JPH0572824A - 感光体ベルト駆動装置 - Google Patents

感光体ベルト駆動装置

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JPH0572824A
JPH0572824A JP3019423A JP1942391A JPH0572824A JP H0572824 A JPH0572824 A JP H0572824A JP 3019423 A JP3019423 A JP 3019423A JP 1942391 A JP1942391 A JP 1942391A JP H0572824 A JPH0572824 A JP H0572824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
auxiliary roller
photoconductor belt
belt
tension
Prior art date
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Pending
Application number
JP3019423A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Tamaki
真二 田牧
Mitsuo Tanaka
光男 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0572824A publication Critical patent/JPH0572824A/ja
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体ベルトのテンションによるローラの撓
みを該ローラの剛性に依存することなく簡単に防止す
る。 【構成】 感光体ベルト20を支持する複数のローラの
うちの少なくとも1個のローラ21を、補助ローラ33
によって感光体ベルト20のテンション方向とは逆方向
に加圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタや複写
機やファクシミリ等の電子写真装置において、感光体ベ
ルトを複数のローラに張架して駆動する感光体ベルト駆
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に、従来の一般的な感光体ベルト駆
動装置の概念構成を示す。感光体ベルト1は、金属薄板
上に感光体物質を塗布して構成されている。該感光体ベ
ルト1は、3個のゴムローラ、つまり駆動ローラ2と従
動ローラ3とテンションローラ4とに三角形状に張架さ
れている。テンションローラ4は従動ローラ3の軸5を
支点に回動するテンションアーム6に軸支され、また該
テンションアーム6はテンションスプリング7により反
時計方向に付勢されているため、感光体ベルト1には常
に一定のテンションTが与えられている。そして、感光
体ベルト1は、駆動ローラ2が矢印a方向に回転される
と矢印b方向に駆動される。
【0003】上記駆動ローラ2の軸8と従動ローラ3の
軸5は、その両端部を図8に示すようにそれぞれ軸受9
を介して感光体ユニットフレーム10に架設されるが、
感光体ベルト1にはテンションTがかかっているため、
その反力でローラ2・3に撓みが生ずる。その結果、感
光体ベルト1に均一なテンションを与えることができ
ず、感光体ベルト1に波打ちやシワを誘発している。
【0004】感光体ベルト1は、光書込部や現像部等に
おいては厳しく平面性を求められ、このような個所で波
打ちやシワが発生すると、著しく画像品質を損なうこと
になる。このため、感光体ベルト1を支持するローラ2
・3・4には剛性が求められ、これが装置の小型化・軽
量化・低コスト化の妨げになっている。ローラの剛性を
上げることである程度の改善は見込まれるが、ローラ自
体の剛性のみで撓みを完全に除去することは不可能であ
る。
【0005】また、感光体ベルト1は、それを支持する
ローラ2・3・4の平行度の僅かなズレに起因して、ロ
ーラの軸方向に沿って偏倚する傾向がある。これを防止
するため、従来では図9に示すように感光体ベルト1の
内面の両側縁にガイド部材11を設けているが、感光体
ベルト1の製作上難点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ロー
ラの剛性に依存することなくローラの撓みを簡単に防止
でき、また感光体ベルトの偏倚も簡単に防止できるよう
にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の感光体ベルト駆
動装置は、複数のローラのうちの少なくとも1個のロー
ラを感光体ベルトのテンション方向とは逆方向に加圧す
る補助ローラを備えたものである。
【0008】補助ローラと該補助ローラにより加圧され
るローラとを共通の軸受に軸受けし、補助ローラの軸の
撓みにより加圧力を発生させると良い。この場合、補助
ローラの軸の撓み量は0.05mmないし2mmの範囲が好
ましい。
【0009】感光体ベルトを支持するローラには、複数
の円周方向の溝を平行に設けることができる。そのロー
ラが、補助ローラで加圧されるローラである場合には、
補助ローラと接する部分の表面形状をフラットとし、そ
の他の部分に溝を設けると良い。溝は、ローラの軸線に
対し1ないし45度の角度で傾斜させると良い。
【0010】
【作用】感光体ベルトを支持するローラは、補助ローラ
によって感光体ベルトのテンションに抗する方向に加圧
され、撓みを防止される。
【0011】感光体ベルトを支持するローラに円周方向
の溝を設けることにより、感光体ベルトの偏倚を防止で
きる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に従い詳細に
説明する。図2は本発明による感光体ベルト駆動装置の
全体の概要構成、図1はその要部を示す。感光体ベルト
20は、3個のゴムローラ、つまり駆動ローラ21と従
動ローラ22とテンションローラ23とに三角形状に張
架されている。テンションローラ23は従動ローラ22
の軸24を支点に回動するテンションアーム25に軸2
6により軸支され、また該テンションアーム25はテン
ションスプリング27により反時計方向に付勢されてい
るため、感光体ベルト20には常に一定のテンションが
与えられている。そして、感光体ベルト20は、駆動ロ
ーラ21が矢印a方向に回転されると矢印b方向に駆動
され、帯電、露光、現像、転写、クリーニングという画
像形成プロセスを繰り返す。図2において28は現像ロ
ーラ、29は露光位置である。
【0013】駆動ローラ21の軸30の両端部は軸受3
1によって感光体ユニットフレーム32に軸受けされ、
また従動ローラ22の軸24も同様に感光体ユニットフ
レーム32に軸受けされている。
【0014】駆動ローラ21には図2における矢印c方
向に感光体ベルト20のテンションが作用しているた
め、駆動ローラ21はこの方向に撓む傾向がある。そこ
で、これを防止するため補助ローラ33が設けられ、該
補助ローラ33は駆動ローラ21の中央部をテンション
に抗する方向に加圧している。補助ローラ33は、駆動
ローラ21に従動して回転するように補助ローラ軸34
に回転自在に軸支され、また該補助ローラ軸34の両端
部は駆動ローラ21の軸受31と一体の軸受35に軸受
けされている。
【0015】駆動ローラ軸30と補助ローラ軸34との
軸受間距離Lは、駆動ローラ21の半径と補助ローラ3
3の半径の和よりも小さく、その差は0.05mmないし
2mmの範囲になっている。従って、補助ローラ軸34は
この差分だけ撓み、これが戻ろうとする力で補助ローラ
33は駆動ローラ21を加圧する。実験によると、補助
ローラ軸34の直径6mm、両端の軸受スパン350mmに
おいて、補助ローラ軸34の撓み量が0.05mm未満で
は駆動ローラ21の撓みを矯正する効果がなく、一方2
mmを越えると駆動するためのトルクが大きくなって望ま
しくない結果が得られた。
【0016】図3は、本発明の他の例を示す。この例で
は、感光体ユニットフレーム32に架設されたステー3
6にコ字状のブラケット37を固着し、このブラケット
37に補助ローラ軸34を平行移動可能に軸受けし、該
補助ローラ34を一対のスプリング38で付勢して補助
ローラ33を駆動ローラ21に圧接させたものである。
【0017】図4は、本発明の別の例を示す。駆動ロー
ラ21は金属芯棒である軸30とゴム部で構成されてい
るが、該ゴム部の補助ローラ33と接する部分39の表
面形状をフラットとし、その他の部分に、複数の円周方
向の溝40を軸線に対し1ないし45度の角度θで傾斜
させて平行に設けたもので、その他の構成は図1と同じ
である。
【0018】駆動ローラ21をこのような構成にする
と、溝40により感光体ベルト20の偏倚を防止でき、
しかも該溝40は傾斜しているので、回転することによ
って感光体ベルト20のいつも違った面と当接すること
になり、感光体ベルト20に対するストレスの集中を避
けることができる。また、補助ローラ33と接する部分
39の表面形状はフラットになっているため、ゴムの永
久歪が生じにくい。
【0019】上記の実施例では、補助ローラ33を駆動
ローラ21に対して設けたが、従動ローラ22に対して
図1又は図3あるいは図4のように設けることもでき
る。また、駆動ローラ21については図1又は図3ある
いは図4のように構成し、従動ローラ22のゴム部又は
テンションローラ23のゴム部に図5又は図6のように
溝41を設けて感光体ベルト20の偏倚を防止するよう
にしても良い。
【0020】
【発明の効果】本発明の各請求項による効果は、次のと
おりである。 (請求項1) 感光体ベルトのテンションによるローラ
の撓みをその剛性に依存することなく補助ローラによっ
て簡単に防止し、感光体ベルトに均一なテンションを与
えることが可能で、良好な画像を得ることができる。
【0021】(請求項2) 補助ローラの軸の反力を利
用して撓みを防止するので、簡素な構成で上記の効果が
得られる。
【0022】(請求項3) ローラを駆動する負荷トル
クを上昇させることなく撓みを防止できる。
【0023】(請求項4) 感光体ベルトの偏倚を簡単
に防止できる。
【0024】(請求項5) ローラのゴム部の永久歪を
生ずることなく、ローラの撓み防止及び感光体ベルトの
偏倚防止が図れる。
【0025】(請求項6) 感光体ベルトに対するスト
レス集中を避けながら感光体ベルトの偏倚を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による感光体ベルト駆動装置の一例の要
部の平面図
【図2】上記感光体ベルト駆動装置の全体の概要構成図
【図3】本発明の他の例の要部の平面図
【図4】本発明の別の例の要部の平面図
【図5】ローラの他の例の一部切欠正面図
【図6】ローラの別の例の一部切欠正面図
【図7】従来例の概念図
【図8】同上の平面図
【図9】同上の一部の正面図
【符号の説明】
20 感光体ベルト 21 駆動ローラ 22 従動ローラ 23 テンションローラ 31 軸受 33 補助ローラ 34 補助ローラ軸 35 軸受 39 補助ローラと接する部分 40 溝
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ベルトを複数のローラに張架して
    駆動する感光体ベルト駆動装置において、前記複数のロ
    ーラのうちの少なくとも1個のローラを前記感光体ベル
    トのテンション方向とは逆方向に加圧する補助ローラを
    備えたことを特徴とする、感光体ベルト駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記補助ローラと該補助ローラにより加
    圧されるローラとを共通の軸受に軸受けし、補助ローラ
    の軸の撓みにより加圧力を発生することを特徴とする、
    請求項1記載の感光体ベルト駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記補助ローラの軸の撓み量を0.05
    mmないし2mmの範囲としたことを特徴とする、請求項2
    記載の感光体ベルト駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のローラの少なくとも1個のロ
    ーラに、複数の円周方向の溝を平行に設けたことを特徴
    とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の感光体ベ
    ルト駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記補助ローラで加圧されるローラの補
    助ローラと接する部分の表面形状をフラットとし、その
    他の部分に、複数の円周方向の溝を平行に設けたことを
    特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の感光
    体ベルト駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記溝をローラの軸線に対し1ないし4
    5度の角度で傾斜させたことを特徴とする、請求項4又
    は5に記載の感光体ベルト駆動装置。
JP3019423A 1991-01-19 1991-01-19 感光体ベルト駆動装置 Pending JPH0572824A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7292807B2 (en) * 2005-04-06 2007-11-06 Xerox Corporation Assembly and method for reducing shaft deflection
US7611238B2 (en) 2005-02-14 2009-11-03 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
US8109498B2 (en) 2009-09-30 2012-02-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet feeding device
JP2012133107A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Fuji Xerox Co Ltd 張力変動吸収装置、ベルト駆動装置、ベルトユニット及び画像形成装置

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