JP2010127249A - 内燃機関 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内燃機関は、最大リフト量と吸気バルブの開弁期間とが正の相関関係を有する、バルブリフト可変機構とバルブタイミング可変機構とを備えている。さらに、機関停止時に、内部ロータを最遅角状態から最進角状態までの間にある中間ロック位置で固定する中間ロック機構を備えている。また、機関中負荷時には、バルブタイミングを最遅角状態としつつ前記バルブリフト可変機構により最大リフト量を拡大することで、吸気バルブの閉弁時期IVCを遅らせ、アトキンソンサイクルに基づく吸気圧縮している。機関始動時であって内部ロータが中間ロック位置で固定されているときには、機関始動に適切なバルブタイミングとなるようにバルブリフト可変機構により最大リフト量を調節する。
【選択図】図5
Description
(1)請求項1に記載の発明は、吸気バルブの最大リフト量を可変とするバルブリフト可変機構と、吸気カムシャフトに連結された内部ロータのクランクシャフトに対する回転位相を変更することにより吸気バルブのバルブタイミングを可変とするバルブタイミング可変機構とを備え、最大リフト量と吸気バルブの開弁期間とが正の相関関係を有する内燃機関において、機関停止時に前記内部ロータを最遅角状態から最進角状態までの間にある中間ロック位置で固定する中間ロック機構を備え、機関中負荷時には、前記バルブタイミング可変機構を中間ロック位相よりも遅角側に制御しつつ前記バルブリフト可変機構を最大リフト又は最大リフト近傍に制御することで吸気バルブの閉じタイミングを遅らせ、機関始動時であって前記内部ロータが前記中間ロック位置で固定されているときには、機関始動に適切なバルブタイミングとなるように前記バルブリフト可変機構により最大リフト量を調節することを要旨としている。
図1に示されるように、内燃機関1のエンジン本体10は複数の気筒を有するシリンダブロック12を備え、各気筒にはピストン13が往復移動に設けられる。ピストン13は、コネクティングロッド19を介してエンジン本体10の下部に設けられたクランクシャフト18に連結され、ピストン13の往復運動がコネクティングロッド19を介してクランクシャフト18の回転運動へと変換される。
内部ロータ61は、ロータ本体63と、このロータ本体63から径方向に突出して形成された3つのベーン62とから構成されている。また、ロータ本体63と吸気カムシャフト41の回転軸が同軸となるように、内部ロータ61は吸気カムシャフト41の先端にセンタボルトによって固定され、吸気カムシャフト41と一体に回転するように構成されている。さらに、吸気カムシャフト41及び内部ロータ61の回転軸は、スプロケット60の軸と同軸とされ、このスプロケット60に対して相対的に回動するとともに、スプロケット60に対して所定の角度で保持されスプロケット60とともに回転するように構成されている。すなわち、電子制御装置90の指令に基づきスプロケット60に対して内部ロータ61を回動させることによって、吸気カムシャフト41の回転位相を相対的に進角又は遅角させている。
油圧制御系は、作動油を遅角油圧室64に供給又は排出する遅角油路81と、進角油圧室65及びロックピン作動室から作動油を供給又は排出する進角油路82と、オイルパン86からの作動油をオイルポンプ87によりこれら油路に供給する供給油路83と、これら油路からの作動油を排出する排出油路84と、作動油の供給、排出及び保持を制御する油圧制御弁(OCV)85とを備えている。そして、内部ロータ61を遅角側に回動させるときには、油圧制御弁85の制御により、遅角油路81が供給油路83に接続されるとともに、進角油路82は排出油路84と接続される。また、内部ロータ61を進角側に回動させるときには、遅角油路81は排出油路84に接続されるとともに、進角油路82は、供給油路83に接続される。
図4に示すように、機関中負荷時においては、従来では領域Aに設定されていたが、本実施形態では領域Bに設定されている。具体的には、機関中負荷時においては、内部ロータ61の位相は最遅角にされ、バルブリフト可変機構30の最大リフト量は、吸気バルブの開弁期間が280°CAとなる値に設定される。このような設定にすれば、本実施形態の例によれば、内部ロータ61の位相を最遅角にすることにより吸気バルブ40の開弁期間の中間値は、上死点TDCから140°CAとなり、また上記設定により吸気バルブ40の開弁期間は280°CAであるから、図5(a)に示すように、吸気バルブ40の開弁時期IVOは0°CAとなり閉弁時期IVCは下死点BDCから100°CAとなる。したがって、上記設定によれば、吸気バルブ40の閉弁時期IVCを下死点BDCから90°CAを超えた位置まで遅らせることができる。
(1)内燃機関1は、機関停止時に、内部ロータ61を最遅角状態から最進角状態までの間にある中間ロック位置で固定する中間ロック機構を備えている。そして、機関中負荷時には、バルブタイミング可変機構50を中間ロック位相よりも遅角側に制御しつつバルブリフト可変機構30を最大リフト又は最大リフト近傍に制御することで吸気バルブ40の閉じタイミングを遅らせている。また、機関始動時であって内部ロータ61が中間ロック位置で固定されているときには、機関始動に適切なバルブタイミングとなるようにバルブリフト可変機構30により最大リフト量を調節している。
なお、本発明の実施態様は上記各実施形態にて例示した態様に限られるものではなく、これを例えば以下に示すように変更して実施することもできる。
Claims (4)
- 吸気バルブの最大リフト量を可変とするバルブリフト可変機構と、吸気カムシャフトに連結された内部ロータのクランクシャフトに対する回転位相を変更することにより吸気バルブのバルブタイミングを可変とするバルブタイミング可変機構とを備え、最大リフト量と吸気バルブの開弁期間とが正の相関関係を有する内燃機関において、
機関停止時に前記内部ロータを最遅角状態から最進角状態までの間にある中間ロック位置で固定する中間ロック機構を備え、
機関中負荷時には、前記バルブタイミング可変機構を中間ロック位相よりも遅角側に制御しつつ前記バルブリフト可変機構を最大リフト又は最大リフト近傍に制御することで吸気バルブの閉じタイミングを遅らせ、
機関始動時であって前記内部ロータが前記中間ロック位置で固定されているときには、機関始動に適切なバルブタイミングとなるように前記バルブリフト可変機構により最大リフト量を調節する
ことを特徴とする内燃機関。 - 吸気バルブの最大リフト量を可変とするバルブリフト可変機構と、吸気カムシャフトに連結された内部ロータのクランクシャフトに対する回転位相を変更することにより吸気バルブのバルブタイミングを可変とするバルブタイミング可変機構とを備え、最大リフト量と吸気バルブの開弁期間とが正の相関関係を有する内燃機関において、
機関停止時に前記内部ロータを最遅角状態から最進角状態までの間にある中間ロック位置で固定する中間ロック機構を備え、
機関中負荷時には、前記バルブタイミング可変機構によりバルブタイミングを最遅角状態としつつ前記バルブリフト可変機構により最大リフト量を拡大することで吸気バルブタイミングの遅閉じを行い、アトキンソンサイクルに基づく吸気圧縮をし、
機関始動時であって前記内部ロータが前記中間ロック位置で固定されているときには、機関始動に適切なバルブタイミングとなるように前記バルブリフト可変機構により最大リフト量を調節する
ことを特徴とする内燃機関。 - 吸気バルブの最大リフト量を可変とするバルブリフト可変機構と、吸気カムシャフトに連結された内部ロータのクランクシャフトに対する回転位相を変更することにより吸気バルブのバルブタイミングを可変とするバルブタイミング可変機構とを備え、最大リフト量と吸気バルブの開弁期間とが正の相関関係を有する内燃機関において、
機関停止時に前記内部ロータを最遅角状態から最進角状態までの間にある中間ロック位置で固定する中間ロック機構を備え、
機関中負荷時には、前記バルブタイミング可変機構によりバルブタイミングを最遅角状態としつつ前記バルブリフト可変機構により最大リフト量を拡大することで吸気バルブを下死点から90度より超えた時点から閉じる構成とし、
機関始動時であって前記内部ロータを前記中間ロック位置で固定されているときには、機関始動に適切なバルブタイミングとなるように前記バルブリフト可変機構により最大リフト量を調節する
ことを特徴とする内燃機関。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関において、
前記中間ロック機構は、前記内部ロータから突出するロックピンと、このロックピンと嵌合することにより前記クランクシャフトに対する前記内部ロータの回転位相変化を規制するための中間ロック孔とから構成され、中間ロック孔にはその開口部を進角側に拡大するための段差が設けられている
ことを特徴とする内燃機関。
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