JP2021176270A - 苗植付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】植付ケース、回転ケース及び植付アームが設けられた苗植付装置において、回転ケースの伝動系の振動防止を図る。【解決手段】植付ケース10に前後方向に沿って支持された伝動軸30と、伝動軸30の後部に連結された第1ベベルギヤ31と、回転ケース11の駆動軸35に連結されて第1ベベルギヤ31と咬合する第2ベベルギヤ32とが備えられる。隣接する2個の植付ケース10において、平面視で、右の植付ケース10の第2ベベルギヤ32が、平面視で右の植付ケース10の伝動軸30に対して、右及び左の一方側に配置され、平面視で、左の植付ケース10の第2ベベルギヤ32が、平面視で左の植付ケース10の伝動軸30に対して、右及び左の他方側に配置される。【選択図】図2
Description
本発明は、乗用型田植機や歩行型田植機に装備される苗植付装置に関する。
乗用型田植機に装備される苗植付装置の一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1の苗植付装置では、苗のせ台と、複数の植付ケースと、植付ケースの後部の右及び左の回転ケースと、回転ケースの一方の端部及び他方の端部の植付アームと、回転ケースの内部に設けられて植付アームの姿勢を設定する姿勢設定機構とが設けられている。
回転ケースが回転駆動されることにより、植付アームが、姿勢設定機構により姿勢が設定されながら、苗のせ台の下部から苗を取り出して植え付ける。
回転ケースが回転駆動されることにより、植付アームが、姿勢設定機構により姿勢が設定されながら、苗のせ台の下部から苗を取り出して植え付ける。
回転ケースの伝動系として、植付ケースに前後方向に沿って支持された伝動軸と、伝動軸の後部に連結された第1ベベルギヤと、右部及び左部に回転ケースが連結された駆動軸と、駆動軸に連結された第2ベベルギヤとが設けられており、第1ベベルギヤと第2ベベルギヤとが咬合している。
これにより、伝動軸に伝達された動力が、第1ベベルギヤ及び第2ベベルギヤを介して駆動軸に伝達されて、駆動軸及び回転ケースが回転駆動される。
これにより、伝動軸に伝達された動力が、第1ベベルギヤ及び第2ベベルギヤを介して駆動軸に伝達されて、駆動軸及び回転ケースが回転駆動される。
特許文献1の苗植付装置では、複数の植付ケースの各々において、駆動軸に連結された第2ベベルギヤが、平面視で、植付ケースの伝動軸に対して左側に配置されているので、苗植付装置において、回転ケースの伝動系の振動防止の面で改善の余地がある。
本発明は、植付ケース、回転ケース及び植付アームが設けられた苗植付装置において、回転ケースの伝動系の振動防止を図ることを目的としている。
本発明の苗植付装置は、苗が載置されて、左右方向に往復駆動される苗のせ台と、左右方向に所定の間隔を開けて配置された複数の植付ケースと、前記植付ケースの後部に、左右方向に沿った第1軸芯周りに回転可能に支持された駆動軸と、前記駆動軸の右部及び左部に連結された回転ケースと、前記回転ケースの一方の端部及び他方の端部に、左右方向に沿った第2軸芯周りに回転可能に支持された植付アームと、前記回転ケースの内部に設けられ、前記回転ケースの回転に伴って前記植付アームを前記第2軸芯周りに回転駆動して、前記植付アームの姿勢を設定する姿勢設定機構とが備えられ、前記植付ケースに前後方向に沿って支持された伝動軸と、前記伝動軸の後部に連結された第1ベベルギヤと、前記駆動軸に連結されて前記第1ベベルギヤと咬合する第2ベベルギヤとが備えられ、隣接する2個の前記植付ケースにおいて、平面視で、右の前記植付ケースの前記第2ベベルギヤが、平面視で、右の前記植付ケースの前記伝動軸に対して、右及び左の一方側に配置され、平面視で、左の前記植付ケースの前記第2ベベルギヤが、平面視で、左の前記植付ケースの前記伝動軸に対して、右及び左の他方側に配置され、前記伝動軸の動力が、前記第1ベベルギヤ及び前記第2ベベルギヤを介して前記駆動軸に伝達され、前記駆動軸及び前記回転ケースが回転駆動されて、前記植付アームが、前記姿勢設定機構により姿勢が設定されながら、前記苗のせ台の下部から苗を取り出して植え付ける。
本発明によると、複数の植付ケースが左右方向に所定の間隔を開けて配置された苗植付装置において、隣接する2個の植付ケースに着目した場合、右の植付ケースにおいて、第2ベベルギヤが伝動軸に対して右側に配置され、左の植付ケースにおいて、第2ベベルギヤが伝動軸に対して左側に配置される。
前述と同様な構成として、右の植付ケースにおいて、第2ベベルギヤが伝動軸に対して左側に配置され、左の植付ケースにおいて、第2ベベルギヤが伝動軸に対して右側に配置される。
本発明によると、隣接する2個の植付ケースにおいて、伝動軸、第1ベベルギヤ及び第2ベベルギヤ、駆動軸が、隣接する2個の植付ケースの間の左右中央に対して、左右対称に配置される。
これにより、動力が伝動軸から第1ベベルギヤ及び第2ベベルギヤを介して駆動軸に伝達される際に発生する振動が、隣接する2個の植付ケースにおいて、互いに逆位相になるのであり、隣接する2個の植付ケースにおいて、前述の振動が互いに打ち消し合う状態が得られて、回転ケースの伝動系の振動が抑えられる。
本発明において、前記植付ケースの前部に亘って左右方向に沿って支持された上手側伝動軸と、前記伝動軸の前部に連結された第3ベベルギヤと、前記上手側伝動軸に連結されて前記第3ベベルギヤと咬合する第4ベベルギヤとが備えられて、前記上手側伝動軸の動力が、前記第3ベベルギヤ及び前記第4ベベルギヤを介して前記伝動軸に伝達され、隣接する2個の前記植付ケースにおいて、平面視で、右の前記植付ケースの前記第4ベベルギヤが、平面視で、右の前記植付ケースの前記伝動軸に対して、右の前記植付ケースの前記第2ベベルギヤの反対側である右及び左の他方側に配置され、平面視で、左の前記植付ケースの前記第4ベベルギヤが、平面視で、左の前記植付ケースの前記伝動軸に対して、左の前記植付ケースの前記第2ベベルギヤの反対側である右及び左の一方側に配置されていると好適である。
本発明によると、植付ケースの伝動軸に動力を伝達する上手側伝動軸が、植付ケースの前部に亘って左右方向に沿って支持された場合、第3ベベルギヤが伝動軸の前部に連結されて、第4ベベルギヤ上手側伝動軸に連結され、第3ベベルギヤと第4ベベルギヤとが咬合しており、上手側伝動軸の動力が、第3ベベルギヤ及び第4ベベルギヤを介して伝動軸に伝達される。
本発明によると、隣接する2個の植付ケースに着目した場合に、右の植付ケースにおいて、第2ベベルギヤが伝動軸に対して右側に配置され、第3ベベルギヤが伝動軸に対して左側に配置される。左の植付ケースにおいて、第2ベベルギヤが伝動軸に対して左側に配置され、第3ベベルギヤが伝動軸に対して右側に配置される。
前述と同様な構成として、右の植付ケースにおいて、第2ベベルギヤが伝動軸に対して左側に配置され、第3ベベルギヤが伝動軸に対して右側に配置される。左の植付ケースにおいて、第2ベベルギヤが伝動軸に対して右側に配置され、第3ベベルギヤが伝動軸に対して左側に配置される。
本発明によると、隣接する2個の植付ケースにおいて、伝動軸、第1ベベルギヤ及び第2ベベルギヤ、駆動軸が、隣接する2個の植付ケースの間の左右中央に対して、左右対称に配置されることに加えて、上手側伝動軸、第3ベベルギヤ及び第4ベベルギヤが、隣接する2個の植付ケースの間の左右中央に対して、左右対称に配置される。
これにより、動力が上手側伝動軸から第3ベベルギヤ及び第4ベベルギヤを介して伝動軸に伝達される際に発生する振動が、隣接する2個の植付ケースにおいて、互いに逆位相になるのであり、隣接する2個の植付ケースにおいて、前述の振動が互いに打ち消し合う状態が得られて、回転ケースの伝動系の振動が抑えられる。
本発明において、前記植付ケースが2個備えられ、平面視で、右の前記植付ケースの前記第2ベベルギヤが、平面視で、右の前記植付ケースの前記伝動軸に対して、右側に配置され、平面視で、左の前記植付ケースの前記第2ベベルギヤが、平面視で、左の前記植付ケースの前記伝動軸に対して、左側に配置されていると好適である。
本発明によると、2個の植付ケースが左右方向に所定の間隔を開けて配置された4条植型式の苗植付装置で、右の植付ケースにおいて、第2ベベルギヤが伝動軸に対して外側である右側に配置され、左の植付ケースにおいて、第2ベベルギヤが伝動軸に対して外側である左側に配置される。
これにより、4条植型式の苗植付装置において、左右方向での重量バランスが良いものとなるのであり、苗植付装置の全体のバランスを向上させることができる。
これにより、4条植型式の苗植付装置において、左右方向での重量バランスが良いものとなるのであり、苗植付装置の全体のバランスを向上させることができる。
本発明において、前記植付ケースにおける前記駆動軸よりも前側の部分に設けられた下支持部と、前記植付ケースの上方に配置された上支持部と、左右方向に沿って配置されて、前記苗のせ台の下部を左右方向に移動可能に支持する支持レールとが備えられ、前記下支持部に取り付けられ、前記下支持部から後側に延出されて、前記支持レールを支持する第1支持部材と、前記上支持部に取り付けられ、前記上支持部から後側に延出されて、前記苗のせ台の上部を左右方向に移動可能に支持する第2支持部材とが備えられていると好適である。
本発明によると、回転ケース及び植付アームが設けられた苗植付装置において、第1支持部材及び第2支持部材により、苗のせ台の側面視での姿勢を、植付アームの通過軌跡に対して適正な姿勢に設定することができる。
これにより、植付アームが苗のせ台の下部から苗を適正な姿勢で取り出して植え付けることができるようになるので、苗植付装置の植付性能を向上させることができる。
これにより、植付アームが苗のせ台の下部から苗を適正な姿勢で取り出して植え付けることができるようになるので、苗植付装置の植付性能を向上させることができる。
図1〜図5において、本発明の苗植付装置8を装備した乗用型田植機が示されており、Fは前方向を示し、Bは後方向を示し、Uは上方向を示し、Dは下方向を示し、Rは右方向を示し、Lは左方向を示している。
(乗用型田植機の全体構成)
図1に示すように、前輪1及び後輪2により機体3が支持されて、運転座席4及び前輪1を操向操作する操縦ハンドル5が、機体3に設けられている。昇降リンク6及び昇降リンク6を昇降操作可能な油圧シリンダ7が、機体3の後部に設けられている。4条植型式の苗植付装置8が昇降リンク6に支持されており、4条型式の施肥装置50が苗植付装置8に支持されている。
図1に示すように、前輪1及び後輪2により機体3が支持されて、運転座席4及び前輪1を操向操作する操縦ハンドル5が、機体3に設けられている。昇降リンク6及び昇降リンク6を昇降操作可能な油圧シリンダ7が、機体3の後部に設けられている。4条植型式の苗植付装置8が昇降リンク6に支持されており、4条型式の施肥装置50が苗植付装置8に支持されている。
(苗植付装置の全体構成)
図1,2,4に示すように、苗植付装置8に、フィードケース9、2個の植付ケース10、4個の回転ケース11、8個の植付アーム12、苗のせ台13及びフロート14が設けられている。
図1,2,4に示すように、苗植付装置8に、フィードケース9、2個の植付ケース10、4個の回転ケース11、8個の植付アーム12、苗のせ台13及びフロート14が設けられている。
苗植付装置8において、フィードケース9が昇降リンク6の後部にローリング可能に支持されており、平面視で、右及び左の支持ケース15が、フィードケース9の右部及び左部に連結されて右側及び左側に延出されている。
平面視で、右及び左の植付ケース10が、支持ケース15の端部に連結されて後側に延出されており、2個の植付ケース10が、左右方向に所定の間隔を開けて配置された状態となっている。右及び左の植付ケース10は同じものであり、植付ケース10は、平面視で、左右対称形状に構成され、側面視で上下対称形状に構成されている。2個の植付ケース10のうちの一方の植付ケース10の前部の左部が、右の支持ケース15の端部に連結され、他方の植付ケース10の前部の右部が、左の支持ケース15の端部に連結されている。
図2及び図3に示すように、回転ケース11が、植付ケース10の後部の右部及び左部に、左右方向に沿った軸芯P1(第1軸芯に相当)周りに回転可能に支持されており、植付アーム12が、回転ケース11の一方の端部及び他方の端部に、左右方向に沿った軸芯P2(第2軸芯に相当)周りに回転可能に支持されている。回転ケース11の回転に伴って植付アーム12を軸芯P2周りに回転駆動して、植付アーム12の姿勢を設定する姿勢設定機構16が、回転ケース11の内部に設けられている。
図1及び図4に示すように、苗が載置される苗のせ台13が、左右方向に往復移動可能に、植付ケース10に支持されており、ゴムベルト型式の4組の縦送り機構29が、苗のせ台13に設けられている。苗植付装置8の全幅に亘る1個のフロート14が、植付ケース10の下側に配置されている。
以上の構成により、1条に対して2個の植付アーム12が配置される。回転ケース11が軸芯P1周りに回転駆動されるのに伴って(後述の(苗植付装置における回転ケースの伝動系の構成)を参照)、姿勢設定機構16により植付アーム12の姿勢が軸芯P2周りで設定されながら、植付アーム12が苗のせ台13の下部から苗を取り出して田面に植え付ける。
(施肥装置の全体構成)
図1に示すように、施肥装置50に、ホッパー51、繰り出し部52、作溝器53及びホース54等が設けられている。ホッパー51の下部に繰り出し部52が連結され、作溝器53がフロート14に支持されており、繰り出し部52と作溝器53とに亘ってホース54が接続されている。
図1に示すように、施肥装置50に、ホッパー51、繰り出し部52、作溝器53及びホース54等が設けられている。ホッパー51の下部に繰り出し部52が連結され、作溝器53がフロート14に支持されており、繰り出し部52と作溝器53とに亘ってホース54が接続されている。
ホッパー51に貯留された肥料が繰り出し部52により繰り出され、ホース54を通って作溝器53に供給されるのであり、機体3の進行に伴って、作溝器53により田面に溝が形成されながら、肥料が作溝器53から田面の溝に供給される。
(苗植付装置におけるフィードケースの構成)
図2に示すように、フィードケース9の内部に、伝動軸17、右及び左の伝動軸18(上手側伝動軸に相当)、横送り軸19及び縦送り軸20が、左右方向に沿って支持されている。
図2に示すように、フィードケース9の内部に、伝動軸17、右及び左の伝動軸18(上手側伝動軸に相当)、横送り軸19及び縦送り軸20が、左右方向に沿って支持されている。
ベベルギヤ17aが伝動軸17に相対回転可能に取り付けられて、伝動軸17とベベルギヤ17aとの間に、植付クラッチ21が設けられている。機体3からの動力が伝動軸59(図1参照)を介して、伝動軸17のベベルギヤ17aに伝達される。
右及び左の伝動軸18が、同芯状に突き合わせて配置され、フィードケース9及び支持ケース15に亘って支持されている。右及び左の伝動軸18の突き合わせ部分に、スプロケット22が相対回転可能に取り付けられ、伝動軸17に連結されたスプロケット17bとスプロケット22とに亘って、伝動チェーン23が取り付けられている。スプロケット22と右の伝動軸18との間に、右の少数条クラッチ24が設けられ、スプロケット22と左の伝動軸18との間に、左の少数条クラッチ24が設けられている。
伝動軸17及び横送り軸19が、フィードケース9の右の外側に突出しており、伝動軸17及び横送り軸19の突出部分に、伝動ギヤ25,26が取り付けられて、伝動ギヤ25,26が咬合している。伝動ギヤ25,26を覆うカバー27が、フィードケース9に取り付けられている。
縦送り軸20が、フィードケース9の右及び左の外側に突出しており、縦送り軸20の突出部分に、駆動アーム20aが連結されている。フィードケース9の内部において、駆動アーム19bが横送り軸19に連結され、戻しバネ28が縦送り軸20に取り付けられている。
以上の構成により、伝動軸59(図1参照)の動力が、伝動軸17のベベルギヤ17a及び植付クラッチ21を介して伝動軸17に伝達されるのであり、伝動軸17の動力が、伝動チェーン23、スプロケット22及び少数条クラッチ24を介して、伝動軸18に伝達される。伝動軸17の動力が、伝動ギヤ25,26を介して横送り軸19により伝達され、横送り軸19の駆動アーム19bにより、縦送り軸20が所定の角度だけ回転駆動され、この後に戻しバネ28により元の位相に戻る。
後述の(苗植付装置における苗のせ台の横送りの構成)に記載のように、横送り軸19によって、苗のせ台13が左右方向に往復駆動される。後述の(苗植付装置における苗のせ台の縦送りの構成)に記載のように、縦送り軸20によって、縦送り機構29が駆動される。
植付クラッチ21が遮断状態に操作されると、伝動軸17が停止して、右及び左の伝動軸18、横送り軸19、縦送り軸20が停止する。右の少数条クラッチ24が遮断状態に操作されると、右の伝動軸18が停止し、左の少数条クラッチ24が遮断状態に操作されると、左の伝動軸18が停止する。
(苗植付装置における回転ケースの伝動系の構成)
図2及び図3に示すように、右及び左の植付ケース10の内部に、右及び左の伝動軸30が前後方向に沿って支持されている。駆動軸35が、植付ケース10の後部に左右方向に沿った軸芯P1周りに回転可能に支持されており、回転ケース11が駆動軸35の右部及び左部に連結されている。
図2及び図3に示すように、右及び左の植付ケース10の内部に、右及び左の伝動軸30が前後方向に沿って支持されている。駆動軸35が、植付ケース10の後部に左右方向に沿った軸芯P1周りに回転可能に支持されており、回転ケース11が駆動軸35の右部及び左部に連結されている。
ベベルギヤ31(第1ベベルギヤに相当)が、伝動軸30の後部に連結され、ベベルギヤ32(第2ベベルギヤに相当)が、駆動軸35に連結されて、ベベルギヤ31とベベルギヤ32とが咬合している。
ベベルギヤ33(第3ベベルギヤに相当)が、伝動軸30の前部に連結され、ベベルギヤ34(第4ベベルギヤに相当)が、伝動軸18の右部(左部)に連結されており、ベベルギヤ33とベベルギヤ34とが咬合している。
隣接する2個の植付ケース10において、ベベルギヤ31〜34が、図2に示すように配置されている。
右の植付ケース10のベベルギヤ32が、平面視で、右の植付ケース10の伝動軸30に対して、右及び左の一方側である右側に配置され、右の植付ケース10のベベルギヤ34が、平面視で、右の植付ケース10の伝動軸30に対して、右及び左の他方側(右の植付ケース10のベベルギヤ32の反対側)である左側に配置されている。
右の植付ケース10のベベルギヤ32が、平面視で、右の植付ケース10の伝動軸30に対して、右及び左の一方側である右側に配置され、右の植付ケース10のベベルギヤ34が、平面視で、右の植付ケース10の伝動軸30に対して、右及び左の他方側(右の植付ケース10のベベルギヤ32の反対側)である左側に配置されている。
左の植付ケース10のベベルギヤ32が、平面視で、左の植付ケース10の伝動軸30に対して、右及び左の他方側である左側に配置され、左の植付ケース10のベベルギヤ34が、平面視で、左の植付ケース10の伝動軸30に対して、右及び左の一方側(左の植付ケース10のベベルギヤ32の反対側)である右側に配置されている。
以上の構成により、伝動軸18の動力が、ベベルギヤ33及びベベルギヤ34を介して伝動軸30に伝達され、伝動軸30の動力が、ベベルギヤ31及びベベルギヤ32を介して駆動軸35に伝達されて、駆動軸35及び回転ケース11が、軸芯P1周りに図4の反時計方向に回転駆動される。
(苗植付装置における姿勢設定機構の構成)
図3に示すように、回転ケース11の内部において、第1ギヤ41が、駆動軸35に相対回転可能に取り付けられており、植付ケース10に連結された円筒状の咬合部36が、回転ケース11の内部に入り込んで第1ギヤ41と咬合している。駆動軸35及び回転ケース11が回転駆動されるのに対して、第1ギヤ41は、咬合部36と咬合していることにより、回転駆動されずに植付ケース10に連結された状態となる。
図3に示すように、回転ケース11の内部において、第1ギヤ41が、駆動軸35に相対回転可能に取り付けられており、植付ケース10に連結された円筒状の咬合部36が、回転ケース11の内部に入り込んで第1ギヤ41と咬合している。駆動軸35及び回転ケース11が回転駆動されるのに対して、第1ギヤ41は、咬合部36と咬合していることにより、回転駆動されずに植付ケース10に連結された状態となる。
互いに偏芯した2個の軸部を有する偏芯軸37が、回転ケース11の内部に支持されており、偏芯軸37の一方の軸部に回転可能に支持された第2ギヤ42が、第1ギヤ41と咬合している。偏芯軸37の他方の軸部に、第3ギヤ43が回転可能に支持されており、第3ギヤ43に設けられた凸部43aが、第2ギヤ42の側面に半径方向に沿って形成された凹部に入り込んでいる。第2ギヤ42の凹部と第3ギヤ43の凸部43aとの係合により、第2ギヤ42と第3ギヤ43とは、互いに偏芯していながら一体で回転する。
支持軸38が軸芯P2周りに回転可能に回転ケース11に支持されて、植付アーム12が支持軸38に連結されており、支持軸38に連結された第4ギヤ44が、第3ギヤ43と咬合している。
図2,3,4に示すように、植付アーム12において、植付爪12aが連結され、苗押し出し具12bが植付爪12aに沿って移動可能に支持されている。苗押し出し具12bを突出側に付勢するバネ(図示せず)、及びバネに抗して苗押し出し具12bを植付アーム12の内部に引き込む操作アーム12cが、植付アーム12の内部に設けられている。
カム軸39が、軸芯P2周りに回転可能で、支持軸38と同芯状に、植付アーム12に支持されており、植付アーム12の操作アーム12cがカム軸39に接触している。一対のカム軸39に亘って連係部材40が取り付けられて、カム軸39が連係部材40に対して回転不能に連結されており、カム軸39が回転ケース11に対して位相が変化しない状態となっている。
以上のように、姿勢設定機構16に、第1ギヤ41、第2ギヤ42、第3ギヤ43、第4ギヤ44、偏芯軸37及び支持軸38等が設けられており、第1ギヤ41〜第4ギヤ44は非円形ギヤに構成されている。
駆動軸35及び回転ケース11が回転駆動されることにより、第2ギヤ42が、第1ギヤ41と咬合して回転しながら第1ギヤ41の周囲を移動する状態となり、第2ギヤ42と第3ギヤ43との係合、及び第3ギヤ43と第4ギヤ44との咬合により、植付アーム12が回転ケース11に対して回転しながら姿勢が設定されて、植付アーム12の植付爪12aの先端部が、側面視で軌跡A1に沿って移動する。
植付アーム12が苗のせ台13の下部を通過する前に、植付アーム12の操作アーム12cとカム軸39との接触により、植付アーム12の苗押し出し具12bが植付アーム12の内部に引き込まれて、植付アーム12が苗のせ台13の下部を通過する際に、植付アーム12の植付爪12aに苗が保持される。
植付アーム12が田面に突入すると、植付アーム12のバネにより植付アーム12の苗押し出し具12bが突出して、植付アーム12の植付爪12aの苗が田面に植え付けられる。
植付アーム12が田面に突入すると、植付アーム12のバネにより植付アーム12の苗押し出し具12bが突出して、植付アーム12の植付爪12aの苗が田面に植え付けられる。
(植付クラッチ及び少数条クラッチの位相の設定)
回転ケース11及び2個の植付アーム12において、一方の植付アーム12が苗のせ台13の下部から苗を取り出す直前の位置で停止し、他方の植付アーム12が田面に突入する直前の位置で停止する回転ケース11の特定位相が設定されている。
植付クラッチ21及び少数条クラッチ24が遮断状態に操作されると、回転ケース11は特定位相で停止する。
回転ケース11及び2個の植付アーム12において、一方の植付アーム12が苗のせ台13の下部から苗を取り出す直前の位置で停止し、他方の植付アーム12が田面に突入する直前の位置で停止する回転ケース11の特定位相が設定されている。
植付クラッチ21及び少数条クラッチ24が遮断状態に操作されると、回転ケース11は特定位相で停止する。
少数条クラッチ24が遮断状態に操作されると回転ケース11が特定位相で停止するようにする為に、ベベルギヤ31とベベルギヤ32とを以下の説明のように咬合させる。
ベベルギヤ31にマークが刻印され、ベベルギヤ32にマークが刻印されており、ベベルギヤ31のマークとベベルギヤ32のマークとが、事前に設定された特定の位置関係となるように、ベベルギヤ31とベベルギヤ32とを咬合させる。
ベベルギヤ31にマークが刻印され、ベベルギヤ32にマークが刻印されており、ベベルギヤ31のマークとベベルギヤ32のマークとが、事前に設定された特定の位置関係となるように、ベベルギヤ31とベベルギヤ32とを咬合させる。
植付クラッチ21が遮断状態に操作されると回転ケース11が特定位相で停止するようにする為に、前述のような少数条クラッチ24の設定を行った後、ベベルギヤ33とベベルギヤ34とを以下の説明のように咬合させる。
ベベルギヤ33を伝動軸30に連結する為のベベルギヤ33のキー溝と、ベベルギヤ34を伝動軸18に連結する為のベベルギヤ34のキー溝とにおいて、ベベルギヤ33のキー溝とベベルギヤ34のキー溝とが、事前に設定された特定の位置関係となるように、ベベルギヤ33とベベルギヤ34とを咬合させる。
ベベルギヤ33を伝動軸30に連結する為のベベルギヤ33のキー溝と、ベベルギヤ34を伝動軸18に連結する為のベベルギヤ34のキー溝とにおいて、ベベルギヤ33のキー溝とベベルギヤ34のキー溝とが、事前に設定された特定の位置関係となるように、ベベルギヤ33とベベルギヤ34とを咬合させる。
(苗植付装置における苗のせ台の支持の構成)
図2及び図4に示すように、植付ケース10における駆動軸35よりも前側の部分の外側部分に、支持ブラケット45(下支持部に相当)が連結され、支持ロッド46(下支持部に相当)が、支持ロッド46の軸芯方向に沿った斜めの上下方向に、スライド可能に支持ブラケット45に支持されている。
図2及び図4に示すように、植付ケース10における駆動軸35よりも前側の部分の外側部分に、支持ブラケット45(下支持部に相当)が連結され、支持ロッド46(下支持部に相当)が、支持ロッド46の軸芯方向に沿った斜めの上下方向に、スライド可能に支持ブラケット45に支持されている。
第1支持部材61が、支持ロッド46の上部に取り付けられて、支持ロッド46から後側に延出されている。支持レール47が、左右方向に沿って配置されて、第1支持部材61に支持されており、苗のせ台13の下部が、左右方向に移動可能に支持レール47に支持されている。支持レール47において、植付アーム12(植付爪12a及び苗押し出し具12b)が通過する部分に、切り欠き状の苗取り出し口47aが設けられている。
右の植付ケース10の前部の右部及び左の植付ケース10の前部の左部に、右及び左の支持フレーム48(上支持部に相当)が連結されて上側に延出されており、支持フレーム48が植付ケース10の上方に配置されている。
第2支持部材62が、支持フレーム48の上部に連結されて後側に延出されており、第2支持部材62にローラー62aが回転可能に支持されている。苗のせ台13の上部の前部に、断面チャンネル状の案内レール49が左右方向に沿って連結されており、第2支持部材62のローラー62aが案内レール49に挿入されている。案内レール49が第2支持部材62に沿って左右方向にスライドすることにより、第2支持部材62により苗のせ台13の上部が左右方向に移動可能に支持される。
苗植付装置8に支持された苗取り量レバー(図示せず)が、支持ロッド46に接続されており、苗取り量レバーを操作することにより、支持ロッド46をスライド操作することができ、支持ロッド46の位置を固定することができる。支持ロッド46を介して支持レール47及び苗のせ台13の位置を上下に変更することができるのであり、植付アーム12が支持レール47の苗取り出し口47aを通過して取り出す苗の量を変更することができる。
(苗植付装置における苗のせ台の横送りの構成)
図2に示すように、横送り軸19がフィードケース9の左の外側に突出しており、横送り軸19の端部が、支持アーム55を介して左の支持フレーム48に回転可能に支持されている。
図2に示すように、横送り軸19がフィードケース9の左の外側に突出しており、横送り軸19の端部が、支持アーム55を介して左の支持フレーム48に回転可能に支持されている。
横送り軸19の突出部分に螺旋溝19aが形成されて、送り部材56が横送り軸19の螺旋溝19aの部分に取り付けられており、送り部材56が苗のせ台13に接続されている。送り部材56とフィードケース9及び送り部材56と支持アーム55とに亘って、伸縮可能なジャバラ状のゴム製のカバー57が取り付けられている。
前述の(苗植付装置におけるフィードケースの構成)に記載のように、横送り軸19が回転駆動されることにより、送り部材56が横送り軸19の螺旋溝19aに沿って移動駆動されるのであり、送り部材56により苗のせ台13が左右方向に移動駆動される。
カバー27を取り外して、伝動ギヤ25,26を、別のギヤ比を有する伝動ギヤ25,26に交換することにより、横送り軸19の回転速度を変更することができる。横送り軸19の回転速度が変更されると、送り部材56(苗のせ台13)の移動速度が変速されるのであり、植付アーム12が支持レール47の苗取り出し口47aを通過して取り出す苗の量を変更することができる。
(苗植付装置における苗のせ台の縦送りの構成)
図2及び図4に示すように、苗のせ台13の下部の左右中央部に、縦送り機構29を駆動する縦送りアーム58が設けられており、縦送りアーム58が縦送り軸20の駆動アーム20aの間に配置されている。
図2及び図4に示すように、苗のせ台13の下部の左右中央部に、縦送り機構29を駆動する縦送りアーム58が設けられており、縦送りアーム58が縦送り軸20の駆動アーム20aの間に配置されている。
前述の(苗植付装置におけるフィードケースの構成)に記載のように、横送り軸19が回転駆動されることにより、縦送り軸20が所定の角度の範囲で往復回転駆動される。前述の(苗植付装置における苗のせ台の横送りの構成)に記載のように、苗のせ台13が左右方向に移動駆動されると、縦送りアーム58も苗のせ台13と一緒に移動する。
苗のせ台13が移動の右端部に達すると、縦送りアーム58が、縦送り軸20の右の駆動アーム20aに達して、縦送り軸20の右の駆動アーム20aにより駆動される。苗のせ台13が移動の左端部に達すると、縦送りアーム58が、縦送り軸20の左の駆動アーム20aに達して、縦送り軸20の左の駆動アーム20aにより駆動される。
縦送りアーム58が縦送り軸20の駆動アーム20aにより駆動されることに伴って、縦送り機構29が作動して、苗のせ台13に載置された苗が苗のせ台13の下部(支持レール47)に向けて送られる。
(発明の実施の第1別形態)
隣接する2個の植付ケース10において、ベベルギヤ31〜34が以下の説明のように配置されてもよい。
隣接する2個の植付ケース10において、ベベルギヤ31〜34が以下の説明のように配置されてもよい。
右の植付ケース10のベベルギヤ32が、平面視で、右の植付ケース10の伝動軸30に対して、右及び左の一方側である左側に配置され、右の植付ケース10のベベルギヤ34が、平面視で、右の植付ケース10の伝動軸30に対して、右及び左の他方側(右の植付ケース10のベベルギヤ32の反対側)である右側に配置される。
左の植付ケース10のベベルギヤ32が、平面視で、左の植付ケース10の伝動軸30に対して、右及び左の他方側である右側に配置され、左の植付ケース10のベベルギヤ34が、平面視で、左の植付ケース10の伝動軸30に対して、右及び左の一方側(左の植付ケース10のベベルギヤ32の反対側)である左側に配置される。
(発明の実施の第2別形態)
2個の植付ケース10の構成を2組配置し、4個の植付ケース10を設けて、8条植型式の苗植付装置8としてもよい。
2個の植付ケース10の構成を3組配置し、6個の植付ケース10を設けて、12条植型式の苗植付装置8としてもよい。
2個の植付ケース10の構成を2組配置し、4個の植付ケース10を設けて、8条植型式の苗植付装置8としてもよい。
2個の植付ケース10の構成を3組配置し、6個の植付ケース10を設けて、12条植型式の苗植付装置8としてもよい。
(発明の実施の第3別形態)
2個の植付ケース10の右側又は左側に、1個の植付ケース10を配置し、3個の植付ケース10を設けて、6条植型式の苗植付装置8としてもよい。
2個の植付ケース10の右側又は左側に、1個の植付ケース10を配置し、3個の植付ケース10を設けて、6条植型式の苗植付装置8としてもよい。
図2に示す2個の植付ケース10において、右の植付ケース10の右側に、1個の植付ケース10が配置されると、この1個の植付ケース10において、ベベルギヤ32が平面視で伝動軸30に対して左側に配置され、ベベルギヤ34が平面視で伝動軸30に対して右側に配置される。
図2に示す2個の植付ケース10において、左の植付ケース10の左側に、1個の植付ケース10が配置されると、この1個の植付ケース10において、ベベルギヤ32が平面視で伝動軸30に対して右側に配置され、ベベルギヤ34が平面視で伝動軸30に対して左側に配置される。
前述の(発明の実施の第1別形態)の2個の植付ケース10において、右の植付ケース10の右側に、1個の植付ケース10が配置されると、この1個の植付ケース10において、ベベルギヤ32が平面視で伝動軸30に対して右側に配置され、ベベルギヤ34が平面視で伝動軸30に対して左側に配置される。
前述の(発明の実施の第1別形態)の2個の植付ケース10において、左の植付ケース10の左側に、1個の植付ケース10が配置されると、この1個の植付ケース10において、ベベルギヤ32が平面視で伝動軸30に対して左側に配置され、ベベルギヤ34が平面視で伝動軸30に対して右側に配置される。
(発明の実施の第4別形態)
回転ケース11に2個の植付アーム12が支持された苗植付装置8ではなく、回転ケース11が廃止されて、1条に1個の植付アーム12が配置された苗植付装置8の場合、図5に示すように、第1支持部材61が廃止されて、支持レール47が支持ロッド46の上部に直接に支持される。図4に示す第2支持部材62に代えて、後側に延出されない第2支持部材62が、支持フレーム48の上部に連結される。
これにより、図4に示す苗植付装置8の苗のせ台13の前後方向の位置と、図5に示す苗植付装置8の苗のせ台13の前後方向の位置とが、少し異なるものとなる。
回転ケース11に2個の植付アーム12が支持された苗植付装置8ではなく、回転ケース11が廃止されて、1条に1個の植付アーム12が配置された苗植付装置8の場合、図5に示すように、第1支持部材61が廃止されて、支持レール47が支持ロッド46の上部に直接に支持される。図4に示す第2支持部材62に代えて、後側に延出されない第2支持部材62が、支持フレーム48の上部に連結される。
これにより、図4に示す苗植付装置8の苗のせ台13の前後方向の位置と、図5に示す苗植付装置8の苗のせ台13の前後方向の位置とが、少し異なるものとなる。
本発明は、乗用型田植機の苗植付装置ばかりではなく、歩行型田植機の苗植付装置にも適用できる。
10 植付ケース
11 回転ケース
12 植付アーム
13 苗のせ台
16 姿勢設定機構
18 伝動軸(上手側伝動軸)
30 伝動軸
31 ベベルギヤ(第1ベベルギヤ)
32 ベベルギヤ(第2ベベルギヤ)
33 ベベルギヤ(第3ベベルギヤ)
34 ベベルギヤ(第4ベベルギヤ)
35 駆動軸
45 支持ブラケット(下支持部)
46 支持ロッド(下支持部)
47 支持レール
48 支持フレーム(上支持部)
61 第1支持部材
62 第2支持部材
P1 軸芯(第1軸芯)
P2 軸芯(第2軸芯)
11 回転ケース
12 植付アーム
13 苗のせ台
16 姿勢設定機構
18 伝動軸(上手側伝動軸)
30 伝動軸
31 ベベルギヤ(第1ベベルギヤ)
32 ベベルギヤ(第2ベベルギヤ)
33 ベベルギヤ(第3ベベルギヤ)
34 ベベルギヤ(第4ベベルギヤ)
35 駆動軸
45 支持ブラケット(下支持部)
46 支持ロッド(下支持部)
47 支持レール
48 支持フレーム(上支持部)
61 第1支持部材
62 第2支持部材
P1 軸芯(第1軸芯)
P2 軸芯(第2軸芯)
Claims (4)
- 苗が載置されて、左右方向に往復駆動される苗のせ台と、
左右方向に所定の間隔を開けて配置された複数の植付ケースと、
前記植付ケースの後部に、左右方向に沿った第1軸芯周りに回転可能に支持された駆動軸と、
前記駆動軸の右部及び左部に連結された回転ケースと、
前記回転ケースの一方の端部及び他方の端部に、左右方向に沿った第2軸芯周りに回転可能に支持された植付アームと、
前記回転ケースの内部に設けられ、前記回転ケースの回転に伴って前記植付アームを前記第2軸芯周りに回転駆動して、前記植付アームの姿勢を設定する姿勢設定機構とが備えられ、
前記植付ケースに前後方向に沿って支持された伝動軸と、前記伝動軸の後部に連結された第1ベベルギヤと、前記駆動軸に連結されて前記第1ベベルギヤと咬合する第2ベベルギヤとが備えられ、
隣接する2個の前記植付ケースにおいて、
平面視で、右の前記植付ケースの前記第2ベベルギヤが、平面視で、右の前記植付ケースの前記伝動軸に対して、右及び左の一方側に配置され、
平面視で、左の前記植付ケースの前記第2ベベルギヤが、平面視で、左の前記植付ケースの前記伝動軸に対して、右及び左の他方側に配置され、
前記伝動軸の動力が、前記第1ベベルギヤ及び前記第2ベベルギヤを介して前記駆動軸に伝達され、前記駆動軸及び前記回転ケースが回転駆動されて、前記植付アームが、前記姿勢設定機構により姿勢が設定されながら、前記苗のせ台の下部から苗を取り出して植え付ける苗植付装置。 - 前記植付ケースの前部に亘って左右方向に沿って支持された上手側伝動軸と、前記伝動軸の前部に連結された第3ベベルギヤと、前記上手側伝動軸に連結されて前記第3ベベルギヤと咬合する第4ベベルギヤとが備えられて、
前記上手側伝動軸の動力が、前記第3ベベルギヤ及び前記第4ベベルギヤを介して前記伝動軸に伝達され、
隣接する2個の前記植付ケースにおいて、
平面視で、右の前記植付ケースの前記第4ベベルギヤが、平面視で、右の前記植付ケースの前記伝動軸に対して、右の前記植付ケースの前記第2ベベルギヤの反対側である右及び左の他方側に配置され、
平面視で、左の前記植付ケースの前記第4ベベルギヤが、平面視で、左の前記植付ケースの前記伝動軸に対して、左の前記植付ケースの前記第2ベベルギヤの反対側である右及び左の一方側に配置されている請求項1に記載の苗植付装置。 - 前記植付ケースが2個備えられ、
平面視で、右の前記植付ケースの前記第2ベベルギヤが、平面視で、右の前記植付ケースの前記伝動軸に対して、右側に配置され、
平面視で、左の前記植付ケースの前記第2ベベルギヤが、平面視で、左の前記植付ケースの前記伝動軸に対して、左側に配置されている請求項1又は2に記載の苗植付装置。 - 前記植付ケースにおける前記駆動軸よりも前側の部分に設けられた下支持部と、
前記植付ケースの上方に配置された上支持部と、
左右方向に沿って配置されて、前記苗のせ台の下部を左右方向に移動可能に支持する支持レールとが備えられ、
前記下支持部に取り付けられ、前記下支持部から後側に延出されて、前記支持レールを支持する第1支持部材と、
前記上支持部に取り付けられ、前記上支持部から後側に延出されて、前記苗のせ台の上部を左右方向に移動可能に支持する第2支持部材とが備えられている請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の苗植付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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