JP2010119904A - 空気揚水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】揚水装置等の設備を増加させることなく、電気使用量を最小限に抑えた上で、水質浄化を充分に果たすために、揚水の効率化を徹底的に追及して実現した空気揚水装置を提供する。
【解決手段】フロート3で起立姿勢に保持された状態で水底付近に係留される揚水筒7と、この揚水筒7内に気泡を噴出する散気管部材36とを備え、この気泡によって、揚水筒7の下端開口から上端開口に向けて揚水する空気揚水装置である。揚水筒7の下端部に、下向き錐形状のスカート部35が形成され、このスカート部35の下方に、スカート部35の内面と一定の隙間Sを隔てて対向する外面に、気泡を噴出する散気孔36aが形成された上向き錐形状の散気管部材36が配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気揚水装置に関する。
従来、空気揚水装置は、図6に示すように、フロート3で起立姿勢に維持された状態でダム湖等の水底(湖底)1付近に係留される内筒(揚水筒)7と、この内筒7内に気泡を噴出する散気管6とを備えている。そして、この気泡によって、内筒7の下端開口7aから上端開口7bに向けて揚水するようになっている。
この空気揚水装置は、図6では深層曝気装置2として応用されて、水底付近の深層(下層)の水をエアーレーションにより循環(矢印a参照)させるものである(特許文献1参照)。
具体的には、水底1にシンカー15で係留された状態でフロート3の浮力により起立状態に保持される曝気本体4を備えている。そして、送気管5から送られたエアーによる散気管6からのエアーレーションの上昇流bで内筒7内に吸水して、溶存酸素量を上げた水cを上方から下方に反転させる。その後、外筒8との間の出口9から外部(深層)に排水することで、下層水を下層で循環させながら深層の嫌気化を予防するものである。
かかる深層曝気装置2では、曝気本体4内のエアー溜め室10と、水面L1上に浮上する排気フロート11の排気調整弁12とを排気用ホース13で連結している。そして、曝気本体4内の余剰エアーを排気用ホース13から排気調整弁12を介して大気中に排気することで、曝気本体4の表層(上層)の水を攪拌しないようにしている。また、曝気本体4は、例えば水深が50mとすると、水深が20mの付近に位置するように設定されている。なお、14は、緊急排気ホースである。
さらに、曝気本体4内のエアー溜め室10には反転水面L2が設定され、反転水面L2が低すぎると、溶存酸素量を上げた水が反転できないので、深層に排水できなくなるおそれがある。逆に、反転水面L2が高すぎると、溶存酸素量を上げた水が排気用ホース13から排気調整弁12を介して水面L1に排水されるおそれがある。この反転水面L2の設定は、排気調整弁12で排気量を微調整することで行っている。
一方、揚水筒から圧縮空気を放出することにより、下層水を上層に揚水して、揚水した下層水を上層に循環させることで、水質浄化を行うようにした本来の空気揚水装置もある(特許文献2参照)。
ところで、地球温暖化に伴って、年々ダム湖の水温上昇が早くなってきている。そのため、藻類の発生が顕著になり、且つ、その死骸が水底に堆積する割合も増加し、水底付近の酸素消費量も増加傾向にあるため、水質浄化を充分に果たすためには、攪拌曝気等の能力を上げる必要がある。
特許第1977510号(特公平7−10396号)公報 特開平10−165988号公報
しかしながら、攪拌曝気等の能力を上げるためには、揚水装置等の設備を増加させる必要があり、それに伴って、電気使用量の増加、COの排出の増加は、環境保全の上で好ましくない。
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、揚水装置等の設備を増加させることなく、電気使用量を最小限に抑えた上で、水質浄化を充分に果たすために、揚水の効率化を徹底的に追及して実現した空気揚水装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は、フロートで起立姿勢に保持された状態で水底付近に係留される揚水筒と、この揚水筒内に気泡を噴出する散気管部材とを備え、この気泡によって、揚水筒の下端開口から上端開口に向けて揚水する空気揚水装置において、前記揚水筒の下端部に、下向き錐形状のスカート部が形成され、このスカート部の下方に、スカート部の内面と一定の隙間を隔てて対向する外面に、気泡を噴出する散気孔が形成された上向き錐形状の散気管部材が配置されていることを特徴とする空気揚水装置を提供するものである。
請求項2のように、請求項1において、前記揚水筒のスカート部の内面と散気管部材の外面とが一定の隙間を隔てて対向するように、揚水筒と散気管部材とが連結具で連結されているとともに、前記揚水筒または散気管部材は、水底のシンカーに係留具で係留されている構成とすることができる。
請求項3のように、請求項1において、前記散気管部材は、水底のシンカーに配置され、前記揚水筒のスカート部の内面と散気管部材の外面とが一定の隙間を隔てて対向するように、揚水筒と散気管部材とが連結兼係留具で連結・係留されている構成とすることができる。
請求項4のように、請求項1〜3のいずれか一項において、前記揚水筒を内筒とし、この内筒の外側に嵌め合わされる有頂筒状の外筒が設けられ、この外筒で、揚水筒の下端開口から上端開口に向けて揚水した下層水を反転させ、外筒の下端開口から排水することで、下層水を下層で循環させるものである構成とすることができる。
請求項5のように、請求項4において、前記外筒の下端開口は、下向きに傾斜させながら外方に突出させている構成とすることができる。
請求項6のように、請求項1〜3のいずれか一項において、前記揚水筒は、揚水筒の下端開口から上端開口に向けて揚水した下層水を上層に循環させるものである構成とすることができる。
本発明によれば、揚水筒の下端部に下向き錐形状のスカート部を形成し、このスカート部の下方に、一定の隙間を隔てて上向き錐形状の散気管部材を配置したものである。したがって、気泡によって、下層水を揚水筒の下端開口から揚水する際に、散気管部材の上向き錐形状部の外面とスカート部の内面との間の隙間に下層水がスムーズにガイドされるようになるので、揚水効果が格段に向上するようになる。
また、揚水筒内に散気管等の障害物が無いので、水の流れがスムーズになり、この点からも揚水効果が向上するようになる。
さらに、水底から散気管部材までの高さを高くできるので、揚水筒のほほ真下付近の底泥が巻き込まれにくくなって、底泥を撒き散らすおそれが少なくなり、水質浄化も充分に果たせるようになる。
このように、簡単な構成で揚水の効率化を徹底的に追及することで、揚水装置等の設備を増加させることなく、電気使用量を最小限に抑えた上で、水質浄化を充分に果たせることを実現できるようになった。
請求項2によれば、揚水筒はフロートで浮力が付与されているから、水底のシンカーに揚水筒または散気管部材を係留具で係留すれば、揚水筒のスカート部と散気管部材が一定の隙間を隔てて常に対向するように維持できるようになる。
また、既存のスカート部を有する揚水筒であっても、散気管部材を揚水筒に連結具で連結するだけで、本発明を適用できるようになる。
さらに、水底から散気管部材までの高さを高くできることで、散気管部材の散気孔に底泥が目詰まりしにくくなる。
また、水底のシンカーに揚水筒または散気管部材を係留具で係留しているから、係留具を外せば、フロートの浮力で揚水筒とともに散気管部材が水面付近まで浮上するので、水面付近で散気孔の目詰まりを解消するための作業ができ、安全性が向上するようになる。
請求項3によれば、揚水筒はフロートで浮力が付与されているから、揚水筒と散気管部材(シンカー)とを連結兼係留具で連結・係留すれば、揚水筒のスカート部と散気管部材が一定の隙間を隔てて常に対向するように維持できるようになる。
また、既存のスカート部を有する揚水筒であっても、散気管部材を水底のシンカーに配置するだけで、本発明を適用できるようになる。
請求項4によれば、下層水を下層で循環させる深層曝気装置として応用することができる。
請求項5によれば、外筒の下端開口が水平である場合に比べて(特許文献1参照)、排水がスムーズになるので、この点からも揚水効果が向上するようになる。
請求項6によれば、下層水を上層に循環させる本来の揚水装置として応用することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背景技術と同一構成・作用の箇所は、同一番号を付して詳細な説明を省略する。
図1〜図4は、第1実施形態の空気揚水装置であり、下層水を下層で循環させる水没式複合型深層曝気装置22として応用したものである。
この曝気装置22は、ダム湖等の水底1に係留されて、水底付近の深層(下層)の水をエアーレーションにより循環(矢印a参照)させるものである。
曝気装置2は、水底1にシンカー15で係留された状態で自立用フロート3の浮力により起立状態に保持される曝気本体24を備えている。そして、送気管5から送られたエアーによる散気管部材36からのエアーレーションの上昇流bで内筒(揚水筒)7内に吸水して、溶存酸素量を上げた水cを上方から下方に反転させる。その後、内筒7の外側に嵌め合わされる有頂筒状の外筒8との間の出口(外筒8の下端開口)9から外部(深層)に排水することで、深層の嫌気化を予防するものである。
この外筒8の出口(下端開口)9は、下向きに傾斜させながら外方に突出させている。なお、出口9は、曝気本体24の全周に形成されている。
曝気本体24の外筒8の頂部は半球状に形成され、内筒7の上端部との間には、エアーレーションの余剰エアーdを溜めるエアー溜め室10が形成されている。また、外筒8の頂部には、エアー溜め室10の余剰エアーdを水中に散気するために、内外に貫通する散気管(排気調整弁)27が設けられている。なお、28は、エアー溜め室10内のエアー圧が異常に上がった時に開いて、余剰エアーdを水中に緊急排気するための緊急排気管である。
図2(a)に要部を拡大して示すように、フロート弁33を有する散気管27は、内端部に弁座板30が水密(気密)状態で固定され、弁座板30の中央位置には、下向きテーパ状の弁座30aが形成されている。
弁座板30には、弁座30aの周囲に、図2(a)のA−A線拡大断面図である図2(c)のように、円周上等角度間隔(本例では90°間隔)で4本の支柱31の上端部が固定されている。また、各支柱31の下端部には、図2(a)のB−B線拡大断面図である図2(d)のように、フロート弁33の下動位置を規制するストッパー板32が固定されている。
弁座板30の弁座30aに対向して、4本の支柱31の間で保持されて上下動ガイドされる円錐形状のフロート弁33が設けられている。このフロート弁33は、ガラス繊維強化プラスチック製若しくは木材製で、下部にフロート部33aを有して水に浮く比重に設定されていて、エアー溜め室10の反転水面L2に浮かんで、反転水面L2の変動に追従して上下動するようになる。
そして、図2(a)のように、反転水面L2が上がったときに〔L2(U)参照〕フロート弁33が上動することで、フロート弁33の上部が弁座30aに下方から嵌り込むことで弁座30aを閉じるようになる。逆に、図2(b)のように、反転水面L2が下がったときに〔L2(D)参照〕フロート弁33が下動することで、フロート弁33の上部が弁座30aから抜け出ることで弁座30aを開くようになる。
散気管27の弁座板30には、フロート弁33で弁座30aを閉じている時に、極少量の水cを散気管27内に流し込むバイパス部34が形成されている。
このように、フロート弁33を有する散気管27を曝気本体24に設ければ、図2(a)のように、反転水面L2が上がる〔L2(U)参照〕のに従って上動するフロート弁33Aで第2散気管27の弁座30aを閉じるようになる。そして、エアー溜め室10に余剰エアーdが溜まることでエアー圧が上がって反転水面L2が下がる〔L2(D)参照〕ようになる。
また、図2(b)のように、反転水面L2が下がる〔L2(D)参照〕のに従って下動するフロート弁33Aで第2散気管27の弁座30aを開くようになる。そして、エアー溜め室10の余剰エアーdが第2散気管27から水中に散気されることでエアー圧が下がって反転水面L2が上がる〔L2(U)参照〕ようになる。
この結果、反転水面L2の変動〔L2(U)、L2(D)参照〕に追従して上下動するフロート弁33でエアー溜め室10の余剰エアー量を制御することで、反転水面L2を自動的に適正範囲Hに設定できるようになる。
また、エアー溜め室10に溜まった余剰エアーdは、曝気本体24の散気管27から水中に散気されるから、曝気本体24の表層(上層)に散気による水流(図1の矢印e参照)が生じるようになる(循環曝気攪拌)。この余剰エアーdを有効に利用することによって、表層(上層)を攪拌して水温を均一化できるとともに、表層(上層)におけるアオコのような藻類の発生を抑制できるようになる。
さらに、特許文献1のような排気用ホース13,14が不要になるから、維持管理費が削減できるとともに、水面上に浮き上がるという問題も無くなるので、景観性を損なうおそれもなくなる。
一方、曝気本体24の内筒(揚水筒)7の下端部には、図3(a)(b)に詳細に示すように、下向き円錐形状のスカート部35が形成されている。このスカート部35の下方には、スカート部35の内面と一定の隙間Sを隔てて対向する外面の頂部付近には、円周上等角度間隔で、気泡を噴出する複数個の散気孔36aが形成された上向き中空円錐形状(シャープドコーン)の散気管部材36が配置されている。この散気管部材36の下部の入口36bに送気管5が接続されて、送気管5から散気管部材36に送気された空気を気泡gとして、各散気孔36aから連続的に噴出するようになる。なお、スカート部35と散気管部材36は多角錐形状であってもよい。
また、内筒7のスカート部35の内面と散気管部材36の外面とが一定の隙間Sを隔てて対向するように、内筒7のスカート部35と散気管部材36とが円周上略等角度間隔(本例では120度)で、チェーンのような撓む連結具37で連結されている。さらに、散気管部材36は、水底1のシンカー15に、円周上略等角度間隔でチェーンのような撓む係留具38で係留されている。
この場合、内筒7を含む曝気本体24は、フロート3で浮力が付与されている。したがって、チェーンのような連結具37と係留具38は、図3(a)のように上方に引っ張られた状態となるから、特に連結具37によって、内筒7のスカート部35の内面と散気管部材36の外面とが一定の隙間Sが隔てられるようになる。
また、図4に示すように、内筒7のスカート部35の内面と散気管部材36の外面とが一定の隙間Sを隔てて対向するように、内筒7のスカート部35と散気管部材36とが円周上略等角度間隔(本例では120度)で、シャフトのような撓まない連結具37´で連結する。さらに、内筒7のスカート部35は、水底1のシンカー15に、円周上略等角度間隔でチェーンのような撓む係留具38で係留するようにしてもよい。
この場合、内筒7を含む曝気本体24は、フロート3で浮力が付与されているから、チェーンのような係留具38は、図4のように上方に引っ張られた状態となる。しかし、連結具37がチェーンのような撓むものであれば、散気管部材36の浮力作用で隙間Sが隔てられなくなる。そこで、シャフトのような撓まない連結具37´を用いることによって、内筒7のスカート部35の内面と散気管部材36の外面とが一定の隙間Sが隔てられるようになる。
第1実施形態の水没式複合型深層曝気装置22としての空気揚水装置であれば、内筒(揚水筒)7の下端部に下向き錐形状のスカート部35を形成し、このスカート部35の下方に、一定の隙間Sを隔てて上向き錐形状の散気管部材36を配置したものである。
したがって、気泡gによって、下層水を内筒7の下端開口から揚水する際に、散気管部材36の上向き錐形状部の外面とスカート部35の内面との間の隙間Sに下層水がスムーズにガイドされるようになるので、揚水効果が格段に向上するようになる。
また、内筒7内に特許文献1のような散気管6等(図6参照)の障害物が無いので、水の流れがスムーズになり、この点からも揚水効果が向上するようになる。
さらに、水底1から散気管部材36までの高さT(図4参照)を高くできるので、内筒7のほほ真下付近の底泥が巻き込まれにくくなって、底泥を撒き散らすおそれが少なくなり、水質浄化も充分に果たせるようになる。
また、水底1から散気管部材36までの高さを高くできることで、散気管部材36の散気孔36aに底泥が目詰まりしにくくなる。
さらに、水底1のシンカー15に内筒7または散気管部材36を係留具38で係留している。したがって、散気管部材36の散気孔36aに底泥が目詰まりした場合、潜水夫が水底(例えば水深50m)1まで潜って係留具38を外せば、フロート3の浮力により、曝気本体24とともに散気管部材36を水面付近まで浮上させることができる。これにより、潜水夫は、水底1で散気孔36aの目詰まりを解消するための作業を長時間に亘ってする必要が無くなり、水面付近で作業できるので、安全性が向上するようになる。
このように、簡単な構成で揚水の効率化を徹底的に追及することで、揚水装置等の設備を増加させることなく、電気使用量を最小限に抑えた上で、水質浄化を充分に果たせることを実現できるようになった。
さらに、内筒7はフロート3で浮力が付与されているから、水底1のシンカー15に内筒7または散気管部材36を係留具38で係留すれば、内筒7のスカート部35と散気管部材36が一定の隙間Sを隔てて常に対向するように維持できるようになる。
また、特許文献1のように、既存のスカート部を有する揚水筒(内筒)7であっても、散気管部材36を揚水筒7に連結具37(37´)で連結するだけで、本発明を適用できるようになる。
さらに、外筒8の出口(下端開口)9は、下向きに傾斜させながら外方に突出させているから、外筒8の下端開口が水平である場合に比べて(特許文献1参照)、排水がスムーズになるので、この点からも揚水効果が向上するようになる。
図5は、第2実施形態の空気揚水装置であり、下層水を上層に循環させる本来の空気揚水装置として応用したものである。
この空気揚水装置40は、ダム湖等の水底1に係留されて、水底付近の深層(下層)の水をエアーレーションにより上層に循環(矢印f参照)させるものである。
空気揚水装置40は、水底1のシンカー15のチェーンのような連結兼係留具41が下端部に係止されるとともに、自立用フロート3が上部に取付けられた円筒状の揚水筒7を備えている。
シンカー15として、扁平な板形状のアンカーブロック15aを設け、この上部に、上向き中空円錐形状(シャープドコーン)の散気管部材36を配置している。散気管部材36の頂部付近には、円周上等角度間隔で複数個の散気孔36aが形成されている。
この散気管部材36の側部の入口36bに送気管5が接続されて、送気管5から散気管部材36に送気された空気を気泡gとして、各散気孔36aから連続的に噴出するようになる。この気泡gの上昇流によって、下層水を上層に揚水するようになる。
第2実施形態の本来の空気揚水装置40であれば、揚水筒7のほぼ真下のシンカー15の上部に、上向き円錐形状の散気管部材36を配置するとともに、揚水筒7の下端部にスカート部35を形成したものである。したがって、下層水hを揚水筒7の下端開口から揚水する際に、散気管部材36の上向き錐形状部の外面とスカート部35の内面との間の隙間Sに下層水hがスムーズにガイドされるようになる。その結果、揚水筒7のほほ真下の底泥が巻き込まれにくくなって、底泥を上層に撒き散らすおそれが少なくなり、水質浄化を充分に果たせるようになる。
また、上向き錐形状の散気管部材36から気泡を連続的に噴出するようにしたから、揚水筒から空気塊を一気に放出することで下層水を上層に揚水する間欠式の空気揚水装置と比べて、揚水効果が格段に向上するようになる。
さらに、揚水筒7内に障害物(特許文献1のような散気管等)が全く無いので、水の流れがスムーズになり、特許文献1と比べて、約1.4倍程度で揚水効果が向上するようになる。
また、揚水筒7はフロート3で浮力が付与されているから、揚水筒7と散気管部材36(シンカー15)とを連結兼係留具41で連結・係留すれば、揚水筒7のスカート部35と散気管部材36が一定の隙間Sを隔てて常に対向するように維持できるようになる。
また、既存のスカート部を有する揚水筒7であっても、散気管部材36を水底1のシンカー(アンカーブロック15a)15に配置するだけで、本発明を適用できるようになる。
本発明の第1実施形態に係る空気揚水装置である水没式複合型深層曝気装置の側面図である。 (a)は散気管の弁座を閉じたフロート弁の側面図、(b)は散気管の弁座を開いたフロート弁の側面図、(c)は(a)のA−A線拡大断面図、(d)は(a)のB−B線拡大断面図である。 (a)は図1の要部拡大図、(b)は、散気管部材の平面図である。 本発明の第1実施形態に係る空気揚水装置の変形例の側面図である。 本発明の第2実施形態に係る本来の空気揚水装置の側面図である。 特許文献1の曝気装置の側面図である。
符号の説明
1 水底
3 フロート
7 内筒(揚水筒)
8 外筒
9 出口(外筒の下端開口)
22 水没式複合型曝気装置
35 スカート部
36 散気管部材
36a 散気孔
37,37´ 連結具
38 係留具
40 空気揚水装置
41 連結兼係留具
S 隙間

Claims (6)

  1. フロートで起立姿勢に保持された状態で水底付近に係留される揚水筒と、この揚水筒内に気泡を噴出する散気管部材とを備え、この気泡によって、揚水筒の下端開口から上端開口に向けて揚水する空気揚水装置において、
    前記揚水筒の下端部に、下向き錐形状のスカート部が形成され、このスカート部の下方に、スカート部の内面と一定の隙間を隔てて対向する外面に、気泡を噴出する散気孔が形成された上向き錐形状の散気管部材が配置されていることを特徴とする空気揚水装置。
  2. 前記揚水筒のスカート部の内面と散気管部材の外面とが一定の隙間を隔てて対向するように、揚水筒と散気管部材とが連結具で連結されているとともに、前記揚水筒または散気管部材は、水底のシンカーに係留具で係留されていることを特徴とする請求項1に記載の空気揚水装置。
  3. 前記散気管部材は、水底のシンカーに配置され、前記揚水筒のスカート部の内面と散気管部材の外面とが一定の隙間を隔てて対向するように、揚水筒と散気管部材とが連結兼係留具で連結・係留されていることを特徴とする請求項1に記載の空気揚水装置。
  4. 前記揚水筒を内筒とし、この内筒の外側に嵌め合わされる有頂筒状の外筒が設けられ、この外筒で、揚水筒の下端開口から上端開口に向けて揚水した下層水を反転させ、外筒の下端開口から排水することで、下層水を下層で循環させるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気揚水装置。
  5. 前記外筒の下端開口は、下向きに傾斜させながら外方に突出させていることを特徴とする請求項4に記載の空気揚水装置。
  6. 前記揚水筒は、揚水筒の下端開口から上端開口に向けて揚水した下層水を上層に循環させるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気揚水装置。
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