JP2010124809A - 田植機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、苗の植付け間隔の大小に関わらず、植付け爪による植付け穴を小さくして浮遊苗や苗倒れの発生を防止することのできる田植機を提供する。
【解決手段】変速比が3段以上の異なる変速伝動状態を現出する株間変速部60を備え、等速回転するギヤ対97と、植付け爪16cの先端が植付け時に減速される不等速回転するギヤ対98と、植付け爪16cの先端が植付け時に増速される不等速回転するギヤ対99とを設けた伝動切り換え装置91を備え、株間変速部60と伝動切り換え装置91とを直列に連動連結したことを特徴とする。
【選択図】図9

Description

本発明は、植付け爪の先端が回動軌跡を描いて苗載せ台と植付け土壌面との間を機体上下方向に往復移動する苗植付け機構を備えた田植機に関する。
田植機では、苗の植付け方向の間隔(株間)を広くして苗の植付けを行うことがある。苗の植付間隔を広くするには、走行速度に対する苗植付け機構駆動速度を遅くして単位走行距離に対する植付け回数を減らす必要がある。苗植付け機構の駆動速度が遅くなると、植付け爪が苗植付けする工程において植付け土壌に突入している時間が長くなり、苗の植付け姿勢が悪くなることがある。このため、従来、進行方向での植付けピッチとなる株間を、標準の株間と標準の株間よりも広い株間に変更する株間変速部を設けるとともに、広い株間での植付け時に植付け爪が土壌に沈み込んでいる時間(対地時間)が長くならないように、等速回転するギヤ対の他に、土壌面近くで植付け爪の移動速度を速めるために不等速回転するギヤ対を設けた伝動切り換え装置を備えて、株間変速部を低速伝動状態に切り換えた状態で伝動切り換え装置を、植付け爪の先端が土壌面近くで増速される不等速回転状態に切り換えることで、植付け爪の先端が土壌面近くで増速されるとともに、苗植付け機構が標準株間よりも広い株間で苗植付けを行えるよう構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−176671号公報
従来の田植機にあっては、苗の植付け間隔を広くしたときに植付け爪の先端が土壌内に突入している時間を、標準の株間のときと同じように短くなるようにしてあるので、株間を広くして苗を植付けるときの植付け穴が比較的小さくすることができ、植付けられた苗が倒れたり浮遊苗を発生させることを少なくすることができたが、標準の株間より株間を狭くして苗を植付ける場合は、株間変速部の変速により植付け速度を上げるだけの手段しかなく、小株間で植付けるときには植付け穴が大きくなり、植付け姿勢も悪く、改善の余地があった。
本発明の目的は、広い株間で植付けられる場合の植付け不良を防止しながらも狭い株間での苗植付けも良好に行うことのできる田植機を提供することにある。
〔第1発明の構成〕
第1発明は、植付け爪の先端が、回動軌跡を描いて苗載せ台と植付け土壌面との間を機体上下方向に往復移動する苗植付け機構を備えた田植機において、低速回転で出力して低速伝動状態を現出するギヤ対と、中速回転で出力して中速伝動状態を現出するギヤ対と、高速回転で出力して高速伝動状態を現出するギヤ対とを備えた変速比が3段以上の異なる変速伝動状態を現出する株間変速部を備え、等速回転するギヤ対と、植付け爪の先端が土壌面近くで減速される不等速回転するギヤ対と、植付け爪の先端が土壌面近くで増速される不等速回転するギヤ対とを設けた伝動切り換え装置を備え、株間変速部と伝動切り換え装置とを直列に連動連結して、これらの伝動下手側に苗植付け機構を連動連結してあることを特徴とする。
〔第1発明の作用〕
この特徴構成によると、株間変速部を中速伝動状態に切り換えた状態で、伝動切り換え装置を等速回転状態(等速回転するギヤ対)に切り換えると、苗植付け機構が標準株間で苗植付けを行うように駆動される。
株間変速部を高速伝動状態に切り換えた状態(この状態では苗植付け機構が中速よりも速く駆動されるので株間が標準株間よりも狭くなる。以下、この株間を小株間ということがある。)で、伝動切り換え装置を植付け爪の先端が土壌面近くで減速される不等速回転状態(不等速回転するギヤ対)に切り換えると、植付け爪の先端が土壌面近くで減速されるとともに、苗植付け機構が標準株間よりも狭い株間(小株間)で苗植付けを行うように駆動される。
株間変速部を低速伝動状態に切り換えた状態(この状態では苗植付け機構が中速よりも低速で駆動されるので株間が標準株間よりも広くなる。以下、この株間を大株間ということがある。)で、伝動切り換え装置を植付け爪の先端が土壌面近くで増速される不等速回転状態(不等速回転するギヤ対)に切り換えると、植付け爪の先端が土壌面近くで増速されるとともに、苗植付け機構が標準株間よりも広い株間(大株間)で苗植付けを行うように駆動される。
図17は所定の苗植え走行速度で走行中における植付け爪の動軌跡を示す。図17の動軌跡T1を基準軌跡とする。走行速度に対して苗の植付け周期を長くすると株間が広くなる(図17の動軌跡T0参照)。更に植付け周期を長くすると植付け爪の前面で土を前方に押し出すようになり、植付け爪により形成される穴が大きくなり、その穴に苗が放たれることになり浮遊苗が発生しやすくなる。これを解消するには、植付け爪の対地時間(植付け爪が土壌中に存在している時間)を短くする必要がある。そのためには対地植付け速度(植付け爪が土壌中に存在している間の植付け速度)を上げる必要がある。
基準軌跡T1による株間よりも株間を狭くする場合は、植付け周期を短くすることとなるが、植付け周期を短くすると植付け爪の対地時間が短くなるので、相対的には動軌跡が植付け周期を変えないで走行速度を遅くしたのと同じで、植付け爪の先端は、図2に示す走行停止時の対地軌跡(植付け爪が土壌中に存在している間の軌跡)のように、植付け爪の後面で土を後方に引っ掻くようにして植付け穴が形成される(図17の動軌跡T2,T3参照)。これを解消するには、植付け爪の対地時間を長くする必要がある。そのためには対地植付け速度(植付け爪が土壌中に存在している間の植付け速度)を下げる必要がある。
第1発明によれば、小株間で苗を植付ける場合には、株間変速部を高速伝動状態に切り換えた状態で、伝動切り換え装置を植付け爪の先端が土壌面近くで減速される不等速回転状態に切り換えることにより、苗植え付け装置が高速伝動されながらも上下に回動軌跡を描く植付け爪の先端が土壌面近く(対地状態)で減速されて中速度に近づけることができる。従って、小株間で苗植えが行われるものでありながらも植付け爪が対地状態にあるときに当該植付け爪で土を後方に引っ掻いて大きな植付け穴を形成することが回避でき、苗を後方に引き摺って苗植えを行うことによる苗倒れや浮遊苗を発生させない良好な苗植えを行うことができるようになる。
又、大株間で苗を植付ける場合には、株間変速部を低速伝動状態に切り換えた状態で、伝動切り換え装置を植付け爪の先端が土壌面近くで増速される不等速回転状態に切り換えることにより、苗植え付け装置が低速伝動されながらも上下に回動軌跡を描く植付け爪の先端が土壌面近く(対地状態)で増速されて中速度に近づけることができる。従って、大株間で苗植えを行う場合、植付け爪が対地状態にあるときに当該植付け爪で土を前方に押して大きな植付け穴を形成することが回避でき、植付けた苗の前方に穴を形成して浮遊苗を発生させるようなこともなく良好な苗植えを行うことができる。
〔第1発明の効果〕
第1発明によれば、小株間で苗の植付けを行うときも大株間で苗の植付けを行うときも植付け穴をできるだけ小さくして苗倒しや浮遊苗の発生を極力回避することができ、良好な苗の植付けを行えるようになった。
特に、従来の田植機では小株間での苗の植付けが良好に行えなかったので、田植機による作業の後、手植えで密植を行い、後に発育不良や浮遊苗が発生した場合に苗の植え替えが行われていたが、この発明により前記手植えの手間を省くことができるようになった。
〔第2発明の構成〕
第2発明は、第1発明の構成において、前記不等速回転するギヤ対が円形の偏芯ギヤ対で構成してある。
〔第2発明の作用効果〕
第2発明によれば、偏芯ギヤを簡易に製造することができる。
〔第3発明の構成〕
第3発明は、第1発明の構成において、前記不等速回転するギヤ対が非円形のギヤ対で構成してある。
〔第3発明の作用効果〕
第3発明によれば、最適なギヤ形状に加工して、最良の植付けが行えるようにすることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係る乗用型の田植機の全体側面図である。この図に示すように、本発明の実施例に係る田植機は、左右一対の操向操作及び駆動自在な前車輪1,1と左右一対の駆動自在な後車輪2,2とによって自走する乗用型の自走車と、この自走車の車体フレーム3の後部にリンク機構5を介して連結された苗植付け装置10と、自走車の車体前部の両横側に設けた肥料タンク21が装備された施肥装置20とを備えて構成してある。この田植機は、稲苗を田面に植付ける苗植え作業と、植付け苗に肥料供給する施肥作業とを行う。
すなわち、図1に示すように、前記自走車は、車体フレーム3と、左右一対の前車輪1,1と、左右一対の後車輪2,2とを備える他、車体前部に設けたエンジン6が装備された原動部と、車体後部に設けた運転座席7が装備された運転部と、原動部の両横側に設けた予備苗載せ装置8を備えている。
図1に示すように、前記車体フレーム3は、左右一対の前車輪1,1を駆動回動自在に支持しているフロントミッションケース9と、このフロントミッションケース9の前部から車体前方向に延出したエンジン搭載フレーム3aとを備えて構成してある。図3に示すように、前記エンジン6は、電動スタータモータSMを有したスタータ装置Sと、リコイル式スタータ装置RSとを備えており、電動スタータモータSMの駆動力によっても、リコイル式スタータ装置RSを操作する人為操作力によっても始動させることができる。
前記リンク機構5は、油圧シリンダ4によって車体フレーム3に対して上下揺動操作されることにより、苗植付け装置10をこれの機体フレーム11の下部に植付け装置機体の横方向に並べて設けてある三つの接地フロート17が田面に接地した下降作業状態と、接地フロート17が田面から高く上昇した上昇非作業状態とに昇降操作する。苗植付け装置10を下降作業状態にして自走車を走行させると、苗植付け装置10は、田面に四条の苗植付けを行っていく。
すなわち、図1,図4に示すように、苗植付け装置10の前記機体フレーム11は、植付け装置機体横向きのメインフレーム11aと、このメインフレーム11aに植付け装置機体の横方向に並べて連結された二つの植付けケース12とを備えて構成してある。
苗植付け装置10は、機体フレーム11と三つの接地フロート17とを備える他、二つの植付けケース12の後端部の両横側に駆動自在に設けた苗植付け機構16と、機体フレーム11の上側に下端側ほど植付け装置機体の後方側に位置した傾斜姿勢で設けた一つの苗載せ台15とを備えて構成してある。
図1,図4に示すように、前記各苗植付け機構16は、植付けケース12に植付け装置機体横向きの軸芯まわりに回動自在に支持されたロータリケース16aと、このロータリケース16aの両端部に回動自在に設けた植付けアーム16bと、各植付けアーム16bに装着された植付け爪16cとを備えて構成してある。前記各植付けアーム16bは、ロータリケース16aが回動駆動されると、このロータリケース16aの回動軸芯まわりにロータリケース16aと共に植付けケース12に対して回転し、ロータリケース16aの内部に位置するアーム駆動機構(図示せず)による駆動によってロータリケース16aが一回転する間にロータリケース16aの回転方向とは逆方向に不等速に一回転する。
つまり、各苗植付け機構16は、自走車と苗植付け装置10とにわたって設けた苗植え駆動機構D(図4参照)によってロータリケース16aが回転駆動されることで駆動され、各植付け爪16cの先端が苗載せ台15の下端部と植付け土壌面との間を回動軌跡T(図2参照)を描いて植付け装置機体の上下方向に往復移動する苗植え運動を行う。これにより、各苗植付け機構16は、一方の植付けアーム16bの植付け爪16cと他方の植付けアーム16bの植付け爪16cとによって交互に、ガイドレール13に設けた苗取り出し口14で苗載せ台15のマット状苗の下端部から一株分のブロック苗を切断するとともに取り出し、取り出したブロック苗を植付け土壌面に搬送して植付ける。
図2に示すように、植付けアーム16bのキャップ18の後部突出面側にグリスニップル19を取り付け、キャップ18の下部後面に開口を開設し、この開口を給油ゴム栓19bで閉塞してある。グリースを供給するときは、給油ゴム栓19bを外し、グリスニップル19からグリスを補給すると古い汚れたグリスが排出され内部がきれいになる。
前記苗載せ台15は、苗植え駆動機構Dによって各苗植付け機構16の苗植え運動に連動させてガイドレール13に沿わせて植付け装置機体の横方向に往復移送され、各苗植付け機構16がマット状苗の下端部の横方向での一端側から他端側に向けて順次にブロック苗を取り出していくよう各苗植付け機構16に供給するマット状苗を苗取り出し口14に対して植付け装置機体の横方向に往復移動させる。
前記施肥装置20は、左右一対の肥料タンク21,21を備える他、左側の肥料タンク21の下方に車体前後方向に並べて設けた四つの側条施肥ポンプ22と、右側の肥料タンク21の下方に車体前後方向に並べて設けた二つの深層施肥ポンプ23とを備えて構成してある。
前記四つの側条施肥ポンプ22は、左側の肥料タンク21からペースト肥料を取り出し、このペースト肥料を苗植付け装置10に植付け装置機体の横方向に並べた設けた四本の側条施肥ノズル24に各別に施肥ホース25を介して供給する。前記二つの深層施肥ポンプ23は、右側の肥料タンク21からペースト肥料を取り出し、このペースト肥料を苗植付け装置10に植付け装置機体の横方向に並べた設けた二本の深層施肥ノズル26に各別に施肥ホース27を介して供給する。
図3は、エンジン6の駆動力によって前後輪1,2を駆動する走行駆動機構30を示す。走行駆動機構30は、エンジン6の出力軸6aの駆動力をベルトテンションクラッチ形の主クラッチ31を介して走行主変速装置35の入力軸36に伝達し、この走行主変速装置35の出力軸38を走行副変速装置40の入力軸41に一体回転自在に連結し、走行副変速装置40の筒軸形の出力軸42と、前輪差動機構50の差動ギヤケース51とを一体回転させ、出力軸42の駆動力を伝動チェーン52を介して左右一対の後輪サイドクラッチ53,53に伝達する。前記前輪差動機構50は、左右の出力軸54,54を対応する前車輪1の車軸1aにギヤ連動機構55を介して連動させている。前記左右一対の後輪サイドクラッチ53,53は、出力軸56を対応する後車輪2の車軸2aにギヤ連動機構57を介して連動させている。
前記走行主変速装置35は、入力軸36をポンプ軸として備えたアキシャルプランジャ形でかつ可変容量形の油圧ポンプと、この油圧ポンプからの圧油によって駆動されるとともに出力軸38をモータ軸として備えたアキシャルプランジャ形の油圧モータとを備えて構成してあり、静油圧式無段変速装置になっている。走行副変速装置40と前輪差動機構50と伝動チェーン52と左右一対の後輪サイドクラッチ53,53と左右一対のギヤ連動機構55,55とは、フロントミッションケース9に収容されている。
図5の断面図には、走行副変速装置40が示されている。この図に示すように、前記走行副変速装置40は、入力軸41と出力軸42とを備える他、入力軸41のギヤ部41aに噛み合った大径ギヤ43と、この大径ギヤ43が一端側に一体回転自在に連結している中間軸44と、この中間軸44の他端側に一体回転自在に設けた小径ギヤ45と、出力軸42に一体回転及び摺動自在に支持させたシフトギヤ46とを備えて構成してある。
前記シフトギヤ46が摺動操作されてこのシフトギヤ46の大径ギヤ部46aと小径ギヤ45とが噛み合うと、走行副変速装置40は、低速状態になり、入力軸41の駆動力を大径ギヤ43と中間軸44と小径ギヤ45とシフトギヤ46とを介して出力軸42に伝達する。シフトギヤ46の小径ギヤ部46bと大径ギヤ43とが噛み合うと、走行副変速装置40は、高速状態になり、入力軸41の駆動力を大径ギヤ43とシフトギヤ46とを介して出力軸42に伝達する。
図4は、苗植え駆動機構Dの線図である。苗植え駆動機構Dは、走行副変速装置40の中間軸44の駆動力を第一株間変速部60と、この第一株間変速部60に対して伝動方向での直列に位置した第二株間変速部70と、安全クラッチ80とを介して植付けクラッチ81に伝達し、この植付けクラッチ81の出力軸に兼用した動力取り出し軸82から車体後部に設けた伝動切り換え装置91に伝達し、伝動切り換え装置91から回転伝動軸83を介してフィードケース84の入力軸85に伝達する。前記フィードケース84は、これの出力軸86の駆動力を、伝動チェーン87を介してロータリケース16aの回転支軸88に伝達する。前記フィードケース84は、フィードケース84の内部に位置する苗横送りミッション89によって苗載せ台横送り軸90を駆動する。これにより、苗植え駆動機構Dは、四つの苗植付け機構16を駆動して各苗植付け機構16に苗植え運動を行わせ、苗載せ台15を各苗植付け機構16の苗植え運動に連動させて往復移送する。
前記第一株間変速部60と第二株間変速部70と安全クラッチ80と植付けクラッチ81とは、フロントミッションケース9に収容されている。前記動力取り出し軸82は、フロントミッションケース9の後部から車体後方向きに突出している。前記フィードケース84は、苗植付け装置10に設けられている。
図5、図6の断面図には、前記第一株間変速部60と第二株間変速部70が示されている。前記第一株間変速部60は、走行副変速装置40の中間軸44に兼用した入力軸61と、走行副変速装置40の入力軸41に一端側が相対回転自在に外嵌した出力軸62と、入力軸61と出力軸62とにわたって設けた三つのギヤ対63,64,65とを備えて構成してある。
三つのギヤ対63,64,65の出力側ギヤ63a,64a,65aは、出力軸62に一体回転自在に連結している。三つのギヤ対63,64,65の入力側ギヤ63b,64b,65bは、入力軸61に相対回転自在に支持されている。三つの入力側ギヤ63b,64b,65bは、入力軸61の内部に位置するクラッチ体66により、入力軸61に一体回転自在に連結した状態と、この連結が解除された状態とに切り換えられる。
すなわち、前記クラッチ体66は、これの端部66aが変速軸67の環状溝67aに係入していることにより、変速軸67によって入力軸61の内部を入力軸61の回転軸芯に沿う方向に移動操作される。変速軸67は、フロントミッションケース9の支持部9aに摺動自在に支持されている。クラッチ体66は、このように移動操作されると、クラッチ体66の係止突部66bが入力軸61のスリットから外部に突出して三つの入力側ギヤ63b,64b,65bのいずれかの内周側の凹部に係入して入力側ギヤ63b,64b,65bと入力軸61とを一体回転自在に連結した入り状態と、係止突部66bがカラー68の内周面に当接して入力側ギヤ63b,64b,65bの入力軸61との連結を解除した切り状態とに切り換わる。クラッチ体66は、入り状態に切り換えられた場合、球形のデテント69によって入り状態に保持される。
これにより、前記三つのギヤ対63,64,65は、変速軸67が摺動操作されることにより、入力側ギヤ63b,64b,65bが入力軸61にクラッチ体66によって一体回転自在に連結されて、入力軸61の駆動力を出力軸62に伝達する伝動入り状態と、入力軸61から出力軸62への伝動を遮断した伝動切り状態とに切り換わる。
前記三つのギヤ対63,64,65の入力側ギヤ63b,64b,65bと出力側ギヤ63a,64a,65aとは、円形の外周形状を備えるとともにこの円形の中心と回転軸芯とが合致した円形ギヤである。三つのギヤ対63,64,65の出力側ギヤ63a,64a,65aの外径が入力側ギヤ63b,64b,65bの外径よりも大になっており、三つのギヤ対63,64,65は、伝動入り状態に切り換えられると、入力軸61の駆動力を減速して出力軸62に伝達するとともに出力軸62を等速で回転させる。入力軸61の回転数が一定である状態において、三つのギヤ対63,64,65のうちの第一ギヤ対63が伝動入り状態に操作された場合の出力軸62の回転数をN1とし、三つのギヤ対63,64,65のうちの第二ギヤ対64が伝動入り状態に操作された場合の出力軸62の回転数をN2とし、三つのギヤ対63,64,65のうちの第三ギヤ対65が伝動入り状態に操作された場合の出力軸62の回転数をN3とすると、N1<N2<N3となるよう、三つのギヤ対63,64,65の入力側ギヤ63b,64b,65bと出力側ギヤ63a,64a,65aとの間の変速比が異なっている。
つまり、第一株間変速部60は、変速軸67が摺動操作されることにより、第一ギヤ対63が伝動入り状態になった低速回転で出力する変速伝動状態(以下、低速伝動状態と呼称する。)と、第二ギヤ対64が伝動入り状態になった中速回転で出力する変速伝動状態(以下、中速伝動状態と呼称する。)と、第三ギヤ対65が伝動入り状態になった高速回転で出力する変速伝動状態(以下、高速伝動状態と呼称する。)と、三つのギヤ対63,64,65が伝動切り状態になった中立状態とに切り換わる。
第一株間変速部60は、低速伝動状態に変速操作されると、入力軸61の駆動力を第一ギヤ対63によって減速して出力軸62に伝達し、この出力軸62から等速回転で第二株間変速部70に出力する。
第一株間変速部60は、中速伝動状態に変速操作されると、入力軸61の駆動力を第二ギヤ対64によって減速して出力軸62に伝達し、この出力軸62から等速回転で第二株間変速部70に出力する。
第一株間変速部60は、高速伝動状態に変速操作されると、入力軸61の駆動力を第三ギヤ対65によって減速して出力軸62に伝達し、この出力軸62から等速回転で第二株間変速部70に出力する。
第一株間変速部60は、中立状態に変速操作されると、入力軸61から出力軸62への伝動を遮断して第二株間変速部70への出力を停止する。
図7は、第一株間変速部60を変速操作する操作部100の斜視図である。図8は、操作部100の側面図である。これらの図に示すように、前記操作部100は、フロントミッションケース9の支持部9bに基部101aが回動自在に支持されたレバー形の第一変速具101と、運転部の床板102に設けた操作溝103と、床板シート104に操作溝103を開閉するように設けた揺動蓋部104aとを備えて構成してある。
つまり、揺動蓋部104aをめくり上げて操作溝103を開放し、操作溝103から第一変速具101の操作部101bを操作して第一変速具101を基部101aに位置する車体上下向き軸芯Pまわりに揺動操作する。すると、第一変速具101の基部101aから延出して変速軸67に連結している操作アーム105が軸芯Pまわりに揺動して変速軸67を摺動操作する。これにより、第一変速具101を低速位置に操作すると、変速軸67が低速位置Lになって第一株間変速部60が低速伝動状態になり、第一変速具101を中速位置に操作すると、変速軸67が中速位置Mになって第一株間変速部60が中速伝動状態になり、第一変速具101を高速位置に操作すると、変速軸67が高速位置Hになって第一株間変速部60が高速伝動状態になる。第一変速具101を中立位置に操作すると、変速軸67が中立位置Nになって第一株間変速部60が中立状態になる。
図5、図6に示すように、前記第二株間変速部70は、第一株間変速部60の出力軸62の一端側に一体形成された入力軸71と、安全クラッチ80の入力ギヤ80aに出力ギヤ72を介して連動した出力軸73とを備え、入力軸71と出力軸73とにわたって設けた一つギヤ対74と一つの偏芯ギヤ対75とを備えて構成してある。
前記ギヤ対74と偏芯ギヤ対75との入力側ギヤ74a,75aは、入力軸71に一体回転自在に支持されている。前記ギヤ対74と偏芯ギヤ対75との出力側ギヤ74b,75bは、出力軸73に相対回転自在に支持されている。この出力側ギヤ74bと出力側ギヤ75bとは、出力軸73の内部に位置するクラッチ体76により、出力軸73に一体回転自在に連結した状態と、この連結が解除された状態とに切り換えられる。
すなわち、前記クラッチ体76は、これの端部76aが変速軸77の環状溝77aに係入していることにより、変速軸77によって出力軸73の内部を出力軸73の回転軸芯に沿う方向に移動操作される。変速軸77は、フロントミッションケース9の支持部9cに摺動自在に支持されている。クラッチ体76は、このように移動操作されると、クラッチ体76の係止突部76bが出力軸73のスリットから外部に突出してギヤ対74と偏芯ギヤ対75とのうちのギヤ対74の出力側ギヤ74bの凹部に係入してこの出力側ギヤ74bを出力軸73に一体回転自在に連結した入り状態と、ギヤ対74と偏芯ギヤ対75とのうちの偏芯ギヤ対75の出力側ギヤ75bの内周側の凹部に係入してこの出力側ギヤ75bを出力軸73に一体回転自在に連結した入り状態とに切り換わる。
これにより、ギヤ対74と偏芯ギヤ対75とは、変速軸77が摺動操作されることにより、出力側ギヤ74b,75bがクラッチ体76を介して出力軸73に一体回転自在に連結して、入力軸71の駆動力を出力軸73に伝達する伝動入り状態と、入力軸71から出力軸73への伝動を遮断した伝動切り状態とに切り換わる。ギヤ対74と偏芯ギヤ対75とは、一方が伝動入り状態になると、他方が伝動切り状態になる。
前記ギヤ対74の入力側ギヤ74aと出力側ギヤ74bとは、円形の外周形状を備えるとともにこの円形の中心と回転軸芯とが合致した円形ギヤである。このギヤ対74の出力側ギヤ74bの外径が入力側ギヤ74aの外径よりも小になっており、ギヤ対74は、伝動入り状態に切り換えられると、入力軸71の駆動力を増速して出力軸73に伝達するとともに出力軸73を等速(不等速な軸回転でない回転)で回転させる。
前記偏芯ギヤ対75の入力側ギヤ75aと出力側ギヤ75bとは、円形の外周形状を備えるとともにこの円形の中心に対して回転軸芯が偏倚した円形の偏芯ギヤになっており、偏芯ギヤ対75は、伝動入り状態に切り換えられると、入力軸71の駆動力を出力軸73に伝達するとともに出力軸73を不等速で回転させる。
第二株間変速部70は、図6に示す如く変速軸77のフロントミッションケース9の外部に突出している端部に固定されたグリップ形の第二変速具79を備えており、運転部の床板102の下方で第二変速具79が押し引き操作されることにより、変速軸77が摺動操作され、ギヤ対74が伝動入り状態になった変速等速伝動状態と、偏芯ギヤ対75が伝動入り状態になった不等速伝動状態とに切り換わる。
第二株間変速部70は、変速等速伝動状態に変速操作されると、第一株間変速部60から入力軸71に伝達された駆動力をギヤ対74の入力側ギヤ74aと出力側ギヤ74bとによって減速して出力軸73に伝達し、この出力軸73から動力取り出し軸82を介して等速回転で伝動切り換え装置91に向けて出力する。
第二株間変速部70は、不等速伝動状態に変速操作されると、第一株間変速部60から入力軸71に伝達された駆動力を偏芯ギヤ対75の入力側ギヤ75aと出力側ギヤ75bとによって変速等速伝動状態での減速状態よりも大きく減速して出力軸73に伝達し、この出力軸73から動力取り出し軸82を介して減速された不等速回転で伝動切り換え装置91に向けて出力する。
前記動力取り出し軸82は、伝動切り換え装置91の入力軸92に連動させ、この伝動切り換え装置91の出力軸93を、回転伝動軸83を介してフィードケース84の入力軸85に連動させてある。
図9に示すように、前記伝動切り換え装置91は、これのミッションケース94の内部に、入力軸92と出力軸93を同軸芯状に配置するとともに筒軸形の中間伝動軸95を回転自在に設け、入力軸92と中間伝動軸95の間に1組のギヤ対96を設け、中間伝動軸95と出力軸93の間に各1組ずつの標準用の等速回転する円形のギヤ対97と、密植用の不等速回転する偏芯ギヤ対98と、疎植用の不等速回転する偏芯ギヤ対99とを設け、中間伝動軸95の内部と、ミッションケース94のボス部94aとにわたってシフトロッド106を摺動自在に設けて構成してある。
入力軸92と中間伝動軸95の間のギヤ対96は、入力軸92に対してスプライン噛合いによって一体回動自在に係合しているとともに回動軸芯が円形の中心に合致した円形のギヤ96aと、中間伝動軸95に一体形成してあることによって中間伝動軸95と一体回動するとともに回動軸芯が円形の中心に合致した円形のギヤ96bとで成り、入力軸92の回転駆動力を変速しないで中間伝動軸95に伝達する。
中間伝動軸95と出力軸93の間の標準用のギヤ対97は、中間伝動軸95に対して相対回転自在に外嵌するとともに回転軸芯が円形の中心に合致した円形のギヤ97aと、出力軸93に対してキー93aによって一体回転自在に係合した状態で外嵌しているとともに回転軸芯が円形の中心に合致した円形のギヤ97bとによって構成してある。中間伝動軸95と出力軸93の間の密植用の偏芯ギヤ対98と疎植用の偏芯ギヤ対99は、中間伝動軸95に対して相対回転自在に外嵌するとともに回転軸芯が円形の中心から外れた円形の偏芯ギヤ98a,99aと、出力軸93に対してキー93aによって一体回転自在に係合した状態で外嵌しているとともに回転軸芯が円形の中心から外れた円形の偏芯ギヤ98b,99bとによって構成してある。
図10に密植用の偏芯ギヤ対98の縦断正面図、図11に疎植用の偏芯ギヤ対99の縦断正面図を示す。標準用の等速回転するギヤ対97については、それらの回転軸芯(出力軸93及び中間伝動軸95の軸芯)は円形ギヤ97a,97bの中心と一致する。中間伝動軸95と出力軸93の間の各ギヤ対97,98,99の中間伝動軸95に付いている方のギヤ97a,98a,99aの内周部にキー溝107を設け、シフトロッド106のボス部94aから外部に突出する端部に連結した切り換えレバー108によってシフトロッド106をスライド操作すると、シフトロッド106の伝動軸内端部に装着してあるクラッチキー109が中間伝動軸95のキー溝110に沿って各ギヤ97a,98a,99aのキー溝107に係脱しながら移動して、いずれか1個のギヤ97a,98a,99aのキー溝107に係入するように構成してある。クラッチキー109は、ギヤ97a,98a,99aのキー溝107に係入すると、ギヤ97a,98a,99aのキー溝107と中間伝動軸95のキー溝110にわたって入り込むことによって、そのギヤ97a,98a,99aと中間伝動軸95を一体回動自在に連結する。
中間伝動軸95と出力軸93の間の各ギヤ対97,98,99は、中間伝動軸95のギヤ97a,98a,99aがクラッチキー109によって中間伝動軸95に連結されると、中間伝動軸95の駆動力を出力軸93に伝達するように伝動入り状態になり、中間伝動軸95と出力軸93の間の標準用のギヤ対97は、第一株間変速部60が中速伝動状態に変速操作されているときに使用され、中間伝動軸95の駆動力を出力軸93に対して等速伝達し、入力軸92が等速回転する場合、出力軸93を入力軸92と同一の回転数で等速回動させ、ロータリケース16aが等速回転する状態で各苗植付け機構16が駆動される駆動状態を現出するように構成してある。
中間伝動軸95と出力軸93の間の密植用の偏芯ギヤ対98は、第一株間変速部60が高速伝動状態に変速操作されているときに使用され、中間伝動軸95の回転駆動力を出力軸93に対して不等速伝達し、入力軸92が不等速回転する場合、出力軸93を入力軸92の回転角速度とは異なる角速度の不等速回転で回動させ、ロータリケース16aが不等速回転する状態で各苗植付け機構16が次のように駆動される。
すなわち、第一株間変速部60が高速伝動状態に変速されている状態で、第二株間変速部70の第二変速部70を等速位置Aまたは不等速位置Bにして、伝動切り換え装置91のクラッチキー109がギヤ98aのキー溝107に係入されると密植用の偏芯ギヤ対98による不等速伝動状態がセットされ、走行速度に対して前記中速伝動状態の各植付け爪16cの回動周期よりも回動周期が短くなる(一回当たりの植付け速度(ピッチ植付け速度)は速くなる)。
この場合、中速伝動状態でと同じように、伝動切り換え装置91が等速伝動状態であると、第一株間変速部60が中速伝動状態から高速伝動状態に変速された場合は、植付け爪16cの先端の動軌跡は図17の動軌跡T2やT3のように描いて、土壌に比較的大きな穴を開ける状態で苗を植付けてしまうことになる。これに対して本願の実施の形態では、第一株間変速部60と苗植付け機構16との間に直列に連結して、伝動切り換え装置91の密植用の偏芯ギヤ対98によって、植付け爪16cを土壌面ないしは下死点DP付近を通過するときに減速するようにしてあるので、小株間で苗の植付けを行えながら、植付け爪16cが土壌面ないしは下死点DP付近を通過するときの動軌跡が図17の基準軌跡T1に近づけることができ、これによって良好な苗の植付けを行うことができる。
中間伝動軸95と出力軸93の間の疎植用の偏芯ギヤ対99は、第一株間変速部60が低速伝動状態に変速操作されているときに使用され、中間伝動軸95の回転駆動力を出力軸93に対して偏芯ギヤ対98の伝動角速度比とは異なる伝動角速度比で不等速伝達し、入力軸92が不等速回転する場合、出力軸93を入力軸92の回転角速度とは異なる角速度の不等速回転で回動させ、ロータリケース16aが不等速回転する状態で各苗植付け機構16が次のように駆動される。
すなわち、第一株間変速部60が低速伝動状態に変速されている状態で、第二株間変速部70の第二変速部70を等速位置Aまたは不等速位置Bにして、伝動切り換え装置91のクラッチキー109がギヤ99aのキー溝107に係入されると疎植用の偏芯ギヤ対99による不等速伝動状態がセットされ、走行速度に対して前記中速伝動状態の各植付け爪16cの回動周期よりも回動周期が長くなる(一回当たりの植付け速度(ピッチ植付け速度)は遅くなる)。
この場合、中速伝動状態と同じように、伝動切り換え装置91が等速伝動状態であると、第一株間変速部60が中速伝動状態から低速伝動状態に変速された場合は、植付け爪16cの先端の動軌跡は図17の動軌跡T0のように、または植付け爪16cが土壌中に突入している間、植付け爪16cの前面で土を前方に向けて押し出すような波形(サインカーブのような波形)を描き、植付け爪16cで土壌に比較的大きな穴を開ける状態で苗を植付けてしまうことになる。これに対して本願の実施の形態では、第一株間変速部60と苗植付け機構16との間に直列に連結して、伝動切り換え装置91の疎植用の偏芯ギヤ対99によって、植付け爪16cを土壌面ないしは下死点DP付近を通過するときに増速するようにしてあるので、大株間で苗の植付けを行えながら、植付け爪16cが土壌面ないしは下死点DP付近を通過するときの動軌跡が図17の基準軌跡T1に近づけることができ、これによって良好な苗の植付けを行うことができる。
伝動切り換え装置91は、第一株間変速部60とは別に単独で切り換え操作するための専用の切り換えレバー108の揺動操作によるシフトロッド106の摺動操作により、中間伝動軸95と出力軸93の間の3組のギヤ対97,98,99をギヤ97a,98a,99aがクラッチキー109によって中間伝動軸95に連結された伝動入り状態と、ギヤ97a,98a,99aと中間伝動軸95の連結が解除された伝動切り状態とに切り換わるように、かつ、いずれか1組のギヤ対97,98,99だけが伝動入り状態になるように切り換え操作されて、標準用のギヤ対97が伝動入り状態になった等速伝動状態と、密植用の偏芯ギヤ対98が伝動入り状態になった不等速伝動状態と、疎植用の偏芯ギヤ対99が伝動入り状態になった不等速伝動状態の3状態の伝動状態に切り換え操作される。
第二株間変速部70の円形のギヤ対74が噛合した変速等速伝動状態に変速すると標準株間で植付けが行われ、第二株間変速部70の偏芯ギヤ対75が噛合した不等速伝動状態にすると疎植株間で植付けが行われる状態となる。標準株間および疎植株間は図12に示すようにそれぞれ3段ある。この3段の株間変速は第一株間変速部の変速によって現出され、合計6段の株間変速を行うことができる。
第一株間変速部60が中速伝動状態で第二株間変速部70が変速等速伝動状態に変速操作されているときに、伝動切り換え装置91が等速伝動状態に変速操作されると、第一株間変速部60からの駆動力は、等速回転のまま出力軸93から出力され、ロータリケース16aが等速回転される駆動状態を現出して、標準中株間で植付けが行われる。
第一株間変速部60が高速伝動状態で第二株間変速部70が変速等速伝動状態に変速操作されているときに、伝動切り換え装置91が密植用の偏芯ギヤ対98が伝動入り状態になった不等速伝動状態に変速操作されると、株間変速部60からの高速回転の駆動力は、伝動切り換え装置91により植付け爪16cの先端が回動軌跡Tの下死点付近(土壌面近く)で最も減速するように出力軸93から出力され、ロータリケース16aが不等速回転をして各植付け爪16cの先端が回動軌跡Tの下死点付近で中速伝動状態に近い速度で通過するように駆動される駆動状態を現出して、標準小株間で植付けが行われる。
第一株間変速部60が低速伝動状態で第二株間変速部70が変速等速伝動状態に変速操作されているときに、伝動切り換え装置91が疎植用の偏芯ギヤ対99が伝動入り状態になった不等速伝動状態に変速操作されると、株間変速部60からの低速回転の駆動力は、伝動切り換え装置91により植付け爪16cの先端が回動軌跡Tの下死点付近(土壌面近く)で最も増速するように出力軸93から出力され、ロータリケース16aが不等速回転をして各植付け爪16cの先端が回動軌跡Tの下死点付近で中速伝動状態に近い速度で通過するように駆動される駆動状態を現出して、標準大株間で植付けが行われる。
第二株間変速部70を偏芯ギヤ対75を噛合させた不等速伝動状態に変速すると標準株間よりも株間が広い疎植株間で植付けられる状態となるが、この場合、等速回転する入力軸71と不等速回転する出力軸73の回転周期は同じ(偏芯ギヤ対75の入力側ギヤ75a歯数と出力側ギヤ75bの歯数が同じ)で、偏芯ギヤ対75は、植付け爪16cの先端が回動軌跡Tの下死点付近(土壌面近く)で最も増速するように偏芯ギヤ対75が配設されている。
偏芯ギヤ75が仮に円形の非偏芯ギヤである場合は、株間が標準株間よりも広くなっていることにより、動軌跡Tは、基準軌跡T1よりも株間の広い動軌跡T0のようになるが、本願の実施の態様では、植付け爪16cの先端が下死点付近で増速するように偏芯ギヤ対75が配設されていることによって、出力軸73に対して、標準株間のときと同じように、動軌跡Tが基準軌跡T1に近い軌跡を描くように出力される。
これによって、第一株間変速部60が高速伝動状態で第二株間変速部70を不等速伝動状態に変速操作し、伝動切り換え装置91を密植用の不等速伝動状態に切り換え操作した場合、第一株間変速部60が中速伝動状態で第二株間変速部70を不等速伝動状態に変速操作し、伝動切り換え装置91を等速伝動状態に切り換え操作した場合、及び、第一株間変速部60が低速伝動状態で第二株間変速部70を不等速伝動状態に変速操作し、伝動切り換え装置91を疎植用の不等速伝動状態に切り換え操作した場合のいずれの場合も、標準株間の場合と同様、植付け爪16cの先端が回動軌跡Tの下死点DP付近(土壌面近く)で略同じ角速度で回動させることができる。
図12は、第一株間変速部60と第二株間変速部70と伝動切り換え装置91の三者の伝動状態と株間の関係を示す説明図である。この図に示す株間は、走行副変速装置40が低速状態に切り換えた場合のものである。
この図に示すように、小株間での苗植え作業を行う場合、第二変速具79を等速位置A(図6参照)に操作し、第一株間変速部60の伝動入り状態になっているギヤ対63,64,65に応じて切り換えレバー108を操作して伝動切り換え装置91のギヤ対97,98,99を図12に示すように選択する。すると、変速軸77が第二変速具79の操作位置に対応した操作位置になって第二株間変速部70が変速等速伝動状態になる。すると、苗植え駆動機構Dは、第一株間変速部60の伝動入り状態になっているギヤ対63,64,65と、第二株間変速部70のギヤ対74と、伝動切り換え装置91のギヤ対97,98,99とにより、第一株間変速部60の変速伝動状態と伝動切り換え装置91の切り換え状態に対応した大きさの小株間を駆動速度として設定して各苗植付け機構16を駆動する。これにより、各苗植付け機構16のロータリケース16aが標準状態での密植状態(不等速高速伝動状態)、通常状態(等速中速伝動状態)、疎植状態(不等速低速伝動状態)で回転し、植付け爪16cの先端はロータリケース16a内に内蔵された駆動機構(図示せず)により上下に長い回動軌跡Tの不等速で移動する状態で苗植え運動を行い、標準株間で苗の植付けを行う。
このとき、第一変速具101によって変速軸67を高速位置Hに操作し、伝動切り換え装置91を密植用不等速の位置に操作しておくと、苗植え駆動機構Dが第三ギヤ対65とギヤ対74とによって株間が14cmとなる標準所株間に設定され、密植用のギヤ対98によって植付け爪16cの先端が回動軌跡Tの下死点DP近くに位置する苗植付け時に、伝動切り換え装置91で等速伝動されている場合よりも減速され、基準軌跡T1に近い動軌跡で苗が植付けられる。第一変速具101によって変速軸67を中速位置Mに操作し、伝動切り換え装置91を等速の位置に操作しておくと、第一株間変速部60が中速伝動状態になり、苗植え駆動機構Dが第二ギヤ対64とギヤ対74とによって株間が16cmに設定され、標準用のギヤ対97によってロータリケース16aは等速で回転して、植付け爪16cの先端が基準軌跡T1を描く標準の状態(標準中株間)で苗が植付けられる。第一変速具101によって変速軸67を低速位置Lに操作し、伝動切り換え装置91を疎植用不等速の位置に操作しておくと、第一株間変速部60が低速伝動状態になり、苗植え駆動機構Dが第一ギヤ対63とギヤ対74とによって株間が18cmに設定され、疎植用のギヤ対99によって植付け爪16cの先端が回動軌跡Tの下死点DP近くに位置する苗植付け時に、伝動切り換え装置91で等速伝動されている場合よりも増速され、基準軌跡T1に近い動軌跡で苗が植付けられる。
一方、疎植株間での苗植付け作業を行う場合、第二変速具79を不等速位置B(図6参照)に操作し、第一株間変速部60の伝動入り状態になっているギヤ対63,64,65に応じて切り換えレバー108を操作して伝動切り換え装置91のギヤ対97,98,99を図12に示す各株間に選択する。すると、変速軸77が第二変速具79の操作位置に対応した操作位置になって第二株間変速部70が不等速伝動状態になる。すると、苗植え駆動機構Dは、第一株間変速部60の伝動入り状態になっているギヤ対63,64,65と、第二株間変速部70の偏芯ギヤ対75と、伝動切り換え装置91のギヤ対97,98,99とにより、苗植付け機構16を駆動する。これにより、各苗植付け機構16のロータリケース16aが、第二株間変速装置70により減速された不等速伝動状態で、第一株間変速部60による高速伝動状態(密植状態)、中速伝動状態(通常状態)、低速伝動状態(疎植状態)で回転し、植付け爪16cの先端はロータリケース16a内に内蔵された駆動機構(図示せず)により上下に長い回動軌跡Tの不等速で移動する状態で苗植え運動を行い、疎植株間で苗の植付けを行う。
このとき、第一変速具101によって変速軸67を高速位置Hに操作し、伝動切り換え装置91を密植用不等速の位置に操作しておくと、苗植え駆動機構Dが第三ギヤ対65と偏芯ギヤ対75とによって株間が21cmとなる疎植小株間に設定され、密植用のギヤ対98によって植付け爪16cの先端が回動軌跡Tの下死点DP近くに位置する苗植付け時に、伝動切り換え装置91で等速伝動されている場合よりも減速され、基準軌跡T1に近い動軌跡で苗が植付けられる。第一変速具101によって変速軸67を中速位置Mに操作し、伝動切り換え装置91を等速の位置に操作しておくと、第一株間変速部60が中速伝動状態になり、苗植え駆動機構Dが第二ギヤ対64と偏芯ギヤ対75とによって株間が24cmに設定され、標準用のギヤ対97によってロータリケース16aは第二株間変速部70による低速の偏芯ギヤ対75での不等速回転による疎植中株間で苗が植付けられる。第一変速具101によって変速軸67を低速位置Lに操作し、伝動切り換え装置91を疎植用不等速の位置に操作しておくと、第一株間変速部60が低速伝動状態になり、苗植え駆動機構Dが第一ギヤ対63とギヤ対74とによって株間が28cmに設定され、疎植用のギヤ対99によって植付け爪16cの先端が回動軌跡Tの下死点DP近くに位置する苗植付け時に、伝動切り換え装置91で等速伝動されている場合よりも増速され、基準軌跡T1に近い動軌跡で苗が植付けられる。
次に、苗取り位相について説明する。
図13、図14に示すように、フィードケース84から螺旋軸90が延出され、螺旋軸90の端部が支持ブラケット111を介してメインフレーム11aに回転自在に支持されており、螺旋軸90に送り部材112が外嵌されている。苗載せ台15の上下中央付近の裏面に苗載せ台15の全幅に亘って支持フレーム113が固定されており、支持フレーム113に固定された連結部材114と送り部材112とが、接続部材115及びボルト116を介して接続されている。これにより、フィードケース84の動力によって螺旋軸90が回転駆動されて、送り部材112が螺旋軸90に沿って往復横送り駆動されて、苗載せ台15が往復横送り駆動される。
苗載せ台15に載置された苗を縦送りするための駆動軸(図示せず)に苗縦送りレバー117が設けられている。図4に示すように、フィードケース84から縦送り軸118が延出され、縦送り軸118の端部が支持ブラケット119を介してメインフレーム11aに回転自在に支持されており、縦送り軸118に2個の駆動アーム120が固定されている。縦送り軸118の2個の駆動アーム120の間に駆動軸の苗縦送りレバー117が位置しており、フィードケース84の動力によって縦送り軸118が回転駆動されている。
これにより、苗載せ台15が往復横送り駆動されて、往復横送り駆動のストロークエンドに達すると、駆動軸の苗縦送りレバー117が縦送り軸118の一方の駆動アーム120の位置に達して、駆動軸の苗縦送りレバー117が縦送り軸118の一方の駆動アーム120により所定角度だけ回転駆動され、苗の縦送り機構が所定量だけ回転駆動されて、苗載せ台15に載置された苗が苗取り出し口14に送られる。
図13、図14に示すように、連結部材114に側面視で苗載せ台横送り軸90の軸芯を中心とする円弧状の長孔122が開口されており、接続部材115に固定されたボルト116が連結部材114の長孔122に挿入され、ナット123により締め付けられて、ボルト116が連結部材114に締付け固定されている。
前記ナット123を緩めて、図14に示す基本位置NPから先送り位置Fと遅れ位置Rとの間の任意の位置にずらすと送り部材112の駒部材125が苗載せ台横送り軸90の往復螺旋溝124に沿って移動し、これに対応した分だけナット123の締め付け状態で苗載せ台15が右または左に移動する。
図15に示すように、苗載せ台横送り軸90に設けた往復螺旋溝124の軸心方向での寸法、つまり、苗載せ台15の横送りストロークLが、植付け爪16cが1条分の苗載置部の両端に亘って相対移動する標準仕様の横送りストロークよりも短く設定され、苗載せ台15が左右のストロークエンドに到達した時の植付け爪16cによる苗取り出し位置が仕切り壁15aよりも所定寸法内側に偏るように構成されている。苗載せ台15を円滑に向き反転させるように往復螺旋溝124の両端が湾曲されているために、苗載せ台15の横送り最大ストロークLmaxは、苗切り出しのための前記横送りストロークLより若干大きいものとなっている。
また、縦送りレバー117の横移動ストロークが標準仕様のものより小さくなる分、左右の駆動アーム120の間隔(左右の先端ローラ120aの間隔)も標準仕様のものより小さく設定されている。
ここで、送り部材112が図13に示す基本位置NPに固定されているときは、植付け爪16cは苗載せ台横送り軸90が180°回転するたびに苗取り出作動するようにタイミング設定されており、図16に示す往復螺旋溝展開図において苗縦送りタイミングの回転位相を基準(0°)として、ここから前後に90°位相のずれた位相で苗切り出し(図16に白抜きの丸印および黒の丸印で示す)が行われるものであり、苗切り出し作動ごとの苗載せ台の横送りピッチp1〜pnが略均等となるように往復螺旋溝124のリード角度が設定されている。
ナット123を緩めて駒送り調整用のボルト116を長孔122に沿って先送り位置F側または遅れ位置R側に移動させてナット123を締め付けることで、苗載せ台15の横送りに対する苗取りタイミングを変更することができる。
例えば、根絡みが多い苗を植付けるときは、植付け爪16cで苗を切り出したときに苗載せ台に残っている苗が引っ張られてストロークエンド近くの残り苗がより少なくなる。この場合、駒送り調整用のボルト116を遅れ位置R側に移動させることで、苗載せ台の基本位置NPの場合よりも横移動が遅れるので、ストロークエンド近くの最後の残り苗が無くなって空植えを生じさせることが防止できる。
〔別実施の形態〕
上記発明を実施するための最良の形態では、第一株間変速部60と第二株間変速部70の2つの株間変速部を備えているが、第二株間変速部70を省略してもよい。これら第一株間変速部60、或いは第一株間変速部60と第二株間変速部70をあわせて株間変速部と総称する。
第一株間変速部60、第二株間変速部70或いは両者の変速段を更に変速段の多い多段に形成してもよい。
上記発明を実施するための最良の形態では、第一株間変速部60の高速、中速、低速伝動状態に対応して伝動切り換え装置91を密植用不等速伝動状態、等速伝動状態、疎植用不等速伝動状態に切り換え操作するように説明したが、第一株間変速部60の高速、中速、低速伝動状態の全ての変速状態において伝動切り換え装置91を等速伝動状態に固定しておいても苗の植付けは可能である(但し、この場合は本発明の実施の形態から外れることとなる)。
上記発明を実施するための最良の形態では、第一変速部60の変速操作及び伝動切り換え装置の切り換え操作を、第一株間変速部60の変速軸67に連係した第一変速具101及び伝動切り換え装置91のシフトロッド106に連係した切り換えレバー108人為操作によって行うようにしてあるが、前記第一株間変速部60の変速軸67や伝動切り換え装置91のシフトロッド106を操作する伝動モータや油圧シリンダなどのアクチュエータを各別に設け、油圧又は電気で2個のアクチュエータを同時に作動させて第一変速部60の変速操作及び伝動切り換え装置の切り換え操作を単一の操作具の操作によって行えるようにしてもよい。
田植機の全体側面図 苗植付け機構の側面図 走行駆動機構の線図 苗植え駆動機構の線図 走行副変速装置と第一株間変速部と第二株間変速部の断面図 第一株間変速部と第二株間変速部の断面図 第一株間変速部の操作部の斜視図 第一株間変速部の操作部の側面図 伝動切り換え装置の縦断側面図 伝動切り換え装置の密植用の偏芯ギヤ対を示す縦断正面図 伝動切り換え装置の疎植用の偏芯ギヤ対を示す縦断正面図 第一株間変速部の操作状態と、第二株間変速部の操作状態と、株間との関係を示す説明図 苗植付装置の側面図 螺旋軸及び送り部材の付近の正面図 苗取り出し作動の説明図 往復螺旋溝の展開図 植付け爪の動軌跡を示す線図
符号の説明
15 苗載せ台
16 苗植付け機構
16c 植付け爪
60 第一株間変速部
63 第一株間変速部の高速回転で出力するギヤ対
64 第一株間変速部の中速回転で出力するギヤ対
65 第一株間変速部の低速回転で出力するギヤ対
70 第二株間変速部
91 伝動切り換え装置
97 等速回転するギヤ対
98 密植用の不等速回転するギヤ対
99 疎植用の不等速回転するギヤ対
D 苗植え駆動機構
T 回動軌跡

Claims (3)

  1. 植付け爪の先端が、回動軌跡を描いて苗載せ台と植付け土壌面との間を機体上下方向に往復移動する苗植付け機構を備えた田植機において、
    低速回転で出力して低速伝動状態を現出するギヤ対と、中速回転で出力して中速伝動状態を現出するギヤ対と、高速回転で出力して高速伝動状態を現出するギヤ対とを備えた変速比が3段以上の異なる変速伝動状態を現出する株間変速部を備え、
    等速回転するギヤ対と、植付け爪の先端が土壌面近くで減速される不等速回転するギヤ対と、植付け爪の先端が土壌面近くで増速される不等速回転するギヤ対とを設けた伝動切り換え装置を備え、
    前記株間変速部と伝動切り換え装置とを直列に連動連結して、これらの伝動下手側に前記苗植付け機構を連動連結してあることを特徴とする田植機。
  2. 前記不等速回転するギヤ対を円形の偏芯ギヤ対で構成してある請求項1記載の田植機。
  3. 前記不等速回転するギヤ対を非円形のギヤ対で構成してある請求項1記載の田植機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013198455A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Kubota Corp 田植機の苗植付機構
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