JP3215464U - 蓋付容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】パッキンの脱着が容易に行える簡単な構造の蓋付容器を提供する。
【解決手段】容器本体の上部開口部に挿入される栓部3付きの蓋体を備え、栓部3の下端部分に環状のパッキンを脱着可能に装着するための環状凹部27を有し、栓部3の下端縁には環状凹部27の下周壁となる環状の係止庇部26の一部にパッキン脱着用の切欠30を形成し、パッキンの取外し時には、切欠30のある位置のパッキンに指先を掛けてパッキンを拡径して取り外す。また、パッキンの装着時には、パッキンの大部分を環状凹部27に嵌合し、最終的には切欠30部分のパッキンを環状凹部27に押し込むことにより容易に脱着が可能となる。
【選択図】図6

Description

本考案は、スープやみそ汁等の飲食物や飲料を収納する蓋付容器に関する。
加熱された飲食物を収納する蓋付容器においては、容器内からの液体が漏れないように、容器本体の上部開口部に挿入される蓋体の栓部の下方周縁に環状のパッキンが装着されている。
ところで、この種の蓋付容器においては、蓋に装着されたパッキンを取外して洗浄することが行われる。
しかしながら、環状のパッキンは栓部の下端部分に形成された環状凹部に嵌合されており、栓部の下端縁は、環状凹部の下周壁となる環状の係止庇部が形成されているので、パッキンの弾性を利用して拡径して取外す際に使用者の指先がパッキンに掛かりにくく、容易に取り外せないという難点がある。
特許文献1では、パッキンを係止庇部に下方から被嵌可能とした扁平容器形状とし、その周壁部に横長の透孔を適宜数か所設け、この透孔に嵌合し弾性を有する係止突部を設け、パッキンの着脱を係止突部の弾性による撓みによってのみ行われるようにし、その着脱を容易に行う技術が開示されている。
特開20169-147673号公報
しかしながら、特許文献1では、パッキンを栓部の係止庇部に下方から被嵌可能とした扁平容器形状とし、その周壁部に横長の透孔を適宜数か所設け、この透孔に嵌合し弾性を有する係止突部を設ける構成を採用しており、パッキンの構造自体が複雑となるといった難点がある。
本考案は、簡単な構造によって、パッキンの取り外しが容易に行えるようにした蓋付容器の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案においては、容器本体の上部開口部に挿入される栓部を有し前記上部開口部に螺着される蓋体と、前記栓部に設けられた環状のパッキンとを備えた蓋付の容器であって、前記栓部の外周側壁に環状凹部が形成され、該環状凹部に前記パッキンが着脱可能に嵌着され、前記環状凹部の下周壁となる部分に指先を引っ掛けてパッキンを取外し可能とする切欠凹部が形成されている。
この場合、環状凹部を栓部の下端部分に形成し、環状凹部の下周壁を、栓部の下端縁から外方向に突出する環状の庇部とし、この庇部の一部に前記切欠凹部を形成する態様であってもよい。
上記構成によると、パッキンの取り外し時には、切欠凹部のある位置のパッキンに使用者が指先を掛けてパッキンを拡径し、パッキンを栓部から容易に取外すことができ、また、パッキンの装着時には、パッキンの大部分を環状凹部に嵌合し、最終的には切欠凹部のパッキンを環状凹部に押し込むことにより容易に装着することができる。
本考案の実施形態である蓋付容器の縦断面図である。 図1のおける蓋体と容器本体との螺合状態を示す拡大断面図である。 蓋体を底面側から見た斜視図である。 栓部の係止庇部の切欠位置におけるパッキンを示す断面図であって、(a)はパッキン装着状態を、同図(b)はパッキン取り外し状態をそれぞれ示す。 蓋体の栓部のみを底面側から見た斜視図である。 蓋体の栓部の切欠形成位置を示す正面図である。 図6の底面図である。 図6のB−B断面図である。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、容器本体1と、該容器本体1の上部開口部2に挿入される栓部3を有し上部開口部2に螺着される蓋体4とを備えている。
容器本体1は、ステンレス製の外容器5と同じくステンレス製の内容器6とからなる真空二重構造の断熱容器である。外容器5の上端部内周面と内容器6の上端外周面とが互いに接合される。外容器5の上端外周面には蓋体4の飲み口部材7を螺合する雄状の螺条部8が突出形成される。また、内容器6の上方開口部2の下方箇所に環状の受け凸部9が形成され、その受け凸部9の上方には、内容器6の内壁から内側に突出する螺旋状の螺条部10が設けられる。
内外の容器5,6の上端接合部には、断面が逆U字形の環状の弾性部材11が上方から嵌合され、飲食時に内外容器5,6の上端接合部から外部に漏れるのを防止している。また、内外の容器5,6の上端接合部には、飲み口部材7が設けられる。この飲み口部材7は、合成樹脂製であって、前記弾性部材11の頂部から外容器5の上端部に外嵌される筒状の外筒12と、外筒12の上端から内側に向かって口ばし状に突出する周縁部13とを備えている。周縁部13は、内側に向かってわずかに下り傾斜した態様となっている。周縁部13の内端と弾性部材11とはほぼ面一に形成されている。
この外容器5の雄状の螺条部8に螺合するよう、飲み口部材7の外筒12の内周面には、雌状の螺条部12が螺旋状に凹設されている。この飲み口部材7は、内外容器5,6の上端接合部から脱着可能とされ、飲み口部材7を洗浄することができる。
内容器6の受け凸部9は、閉蓋時に、蓋体4の栓部3のパッキン15が弾性的に圧接して水密機能を発揮できるようになっている。
蓋体4は、容器本体1の上部開口部の内側に挿入される栓部3と、容器本体1の上部開口部の口部外周面を覆うキャップ20とを備えている。キャップ20は、天板20aと周側壁20bとから縦断面C字状に形成される。キャップ20の周側壁20bの外径は容器本体1の外径とほぼ同一に形成される。キャップ20の周側壁20bの内径は飲み口部材7の外筒12よりも大径に形成される。
栓部3は、内部に断熱材21を収容可能な有底円筒状の容器形状とされており、上方開口部に外側に拡がるフランジ22が形成され、このフランジ22がキャップ20の天板20aに溶着されている。フランジ22は、キャップ20の天板20aの内面から下方に突出するリブ23の外側に配置され、また、断熱材21はリブ23の内側に配置されている。
栓部3の外周側壁24には、内容器6の内周面にある螺条部10に螺合する螺条部25が螺旋状に周設され、キャップ20が容器本体1の上部開口部を閉塞できるようになっている。
栓部3の下端部分は上部の外周側壁24よりも細径に形成され、この細径部分の下端縁に環状の係止庇部26が形成される。係止庇部26と上部の外周側壁24との間に細径の環状凹部27が形成されることになり、この部分に環状のパッキン15が嵌合される。係止庇部26の外径は栓部3の外周側壁24よりも小径とされる。
そして、係止庇部26の一部にはパッキン15の脱着を容易にするために、指先挿入可能な切欠凹部30が形成されている。この切欠凹部30は、使用者の指先31が挿入可能な横幅と、指先31をパッキン15に接触させてパッキン15を拡径させることが可能な大きさに設定される。具体的には、図7に示すように、切欠凹部30は、底面視で、係止庇部26を円弧状に切欠形成した態様とされる。切欠凹部30は、パッキン15を係止庇部26から環状凹部27の底壁の一部に至る深さまで凹設されている。
パッキン15は、栓部3の環状凹部27の底壁に密着する基部15aと、該基部より外方向に逆U状に突出する弾性部15bとを備え、弾性部15bが内容器6の受け凸部9に密着することで、シール性が損なわれないようになっている。
なお、パッキン15の形状は、図に示す逆U字状の形状に限定されるものではなく、これ以外にも種々の形態を採用することができる。
上記構成において、容器本体1の上部開口部2から蓋体4を開けるには、蓋体4を左回りに回転させると、蓋体4の栓部3の螺条部25が容器本体1の内容器6の螺条部10に沿って回転し、取外すことができる。
逆に、容器本体1を閉めるには、蓋体4の栓部3を内容器6に内嵌し、蓋体4を閉方向(例えば右回り)に回転させることで、蓋体4の栓部3の螺条部25が内容器6の螺条部10に沿って回転し、両者が螺合することになる。蓋体4の回転を強めていくと、栓部3の下端部にあるパッキン15の弾性部15bが内容器6の受け凸部9の上傾斜面に接触した状態から徐々に圧接した状態になり、容器本体1の内部空間が水密状態となる。このとき、パッキン15の外径は、栓部3の外周側壁24の螺条部外径よりも小径に形成されているので、閉蓋時にパッキン15が容器本体1の上部開口部2の周壁に当たって閉蓋の邪魔をすることはない。
また、容器本体1および蓋体4は取外して洗剤等で洗浄することがあるが、このとき、蓋体4のパッキン15も取外して洗浄する。パッキン15の取り外しは、図4(a)に示すキャップ20の周側壁20bの内面と栓部3の外周側壁24との間の空間部に指先を挿入し、図4(b)に示すように、切欠凹部30のある位置のパッキン15に指先31を引っ掛けて、パッキン15を栓部3の外側に向かって引っ張り拡径して取外す。このとき、切欠凹部30に指先が入り易く、パッキン15の一部を指先に引っ掛け易いので、容易にパッキン15を取外すことができる。
また、パッキン15の装着時には、パッキン15の大部分を環状凹部27に嵌合し、最終的には切欠凹部30部分のパッキン15を環状凹部27に押し込むことにより容易に装着することができる。
なお、パッキン15の取り外しは、図4(b)に示すように、パッキン15を栓部3の外側に向かって引っ張る方法以外に、切欠凹部30に指先を引っ掛けてパッキン15を栓部3の上方に引き上げるか、あるいは栓部3の下方に引き落とす方法で行ってもよい。
以上のとおり、本実施形態の蓋付容器は、パッキン15を装着する環状凹部27の下周壁となる環状の係止庇部26の一部に指先31が挿入可能な大きさの切欠凹部30を形成しているので、パッキン15の取り外し時には、切欠凹部30のある位置のパッキン15に指先31を引っ掛けてパッキン15を拡径して、パッキン15を取外すことができ、また、パッキン15の装着時には、パッキン15の大部分を環状凹部25に嵌合し、最終的には切欠凹部30部分のパッキン15を環状凹部27に押し込むことにより容易に装着することができる。
また、切欠凹部30は、環状凹部27の底壁の一部にまで達する深さに形成されている態様を採用すれば、使用者の指先31も切欠凹部30に容易に挿入してパッキン15を引出すことができる。
また、栓部3が容器本体1の内容器6に内嵌され、栓部3の外周側壁24と容器本体1の内容器6の内面とが互いに螺合する蓋付容器においては、パッキン15の外径は、栓部3の螺条部25の外径よりも小径に形成された態様を採用する。これによれば、蓋体4の栓部3を容器本体1に内嵌しても、パッキン15が蓋体4の閉塞を阻害することがなく、水密状態を確実に確保することができる。
なお、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲内で多くの修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、パッキン15は栓部3の下端外周に装着する場合に限らず、それよりも上方の栓部3の外周側壁24に形成された環状凹部25であってもよい。この場合、切欠凹部30はパッキン15の一部を指先31で引っ掛けることができる程度に窪んだ形状であればよく、この窪み形状の切欠凹部30であっても水密状態を保つことができる態様であればよい。
すなわち、本考案は、容器本体の上部開口部に挿入される栓部を有し前記上部開口部に螺着される蓋体と、前記栓部に設けられた環状のパッキンとを備えた蓋付の容器であって、前記栓部の外周側壁に環状凹部が形成され、該環状凹部に前記パッキンが着脱可能に嵌着され、前記環状凹部の下周壁となる部分に指先を引っ掛けてパッキンを取外し可能とする切欠凹部が形成された態様であればよい。
1 容器本体
2 上部開口部
3 栓部
4 蓋体
5 外容器
6 内容器
7 飲み口部材
8 螺条部
9 受け凸部
10 螺条部
11 弾性部材
12 外筒
13 周縁部
15 パッキン
20 キャップ
20a 天板
20b 周側壁
21 断熱材
22 フランジ
23 リブ
24 外周側壁
25 螺条部
26 係止庇部
27 環状凹部
30 切欠凹部
31 指先

Claims (4)

  1. 容器本体の上部開口部に挿入される栓部を有し前記上部開口部に螺着される蓋体と、前記栓部に設けられた環状のパッキンとを備えた蓋付の容器であって、
    前記栓部の外周側壁に環状凹部が形成され、該環状凹部に前記パッキンが着脱可能に嵌着され、前記環状凹部の下周壁となる部分に指先を引っ掛けてパッキンを取外し可能とする切欠凹部が形成されたことを特徴とする蓋付容器。
  2. 前記環状凹部が、前記栓部の下端部分に形成され、前記環状凹部の下周壁が、前記栓部の下端縁から外方向に突出する環状の係止庇部とされ、該係止庇部の一部に前記切欠凹部が形成された請求項1請求項1に記載の蓋付容器。
  3. 前記切欠凹部は、前記環状凹部の底壁の一部にまで達する深さに形成されている、請求項1又は2に記載の蓋付容器。
  4. 前記栓部が容器本体の内容器に内嵌され、前記栓部の外周側壁と前記容器本体の内容器の内面とに互いに螺合するための螺旋状の螺条部が突出形成された蓋付容器であって、前記パッキンの外径は、前記栓部の螺条部の外径よりも小径に形成されている、請求項1〜3のいずれかに記載の蓋付容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102189640B1 (ko) * 2020-07-28 2020-12-11 김영목 화장품 용기의 밀폐 캡 조립체

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