配のロールコンベア搬送面との間に形成される凹状屈折部Fは谷状
となり、搬送経路Bの最低部となる。複合曲げガラス板は最低部となるこの谷状の凹状屈
折部において最も引っかかりやすい。
ここで、受け渡し用のロールコンベア搬送面とは、前後する複数個のロール上に板材をお
いて、該複数個のロールと接する板材の下面のことである。
ディスクロールコンベア3を冷却装置の傾斜面にほぼ沿う傾斜角度の下がり勾配とし、該
ディスクロールコンベア3に隣接するプレーンロールコンベアユニット5を搬送方向に対
して該傾斜角度より大きい傾斜角度で同じく下がり勾配とし、かつ、プレーンロールコン
ベアユニット5の下流側にある複数台のプレーンロールコンベアユニット6,7,8,9
を上り勾配として傾斜角度を順次大きくしていくので、ディスクロールコンベア3下端部
に一定の傾斜角度の上り勾配のコンベアベルトを隣接された場合に比べて、凹状屈折部に
おける両搬送面の角度差θを小さくすることができ、複合曲げガラス板が落込みの最低部
において引っかかったりして停滞することがない。
上記の搬送装置において、ディスクロールコンベアは、耐熱樹脂を被覆された複数個のデ
ィスクロールが、ディスクロールユニットを構成する縦板面に所定間隔を置いて回転可能
に軸支されており、該ディスクロールユニットの縦板は、搬送方向に沿ってコンベアの幅
方向に所定間隔に、複数枚、並列に設けられている。ディスクロールはディスクロールユ
ニットの縦板面に所定間隔を置いて配列されているので、コンベアの幅方向に対して見通
す複数個のディスクロールは一列に配列されている。
このようにして、前後左右のディスクの間に隙間を形成したディスクロールコンベアであ
るので、曲げガラス板が冷却装置を出たところで不慮にして破砕したとき、破砕した曲げ
ガラス板の破片を下方の床上に遅滞なく落下させることができる。
また、ディスクロールはその外周が耐熱樹脂材で被覆されていて、かつ、一列に配列され
たディスクロールの頂点部が、コンベアの幅方向に対して曲げガラス板の下面の形状にほ
ぼ沿うように凸状のディスクロール包絡線を形成するように配置されているので、ディス
クロールと曲げガラス板との接触面積が大きくなり、ディスクロールと曲げガラス板との
摩擦抵抗が大きくなるので、搬送方向に対して下向きに傾斜勾配のある搬送系Bのときに
、曲げガラス板が傾斜面を滑り落ちることを防止できる。
さらに、複合曲げガラス板をディスクロールコンベア域から屈折が可能なプレーンロール
コンベアの複数台のユニットの内の第1プレーンロールコンベアユニット領域へと押し出
す時のディスクロールの働きをより有効にする。
さらに、該ディスクロールコンベアは、フレーム上に一体となって配置されており、フレ
ームの下流側の高さ位置を上流側の高さ位置より低く設定することによりディスクロール
コンベアの搬送面は曲げガラス板の搬送方向に下向きの傾斜勾配に設定される。
このとき、上流側の高さ調整装置にはディスクロールコンベアを横断する方向に回転軸を
設けてあり、下流側の高さが下がるにしたがって、フレームが傾斜するように、フレーム
が回転できる回転機構が備えてある。この高さと角度の調整装置(X)により、ディスク
ロールコンベアの搬送面は容易に曲げガラス板の搬送方向の傾斜角度を調整できる。
また、ディスクロールコンベアの幅方向に対して異なる曲率を有する曲げガラス板を製造
するときには、ディスクロールの頂点位置を変えて、ディスクロールの頂点位置のディス
クロールコンベアの幅方向に対する包絡線を、曲げガラス板の曲率にほぼ合致するように
変更することが望ましい。
曲げガラス板はガスハース内と冷却装置内を搬送されてくるとき、曲げガラス板を支持し
て搬送するための駆動チェーンの側に傾いて搬送されてくるが、この傾きを考慮した上で
ディスクロールの頂点位置は設定される。従って、ディスクロールコンベアの幅方向の傾
きはディスクロールの頂点部の高さ位置で調整されるだけであって、ディスクロールコン
ベアのフレームはディスクロールコンベアの幅方向に対しては水平に保たれる。
耐熱樹脂を被覆された屈折が可能なプレーンロールコンベアはディスクロールコンベアの
下流側の終端部に隣接して接続され、曲げガラス板は該ディスクロールコンベア側から屈
折が可能なプレーンロールコンベア側に搬送される。
また、該屈折が可能なプレーンロールコンベアは複数台のプレーンロールコンベアユニッ
トが前後して隣接してコンベア搬送面が連続する連続体から構成され、各々のプレーンロ
ールコンベアユニットは各々のフレーム上に一体となって設置されていて、フレームの下
部の4隅部に装着された高さ位置を調整する装置により4隅部の高さをそれぞれ調整する
ことが可能である。
また、プレーンロールコンベアユニットのロール軸のうちの一本はフレームの回転軸と共
用されており、前記4隅部の高さ位置を調整することによりプレーンロールコンベアユニ
ットの搬送方向に対する傾斜角度が変わるときには、該回転軸を中心としてプレーンロー
ルコンベアユニットは回転する。この高さと角度の調整装置(Y)により、プレーンロー
ルコンベアユニットの搬送面は容易に傾斜角度を調整できる。
この高さと角度の調整装置(X)、(Y)を使用して、該ディスクロールコンベアと該屈
折が可能なプレーンロールコンベアとが水平に配置される搬送系Aから、該ディスクロー
ルコンベアは下り勾配に配置され、かつ該プレーンロールコンベアユニットのうちの該デ
ィスクロールコンベアに隣接するプレーンロールコンベアユニットは下り勾配に、その下
流側の複数台のプレーンロールコンベアユニットは上り勾配を形成するように配置された
高低差のある搬送系Bに変更できる。従って、搬送装置全体を取り替えることなく、各々
のロールコンベア装置の高さと傾斜角度とを調整することにより、搬送系Aと搬送系Bと
に相互に切り替えることが容易である。
また、搬送系Aと搬送系Bの高さ位置を、高さ調整装置の記憶装置部に予め設定しておく
と、切替え作業時に高さ調整装置のアクチュエータ(スクリュージャッキ)を働かせるこ
とにより、人手を介することなく、自動的に速やかに搬送系の切替え作業を完了すること
ができる。
さらに、本発明の搬送装置おいては、屈折が可能なプレーンロールコンベアを構成する複
数台のプレーンロールコンベアユニットが各々フレーム上に一体となって配置されており
、各々のフレームの4隅の高さを昇降機構により調整して各ユニットのロールコンベア搬
送面の傾斜角度を調整できるので、搬送系Bにおいて、前後する複数台のプレーンロール
コンベアユニットの接続部におけるコンベア搬送面が連続するように設定できる。
この搬送面が連続した複数台のプレーンロールコンベアユニットにより、屈折が可能なプ
レーンロールコンベア全体を形成し、複合曲げガラス板を搬送系Bにおいて停滞すること
なく搬送できる。
このとき、凹状の屈折部Fを形成する相前後する各ユニットのロールコンベア搬送面の角
度差を小さくすることにより、即ち、該凹状屈折部Fにおける両コンベア搬送面のなす内
角を180度に近づけることにより、複合曲げガラス板が引っかかることのない搬送系B
を設定できる。
各ユニットのロールコンベア搬送面の角度差は7度以内、望ましくは6度以内、さらに望
ましくは5度以内であることが好ましい。内角で表示すれば、173度以上、望ましくは
174度以上、更に望ましくは175度以上であることが好ましい。また、ロールコンベ
ア搬送面の搬送方向の長さは、通常生産される複合曲げガラス板の長さの半分以上あるこ
とが好ましい。
本発明の搬送装置においては、ディスクロールコンベアの幅方向に対して異なる曲率を有
する曲げガラス板を製造するときに、ディスクロールの頂点位置を簡単な操作で容易に変
更できる機構を屈折することのない一体組の直線状ディスクロールコンベアに組み込んで
ある。ディスクロールコンベアを複数台のディスクロールコンベアに分割し、屈折が可能
なディスクロールコンベアにすることは、頂点位置変更機構と屈折のための傾斜変更機構
とが重なり、ディスクロールコンベアの機構が非常に複雑になる。
本発明の搬送装置の具体的態様では、ディスクロールコンベアの幅方向に対するディスク
ロールの頂点位置の包絡線が、コンベアの幅方向の一方側(駆動チェーン側)に傾いて(
数度、通常は約3度から5度傾いて)設定されているので、ディスクロールコンベアに接
続される屈折が可能なプレーンロールコンベアの、ディスクロールコンベア側に近い、複
数台のプレーンロールコンベアユニットの各プレーンロール軸は、前記ディスクロール包
絡線の傾きと同様に一方の方向に傾いて数度傾斜させている。
該各プレーンロール軸は、屈折が可能なプレーンロールコンベアの上流端部から中間部(
第1コンベアから第2コンベア)に進むに従って、数度の傾きから順次水平になるような
プレーンロールの軸受け機構を有している。
また、該屈折が可能なプレーンロールコンベアのうち少なくともロール軸が傾いているプ
レーンロールは、傾いている一方の側のロール端部にガラス板の端面部を受ける円板状の
鍔部(スリーブ)が形成されている。コンベアの幅方向の一方の側に傾いた曲げガラス板
の下面は該鍔部の面に当接し、プレーンロール面と曲げガラス板との当接による摩擦力を
補助し、曲げガラス板は滑落することなく下り勾配方向、または上り勾配方向に搬送され
る。
本発明は、同一の曲げ加工ラインを使用して単一曲げガラス板と複合曲げガラス板を生産
する装置において、曲げガラス板の冷却装置と次工程へ搬送する水平に固定されたプレー
ンロールコンベアとの間の受け渡し搬送装置であって、本発明は、ディスクロールコンベ
アと屈折が可能なプレーンロールコンベアとから構成される搬送装置を使用することによ
り、搬送系Aの搬送経路と搬送系Bの搬送経路とが、搬送装置全体を取り替えることなく
、相互に切り替え可能であり、また、搬送系Bにおいて、複数台のプレーンロールコンベ
アユニットの搬送方向に対する傾斜角度を調整することが容易となり、相前後するコンベ
ア装置の搬送面が形成する傾斜角度の差を小さくすることにより、受け渡し搬送経路に大
きな高低差の落込みがある上下に屈折した搬送系Bを斜めに降下させてから上昇させつつ
搬送する途中においても、複合曲げガラス板が落込みの最低部において引っかかったりし
て停滞することがない搬送経路となる。
本発明の搬送装置の実施態様を示す冷却装置からディスクロールコンベア、屈折が可能なプレーンロールコンベアに至る搬送系Bの場合の搬送装置の概略図。 本発明の搬送装置の実施態様を示すディスクロールコンベアの横断面図。 本発明の搬送装置の実施態様を示すディスクロールコンベアの正面図。 本発明の搬送装置の実施態様を示すプレーンロールコンベアユニットの横断面図。 本発明の搬送装置の実施態様を示すプレーンロールコンベアユニットの正面図。 本発明の搬送装置の実施態様を示す相前後するプレーンロールコンベアユニットにより形成される谷状の凹状屈折部。 本発明の搬送装置の実施態様を示す搬送系Aと搬送系Bの概略図。
本発明の搬送装置は、加熱成形炉体1で曲げ加工した曲げガラス板の冷却装置2の出口部
から水平に固定されたプレーンロールコンベア10までの比較的短い距離の間で、図1に
示されるような高低差のある搬送系Bを設定し、複合曲げガラス板16を搬送系Bにおい
て停滞することなく搬送する。この搬送装置は、各ロールコンベア3、5、6、7、8、
9の搬送面の高さと傾斜角度を調整することにより、ほぼ水平な搬送系Aの搬送装置にワ
ンタッチ操作で容易に変更される。
図1において、複合曲げガラス板16は冷却装置2の下部クエンチ12の出口部からディ
スクロールコンベア3を下り、屈折が可能なプレーンロールコンベア4の第1コンベアユ
ニット領域5に乗り移り、第2のコンベアユニット領域6、第3のコンベアユニット領域
7へと順次搬送され、最終的に水平に固定されたプレーンロールコンベア10に受け渡さ
れる。
図2は、本発明の搬送装置の実施態様を示すディスクロールコンベア3の横断面図であっ
て、コンベアフレーム28に掛け渡された2本のカムシャフト23と、カムシャフト23
に固着されている複数個のカム22の上面にそれぞれ立設するディスクロールユニット2
1を構成する縦板と、それぞれのディスクロールユニット21の縦板面に軸支されたディ
スクロール13を示している。
カム22は多面体(多角形平板)形状を有しており、複数個のカム22が予め設定された
組合わせのもとに、カムシャフト23に間隔を置いて、該カムの平板面を貫通させて配列
されている。カムシャフト23の軸心からカムの上面までの長さを、カムの各辺ごとに、
ある特定の長さに設定してあるので、カムシャフト23を回転してある特定のカム上辺を
選択することによりある特定のカム上辺高さを選定し、該カム上辺に立設するディスクロ
ールユニット21の縦板の高さ位置をある特定の高さに設定できる。即ち、ディスクロー
ルユニット21の縦板に軸支されたディスクロール13の頂点部の高さ位置をある特定の
高さに設定できる。
ディスクロールユニット21のある特定の縦板は、上流側と下流側の2箇所において、該
縦板の下辺部が同形状のカム22により支えられていて、同一のカム上辺高さが選ばれる
ように上流側と下流側の2本のカムシャフト23に固定されている。これによりディスク
ロール13の頂点位置はカムシャフト23に対して、即ちコンベアフレーム28に対して
、上流側から下流側まで同一の高さとなる。一方、カムシャフト23のコンベアの幅方向
に、ディスクロールユニット21の縦板の枚数と同じ個数だけ配列されたカム22は、コ
ンベアの幅方向を見通すディスクロール13の頂点位置が曲げガラス板の曲面に沿ってデ
ィスクロール包絡線を形成するような、カム上辺高さの組み合わせが選択されている。
ディスクロールユニット21を構成する縦板の下辺部には、U字状の切り溝が、下辺部か
ら上方向に向けて、間隔を設けて複数個所に形成されており、その切り溝部には、図示さ
れていないシャフトがコンベアの幅方向に挿通されている。該シャフトには、外径が切り
溝の幅より大きい径のパイプが、ディスクロールユニット21の縦板の枚数より1個多い
数だけ貫通されている。ディスクロールユニット21の複数枚の縦板は、大径パイプと大
径パイプの間の隙間に差し込まれ、外側より締め込まれることにより、一体化されて剛性
のディスクロールユニット21となる。締め込みクランプは図示されていないが、ディス
クロールコンベア3のコンベアフレーム28に装着されているので、ディスクロールユニ
ット21は同時にコンベアフレーム28に固定されることになる。
上記の図示されていないクランプをはずして締め込みを緩めれば、ディスクロールユニッ
ト21の複数枚の縦板は、U字状切り溝部に挿通されたシャフトから外れない範囲内で上
下方向に移動し得るようになるので、縦板の高さ位置の調整が可能となる。カム22の上
面に立設するディスクロールユニット21は、シャフトと共に、同じく図示されていない
ジャッキ装置を使用して上方に逃がされる。この状態、即ち、カム22とディスクロール
ユニット21とが切り離された状態で、カムシャフト23が回転され、望ましいカム上面
が、即ち望ましいカム上面高さが選択されることにより、望ましいガラス曲面に相当する
ディスクロール13の頂点位置が選択できる。また、これにより、コンベアの幅方向の一
方側(駆動チェーン側)に傾いた(数度、通常は約3度から5度傾いた)ディスクロール
包絡線の群、即ちディスクロール包絡面が形成される。
図3は、本発明の搬送装置の実施態様を示すディスクロールコンベア3を横から見た時の
正面図である。該ディスクロールコンベア3の高さと角度の位置調整装置は次のように構
成される。コンベアフレーム28を含むディスクロールコンベア全体が、その4隅部にお
いて、スライドレール24とベアリングガイド25、およびリンク機構26を介して、上
流側と下流側において、2本のL字状ブラケット27(27u、27d)上に支持されて
いる。該L字状ブラケット27u、27dは図示されていない電動モーターによって回転
されるスクリュージャッキ30(図2参照)を備えた昇降機構32(図2参照)により昇
降される。下流側の高さが下がるにしたがって、フレームが傾斜するように、フレームが
回転できる回転機構として、上流側のL字状ブラケット27uの上方部には回転軸29が
設けられ、該回転軸はコンベアフレーム28に軸支されている。
ディスクロールコンベア3を傾斜させるときには、コンベアフレーム28の下流側のL字
状ブラケット27dを下げると、該回転軸29を中心点としてコンベアフレーム28、即
ち、ディスクロールコンベア3は回転して傾斜する。傾斜したときの搬送方向の移動に追
従するため、コンベアフレーム28はスライドレール24とベアリングガイド25を介し
てL字状ブラケット27dに接続されている。また、L字状ブラケット27dに対してコ
ンベアフレーム28が自由に傾くことができるように、ベアリングガイド25とL字状ブ
ラケットの間にリンク機構26が設けられている。
図4は、本発明の搬送装置の実施態様を示すプレーンロールコンベアユニット(5、6、
7)の横断面図を示す。該プレーンロールコンベアユニットの4隅部には高さ調整装置が
設けられている。この高さ調整装置は、ディスクロールコンベア3の高さ調整装置とほぼ
同様な機構であるが、コンベアフレームの下部の4隅部にそれぞれ備えられたL字状ブラ
ケット47(47uf、47ub、47df、47db)は、スクリュージャッキ50を
備えた昇降機構51により、その高さを個々に調整することができる。
鍔部(スリーブ)43側に傾斜したプレーンロール14からなるロールコンベア搬送面は
、他方側(鍔の付いていない側)に設けられた高さ調整装置のL字状ブラケット47ub
、47dbを高く保持することにより形成される。ここで、uは上流側、dは下流側、f
は手前側、即ち鍔部側、bは鍔部と逆側、即ち奥側を示す。
このとき、プレーンロール14の軸は、プレーンロールを駆動する駆動チェーンのスプロ
ケット31側の軸受けに対しては、軸方向の移動を抑止して揺動自在に軸支されており、
逆側(鍔の付いていない奥側)の軸受け34に対しては揺動自在で、かつ軸方向に滑り可
能に軸支されているので、鍔の付いていない側のプレーンロール軸42は軸受に対し軸方
向の移動を拘束されていない。従って、L字状ブラケット47の位置関係に追従して、プ
レーンロール14の軸は、その角度と長さを自ら自在に調整できる。
図5は、本発明の搬送装置の実施態様を示すプレーンロールコンベアユニット(5、6、
7)の一部を横から見た時の正面図である。プレーンロール14の軸の傾きは、第1プレ
ーンロールコンベアユニット5から第2プレーンロールコンベアユニット6にかけて、さ
らには第3プレーンロールコンベアユニット7にかけて、順次、一方に傾いた(数度、通
常は3度乃至5度傾いた)状態から水平の状態に変わっている。本明細書ではいずれの図
においても、判りやすくするために傾き角度は誇張して描かれている。
また、搬送方向に傾斜したユニットのロールコンベア搬送面は、上流側と下流側のL字状
ブラケット47の高さ位置を変えて形成される。例えば、図5の第2プレーンロールコン
ベアユニット6はその傾きが強調されて描かれているが、図面通りのロールコンベア搬送
面を得るためには、L字状ブラケット47の高さは、高い方から47ub、47db、4
7df、47ufの順となる。
屈折が可能なプレーンロールコンベア4が搬送方向に傾斜するときには、各コンベアユニ
ットの下流側にあるプレーンロール14の軸の1本が、例えば下流側から2本目のプレー
ンロール軸が、該屈折が可能なプレーンロールコンベア全体が傾斜するための回転軸49
として共用される。プレーンロールコンベアユニットのコンベアフレーム52は、その4
隅部においてリンク機構46とスライドレール44とベアリングガイド45を介して4本
のL字状ブラケット47上に支持されており、L字状ブラケットの高さはスクリュージャ
ッキを備えた昇降機構により昇降される。
ただし、プレーンロールを手前側(鍔付き側)に傾ける必要のないプレーンロールコンベ
アユニット8、9は、上流側と下流側に各々1本のL字状ブラケット47を設置し、手前
側と奥側の高さを1本の同一のL字状ブラケットで調整できる。また、水平に固定された
プレーンロールコンベア10に最も近いプレーンロールコンベアユニット9は、下流側の
高さ位置調整装置を省略し、最終のコンベアユニットのプレーンロール軸を該ユニットの
ロールコンベア搬送面を傾斜するための回転軸とする簡略な機構としても良い。
図6は、搬送方向に前後して設定されているロールコンベアの搬送面と、両方のコンベア
搬送面で形成される谷状の凹状屈折部Fと、両方のコンベア搬送面の角度差θを示す。コ
ンベア搬送面の角度差θは7度以内、望ましくは6度以内、さらに望ましくは5度以内に
設定することにより、複合曲げガラス板が搬送経路の最低部において引っかかることのな
い谷状の凹状屈折部Fが形成される。このとき、両方のロールコンベア搬送面が形成する
内角は、173度以上、望ましくは174度以上、更に望ましくは175度以上であるこ
とが好ましいことになる。
図7は、搬送系Aと搬送系Bの実施例の概略図を示すものである。冷却装置2の出口部か
ら水平に固定されたプレーンロールコンベア10の入り口までの距離は約6.3mである
。搬送系Aでは、約2mのディスクロールコンベア3と、約0.8mの長さの第1から第
5までのプレーンロールコンベアユニット5、6、7、8、9がほぼ水平に配置されて、
曲げガラス板は一連の受け渡し用のロールコンベアの上を水平に搬送される。各ロールコ
ンベアとロールコンベアとの間には若干の隙間を設け、屈折させたときにコンベア同士が
、搬送方向の両端部で接触しないような許容間隙が設けられている。図7においては、搬
送面の傾斜角度を下向き勾配に対してはマイナスで示し、上向き勾配に対してはプラスで
示している。
一方、搬送系Bでは、該6.3mの水平距離の間に、約0.4mの高低差の落込みがある
受け渡し搬送経路が形成される。搬送系Bにおいては、冷却装置2の上部と下部クエンチ
11、12は、下向きの傾斜角度に設定される。該傾斜角度は、複合曲げガラス板の搬送
方向の曲率半径の値とか、ガスハース炉の最終ベッドの形状により調整される。ディスク
ロールコンベア3は、該ディスクロールコンベア3の搬送面が冷却装置の傾斜面にほぼ沿
うように、搬送方向に対してコンベア搬送面の傾斜角度を下向きに約8度に設定する。
ディスクロールコンベア3に隣接する第1のプレーンロールコンベアユニット5は搬送方
向に対して同じく下がり勾配とし、ディスクロールコンベア3と第1のプレーンロールコ
ンベアユニット5との間のロールコンベア搬送面の角度差θを約5度に設定する。従って
、第1のプレーンロールコンベアユニット5の搬送面は約3度の下り勾配になり傾斜角度
が小さくなる。第2のプレーンロールコンベアユニット6は搬送方向に対して上り勾配と
し、第1のプレーンロールコンベアユニット5と第2のプレーンロールコンベアユニット
6との間のロールコンベア搬送面の角度差θを約5度に設定する。従って、第2のプレー
ンロールコンベアユニット6の搬送面は上り勾配の2度となる。
従って、この場合、第1のプレーンロールコンベアユニット5と第2のプレーンロールコ
ンベアユニット6との間が最低の高さ位置になる。同様に第2と第3のプレーンロールコ
ンベアユニットとの間のコンベア搬送面の角度差θを4度、第3と第4のプレーンロール
コンベアユニットとの間のコンベア搬送面の角度差θを約3度、第4と第5のプレーンロ
ールコンベアユニットとの間のコンベア搬送面の角度差θを約2度に設定し、第5のプレ
ーンロールコンベアユニット9と水平に固定されたプレーンロールコンベア10の入り口
との間の角度は成り行きとする。この場合、第3、第4、第5の各プレーンロールコンベ
アユニットの搬送面の傾斜角度は、各々、上り勾配の6度、9度、11度と順次大きくな
る。
このような高低差のある搬送経路に、板厚が4.0mm、搬送方向の曲率半径が2400
0mm、搬送方向に直角な方向の曲率半径が1240mm、縦横の寸法が518mm×8
23mmの複合曲げガラス板を搬送したところ、搬送系の最低部における谷状の凹状屈折
部Fに引っかかることなく、また、最低部以外の凹状屈折部Fに引っかかることもなく、
スムーズに搬送された。
ここで、上記の搬送系Bは標準的な一例である。複合曲げガラス板の搬送方向の曲率が変
わると、即ち、冷却装置の出口部の高さ位置が変わると、各々のロールコンベアの高さ位
置と傾斜角度が変更され、凹状屈折部Fにおけるロールコンベアの搬送面の角度差θが7
度以内、望ましくは6度以内、さらに望ましくは5度以内となるように、各ロールコンベ
アの搬送面の角度が修正される。
搬送系Aから搬送系Bに変更するときの操作手順は次のようになる。(1)まず、ガスハ
ース炉のベッドが複合曲げガラス用の所定のベッドに変更される。次に、冷却装置2が複
合曲げガラス用の装置に取り替えられ、クエンチ11、12の傾斜角度が所定値に調整さ
れる。クエンチは冷却装置に対して、クエンチの上流側の基点を軸に回転可能に装着され
ており、所定の傾斜角度を形成するクエンチの下流側の高さ位置を予め確認しておくこと
により、クエンチの傾斜角度は容易に所定角度に設定できる。
(2)次に、ディスクロールコンベア3のディスクロール13を軸支するディスクロール
ユニット21の縦板を押圧固定する図示されないクランプがはずされ、同じく図示されて
いないジャッキ装置によりディスクロールユニット全体が持ち上げられる。コンベアの幅
方向に対してコンベアフレーム28を横断して貫通するカムシャフト23を回転すること
により、複数個のカムが同時に回転する。
これにより、一列に配列されているディスクロール13の頂点部の各高さは、ある所定の
形状のディスクロール包絡線を形成できることになる。ディスクロールユニット全体を下
げ、ディスクロールユニット21の縦板をカムの上辺に載置した後、縦板が締め込まれ、
クランプすることによりディスクロールユニット全体が剛体化される。
(3)次に、ディスクロールコンベア3の傾斜角度が調整される。まず、全体のコンベア
フレーム28を冷却装置2の出口部まで下げるため、上流側と下流側のL字状ブラケット
27の高さ位置が下げられる。上流側のL字状ブラケット27uは、ディスクロールコン
ベアの入り口側高さが、冷却装置の下部クエンチ12の出口部高さよりやや低めになるよ
うにその高さが調整される。下流側L字状ブラケット27dは、全体フレームの傾斜角度
が冷却装置の下部クエンチ12の傾斜角度とほぼ同等になるように、上流側のL字状ブラ
ケット27uよりさらに低く調整される。
(4)次に、第1プレーンロールコンベアユニット5の傾斜角度が調整される。該プレー
ンロールコンベアユニットの上流側にある、手前側(駆動チェーン側)と奥側の2本のL
字状ブラケット47uf、47ubの高さ位置を下げて、第1プレーンロールコンベアユ
ニット5の入り口側の高さ位置が、ディスクロールコンベア3の手前側の出口部高さ位置
か、その高さ位置よりやや低い高さに合わせられる。
下流側にある手前側(駆動チェーン側)と奥側の2本のL字状ブラケット47df、47
dbをさらに下げて、第1プレーンロールコンベアユニット5の搬送面が、曲げガラス板
の搬送方向に対して下向きに傾斜してはいるが、ディスクロールコンベア3の搬送面ほど
は下向きに傾斜していないように、ディスクロールコンベア3と第1プレーンロールコン
ベア5の搬送面の傾斜角度の差が、約7度以内、望ましくは6度以内、さらに望ましくは
5度以内に調整される。
(5)次に、奥側を支えるL字状ブラケット47ub、47dbの高さ位置を手前側を支
えるL字状ブラケット47uf、47dfの高さ位置より高くすることによりコンベアの
幅方向の傾斜が形成される。このとき、上流側にある奥側と手前側のL字状ブラケットの
高さ位置の差(47ubの高さ−47ufの高さ)に比べて、下流側にある奥側と手前側
のL字状ブラケットの高さ位置の差(47dbの高さ−47dfの高さ)を小さく調整す
ることにより、プレーンロール軸の幅方向の傾きは順次小さく設定される。
(6)同様にして、第1プレーンロールコンベアユニット5に続く第2プレーンロールコ
ンベアユニット6の高さ位置と傾斜角度が調整される。さらに、第3、第4、第5プレー
ンロールコンベアユニットの高さ位置と傾斜角度が調整される。
上記の(3)から(6)の操作において、曲げガラス板の製造品種毎に4隅部の各L字状
ブラケットの高さ位置を昇降機構32、51の記憶装置に記憶させておくことにより、製
造品種の変更に際しては次回に同じ搬送系Bを準備するときには昇降機構の記憶装置を作
動させて各4隅部の昇降機構の高さ位置を読み出して高さ位置を調整することにより、各
L字状ブラケットの高さ位置が自動的に調整され、ワンタッチ操作で搬送系Bが設定でき
る。
1 加熱成形炉体、2 冷却装置、3 ディスクロールコンベア、4 屈折が可能なプレ
ーンロールコンベア、5 第1プレーンロールコンベアユニット、6 第2プレーンロー
ルコンベアユニット、7 第3プレーンロールコンベアユニット、8 第4プレーンロー
ルコンベアユニット、9 第5プレーンロールコンベアユニット、10 水平に固定され
たプレーンロールコンベアユニット、11 上部クエンチ、12 下部クエンチ、13
ディスクロール、14 プレーンロール、15 床、16 曲げガラス板、21 ディス
クロールユニット、22 カム、23 カムシャフト、24 スライドレール(ディスク
ロールコンベア)、25 ベアリングガイド、26 リンク機構、27 L字状ブラケッ
ト(27u:上流側のL字状ブラケット、27d:下流側のL字状ブラケット)、28
コンベアフレーム、29 ディスクロールコンベアの回転軸、30 スクリュージャッキ
、31 搬送用駆動チェーンのスプロケット、32 昇降機構、34 軸受け、42 プ
レーンロール軸、43 プレーンロールの鍔、44 スライドレール(プレーンロールコ
ンベアユニット)、45 ベアリングガイド、46 リンク機構、47 L字状ブラケッ
ト(47uf:上流側で手前側のL字状ブラケット、47ub:上流側で奥側のL字状ブ
ラケット、47df:下流側で手前側のL字状ブラケット、47db:下流側で奥側のL
字状ブラケット)、49 プレーンロールコンベアユニットの回転軸、50 スクリュー
ジャッキ、51 昇降機構、52 コンベアフレーム、F 凹状屈折部、θ コンベア搬
送面の角度差

Claims (4)

  1. 同一の曲げ加工ラインを使用して単一曲げガラス板と複合曲げガラス板を生産する装置に
    おいて、
    ガラス板のガスハース曲げ加工ラインの冷却装置の出口部から、水平に固定されたプレー
    ンロールコンベアまでの間の曲げガラス板の受け渡し搬送装置であって、
    フレーム上に一体となって配置され、屈折することのない一体組の直線状ディスクロール
    コンベアと、フレーム上に一体となって配置され、該ディスクロールコンベアの下流側の
    終端部に隣接して接続される屈折が可能なプレーンロールコンベアと、から構成されてお
    り、
    該ディスクロールコンベアの上流側の前端部は、冷却装置の出口部に隣接しており、屈折
    が可能なプレーンロールコンベアの下流側の最終端は、水平に固定されたプレーンロール
    コンベアの前端部に隣接しており、
    該ディスクロールコンベアは、前記フレームの下部の4隅部に設けられた昇降機構により
    昇降されるL字状ブラケットからなり、水平から下り勾配にそのロールコンベア搬送面の
    高さと傾斜角度を調整する高さと角度の調整装置(X)を装着しており、
    該屈折が可能なプレーンロールコンベアは、複数台のプレーンロールコンベアユニットが
    前後して隣接した連続体から構成されていて、
    各々のプレーンロールコンベアユニットは、前記フレームの下部の4隅部に設けられた昇
    降機構により昇降されるL字状ブラケットからなり、各々のロールコンベア搬送面の高さ
    と傾斜角度を調整する高さと角度の調整装置(Y)を装着しており、
    該ディスクロールコンベア及び各々のプレーンロールコンベアユニットのロールコンベア
    搬送面は、該搬送面が相接する境界部を頂角として形成される凹状屈折部で上下方向に屈
    折が可能であり、
    前記の高さと角度の調整装置(X)及び(Y)を作動して、搬送装置全体を構成する各ロ
    ールコンベアの搬送面を調整することにより、
    該ディスクロールコンベアと、該屈折が可能なプレーンロールコンベアとが、ほぼ水平に
    配置される2次元曲げのガラス板を搬送する搬送系Aの搬送経路と、
    高低差の落込みのある上下方向に屈折して配置される3次元曲げのガラス板を搬送する搬
    送系Bの搬送経路と、
    搬送装置全体を取り替えることなく、同一の搬送装置を使用して相互に切り替え可能であ
    る曲げガラス板の受け渡し搬送装置。
  2. 該ディスクロールコンベアの上流側のL字状ブラケットにはそのロールコンベアを横断す
    る方向に回転軸を設け、下流側の高さが下がるにしたがって、フレームが傾斜するように
    、フレームが回転できる回転機構が備えてあり、
    該屈折が可能なプレーンロールコンベアユニットのロール軸のうちの一本はフレームの回
    転軸と共用されており、昇降機構によりフレームの高さ位置を調整することにより該ユニ
    ットの搬送方向に対する傾斜角度が変わるときに、該回転軸を中心として該ユニットが回
    転するようにした、請求項1に記載される曲げガラス板の受け渡し搬送装置。
  3. 上記ディスクロールコンベアは、複数個のディスクの軸を搬送方向に対して直交する方向
    に揃えて所定間隔を設けて一列に配列されたディスクロールが、搬送方向に複数列、所定
    間隔を置いて並設されているロールコンベアであり、
    該ディスクロールは、搬送方向に沿って複数枚、並行して立設するディスクロールユニッ
    トの縦板面に、所定間隔を置いて、該ディスクロールが回転可能に軸支されており、
    該一列に配列されたディスクロールの頂点部をコンベアの幅方向に対して曲げガラス板の
    下面の形状にほぼ沿った凸状のディスクロール包絡線を形成するように配置するためのカ
    ム装置が、該ディスクロールユニットの下部に装着されている、
    請求項1に記載される曲げガラス板の受け渡し搬送装置。
  4. 上記ディスクロールコンベアのディスクロール包絡線は、搬送方向に直交する一方の方向
    に傾いており、
    上記屈折が可能なプレーンロールコンベアは、該ディスクロールコンベアに隣接して接続
    されるプレーンロールコンベアユニットの前端部のプレーンロールの軸が前記ディスクロ
    ール包絡線の傾きと同様に一方の方向に傾いており、
    該プレーンロールコンベアユニットの各ロール軸は、該屈折が可能なプレーンロールコン
    ベアの前端部から離れて中間部に進むに従って、傾いている状態から順次水平な状態にな
    るように角度調整が可能に保持されており、該屈折が可能なプレーンロールコンベアの各
    プレーンロールは、傾いている側のロール端部にガラス板の端面部を受ける円板状の鍔部
    を有する、
    請求項3に記載される曲げガラス板の受け渡し搬送装置。
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