JP2010126191A - 容器蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本体(4)とこの本体に旋回自在に接続された外蓋(6)とを含み、本体の上面壁には排出筒(22)が配設され且つ排出筒には内蓋(46)が旋回自在に接続されており、外蓋の開閉動に応じて内蓋が開閉動される型の、合成樹脂から一体に成形された容器蓋(2)において、外蓋が開位置から閉位置に充分円滑に旋回動されると共に、内蓋を排出筒に接続する第二のヒンジ手段(44)が比較的短期間の内に毀損されしまうことがないように改良する。
【解決手段】 内蓋にはその内面両側部に係止突起(50)を形成し、排出筒にはその両側面から上方に延出する受け突起(54)を形成し、内蓋が閉位置から開位置に旋回動せしめられる際には係止突起が受け突起を弾性的に乗り越える形態にせしめると共に、係止突起には係止面(52)を形成し及び/又は受け突起には受け面(56)を形成し、内蓋が開位置にあるときの係止面及び/又は受け面は第一のヒンジ手段から遠ざかる方向に向かって下方に傾斜して延在するように構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、本体とこの本体に旋回自在に接続された外蓋とを含み、本体の上面壁には排出筒が配設され且つ排出筒には内蓋が旋回自在に接続されており、外蓋が本体の上面壁を覆う閉位置から開位置に旋回動せしめられると内蓋が排出筒の先端に存在する排出口を閉じる閉位置から排出口を開放する開位置に旋回動され、外蓋が開位置から閉位置に旋回動せしめられると内蓋が開位置から閉位置に旋回動せしめられる型の、合成樹脂から一体に成形された容器蓋に関する。
下記特許文献1には、食用油或いは液体調味料を収容した容器に好適に適用することができる容器蓋として、上面壁及びこの上面壁の周縁から垂下する筒状側壁を有する本体と、天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下する筒状スカート壁を有する外蓋とを含み、外蓋のスカート壁と本体の側壁とは第一のヒンジ手段を介して接続されており、外蓋は本体の上面壁を覆う閉位置と上面壁を露呈せしめる開位置との間を旋回自在である、合成樹脂から一体に成形された容器蓋が開示されている。本体の天面壁には第一のヒンジ手段から遠ざかる方向に延出し且つ先端には排出口が形成されている排出筒が配設されており、排出筒の上面には排出口を覆う閉位置と排出口を開放する開位置との間を旋回自在に第二のヒンジ手段を介して内蓋が接続されている。外蓋のスカート壁の内周面には、外蓋が閉位置から開位置に旋回せしめられる間に内蓋に干渉して内蓋を閉位置から開位置に旋回動せしめ且つ外蓋が開位置から閉位置に旋回せしめられる間に内蓋に干渉して内蓋を開位置から閉位置に向けて旋回せしめ、しかる後に内蓋から離隔せしめられる干渉手段が配設されている。また、外蓋のスカート壁の内周面及び/又は天面壁の内面には外蓋が開位置から閉位置に旋回せしめられると内蓋に当接して内蓋を閉位置に強制する押圧手段が形成されている。内蓋は排出筒の両側面を超えて張り出す板状片であり、その内面中央部には排出口に係合するシールリングが形成されている
特開2008−74470号公報
特許文献1に開示されている上記容器蓋は、外蓋の開閉動に応じて内蓋が開閉動せしめられ、従って使用者が内蓋を操作する必要がなく、開閉操作が簡便であり且つ衛生的である等の優れた利点を有する。しかしながら、本発明者等の経験によれば、未だ充分に満足し得るものではなく、次のとおりの解決すべき問題を有する。
第一に、外蓋を開位置から閉位置に旋回動せしめる際には、外蓋に配設された押圧手段が内蓋に作用して内蓋を開位置から閉位置に旋回動せしめるが、排出筒には内蓋の下縁が当接せしめられ内蓋が偶発的に開位置から閉位置に旋回動せしめられるのに抵抗する受け面を有する手段が配設されており、内蓋が開位置から閉位置に旋回動せしめられる際には内蓋の下縁が受け面を乗り越えることが必要である。然るに、受け面が水平方向に対して30度程度の傾斜角度をなして第一のヒンジ手段から遠ざかる方向に向かって上方に傾斜して延在していることに起因して、内蓋には第二のヒンジ手段から前方に向かって上方に強制する力が作用し、かかる力の作用方向が外蓋から内蓋に加えられる力の方向に対して相当な角度(例えば90度程度の角度)をなし、これに起因して外蓋の旋回動が充分円滑に遂行されず、そしてまた比較的短期間の内に第二のヒンジ手段のヒンジ機能が毀損されてしまう傾向がある。
第二に、外蓋が閉位置にせしめられたときに内蓋に当接して内蓋を閉位置に強制する押圧手段は、シールリングの中央部に整合した部位で内蓋の外面に当接する板状押圧片から構成されている。それ故に、内蓋の中央部に集中的に押圧力が加えられ、これに起因して内蓋がその中央部が沈降した湾曲形状に変形され、排出口のシール効果が劣化し、そしてまた受け手段と係止手段との協働作用が毀損されてしまう傾向がある。
第三に、内蓋を排出筒に接続している第二のヒンジ手段の片端が排出筒の先端に接続されている故に、排出筒から排出される液体がその表面張力等に起因して第二のヒンジ手段及び内蓋の内面に流動して付着してしまう傾向がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その第一の技術的課題は、外蓋が開位置から閉位置に充分円滑に旋回動されると共に、内蓋を排出筒に接続する第二のヒンジ手段が比較的短期間の内に毀損されしまうことがない、新規且つ改良された容器蓋を提供することである。
本発明の第二の技術的課題は、内蓋がその中央部が沈降した湾曲形状に変形されることが充分確実に防止される、新規且つ改良された容器蓋を提供することである。
本発明の第三の技術的課題は、排出筒から排出される液体が第二のヒンジ手段及び内蓋の内面に付着することが可及的に回避される、新規且つ改良された容器蓋を提供することである。
本発明の一局面によれば、排出筒の両側面を超えて張り出す板状片である内蓋には、その内面両側部に係止突起を形成し、排出筒にはその両側面から上方に延出する受け突起を形成し、内蓋が閉位置から開位置に旋回動せしめられる際には係止突起が受け突起を弾性的に乗り越える形態にせしめると共に、係止突起には係止面を形成し及び/又は受け突起には受け面を形成し、内蓋が開位置にあるときの係止面及び/又は受け面は第一のヒンジ手段から遠ざかる方向に向かって下方に傾斜して延在するように構成する、ことによって上記第一の課題が解決される。
即ち、本発明の第一の局面によれば、上記第一の課題を達成する容器蓋として、本発明の第一の局面によれば、上面壁及び該上面壁の周縁から垂下する筒状側壁を有する本体と、天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する筒状スカート壁を有する外蓋とを含み、該外蓋の該スカート壁と該本体の該側壁とは第一のヒンジ手段を介して接続されており、該外蓋は該本体の該上面壁を覆う閉位置と該上面壁を露呈せしめる開位置との間を旋回自在であり、該本体の該上面壁には該第一のヒンジ手段から遠ざかる方向に延出し且つ先端には排出口が形成されている排出筒が配設されており、該排出筒の上面には該排出口を覆う閉位置と該排出口を開放する開位置との間を旋回自在に第二のヒンジ手段を介して内蓋が接続されており、該外蓋の該スカート壁の内周面には該外蓋が該閉位置から該開位置に旋回せしめられる間に該内蓋に干渉して該内蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめ、しかる後に該内蓋を乗り越えて該内蓋から離隔せしめられ且つ該外蓋が該開位置から該閉位置に旋回せしめられる間に該内蓋に干渉して該内蓋を該開位置から該閉位置に向けて旋回せしめ、しかる後に該内蓋から離隔せしめられる干渉手段が配設され、該外蓋の該スカート壁の内周面及び/又は該天面壁の内面には該外蓋が該開位置から該閉位置に旋回せしめられる間に該内蓋に当接して該内蓋を該閉位置に強制する押圧手段が形成されており、該内蓋は該排出筒の両側面を超えて張り出す板状片であり、その内面中央部には該排出口に係合するシールリングが形成されている、合成樹脂から一体に成形された容器蓋において、
該内蓋の内面両側部には係止突起が形成されており、該排出筒にはその両側面から上方に延出する受け突起が形成されており、該内蓋が該閉位置から該開位置に旋回動せしめられる際には該係止突起が該受け突起を弾性的に乗り越え、該係止突起は係止面を有し及び/又は該受け突起は受け面を有し、該内蓋が該開位置にあるときの該係止面及び/又は該受け面は該第一のヒンジ手段から遠ざかる方向に向かって下方に傾斜して延在する、ことを特徴とする容器蓋が提供される。
本発明の第二の局面によれば、押圧手段を少なくともシールリングの両側部に整合した部位乃至これらよりも外側部位にて内蓋の外面に当接するように構成する、ことによって上記第二の技術的課題が達成される。
即ち、本発明の第二の局面によれば、上記第二の技術的課題を達成する容器蓋として、上面壁及び該上面壁の周縁から垂下する筒状側壁を有する本体と、天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する筒状スカート壁を有する外蓋とを含み、該外蓋の該スカート壁と該本体の該側壁とは第一のヒンジ手段を介して接続されており、該外蓋は該本体の該上面壁を覆う閉位置と該上面壁を露呈せしめる開位置との間を旋回自在であり、該本体の該上面壁には該第一のヒンジ手段から遠ざかる方向に延出し且つ先端には排出口が形成されている排出筒が配設されており、該排出筒の上面には該排出口を覆う閉位置と該排出口を開放する開位置との間を旋回自在に第二のヒンジ手段を介して内蓋が接続されており、該外蓋の該スカート壁の内周面には該外蓋が該閉位置から該開位置に旋回せしめられる間に該内蓋に干渉して該内蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめ、しかる後に該内蓋を乗り越えて該内蓋から離隔せしめられ且つ該外蓋が該開位置から該閉位置に旋回せしめられる間に該内蓋に干渉して該内蓋を該開位置から該閉位置に向けて旋回せしめ、しかる後に該内蓋から離隔せしめられる干渉手段が配設され、該外蓋の該スカート壁の内周面及び/又は該天面壁の内面には該外蓋が該開位置から該閉位置に旋回せしめられる間に該内蓋に当接して該内蓋を該閉位置に強制する押圧手段が形成されており、該内蓋は該排出筒の両側面を超えて張り出す板状片であり、その内面中央部には該排出口に係合するシールリングが形成されている、合成樹脂から一体に成形された容器蓋において、
該押圧手段は、少なくとも該シールリングの両側部に整合した部位乃至これらよりも外側部位にて該内蓋の外面に当接する、ことを特徴とする容器蓋が提供される。
本発明の第三の局面によれば、内蓋を排出筒に接続する第二のヒンジ手段の片端を排出筒の先端よりも後方の部位にて排出筒に接続する、ことによって上記第三の技術的課題が達成される。
即ち、本発明の第三の局面によれば、上記第三の技術的課題を達成する容器蓋として、上面壁及び該上面壁の周縁から垂下する筒状側壁を有する本体と、天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する筒状スカート壁を有する外蓋とを含み、該外蓋の該スカート壁と該本体の該側壁とは第一のヒンジ手段を介して接続されており、該外蓋は該本体の該上面壁を覆う閉位置と該上面壁を露呈せしめる開位置との間を旋回自在であり、該本体の該上面壁には該第一のヒンジ手段から遠ざかる方向に延出し且つ先端には排出口が形成されている排出筒が配設されており、該排出筒の上面には該排出口を覆う閉位置と該排出口を開放する開位置との間を旋回自在に第二のヒンジ手段を介して内蓋が接続されており、該外蓋の該スカート壁の内周面には該外蓋が該閉位置から該開位置に旋回せしめられる間に該内蓋に干渉して該内蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめ、しかる後に該内蓋を乗り越えて該内蓋から離隔せしめられ且つ該外蓋が該開位置から該閉位置に旋回せしめられる間に該内蓋に干渉して該内蓋を該開位置から該閉位置に向けて旋回せしめ、しかる後に該内蓋から離隔せしめられる干渉手段が配設され、該外蓋の該スカート壁の内周面及び/又は該天面壁の内面には該外蓋が該開位置から該閉位置に旋回せしめられる間に該内蓋に当接して該内蓋を該閉位置に強制する押圧手段が形成されている、合成樹脂から一体に成形された容器蓋において、
該内蓋を該排出筒に接続する該第二のヒンジ手段の片端は、該排出筒の先端よりも後方の部位にて該排出筒に接続されている、ことを特徴とする容器蓋が提供される。
好ましくは、該受け突起は該排出筒の上面を超えて上方に突出し、該受け面は該受け突起の上端に配設されており、該係止面は該内蓋が該開位置に位置せしめられている時に該係止突起の下端に位置する。該押圧手段は間隔をおいて配設された2個の押圧片を含み、該押圧片は夫々該シールリングの両側部に整合した部位乃至これらよりも外側部位にて該内蓋の外面に当接するのが好適である。該押圧手段は、更に、該2個の押圧片間に配設され該シールリングの中心に整合した部位で該内蓋の該外面に当接する押圧片も含んでいるのが特に好適である。
本発明の第一の局面に従って提供される容器蓋においては、内蓋が開位置にあるときの係止面及び/又は該受け面は水平に対して第一のヒンジ手段から遠ざかる方向に向かって下方に傾斜して延在する故に、内蓋の係止面及び/又は係止突起の受け面が係止突起及び/又は内蓋を乗り越える際に作用する力の方向と外蓋から内蓋に加えられる力の方向との相対的角度が充分小さく設定され、これに起因して外蓋の旋回動が充分円滑に遂行され、そしてまた比較的短期間の内に第二のヒンジ手段のヒンジ機能が毀損されてしまうことが回避される。
本発明の第二の局面に従って提供される容器蓋においては、押圧手段は、少なくともシールリングの両側部に整合した部位乃至これらよりも外側部位にて内蓋の外面に当接せしめられ、それ故に内蓋の変形が充分に阻止され、排出口のシール効果が長期間に渡って維持され、受け手段と係止手段との協働作用も毀損されることなく維持される。
本発明の第三の局面に従って提供される容器蓋においては、内蓋を排出筒に接続する第二のヒンジ手段の片端が排出筒の先端よりも後方の部位にて排出筒に接続されることによって、排出筒から排出される液体がその表面張力等に起因して第二のヒンジ手段及び内蓋の内面に流動して付着してしまうことが可及的に回避される。
以下、本発明に従って構成された容器蓋の好適実施形態を図示している添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
図1及び図2を参照して説明すると、本発明に従って構成された全体を番号2で示す容器蓋は、ポリエチレン又はポリプロピレンの如き適宜の合成樹脂から一体に射出成形することができる。かかる容器蓋2は本体4と外蓋6とを含んでいる。
本体4は、平面図において円形である上面壁8と、この上面壁8の周縁から垂下する円筒状側壁10とを有する。上面壁8の上面外周縁部には、上方に突出する環状突条12が形成されている。この環状突条12の外周面下部には環状係止溝14が形成されている。環状突条12の内周面は下方に向かって半径方向内方に傾斜せしめられている。上面壁8の下面外周縁には下方に突出する円筒状シール突条16が形成されている。側壁10の内周面上部には環状小突条18が形成され、側壁10の内周面下部には環状係止突条20が形成されている。
図1及び図2を参照して説明を続けると、本体4の上面壁8には全体を番号22で示す排出筒が形成されている。かかる排出筒22は後述する第一のヒンジ手段から遠ざかる方向、即ち図1において左方に向かって、延出せしめられている。図示の実施形態における排出筒22は基部24と先端部26とを有する。基部24は略垂直に上方に延出する一対の側壁部28、略円弧状に延びる後壁部30、上方に向かって半径方向内方に傾斜して延びる前壁部32、及び後壁部30の上端縁と前壁部32の上端縁との間を前方(即ち図1において左方)に向かって上方に傾斜して延びる上壁部34によって規定されている。基部24の前壁部32の上部には円形でよい貫通孔36が形成されている。排出筒22の先端部26は、基部24の前壁部32の前面から前方に向かって上方に傾斜して延出する円筒状突出筒部38によって規定されている。突出筒部38の基縁は貫通孔36を囲繞しており、突出筒部38の中心軸線は貫通孔36の中心軸線と合致せしめられている。突出筒部38の先端には円形排出口40が形成されている。排出筒22の基部24と上記環状突条12との間には弧状受台42が形成されており、弧状受台42の上面は基部24の前壁部32の下端縁から環状突条12の内周面上端縁まで前方に向かって上方に傾斜して延びている。
図1及び図2と共に図3を参照して説明すると、排出筒22の突出筒部38の上面には、ヒンジ手段44(このヒンジ手段44は第二のヒンジ手段を構成する)を介して内蓋46が接続されている。かかる内蓋46は図1乃至図3に実線で示す開位置と図1に二点鎖線で示す閉位置との間を移動自在である(内蓋46の移動については後に更に言及する)。内蓋46は排出筒22の突出筒部38を超えて張り出す横長板状片から構成されており、その上縁は円弧形状である。内蓋46の内面の幅方向中央部には円形シールリング48が形成されている。シールリング48の外径は排出筒22の突出筒部38の先端部内径と実質上同一であり、内蓋46が閉位置にせしめられると、シールリング48が突出筒部38内に嵌入して突出筒部38の先端を密封する。内蓋46の内面の下端両側部には係止突起50が形成されている。かかる係止突起50は、内蓋46が開位置に位置せしめられている状態で最下方に位置する平坦な係止面52を有する。上記ヒンジ手段44は薄肉部を有する帯状片から構成されており、帯状片の下半部が弾性的に変形することによって内蓋46が開位置と閉位置との間を旋回動せしめられる。図4を参照することによって明確に理解される如く、ヒンジ手段44を構成する帯状片の下端は、排出筒22の突出筒部38の先端ではなくて、先端から後方に距離xだけ変位した部位で突出筒部38に接続されていることが重要である。距離xは0.5乃至2.5mm程度でよい。
排出筒22の突出筒部38の両側面には上方に延出する受け突起54が形成されており、かかる受け突起54の上端には平坦な受け面56が規定されている。受け面56は前方(即ち後述する第一のヒンジ手段から遠ざかる方向に向かって下方に傾斜していることが重要である。受け面56の傾斜角度αは0<α<80、特に10<α<70、であるのが好適である。図4を参照することによって明確に理解されるとおり、内蓋46が開位置に位置せしめられている時には、内蓋46に形成されている上記係止面52が受け面56に係合せしめられる。従って、内蓋46が開位置に位置せしめられている時には、上記係止面52も前方に向かって下方に傾斜角度αで傾斜する。
図1及び図2を参照して説明を続けると、外蓋6は円形天面壁58とこの天面壁58の周縁から垂下する筒状スカート壁60とを有する。図示の実施形態においては、スカート壁60は円錐台筒形状の上部62と円筒形状の下部64とを有し、外周面中間部には上方を向いた環状肩面66が形成されている(外蓋6の「上下」は外蓋6が図1に二点鎖線で示す閉位置にせしめられている状態における上下を意味する)。外蓋6のスカート壁60の外周面下端と上記本体4の側壁10との間には全体を番号68で示すヒンジ手段(このヒンジ手段68は第一のヒンジ手段を構成する)が配設されており、かかるヒンジ手段68を介して外蓋6が本体4に接続されており、外蓋6は図1及び図2に実線で示す開位置と図1に二点鎖線で示す閉位置との間を旋回動せしめられる(外蓋6の旋回動については後に更に言及する)。ヒンジ手段68自体は周知の形態でよく、それ故にヒンジ手段68の構成については説明を省略する。ヒンジ手段68の直径方向反対側において、スカート壁60の外周面下端には、外蓋6を旋回動せしめる際に指を掛けることができる弧状突出片70が形成されている。
スカート壁60の下部64の内周面下端部には、ヒンジ手段68が存在する領域を除いて円弧状に延在する係止突条72が形成されている。スカ−ト壁60の内周面には、更に、干渉手段74も配設されている。図示の実施形態においては、干渉手段74は、ヒンジ手段68の直径方向反対側において、周方向に間隔をおいてスカート壁60の下部64の内周面から水平に突出する一対の板状片76から構成されている。かかる板状片76は上記係止突条72よりも若干上方に位置する。スカート壁60の内周面には押圧手段78も配設されている。図示の実施形態においては、押圧手段78は、ヒンジ手段68の直径方向反対側において、周方向に間隔をおいてスカート壁60の上部62の内周面及び天面壁58の内面周縁部から突出する3個の押圧片80から構成されている。押圧片80の各々は実質上鉛直に延在せしめられており、夫々の突出縁は下方に向かって外方に傾斜している。所望ならば、幅方向に連続して延在する単一の広幅押圧片から押圧手段78を構成することもできる。
上述したとおりの容器蓋は、食用油或いは液体調味料を収容した容器(図示していない)の口頸部に好適に適用される。容器の口頸部に容器蓋2を装着する際には、本体4の側壁10とシール突条16との間の環状空間に容器の口頸部の上端部が挿入され、口頸部内に進入するシール突条16によって口頸部が密封される。
外蓋6が図1に二点鎖線で示す閉位置に位置せしめられている時には、外蓋6のスカート壁60の内周面下端部に形成されている係止突状72が本体4の環状突状12の外周面下部に形成されている係止溝14に係止せしめられ、これによって外蓋6が閉位置に維持される。更に、外蓋6が閉位置に位置せしめられている時には、押圧手段78が内蓋46の外面(即ちシールリング48が形成されている面に対して反対側の面)に当接して内蓋46を閉位置に強制し、かくして排出筒22の排出口40を充分確実に密封する。図示の実施形態においては、押圧手段78は周方向に間隔をおいて配設された3個の押圧片80から構成されており、図2を参照することによって明確に理解される如く、両側に位置する2個の押圧片80はシールリング48の両側部に整合した部位乃至これよりも外側部位において内蓋46の外面に当接し、中央の1個はシールリング48の中心に整合した部位で内蓋46の外面に当接している。押圧手段78が中央に位置する1個の押圧片80のみから構成されている場合には、内蓋46の幅方向中央部のみに押圧力が集中して作用すること内蓋46が中央部が沈降した湾曲形状に変形せしめられてしまう傾向があるが、本発明に従って構成された容器蓋2においては、両側に位置する2個の押圧片80はシールシング48の両側部に整合した部位乃至これよりも外側部位において内蓋46の外面に当接せしめられ、それ故に内蓋46の望ましくない変形が充分に回避される。
容器蓋2が装着された容器内に収容されている内容物を消費する際には、外蓋6のスカート壁60の外周面に形成されている突出片70に指を掛けて外蓋6を図1に二点鎖線で示す閉位置から図1及び図2に実線で示す開位置に向けて旋回動せしめる。図1と共に図5を参照して説明を続けると、外蓋6が図5(a)に図示する位置まで開動せしめられると、押圧手段78が内蓋46の外面から充分に離隔せしめられると共に、外蓋6のスカート壁60の内周面に形成されている干渉手段74が内蓋46の内面両側部に当接して内蓋46に干渉し始める。そして、外蓋6が図5(a)に図示する位置から図5(b)を経て図5(c)に図示する位置まで開動せしめられると、外蓋46の開動に付随して開動せしめられる内蓋46に配設されている係止突起50が排出筒22に配設されている受け突起54を弾性的に乗り越える。外蓋6が更に図5(d)に図示する位置まで開動せしめられる際には、内蓋46もこれに付随して更に開動せしめられるが、外蓋6が図5(d)に図示する位置を越えて更に開動せしめられると、外蓋6の干渉手段74は内蓋46から離隔せしめられる。外蓋6の干渉手段74が内蓋46から離隔せしめられると、内蓋46は弾性的に閉位置に向けて閉動せんとする傾向があるが、内蓋46の係止突起50の係止面52が排出筒22に配設されている受け突起54の受け面56に当接し、これによって内蓋46の閉動が阻止され、内蓋46は開位置に維持される(図4を参照されたい)。
上述したとおり外蓋6を開動せしめるとこれに付随して内蓋46が開動せしめられるので、消費者は内蓋46自体に指を掛けてこれを開動する必要なくして、容器の内容物を排出筒22を通して排出することができる。本発明に従って構成された容器蓋2においては、内蓋46を排出筒22に接続しているヒンジ手段44を構成している帯状片の下端は排出筒22の突出筒部38の先端ではなくて先端から距離xだけ後方に変位した部位で突出筒部38に接続されており、それ故に突出筒部38の先端に形成されている排出口40から排出される内容物が比較的粘性が高い液体である場合でも、表面張力等に起因してヒンジ手段44乃至内蓋46の内面に流動してそこに付着してしまうことが可及的に回避される。
内容物の消費を終了した後においては、外蓋6を図1及び図2に図示する開位置から図1に二点鎖線で示す閉位置に旋回動せしめる。図1と共に図6を参照して説明すると、外蓋6を図6(a)に図示する位置まで閉動せしめると、外蓋6のスカート壁60に形成されている干渉手段74が開位置に位置せしめられている内蓋46の外面に当接して内蓋46に干渉し始める。そして、外蓋6を図6(a)に図示する位置から図6(b)に図示する位置まで閉動せしめると、外蓋6の閉動に付随して内蓋46も閉動せしめられ、内蓋46に配設されている係止突起50が排出筒22に配設されている受け突起54を弾性的に乗り越える。図4を参照することによって明確に理解される如く、本発明に従って構成された容器蓋2においては、受け突起54の受け面56(及び図4に図示する状態における係止突起50の係止面52)はヒンジ手段68から遠ざかる方向に向かって下方に傾斜角度αをなして傾斜せしめられている。それ故に、外蓋6から内蓋46に加えられる力の方向V1と係止面52が受け面56を乗り越える際に両者間に作用する力の方向V2との相対的角度が充分に小さくなり、従って係止突起50が充分円滑に受け突起54を弾性的に乗り越えることができ、そしてまた外蓋6の開閉を繰り返し遂行しても内蓋46を排出筒22に接続しているヒンジ手段44が毀損されてしまうことが充分確実に回避される。外蓋6が図6(b)に図示する位置から図6(c)を経て図6(d)に図示する位置まで閉動せしめられると、これに付随して内蓋46も閉動せしめられて内蓋46は排出筒22の排出口40を密封する閉位置にせしめられる。図6(d)に図示する位置を越えて外蓋6が更に閉動せしめられると、外蓋6の干渉手段74は内蓋46から離隔せしめられる。干渉手段74が内蓋46から離隔せしめられると、内蓋46は弾性的に開方向に旋回動する傾向があるが、外蓋6が図1に二点鎖線で示す閉位置まで閉動せしめられる間に、外蓋6の配設されている押圧手段78が内蓋46の外面に当接して内蓋46を閉位置に強制する。また、外蓋6に形成されている係止突状72が本体4の環状突状12に形成されている係止溝14に係止され、これによって外蓋6が閉位置に維持される。
本発明に従って構成された容器蓋の好適実施形態を、外蓋が開位置にある状態で示す断面図。 図1に示す容器蓋を、外蓋が開位置にある状態で示す平面図。 図1に示す容器蓋の本体を示す部分断面図。 図1に示す容器蓋の本体における排気筒に配設された受け突起と内蓋に配設された係止突起との関係示す拡大部分断面図。 図1に示す容器蓋における、外蓋が閉位置から開位置に開動せしめられる時の挙動を示す断面図。 図1に示す容器蓋における、外蓋が開位置から閉位置に閉動せしめられる時の挙動を示す断面図。
符号の説明
2:容器蓋
4:本体
6:外蓋
8:本体の上面壁
10:本体の側壁
22:排出筒
44:ヒンジ手段(第二のヒンジ手段)
46:内蓋
48:シールリング
50:係止突起
52:係止面
54:受け突起
56:受け面
58:外蓋の天面壁
60:外蓋のスカート壁
68:ヒンジ手段(第一のヒンジ手段)
74:干渉手段
76:板状片
78:押圧手段
80:押圧片

Claims (10)

  1. 上面壁及び該上面壁の周縁から垂下する筒状側壁を有する本体と、天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する筒状スカート壁を有する外蓋とを含み、該外蓋の該スカート壁と該本体の該側壁とは第一のヒンジ手段を介して接続されており、該外蓋は該本体の該上面壁を覆う閉位置と該上面壁を露呈せしめる開位置との間を旋回自在であり、該本体の該上面壁には該第一のヒンジ手段から遠ざかる方向に延出し且つ先端には排出口が形成されている排出筒が配設されており、該排出筒の上面には該排出口を覆う閉位置と該排出口を開放する開位置との間を旋回自在に第二のヒンジ手段を介して内蓋が接続されており、該外蓋の該スカート壁の内周面には該外蓋が該閉位置から該開位置に旋回せしめられる間に該内蓋に干渉して該内蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめ、しかる後に該内蓋を乗り越えて該内蓋から離隔せしめられ且つ該外蓋が該開位置から該閉位置に旋回せしめられる間に該内蓋に干渉して該内蓋を該開位置から該閉位置に向けて旋回せしめ、しかる後に該内蓋から離隔せしめられる干渉手段が配設され、該外蓋の該スカート壁の内周面及び/又は該天面壁の内面には該外蓋が該開位置から該閉位置に旋回せしめられる間に該内蓋に当接して該内蓋を該閉位置に強制する押圧手段が形成されており、該内蓋は該排出筒の両側面を超えて張り出す板状片であり、その内面中央部には該排出口に係合するシールリングが形成されている、合成樹脂から一体に成形された容器蓋において、
    該内蓋の内面両側部には係止突起が形成されており、該排出筒にはその両側面から上方に延出する受け突起が形成されており、該内蓋が該閉位置から該開位置に旋回動せしめられる際には該係止突起が該受け突起を弾性的に乗り越え、該係止突起は係止面を有し及び/又は該受け突起は受け面を有し、該内蓋が該開位置にあるときの該係止面及び/又は該受け面は該第一のヒンジ手段から遠ざかる方向に向かって下方に傾斜して延在する、ことを特徴とする容器蓋。
  2. 該受け突起は該排出筒の上面を超えて上方に突出し、該受け面は該受け突起の上端に配設されており、該係止面は該内蓋が該開位置に位置せしめられている時に該係止突起の下端に位置する、請求項1記載の容器蓋。
  3. 該押圧手段は、少なくとも該シールリングの両側部に整合した部位乃至これらよりも外側部位にて該内蓋の外面に当接する、請求項1又は2記載の容器蓋。
  4. 該押圧手段は間隔をおいて配設された2個の押圧片を含み、該押圧片は夫々該シールリングの両側部に整合した部位乃至これらよりも外側部位にて該内蓋の外面に当接する、請求項3記載の容器蓋。
  5. 該押圧手段は該2個の押圧片間に配設され該シールリングの中心に整合した部位で該内蓋の該外面に当接する押圧片も含んでいる、請求項4記載の容器蓋。
  6. 該内蓋を該排出筒に接続する該第二のヒンジ手段の片端は、該排出筒の先端よりも後方の部位にて該排出筒に接続されている、請求項1から5までのいずれかに記載の容器蓋。
  7. 上面壁及び該上面壁の周縁から垂下する筒状側壁を有する本体と、天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する筒状スカート壁を有する外蓋とを含み、該外蓋の該スカート壁と該本体の該側壁とは第一のヒンジ手段を介して接続されており、該外蓋は該本体の該上面壁を覆う閉位置と該上面壁を露呈せしめる開位置との間を旋回自在であり、該本体の該上面壁には該第一のヒンジ手段から遠ざかる方向に延出し且つ先端には排出口が形成されている排出筒が配設されており、該排出筒の上面には該排出口を覆う閉位置と該排出口を開放する開位置との間を旋回自在に第二のヒンジ手段を介して内蓋が接続されており、該外蓋の該スカート壁の内周面には該外蓋が該閉位置から該開位置に旋回せしめられる間に該内蓋に干渉して該内蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめ、しかる後に該内蓋を乗り越えて該内蓋から離隔せしめられ且つ該外蓋が該開位置から該閉位置に旋回せしめられる間に該内蓋に干渉して該内蓋を該開位置から該閉位置に向けて旋回せしめ、しかる後に該内蓋から離隔せしめられる干渉手段が配設され、該外蓋の該スカート壁の内周面及び/又は該天面壁の内面には該外蓋が該開位置から該閉位置に旋回せしめられる間に該内蓋に当接して該内蓋を該閉位置に強制する押圧手段が形成されており、該内蓋は該排出筒の両側面を超えて張り出す板状片であり、その内面中央部には該排出口に係合するシールリングが形成されている、合成樹脂から一体に成形された容器蓋において、
    該押圧手段は、少なくとも該シールリングの両側部に整合した部位乃至これらよりも外側部位にて該内蓋の外面に当接する、ことを特徴とする容器蓋。
  8. 該押圧手段は間隔をおいて配設された2個の押圧片を含み、該押圧片は夫々該シールリングの両側部に整合した部位乃至これらよりも外側部位にて該内蓋の外面に当接する、請求項7記載の容器蓋。
  9. 該押圧手段は該2個の押圧片間に配設され該シールリングの中心に整合した部位で該内蓋の該外面に当接する押圧片も含んでいる、請求項7記載の容器蓋。
  10. 上面壁及び該上面壁の周縁から垂下する筒状側壁を有する本体と、天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する筒状スカート壁を有する外蓋とを含み、該外蓋の該スカート壁と該本体の該側壁とは第一のヒンジ手段を介して接続されており、該外蓋は該本体の該上面壁を覆う閉位置と該上面壁を露呈せしめる開位置との間を旋回自在であり、該本体の該上面壁には該第一のヒンジ手段から遠ざかる方向に延出し且つ先端には排出口が形成されている排出筒が配設されており、該排出筒の上面には該排出口を覆う閉位置と該排出口を開放する開位置との間を旋回自在に第二のヒンジ手段を介して内蓋が接続されており、該外蓋の該スカート壁の内周面には該外蓋が該閉位置から該開位置に旋回せしめられる間に該内蓋に干渉して該内蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめ、しかる後に該内蓋を乗り越えて該内蓋から離隔せしめられ且つ該外蓋が該開位置から該閉位置に旋回せしめられる間に該内蓋に干渉して該内蓋を該開位置から該閉位置に向けて旋回せしめ、しかる後に該内蓋から離隔せしめられる干渉手段が配設され、該外蓋の該スカート壁の内周面及び/又は該天面壁の内面には該外蓋が該開位置から該閉位置に旋回せしめられる間に該内蓋に当接して該内蓋を該閉位置に強制する押圧手段が形成されている、合成樹脂から一体に成形された容器蓋において、
    該内蓋を該排出筒に接続する該第二のヒンジ手段の片端は、該排出筒の先端よりも後方の部位にて該排出筒に接続されている、ことを特徴とする容器蓋。
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