JP2006256619A - 開閉自在の小蓋を有するヒンジキャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器の口部に装着する上面壁と側壁を有するキャップ本体と、キャップ本体と外ヒンジを介して連結された上蓋とからなるキャップであって、キャップ本体上面壁には外ヒンジと反対側に上方斜め横方向に延びる筒状注出口が形成され、注出口上部先端に注出口を開閉する小蓋が内ヒンジを介して連結されており、小蓋には、内ヒンジと反対側に鍔部が形成されており、上蓋の開閉側の径方向内方に折り込まれたフラップ片が形成されており、注出口の小蓋の開閉が、上蓋の開閉作動に伴って連動するフラップ片に制御されるようにした開閉自在の小蓋を有するヒンジキャップ。
【選択図】図1
Description
ンジキャップに関するものであり、より詳しくは、キャップ本体と、該キャップ本体にヒ
ンジを介して開閉自在に連結された上蓋を備え、該上蓋内に、ヒンジを介して筒状注出口
に着脱される小蓋を有するヒンジキャップであって、上記筒状注出口に着脱される小蓋の
開閉が、上蓋の開閉作動に連動してなされるようにした開閉自在の小蓋を有するヒンジキ
ャップに関する。
ンジキャップは、上蓋の開閉がワンタッッチで行なうことができることや、上蓋が落下し
て紛失するおそれがないために、食用油や調味料のような容器内容物を頻繁に利用するも
のを収容する容器用として、好んで使用されている。
このヒンジキャップの一般的な形状として、下記のものが知られている。
るキャップ本体dに、これを開閉する上蓋eをヒンジfにて連結し、キャップ本体dの天
板に注出口gを備えると共にこの注出口gを開閉栓するリング壁hを上蓋eの天板に備え
ている。
ヒンジキャップa1は、図10に示すように、キャップ本体dの天板部に横方向に延びた
注出口iを備えてあるために、容器bを押圧して内容物を筒状注出口iから押し出した後
に容器bの押圧をやめると、容器bの復元力により筒状注出口i内にある内容物が容器b
内に戻り、筒状注出口iの周辺に垂れることがなく、さらに、この筒状注出口iを塞ぐ突
起jを上蓋eに設けてあるから、キャップ本体dに上蓋eを被着すると、筒状注出口iに
突起jが当接して塞ぐことが出来るようになっている。
、このヒンジキャップa2は、特許文献2で述べた筒状注出口iに別ピースの小蓋kが嵌
められるようになっている。
すように、筒状注出口iに装着される小蓋kはヒンジを支点として開閉されるようになっ
ており、さらに、この小蓋の閉栓は、上蓋eの閉蓋作動に連動してなされるため、小蓋k
の閉栓は手指を用いることなく、上蓋の閉蓋作動に伴ってなされるようにしたものである
。
の低いものに適しているが、粘度が高く容器bを押圧して内容物を注出口gから出すよう
な場合には、容器bの内容物を注出口gから押し出した後の液切れが悪く、注出口g周辺
に垂れてしまい、注出口gの周辺を汚してしまう虞があることや、キャップ本体dに上蓋
eを被せても、注出口gとリング壁hとの間に内容物が介在して完全な閉栓が出来なかっ
たり、さらには、注出口gとリング壁hとが粘着して、スムーズな開栓を妨げるという難
点がある。
部を塞ぐだけのため、次第に筒状注出口iの閉栓性が不十分となる虞があり、特許文献3
記載のヒンジキャップは、筒状注出口iに別ピースの小蓋kを嵌めるようになっているた
めに、使用に際して小蓋を落としたり紛失するという虞があり、取扱上の不便さがある。
上蓋の作動に連動して行なうという便利さはあるが、小蓋の開栓は手指を用いて行なう必
要がある。
閉作動に連動させることにより、小蓋に手指を全く触れることなく、筒状注出口の小蓋の
開閉を行なえるようにしたヒンジキャップを提供することにある。
を特徴とするものである。
すなわち、本発明によれば、容器の口部に装着する上面壁と側壁を有するキャップ本体
と、天面壁とスカート壁を有し、該スカート壁が該キャップ本体と外ヒンジを介して連結
された上蓋とからなるヒンジキャップであって、該キャップ本体上面壁には外ヒンジと反
対側且つ上方斜め横方向に延びる筒状注出口が形成されており、該注出口上部先端には注
出口を開閉する小蓋が内ヒンジを介して連結されており、該小蓋には、該内ヒンジと反対
側に鍔部が形成されており、該上蓋の外ヒンジと反対側には径方向内方に折り込まれたフ
ラップ片が形成されており、該注出口の小蓋の開閉が、上記上蓋の開閉作動に伴って連動
するフラップ片に制御されるようにしたことを特徴とする開閉自在の小蓋を有するヒンジ
キャップが提供される。
る可撓性の内側突出片の下方に形成されてなる上記開閉自在の小蓋を有するヒンジキャッ
プが提供される。
成されてなる上記開閉自在の小蓋を有するヒンジキャップが提供される。
て形成されてなる上記開閉自在の小蓋を有するヒンジキャップが提供される。
に形成されている上記開閉自在の小蓋を有するヒンジキャップが提供される。
以内に保持されている上記開閉自在の小蓋を有するヒンジキャップが提供される。
に凸部が形成されており、閉栓状態で前記上蓋内面の小蓋との当接部と前記小蓋の外面と
が該凸部で当接されている上記開閉自在の小蓋を有するヒンジキャップが提供される。
ンジ方向から小蓋の中央部に向かって肉厚となる傾斜状に形成されている上記開閉自在の
小蓋を有するヒンジキャップが提供される。
閉作動に連動してなされるために、小蓋の開閉作業に手指の使用を全く必要としないとい
う利点があり、使用者が内容物によって手指を汚すこともないばかりでなく、手指を使用
しないために、注出口の開口部の清潔さを保つことができるという、清潔性が求められる
容器のキャップとして特に適している。また、フラップ片を上蓋のスカート壁内面の下方
全周にわたって形成した時は、フラップ片の強度が高まり小蓋の開閉操作を繰り返しても
フラップ片が誤って反転するようなことがなく、安定した小蓋の開閉操作が行われる。
図1は、本発明の実施例1に開示した実施の形態を示すヒンジキャップを容器の口部に
装着した状態の断面図、図2は、その上蓋を開放した状態の断面図、図3は、図2の上面
図、図4は、開栓工程における上蓋と小蓋の連動状態を(a),(b),(c),(d)
,(e)の順序を追った説明図であり、図5は、反対に閉栓工程における上蓋と小蓋の連
動状態を(f),(g),(h),(i),(j)の順序を追った説明図である。
図6は、実施例2に開示した実施の形態を示すヒンジキャップを容器の口部に装着した
状態の断面図であり、図7は、実施例3に開示した実施の形態を示すヒンジキャップを容
器の口部に装着した状態の断面図であり、図8は、その要部の拡大断面図である。
<実施例1>
30の口部31に装着する上面壁11と側壁12を有するキャップ本体10と、天面壁2
1とスカート壁22を有し、該スカート壁22が該キャップ本体10と外ヒンジ13を介
して連結された上蓋20とからなっている。
キャップ本体10上面壁11には外ヒンジ13と反対側で且つ上方斜め横方向に延びる
筒状注出口14が形成されており、該注出口14上部先端には注出口14を開閉する小蓋
15が内ヒンジ16を介して連結されている。小蓋15の内面には筒状注出口14の内周
に嵌入する環状内壁15bが設けられており、筒状注出口14の内周と環状内壁15bの
外周により、良好な閉栓状態を保つことができる。
イズタイプのものが好ましく用いられる。容器口部31へのヒンジキャップの装着は、図
1に示すように、ヒンジキャップ1のキャップ本体10の側壁12と、側壁12の内側に
形成された環状内壁12aとで容器口部31を上方からはさみ込む形で嵌着する形態が一
般的であり、それ以外にも、容器口部の外周に雄螺条を形成し、キャップ本体の側壁12
の内周面に、上記雄螺条に対応する雌螺条を形成して両者を螺合する(図示せず)ことも
出来る。
より、落下して紛失する事態も未然に防止することができるため、一般家庭での使用はも
とより、使用頻度の高い業務用としても取扱性に優れている。
小蓋15の先端には該内ヒンジ16と反対側に鍔部17が形成されており、該上蓋の外
ヒンジと反対側に径方向内方に折り込まれたフラップ片が形成されている。この実施例で
は、上蓋20天面壁21の内面から下方に延びる可撓性の内側突出片18が形成されると
ともに、該内側突出片18下部から径方向内方に折り込まれたフラップ片19が形成され
ている。
置されており、上蓋の開栓操作が進むにしたがって小蓋の開栓も行なわれ、小蓋が完全に
開栓した状態で、鍔部17とフラップ片19との係合が解除される。フラップ片19に連
なる内側突出片18は、図4の(c),(d)及び図5の(h),(i)からも分かるよ
うに、小蓋の開栓に伴って上蓋のスカート壁22方向へ若干撓むことが必要であり、適度
の弾性を有していることが好ましい。また、フラップ片19の大きさは、少なくとも小蓋
の開閉操作を補佐することが出来る程度の幅と長さを有していることが必要であるが、そ
の幅は最大でも小蓋の直径程度であればよく、それ以下であっても小蓋の開閉操作を補佐
出来るものであればよい。
蓋20内の内側突出片18から折り込まれたフラップ片19の内側部分が小蓋の鍔部17
の下方にあって、上蓋20の開栓に伴って円弧状に移動する際に小蓋15の鍔部17を引
っ掛けるような位置関係になければならない。
また、閉栓工程において、上蓋20の閉栓と小蓋15の閉栓が連動してなされるために
は、上蓋20内の内側突出片18下端面及びフラップ片19の外側が小蓋15の鍔部17
の外側に当接して、かつ、小蓋15が内ヒンジ16を支点にして筒状注出口14側に回転
移動するような位置関係になければならない。
れぞれ連接して一体成形され、小蓋15の開閉がスナップ動作を伴って作動し、開栓時に
小蓋が軸栓に対して90度以上開かないように規制されるものであることが好ましく、具
体的には、例えば、特公昭63−17717号公報または特公平3−53182号公報に
記載されているスナップタイプあるいはフラップタイプと呼ばれるヒンジが好ましく用い
られる。
開閉に連動してなされる状態を説明する。
図4は開栓工程の説明図、図5は閉栓工程の説明図であり、図中の符号は図1と同じで
あり、上蓋と小蓋の連動状態を理解するための図面であることを勘案し、煩雑さを避ける
ために図面に符号の記入を省略した。
図4の(a)は、上蓋も小蓋も共に閉栓状態の断面図であり、上蓋の内側突出片18下
部から径方向内方に折り込まれたフラップ片19は、小蓋の鍔部17の下方にあってかつ
上蓋の開栓に伴って円弧状に上昇する際にフラップ片19の内側部分が小蓋の鍔部17に
引っ掛かるように位置している。
すように、フラップ片19が小蓋の鍔部17を引っ掛けて小蓋15が開栓を開始する。上
蓋の開栓作業をさらに進めると、小蓋15はフラップ片19の作用により内ヒンジ16部
分を支点にして開栓状態が進んで、(d)の状態から(e)の状態に進んだところで、小
蓋の完全開栓が達成され、同時にフラップ片19は小蓋の鍔部17との引っ掛り状態が解
除される。
図5の(f)は、図4の(e)と同じ状態であり、この状態から上蓋の閉栓を開始する
と、(g)の状態で開栓状態にある小蓋15の外側に上蓋20内の内側突出片18及びフ
ラップ片19が当接し、上蓋の閉栓動作に伴って(h)に示すように小蓋の閉栓動作が進
むようになっている。(i)は小蓋の閉栓が達成された状態を示し、上蓋が完全閉栓した
状態では、(j)に示すようにフラップ片19は小蓋の鍔部17との引っ掛り状態が解除
される。
<実施例2>
小蓋の鍔部17とフラップ片19の引っ掛り状態が解除された後でも、小蓋の閉栓状態
が完全に保持されるようにするために、上蓋の内側突出片18の内周面に、閉栓状態で前
記小蓋の外面に当接する凸部18aが形成することが好ましく、さらに、前記小蓋15の
外面には、上蓋内側突出片18の凸部18aに当接する凸部15aが、内ヒンジ方向から
小蓋の中央部に向かって肉厚となる傾斜状に形成されていることが好ましい。図6に示す
実施形態は、この凸部18aと凸部15aを設けた以外は、上記図1ないし5と同様の形
態からなる。
傾斜状に形成されていることにより、小蓋15とフラップ片19との摺接状態がこの傾斜
を利用してスムーズに行なわれる。小蓋15の内面には筒状注出口14内周に嵌脱出来る
環状内壁15bが設けられていることが好ましく、これによって、小蓋と注出口の閉栓が
より良好に保たれる。
<実施例3>
蓋内のフラップ片が、実施例1及び2のように、上蓋内のフラップ片が、
上蓋天面壁の内面から下方に延びる可撓性の内側突出片の下方に形成されるものではなく
、上蓋のスカート壁内面の下方に直接形成されている点にある。
この実施例では、キャップ本体10の側壁12の上方に、上蓋スカート壁22の下端に
形成される鍔部22aと係合できる係合部12bが形成されていることが好ましい。
この実施例3においても、小蓋15の鍔部17は、上蓋の開栓操作の際にフラップ片1
9と係合する位置に配置されており、上蓋の開栓操作が進むにしたがって小蓋の開栓も行
なわれ、小蓋が完全に開栓した状態で、鍔部17とフラップ片19との係合が解除される
ようになっている。
ことが出来る程度の幅と長さを有していることが必要であり、上蓋のスカート壁内面の下
方全周にわたって形成されていることが、小蓋の開閉操作を確実に行えるという点で好ま
しい。また、小蓋15の鍔部17とフラップ片の係合をより確実に行えるようにするため
には、小蓋の鍔部先端上部が、上蓋のフラップ片と係合する段部17aに形成されている
ことが好ましい。これによって、フラップ片19の先端が小蓋15の鍔部17の先端上部
に形成された段部17aと確実に係合され、上蓋の開閉操作に連れて、小蓋の開閉も確実
に行い得るものである。
その他の構成の作動は、実施例1と同様であり、実施例3では、上蓋天面壁の内面から
下方に延びる可撓性の内側突出片がない分、樹脂材料の使用量が少なくて済むというメリ
ットがあるし、フラップ片を上蓋のスカート壁内面の下方全周にわたって形成した時は、
フラップ片の強度が高まり小蓋の開閉操作を繰り返してもフラップ片が誤って反転するよ
うなことがなく、安定した小蓋の開閉操作が行われるというメリットがある。
とが好ましく、通常、ポリプロピレン等が好ましく用いられる。
外ヒンジ13は、キャップ本体10と上蓋20とを連結し、キャップ本体10から上蓋
20を開栓した後、内容物を取り出すために容器を傾ける際、上蓋20が閉栓方向に旋回
して注出口14を塞ぎ、内容物の取り出し作業が邪魔されないよう、公知のスプリング性
を有するスナップヒンジ等が採用出来る。
の開閉が、上蓋の開閉作動に連動して行なわれるために、手指による作業を全く必要とし
ないメリットがあり、一般家庭での使用はもとより、調味料等の内容物を頻繁に使用する
食品加工業者、レストラン、食堂などの使用形態において極めて高い利用価値がある。
10,d・・・・・・・・・・・・・・・ キャップ本体
11・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上面壁
12・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 側壁
12a・・・・・・・・・・・・・・・・・ キャップ本体環状内壁
12b・・・・・・・・・・・・・・・・・ キャップ本体の上蓋との係合部
13・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 外ヒンジ
14,i・・・・・・・・・・・・・・・ 筒状注出口
15・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小蓋
15a・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小蓋凸部
15b・・・・・・・・・・・・・・・・・ 環状内壁
16・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 内ヒンジ
17・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小蓋鍔部
17a・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小蓋鍔部先端の段部
18・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上蓋内側突出片
19・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ フラップ片
20,e・・・・・・・・・・・・・・・ 上蓋
21・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上蓋天面壁
22・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上蓋スカート壁
22a・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上蓋鍔部
30,b・・・・・・・・・・・・・・・ 容器
31,c・・・・・・・・・・・・・・・ 容器口部
h・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ リング壁
Claims (8)
- 容器の口部に装着する上面壁と側壁を有するキャップ本体と、天面壁とスカート壁を有
し、該スカート壁が該キャップ本体と外ヒンジを介して連結された上蓋とからなるヒンジ
キャップであって、該キャップ本体上面壁には外ヒンジと反対側且つ上方斜め横方向に延
びる筒状注出口が形成されており、該注出口上部先端には注出口を開閉する小蓋が内ヒン
ジを介して連結されており、該小蓋には、該内ヒンジと反対側に鍔部が形成されており、
該上蓋の外ヒンジと反対側には径方向内方に折り込まれたフラップ片が形成されており、
該注出口の小蓋の開閉が、上記上蓋の開閉作動に伴って連動するフラップ片に制御される
ようにしたことを特徴とする開閉自在の小蓋を有するヒンジキャップ。 - 前記上蓋内のフラップ片が、上蓋天面壁の内面から下方に延びる可撓性の内側突出片の
下方に形成されてなる請求項1記載の開閉自在の小蓋を有するヒンジキャップ。 - 前記上蓋内のフラップ片が、上蓋のスカート壁内面の下方に形成されてなる請求項1記
載の開閉自在の小蓋を有するヒンジキャップ。 - 上記フラップ片が、上蓋のスカート壁内面の下方全周にわたって形成されてなる請求項
3記載の開閉自在の小蓋を有するヒンジキャップ。 - 前記小蓋の鍔部先端上部が、上蓋のフラップ片と係合する段部に形成されている請求項
3記載の開閉自在の小蓋を有するヒンジキャップ。 - 前記小蓋が、開栓状態で前記筒状注出口の軸線に対して90度以内に保持されている請
求項1ないし5のいずれか1項記載の開閉自在の小蓋を有するヒンジキャップ。 - 前記上蓋内面の小蓋との当接部および/または前記小蓋の外面に凸部が形成されており
、閉栓状態で前記上蓋内面の小蓋との当接部と前記小蓋の外面とが該凸部で当接されてい
る請求項1ないし6のいずれか1項記載の開閉自在の小蓋を有するヒンジキャップ。 - 前記小蓋の外面には、上蓋内側の凸部に当接する凸部が、内ヒンジ方向から小蓋の中央
部に向かって肉厚となる傾斜状に形成されている請求項7記載の開閉自在の小蓋を有する
ヒンジキャップ。
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