JP5047039B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フェイスアップ排紙口およびフェイスダウン排紙口を備えた印刷装置に関する。
一般に印刷装置は、給紙機構から給紙した印刷用紙に対して印刷を施して排紙口から排紙する。排紙口には、印刷用紙の印刷面が上向きに排出されるフェイスアップ排紙口と、印刷用紙の印刷面が下向きに排出されるフェイスダウン排紙口とがある。印刷装置によってはフェイスアップ排紙口とフェイスダウン排紙口の両方を備えたものがあり、このような印刷装置では任意の排紙口から排紙させることができる。
複数ページの印刷を行なう場合、フェイスアップ排紙口では、印刷面が上向きの状態で排紙台に次々に印刷済の用紙が積み重ねられる。このため、ページ順の印刷結果を得るためにはページの逆順に印刷を行なう必要がある。一方、フェイスダウン排紙口では、印刷面が下向きの状態で排紙台に次々に印刷済の用紙が積み重ねられる。このため、ページ順の印刷結果を得るためにはページ順に印刷を行なう必要がある。このように、排紙口に応じてページの印刷順序を変更する必要があり、印刷装置に接続されたホストコンピュータは、排紙口に応じたページ順で印刷データを印刷装置に送信する。
ところで、フェイスアップ排紙口の排紙台、フェイスダウン排紙口の排紙台とも、その構造上、印刷用紙の最大積載量が定められており、最大積載量を超えて排紙を行なうと不具合が生じるおそれがある。この不具合を防ぐために、印刷途中で一方の排紙台の最大積載量を超えると、排紙口を切り替えて他方の排紙台に印刷済の用紙を積載させる技術が知られている。
しかしながら、排紙口を切り替えると印刷用紙の上下面が切り替え前と逆になるため、印刷終了後にユーザが切り替え後の印刷物のページを逆順に並び替えなければならないという問題があった。この問題を解決するため、特許文献1には、一方の排紙台の最大積載量を超えると、排紙口を他方に切り替えるとともに、ページの印刷順を反転させることで、印刷後のページ並べ替え作業を不要とする技術が記載されている。
特開平11−157746号公報
ところで、印刷処理の生産性を高めるために、連続的に給紙と印刷を行ない、筐体内の搬送経路で同時に複数枚の印刷用紙を搬送する印刷装置が知られている。このような印刷装置で、一方の排紙台に積載された印刷用紙がその排紙台の最大積載量を超えた場合に特許文献1に記載された技術をそのまま適用することはできない。
なぜならば、排紙口が切り替えられた時点でまだ排紙されていない印刷済の用紙は、切り替え後の排紙口から、切り替え前の排紙口に対応したページ順で出力されてしまうからである。このため、印刷終了後に、そのページを抜き出して並べ替え作業が必要となる。
本発明はこのような状況を鑑みてなされたものであり、同時に複数枚の印刷用紙を搬送する印刷装置において、フェイスダウン排紙口とフェイスアップ排紙口とを印刷途中で切り替えた場合であっても、印刷後のページ並べ替え作業を不要とすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明による印刷装置は、印刷面を上にして排紙を行なうフェイスアップ排紙口と、前記フェイスアップ排紙口から排出された用紙を積載するフェイスアップ排紙台と、印刷面を下にして排紙を行なうフェイスダウン排紙口と、前記フェイスダウン排紙口から排出された用紙を積載するフェイスダウン排紙台とを備えた印刷装置であって、印刷用紙を循環させる循環搬送経路と、用紙の搬送先を前記フェイスアップ排紙口、前記フェイスダウン排紙口および前記循環搬送経路のいずれかに切り替える切替手段と、前記フェイスアップ排紙台に積載された用紙が所定の量に達したことを検出するフェイスアップ排紙量検出手段と、前記フェイスダウン排紙台に積載された用紙が所定の量に達したことを検出するフェイスダウン排紙量検出手段と、排紙口の指定を含む印刷データに基づく印刷処理を制御する印刷制御手段と、印刷データを格納する印刷データ格納手段とを備え、前記印刷制御手段は、指定された排紙口に排紙を行なう印刷を開始後に、前記指定された排紙口に対応する排紙台に積載された用紙が所定の量に達したことが検出されると、前記指定された排紙口からの排紙を停止し、未印刷のページについて印刷開始時とは逆順に印刷するとともに、未排紙の用紙について印刷開始時とは逆順に、前記指定された排紙口とは別の排紙口から排紙するように前記切替手段を制御することを特徴とする。
本発明では、印刷順序を入れ替えただけでは、印刷後排紙前の用紙については切り替え前の順序で排紙されてしまうため、出力順序も印刷開始時とは逆順になるように排紙制御を切り替える。
具体的には、前記印刷制御手段は、前記指定された排紙口からの排紙を停止した際に印刷済未排紙の用紙について、未印刷のページが印刷されて排紙されるまで循環搬送路が搬送先になるように前記切替手段を制御し、未印刷のページの排紙後は、前記印刷済未排紙の用紙が搬送順とは逆順に排紙されるように前記切替手段を制御することにより、印刷後のページ並べ替え作業を不要としている。
また、前記循環搬送経路は、用紙の表裏を反転させる反転機構を含んでいる場合には、前記印刷制御手段は、さらに、前記指定された排紙口とは別の排紙口がフェイスアップ排紙口の場合はフェイスアップで用紙が排紙され、前記指定された排紙口とは別の排紙口がフェイスダウン排紙口の場合はフェイスダウンで用紙が排紙されるように前記切替手段を制御する。循環搬送の過程で反転機構により表裏が反転し、そのままの状態で排紙されると他の用紙と表裏反対になってしまうため、本発明では、表裏が適切に出力されるようにしている。
また、表示手段をさらに備え、前記印刷制御手段は、前記指定された排紙口と別の排紙口から排紙させた印刷の終了後に、前記指定された排紙口に対応する排紙台に積載された用紙と、前記指定された排紙口に対応する排紙台とは別の排紙台に積載された用紙とを重ねる処理についてのガイドを前記表示手段に表示させるようにしてもよい。
排紙口が印刷途中で切り替えられた場合、全ページの印刷終了後には、印刷物は2箇所の排紙台に分割されて載置されている。ユーザは、表示手段に表示されたガイドにしたがって2つの印刷物の束を重ね合わせることで、容易にページ順に並んだ印刷結果を得ることができるようになる。具体的には、前記ガイドは、フェイスダウン排紙台の印刷物をひっくり返して印刷面を上にし、フェイスアップ排紙台の印刷物に重ねる旨の内容とすることができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る用紙反転機構付循環搬送路を備えた印刷装置10の概要を示す図である。本図では特に印刷用紙搬送経路を詳細に示している。本図に示すように印刷装置10は、印刷用紙の供給を行なう給紙機構として、筐体側面の外部に露出したサイド給紙台320と、筐体内部に設けられた複数の給紙トレイ(330a、330b、330c、330d)とを備えている。また、印刷済の印刷用紙を排出する排紙機構としてフェイスダウン排紙口340とフェイスアップ排紙口360とを備えている。フェイスダウン排紙口340から排紙された用紙は、フェイスダウン排紙台350に積載され、フェイスアップ排紙口360から排紙された用紙は、フェイスアップ排紙台362に積載される。
印刷装置10は、印字機構として、用紙搬送方向に直交する方向に伸び、多数のノズルが形成された印字ヘッドを含むヘッドユニット310を複数本備え、それぞれの印字ヘッドから黒またはカラーインクを吐出してライン単位で印刷を行なうインクジェット方式のラインカラープリンタである。ただし、ライン方向に走査して画像形成を行なうシリアルカラープリンタとしてもよい。また、他の印字方式、例えば、レーザ方式等を採用してもよい。
サイド給紙台320および給紙トレイ330のいずれかの給紙機構から1枚ずつ給紙された印刷用紙は、ローラ等の駆動機構によって筐体内の給紙系搬送路(図中の黒太線で示される経路)に沿って搬送され、レジスト部Rgに導かれる。ここでレジスト部Rgは、印刷用紙の先端の位置あわせと斜行修正を行なうために設けられており、1対のレジストローラを備えて構成される。給紙された印刷用紙はレジスト部Rgで一時停止し、所定のタイミングで印字機構方向に搬送される。
レジスト部Rgのさらに搬送方向側には、複数本のヘッドユニット310が設けられている。印刷用紙は、ヘッドユニット310の対向面に設けられた環状の搬送ベルト352によって印刷条件により定められる速度で搬送されながら、各ヘッドユニット310に備えられた印字ヘッドから吐出されたインクによりライン単位で画像形成される。
上面に印刷を施された印刷用紙は、フェイスアップ排紙口360から排紙される場合は、切替機構372によりフェイスアップ排紙口360方向に搬送され、そのまま印刷面を上にして排紙されてフェイスアップ排紙台362に積載されていく。フェイスダウン排紙口340から排紙される場合、切替機構372とローラ等の駆動機構によってさらに筐体内を搬送される。そして、切替機構370によりフェイスダウン排紙口340に導かれて排紙され、フェイスダウン排紙口340の受台として設けられたフェイスダウン排紙台350に印刷面を下にして積載されていく。
フェイスダウン排紙台350およびフェイスアップ排紙台362は、筐体から突出したトレイ形状をしており、ある程度の厚みを有している。フェイスダウン排紙台350およびフェイスアップ排紙台362は傾斜しており、傾斜の下位置に形成された壁により、フェイスダウン排紙口340、フェイスアップ排紙口360から排紙され、傾斜に沿って滑落する印刷用紙が自然に整えられて重なっていくようになっている。
フェイスダウン排紙台350およびフェイスアップ排紙台362とも印刷用紙の最大積載量が定められており、印刷用紙の積載量が最大積載量に達したことを検出するフェイスダウン排紙台用紙積載量センサ381、フェイスアップ排紙台用紙積載量センサ382がそれぞれ設けられている。
印刷用紙の両面に印刷を行なう両面印刷の場合は、表面(最初に印刷される面を「表面」、次に印刷される面を「裏面」とする)印刷終了時にはフェイスダウン排紙台350およびフェイスアップ排紙台362に導かれずに、切替機構370により、さらに筐体内を搬送される。そして、スイッチバック経路SRに引き込まれ、スイッチバックを行ない、搬送路に対して表裏が反転する。表裏反転後に、ローラ等の駆動機構によって再度レジスト部Rgに導かれ、一時停止する。その後、所定のタイミングで印字機構方向に搬送され、表面と同様の手順によって裏面の印刷が行なわれる。裏面の印刷が行なわれ、両面に画像が形成された印刷用紙は、印刷条件に含まれる排紙口の指定にしたがって、フェイスダウン排紙口340あるいはフェイスアップ排紙口360に導かれて排紙され、フェイスダウン排紙台350あるいはフェイスアップ排紙台362に積載されていく。
印刷装置10では、両面印刷時におけるスイッチバックを、フェイスダウン排紙台350内に設けられた空間を利用して行なうようにしている。フェイスダウン排紙台350内に設けられた空間は、スイッチバック時に印刷用紙が外部から取り出せないように覆われた構成となっている。これにより、利用者が誤ってスイッチバック動作中の印刷用紙を引き抜いてしまうことを防ぐことができる。また、フェイスダウン排紙台350は、本来印刷装置10に備えられているものであり、フェイスダウン排紙台350内の空間を利用してスイッチバックを行なうことにより、印刷装置10内に、別途スイッチバック用の空間を設ける必要がなくなる。したがって、筐体のサイズが増大してしまうことを防ぐことができる。さらには、フェイスダウン排紙口340とスイッチバック経路とを共用しないため、スイッチバック処理と他の用紙の排紙とを並行して行なうことができる。
図2は、印刷装置10の機能構成を示すブロック図である。印刷装置10は、CPU、メモリ等から構成されるメイン制御部100を備えており、CPUがメモリに格納されたプログラムにしたがって動作すること等で印刷制御部101、駆動制御部102が構成される。また、メモリの一部は印刷データ格納部103として機能する。
また、印刷装置10は、操作パネル等を介して、印刷条件の設定等を受け付ける操作受付部110、印刷装置に関する情報を表示する表示部120、コンピュータネットワーク等に接続するための通信処理部130を備えている。
印刷制御部101は、通信処理部130を介して図示しないホストコンピュータから受信した印刷データにしたがって、画像データを生成し、印字ヘッド等の印刷機構で構成される印刷実行部140における印刷処理を制御する。駆動制御部102は、印刷制御部101の制御の下で搬送駆動部150を動作させる。搬送駆動部150は、駆動ローラ、搬送ベルト352、切替機構370、切替機構372等で構成され印刷用紙の搬送を行なう。
次に、本実施形態における印刷・排紙制御処理について図3のフローチャートを参照して説明する。本処理は、ホストコンピュータから印刷データを受信することで開始する(S101)。ホストコンピュータから送られる印刷データには、印刷条件として排紙口を指定する情報が含まれている。排紙口としてフェイスアップ排紙口360が指定されている場合は、ページの逆順に印刷データが送られ、排紙口としてフェイスダウン排紙口340が指定されている場合は、ページの順に印刷データが送られてきている。これらの排紙口の指定および印刷データのページ順の管理は、従来と同様に、ホストコンピュータにインストールされた印刷装置10に対応したプリンタドライバにより行なわれる。
印刷データを受信すると、印刷制御部101は、印刷データ格納部103にページ単位の印刷データを一時的に格納するとともに、印刷データに含まれている排紙口指定情報に基づいて排紙口の設定を行なう(S102)。すなわち、フェイスダウン排紙口340が指定されている場合は、切替機構372、370によりフェイスダウン排紙口340に印刷済の印刷用紙が搬送されるようにし、フェイスアップ排紙口360が指定されている場合は、切替機構372によりフェイスアップ排紙口360に印刷済の印刷用紙が搬送されるようにする。
そして、印刷データの順にしたがって1ページずつ印刷を行なう(S103)。印刷が施された印刷用紙は、設定された排紙口、すなわち、フェイスアップ排紙口360あるいはフェイスダウン排紙口340のいずれかから排紙する(S104)。用紙が排紙口から排紙されると、排紙台に積載されている印刷済の用紙が、その排紙台の最大積載量を超えたかどうかを判定する(S105)。印刷済の用紙が、その排紙台の最大積載量を超えたかどうかは、フェイスダウン排紙台350に配置されたフェイスダウン排紙台用紙積載量センサ381あるいはフェイスアップ排紙台362に配置されたフェイスアップ排紙台用紙積載量センサ382の検出結果に基づいて判定することができる。ただし、フェイスダウン排紙台用紙積載量センサ381、およびフェイスアップ排紙台用紙積載量センサ382を設けずに、排紙台に排出された印刷用紙の枚数をカウントすることにより排紙台の最大積載量を超えたかどうかを判定するようにしてもよい。また、最大積載量は物理的な最大積載量である必要はなく、便宜的に最大積載量として扱う目安の値であってよい。
この結果、最大積載量を超えていない場合(S105:No)は、全ページの印刷が終了するまで上述の印刷処理(S103)、排紙処理(S104)、最大積載量判定処理(S105)を繰り返し(S106:No)、全ページの印刷が終了すると(S106:Yes)、本処理を終了する。
一方、いずれかの排紙台に積載された印刷済の用紙が、その排紙台の最大積載量を超えた場合(S105:Yes)は、排紙口の切替えを行なう(S107)。すなわち、フェイスダウン排紙口340が指定されていた場合は、フェイスアップ排紙口360に排紙口を切り替える。また、フェイスアップ排紙口360が指定されていた場合は、フェイスダウン排紙口340に排紙口を切り替える。
そして、印刷順序と出力順序を入れ替える(S108)。ここで、印刷順序の入れ替えでは、未印刷のページを逆順に印刷するようにする。すなわち、印刷データ格納部103に記録されている未印刷のページの印刷データを、印刷開始時とは逆順に読み出して印刷を行なう。また、出力順序の入れ替えでは、未排紙の用紙を印刷開始時とは逆順に出力するように設定する。そして、設定された出力順序で切り替えられた排紙口から用紙が排紙されるように、排紙制御を切り替える(S109)。すなわち、印刷順序を入れ替えただけでは、印刷後排紙前の用紙については切り替え前の順序で排紙されてしまうため、出力順序も印刷開始時とは逆順になるように排紙制御を切り替える。具体的な制御方法については後述する。なお、切り替え前の排紙制御は、設定された排紙口に搬送されてきた印刷用紙をそのまま排紙する従来と同じ制御である。
印刷順序と出力順を入れ替えて、排紙制御を切り替えると、入れ替えた印刷順序で1ページずつ印刷を行なう(S110)。また、印刷と並行して後述する排紙制御を行なう。印刷処理は、全ページの印刷が終了するまで繰り返す(S111)。
排紙口が印刷途中で切り替えられた場合、全ページの印刷終了後には、印刷物は2箇所の排紙台に分割されて載置されている。このため、ページ順に並んだ印刷結果を得るためには、2つの印刷物の束を適切に重ね合わせなければならない。そこで、表示部120に、印刷物の取り扱いについてのガイド表示を行なって(S112)、本処理を終了する。ユーザは、表示部120に表示されたガイドにしたがって2つの印刷物の束を重ね合わせることで、ページ順に並んだ印刷結果を得ることができる。
次に、いずれかの排紙台に積載された印刷済の用紙がその排紙台の最大積載量を超えた場合における排紙制御の切り替えについて、図4のフローチャートを参照して説明する。本処理では、印刷済の用紙が、処理(S107)にしたがって切り替えられた排紙口に搬送されてきた際に、搬送されてきたページが、処理(S108)にしたがって入れ替えられた出力順のページであるかどうかを判断する(S201)。例えば、入れ替えられた出力順で次に排紙すべきページがNページの場合に、Nページが印刷された用紙が搬送されてきた場合はYesとなり、Mページが印刷された用紙が搬送されてきた場合はNoとなる。
その結果、入れ替えられた出力順のページでなければ(S201:No)、切替機構372、370を制御して、切り替えられた排紙口から出力せずに、循環搬送路を搬送させる(S204)。これにより、後続する出力順のページを先に排紙口から出力させることができるようになる。
一方、入れ替えられた出力順のページの場合(S201:Yes)は、さらに、フェイスすなわち用紙の表裏が適切であるかどうかを判断する(S202)。ここで、フェイスが適切な状態は、フェイスアップ排紙口360からフェイスアップの状態で排紙され、フェイスダウン排紙口340からフェイスダウンの状態で排紙されるような用紙の表裏状態である。処理(S204)で循環搬送路を搬送させられた用紙は、スイッチバック経路SRで表裏が反転することになる。このため、表裏が反転された状態で排紙されると他の用紙と表裏反対になってしまうことになる。したがって、フェイスが適切でない場合(S202:No)には、さらにもう1周循環搬送路を循環させて、表裏を反転させるようにする(S204)。なお、循環搬送路にスイッチバック経路SRをバイパスする経路が設けられている場合には、フェイスが適切であるかどうかの判断は不要となる。
フェイスが適切であれば、切替機構372、370を制御して、切り替えられた排紙口から排紙する(S203)。このとき、切り替えられた排紙口がフェイスアップ排紙口360であれば、フェイスアップの状態で排紙され、切り替えられた排紙口がフェイスダウン排紙口340であれば、フェイスダウンの状態で排紙される。
以上の処理を、全ページ分の排紙が終了するまで繰り返し(S205)、全ページ分の排紙が終了すると、本処理を終了する。
次に、具体的な例を用いて上記の処理をさらに詳しく説明する。まず、フェイスアップ排紙口360が排紙口として指定されている場合について、図5、図6〜図8、図9および上述のフローチャートを参照して説明する。ここでは、分かりやすくするために8ページの印刷物を例とし、フェイスアップ排紙台362の最大積載量は4枚であるとする。
フェイスアップ排紙口360が排紙口として指定されている場合には、図5(a)に示すように印刷順序はページの逆順となる。すなわち、「8」「7」…「2」「1」の順で印刷データがホストコンピュータから送られてくる。なお「N」はNページ目を示している。このようなページ順で印刷を行なって、フェイスアップ排紙口360から排紙を行なうと、図5(b)に示すように、印刷面を上にして、上から「1」「2」…「7」「8」の順で重なった印刷物を得ることができる。
図6(a)は、印刷開始時における印刷装置10の様子を模式的に示した図である。本図では、「8」「7」…「2」「1」の順で印刷データ格納部103に印刷データが格納されていることを示している。また、給紙された印刷用紙は第1ブロックから第2ブロックを経てフェイスアップ排紙口360から排紙される。循環される場合はさらに第3ブロックから第4ブロックを経て第1ブロックに搬送される。第4ブロックにはフェイスダウン排紙口340とスイッチバック経路SRが設けられており、第4ブロックから第1ブロックに搬送される際に用紙の表裏面が反転するものとする。ただし、ブロックの概念は説明のための便宜的なものであり、実際の経路や用紙搬送状態を正確に反映したものではない。
印刷が開始されと、5ページ目を印刷後にフェイスアップ排紙台362の最大積載量に達する。このとき、図5(c)に示すように、8ページ目から5ページ目まではフェイスアップ排紙台362に出力済であり、4ページ目および3ページ目はすでに印刷が終了しているが排紙前の状態にあり、2ページ目および1ページ目は印刷前であるとする。
図6(b)はこの時の印刷装置10の様子を模式的に示している。すなわち、印刷データ格納部103には、未印刷のページである「2」「1」の印刷データが格納されており、フェイスアップ排紙台362には、印刷面を上にして、上から「5」「6」「7」「8」の順で用紙が重なっている。また、「4」「3」は排紙前の状態である。
フェイスアップ排紙台362に出力された用紙が最大積載量に達すると、排紙口がフェイスダウン排紙口340に切り替えられる(S107)。そして印刷順序と出力順序が入れ替えられる(S108)。印刷順序の入れ替えでは、図6(c)に示すように、印刷前である1ページ目および2ページ目が、印刷開始時とは逆の「1」「2」の印刷順序に入れ替えられる。出力順序の入れ替えでは、排紙前である1〜4ページ目が、印刷開始時とは逆の「1」「2」「3」「4」の出力順序に入れ替えられて設定される。
排紙口が切り替えられた結果、図6(d)に示すように「4」はフェイスアップ排紙口360からは排紙されずに循環される。また、入れ替えられた印刷順序に従って「1」が印刷される。次いで図6(e)に示すように「2」が印刷される。このとき、「4」がフェイスダウン排紙口340に搬送されるが、入れ替えられた出力順序で次に排紙すべき用紙は「1」であるため、排紙されずにさらに循環される(S201、S204)。
次に、図6(f)に示すように「3」もフェイスダウン排紙口340に搬送されるが、入れ替えられた出力順序で次に排紙すべき用紙は「1」であるため、排紙されずにさらに循環される(S201、S204)。また、「4」は、第4ブロックから第1ブロックに搬送される際に表裏が反転する。図中の反転した数字は、下面に印刷されていることを示している。
そして、図6(g)に示すように「1」がフェイスダウン排紙口340に搬送される。「1」は入れ替えられた出力順序で次に排紙すべき用紙である。また、フェイスダウンで排紙される状態であるため(S202)、図6(h)に示すようにフェイスダウン排紙口340からフェイスダウンで排紙される。次いで、「2」がフェイスダウン排紙口340に搬送される。「2」は入れ替えられた出力順序で「1」の次に排紙すべき用紙である。また、フェイスダウンで排紙される状態であるため(S202)、図7(a)に示すようにフェイスダウン排紙口340からフェイスダウンで排紙される。
図7(a)に示すように、再度「4」がフェイスダウン排紙口340に搬送されるが、入れ替えられた出力順序で「2」の次に排紙すべき用紙は「3」であるため、排紙されずにさらに循環される(S201、S204)。
次に、図7(b)に示すように「3」もフェイスダウン排紙口340に搬送される。入れ替えられた出力順序で「2」の次に排紙すべき用紙は「3」であるが、表裏が反転しており、フェイスアップで排紙される状態であるため、排紙されずにさらに循環される(S202、S204)。「4」は、第4ブロックから第1ブロックに搬送される際に表裏が反転する。
また、図7(c)に示すように、「3」も、第4ブロックから第1ブロックに搬送される際に表裏が反転する。図7(d)に示すように「4」「3」はさらに循環し、図7(e)に示すように、再度「4」がフェイスダウン排紙口340に搬送される。しかし、入れ替えられた出力順序で「2」の次に排紙すべき用紙は「3」であるため、排紙されずにさらに循環される(S201、S204)。
次に、図7(f)に示すように「3」もフェイスダウン排紙口340に再度搬送される。入れ替えられた出力順序で「2」の次に排紙すべき用紙は「3」であり、フェイスダウンで排紙される状態であるため(S202)、図7(g)に示すようにフェイスダウン排紙口340から排紙される。「4」は、第4ブロックから第1ブロックに搬送される際に表裏が反転する。
図7(h)に示すように「4」はさらに搬送され、再度フェイスダウン排紙口340に搬送される。入れ替えられた出力順序で「3」の次に排紙すべき用紙は「4」であるが、表裏が反転しているため、フェイスアップで排紙される状態である。このため、排紙されずにさらに循環される(S202、S204)。図8(a)に示すように、「4」は、第4ブロックから第1ブロックに搬送される際に表裏が反転し、さらに搬送され、図8(b)に示すように再度フェイスダウン排紙口340に搬送される。入れ替えられた出力順序で「3」の次に排紙すべき用紙は「4」であり、フェイスダウンで排紙される状態であるため(S202)、「4」が図8(c)に示すようにフェイスダウン排紙口340からフェイスダウンで排紙される。
この結果、図5(d)に示すように、5ページ目から8ページ目までは、フェイスアップ排紙台362に、印刷面を上にして上から「5」「6」「7」「8」のページ順で積み重ねられる。また、1ページ目から4ページ目までは、フェイスダウン排紙台350に、印刷面を下にして上から「4」「3」「2」「1」のページ順で積み重ねられる。
したがって、図5(b)に示したような印刷面を上にして上から「1」「2」…「7」「8」のページ順で積み重ねられた印刷結果を得るためには、フェイスダウン排紙台350の印刷物をひっくり返して印刷面を上にし、フェイスアップ排紙台362の印刷物に重ねればよいことになる。このため、本実施形態では、図9に示すような、フェイスダウン排紙台の印刷物をひっくり返して印刷面を上にし、フェイスアップ排紙台の印刷物に重ねることを文字および視覚的に示すガイドを表示部120に表示するようにしている。
次に、フェイスダウン排紙口340が排紙口として指定されている場合について、図10、図11〜図13を用いて説明する。ここでは、分かりやすくするために8ページの印刷物を例とし、フェイスダウン排紙台350の最大積載量は4枚であるとする。
フェイスダウン排紙口340が排紙口として指定されている場合には、図10(a)に示すように印刷順序はページ順となる。すなわち、「1」「2」…「7」「8」の順で印刷データがホストコンピュータから送られてくる。このようなページ順で印刷を行なって、フェイスダウン排紙口340から排紙を行なうと、図10(b)に示すように、印刷面を下にして、下から「1」「2」…「7」「8」の順で重なった印刷物を得ることができる。この束をひっくり返すことで、図5(b)に示すように、印刷面を上にして、上から「1」「2」…「7」「8」の順で重なった印刷物を得ることができる。なお、図中の反転した数字は、下面に印刷されていることを示している。
図11(a)は、印刷開始時における印刷装置10の様子を模式的に示した図である。本図では、「1」「2」…「7」「8」の順で印刷データ格納部103に印刷データが格納されていることを示している。また、給紙された印刷用紙は第1ブロックから第2ブロック、第3ブロック、第4ブロックを経てフェイスダウン排紙口340から排紙される。循環される場合はさらに第4ブロックから第1ブロックに搬送される。第4ブロックにはスイッチバック経路SRが設けられており、第4ブロックから第1ブロックに搬送される際に用紙の表裏面が反転する。
印刷が開始されと、4ページ目を印刷後にフェイスダウン排紙台350の最大積載量に達する。このとき、図10(c)に示すように、1ページ目から4ページ目まではフェイスダウン排紙台350に出力済であり、5ページ目および6ページ目はすでに印刷が終了しているが排紙前の状態にあり、7ページ目および8ページ目は印刷前であるとする。
図11(b)はこの時の印刷装置10の様子を模式的に示している。すなわち、未印刷のページである「7」「8」の印刷データが印刷データ格納部103に格納されており、フェイスダウン排紙台350には、印刷面を下にして、上から「4」「3」「2」「1」の順で用紙が重なっている。また、「5」「6」は排紙前の状態である。
フェイスダウン排紙台350に出力された用紙が最大積載量に達すると、排紙口がフェイスアップ排紙口360に切り替えられる(S107)。そして印刷順序と出力順序が入れ替えられる(S108)。印刷順序の入れ替えでは、図11(c)に示すように、印刷前である7ページ目および8ページ目が、印刷開始時とは逆の「8」「7」の印刷順序に入れ替えられる。出力順序の入れ替えでは、排紙前である5〜8ページ目が、印刷開始時とは逆の「8」「7」「6」「5」の出力順序に入れ替えられて設定される。
排紙口が切り替えられた結果、「5」が切り替えられたフェイスアップ排紙口360に搬送されるが、入れ替えられた出力順序で次に排紙すべき用紙は「8」であるため、排紙されず循環される(S201、S204)。また、図11(d)に示すように、入れ替えられた印刷順序に従って「8」が印刷される。次いで図11(e)に示すように「7」が印刷される。このとき、「8」がフェイスアップ排紙口360に搬送される。入れ替えられた出力順序で次に排紙すべき用紙は「8」であり、フェイスアップで排紙される状態であるため(S202)、「8」が図11(f)に示すようにフェイスアップ排紙口360からフェイスアップで排紙される。「5」は、第4ブロックから第1ブロックに搬送される際に表裏が反転する。
このとき、「7」がフェイスアップ排紙口360に搬送される。入れ替えられた出力順序で「8」の次に排紙すべき用紙は「7」であり、フェイスアップで排紙される状態であるため(S202)、図11(g)に示すように、「7」がフェイスアップ排紙口360からフェイスアップで排紙される。「6」は、第4ブロックから第1ブロックに搬送される際に表裏が反転する。また、「5」がフェイスアップ排紙口360に搬送されるが、「7」の次に排紙すべき用紙は「6」であるため、排紙されずにさらに循環される(S201、S204)。
次に、図11(h)に示すように「6」がフェイスアップ排紙口360に搬送される。「7」の次に排紙すべき用紙は「6」であるが、表裏が反転しており、フェイスダウンで排紙される状態であるため、排紙されずにさらに循環される(S202、S204)。その後、図12(a)に示すように、「5」「6」が搬送され、図12(b)に示すように、第4ブロックから第1ブロックに搬送される際に「5」の表裏が反転する。
図12(c)に示すように「5」がフェイスアップ排紙口360に搬送されるが、「7」の次に排紙すべき用紙は「6」であるため、排紙されずにさらに循環される(S201、S204)。「6」は、第4ブロックから第1ブロックに搬送される際に表裏が反転する。
次に、図12(d)に示すように「6」がフェイスアップ排紙口360に搬送される。入れ替えられた出力順序で「7」の次に排紙すべき用紙は「6」であり、フェイスアップで排紙される状態であるため(S202)、図12(e)に示すように「6」がフェイスアップ排紙口360からフェイスアップで排紙される。「5」はさらに搬送され、図12(f)に示すように第4ブロックから第1ブロックに搬送される際に表裏が反転する。
図12(g)に示すように「5」が再度フェイスアップ排紙口360に搬送される。「6」の次に排紙すべき用紙は「5」であるが、表裏が反転しており、フェイスダウンで排紙される状態であるため、排紙されずにさらに循環される(S202、S204)。
その後、「5」はさらに搬送され、図12(h)に示すように第4ブロックから第1ブロックに搬送される際に表裏が反転する。そして、図13(a)に示すように「5」がフェイスアップ排紙口360に搬送される。入れ替えられた出力順序で「6」の次に排紙すべき用紙は「5」であり、フェイスアップで排紙される状態であるため(S202)、図13(b)に示すように「5」がフェイスアップ排紙口360からフェイスアップで排紙される。
この結果、図10(d)に示すように、1ページ目から4ページ目までは、フェイスダウン排紙台350に、印刷面を下にして上から「4」「3」「2」「1」のページ順で積み重ねられる。また、5ページ目から8ページ目までは、フェイスアップ排紙台362に、印刷面を上にして上から「5」「6」「7」「8」のページ順で積み重ねられる。
したがって、図5(b)に示したような印刷面を上にして上から「1」「2」…「7」「8」のページ順で積み重ねられた印刷結果を得るためには、フェイスダウン排紙台350の印刷物をひっくり返して印刷面を上にし、フェイスアップ排紙台362の印刷物に重ねればよいことになる。このため、本実施形態では、図9に示したような、フェイスダウン排紙台の印刷物をひっくり返して印刷面を上にし、フェイスアップ排紙台の印刷物に重ねることを文字および視覚的に示すガイドを表示部120に表示するようにしている。また、図10(b)に示したような印刷面を下にして下から「1」「2」…「7」「8」のページ順で積み重ねられた印刷結果を得るためには、フェイスアップ排紙台362の印刷物をひっくり返して印刷面を下にし、フェイスダウン排紙台350の印刷物に重ねればよい。フェイスダウン排紙口340が排紙口として指定されている場合には、このようなガイド表示を行なうようにしてもよい。
用紙反転機構付循環搬送路を備えた印刷装置の概要を示す図である。 印刷装置の機能構成を示すブロック図である。 印刷装置における印刷・排紙制御処理について説明するためのフローチャートである。 積載された用紙が最大積載量を超えた場合における排紙制御切り替え処理について説明するためのフローチャートである。 フェイスアップ排紙口が指定された場合の印刷順序を示す図である。 フェイスアップ排紙口が指定された場合の用紙搬送を示す図である。 フェイスアップ排紙口が指定された場合の用紙搬送を示す図である。 フェイスアップ排紙口が指定された場合の用紙搬送を示す図である。 ガイド表示を示す図である。 フェイスダウン排紙口が指定された場合の印刷順序を示す図である。 フェイスダウン排紙口が指定された場合の用紙搬送を示す図である。 フェイスダウン排紙口が指定された場合の用紙搬送を示す図である。 フェイスダウン排紙口が指定された場合の用紙搬送を示す図である。
符号の説明
10…印刷装置、100…メイン制御部、101…印刷制御部、102…駆動制御部、103…印刷データ格納部、110…操作受付部、120…表示部、130…通信処理部、140…印刷実行部、150…搬送駆動部、162…フェイスアップ排紙台、310…ヘッドユニット、320…サイド給紙台、330…給紙トレイ、340…フェイスダウン排紙口、350…フェイスダウン排紙台、352…搬送ベルト、360…フェイスアップ排紙口、362…フェイスアップ排紙台、370…切替機構、372…切替機構、381…フェイスダウン排紙台用紙積載量センサ、382…フェイスアップ排紙台用紙積載量センサ

Claims (4)

  1. 印刷面を上にして排紙を行なうフェイスアップ排紙口と、前記フェイスアップ排紙口から排出された用紙を積載するフェイスアップ排紙台と、
    印刷面を下にして排紙を行なうフェイスダウン排紙口と、前記フェイスダウン排紙口から排出された用紙を積載するフェイスダウン排紙台とを備えた印刷装置であって、
    印刷用紙を循環させる循環搬送経路と、
    用紙の搬送先を前記フェイスアップ排紙口、前記フェイスダウン排紙口および前記循環搬送経路のいずれかに切り替える切替手段と、
    前記フェイスアップ排紙台に積載された用紙が所定の量に達したことを検出するフェイスアップ排紙量検出手段と、
    前記フェイスダウン排紙台に積載された用紙が所定の量に達したことを検出するフェイスダウン排紙量検出手段と、
    排紙口の指定を含む印刷データに基づく印刷処理を制御する印刷制御手段と、
    印刷データを格納する印刷データ格納手段とを備え、
    前記印刷制御手段は、
    指定された排紙口に排紙を行なう印刷を開始後に、前記指定された排紙口に対応する排紙台に積載された用紙が所定の量に達したことが検出されると、前記指定された排紙口からの排紙を停止し、未印刷のページについて印刷開始時とは逆順に印刷するとともに、未排紙の用紙について印刷開始時とは逆順に、前記指定された排紙口とは別の排紙口から排紙するように前記切替手段を制御し、
    前記指定された排紙口からの排紙を停止した際に印刷済未排紙の用紙について、未印刷のページが印刷されて排紙されるまで前記循環搬送路が搬送先になるように前記切替手段を制御し、未印刷のページの排紙後は、前記印刷済未排紙の用紙が搬送順とは逆順に排紙されるように前記切替手段を制御することを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記循環搬送経路は、用紙の表裏を反転させる反転機構を含んでおり、
    前記印刷制御手段は、さらに、前記指定された排紙口とは別の排紙口がフェイスアップ排紙口の場合はフェイスアップで用紙が排紙され、前記指定された排紙口とは別の排紙口がフェイスダウン排紙口の場合はフェイスダウンで用紙が排紙されるように前記切替手段を制御することを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1または2に記載の印刷装置であって、
    表示手段をさらに備え、
    前記印刷制御手段は、前記指定された排紙口と別の排紙口から排紙させた印刷の終了後に、前記指定された排紙口に対応する排紙台に積載された用紙と、前記指定された排紙口に対応する排紙台とは別の排紙台に積載された用紙とを重ねる処理についてのガイドを前記表示手段に表示させることを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項に記載の印刷装置であって、
    前記ガイドは、フェイスダウン排紙台の印刷物をひっくり返して印刷面を上にし、フェイスアップ排紙台の印刷物に重ねる旨の内容であることを特徴とする印刷装置。
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