JP2010111508A - 印刷装置の搬送機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】両面印刷等のスイッチバック機能を持つ印刷装置において、例えば、オフセット排紙機能などのオプションを機能を追加した場合であっても、スイッチバック機能のための反転経路を確保しつつ、装置の小型化、省スペース化を図る。
【解決手段】印刷装置100の搬送経路は、記録媒体を供給する給紙経路FRから排紙経路DRへ至る通常経路CRと、通常経路CRに分岐接続され、通常経路から記録媒体が受け渡され、搬送機構を正転及び逆転させることにより記録媒体を往復させて通常経路CRに戻すことにより記録媒体の表裏を反転させる反転経路SRとから構成され、反転経路SRには、記録媒体を下方から支持する下ガイド部材156を有し、この下ガイド部材156は、正転による往路終端側を自由端とする上下の揺動が可能となっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、搬送経路上を搬送される記録媒体表面に画像を形成する印刷装置において、該記録媒体を搬送する印刷装置の搬送機構に関する。
近年、インクジェットプリンタのような印刷装置では、装置小型化の要望があるとともに、限られたスペースの中で様々な機能を持つ装置の多機能化も要望がある。ここで、近年の印刷装置では、いわゆるスイッチバック機能により両面印刷を可能とした装置が開発されており、このような印刷装置では、排紙台とスイッチバック機能のための空間を併設し、さらなる印刷装置の小型化を図る印刷装置がある。
また、印刷装置の高速化及び大量印刷化に伴って、排紙後のユーザーによる記録媒体の仕分けを容易にするため、排紙台を水平に移動させることで、排紙記録媒体を一定枚数毎にずらしながら積層させるオフセット機能がある(特許文献1)。
特開平6−78151号公報
しかしながら、上述したオフセット機能では、排紙台を移動させながら、記録媒体を排紙する際、排紙台上における記録媒体の積層状態を適正に維持するために、排紙台の高さ位置を、記録媒体の積載量に応じて変化させる上下駆動機構が設けられる場合がある。
ところが、上述した排紙台とスイッチバック機能とを併設した装置では、排紙台が上下動してしまうとスイッチバックのための空間も変化してしまい、反転経路を適正に確保することができなかった。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、両面印刷等のスイッチバック機能を持つ印刷装置において、例えば、オフセット排紙機能などのオプション機能を追加した場合であっても、スイッチバック機能のための反転経路を確保しつつ、装置の小型化、省スペース化を図ることのできる印刷装置の搬送機構を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、搬送経路上を搬送される記録媒体表面に画像を形成する印刷装置において、記録媒体を搬送する搬送機構であって、搬送経路は、記録媒体を供給する給紙経路から画像形成部を経て、排紙経路へ至る通常経路と、通常経路に分岐接続され、通常経路から記録媒体が受け渡され、搬送機構を正転及び逆転させることにより記録媒体を往復させて通常経路に戻すことにより記録媒体の表裏を反転させる反転経路とから構成され、反転経路には、記録媒体を下方から支持する下ガイド部材を有し、下ガイド部材は、正転による往路終端側を自由端とする上下の揺動が可能となっている。
このような発明によれば、用紙を往復させて両面印刷を行ういわゆるスイッチバック機能を備えた印刷装置において、下ガイド部材が上下に揺動するので、記録媒体が反転するための空間が変化した際、これに追随させて反転経路も変形させることができる。これにより、各印刷装置の形態又は機能に応じた反転経路を確保することができる。
上記発明において、下ガイド部材は、反転経路の搬送機構近傍において、上下の揺動が可能に軸支された支点側部材と、支点側部材の揺動に対応して、上下動する終端側部材とを有することが好ましい。
この場合には、下ガイド部材が、支点側部と終端側部材という動作の異なる2点の部材で構成され、支点側部材は、搬送機構側の端点を軸として上下に揺動するので、搬送機構側を端点とした扇状の範囲で反転経路の空間を確保することができる。よって、搬送機能自体は固定したままで反転経路を変形することができる。一方、終端側部材は、上下動する構成とすることができるため、オフセット機能などの上下動に追従させる機構が必要な場合に、その構成を簡単なものとすることができる。
上記発明において、搬送経路には、搬送経路に分岐接続され、記録媒体を排出する排出経路が含まれ、排出経路終端において記録媒体が排出される排紙口は、記録媒体の往復に要する空間の上方に位置し、排紙口と、往復に要する空間の間には、排紙口から排出された記録媒体を積載する受台が、上下動可能に設けられ、下ガイド部材の揺動は、受台の上下動に追従することが好ましい。この場合には、例えば、オフセット排紙機構などで受台の上下動によって変化する空間と、記録媒体の往復のための空間とを共有することができるので、反転経路を確保しつつ、余分な空間を排除でき、印刷装置の小型化が可能となる。
上記発明において、受台は、積載された記録媒体の上面から、排紙口までの距離が一定となるように、記録媒体の積載量に応じて上下動されることが好ましい。この場合には、受台に積載された記録媒体の量に応じて受台を上下動させることによって、排出された記録媒体が、受台に積載された記録媒体の上面へ落下する際の距離を一定に保つことができる。これにより、例えば、オフセット排紙などにおいて、排紙された記録媒体が落下時に受ける空気抵抗を一定とすることができ、空気抵抗のバラツキによって記録媒体の落下地点が変位するのを回避して、記録媒体の整合が可能となる。この結果、両面印刷のための反転経路を確保しつつ、排出された記録媒体を区分して積層させることができ、仕分け作業などによるユーザーの負担を軽減することができる。
以上説明したように本発明の構造によれば、両面印刷等のスイッチバック機能を持つ印刷装置において、例えば、オフセット排紙機能などのオプション機能を追加した場合であっても、スイッチバック機能のための反転経路を確保しつつ、装置の小型化、省スペース化を図ることができる。
(印刷装置の全体構成)
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る印刷装置100の印刷用紙搬送経路の概要を示す図である。本実施形態では、印刷装置100は、多数のノズルが形成されたインクヘッドを複数備え、それぞれのインクヘッドから黒又はカラーインクを吐出してライン単位で印刷を行い、搬送ベルト上の記録用紙上に複数の画像を互いに重なり合うように形成するインクジェット方式のラインカラープリンタを例に説明する。
図1に示すように印刷装置100は、環状の搬送経路上を搬送される用紙表面に画像を形成する装置であり、搬送経路は、用紙を供給する給紙経路FRと、この給紙経路FRからヘッドユニット110を経て排紙経路DRへ至る通常経路CRと、通常経路CRに分岐接続された反転経路SRとから概略構成されてる。
給紙経路FRにおいて、印刷用紙の供給を行う給紙機構としては、筐体側面の外部に配設されたサイド給紙台120と、筐体内部に設けられた複数の給紙トレイ(130a、130b、130c、130d)とが備えられている。また、印刷済の印刷用紙を排出する排紙機構として排紙口140を備えている。
サイド給紙台120、給紙トレイ130のいずれかの給紙機構から給紙された印刷用紙は、ローラー等の駆動機構によって筐体内の給紙経路FRに沿って搬送され、印刷用紙の先頭部分の基準位置であるレジスト部Rに導かれる。レジスト部Rのさらに搬送方向側には、複数のインクヘッドを備えたヘッドユニット110が設けられている。印刷用紙は、ヘッドユニット110の対向面に設けられた搬送ベルト160によって印刷条件により定められる速度で搬送されながら、各インクヘッドから吐出されたインクによりライン単位で画像形成される。
印刷済の印刷用紙は、さらに、ローラー等の駆動機構によって通常経路CR上を搬送される。印刷用紙の片側の面のみに印刷を行う片面印刷の場合は、そのまま排紙経路DRを経て、排紙口140に導かれて排紙され、排紙口140の受台として設けられた排紙台150に印刷面を下にして積載されていく。排紙台150は、筐体から突出したトレイ形状をしており、ある程度の厚みを有している。排紙台150は傾斜しており、傾斜の下位置に形成された側壁により、排紙口140から排紙された印刷用紙が自然に整えられて重ねられていくようになっている。
一方、印刷用紙の両面に印刷を行う両面印刷の場合は、表面(最初に印刷される面を「表面」、次に印刷される面を「裏面」とする)印刷終了時には排紙経路DR側に導かれずに、さらに筐体内を搬送され、反転経路SRに送出される。このため、印刷装置100は、裏面印刷用に搬送路を切り替えるための切替機構170が設けられており、切替機構170によって排出経路へ送出されなかった印刷用紙は、反転経路SRに引き込まれる。
この反転経路SRでは、通常経路CRから用紙が受け渡され、用紙を往復させてることにより用紙の表裏を反転させる、いわゆるスイッチバックを行う。そして、ローラー等の駆動機構によって、切替機構172を経由して通常経路CRに戻され、レジスト部Rを経て再給紙されて、表面と同様の手順によって裏面の印刷が行われる。その後、裏面の印刷が行われ、両面に画像が形成された印刷用紙は、排紙経路DRを通じて排紙口140に導かれて排紙され、排紙口140の受台として設けられた排紙台150に積載されていく。
なお、本実施形態では、両面印刷時におけるスイッチバックを、排紙台150内に設けられた空間を利用して行うようにしている。排紙台150は、本来印刷装置100に備えられているものであり、排紙台150内の空間を利用してスイッチバックを行うことにより、印刷装置100内に、別途スイッチバック用の空間を設ける必要がなくなる。したがって、筐体のサイズが増大してしまうことを防ぐことができる。さらに、排紙経路と反転経路とを共用しないため、スイッチバック処理と他の用紙の排紙とを並行して行うことができる。
印刷装置100では、給紙された印刷用紙の先頭部分の基準位置となるレジスト部Rには、両面印刷時に片面印刷済の印刷用紙も再給紙されてくる。このため、レジスト部Rの直前部分には、新規に給紙される印刷用紙の搬送経路と、裏面印刷の用紙が循環して搬送されてくる再給紙経路とが合流する合流地点が形成される。そして、レジスト部Rは、給紙経路FRと通常経路CRとの合流点近傍において、用紙の送り出しを行う。
なお、本実施形態では、上記合流地点を基準に、給紙機構側の経路を給紙経路FRとし、それ以外の経路を搬送経路とする。この搬送経路は環状をなし、上述したように通常経路CRと反転経路SRとが含まれる。図2は、給紙経路FRと通常経路CRと反転経路SRとを模式的に示した図である。なお、同図では、駆動部を構成するローラーの個数は適宜省略している。
給紙経路FRには、サイド給紙台120からの給紙を行うためのサイド給紙駆動部220、給紙トレイ130(130a、130b、130c、130d)からの給紙を行うためのトレイ1駆動部230a、トレイ2駆動部230b…が備えられている。これらによって、レジスト部Rに用紙を送り出す給紙手段が構成されている。
さらに、上述した給紙経路FRにおけるいずれの駆動部(トレイ1駆動部230a、トレイ2駆動部230b…)も複数のローラー等で構成された駆動機構を備え、給紙台又は給紙トレイに積載された印刷用紙を1枚ずつ取り込んで、レジスト部R方向に搬送する。各駆動部は独立に駆動することが可能であり、給紙を行う給紙機構に応じて必要な駆動部の動作が行われる。
また、給紙経路FRには、搬送センサが複数個配置され、給紙経路FRにおける搬送ジャムを検出できるようになっている。すなわち、各搬送センサは、印刷用紙の有無又は印刷用紙の先端を検出するセンサであり、例えば、搬送経路上に複数の搬送センサを適当な間隔で並べ、給紙側に設けられた搬送センサが印刷用紙を検出してから所定時間内に搬送方向側の搬送センサが印刷用紙を検出しない場合に、搬送ジャムが発生したと判断することができる。
これら搬送センサのうち、用紙の送り出しを行うレジスト部R手前のレジストセンサは、搬送中の用紙サイズを計測し、例えば、用紙の通過速度及び通過時間に基づいて、通過中の用紙のサイズを測定したり、サイド給紙駆動部220、トレイ1駆動部230a等を駆動させてから所定時間内に搬送センサが印刷用紙を検出しない場合に、搬送ジャム(給紙エラー)が発生したと判断することができる。
通常経路CRは、循環搬送路の一部を構成し、用紙を供給する給紙経路FRからヘッドユニット110を経て、排紙経路DRへ至る経路であり、この通常経路CR上において用紙上面に画像が形成される。通常経路CRには、レジスト部Rに印刷用紙を導くレジスト駆動部240、ヘッドユニット110の対向面に設けられた搬送ベルト160を無端移動させるために駆動するベルト駆動部250、搬送方向側に順に配置される第1上面搬送駆動部260及び第2上面搬送駆動部265、排紙口140に印刷済の用紙を導く上面排出駆動部270、裏面印刷用に印刷用紙を反転経路SRに引き込む駆動手段が備えられている。いずれの駆動部も1又は複数のローラー等で構成された駆動機構を備え、搬送経路に沿って印刷用紙を1枚ずつ搬送する。各駆動部は独立に駆動することが可能であり、印刷用紙の搬送状況に応じて必要な駆動部の動作が行われる。
さらに、通常経路CRにも搬送センサが複数個配置され、通常経路CRにおける搬送ジャムを検出できるようになっている。さらに、レジスト部Rにおいても適切に印刷用紙が搬送されていることを確認できるようになっている。通常経路CRでは、駆動部対応に搬送センサが設けられており、通常経路CRのどの駆動部で搬送ジャムが発生したかを特定できるようになっている。
反転経路SRは、通常経路CRに分岐接続され、通常経路CRから用紙が受け渡され、用紙を往復(スイッチバック)させて通常経路CRに戻すことにより用紙の表裏を反転させる反転経路及び搬送機構であり、この反転経路SRには、用紙を反転させて合流地点に導く反転駆動部281が備えられている。そして、反転経路SRでは、通常経路CRと異なる速度で搬送が可能であり、通常経路CRから用紙を引き継ぐ際に、加速・減速させたり、スイッチバックの際の停止時間を延長したり短縮したりすることができる。
そして、本実施形態においては、ある印刷用紙を給紙した後、その印刷用紙に印刷が施され排紙されるのを待って次の印刷用紙を給紙するのではなく、スケジューリングにより、先行する印刷用紙が排紙される前に、後続の印刷用紙を給紙して、所定の間隔で連続的に印刷することができる。したがって、両面印刷時の通常のスケジューリングでは、表面の用紙を給紙する際に、反転経路SRから戻ってきた用紙が挿入される位置を確保するように、予めスペースを確保しておく。これにより、本装置では、表面の印刷と裏面の印刷とを並行させることができ、片面印刷時に対して1/2の生産性を確保することができる。
前記搬送ベルト160は、ヘッドユニット110に対向する面の前端及び後端に配設された駆動ローラー161及び従動ローラー162に掛け渡されており、図1中時計回り方向に回転移動する。また、搬送ベルト160の上面には、そのベルト移動方向に沿って、4色のインクヘッドが並べて配置され、複数の画像を互いに重なり合うようにしてカラー画像を形成するヘッドユニット110が対向配置されている。
さらに、図1に示すように、印刷装置100には、演算処理部330が備えられている。この演算処理部330は、CPUやDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサ、メモリ、及びその他の電子回路等のハードウェア、或いはその機能を持ったプログラム等のソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成された演算モジュールであり、プログラムを適宜読み込んで実行することにより種々の機能モジュールを仮想的に構築し、構築された各機能モジュールによって、画像データに関する処理や、各部の動作制御、ユーザー操作に対する種々の処理を行う。また、この演算処理部330には、操作パネル340が接続されており、この操作パネル340を通じて、ユーザーによる指示や設定操作を受け付けることができる。
(オフセット排紙機能)
本実施形態では、前記排紙台150に、オプションとしてオフセット排紙機能を追加することができる。図3及び図4は、オフセット排紙機能に対応させた排紙台150を示す外観図であり、図5(a)は、排紙台150の内部構造を側方から示す断面図である。
このオフセット排紙機能は、図6(a)に示すように、排紙口140から排紙される記録媒体を左右にずらしながら排紙する機能であり、この機能に対応させて排紙台150には、図7(a)及び(b)に示すように、排紙台150上に積載された排紙量に応じて、可動トレイ部151の位置を上下動する機構が備えられている。
詳述すると、排紙口140は、排紙経路DRを経て、印刷装置の箇体外へ印刷済の印刷用紙を排出する排紙手段であり、排紙口140内部には、記録媒体を排出するための排出用ローラー141が上下に複数設けられている。そして、本実施形態において排紙口140では、図6(a)に示すように、この排紙口140から排紙される際、オフセット機能により、記録媒体10が、その印刷内容に応じて所定枚数毎に横幅方向(排紙方向Yと直交する方向)Xに一定距離ずらされて排出され、排紙台150上に積層される。
本実施形態において、オフセット機能は、図6(b)に示すように、記録媒体10を部単位(オフセット枚数)毎に仕分けするために、可動トレイ部151を、オフセット枚数毎に左右にシフト動作させ、可動トレイ部151上において、記録媒体の束を左右にずらしながら積層させて仕分けを行う。この可動トレイ部151は、その裏面にあるクランクギア(図示せず)を備えており、このクランクギアをシフトモーターによって一定の時間周期で回転させることにより、クランクギアの直径分の距離、可動トレイ部151を左右に往復動作させる。この一定の時間周期は、本実施形態では、設定枚数目の用紙後端が排紙口140を通過してから、一定時間経過後とする。
排紙台150は、排紙口140から排紙された記録媒体の受台として、その上面に記録媒体が積載される可動トレイ部151を備えている。この可動トレイ部151は、板状の上面151aを、略三角形状の両側壁151bで支持した構成となっており、両側壁151bによって上面151aが、排紙方向Yとほぼ平行になるように上方に向けて傾斜されている。この両側壁151bは、排紙台150のケーシング部153に対して上下にスライド移動可能に取付けられているとともに、排紙台150の側部に設けられたトレイ駆動部157によって上下動されるようになっている。
そして、このような可動トレイ部151は、上述したオフセット排紙機能に対応させて、積載された記録媒体10の上面10aから、排紙口140までの距離dが一定となるように、記録媒体の積載量に応じて上下動する、いわゆるエレベータ動作も行うようになっている。
例えば、可動トレイ部151上における記録媒体の積載高は、図7(a)に示すように、排紙が開始された直後における少量の記録媒体の積載高h1から、図7(b)に示すように、排紙が継続されるのに伴って、記録媒体の積載高h2へと変化する。可動トレイ部151は、この積載高の変化に従って、積載高の差分L(=h2−h1)の距離だけ、下方へ移動する。この可動トレイ部151の移動により、排紙口140から記録媒体上面10aまでの距離dが保たれる。これにより、排紙された記録媒体が落下時に受ける空気抵抗を一定にすることができ、記録媒体の落下地点が安定する。
このエレベータ動作時において、本実施形態では、所定枚数が印刷される毎、(例えば、2枚毎)に上下動を実行する。このとき、最終枚数目(ここでは、2枚目)の用紙の後端が,排紙口140を通過してから、一定時間経過後、可動トレイ部151の下降動作を開始する。次いで、可動トレイ部151上の積載量を検知する紙面センサがOFFとなったら,可動トレイ部151の下降を終了し、次に紙面センサがONするまで可動トレイ部151を上昇させる。以上の動作を繰り返し行うことで、常に可動トレイ部151適正な位置に保つようにしている。なお、ユーザーが記録媒体を取り除いた後には、可動トレイ部151は、排紙口140から排紙台150に積載された記録媒体上面10aまでの距離dになるように、自動的に上方へと移動するように制御される。
本実施形態において、上述した排紙台150は、その内部に反転機構を備えている。図5は、反転機構の動作を模式的に表した説明図である。
本実施形態において反転経路SRは、図5(b)に示すように、反転動作を行う反転部SR2と、通常経路CRから反転部SR2に至るまでの往路SR1と、反転部SR2から再度通常経路CRに至るまでの再給紙路SR3とから構成されている。反転部SR2は排紙台150内部の反転空間155に位置され、この反転空間155は、排紙台150を構成する可動トレイ部151と、ケーシング部153と、前面板152と、下ガイド部材156とにより囲まれている。
ケーシング部153は、側壁153bが略三角形状の函体であり、上部に可動トレイ部151を傾斜させた状態で上下に平行移動させる機構を備えている。可動トレイ部151は、排紙経路DRから排出される記録媒体の受台であり、ケーシング部153の側壁153bに対して、上下方向に相対移動できるように支持されている。
また、可動トレイ部151下方のケーシング部153内部には、反転部SR2を形成する下ガイド部材156が配置されている。この下ガイド部材156は、本実施形態では、図5(a)に示すように、支点側部材156bと終端側部材156aという動作の異なる2点の部材で構成され、ケーシング部153の内部において、記録媒体を下方から支持しつつ誘導するとともに、反転部SR2の往路終端側を自由端として、上下に揺動させるようになっている。
支点側部材156bは、反転部SR2の搬送機構近傍(反転部SR2への進入側)において、搬送されてきた記録媒体を支持するガイド部材であり、搬送機構近傍が軸部156dによって軸支され、上下に揺動するようになっている。一方、終端側部材156aは、反転部SR2の往路終端側に搬送されてきた記録媒体を下方から支持するガイド部材であり、支点側部材156bの揺動に対応して上下動するようになっている。そして、終端側部材156aは、本実施形態では、略台形状の断面形状をした函体であり、支点側部材156b側に傾斜面156fを有している。支点側部材156bは、その自由端側を、終端側部材156aの傾斜面156f上に載置させており、終端側部材156aの上下動に従って、支点側部材156bの自由端が傾斜面156f上を摺動しながら追従して、揺動する。
トレイ駆動部157は、ケーシング部153の側部に備えられ、前記可動トレイ部151を上下動させる駆動装置であるとともに、記録媒体が反転する空間を確保するため、終端側部材156aを上下動させる。詳述すると、トレイ駆動部157は、図4に示すように、ケーシング部153の一方の側部に設けられた駆動部157cと、図3に示すように、他方の側部に設けられた従動部157bとから構成され、これら駆動部157cと従動部157bとは、連結シャフト157aによってケーシング部153を両側方から挟むように連結されている。この連結シャフト157aは、ケーシング部153を、上下動可能なように貫通されており、駆動部157cと従動部157bとの間において、可動トレイ部151の両側壁151bと、下ガイド部材156の終端側部材156aが接続されている。そして、上記駆動部157cによって連結シャフト157aを上下動させることにより、可動トレイ部151と終端側部材156aとが連動して上下するようになっている。
反転空間155では、記録媒体が、搬送ローラー154の正転動作及び反転動作によって往復される空間である。そして、この反転空間155では、ケーシング部153の正面が開放された開口部153aとなっており、ジャムなどによって滞留した記録媒体の取り出し口となっている。なお、ケーシング部153の正面側では、図3に示すように、上記開口部153aの下方が前面板152で塞がれているとともに、終端側部材156aの前面156eも塞がれている。これらによりケーシング部153の正面は、開口部153a以外の前面部分が塞がれており、トレイ駆動部157による駆動部分にユーザーが手などを入れられないようになっている。
そして、図5(b)に示すように、反転空間155の上方において、記録媒体が排出される排紙口140が位置している。したがって、排紙口140と、反転空間155の間には、排紙口140から排出された記録媒体を積載する可動トレイ部151が配置される構造となり、排紙台150の上下動によって変化する空間と、記録媒体の往復のための空間とが共有されることとなる。
これらの構成によって、本実施形態においては、オフセット機能による可動トレイ部151の上下動の動作に追従して、下ガイド部材156が揺動される。図8は、排紙台150と下ガイド部材156との動作を側面より示す説明図である。
図8(a)においては、排紙台150に記録媒体が積載されていない場合であり、排紙台150は、排紙口140との距離dを保つために、上方に移動されてる。この場合、下ガイド部材156も、可動トレイ部151とともに上方に揺動され、反転部SR2のための反転空間155が一定空間に保たれている。
詳述すると、可動トレイ部151の上方への移動に伴い、終端側部材156aの上方へ移動する。これにより、反転空間155は確保され、反転部SR2についても確保される。また、この終端側部材156aの上方への移動に追従して、支点側部材156bは、搬送機構側の端点を軸として上方へ揺動され、これにより搬送機構側を端点とした扇状の範囲で反転経路の空間が確保される。
そして、図8(b)に示すように、記録媒体の印刷処理が進行し、可動トレイ部151上に記録媒体が積載された場合、可動トレイ部151上面から排紙口140までの距離dを保つために、可動トレイ部151が下降される。このとき、下ガイド部材は、反転空間155を確保するために下方に揺動される。具体的には、可動トレイ部151の下降に追従して終端側部材156aが下方へ移動し、さらにこれに追従して支点側部材156bが、搬送機構側の端点を軸として、下方へ揺動する。
(作用・効果)
このような本実施形態によれば、積載された記録媒体の上面から、排紙口140までの距離が一定となるように、可動トレイ部151が、記録媒体の積載量に応じて上下動されるため、排出された記録媒体が、受台に積載された記録媒体の上面へ落下する際の距離を一定に保つことができる。これにより、例えば、オフセット排紙などにおいて、排紙された記録媒体が落下時に受ける空気抵抗を一定とすることができ、空気抵抗のバラツキによって記録媒体の落下地点が変位するのを回避して、記録媒体の整合が可能となる。この結果、両面印刷のための反転部SR2を確保しつつ、排出された記録媒体を区分して積層させることができ、ユーザーによる仕分け作業の負荷を軽減することができる。
このとき、本実施形態では、排紙口140と反転空間155の間に可動トレイ部151が配置され、下ガイド部材156が、排紙台150の上下動に追従して揺動するため、排紙台150の上下動に要する空間と、反転空間155とを共有することができ、反転部SR2を確保しつつ、余分な空間を排除でき、印刷装置の小型化が可能となる。
すなわち、反転部SR2において、下ガイド部材156が、往路終端側を自由端とする上下の揺動が可能となっているため、記録媒体が反転するための空間が変化した際、これに追随させて反転部SR2も変形させることができる。この結果、オフセット排紙機能が追加された場合であっても、反転部SR2を確保することができる。
特に、本実施形態では、支点側部材156bが、搬送機構側の端点を軸として上下に揺動することにより、搬送機構側を端点とした扇状の範囲で反転部SR2の空間を確保することができる。よって、反転部SR2における搬送機能自体を固定したままで、オフセット機能の動作に追従させて反転経路を変形することができる。一方、終端側部材156aは、上下動する構成とすることができるため、オフセット機能などの上下動に追従させる機構が必要な場合に、その構成を簡単なものとすることができる。
(変更例)
なお、上述した実施形態では、反転空間155を記録媒体の反転のため空間として利用し、反転部SR2中でジャムが発生した場合に、開口部153aから記録媒体を取り出すようにしたが、例えば、この反転空間155を記録媒体の排出及び蓄積のために利用してもよい。
詳述すると、図9(a)に示すように、反転部SR2において、搬送ローラー154の正転動作により、往路終端近傍において下ガイド部材156上に記録媒体を排出し蓄積する。この記録媒体の排出に際しては、搬送ローラー154の正転動作を続行することによって、記録媒体が搬送ローラー154を通過させ、搬送ローラー154から離れ、反転空間155内の往路終端まで送り出す。送り出された用紙は、同図(b)に示すように、反転空間155内を落下し、下ガイド部材156に受け止められる。この下ガイド部材156の装置側端部には、ストッパー156cが突出されており、下ガイド部材156上に落下した用紙が下方へ移動しないようにする。
このような変更例によれば、上述したスケジューリングにより通常経路CRと反転経路SRにおける搬送を同時進行させる場合などに、反転経路SR以外の搬送経路中でジャムが発生した際、反転経路SR中に滞留する記録媒体を反転空間155に排紙することができる。この結果、ジャム発生後のリカバリー処理の簡略化又は多様化を図ることができる。
実施形態に係る印刷装置の印刷用紙搬送経路の概要を示す図である。 実施形態に係る給紙系搬送路と通常経路と反転経路とを模式的に示した図である。 実施形態に係るオフセット排紙機能に対応させた排紙台を示す外観図である。 実施形態に係るオフセット排紙機能に対応させた排紙台を示す外観図である。 (a)は、実施形態に係る排紙台の内部構造を側方から示す断面図であり、(b)は、反転機構の動作を模式的に表した説明図である。 実施形態に係るオフセット機能のシフト動作を模式的に表した説明図である。 実施形態に係るオフセット機能のエレベータ動作を模式的に表した説明図である。 実施形態に係る排紙台と下ガイド部材との動作を側面より示す説明図である。 変更例に係る反転空間内における排紙動作を模式的に表した説明図である。
符号の説明
CR…通常経路
DR…排紙経路
FR…給紙経路
R…レジスト部
SR…反転経路
10…記録媒体
10a…記録媒体上面
100…印刷装置
110…ヘッドユニット
120…サイド給紙台
130…給紙トレイ
140…排紙口
141…排出用ローラー
150…排紙台
151…可動トレイ部
151a…上面
151b…両側壁
152…前面板
153…ケーシング部
153a…開口部
153b…側壁
154…搬送ローラー
155…反転空間
156…下ガイド部材
156a…終端側部材
156b…支点側部材
156c…ストッパー
156d…軸部
156e…前面
156f…傾斜面
157…トレイ駆動部
157a…連結シャフト
160…搬送ベルト
161…駆動ローラー
162…従動ローラー
170,172…切替機構
220…サイド給紙駆動部

Claims (4)

  1. 搬送経路上を搬送される記録媒体表面に画像を形成する印刷装置において、該記録媒体を搬送する搬送機構であって、
    前記搬送経路は、
    前記記録媒体を供給する給紙経路から前記画像形成部を経て、排紙経路へ至る通常経路と、
    前記通常経路に分岐接続され、該通常経路から前記記録媒体が受け渡され、搬送機構を正転及び逆転させることにより該記録媒体を往復させて該通常経路に戻すことにより該記録媒体の表裏を反転させる反転経路と
    を含み、
    前記反転経路には、前記記録媒体を下方から支持する下ガイド部材を有し、
    前記下ガイド部材は、前記正転による往路終端側を自由端とする上下の揺動が可能となっている
    ことを特徴とする印刷装置の搬送機構。
  2. 前記下ガイド部材は、
    前記反転経路の前記搬送機構近傍において、上下の揺動が可能に軸支された支点側部材と、
    前記支点側部材の揺動に対応して、上下動する終端側部材と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置の搬送機構。
  3. 前記搬送経路には、該搬送経路に分岐接続され、記録媒体を排出する排出経路が含まれ、
    前記排出経路終端において記録媒体が排出される排紙口は、前記記録媒体の往復に要する空間の上方に位置し、
    前記排紙口と、前記往復に要する空間の間には、前記排紙口から排出された記録媒体を積載する受台が、上下動可能に設けられ、
    前記下ガイド部材の前記揺動は、前記受台の上下動に追従する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置の搬送機構。
  4. 前記受台は、積載された前記記録媒体の上面から、前記排紙口までの距離が一定となるように、該記録媒体の積載量に応じて上下動されることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置の搬送機構。
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