JP2010126238A - ヒンジキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】容器からの取り外し行為が行われたときには、それを明確に認識することができる、安全性の高いヒンジキャップを提供する。
【解決手段】本発明は、容器口部に嵌合する本体2と、この本体2を取り囲みその一部に連結される周壁3と、この周壁3にヒンジ6を介して連結される蓋体5とを備え、当該蓋体5と共に周壁3を引き上げることで本体2を容器口部から取り外し可能なヒンジキャップ1において、周壁3に、周壁3に対する引っ張りに伴い弛みを生じる薄肉部7aを設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、容器からの分別廃棄が可能なヒンジキャップであって、その取り外し操作を視認させるための技術に関するものである。
従来のヒンジキャップには、容器口部に嵌合する本体を周壁で取り囲んで、本体の一部に連結すると共に、この連結部と対向する位置にヒンジを介して蓋体を連結し、この蓋体の引き上げに伴い本体の嵌合部が周壁との連結部近くで捲り上げられることで、容器からの取り外しを容易にしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−246338号公報
こうしたキャップは、通常、本体と周壁との間を破断可能な連結片で繋いでいる。このため、キャップを容器から取り外そうとしたり、容器から取り外して再び取り付けられることがあっても、周壁の状態を視れば、そうした行為が行われたかどうかを確認することができる。
しかしながら、昨今の社会状況を考慮すれば、こうした取り外し行為が行われたことを、より明確に認識することができるかどうかは、使用者にあって重要な問題である。
本発明の目的とするところは、容器からの取り外し行為が行われたときには、それを明確に認識することができる、安全性の高いヒンジキャップを提供することにある。
本発明は、容器口部に嵌合する本体と、この本体を取り囲みその一部に連結される周壁と、この周壁にヒンジを介して連結される蓋体とを備え、当該蓋体と共に周壁を引き上げることで本体を容器口部から取り外し可能なヒンジキャップにおいて、
前記周壁に、当該周壁の引き上げに伴い弛みを生じる薄肉部を設けたことを特徴とするものである。
薄肉部は、周壁の引き上げに伴い弛みを生じる構成のものであれば、様々な形態のものを適用できる。薄肉部には、例えば、周壁の外周面側及び内周面側の少なくとも一方を窪ませることで形作られる膜状のものが挙げられる。
また、薄肉部は、周壁であればいずれの場所にも設けることができる。従って、薄肉部は、例えば、前記連結部に隣接配置することもできるし、前記連結部に配置することもできる。また、好適には、周壁の下端に繋がるように構成するが、周壁の上端に繋がるように構成することもできる。
また、本発明によれば、前記周壁に、当該周壁の引き上げに伴い部分的に切り開かれる切断予定線を設けることもできる。
切断予定線は、周壁の引き上げに伴い部分的に切り開かれる構成のものであれば、様々な形態のものを適用できる。こうした切断予定線としては、例えば、破断可能な複数の切り込みで形作られたものや、膜状に構成された薄肉部で形作られたもの、或いは、スリット等で形作られた予め隙間をなす分離線を、破断可能な連結片によって間欠的に連結したものが挙げられる。
また、切断予定線も、周壁であればいずれの場所にも設けることができる。従って、切断予定線も、例えば、前記連結部に隣接配置することもできるし、前記連結部に配置することもできる。好適には、周壁の下端に繋がるように構成するが、周壁の上端に繋がるように構成することもできる。
本発明では、本体を取り囲んで連結される周壁に、当該周壁に対する引っ張りに伴い弛みを生じる薄肉部を設けることで、蓋体を介して周壁を引っ張って取り外そうとすれば、その痕跡が周壁の外観形状の一部に弛みとして現れる。このため、ヒンジキャップに対して取り外し行為が行われた場合には、周壁の外観形状から当該行為が行われたかどうかを明確に認識することができる。
また、前記周壁に、当該周壁に対する引っ張りに伴い部分的に切り開かれる破断予定線を設けても、蓋体を介して周壁を引っ張って取り外そうとすれば、その痕跡が周壁の外観形状の一部に切り込みとして現れる。このため、弛みと同様、ヒンジキャップに対して取り外し行為が行われた場合には、周壁の外観形状から当該行為が行われたかどうかを明確に認識することができる。
従って、本発明によれば、容器からの取り外し行為が行われたときには、それを明確に認識することができる、安全性の高いヒンジキャップを提供することができる。
また、弛みを生じる薄肉部又は切断予定線を、本体との連結部に隣接配置し、又は、周壁の下端に繋がるように配置すれば、弛みや切り込みの形成が容易になるため、取り外し行為に関する安全性を更に高めることができる。
これに対し、弛みを生じる薄肉部又は切断予定線を、本体との連結部に配置し、又は、周壁の上端に繋がるように配置すれば、弛みや切り込みが形成され難くなることで、取り外し行為に関する安全性を高めつつ、外乱等による過度の弛みや切り込みの発生を抑えることができる。
以下、図面を参照して、本発明であるヒンジキャップを詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の形態であるヒンジキャップ1を蓋体開放状態で示す斜視図であり、また、図2(a),(b)はそれぞれ、同キャップに対して容器30からの取り外し操作を行ったときの作用効果を示す要部斜視図である。図3は、同キャップを閉じた状態を示す縦断面図である。
符号2は、容器30の口部(以下、「容器口部」という)31に固定される本体である。本体2は、容器口部31の上側に配置される天壁2aと、この天壁2aの外縁から垂下して容器口部31の外周面を取り囲む側壁(以下、「本体側壁」という)2bとを有する。
天壁2aには、注出筒2a1が一体に起立し、その内側には、プルリング2a2を一体に備える封止栓2a3が設けられている。封止栓2a3は、注出筒2a1の内側に、プルリング2a2の引き上げより破断可能な薄肉部2a4を介して一体に繋がる。これにより、プルリング2a2を利用して封止栓2a3を引き上げると、薄肉部2a4が切断されることで、注出筒2a1の内側には、容器30の内側に通じる注出口が形成される。
本体側壁2bの内周面には、図3に示す如く、容器口部31の外周面に設けた係合突部31pに嵌合する環状の係合突起2cが形成されている。
符号3は、本体側壁2bを取り囲む周壁である。周壁3は、図3に示すように、本体側壁2bの前方下端付近が連結部4を介して一体に連結されていると共に、本体側壁2bの後方下端付近も、軸線O周りに間隔を配置された破断可能な複数の連結片Cを介して一体に連結されている。これにより、周壁3は、本体側壁2bとの間に隙間Sを生じさせるように配置される。
符号5は、周壁3における、連結部4と対向する位置にヒンジ6を介して一体に連結され天壁2aを覆う開閉可能な蓋体である。蓋体5は、蓋体5を開いて引っ張ることで、周壁3に対する引張りを生起させる操作片として機能する。即ち、蓋体5を開いて引き上げることで、複数の連結片Cが順次切断された後、周壁3は、連結部4を基点に引き上げられることになる。これにより、本体側壁2bが連結部4近くで捲り上げられることで、容器口部31からの取り外しが容易になる。
符号7aは、周壁3に設けられた薄肉部である。薄肉部7aは、周壁3の外周面3a側を窪ませることで膜状に形作られ、図1等に示すように、連結部4の側部に沿って周壁3の下端3e1を切り欠くように繋がる。本形態では、2つの薄肉部7aがキャップ軸線O周りに間隔を空けて連結部4の側部に隣接配置されている。これにより、蓋体5を介して周壁3を引き上げると、図2(a)に示すように、周壁3に対する引っ張りに伴い薄肉部7aが引き伸ばされるため、周壁3を元に戻すと、薄肉部7aは、図2(b)に示すように弛んだ状態となる。
即ち、本形態では、本体2を取り囲んで連結される周壁3に、当該周壁3に対する引っ張りに伴い引き伸ばされて弛みを生じる薄肉部7aを設けることで、図2(a)に示すように、蓋体5を介して周壁3を引っ張って取り外そうとすれば、その痕跡が図2(b)に示すように周壁3の外観形状の一部に弛みとして現れる。このため、ヒンジキャップ1に対して取り外し行為が行われた場合には、周壁3の外観形状から当該行為が行われたかどうかを明確に認識することができる。
従って、本形態のヒンジキャップ1は、容器30からの取り外し行為が行われたときには、それを明確に認識することができる、安全性の高いヒンジキャップとなる。なお、図2(a)では、連結片Cの痕跡を省略している。
また、本形態の如く、弛みを生じる薄肉部7aを、連結部4に隣接配置すれば、弛みの形成が容易になるため、取り外し行為に関する安全性を更に高めることができる。また、本形態の如く、弛みを生じる薄肉部7aを、周壁3の下端3e1に繋がるように配置しただけの場合も同様である。
図4は、本発明の第2の形態である、ヒンジキャップ1の変形例を蓋体開放状態で示す斜視図であり、また、図5(a),(b)はそれぞれ、同キャップに対して容器30からの取り外し操作を行ったときの作用効果を示す要部斜視図である。なお、第1の形態と実質的に同一な部分は同一符号をもって、その説明を省略する。
符号7bも、周壁3に設けられた薄肉部である。薄肉部7bも、周壁3の内周面3b側を窪ませることで膜状に形作られ、図4等に示すように、連結部4の側部に沿って周壁3の上端3e2を切り欠くように繋がる。本形態も、2つの薄肉部7bがキャップ軸線O周りに間隔を空けて連結部4の上側隅部に隣接配置されている。これにより、蓋体5を介して周壁3を引き上げると、図5(a)に示すように、周壁3に対する引っ張りに伴い薄肉部7bが引き伸ばされるため、周壁3を元に戻すと、薄肉部7bは、図5(b)に示すように弛んだ状態となる。
即ち、本形態も、図5(a)に示すように、蓋体5を介して周壁3を引っ張って取り外そうとすれば、その痕跡が図5(b)に示すように周壁3の外観形状の一部に弛みとして現れる。このため、ヒンジキャップ1に対して取り外し行為が行われた場合には、周壁3の外観形状から当該行為が行われたかどうかを明確に認識することができる。
従って、本形態も、容器30からの取り外し行為が行われたときには、それを明確に認識することができる、安全性の高いヒンジキャップとなる。なお、図5(a)でも、連結片Cの痕跡を省略している。
また、本形態の如く、弛みを生じる薄肉部7bを、周壁3の上端3e2に繋がるように配置すれば、弛みが形成され難くなることで、取り外し行為に関する安全性を高めつつ、外乱等による過度の弛みや切り込みの発生を抑えることができる。
図6は、本発明の第3の形態であるヒンジキャップ10を蓋体閉鎖状態で示す要部斜視図であり、また、図7,8はそれぞれ、同キャップを開放側から示した要部正面図及び、同キャップに対して容器30からの取り外し操作を行ったときの作用効果を示す斜視図である。なお、他の形態と実質的に同一な部分は同一符号をもって、その説明を省略する。
符号8aは、周壁3の外周面3aに設けられた切断予定線である。切断予定線8aは、連結部4の上側の一部から隅部を経て側部を通って下端3e1に向かって断続的に延在する複数の薄肉部からなる切り込みで形作られ、図7に示すように、周壁3の下端3e1に繋がる。即ち、本形態では、2つの切断予定線8aがキャップ軸線O周りに間隔を空けて連結部4に隣接配置されている。これにより、蓋体5を介して周壁3を引き上げると、切断予定線8aは、図8に示すように、周壁3に対する引っ張りに伴い部分的に切り開かれた状態となり、破断部(切り込み)3sを形成する。
本形態では、周壁3に、この周壁3に対する引っ張りに伴い部分的に切り開かれる切断予定線8aを設けたことで、蓋体5を介して周壁3を引っ張って取り外そうとすれば、その痕跡が図8に示すように周壁3の外観形状の一部に破断部3sとして現れる。このため、弛みと同様、ヒンジキャップ10に対して取り外し行為が行われた場合には、周壁3の外観形状から当該行為が行われたかどうかを明確に認識することができる。
従って、本形態のヒンジキャップ10も、容器30からの取り外し行為が行われたときには、それを明確に認識することができる、安全性の高いヒンジキャップとなる。なお、図8(a)でも、連結片Cの痕跡を省略している。
また、切断予定線8aの場合も、本形態の如く、切断予定線8aを連結部4に隣接配置すれば、破断部3sの形成が容易になるため、取り外し行為に関する安全性を更に高めることができる。また、本形態の如く、切断予定線8aを、周壁3の下端3e1に繋がるように配置しただけの場合も同様である。
図9は、本発明の第4の形態であるヒンジキャップ20を蓋体開放状態で示す斜視図であり、また、図10(a),(b)はそれぞれ、同キャップを閉じた状態を示す縦断面図及び同キャップを下端側から示す要部底面図である。図11は、同キャップに対して容器30からの取り外し操作を行ったときの作用効果を示す要部斜視図である。なお、他の形態と実質的に同一な部分は同一符号をもって、その説明を省略する。
本形態では、連結部4を周壁3の下端3e1と上端3e2との間に延在させることで周壁3と本体側壁2bとを連結すると共に、当該連結部4に1つの切断予定線8bが配置されている。切断予定線8bは、図10に示すように、連結部4内に、周壁3の下端3e1と上端3e2との中心付近から下端3e1に向かって延在し、その下端3e1で開口する空間Rを形成すると共に、この空間Rを形作る外周側側面fraを径方向外向きに窪ませた膜状の薄肉部を溝形に形成してなる。即ち、切断予定線8bは、周壁3の周方向に加わる外力によって破断可能な膜状の薄肉部を溝状にしてなる。
なお、本形態では、空間Rを形作る内周側側面frbにも径方向内向きに窪ませた薄肉部を形成することで、切断予定線8bを形成している。このため、側壁3は、全体として切り開かれることになる。但し、本発明に従えば、少なくとも、切断予定線8bは、外周側側面fraに設ければよい。即ち、本発明に従えば、その切り込みは周壁3の外周面3aに現れればよい。
加えて、連結部4内に空間Rを形成したことで、隙間Sと空間Rとの間にはそれぞれ、軸線Oに沿って伸びる脚部4aが形成される。これにより、蓋体5を開いて引っ張って、複数の連結片Cを順次切断した後、周壁3に、図11の矢印で示すような連結部4を基点に周方向に沿った引っ張り力が働くと、切断予定線8bは、同図に示すように、周壁3に対する引っ張りによって切り開かれた状態となり、第3の形態と同様、破断部3sを形成する。
従って、本形態のヒンジキャップ20も、容器30からの取り外し行為が行われたときには、それを明確に認識することができる、安全性の高いヒンジキャップとなる。
また、本形態の如く、切断予定線8bを連結部4に配置すれば、破断部3sが形成され難くなることで、取り外し行為に関する安全性を高めつつ、外乱等による過度の破断部3sの発生を抑えることができる。なお、本形態のように、切断予定線8bとして、連結部4内に閉空間Rを形作る破断可能な膜状のものを採用し、下端3e1に近接する溝形に構成すれば、当該切断予定線8bを破断させることなく、第1の形態のような弛みを生じさせ、或いは、弛みを生じさせながら破断させることができる。
図12は、本発明の第5の形態である、第4の形態の変形例を蓋体開放状態で示す斜視図であり、また、図13は、同キャップに対して容器30からの取り外し操作を行ったときの作用効果を示す要部斜視図である。
本形態は、連結部4に複数の切断予定線8bを配置したものである。なお、他の形態と実質的に同一な部分は同一符号をもって、その説明を省略する。
図14は、本発明の第6の形態である、第1及び第4の形態との組み合わせに係る第3の形態の変形例を蓋体開放状態で示す斜視図であり、また、図15は、同キャップに対して容器30からの取り外し操作を行ったときの作用効果を示す要部斜視図である。なお、他の形態と実質的に同一な部分は同一符号をもって、その説明を省略する。
符号8cは、第1の形態と同様、キャップ軸線O周りに間隔を空けて連結部4の側部に隣接配置された切断予定線である。切断予定線8cは、第4の形態と同様、周壁3の外周面3a側を窪ませることで膜状の薄肉部が溝状に形作られ、図14等に示すように、周壁3の下端3e1を切り欠くように繋がる。これにより、蓋体5を介して周壁3を引き上げると、切断予定線8cは、図15に示すように、周壁3に対する引っ張りに伴い部分的に切り開かれた状態となり、第3の形態と同様、破断部3sを形成する。
従って、本形態のヒンジキャップ20も、容器30からの取り外し行為が行われたときには、それを明確に認識することができる、安全性の高いヒンジキャップとなる。なお、図15でも、連結片Cの痕跡を省略している。
なお、本形態のように、切断予定線8cとして、膜状のものを採用して下端3e1を切り欠く溝形に構成しても、当該切断予定線8cを破断させることなく、第1の形態のような弛みを生じさせ、或いは、弛みを生じさせながら破断させることができる。
上述したところは、本発明の好適な形態をしたものであるが、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、弛みを生じる薄肉部7又は切断予定線8のレイアウトは、必ずしも、本形態のように、連結部4との相対な位置関係で規定する必要は無い。また、連結部4は、周壁3の本体側壁2bの前方上端付近にて周壁3を一体に連結することもできる。また、第4〜第6の形態では、連結部4と周壁3との間に、周壁3の下端3e1から切断予定線8a,8bの上端に至るまで切り込みを形成しておくこともできる。
加えて、各形態に採用された各構成はそれぞれ、互いに適宜組み合わせることができる。例えば、第1及び第2の形態に係る薄肉部7a,7bはそれぞれ、周壁3の下端3e1及び上端3e2を切り欠くことなく、第4の形態の如く、当該下端3e1及び上端3e2に近接配置することもできる。
本発明の第1の形態であるヒンジキャップを蓋体開放状態で示す斜視図である。 (a),(b)はそれぞれ、同キャップに対して容器からの取り外し操作を行ったときの作用効果を示す要部斜視図である。 同キャップを閉じた状態を示す縦断面図である。 本発明の第2の形態である、第1の形態の変形例を蓋体開放状態で示す斜視図である。 (a),(b)はそれぞれ、同形態のキャップに対して容器からの取り外し操作を行ったときの作用効果を示す要部斜視図である。 本発明の第3の形態であるヒンジキャップを蓋体閉鎖状態で示す要部斜視図である。 同キャップを開放側から示した要部正面図である。 同キャップに対して容器からの取り外し操作を行ったときの作用効果を示す斜視図である。 本発明の第4の形態であるヒンジキャップ20を蓋体開放状態で示す斜視図である。 (a),(b)はそれぞれ、同キャップを閉じた状態を示す縦断面図及び同キャップを下端側から示す要部底面図であるである。 同キャップに対して容器からの取り外し操作を行ったときの作用効果を示す要部斜視図である。 本発明の第5の形態である、第4の形態の変形例を蓋体開放状態で示す斜視図である。 同キャップに対して容器からの取り外し操作を行ったときの作用効果を示す要部斜視図である。 本発明の第6の形態である、第1及び第4の形態との組み合わせに係る第3の形態の変形例を蓋体開放状態で示す斜視図である。 同キャップに対して容器からの取り外し操作を行ったときの作用効果を示す要部斜視図である。
符号の説明
1 ヒンジキャップ(第1及び第2の形態)
2 本体
2a 天壁
2a1 注出筒
2a2 プルリング
2a3 封止栓
2a4 薄肉部
2b 本体側壁
2c 嵌合突起
3 周壁
3a 周壁の外周面
4a 脚部
5 蓋体
6 ヒンジ
7a 薄肉部(膜状部)
7b 薄肉部(溝状部)
8a 切断予定線(複数の切り込みからなる)
8b 切断予定線(溝形の膜状部)
8c 切断予定線(溝形の溝状部)
10 ヒンジキャップ(第3の形態)
20 ヒンジキャップ(第4及び第6の形態)
30 容器
31 容器口部
C 連結片

Claims (10)

  1. 容器口部に嵌合する本体と、この本体を取り囲みその一部に連結される周壁と、この周壁にヒンジを介して連結される蓋体とを備え、
    当該蓋体と共に周壁を引き上げることで本体を容器口部から取り外し可能なヒンジキャップにおいて、
    前記周壁に、当該周壁に対する引っ張りに伴い弛みを生じる薄肉部を設けたことを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 請求項1において、前記薄肉部を、前記連結部に隣接配置したことを特徴とするヒンジキャップ。
  3. 請求項1又は2において、前記薄肉部を、前記連結部に配置したことを特徴とするヒンジキャップ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、前記薄肉部を、周壁の下端に繋がるように配置したことを特徴とするヒンジキャップ。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項において、前記薄肉部を、前記連結部周壁の上端に繋がるように配置したことを特徴とするヒンジキャップ。
  6. 容器口部に嵌合する本体と、この本体を取り囲みその一部に連結される周壁と、この周壁にヒンジを介して連結される蓋体とを備え、
    当該蓋体と共に周壁を引き上げることで本体を容器口部から取り外し可能なヒンジキャップにおいて、
    前記周壁に、当該周壁に対する引っ張りに伴い部分的に切り開かれる切断予定線を設けたことを特徴とするヒンジキャップ。
  7. 請求項6において、前記切断予定線を、前記連結部に隣接配置したことを特徴とするヒンジキャップ。
  8. 請求項6又は7において、前記切断予定線を、前記連結部に配置したことを特徴とするヒンジキャップ。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項において、前記切断予定線を、周壁の下端に繋がるように配置したことを特徴とするヒンジキャップ。
  10. 請求項6乃至8のいずれか1項において、前記薄肉部を、前記連結部周壁の上端に繋がるように配置したことを特徴とするヒンジキャップ。
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