JP2010111426A - ガラス基板梱包体、及びフラットパネルディスプレイ用のマザーガラス基板 - Google Patents

ガラス基板梱包体、及びフラットパネルディスプレイ用のマザーガラス基板 Download PDF

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Abstract

【課題】ガラス基板を縦姿勢で積層したガラス基板梱包体において、ガラス基板の自重による破損を確実に低減するとともに、梱包体の高さの増加を抑制する。
【解決手段】複数枚のガラス基板Gを縦姿勢でパレット2上に積層して梱包したガラス基板梱包体1であって、ガラス基板Gが、非矩形状をなすと共に、パレット2が、縦姿勢で保持した状態のガラス基板Gの荷重を、ガラス基板Gの2以上の辺部に当接して受ける支持する支持部を有するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス基板を輸送する際のガラス基板の梱包技術の改良に関する。
周知のように、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、フィールドエミッションディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ(以下、FPDという)用のガラス基板に代表されるように、各種ガラス基板には、近年、更なる大型化と薄肉化が要請されている。特に、FPD用のガラス基板は、マザーガラス基板と称される大型のガラス基板から切り出されて製作されるのが通例であることから、当該マザーガラス基板において特に大型化と薄肉化が要請されているのが実情である。そのため、当該要請に対応すべく大型且つ薄肉とされたガラス基板は、重量の増加のみならず破損を来たし易くなっているのが実情であり、輸送時の梱包形態がより重要性を増している。
従来、この種のガラス基板を輸送する場合には、パレット上に複数枚のガラス基板を各相互間に紙や発泡樹脂等の保護シートを介在させて縦姿勢(略鉛直姿勢)で積層した状態で梱包するのが通例とされている(例えば、下記の特許文献1参照)。しかしながら、この種の梱包形態では、破損を来たし易いガラス基板の周縁のうち、底辺のみが支持された状態となっているので、支持部分となる底辺にガラス基板の自重による応力が集中し、底辺を起点としたガラス基板の破損が生じやすいという問題がある。
そこで、当該梱包形態に代えて、例えば、下記の特許文献2に開示されているように、ガラス基板を水平姿勢でパレット上に積層する梱包形態を採用することでガラス基板の各辺に作用する応力を緩和することも考えられるが、この場合には次のような新たな問題が生じ得る。すなわち、近年、マザーガラス基板などでは1辺の寸法が3mを超えるものも製作されるに至っており、このような大型のガラス基板を水平姿勢のまま輸送しようとしても、ガラス基板の横幅が、輸送用コンテナの入口の横幅や、トラックの荷台の横幅、或いは交通法規などによる寸法的制限を超えてしまうため、輸送することが事実上不可能となってしまう。
したがって、ガラス基板の大型化が推進されている現状においては、複数枚のガラス基板を水平姿勢で積層して梱包する梱包形態は実用的でなく、先に述べたように、複数枚のガラス基板を縦姿勢のまま梱包する梱包形態で、ガラス基板の底辺に生じる応力集中を緩和することが有効な対策となり得る。
そこで、例えば下記の特許文献3〜5には、このような観点からなされたガラス基板の梱包形態が提案されている。すなわち、これら文献に開示の梱包形態は、ガラス基板を吊り下げ支持してガラス基板の底辺を浮いた状態にするという点で共通しており、これにより、ガラス基板の底辺に生じる応力集中を防止し、ガラス基板の自重による破損を防止しようとしている。
特開2005−170399号公報 特開2005−75366号公報 特開2007−326584号公報 特開2008−94402号公報 特開2008−100695号公報
しかしながら、上記の特許文献3〜5に開示の梱包形態では、ガラス基板の上辺を把持して支持する必要があることから、当該支持部分には応力が集中しやすくなる。そのため、ガラス基板が自重によって破損を来たすという問題は依然として生じ得る。
また、輸送用コンテナの入口の高さ制限などからも、輸送を前提としたガラス基板梱包体では、高さをある程度抑える必要がある。特に、マザーガラス基板のような超大型ガラス基板を輸送する際には、数センチの高さの増加により、コンテナの高さ制限を越えてしまう場合があるため、梱包体の全高の増加を抑えることは重要となる。
以上の実情に鑑み、本発明は、ガラス基板を縦姿勢で積層したガラス基板梱包体において、ガラス基板の自重による破損を確実に低減するとともに、梱包体の高さの増加を抑制することを技術的課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明に係るガラス基板梱包体は、複数枚のガラス基板を縦姿勢でパレット上に積層して梱包したガラス基板梱包体において、前記ガラス基板が、非矩形状をなすと共に、前記パレットが、縦姿勢で保持した状態の前記ガラス基板の荷重を、該ガラス基板の2以上の辺部で当接して受ける支持部を有することに特徴づけられる。なお、ここでいう辺部とは、ガラス基板の各辺の全長、又はその一部分を意味するものとする。また、辺部は、直線で構成されたものに限らず、湾曲線や屈曲線などで構成されたものであってもよい(以下、同様)。
このような構成によれば、支持部により縦姿勢で保持した状態のガラス基板の荷重を2以上の辺部に当接して受けることになるため、当該2以上の辺部に対応した各支持部でガラス基板の荷重を分散して受けることが可能となる。したがって、ガラス基板の荷重を底辺や上辺のみで受ける場合に比べて、自重によりガラス基板周縁の支持部分に作用する応力を緩和させることができるため、ガラス基板の自重による破損を可及的に低減することができる。
また、ガラス基板は非矩形状をなすので、支持部でガラス基板の2以上の辺部を支持した状態であっても、ガラス基板の角部が上方に突出した状態とならないようにすることができる。つまり、矩形状をなすガラス基板であれば、2以上の辺部に当接して荷重を受けようとすると、ガラス基板全体を面内で回転させて底辺と上辺が水平面に対して傾斜するようにしなければならないため、ガラス基板の1つの角部が上方に突き出し、ガラス基板梱包体の高さが増加してしまう。これに対して、非矩形状のガラス基板であれば、このような場合でも上方に突出する角部を切除したような形状として、ガラス基板梱包体の高さが増加するという事態を抑制することができる。勿論、非矩形状のガラス基板の場合には、底辺と上辺が水平面に対して傾斜するようにしなくても、2以上の辺部でガラス基板の荷重を受けることは可能であるので、この場合にもガラス基板梱包体の高さが増加するという事態を抑制することができる。
上記の構成において、前記ガラス基板が、片側の側辺部に底辺部とのなす角が鈍角であり且つ鉛直面に対して傾斜した傾斜部を有し、前記支持部が、縦姿勢で保持した状態の前記ガラス基板の荷重を、前記ガラス基板の前記底辺部と前記傾斜部とに当接して受けるように構成されていてもよい。
このようにすれば、支持部によって、底辺部のみならず側辺部の傾斜部も支持される。傾斜部は、底辺部とのなす角が鈍角となり且つ鉛直面に対して傾斜しているため、当該傾斜部に支持部を当接させればガラス基板の荷重を受けることができる。すなわち、底辺部と傾斜部とに対応した各支持部でガラス基板の荷重を分散して受けることができる。
上記の構成において、前記ガラス基板が、両側の側辺部に鉛直面に対して異なる側に傾斜して上方から下方に向かって対向間隔が減少する一対の傾斜部を有し、前記支持部が、縦姿勢で保持した状態の前記ガラス基板の荷重を、前記ガラス基板の一対の前記傾斜部に当接して受けるように構成されていてもよい。
このようにすれば、支持部によって、両側の側辺部の一対の傾斜部が支持される。一対の傾斜部は、鉛直面に対して異なる側に傾斜して上方から下方に向かって対向間隔が減少しているため、当該一対の傾斜部に支持部を当接させればガラス基板の荷重を受けることができる。すなわち、一対の傾斜部に対応した各支持部でガラス基板の荷重を分散して受けることができる。
上記の構成において、前記支持部が、縦姿勢で保持した状態の前記ガラス基板の荷重を、一対の前記傾斜部とともに前記ガラス基板の底辺部に当接して受けるように構成されていてもよい。
このようにすれば、ガラス基板の周縁における支持面積がより拡大されるので、ガラス基板周縁の支持部分に作用する自重による応力をより確実に緩和することができる。したがって、自重によるガラス基板の破損をより確実に防止することができる。
上記の構成において、前記支持部が、縦姿勢で保持した状態の前記ガラス基板の荷重を、一対の前記傾斜部に当接して受けた状態で、前記ガラス基板の底辺部と前記パレットとの間に空隙が形成されていてもよい。
このようにすれば、前記ガラス基板の底辺部はパレットから浮いた状態となるので、輸送途中などにパレットに下方から衝撃が加わった場合でも、ガラス基板の底辺部に直接衝撃が加わり難くなるので、ガラス基板の破損を防止する観点からは非常に有利となる。
上記の構成において、前記支持部のうち前記傾斜部に当接する部分が、移動可能又は着脱自在に構成されていてもよい。
このようにすれば、ガラス基板をパレット上に積層する際や、ガラス基板をパレット上から取り出す際に、支持部が作業の邪魔にならないので、作業効率の向上を図る上で有利となる。
上記の構成において、前記支持部のうち前記傾斜部に当接する部分が、前記傾斜部に断続的に当接するように間隔を置いて配置されていてもよい。
このようにすれば、ガラス基板の周縁に作用する応力を緩和しつつ、ガラス基板の傾斜部を支持する支持部の軽量化を図ることができる。
上記の構成において、前記ガラス基板の形状としては、平行四辺形や、台形をなすことが好ましい。
このようにすれば、従来の矩形状をなすガラス基板の形状を大きく変更しなくても、底辺部とのなす角が鈍角となる傾斜部や、鉛直面に対して異なる側に傾斜して上方から下方に向かって対向間隔が減少する一対の傾斜部を容易に形成することができる。
また、例えばフュージョン法(オーバーフローダウンドロー法)やフロート法などによって連続成形される帯状のガラスリボンを適宜切断してガラス基板を製作する場合には、ガラス基板の形状が平行四辺形や台形であれば、同じ形状のガラス基板をガラスリボンから効率的に取り出すことができるという利点がある。すなわち、ガラス基板の形状が矩形の場合と同様に、ガラスリボンをその長手方向と交差する方向に1回切断するだけで、ガラスリボンの状態で隣接していた2枚のガラス基板のそれぞれの1辺が一挙同時に形成されるので、ガラスリボンを不要に切除して廃棄する必要がなくなる。
上記課題を解決するために創案された本発明に係る第1のガラス基板は、縦姿勢の状態で最大幅が2m以上、最大高さが2m以上の非矩形状をなすフラットパネルディスプレイ用のマザーガラス基板であって、片側の側辺に底辺とのなす角が鈍角であり且つ鉛直面に対して傾斜した傾斜部を有することに特徴づけられる。
このような構成によれば、ガラス基板を縦姿勢でパレット上に積層する際に、ガラス基板の側辺部の傾斜部が、底辺部に対して鈍角をなし且つ鉛直面に対して傾斜するので、ガラス基板の底辺部とともに、側辺部に形成された傾斜部でもガラス基板の荷重を支持することが可能となる。すなわち、ガラス基板の荷重を、底辺部と傾斜部に分散させて支持することができる。したがって、このような支持形態を実現可能な当該ガラス基板であれば、自重によって支持部分に作用する応力を緩和させることができるため、ガラス基板の自重による破損を可及的に低減できる。
また、ガラス基板が非矩形状をなすので、ガラス基板の2以上の辺部を支持した状態であっても、ガラス基板の角部が上方に突出した状態とならないようにすることが可能である。
また、上記課題を解決するために創案された本発明に係る第2のガラス基板は、縦姿勢の状態で最大幅が2m以上、最大高さが2m以上の非矩形状をなすフラットパネルディスプレイ用のマザーガラス基板であって、両側の側辺に鉛直面に対して異なる側に傾斜して上方から下方に向かって対向間隔が減少する一対の傾斜部を有することに特徴づけられる。
このような構成によれば、ガラス基板を縦姿勢でパレット上に積層する際に、ガラス基板の両側辺部の一対の傾斜部が、鉛直面に対して異なる側に傾斜して上方から下方に向かって対向間隔が減少するので、一対の傾斜部を支持することで、ガラス基板の荷重を各傾斜部で支持することが可能となる。すなわち、ガラス基板の荷重を一対の傾斜部のそれぞれに分散させて支持することができる。したがって、このような支持形態を実現可能な当該ガラス基板であれば、自重によって支持部分に作用する応力を緩和させることができるため、ガラス基板の自重による破損を可及的に低減できる。
また、ガラス基板が非矩形状をなすので、ガラス基板の2以上の辺部を支持した状態であっても、ガラス基板の角部が上方に突出した状態とならないようにすることが可能である。
以上のように本発明によれば、ガラス基板を縦姿勢で積層したガラス基板梱包体において、ガラス基板の自重による破損を確実に低減するとともに、梱包体の高さの増加を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るガラス基板梱包体を模式的に示す斜視図である。同図に示すように、このガラス基板梱包体1は、パレット2上に、複数枚のガラス基板Gを各相互間に紙又は発泡樹脂シートからなる保護シートを介在させて縦姿勢で積層して梱包したものである。
上記のパレット2は、底部を形成する台座3の上に、ガラス基板Gの底辺に当接して底辺を支持部する底辺支持部4と、ガラス基板Gの背面側を支持する背面支持部5と、ガラス基板Gの側辺に当接して側辺を支持する側辺支持部6とを備えた構成とされている。そして、この実施形態では、ガラス基板Gの積み込み作業や、取り出し作業の作業効率を向上させる観点から、側辺支持部6がパレット2の他の構成要素(底辺支持部4や背面支持部5)に対して着脱自在とされている。なお、同様の観点から、パレット2上でガラス基板Gを支持する支持位置と、ガラス基板Gから離間した退避位置との間を進退移動するように、側辺支持部6を構成してもよい。
上記のガラス基板Gは、縦姿勢の状態で、最大幅が2m以上、最大高さが2m以上の非矩形状のマザーガラス基板である。詳述すると、このガラス基板Gは、平行四辺形をなし、片側の側辺の全体が、底辺とのなす角が鈍角であって且つ鉛直面に対して傾斜した傾斜部g1となっている。
そして、当該形状をなすガラス基板Gの周縁のうち、底辺が底辺支持部4により支持され、側辺全体に形成された傾斜部g1が側辺支持部6により支持される。傾斜部g1は、底辺とのなす角が鈍角となり且つ鉛直面に対して傾斜しているので、傾斜部g1でもガラス基板Gの荷重を下方から支持することができる。すなわち、ガラス基板Gの荷重を底辺と傾斜部g1とで分担して支持することで、ガラス基板Gの周縁の支持面積を拡大することができる。したがって、ガラス基板Gの底辺のみを支持する場合や、ガラス基板Gの上辺のみを把持して吊り下げ支持する場合に比べて、ガラス基板Gの荷重を分散させた状態で支持することができる。その結果、ガラス基板Gの周縁支持部分に作用する自重による応力を緩和できるため、ガラス基板Gの自重による破損を可及的に低減することができる。この際、ガラス基板Gの底辺は、図例のように底辺支持部4によって水平に支持されていてもよいが、勿論側辺支持部6側が僅かに下方に位置するように傾斜した状態で支持されていてもよい。後者の場合には、傾斜部g1にガラス基板Gの荷重がより作用するようになるので、底辺と傾斜部g1にバランスよく荷重を分散させることができる。
また、このように傾斜部g1でガラス基板Gの荷重を分散させて支持するようにしても、ガラス基板Gは非矩形をなすので、図示例のようにガラス基板Gの上辺を略水平にすることも可能である。そのため、ガラス基板Gの全高の不当な増加を招くこともないので、大型のガラス基板Gを輸送する際に有利である。
なお、ガラス基板Gの形状は、平行四辺形に特に限定されるものではなく、片側の側辺に底辺とのなす角が鈍角となる傾斜部g1を有する非矩形状をなすものであれば、種々の形状を採用することができる。例えば、図2(a)〜(b)に示すように、周縁が4つの辺により構成され、かつ、各辺が直線又は曲線で形成された非矩形状をなすガラス基板Gであってもよい。付言すれば、図示例の場合には、両側の側辺に傾斜部g1が形成されている場合を示しており、この場合には、いずれの傾斜部g1を側辺支持部6で支持してもよい。なお、後述する図3〜図5においても、両側に傾斜部g1が形成されている場合には、図2と同様に、両側の側辺の対応する位置に傾斜部を示す符号g1を付している。
また、図3(a)〜(d)に示すように、1組の対辺が平行で、他の1組の対辺が非平行となるようなガラス基板Gであってもよい。特に、図3(a)及び(b)に示すように、台形をなすガラス基板Gでは、平行四辺形をなすガラス基板Gと同様に、従来の矩形をなすガラス基板Gからの大幅な形状の変化を要しないので、ガラス基板Gの製作上も好ましいものとなる。
さらに、図4(a)〜(d)に示すように、1組の対辺が平行で、他の1組の対辺が非平行をなし、かつ、当該非平行をなす対辺が、外側に膨らんで凸状又は内側に窪んで凹状となるガラス基板Gであってもよい。
また、図5(a)〜(d)に示すように、5つ以上の頂点で形成されたガラス基板Gであってもよい。このようにすれば、ガラス基板Gの荷重の支持に寄与せず、かつ、ディスプレイの製造上でも不要となるガラス部位を減少させることができる。しかも、図5(a)〜(c)に示すように、五角形以上の凸多角形をなすガラス基板Gであれば、隣接する2辺のなす角を全て90度以上(好ましくは全て鈍角)とすることができるので、鋭角部をなくして角部からの破損を防止できる。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るガラス基板梱包体を模式的に示す斜視図である。同図に示すように、このガラス基板梱包体1が、上記の第1の実施形態に係るガラス基板梱包体1と相違するところは、ガラス基板Gが、両側の側辺に、鉛直面に対して異なる側に傾斜して上方から下方に向かって対向間隔が減少する一対の傾斜部g1,g1を有する非矩形状をなし、パレット2が、ガラス基板Gの一対の傾斜部g1,g1をそれぞれ支持する2つの側辺支持部6,6を有している点にある。
詳述すると、この実施形態では、ガラス基板Gは、底辺が上辺よりも短く、かつ、底辺と両側の側辺とのなす角がそれぞれ鈍角となる台形をなす。すなわち、このような台形をなすガラス基板Gであれば、両側の側辺部全体が上記の傾斜部g1,g1となる。
そして、当該形状をなすガラス基板Gの周縁のうち、底辺が底辺支持部4により支持され、両側の側辺全体に形成された両傾斜部g1,g1が側辺支持部6,6によりそれぞれ支持される。すなわち、ガラス基板Gの周縁のうち、3辺が支持された状態となる。双方の傾斜部g1,g1は、鉛直面に対して異なる側に傾斜して上方から下方に向かって対向間隔が減少しているため、双方の傾斜部g1,g1でもガラス基板Gの荷重を支持することができる。すなわち、ガラス基板Gの荷重を底辺と両傾斜部g1,g1で分担して支持することができるため、ガラス基板Gの底辺のみを下方から支持する場合や、ガラス基板Gの上辺のみを把持して吊り下げ支持する場合に比べて、自重によりガラス基板Gの周縁の支持部分に作用する応力を分散させることが可能となる。したがって、ガラス基板Gの自重による破損を確実に防止することができる。
なお、ガラス基板Gの形状は、台形に限定されるものではなく、底辺の両側に形成される両側辺に、鉛直面に対して異なる側に傾斜して上方から下方に向かって対向間隔が減少する傾斜部g1,g1を有する非矩形状をなすものであれば、種々の形状を採用することができる。例えば、図7に示すように、ガラス基板Gの両側の側辺の一部のみに傾斜部g1,g1が形成されたガラス基板Gであってもよい。この場合、図例のように、側辺支持部6、6により傾斜部g1,g1のみを支持するようにしてもよいが、勿論、傾斜部g1を含む側辺全体を側辺支持部6で支持するようにしてもよい。また、ガラス基板Gの傾斜部g1,g1は、直線で形成されたものに限らず、図8に示すように、曲線で形成されたものであってもよい。さらに、その他のガラス基板Gの形状としては、例えば、上述した図2〜図5に示したガラス基板Gの中で、両側の側辺部に傾斜部g1を有するものが挙げられる。
また、上記の第2実施形態では、ガラス基板Gの周縁を、底辺と両側の側辺の計3つの辺部で支持する場合を説明したが、図9に示すように、ガラス基板Gを両側辺の傾斜部g1,g1のみで支持し、ガラス基板Gの底辺と、パレット2との間に空間Xが形成されるようにしてもよい。このようにすれば、ガラス基板Gの底辺はパレット2の台座4から浮いた状態となるので、輸送途中などにパレット2の台座4に衝撃が加わった場合でも、ガラス基板Gの底辺に直接衝撃が加わり難くなるので、ガラス基板Gの破損を防止する観点からは非常に有利となる。
図10は、本発明の第3実施形態に係るガラス基板梱包体を模式的に示す斜視図である。同図に示すように、この第3実施形態に係るガラス基板梱包体1が、上記の第1実施形態に係るガラス基板梱包体1と相違するところは、側辺支持部6が、ガラス基板Gの傾斜部g1を断続的に支持するように複数に分割された状態で間隔を置いて配置されている点にある。このようにすれば、ガラス基板Gの周縁の支持部分に作用する応力を緩和しつつ、側辺支持部6の軽量化を図ることができる。
なお、図11に示すように、上記の第2実施形態に係るガラス基板梱包体1と同タイプの梱包体においても、側辺支持部6が、ガラス基板Gの傾斜部g1を断続的に支持するように複数に分割された状態で間隔を置いて配置されていても勿論よい。
本発明に係るガラス基板梱包体1の実施例1では、上辺(上底)が3500mm、底辺(下底)が3100mm、高さが2900mm、厚みが0.7mmの等脚台形をなすフラットパネルディスプレイ用のマザーガラス基板Gを梱包した。梱包形態としては、当該ガラス基板Gを、既に図6に示したように、底辺を底辺支持部4で支持し、両側辺全体に形成された傾斜部g1,g1を側辺支持部6,6で支持して梱包したものを製作した。なお、背面支持部5の支持面は上方を後方に40度傾斜させると共に、背面支持部5の支持面と底辺支持部4の支持面のなす角は90度に設定することにより、複数枚のガラス基板Gを後方に傾斜させた状態で支持した。また、各ガラス基板Gの相互間には保護シートとして紙を介在させた。
本発明に係るガラス基板梱包体1の実施例2として、実施例1と同様のガラス基板Gを、既に図11に示したように、底辺を底辺支持部4で支持し、両側辺を複数に分割された側辺支持部6,6で断続的に支持して梱包したものを製作した。なお、ガラス基板Gの積層枚数、各ガラス基板Gの相互間に紙を介在させる点、及び、ガラス基板Gの傾斜角度は実施例1と共通するものとする(以下の実施例及び比較例においても同様)。
本発明に係るガラス基板梱包体1の実施例3として、実施例1と同様のガラス基板Gを、既に図9に示したように、底辺を底辺支持部4から浮かした状態で、両側辺全体に形成された傾斜部g1,g1を側辺支持部6,6で支持して梱包したものを製作した。
本発明に係るガラス基板梱包体1の実施例4では、上辺が3500mm、底辺が3100mm、高さが2900mm、厚みが0.7mmで、側辺の下半分の領域が傾斜部g1とされ、側辺の上半分の領域が上辺に直角に交わる非傾斜部とされた略等脚台形をなすフラットパネルディスプレイ用のマザーガラス基板Gを梱包した。梱包形態としては、当該ガラス基板Gを、既に図7に示したように、底辺を底辺支持部4で支持し、両側辺のうち、傾斜部g1に対応する部分のみを側辺支持部6で支持する形態とした。
本発明に係るガラス基板梱包体1の実施例5では、上辺が3500mm、底辺が3100mm、高さが2900mm、厚みが0.7mmで、一方側の側辺全体が傾斜部g1とされ、他方側の側辺が底辺と上辺に直交する台形をなすフラットパネルディスプレイ用のマザーガラス基板Gを梱包した。梱包形態としては、当該ガラス基板Gを、既に図1に示したように、底辺を底辺支持部4で支持し、両側辺のうち、傾斜部g1が形成された側の側辺のみを側辺支持部6で支持して梱包したものを製作した。
比較例として、幅が3100mm、高さが2900mm、厚みが0.7mmの矩形状のフラットパネルディスプレイ用のマザーガラス基板を底辺と背面側のみを支持した状態で、複数枚を縦姿勢で積層して梱包したガラス基板梱包体を製作した。
そして、以上のように製作した実施例1〜5に係るガラス基板梱包体1と、比較例に係るガラス基板梱包体とをそれぞれ10台ずつトラックの荷台に積載し、片道3時間の道のりを輸送し、輸送後のガラス基板の破損枚数と、破損位置の評価を行った。その結果を以下の表に示す。
Figure 2010111426
上記の結果によれば、ガラス基板の周縁のうち、底辺のみを支持した梱包形態である比較例に係るガラス基板梱包体では、18枚の破損が生じており、さらに、その破損のほとんどがガラス基板の底辺を起点として生じたものであることが確認できる。
これに対し、実施例1〜5に係るガラス基板梱包体1では、ガラス基板Gの破損は零枚となり、極めて良好な結果となった。このことからも、ガラス基板Gの周縁を分担して支持することで、周縁に作用する応力を分散させることが有効であることが認識できる。なお、実施例3に係るガラス基板梱包体1では、ガラス基板Gの底辺がパレット3の台座3から浮いているため、台座3に衝撃が加わった場合でも、その衝撃が直接底辺に加わり難く、輸送後のガラス基板の積層状態の乱れも極めて小さくなるという結果も得ることができた。
本発明の第1実施形態に係るガラス基板梱包体の全体構成を模式的に示す斜視図である。 (a)〜(b)は、本発明の第1実施形態に係る梱包形態を実現可能なガラス基板の他の形態を模式的に示す正面図である。 (a)〜(d)は、本発明の第1実施形態に係る梱包形態を実現可能なガラス基板の他の形態を模式的に示す正面図である。 (a)〜(d)は、本発明の第1実施形態に係る梱包形態を実現可能なガラス基板の他の形態を模式的に示す正面図である。 (a)〜(d)は、本発明の第1実施形態に係る梱包形態を実現可能なガラス基板の他の形態を模式的に示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係るガラス基板梱包体の全体構成を模式的に示す斜視図である。 第2実施形態に係るガラス基板梱包体の変形例を模式的に示す斜視図である。 第2実施形態に係るガラス基板梱包体の変形例を模式的に示す斜視図である。 第2実施形態に係るガラス基板梱包体の変形例を模式的に示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るガラス基板梱包体の全体構成を模式的に示す斜視図である。 第3実施形態に係るガラス基板梱包体の変形例を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1 ガラス基板梱包体
2 パレット
3 台座
4 底辺支持部
5 背面支持部
6 側辺支持部
G ガラス基板
g1 傾斜部

Claims (11)

  1. 複数枚のガラス基板を縦姿勢でパレット上に積層して梱包したガラス基板梱包体において、
    前記ガラス基板が、非矩形状をなすと共に、前記パレットが、縦姿勢で保持した状態の前記ガラス基板の荷重を、該ガラス基板の2以上の辺部に当接して受ける支持部を有することを特徴とするガラス基板梱包体。
  2. 前記ガラス基板が、片側の側辺部に底辺部とのなす角が鈍角であり且つ鉛直面に対して傾斜した傾斜部を有し、前記支持部が、縦姿勢で保持した状態の前記ガラス基板の荷重を、前記ガラス基板の前記底辺部と前記傾斜部とに当接して受けるように構成されている請求項1に記載のガラス基板梱包体。
  3. 前記ガラス基板が、両側の側辺部に鉛直面に対して異なる側に傾斜して上方から下方に向かって対向間隔が減少する一対の傾斜部を有し、前記支持部が、縦姿勢で保持した状態の前記ガラス基板の荷重を、前記ガラス基板の一対の前記傾斜部に当接して受けるように構成されている請求項1に記載のガラス基板梱包体。
  4. 前記支持部が、縦姿勢で保持した状態の前記ガラス基板の荷重を、一対の前記傾斜部とともに前記ガラス基板の底辺部に当接して受けるように構成されている請求項3に記載のガラス基板梱包体。
  5. 前記支持部が、縦姿勢で保持した状態の前記ガラス基板の荷重を、一対の前記傾斜部に当接して受けた状態で、前記ガラス基板の底辺部と前記パレットとの間に空隙が形成されている請求項3に記載のガラス基板梱包体。
  6. 前記支持部のうち前記傾斜部に当接する部分が、移動可能又は着脱自在に構成されている請求項2〜5のいずれか1項に記載のガラス基板梱包体。
  7. 前記支持部のうち前記傾斜部に当接する部分が、前記傾斜部に断続的に当接するように間隔を置いて配置されている請求項2〜6のいずれか1項に記載のガラス基板梱包体。
  8. 前記ガラス基板の形状が、平行四辺形をなす請求項1に記載のガラス基板梱包体。
  9. 前記ガラス基板の形状が、台形をなす請求項1に記載のガラス基板梱包体。
  10. 縦姿勢の状態で最大幅が2m以上、最大高さが2m以上の非矩形状をなすフラットパネルディスプレイ用のマザーガラス基板であって、片側の側辺部に底辺部とのなす角が鈍角であり且つ鉛直面に対して傾斜した傾斜部を有するフラットパネルディスプレイ用のマザーガラス基板。
  11. 縦姿勢の状態で最大幅が2m以上、最大高さが2m以上の非矩形状をなすフラットパネルディスプレイ用のマザーガラス基板であって、両側の側辺部に鉛直面に対して異なる側に傾斜して上方から下方に向かって対向間隔が減少する一対の傾斜部を有するフラットパネルディスプレイ用のマザーガラス基板。
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