JP4780135B2 - 板ガラスの複合曲げ装置と複合曲げガラス板の成形方法 - Google Patents

板ガラスの複合曲げ装置と複合曲げガラス板の成形方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動車用の窓ガラスのように複合曲面を有するガラス板を成形する板ガラスの
複合曲げ装置と、該装置を使用する複合曲げガラス板の成形方法に関する。本明細書にお
ける複合曲面を有するガラス板とは、直交するX−Y軸の回りに曲面を形成した3次元的
形状の板ガラスであり、特に、Z軸の正負の一方にのみ凸状に湾曲した所望の曲率を有す
るガラス板である。
自動車用窓ガラスなどに使用される湾曲ガラス板は、型枠に載置されている板ガラスを加
熱軟化し重力作用により垂下させて曲げる重力曲げ方法、型を使用して加熱された板ガラ
スをプレス曲げするプレス曲げ方法、ハースベッドから噴出される高温ガスにより板ガラ
スを浮揚、移動させながら曲げるガスハース曲げ方法、板ガラスをロール搬送しながら搬
送ロールの形状に倣って曲げるローラハース曲げ方法などにより曲げ成形されており、湾
曲ガラス板の大きさ、形状によって適宜使い分けされている。
ガスハース炉により曲げ成形する方法は生産性が高く、低コストで生産できるメリットを
有しているが、ガラス板の搬送方向と直角であるベッドの幅方向に対して曲率を有する単
一曲げガラス板を製造するのは容易であるのに対して、搬送方向に曲げられている複合曲
げガラス板を製造することはその構造上容易ではなかった。以下では、ガラス板の搬送方
向をベッドの長手方向とし、長手方向を横断する搬送方向と直角な方向をベッドの幅方向
と表現する。ガスハース曲げ法は加熱炉内に連続して並べられたハースベッドの上を、該
ハースベッド表面に対してほぼ垂直にベッドの裏面から表面に貫通したガス噴出口を通し
て高温ガスを噴出することにより板ガラスを浮上させて、該板ガラスを加熱炉の入口側か
ら出口側へと搬送しながら加熱していく間に、板ガラスの自重により該ハースベッドに倣
った形状に次第に曲げ成形する方式である。
搬送方向の曲率半径が数万mmの複合曲げガラス板を連続的に成形するためには、板ガラ
スを湾曲させる方向に、例えば下方向に搬送しながら高温軟化状態にあるガラス板を冷却
することにより所望の湾曲形状に固化する必要がある。
板ガラスを搬送方向に複合曲げする装置としては、特公昭49−10331号公報(米国
特許第3409422号明細書)記載の装置がよく知られている。この装置はガスハース
炉の最終に近いベッド以降の複数のハースベッドの搬送面と、ガスハース出口部の最終ベ
ッドに接続される冷却装置の搬送面とを、板ガラスの搬送方向にも湾曲している複合曲面
状としてある。該複合曲面状のベッドと冷却装置は搬送方向に次第に下向きに傾斜させて
配置することにより板ガラスを複合曲面状に曲げる装置である。この装置ではベッドと冷
却装置とが順次下向きに接続して配置されているので最終製品として取出す高さレベルが
低くなりすぎるという問題があった。また、単一曲げガラス板と複合曲げガラス板の製造
を相互に切替える際には、加熱炉内の最終に近い複数のベッドと該ベッドに接続される冷
却装置とを取り替える必要があり、さらには、複数のベッド間の傾斜角度と接続の調整、
および最終ベッドと冷却装置の接続と傾斜角度の調整を行う必要があり、製品切替え作業
の労力が甚大であった。
上記以外の複合曲げガラス板の成形装置として、特開平5−9037号公報(米国特許第
6014873明細書)、特開平6−191867号公報(米国特許第5522912明
細書)、特開平8−151221号公報記載の装置が提案されている。特開平5−903
7号公報記載の装置では、ガラス成形炉の出口近傍においてベッドが上がり勾配となって
おり、かつ所定の曲率を持つ上方に凸にされた複曲面形状を有する搬送面に沿って板ガラ
スを移送することにより複合曲げすることを特徴としている。しかしながら、単一曲げガ
ラス板生産から複合曲げガラス板の生産へ製品切替えをする時において、ベッドの交換だ
けでなくベッドの傾斜角度をも精緻に調整する必要がある。さらにまた、ベッドが上がり
勾配に傾けて設置されているので、次工程の冷却装置の高さレベルを高く保持できる点で
は好ましいものの、ガラス板に傷を発生させる点では望ましくないことがある。
特開平6−191867号公報記載の装置では、加熱炉の出口に近い最終ベッドはその上
面が加熱炉の出口に向って前上がり形状とされ、しかも最終ベッドの上面のうち少なくと
も加熱炉の出口に近い部分は板ガラスの搬送方向に沿って湾曲していることを特徴として
いる。しかしながら、前記特開平5−9037号公報に開示された技術と同様に、単一曲
げガラス板から複合曲げガラス板の生産へ製品切替えをする時において、ベッドの交換だ
けでなくベッドの傾斜角度をも精緻に調整する必要がある。また、ベッドが上がり勾配で
あることは、次工程の冷却装置の高さレベルを高く保持できる点では好ましいものの、ガ
ラス板に傷を発生させる点では望ましくないことがある。
本出願人の出願に係わる特開平8−151221号(特許第2809596号)公報に記
載される装置を使用する場合には、ベッド支持台の上で最終ベッドを、板ガラスの搬送方
向軸心からわずかな角度振るだけで複合曲げガラス板を製造する工程に切換えできるので
、品種に応じて特別な最終ベッドを用意する必要がなく、また、品種切り替え時の調整が
容易であることを特徴としている。しかしながら、曲率半径の小さいガラス板を製造しよ
うとすると、最終ベッドの振り角度が大きくなり最終ベッドと一つ手前のベッドとの隙間
が広がって噴出エアー圧の低下をきたすことになる。噴出エアー圧の低下により板ガラス
を浮上させる浮力が低下し、搬送されてくる板ガラスはベッドと擦れを生じて傷の発生や
割れが発生し易くなる。
特公昭49−10331号公報 特開平5−9037号公報 特開平6−191867号公報 特開平8−151221号公報
単一曲げガラスを生産するために建設されたガスハース曲げ成形装置を使用して複合曲げ
ガラス板を効率よく生産する時に、まず製品となるガラスに傷を発生させることがないこ
と、次に、次工程の冷却装置の高さレベルが低くなりすぎないこと、さらには、曲率の異
なるガラス製品を生産するための切替え作業が簡便、かつ容易であることが重要である。
前記した従来技術は、特に曲率半径の小さい複合曲げガラス板を製造する際に、製品とな
るガラス板に傷を発生させることがないこと、次工程の冷却装置の高さレベルが低くなり
すぎないことを両立させるに十分な技術であるとは言えない。さらには、曲率の異なるガ
ラス製品を生産するための切替え作業が簡便、かつ容易であるとも言えない。本発明は上
記の課題を解決することを目的とする。
本出願人は先に、板ガラスの複合曲げ装置の発明について特許出願(特願2001−11
5984号)をした。この発明の板ガラスの複合曲げ装置は、最終ベッドの搬送面が上方
に凸状のベッドであり、加熱炉の入り口側から出口側にかけて搬送方向に対してほぼ水平
に設定されたベッド支持台の出口側端部における最終ベッドをベッド支持台の上にガラス
板の搬送方向に傾けることなく単に載置するだけであるので、複合曲げの曲率が異なるガ
ラス品種を生産する時の切替え作業が極めて容易である。しかしながら、曲率半径が小さ
くなり上方に突き出る凸状頂点の突起高さが高くなると、即ち、板ガラスが搬送されてき
た方向に対して上向き勾配を形成する凸状頂点の突起高さが高くなると、ガスハース炉の
操業条件によっては傷を発生し易くなることが判明した。本発明は、前記の発明の技術的
背景を引継ぐものであるが、最終ベッドの形状をさらに工夫し傷の発生を極力抑えている
本発明は、最終ベッドを側面側から見た時に、該最終ベッドの出口側端部の高さレベルを
上記先願発明の場合よりできるだけ高くするベッド形状とベッドの配置を特徴とする。
上記先願発明のように最終ベッドの搬送面が上方に凸状のベッドを使用した場合は、板ガ
ラス搬送方向の搬送面の曲率半径が小さい時には、凸状頂点の突起高さが大きくなり、搬
送されてくる板ガラスの下面と接触し、板ガラスの下面に傷を発生し易くなる。
これを回避するために、漸次ベッド搬送面の高さレベルが低減するベッドを使用すれば傷
の発生は大幅に解消されるのであるが、板ガラスが最終ベッドから離れる出口側端部の高
さが低くなりすぎる問題がある。出口側端部の高さが低いと、次工程の冷却装置の高さが
低くなり、とりわけ最終ベッドの搬送面が搬送方向にも湾曲形状であると冷却装置の高さ
が可及的に低くなり、冷却装置の後半の搬送系が床レベル以下になってしまい、場合によ
ってはピットが必要となる。
凸状頂点で発生する傷と冷却装置の搬送系の高さレベルとの両者の問題を解消するために
は、ベッドの出口側のみを漸次下り勾配に最終ベッドの側面側から見て、上方に湾曲する
形状とした最終ベッドを使用することが好ましい。このようなベッドは、曲率値が同じで
あれば、搬送面が入口側端部から漸次低減するベッドよりも出口側端部を高く保てる。
本発明の装置の最終ベッドは、最終ベッドの入口側端部より出口側端部の高さレベルを低
くするベッドであり、かつ最終ベッドの中央部付近の変位点から漸次搬送面の高さレベル
が低減するベッドである。
本発明の装置は、最終ベッドの板ガラスの搬送方向に対する高さレベルが、入口端部側と
出口端部側の任意の中間部にある高さレベルの変位点までは平坦であって、最終ベッドの
側面側から見て、該変位点から出口側端部にかけては搬送面が漸次高さレベルを低減して
ゆく上方に湾曲した形状を有するベッドであり、かつ、該最終ベッドの底面が加熱炉のベ
ッド支持台の上に板ガラスの搬送方向に少なくとも上向きに傾けられることなく、即ち、
搬送方向に沿って、または搬送方向に対して下向きに傾けて載置されることを特徴とする
板ガラスの複合曲げ装置である。
さらに、板ガラスの搬送方向および搬送方向に直角な幅方向の両方向に対して所定の曲率を有する上方に湾曲した搬送面を有する板ガラスの冷却装置が最終ベッドに接続される。冷却装置の搬送面は、最終ベッドの出口側端部において、該最終ベッドの側面から見て漸次高さレベルが低減してゆく上方に湾曲した搬送面に沿って延長する方向に、即ち該搬送面の出口側端部を接点とする接線方向に、冷却装置の搬送面の最終ベッドとの接続端部を接点とする接線方向を合わせた接続角度として、滑らかな搬送面となるように接続されるのが標準の設置である。そして、板ガラスの搬送方向の曲率値を調整するために、接続角度を該接線方向に対して+αの微小角度だけ上向きに、または該接線方向に対して−αの微小角度だけ下向きの傾斜状態に、冷却装置が最終ベッドの出口側端部に接続角度(α)を持たせて接続されることにより、板ガラスが複合曲げされる。

本発明により、最終ベッドの出口側端部の高さレベルを前記先願発明の場合よりもできる
だけ高く保持すると同時に、板ガラスに傷を発生させることの少ない最終ベッドと板ガラ
スの複合曲げ装置を提供できる。
本発明に係わるガスハース曲げ装置と複合曲げガラスの成形方法は、単一曲げガラス板と複合曲げガラス板とを同一のガスハース炉を使用して生産する時に、最終ベッドを複合曲げガラス用のベッドに交換したとしても最終ベッドで傷が発生せず、かつ最終ベッドに接続される冷却装置の搬送系のレベルを比較的高く保つことのできる複合曲げガラス板の成形装置であり、さらに望ましくは、品種切替え時における最終ベッドのレベル調整作業の簡便さを失うことがなく、ガスハース曲げ法の特徴である高い生産効率を維持できる複合曲げガラス板の成形装置である。最終ベッドの出口側端部において搬送面に沿って延長する方向、即ち該搬送面の出口側端部を接点とする接線方向に冷却装置の搬送面の最終ベッドとの接続端部を接点とする接線方向を合わせた接続角度、又は接続角度を該接線方向に対して±αの微小角度傾斜させて接続することにより、傷を発生させることなく複合曲げガラス板を効率よく生産できる。さらにまた、冷却装置の搬送系の高さレベルが低くなりすぎて、床にピットを掘ったり、床面近くでの搬送装置の調整作業に難渋したりすることがない。

本発明により、ガスハース曲げ法による曲げガラス板の生産において、単一曲げガラス板
と複合曲げガラス板とを同一のガスハース炉を使用して生産する時に、最終ベッドを複合
曲げガラス用のベッドに交換したとしても最終ベッドで傷が発生せず、かつ最終ベッドに
接続される冷却装置の搬送系のレベルを比較的高く保つことのできる複合曲げガラス板の
成形装置が提供される。さらに望ましくは、品種切替え時における最終ベッドのレベル調
整作業の簡便さを失うことがなく、ガスハース曲げ法の特徴である高い生産効率を維持で
きる複合曲げガラス板の成形装置が提供される。
本出願人の出願に係わる特開平8−151221号に開示した技術に関連する下り勾配に
傾斜した冷却装置の取替え作業に際しては、冷却装置の角度調整と最終ベッドとのレベル
調整作業に熟練とかなりの作業時間とを必要としている。同様に、ベッドを傾斜して設置
するには、傾斜角度とレベルを調整するのに高度の熟練度と貴重な作業時間が必要とされ
ることになる。
個々のガスハース炉が有する固有の操業条件によっては、例えば、最大加熱量、または、
ベッド上面に形成された孔から噴出するガラス板浮上用のエアー圧力等の条件によっては
、入口側端部の高さレベルより高い位置に頂点部を有する搬送面でない最終ベッドの方が
望ましい場合がある。即ち、上がり勾配レベルを形成することは板ガラスの下面に傷を発
生させ易くなる場合がある。このようなガスハース炉の場合に、傷の発生を解決するため
に入口側端部から出口側端部にかけて漸次高さレベルが低減していく形状の最終ベッドを
使用すると、出口側端部の高さレベルが低くなりすぎて好ましくないことが判った。とり
わけ上方に湾曲した形状のベッドである時は、出口側端部の高さレベルが次工程の冷却装
置の搬送系の高さに顕著に影響する。
図1は、最終ベッドの出口側端部の高さレベルと冷却装置の搬送系端末部の高さレベルの
関係を示しており、入口側端部から漸次高さレベルが低減する例を破線で示し、ベッド中
央部の変位点から高さレベルが低減する例を実線で示した。円弧で表わされた湾曲形状の
ベッドの場合は、出口側端部の高さレベルの差が、冷却装置の搬送系端末部の高さレベル
の差に可及的に影響していることが判る。板ガラスの搬送方向に対して、ベッドと冷却装
置の搬送面が20000mmの曲率半径を有し、ベッド長さが762mm、冷却装置の搬
送面に沿っての円弧状の長さが約2000mmである装置の場合、変位点の位置が入口側
端部にあるときは出口側端部は約14.5mm低くなり、冷却装置のガラス板取出口にお
いては約190mmの高さ低減となる。一方、同じベッド長さと同じ冷却装置長さで変位
点が最終ベッドの中央点にあるときは、出口側端部は約3.6mm低くなり、冷却装置の
ガラス板取出口においては約142mmの高さ低減となる。冷却装置から排出された板ガ
ラスは、さらに冷却装置の搬送面の延長線上に下り勾配に搬送されるので、冷却装置に接
続する搬送系は上記の高さレベルよりもさらに下方になり、同時に、高さレベルの差も拡
大する。
本発明の装置における最終ベッドは、板ガラスの搬送方向と直角なベッドの幅方向に対す
る該ベッドの搬送面をガラス製品の曲率にほぼ一致する所定の曲率を有する上方に湾曲す
る形状とし、かつ、最終ベッドの搬送面の高さレベルが変り始める変位点を入口側と出口
側の中間部に設ける。即ち、ベッドの入口側からベッドの入口側端部と出口側端部の中間
部に設定される高さレベルの変位点までは平坦であって、変位点から出口側端部にかけて
の搬送面の高さレベルは漸次低減し、かつ漸次低減する形状が最終ベッドの側面側から見
て、上方に湾曲する形状である。
これにより、最終ベッドの入口側端部から出口側端部にかけて漸次高さレベルが低減する
搬送面を有するベッドに比較して、出口側端部の高さレベルが高めに保持できる。出口側
端部の高さレベルを高めに保持することは、次工程の冷却装置から複合曲げガラス板を搬
出するレベルを高めに保持できる利点がある。
さらに、入口側端部から出口側端部にかけての中間部に設けた変位点を第一の変位点とし
、第一の変位点と出口側端部の間にも変位点を設け、複数の変位点において曲率を変えて
もよい。
最終ベッドの第一の変位点は、現在広く使用されているベッドサイズの場合、最終ベッド
の中央部付近が好ましい。板ガラスを出口側の曲率部、即ち湾曲部で複合曲げするには湾
曲部の距離がある程度の長さあることが望ましい。
図4におけるベッド搬送面の湾曲形状は代表的には生産品種のガラスの曲率とほぼ一致す
る円弧の一部であるが、円弧とは限定されない。滑らかな曲線を描く搬送面であってもよ
い。いずれも、同一の最終ベッドを使用して複合曲げガラス板の曲率をある程度まで変更
し、調整することができる。例えば、加熱炉の出口側近傍の温度調整、最終ベッドと冷却
装置の接続角度を変更すること等により板ガラスの搬送方向の曲率をある程度まで変更し
調整することができる。これにより品種切替の際に製品に要求される曲率毎に逐一最終ベ
ッドを準備する必要がなくなる。
ガスハース炉は板ガラスの搬送される方向に幾つかの温度制御ゾーンに分れていて、それ
ぞれのゾーンを目標温度に設定できる。このうち最終段階の数ゾーンの温度を調整するこ
とにより、板ガラスの搬送方向の曲率を調整できることを見いだした。特に最終段階の3
ゾーンの温度は複合曲げガラス板の曲率値の調整に対して敏感に応答する。最終段階の数
ゾーンはガスハース炉全長の20%程度であり、3ゾーンは15%程度に相当する。ガス
ハース炉の最終段階の数ゾーンの温度を制御することは、同一の最終ベッドを使用して複
合曲げガラス板の曲率値を調整する上で極めて有効な方法であることが判明した。
最終ベッドに接続される冷却装置は、最終ベッドの出口側端部における搬送面に沿って延長する方向に、即ち該搬送面の出口側端部を接点とする接線方向に、冷却装置の搬送面の最終ベッドとの接続端部を接点とする接線方向を合わせて滑らかな搬送面となるように接
続されるのが標準の設置である。しかしながら、最終ベッドの出口側端部における該最終ベッドの搬送面に沿って延長する方向に対して、即ち接線方向に対して冷却装置を上下方向に微小角度偏差させて(図5参照)、即ち、冷却装置の接続角度を該接線方向に対して±αの微小角度だけ上下方向に傾斜させることによって、複合曲げガラス板の板ガラスの搬送方向の曲率値を調整できることが判明した。
さらには、ガスハース炉の最終段階の数ゾーンの温度を制御することと、冷却装置の接続
角度αを調整すること等の組合わせ操作により、更に任意に複合曲げガラス板の曲率値を
調整できる。なお、接続角度αの調整は、冷却装置の下部エアーブロー冷却装置を4隅で
支えている4本の支柱に予め取付けてあるジャッキボルトにより高さと傾き角度を調整し
て行う。
以下、図面を参照しながら、本発明を詳細に説明する。図2は、本発明の装置におけるガ
スハース法による板ガラスの複合曲げ装置の形態を示す縦断面図、図3は、搬送方向に直
角なベッドの幅方向に対して所定の曲率を有する上方に湾曲したベッドであり、かつ該最
終ベッドの出口側搬送面が側面から見て円弧状に形成されているベッドの斜視図である。
図4は、本発明の装置における最終ベッドを側面側から見た縦断面図を図示しており、ベ
ッドのほぼ中央部の変位点から出口側端部にかけて搬送面の高さレベルが漸次上方に湾曲
して低減している形態を示す。
図5は、最終ベッドと冷却装置の接続角度を示しており、最終ベッドの出口側端部におい
て搬送面に沿って延長する方向、即ち接線方向9に対して角度±α以内で接続角度を調整
する。いずれのベッドも曲率を強調して描かれており、実物においては湾曲形状を目視す
るのが難しいほどの曲率である。
図2に示すように、ガスハース炉1はトンネル型の加熱炉であり、その中には複数のハー
スベッド2が直線的に配設され、炉1の出口部に冷却装置20が接続されている。ガスハ
ースベッド2の上面はガスハース炉の上流側、即ち、入口側では平面であるが、下流側に
向うに従い少しずつ搬送方向と直角のベッドの幅方向に曲げられて次第に曲率半径の小さ
い曲面となり、下流側の最終ベッドを含む複数個のベッド2は、ベッド幅方向に対して、
成形しようとする製品の曲率に曲げ加工されている。また、全てのベッドの上面には図示
されていない多数の孔が穿孔され、該孔から噴出する高温ガスにより板ガラス10をベッ
ド上2に浮上し、浮上した板ガラス10を駆動装置により入口側から出口側へと搬送する
。図3の斜視図に示される最終ベッドには、ベッド上面に穿孔されている高温ガスの噴出
孔11を一部図示してある。
ガスハース炉の全てのベッド、2と5は、ガスハース炉の片方の側に沿って炉の入口側か
ら出口側にかけて設置されている、図示されていない駆動チェーンの側において水平面に
対し数度下げて傾けられており、板ガラス10を図示されていない搬送治具に係止しやす
くなるような配置とされている。即ち、全てのベッド支持台は、上流側から下流側にかけ
て、数度の同一角度で傾いて設置されている。最終ベッドを単にベッド支持台に載置する
こととは、数度傾いているベッド支持台の上にベッドの底面を板ガラスの搬送方向には傾
けることなく載置することを意味している。
ガスハース曲げ装置内の最終ベッドが、斜視図の図3、即ち、図4に示されるようなベッ
ドのほぼ中央部からベッドの出口側端部にかけて搬送面の高さレベルが漸次上方に湾曲し
て低減している第二の形態を有するベッドに交換され、実施例1と同様に、該ベッドはガ
スハース炉の出口側端部のベッド支持台の上に、ベッドの底面を板ガラスの搬送方向には
傾けることなく単に載置された。
この最終ベッドはベッドのほぼ中央部の変位点までは板ガラスの搬送方向に対して直角で
あるベッドの幅方向のみに曲率を有する単曲げ形状の搬送面を有しており、即ち、側面側
からみると平坦な搬送面であり、該変位点から出口側にかけては板ガラスの搬送方向およ
び搬送方向に直角であるベッドの幅方向の両方向に対して曲率を有するベッドである。
該最終ベッドは板ガラスの搬送方向に直角なベッドの幅方向の曲率半径を1250mmと
し、ベッドのほぼ中央の変位点から出口側端部にかけては、搬送方向の曲率半径を200
00mmとする上方に湾曲した複合形状の搬送面を有しており、出口側端部が入口側端部
より△h=3.6mm低くなっている。さらに、冷却装置は板ガラスの搬送方向および搬
送方向に直角な幅方向の両方向に対して所定の曲率半径を有しており、該冷却装置は最終
ベッドの出口側端部において搬送面に沿って延長する方向、即ち図5に示される接線方向
9に対して接続角度αを下向きに0.2度(即ち、−0.2度)として、最終ベッドの出
口側端部に搬送面を揃えて接続された。
この装置に820mm×520mm寸法で板厚3.5mmの板ガラスを投入し曲げ成形し
たところ、板ガラスの搬送方向の曲率半径が23240mmの複合曲げガラス板を得るこ
とができ、自動車用窓ガラス板として好適なものであった。
最終ベッドの出口側端部の高さレベルと冷却装置の高さレベルの関係を示す図。 本発明の装置であるガスハース炉の縦断面図。 本発明の装置の実施例における最終ベッドの斜視図。 本発明の装置の実施例における最終ベッドの縦断面図。 本発明の装置の実施例における最終ベッドと冷却装置の接続角度を示す縦断面図。
符号の説明
1 ガスハース炉
2 ガスハースベッド
4 ベッド支持台
5 最終ベッド
7 高さレベルの変位点
8 高さレベルの変位点としての頂点
9 最終ベッド搬送面の出口側端部における接線
10 板ガラス
11 高温ガスの噴出孔
20 冷却装置
21 冷却装置用エアーダクト管
22 上部エアーブロー急冷装置
23 下部エアーブロー急冷装置
24 冷却装置(下部エアーブロー)の搬送面
25 冷却装置のロール搬送系

Claims (2)

  1. 加熱炉内に連続して並べられたハースベッドの上に、該ハースベッドの表面に穿孔してあるガス噴出口から高温ガスを噴出することにより板ガラスを浮上させ、加熱炉の入口側から出口側へと搬送しながら加熱していく間に、該板ガラスの自重によりハースベッド表面の形状にならった形状に板ガラスを曲げて自動車用の窓ガラスを成形する装置において、該装置は、加熱炉の末端部に設置される最終ベッド(5)のみを交換することにより単一曲げガラス板と複合曲げガラス板とを同一のガスハース炉を使用して生産できる装置の最終ベッド(5)を複合曲げガラス用のベッドに交換した装置であり、
    該最終ベッド(5)は、
    板ガラスの搬送方向に直角であるベッドの幅方向に対して所定の曲率を有する上方に湾曲する凸状の搬送面を有するベッドであり、
    かつ、最終ベッド(5)の側面側から見て、ベッドの入口側から、ベッドの入口側端部と出口側端部の中間部に設定される高さレベルの変位点までは平坦な高さレベルであって、該変位点から出口側端部にかけては搬送面が漸次高さレベルを低減していく上方に湾曲した形状を有するベッドであり、
    かつ、該最終ベッド(5)の底面が加熱炉のベッド支持台の上に、板ガラスの搬送方向に少なくとも上向きに傾けられることなく、即ち、搬送方向に沿って載置されているか、または搬送方向に対して下向きに傾けて載置され
    かつ、板ガラスを冷却するために該最終ベッドに接続した冷却装置(23)が、板ガラスの搬送方向および搬送方向に直角である幅方向の両方向に対して所定の曲率を有する上方に湾曲した搬送面を有し、
    かつ、最終ベッド(5)の出口側端部において、該最終ベッド(5)の側面側から見て、漸次高さレベルを低減していく上方に湾曲した搬送面に沿って延長する方向に、即ち搬送面の出口側端部を接点とする接線(9)方向に、該冷却装置(23)の搬送面(24)の該最終ベッドとの接続端部を接点とする接線方向を合わせた接続角度接続されていることを特徴とする板ガラスの複合曲げ装置。
  2. 請求項1記載の板ガラスの複合曲げ装置を用いる方法であって、製品品種の切替の際に、前記冷却装置の前記接続角度を前記接線(9)方向に対して±0.2度以内の微小角度だけ上下方向に傾斜させることによって、板ガラスの搬送方向の曲率値を調整することを特
    徴とする複合曲げガラス板の成形方法。
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