JP2010123290A - 圧着端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子台への適用範囲が広く、端子台に対する圧着端子の緩みを抑制することができると共に、製造コストを低減することができる圧着端子を提供すること。
【解決手段】端子台20の凹部21に配置され当該端子台20にねじ22によって固定される端子板部11と、当該端子板部11から延設され電線30の導体31に圧着して接続される圧着部12と、を備えた圧着端子10であって、端子板部11は、当該端子板部11がねじ22の軸周りに回動するのを規制するために凹部21の内周壁21aと当接可能な略直線状に形成された左右一対の回動規制部11b,11bを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、圧着端子に関する。
従来より、電気設備の制御盤等の配線に使用される圧着端子としては、図11及び図12に示される構造のものがあった。ここで、図11は、従来の圧着端子を示す斜視図、図12は、端子台にねじによって固定された従来の圧着端子を示す平面図である。
図12に示すように、圧着端子110を固定する端子台20は、絶縁部材からなり、平面視矩形状の凹部21が形成されている。凹部21は、内周壁21aと底面を有している。凹部21の底面には、短冊状の導電端子部20aを有すると共に、ねじ22を螺合するためのねじ穴(図示せず)を有している。また、凹部21は、圧着端子110の端子板部111を配置できるように、端子板部111よりも若干大きめに形成されている。
圧着端子110は、図11に示すように、端子台20の凹部21の導電端子部20aにねじ22によって固定される端子板部111と、当該端子板部111から延設され電線30の導体31に圧着して接続される圧着部112と、を備え、導電性の金属からなる。
図11に示すように、端子板部111は円環状に形成されている。端子板部111には、ねじ22を挿通する貫通穴111aが設けられている。圧着部112は、端子板部111から延設された平板部112aの先端部の両翼を折り曲げて形成された一対の圧着片112b,112bを有する。
圧着片112b,112bの間に電線30の導体31を配置し、当該圧着片112b,112bをかしめることにより、導体31が圧着部112に圧着される。なお、導体31が圧着された圧着部112には、図12に示すように、ゴム製の絶縁キャップ32が被せられ、絶縁されている。
上記のように構成された圧着端子110は、図12に示すように、端子板部111が端子台20の凹部21の導電端子部20aにねじ22によって固定される。
なお、関連する従来技術として、例えば特許文献1に係る手段が提供されている。すなわち、特許文献1に係る従来技術は、平板部の被接続部材に接続する側の端面に板状弾性突起が一体的に設けられ、板状弾性突起の先端が被接続部材に食い込む如く圧着端子と被接続部材が強固に圧着されて構成されている。このため、該板状弾性突起自身のバネ作用により、接続後の圧着端子の受ける振動が吸収緩和され、接続部における「弛み」の発生を防ぎ、接触不良による発熱等の問題に対処できる、としている。
実開平6−23164号公報
しかしながら、上記第1の従来技術にあっては、電線30の左又は右方向に外力が加わり、ねじ22の締結が緩み始めると、図12中の矢印Fで示すように、端子板部111が当該ねじ22の軸に対して左又は右方向に回動し易くなる。
すなわち、端子板部111は円環状に形成されているので、端子板部111がねじ22の軸に対して回動する場合、この回動に伴って絶縁キャップ32又は電線30が端子台20の一部に引っ掛かるまで回動することとなる。
この回動が左右に繰り返されると、ねじ22の締結が次第に緩み、やがてねじ22が端子台20から外れ、圧着端子110が端子台20から外れてしまう虞があった。
また、上記特許文献1に係る従来技術にあっては、板状弾性突起の先端が被接続部材に食い込むように構成されているので、比較的強度が強くない端子台等、上記食い込みによる強固な圧着にそぐわない端子台には適用することができず、必ずしも汎用性がある圧着端子ではなかった。したがって、端子台への適用範囲が広く、端子台に対する圧着端子の緩みを抑制することができる圧着端子の提供が要請されていた。
また、一般に圧着端子は、1枚の導電性金属板を、例えば打ち抜き加工及び折り曲げ加工されて一体成型されることが多いため、素材となる金属板の使用量を節約して製造コストを低減することも要請されていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、端子台への適用範囲が広く、端子台に対する圧着端子の緩みを抑制することができると共に、製造コストを低減することができる圧着端子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、以下のような圧着端子を提供する。
(1) 端子台の凹部に配置され当該端子台にねじによって固定される端子板部と、当該端子板部から延設され電線の導体に圧着して接続される圧着部と、を備えた圧着端子であって、前記端子板部は、当該端子板部が前記ねじの軸周りに回動するのを規制するために前記凹部の内周壁と当接可能な略直線状又は略点状に形成された左右一対の回動規制部を有することを特徴とする。
圧着端子の端子板部が端子台の凹部にねじによって固定されると、電線が圧着された端子板部の回動規制部が凹部の内周壁に対向することとなる。このため、圧着部に圧着された電線に外力が加わり、仮に、ねじの締結が若干緩んで端子板部が当該ねじの軸に対して回動し始めたとしても、回動規制部が凹部の内周壁に当接するので、端子板部がそれ以上回動するのを規制することができ、ねじの締結がそれ以上緩むのを抑制することができる。したがって、ねじが端子台から外れ、圧着端子が端子台から外れるのを抑制することができる。
また、圧着端子は、凹部の内周壁と当接可能な略直線状又は略点状に形成された左右一対の回動規制部を有するのみでよく、きわめて簡易に構成でき、製造コストを低減することができる。
また、圧着端子は、従来技術のような食い込み等による強固な圧着を行わないので、かかる強固な圧着にそぐわない端子台に対しても適用することができ、汎用性が高い。
したがって、(1)の発明によれば、端子台への適用範囲が広く、端子台に対する圧着端子の緩みを抑制することができると共に、製造コストを低減することができる。
(2) (1)の発明においては、前記回動規制部は、平面視矩形状の前記端子板部の一部を切り欠くことにより形成されることが好ましい。
(2)の発明によれば、回動規制部は、平面視矩形状の端子板部の一部を切り欠くことにより形成されているので、圧着端子を製造するに際し、当該矩形状のままの端子板部よりも小さい面積の端子板部に形成することができ、素材となる金属板の使用量を節約して製造コストを更に低減することができる。
(3) 端子台にねじによって固定される端子板部と、当該端子板部から延設され電線の導体に圧着して接続される圧着部と、を備えた圧着端子であって、前記圧着部又は前記端子板部の少なくとも一方には、前記端子台に当接することにより前記端子板部が前記ねじの軸周りに回動するのを規制する回動規制片が突設されていることを特徴とする。
圧着端子の端子板部が端子台の凹部にねじによって固定されると、電線が圧着された端子板部の回動規制片が端子台に当接可能に対向配置することとなる。このため、電線に外力が加わり、仮に、ねじの締結が若干緩んで端子板部が当該ねじの軸に対して回動し始めたとしても、回動規制片が端子台に当接するので、端子板部がそれ以上回動するのを規制することができ、ねじの締結がそれ以上緩むのを抑制することができる。したがって、ねじが端子台から外れ、圧着端子が端子台から外れるのを抑制することができる。
また、圧着端子は、圧着部又は端子板部の少なくとも一方に、端子台に当接可能な回動規制片を有するのみでよく、きわめて簡易に構成でき、製造コストを低減することができる。
また、圧着端子は、従来技術のような食い込み等による強固な圧着を行わないので、かかる強固な圧着にそぐわない端子台に対しても適用することができ、汎用性が高い。
したがって、(3)の発明によれば、端子台への適用範囲が広く、端子台に対する圧着端子の緩みを抑制することができると共に、製造コストを低減することができる。
(4) (3)に記載の発明においては、前記圧着部は、前記端子板部から延設された平板部の先端部の両翼を折り曲げて形成された一対の圧着片を有し、前記回動規制片は、前記端子板部と前記圧着片との間に配置され前記平板部の基端部の両翼を折り曲げて形成されていることが好ましい。
(4)の発明によれば、回動規制片は、平板部の基端部の両翼を折り曲げて形成されるので、きわめて簡易に構成でき、更に製造コストを低減することができる。
本発明によれば、端子台への適用範囲が広く、端子台に対する圧着端子の緩みを抑制することができると共に、製造コストを低減することができる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る圧着端子を示す斜視図である。なお、図1においては、説明の便宜上、電線の導体を圧着する前の様子を示してある。図2は、端子台にねじによって固定された圧着端子を示す平面図である。
図1及び図2に示すように、後述する圧着端子10を固定する端子台20は、絶縁部材からなり、平面視矩形状の凹部21が形成されている。凹部21は、内周壁21aと底面21bを有している。底面21bには、短冊状の導電端子部20aを有すると共に、ねじ22を螺合するためのねじ穴(図示せず)を有している。
また、凹部21は、後述する圧着端子10の端子板部11を底面21bに配置できるように、端子板部11よりも若干大きめに形成されている。凹部21の内周壁21aの高さは、端子板部11の厚みよりも大きく形成されている。
圧着端子10は、端子台20の凹部21の導電端子部20aにねじ22によって固定される端子板部11と、当該端子板部11から延設され電線30の導体31に圧着して接続される圧着部12と、を備え、導電性の金属からなる。
端子板部11は、長方形状の平板に等脚台形状の平板を延設した全体形状となっており、かつ、当該等脚台形の下底側が圧着部12側に位置するように配されている。端子板部11は、当該端子板部11がねじ22の軸周りに回動するのを規制するために凹部21の内周壁21aと当接可能な直線状に形成された左右一対の回動規制部11b,11bを有する。
すなわち、回動規制部11b,11bは、上記長方形状の平板の両側部に相当するものである。回動規制部11b,11bは、長方形状(平面視矩形状)に形成された端子板部11の一部を切り欠くことにより形成されている。
また、図1に示すように、端子板部11には、ねじ22を挿通する貫通穴11aが設けられている。圧着部12は、端子板部11から延設された平板部12aの先端部の両翼を折り曲げて形成された一対の圧着片12b,12bを有する。この圧着片12b,12bの間に電線30の導体31を配置し、当該圧着片12b,12bをかしめることにより、導体31が圧着部12に圧着される。なお、導体31が圧着された圧着部12には、図2に示すように、ゴム製の絶縁キャップ32が被せられ、絶縁されている。
以上のように構成された圧着端子10は、1枚の導電性金属板を、例えば打ち抜き加工及び折り曲げ加工されて一体成型される。
次に、図2を参照しながら圧着端子10による作用及び効果について説明する。図2に示すように、圧着端子10の端子板部11が端子台20の凹部21にねじ22によって固定されると、端子板部11の回動規制部11b,11bが凹部21の内周壁21aに対向することとなる。
このため、上記状態で電線30の左又は右方向に外力が加わり、仮に、ねじ22の締結が若干緩んで端子板部11が当該ねじ22の軸に対して左又は右方向に回動し始めたとしても、図2中の矢印fで示すように、回動規制部11b,11bが内周壁21aに当接するので、端子板部11がそれ以上回動するのを規制することができ、ねじ22の締結がそれ以上緩むのを抑制することができる。したがって、ねじ22が端子台20から外れ、圧着端子10が端子台20から外れるのを抑制することができる。
また、圧着端子10は、従来技術のような食い込み等による強固な圧着を行わないので、かかる強固な圧着にそぐわない端子台に対しても適用することができ、汎用性が高い。
また、回動規制部11b,11bは、長方形状に形成された端子板部11の一部を切り欠くことにより形成されているので、圧着端子10を製造するに際し、当該長方形状のままの端子板部11よりも小さい面積の端子板部11に形成することができ、素材となる金属板の使用量を節約して製造コストを低減することができる。
以上のように、この第1実施形態に係る圧着端子10によれば、端子台20への適用範囲が広く、端子台20に対する圧着端子10の緩みを抑制することができると共に、材料費を低減することができる。
なお、上記第1実施形態においては、端子板部11は長方形状の平板に等脚台形状の平板を延設した全体形状となっており、かつ、当該等脚台形の下底側が圧着部12側に位置するように配されているものとして説明したが、端子板部11の形状はこれに限定されず、例えば、図3〜図5に示すような形状であってもよい。ここで、図3〜図5は、端子台20にねじ22によって固定された他の形状の圧着端子10を示す平面図である。
すなわち、図3に示すように、端子板部11は長方形状の平板に等脚台形状の平板の下底側を接続した全体形状となっており、かつ、当該長方形状の平板が圧着部12(図示せず)側に位置するように配されてもよい。
また、図4に示すように、端子板部11は長方形状の平板に半円形状の平板の直径側を接続した全体形状となっており、かつ、当該長方形状の平板が圧着部12(図示せず)側に位置するように配されてもよい。
更に、図5に示すように、端子板部11を三角形の形状に形成し、当該三角形の頂角を反圧着部12(図示せず)側に位置するように形成してもよい。この場合、上記三角形において略点状に形成された左右一対の底角部分が回動規制部11b,11bとなる。
上記図3〜図5に示す圧着端子10の回動規制部11b,11bも、上記第1実施形態に示した回動規制部11b,11bと同様の効果を奏する。
〔第2実施形態〕
図6は、本発明の第2実施形態に係る圧着端子10を示す斜視図である。図6においては、説明の便宜上、電線30の導体31を圧着する前の様子を示してある。図7は、端子台20にねじ22によって固定された圧着端子10を示す側断面図である。なお、以下の説明において、既に説明した部材と同一若しくは相当する部材には、同一の符号を付して重複説明を省略又は簡略化する。
図6及び図7に示すように、端子台20の底面21bには、ねじ22を螺合するためのねじ穴23を有した導電端子部20aが設けられている。また、端子台20には、ねじ穴23と同軸に貫通穴21dが設けられている。圧着端子10は、端子台20の凹部21の導電端子部20aにねじ22によって固定される端子板部11と、当該端子板部11から延設され電線30の導体31に圧着して接続される圧着部12と、を備え、導電性の金属からなる。
端子板部11は円環状に形成されている。圧着部12は、端子板部11から延設された平板部12aの先端部の両翼を折り曲げて形成された一対の矩形状の圧着片12b,12bを有する。
また、圧着部12には、端子台20の前面側壁21cに当接することにより端子板部11がねじ22の軸周りに回動するのを規制する一対の矩形状の回動規制片14,14が突設されている。回動規制片14,14は、端子板部11と圧着片12b,12bとの間に配置され、平板部12aの基端部の両翼を上記圧着片12b,12bと逆方向に折り曲げて形成されている。すなわち、回動規制片14,14は、当該回動規制片14,14の一方の側部が端子台20の前面側壁21cと当接するように折り曲げて形成されている。
次に、図6及び図7を参照しながら圧着端子10による作用及び効果について説明する。図6及び図7に示すように、圧着端子10の端子板部11が端子台20の導電端子部20aにねじ22によって固定されると、端子板部11の回動規制片14,14の側部が端子台20の前面側壁21cに対向配置することとなる。
このため、上記状態で電線30の左又は右方向に外力が加わり、仮に、ねじ22の締結が若干緩んで端子板部11が当該ねじ22の軸に対して左又は右方向に回動し始めたとしても、回動規制片14,14の側部が端子台20の前面側壁21cに当接するので、端子板部11がそれ以上回動するのを規制することができ、ねじ22の締結がそれ以上緩むのを抑制することができる。したがって、ねじ22が端子台20から外れ、圧着端子10が端子台20から外れるのを抑制することができる。
また、圧着端子10は、食い込み等による強固な圧着を行わないので、かかる強固な圧着にそぐわない端子台に対しても適用することができ、汎用性が高い。
また、回動規制片14,14は、平板部12aの基端部の両翼を折り曲げて簡易に形成できるので、圧着端子10を製造するに際し、素材となる金属板の使用量が大幅に増加したり、製造工程が著しく増加したりすることもない。したがって、製造コストを低減することができる。
以上のように、この第2実施形態に係る圧着端子10によれば、回動規制片14,14を設けたことにより、端子台20への適用範囲が広く、端子台20に対する圧着端子10の緩みを抑制することができると共に、製造コストを低減することができる。
なお、上記第2実施形態においては、回動規制片14,14は平板部12aの基端部の両翼を圧着片12b,12bと逆方向に折り曲げて矩形状に形成され、かつ、当該回動規制片14,14の一方の側部が端子台20の前面側壁21cと当接するように折り曲げて形成されているものとして説明したが、この折り曲げ方向に限定されない。
例えば、図8及び図9に示すように、回動規制片15,15の平面部分が端子台20の前面側壁21cと対向するように折り曲げて形成してもよい。この場合も、上記第2実施形態の場合と同様の効果を期待できる。ここで、図8は、折り曲げ方向の異なる回動規制片15,15を有した圧着端子10を示す平面図、図9は、端子台20にねじ22によって固定された圧着端子10を示す側断面図である。
また、上記第2実施形態においては、回動規制片14,14を圧着部12に設けるものとして説明したが、これに限定されず、例えば図10に示すように、端子板部11の圧着部12(図示せず)側の両端に一対の回動規制片16,16を設けてもよい。ここで、図10は、端子板部11に回動規制片16,16を有した圧着端子10を示す平面図であり、端子台20にねじ22によって固定された状態を示したものである。
次に、図10を参照しながら上記回動規制片16,16を有した圧着端子10の作用及び効果について説明する。圧着端子10の端子板部11が端子台20の凹部21の導電端子部20aにねじ22によって固定されると、端子板部11の回動規制片16,16の先端部が凹部21の内周壁21aに対向することとなる。
このため、上記状態で電線30の左又は右方向に外力が加わり、仮に、ねじ22の締結が若干緩んで端子板部11が当該ねじ22の軸に対して左又は右方向に回動し始めたとしても、図10中の矢印fで示すように、回動規制片16,16の先端部が内周壁21aに当接するので、端子板部11がそれ以上回動するのを規制することができ、ねじ22の締結がそれ以上緩むのを抑制することができる。したがって、ねじ22が端子台20から外れ、圧着端子10が端子台20から外れるのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る圧着端子を示す斜視図である。 端子台にねじによって固定された圧着端子を示す平面図である。 端子台にねじによって固定された他の形状の圧着端子を示す平面図である。 端子台にねじによって固定された他の形状の圧着端子を示す平面図である。 端子台にねじによって固定された他の形状の圧着端子を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る圧着端子を示す斜視図である。 端子台にねじによって固定された圧着端子を示す側断面図である。 折り曲げ方向の異なる回動規制片を有した圧着端子を示す平面図である。 端子台にねじによって固定された圧着端子を示す側断面図である。 端子板部に回動規制片を有した圧着端子を示す平面図である。 従来の圧着端子を示す斜視図である。 端子台にねじによって固定された従来の圧着端子を示す平面図である。
符号の説明
10 圧着端子
11 端子板部
11b 回動規制部
12 圧着部
12a 平板部
12b 圧着片
14,15,16 回動規制片
20 端子台
21 凹部
21a 内周壁
22 ねじ
30 電線
31 導体

Claims (4)

  1. 端子台の凹部に配置され当該端子台にねじによって固定される端子板部と、
    当該端子板部から延設され電線の導体に圧着して接続される圧着部と、
    を備えた圧着端子であって、
    前記端子板部は、当該端子板部が前記ねじの軸周りに回動するのを規制するために前記凹部の内周壁と当接可能な略直線状又は略点状に形成された左右一対の回動規制部を有することを特徴とする圧着端子。
  2. 前記回動規制部は、平面視矩形状の前記端子板部の一部を切り欠くことにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の圧着端子。
  3. 端子台にねじによって固定される端子板部と、
    当該端子板部から延設され電線の導体に圧着して接続される圧着部と、
    を備えた圧着端子であって、
    前記圧着部又は前記端子板部の少なくとも一方には、前記端子台に当接することにより前記端子板部が前記ねじの軸周りに回動するのを規制する回動規制片が突設されていることを特徴とする圧着端子。
  4. 前記圧着部は、前記端子板部から延設された平板部の先端部の両翼を折り曲げて形成された一対の圧着片を有し、
    前記回動規制片は、前記端子板部と前記圧着片との間に配置され前記平板部の基端部の両翼を折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項3に記載の圧着端子。
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