JP2000169167A - 湾曲ガラスのローラ機構及び同成形装置 - Google Patents

湾曲ガラスのローラ機構及び同成形装置

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JP2000169167A
JP2000169167A JP10344671A JP34467198A JP2000169167A JP 2000169167 A JP2000169167 A JP 2000169167A JP 10344671 A JP10344671 A JP 10344671A JP 34467198 A JP34467198 A JP 34467198A JP 2000169167 A JP2000169167 A JP 2000169167A
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roller
forming
rod
curved glass
bending
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Hideo Yoshizawa
英夫 吉沢
Shunji Kuramoto
俊司 倉本
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 弾性部材からなるロッド33に、左右端
部を除き被覆材34を被せたローラと24B、ロッド3
3の端部を回転可能且つ傾斜可能に支える左右の支持部
材25,25と、被覆材34を押すことでローラ24B
を湾曲させるバックアップローラ26とから湾曲ガラス
のローラ機構21Bを構成した。 【効果】 ローラを軸直角方向に湾曲させて支持するバ
ックアップローラを設け、このバックアップローラでロ
ーラの湾曲を維持するようにしたので、多種類の湾曲ガ
ラスに対応することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湾曲ガラスのロー
ラ機構及び同成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】湾曲ガラスのローラ機構及び同成形装置
として、例えば、特開昭54−85217号公報「ロー
ル成形により板ガラスを成形する方法及び装置」が知ら
れている。上記技術は、同公報の第17図に、分割した
太鼓状の上部成形ロール87(符号は公報に記載の番号
を使用)と、分割した鼓状の下部成形ロール67の構成
が示され、これらのロール87,67でガラスを挟み湾
曲ガラスを成形するものである。そして、上記技術は、
上部・下部成形ロール87,67において、ロール径を
変化させたことにより生ずる大径部及び小径部の周速度
の差を、ロールを分割構成することで軽減しようとする
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記技術で
は、ロール径の違いによる周速度の差は完全に解消する
ことはできず、ガラス表面と上部・下部成形ロール8
7,67面とで滑りが発生し、ガラスの表面に傷がつく
虞れがある。また、上部・下部成形ロール87,67の
分割部分ではガラスの表面に非接触となるため、ガラス
に歪みを発生させやすい。さらに、曲率の異なる湾曲ガ
ラスを成形するためには、曲率の合った成形ロールに交
換しなけらばならず、複数の異なった形状の湾曲ガラス
に対応することが困難である。
【0004】そこで、本発明の目的は、湾曲ガラスの表
面に滑りを発生させることなく、複数の異なった形状の
湾曲ガラスに容易に対応することができる湾曲ガラスの
ローラ機構及び同成形装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、弾性部材からなるロッドに、左右端部を
除き被覆材を被せたローラと、ロッドの端部を回転可能
且つ傾斜可能に支える左右の支持部材と、被覆材を押す
ことでローラを湾曲させるバックアップローラとから湾
曲ガラスのローラ機構を構成した。ローラを、弾性部材
からなるロッドに被覆材を被せて構成し、軸直角方向の
力を加えることで変形できるようにした。そして、ロー
ラを軸直角方向に湾曲させて支持するバックアップロー
ラを設け、このバックアップローラで湾曲ガラスを成形
するときのローラを変形させようとする反力を受け止め
ローラの湾曲を維持するようにする。
【0006】請求項2は、ロッドの一端に駆動源を取付
けたことを特徴とする。ロッドの一端に駆動源を取付け
ることで、例えば、複数列のローラ機構を配置するとき
に、ローラ機構のレイアウトの多様性を図る。
【0007】請求項3は、弾性部材からなるロッドに、
左右端部を除き被覆材を被せた上ローラと、ロッドの端
部を回転可能且つ傾斜可能に支える左右の上部支持部材
と、被覆材を下へ押すことで下方へ上ローラを湾曲させ
る上部バックアップローラと、弾性部材からなるロッド
に、左右端部を除き被覆材を被せた下ローラと、ロッド
の端部を回転可能且つ傾斜可能に支える左右の下部支持
部材と、ロッドの端部に外力を加えることで下ローラを
湾曲させるローラ湾曲機構と、湾曲後の下ローラを下か
ら支える下部バックアップローラと、上部・下部支持部
材、上部・下部バックアップローラを支持する単一若し
くは複数のフレームとから湾曲ガラスの成形装置を構成
した。上部バックアップローラで上ローラを押し、上ロ
ーラを湾曲させる。そして、下ローラをローラ湾曲機構
で湾曲させた後に、下部バックアップローラで下ローラ
を下から支えるようにする。すなわち、上・下ローラに
所定の湾曲を与え、上下ローラで挟み込みながら湾曲ガ
ラスを成形する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る湾曲ガラスの成形装置
を使用した成形ラインの概念図であり、円筒曲げのよう
な一方向曲げ加工のための湾曲ガラスの成形ラインを示
す。湾曲ガラスの成形ライン1は、投入ステージ2と、
加熱ステージ3と、成形ステージ4と、冷却・搬送ステ
ージ5とからなる。
【0009】投入ステージ2は、複数のストレートロー
ラ6…(…は複数個を示す。以下同じ)を並べたもので
あり、所定の外形にカットした板ガラスGを投入するス
テージである。加熱ステージ3は、加熱炉7を配置し、
この加熱炉7内に複数のストレートローラ6…を並べた
ものであり、板ガラスGを曲げ加工が可能な温度に加熱
して、加熱した板ガラスGを成形ステージ4に搬送する
ステージである。
【0010】成形ステージ4は、後述するように、ロー
ラ機構としての上部・下部成形用ローラ機構21A,2
1Bを上下に配置して成形装置20を構成し、この成形
装置20を複数列配置し、板ガラスGに所定の曲げを加
えるステージであって、上・下ローラとしての成形用ロ
ーラ24A…,24B…(…は複数を示す。以下同じ)
を下方に弓状に湾曲させ、成形用ローラ24A…,24
B…を同一の周速度で回転して、板ガラスGを湾曲させ
るものである。すなわち、成形ステージ4は、板ガラス
Gの幅方向の一方向曲げ成形をするステージである。
【0011】冷却・搬送ステージ5は、搬送用ローラ機
構11…を複数列配置して搬送装置10を構成し、搬送
用ローラ機構11の搬送用ローラ15を湾曲ガラスG1
の幅方向の曲率に合せてセットし、これらの搬送用ロー
ラ15…の間に複数の冷却用エアノズル8…を配置した
ものである。なお、湾曲ガラスG1は、板ガラスGを幅
方向に一方向曲げ成形をしたものである。
【0012】図2は本発明に係る湾曲ガラスの成形装置
に組付けた搬送用ローラ機構の斜視図であり、搬送用ロ
ーラ機構11は、ベース13と、このベース13に取付
けた左右の支持部材14,14と、これらの支持部材1
4,14に回転可能且つ傾斜可能に渡した搬送用ローラ
15と、このローラ15を湾曲させる湾曲支持部材16
…とからなる。
【0013】ベース13は、ベース台13aと、このベ
ース台13aの左右に取付けた支持台13b,13b
と、これらの支持台13b,13bに渡したクロスメン
バ13cとからなる。支持部材14は、支持台13bに
取付けるハウジング14aと、このハウジング14aに
回転自在且つ傾斜自在に嵌合させた回転駒14bとから
なる。搬送用ローラ15は、弾性部材で構成したロッド
15aと、このロッド15aに取付けたディスク15b
…とからなる。湾曲支持部材16は、搬送用ローラ15
に所定の湾曲を与え維持する部材である。
【0014】図3は本発明に係る湾曲ガラスの成形装置
の斜視図である。湾曲ガラスの成形装置20(以下、
「成形装置20」と略記する)は、上部成形用ローラ機
構21A及び下部成形用ローラ機構21Bと、これらの
上部・下部成形用ローラ機構21A,21Bを繋ぐ複数
のフレーム22a,22bとからなる。なお、上部・下
部成形用ローラ機構21A,21Bは同一構成物であ
り、ここでは下部成形用ローラ装置21Bを説明し、上
部成形用ローラ機構21Aの詳細な説明を省略する。
【0015】下部成形用ローラ機構21Bは、ベース2
3、下ローラとしての成形用ローラ24B、左右の下部
支持部材25B,25B及び下部バックアップローラと
してのバックアップローラ・ユニット26B…で構成し
たものであり、ベース23に左右の下部支持部材25
B,25Bを取付け、これらの支持部材25B,25B
に回転可能且つ傾斜可能に成形用ローラ24Bを渡し、
このローラ24Bを湾曲させるバックアップローラ・ユ
ニット26B…をベース23と成形用ローラ24Bとの
間に取付けたものである。なお、24Aは上ローラとし
ての成形用ローラ、25A,25Aは上部支持部材、2
6Aは上部バックアップローラとしてのバックアップロ
ーラ・ユニットである。ベース23は、ベース台27
と、このベース台27の左右に取付けた支持台28,2
8と、これらの支持台28,28に渡したクロスメンバ
29とからなる。
【0016】図4は本発明に係る成形装置の下ローラの
斜視図であり、成形用ローラ24Bを示す。成形用ロー
ラ24Bは、弾性部材で構成したロッド33と、このロ
ッド33に左右端部を除き被せた被覆材34とからな
る。ロッド33は、弾性材の芯材33aと、この芯材3
3aの回りに配置した弾性材の円周材33b…と、これ
らの円周材33b…を芯材33aに一体的に束ねるコイ
ルスプリング33cとからなる。すなわち、ロッド33
は、芯材33a、複数の円周材33b…及びコイルスプ
リング33cからなる弾性体の集合体である。被覆材3
4は、例えば、ガラス繊維、セラミック繊維、金属繊
維、アラミド繊維などの単体、あるいはこれらの繊維の
複合体からなり、継ぎ目のないメリアス編のように編ん
だものである。なお、図3に示す成形用ローラ24A
は、成形用ローラ24Bと同一構成物である。
【0017】図5は図3の5−5線断面図であり、下部
支持部材25Bの断面を示す。下部支持部材25Bは、
支持台28に取付けるハウジング36と、このハウジン
グ36の球状内周面36aに嵌合させた回転駒37と、
回転駒37に取付けたローラ湾曲機構としての湾曲ユニ
ット38とからなる。39,39(手前の39は不図
示)は、ハウジング36の取付け部36bを支持台28
に取付けるボルトである。
【0018】回転駒37は、ハウジング36の球状内周
面36aに嵌合させた球状外周面37aと、湾曲ユニッ
ト38を支持するユニット支持部37bとを形成したも
のである。すなわち、回転駒37は、ハウジング36に
対して所定の範囲で傾斜可能に嵌合したものであり、ロ
ッド33に対して回転可能に嵌合したものである。従っ
て、下部支持部材25Bは、ロッド33の端部を回転可
能且つ傾斜可能に支えることができるものである。な
お、図3に示す上部支持部材25Aは、下部支持部材2
5Bと同一構成の部材である。
【0019】湾曲ユニット38は、回転駒37のユニッ
ト支持部37bに嵌合した支持筒41と、この支持筒の
一端に捩じ込んだ湾曲調整用ねじ42と、支持筒41内
に収納したプレート43a,43b、圧縮ばね44及び
鋼球45とからなり、湾曲調整用ねじ42を成形用ロー
ラ24Bの方向に捩じ込むことで、成形用ローラ24B
を湾曲させるものである。
【0020】図6は図3の6−6線断面図であり、バッ
クアップローラ・ユニット26Bの断面を示す。バック
アップローラ・ユニット26Bは、クロスメンバ29に
取付けた支持ナット46と、この支持ナット46に捩じ
込んだねじシャフト47と、このねじシャフト47の一
端に取付けたハンドル48と、ねじシャフト47の他端
に回転可能に取付けたローラ組立体49とからなる。ロ
ーラ組立体49は、ローラホルダ49aと、このローラ
ホルダ49aに回転可能に取付けた支持ローラ49b,
49bとからなる。なお、図3に示すバックアップロー
ラ・ユニット26Aは、バックアップローラ・ユニット
26Bと同一構成のユニットである。
【0021】以上に述べた成形装置20の作用を次に説
明する。図7(a)〜(d)は本発明に係る成形装置の
作用説明図(前半)であり、下部成形用ローラ機構21
Bのセット手順を示す。(a)において、先ず、成形用
ローラ24Bを直線状にセットする。(b)において、
バックアップローラ・ユニット26B…を下げる。
(c)において、成形用ローラ24Bの中央を矢印の
如く加圧すると共に湾曲ユニット38,38の湾曲調整
用ねじ42,42を矢印の如く捩じ込み、成形用ロー
ラ24Bを湾曲させ、中央のバックアップローラ・ユニ
ット26Bに圧着し、湾曲状態を維持する。(d)にお
いて、バックアップローラ・ユニット26B…を押上
げ、成形用ローラ24Bを所定の湾曲形状にセットす
る。
【0022】図8(a)〜(c)は本発明に係る成形装
置の作用説明図(後半)であり、上部成形用ローラ機構
21Aのセット手順を示す。(a)において、先ず、成
形用ローラ24Aを直線状にセットする。(b)におい
て、中央のバックアップローラ・ユニット26A矢印
の如く下げ、成形用ローラ24Aの中央を下方に湾曲さ
せる。なお、成形用ローラ24Aを下方に向って湾曲さ
せる場合は、バックアップローラ・ユニット26Aの押
圧方向と一致するので湾曲ユニット38,38は使用し
ない。(c)において、バックアップローラ・ユニット
26A…を押下げ、図7(d)に示す成形用ローラ24
Bに倣うように、成形用ローラ24Aを所定の湾曲形状
にセットする。
【0023】図9は本発明に係る成形装置の別実施例の
下ローラの斜視図である。下ローラとしての成形用ロー
ラ24Cは、弾性部材で構成したロッド33と、このロ
ッド33に左右端部を除き被せた被覆材35とからな
る。被覆材35は、図4に示す被覆材34と同一の材質
からなる繊維で織ったテープを螺旋巻きにしたものであ
る。
【0024】図10は本発明に係る別実施例のローラ機
構の斜視図である。なお、先に示した下部成形用ローラ
機構21Bと同一部品については同一符号を使用して詳
細な説明を省略する。ローラ機構としての成形用ローラ
機構51は、ベース23に左右の支持部材52,52を
取付け、これらの支持部材52,52に回転可能且つ傾
斜可能にローラとしての成形用ローラ53を渡し、この
成形用ローラ53を湾曲させるバックアップローラとし
てのバックアップローラ・ユニット54…をベース23
と成形用ローラ53との間に取付け、このローラ53の
一端にローラ湾曲機構としての湾曲ユニット55を取付
け、他端にユニバーサルジョイント56を介してギヤモ
ータ57を取付けたものである。なお、58はベース2
3に取付けた湾曲ユニット・ステー、59はベース23
に取付けたモータ・ステーである。
【0025】バックアップローラ・ユニット54は、図
6で説明したバックアップローラ・ユニット26Bと同
一構成のユニットである。成形用ローラ53の他端にギ
ヤモータ57を取付けたので、図12〜図15において
後述するように複数列の成形用ローラ機構51を配置す
るときに、これらのレイアウトを容易にすることでき
る。
【0026】図11は図10の11−11線断面図であ
り、成形用ローラ53の一端側の支持構造を示す。支持
部材52は、支持台28に取付けるハウジング61と、
このハウジング61の球状内周面61aに嵌合させた回
転駒62とからなる。回転駒62は、ハウジング61の
球状内周面61aに嵌合させた球状外周面62aと、成
形用ローラ53の一端を回転可能支持するロッド支持部
62bとを形成したものである。成形用ローラ53は、
図4に示す成形用ローラ24Bと略同一構成であり、6
3はロッド、63aはロッド63の芯材、63bはロッ
ド63の円周材、63cはロッド63のコイルスプリン
グである。
【0027】湾曲ユニット55は、湾曲ユニット・ステ
ー58に取付けた支持ナット65と、この支持ナット6
5に捩じ込んだねじシャフト66と、このねじシャフト
66の一端に取付けたハンドル67と、ねじシャフト6
6の他端に回転可能に取付けたカムフォロア68とから
なる。カムフォロア68は、ハウジング71と、このハ
ウジングに71の球状内周面71aに嵌合させた回転駒
72とからなる。71bはハウジング71に形成したね
じシャフト66の嵌合部、72bはロッド63を回転可
能に支持する支持部である。すなわち、湾曲ユニット5
5は、ハンドル67を回転させることで、予め成形用ロ
ーラ53に図面下方向って湾曲を与え、成形用ローラ5
3の湾曲を維持するためのユニットである。また、湾曲
ユニット55は、図面上方に向って湾曲を与えることも
できる。
【0028】次に、本発明に係る成形用ローラ機構51
の使用例を説明する。図12は本発明に係る別実施例の
ローラ機構の第1使用例の説明図であり、二方向曲げ加
工のための湾曲ガラスの成形ラインを示す。なお、二方
向曲げとは、曲げたガラスのすべての部分において、長
手方向の曲げとそれに直交する幅方向の曲げがそれぞれ
ある一定の湾曲となるような形状に曲げることを言う。
また、図1に示した一方向曲げのための湾曲ガラスの成
形ライン1と同一部品については同一符号を使用して詳
細な説明を省略する。湾曲ガラスの成形ライン80は、
投入ステージ2と、加熱ステージ3と、成形ステージ8
4と、冷却・搬送ステージ85とからなる。
【0029】成形ステージ84は、上側に成形用ローラ
機構51を配置し、この成形用ローラ機構51に対向さ
せて下側に成形用ローラ機構51、51を2列配置して
成形装置90を構成したものであって、後述するよう
に、板ガラスG(図12参照)の幅方向及び長手方向の
二方向曲げを加えるステージである。
【0030】冷却・搬送ステージ85は、図2に示した
搬送用ローラ機構11をペアーで対向配置をして搬送装
置87を構成し、この搬送装置87を二方向曲げ加工し
た湾曲ガラスG2の長手方向の曲率に沿わせて複数列配
置し、これらの搬送装置87…の間に複数の冷却用エア
ノズル8…を配置したものである。
【0031】図13(a)〜(c)は本発明に係る別実
施例のローラ機構の第1使用例の詳細説明図であり、成
形装置90を示す。(a)は成形装置90の側面図であ
り、成形装置90は、成形用ローラ機構51の成形用ロ
ーラ53を湾曲ガラスG2の長手方向の曲率に沿わせて
複数列配置して、湾曲ガラスG2長手方向の曲げを可能
にしたものである。ここで、白抜き矢印は湾曲ガラスG
2の移動方向、G3は湾曲ガラスG2の前端、G4は湾
曲ガラスG2の後端を示す。
【0032】(b)は(a)のb−b線矢視図であり、
成形装置90は、下側に配置した成形用ローラ53,5
3を下方に弓状に湾曲させ、これらのローラ53,53
に倣って上側に配置した成形用ローラ53を弓状に湾曲
させることで、板ガラスG(図12参照)の幅方向の曲
げ成形をするものである。(c)は(a)の斜視図であ
り、すなわち、成形装置90は、板ガラスG(図12参
照)の幅方向及び長手方向の二方向曲げが可能な装置で
ある。
【0033】図14(a)〜(d)は本発明に係る別実
施例のローラ機構の第2使用例の説明図であり、成形装
置91を示す。(a)は成形装置91の側面図であり、
成形装置91は、上側に成形用ローラ機構51を昇降可
能に配置し、この成形用ローラ機構51に対向させて下
側に成形用ローラ機構51,51を横移動可能に配置し
たものであって、板ガラスG(図12参照)の幅方向及
び長手方向の二方向曲げが可能な装置である。ここで、
昇降可能に配置した成形用ローラ機構51を成形用ロー
ラ機構51a、横移動可能に配置した成形用ローラ機構
51,51をそれぞれ成形用ローラ機構51b,51c
と呼ぶことにする。
【0034】(b)において、湾曲ガラスG2の前端G
3近傍を曲げ成形するときには、横移動可能に配置した
成形用ローラ機構51bを矢印の如く移動させて、前
端G3近傍の曲げ成形を実施し、所定の曲げ形状を得
る。(c)において、ガラスの前端G3近傍の曲げを終
了した後に、成形用ローラ機構51bを矢印の如く初
期位置に戻す。(d)において、湾曲ガラスG2の後端
G4近傍を曲げ成形するときには、横移動可能に配置し
た成形用ローラ機構51cを矢印の如く移動させて、
後端G4近傍の曲げ成形を実施し、所定の曲げ形状を得
る。成形用ローラ機構51aを昇降可能に配置したの
で、湾曲ガラスG2の長手方向の曲率を変化させた複雑
な曲げ成形もすることができる。また、成形用ローラ機
構51b,51cを横移動可能に配置したので、湾曲ガ
ラスG2の前端G3及び後端G4近傍の曲げを確実に施
すことができる。
【0035】図15(a)〜(d)は本発明に係る別実
施例のローラ機構機構の第3使用例の説明図であり、成
形装置92を示す。(a)において、成形装置92の側
面図であり、成形装置92は、成形用ローラ機構51を
昇降可能に配置し、この成形用ローラ機構51に対向さ
せて成形用ローラ機構51,51を昇降可能に配置し、
これらの成形用ローラ機構51,51を挟むように成形
用ローラ機構51,51を配置したものであって、板ガ
ラスG(図12参照)の幅方向及び長手方向の二方向曲
げが可能な装置である。ここで、昇降可能に配置した上
側の成形用ローラ機構51を成形用ローラ機構51d、
昇降可能に配置した下側の成形用ローラ機構51,51
をそれぞれ成形用ローラ機構51e,51f、これらの
成形用ローラ機構51e,51fを挟むように配置した
成形用ローラ機構51,51を成形用ローラ機構51
g,51hと呼ぶことにする。
【0036】(b)において、湾曲ガラスG2の前端G
3近傍を曲げ成形するときには、昇降可能に配置した成
形用ローラ機構51eを矢印の如く上昇させて、前端
G3近傍の曲げ成形を実施し、所定の曲げ形状を得る。
(c)において、湾曲ガラスG2の前端G3近傍の曲げ
を終了した後に、成形用ローラ機構51eを矢印の如
く初期位置に戻す。(d)において、湾曲ガラスG2の
後端G4近傍を曲げ成形するときには、昇降可能に配置
した成形用ローラ機構51fを矢印の如く上昇させ
て、後端G4近傍の曲げ成形を実施し、所定の曲げ形状
を得る。成形用ローラ機構51e,51fを昇降可能に
配置したので、湾曲ガラスG2の前端G3及び前端G4
近傍の曲げを確実に施すことができる。
【0037】尚、図3に示す成形装置20は、複数のフ
レーム22a,22bフレームで構成したが、単一のフ
レームで構成したものであってもよい。また、図13〜
図15に示す成形装置90,91,92は、成形用ロー
ラ53に駆動源(ギヤモータ57)を取付けた成形用ロ
ーラ機構51で構成したが、駆動源を別に設けた成形用
ローラ機構で構成したものであってもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、ローラを、弾性部材からなるロッド
に被覆材を被せて構成したので、例えば、ロッドにリン
グのような回転体を取付ける場合に比べ、ローラの偏心
を少なくすることができる。従って、湾曲ガラスの表面
に反射像の歪みや、透過光による透過像の歪みを発生さ
せる虞れはない。また、湾曲ガラスを成形するために軸
直角方向の力を加えることで所定の湾曲にローラを変形
させるようにしたので、例えば、太鼓状ローラや鼓状ロ
ーラなどのローラ径を変化させたローラで湾曲ガラスを
成形するときに起こる周速度の差が発生することはな
い。従って、湾曲ガラスの成形時に擦り傷などが発生す
る虞れはないので、品質の安定した湾曲ガラスを製造す
ることができる。そして、ローラを軸直角方向に湾曲さ
せて支持するバックアップローラを設け、このバックア
ップローラで湾曲ガラスを成形するときのローラを変形
させようとする反力を受け止めローラの湾曲を維持する
ようにしたので、多種類の湾曲ガラスに対応することが
できる。
【0039】請求項2は、ロッドの一端に駆動源を取付
けたことを特徴とする。ロッドの一端に駆動源を取付け
ることで、例えば、複数列のローラ機構を配置するとき
のレイアウトの多様性を図ったので、ローラ機構のレイ
アウトを容易にすることができる。
【0040】請求項3は、上ローラを上部バックアップ
ローラで湾曲させ、且つ下ローラをローラ湾曲機構で湾
曲させた後に下部バックアップローラで下から支えるよ
うにして、上・下ローラに所定の湾曲を与え、上下ロー
ラで挟み込みながら湾曲ガラスを成形するようにしたの
で、多種類の湾曲ガラスを容易に成形することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る湾曲ガラスの成形装置を使用した
成形ラインの概念図
【図2】本発明に係る湾曲ガラスの成形装置に組付けた
搬送用ローラ機構の斜視図
【図3】本発明に係る湾曲ガラスの成形装置の斜視図
【図4】本発明に係る成形装置の下ローラの斜視図
【図5】図3の5−5線断面図
【図6】図3の6−6線断面図
【図7】本発明に係る成形装置の作用説明図(前半)
【図8】本発明に係る成形装置の作用説明図(後半)
【図9】本発明に係る成形装置の別実施例の下ローラの
斜視図
【図10】本発明に係る別実施例のローラ機構の斜視図
【図11】図10の11−11線断面図
【図12】本発明に係る別実施例のローラ機構の第1使
用例の説明図
【図13】本発明に係る別実施例のローラ機構の第1使
用例の詳細説明図
【図14】本発明に係る別実施例のローラ機構の第2使
用例の説明図
【図15】本発明に係る別実施例のローラ機構の第3使
用例の説明図
【符号の説明】
20,90,91,92…成形装置、21A,21B…
ローラ機構(上部・下部成形用ローラ機構)、22a,
22b…フレーム、24A…上ローラ(成形用ロー
ラ)、24B,24C…下ローラ(成形用ローラ)、2
5A,25B…上部・下部支持部材、26A,26B…
上部・下部バックアップローラ(バックアップローラ・
ユニット)、33,63…ロッド、34,35,64…
被覆材、38,55…ローラ湾曲機構(湾曲ユニッ
ト)、51…ローラ機構(成形用ローラ機構)、52…
支持部材、53…ローラ(成形用ローラ)、54…バッ
クアップローラ(バックアップローラ・ユニット)、5
7…駆動源(ギヤモータ)、G1,G2…湾曲ガラス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J103 AA05 AA51 AA71 FA02 FA15 FA23 GA02 GA52 HA03 HA54 HA60 4G015 AA11 AB10 GA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性部材からなるロッドに、左右端部を
    除き被覆材を被せたローラと、 前記ロッドの端部を回転可能且つ傾斜可能に支える左右
    の支持部材と、 前記被覆材を押すことでローラを湾曲させるバックアッ
    プローラと、からなる湾曲ガラスのローラ機構。
  2. 【請求項2】 前記ロッドの一端に駆動源を取付けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の湾曲ガラスのローラ機
    構。
  3. 【請求項3】 弾性部材からなるロッドに、左右端部を
    除き被覆材を被せた上ローラと、 前記ロッドの端部を回転可能且つ傾斜可能に支える左右
    の上部支持部材と、 前記被覆材を下へ押すことで下方へ上ローラを湾曲させ
    る上部バックアップローラと、 弾性部材からなるロッドに、左右端部を除き被覆材を被
    せた下ローラと、 前記ロッドの端部を回転可能且つ傾斜可能に支える左右
    の下部支持部材と、 前記ロッドの端部に外力を加えることで下ローラを湾曲
    させるローラ湾曲機構と、 湾曲後の下ローラを下から支える下部バックアップロー
    ラと、 上部・下部支持部材、上部・下部バックアップローラを
    支持する単一若しくは複数のフレームと、からなる湾曲
    ガラスの成形装置。
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