JP2010110908A - インク滴検知装置の光軸調節方法および組付け方法、ならびに光軸調節装置 - Google Patents

インク滴検知装置の光軸調節方法および組付け方法、ならびに光軸調節装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インク滴検知装置の光軸とインクジェット式記録装置本体側のインク滴吐出ヘッドに有するノズル穴列との平行度を出すインク滴検知装置の光軸調節を容易とする。
【解決手段】発光素子ホルダが回動されて、発光素子が発した光により形成された光ビームが、吐出不良検出用受光素子側に設けられている位置決めターゲットに入ったことが、位置調節用受光素子の出力値から検知され、発光素子ホルダがベース部材に本固定される一方、発光素子ホルダが回動されても、位置決めターゲットに入ったことが、位置調節用受光素子の出力値から検知されないときは、受光素子ホルダの高さ位置がスライド調節された後、再度発光素子ホルダが回動され、光ビームが位置決めターゲットに入るまで、受光素子ホルダの高さ位置調節と発光素子ホルダの回動調節が繰り返される。
【選択図】図15

Description

この発明は、用紙等の記録材に画像を記録するプリンタ、コピー、ファクシミリなどのインクジェット式記録装置本体に、インク滴吐出ヘッドから吐出されるインク滴の吐出状態を検知するインク滴検知装置を組付けるインク滴検知装置の組付け方法に関する。および、インク滴検知装置における発光素子と受光素子間の光軸調節を行うインク滴検知装置の光軸調節方法に関する。ならびに、その光軸調節方法で光軸調節を行うときに用いる光軸調節装置に関する。
従来、この種のインクジェット式記録装置としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。特許文献1には、インク滴検知装置として、ベース部材に発光モジュールと受光モジュールを固定してなり、発光側は上下方向に角度調節可能とされ、受光側は水平移動調節可能とされて、光軸調節を行うことが開示されている。そして、インク滴吐出ヘッドを移動しながら順次そのインク滴吐出ヘッドからインク滴を吐出し、飛翔するインク滴に発光側から発したレーザ光を当てて、そのとき受光側で受光する受光光量変化から、インク滴の不吐出や曲がりなどの吐出状態を検知することが開示されている。
このような特許文献1に記載されているインクジェット式記録装置では、記録装置本体にインク滴検知装置を組付けた後、そのインク滴検知装置における発光素子と受光素子間の光軸調節を行う構成であった。
特許第3509706号公報
ところが、インク滴吐出ヘッドの移動に伴い、レーザ光の傾き26度の光軸にタイミングを合わせてインク滴吐出ヘッドの各ノズル穴からインク滴を吐出し、飛翔するインク滴に発光側から発したレーザ光を当てることは、インク滴検知装置と記録装置本体との間に何らかの平面的な位置決め精度が確保されていないと、なかなか難しいと思われる。さらに、インク滴検知装置の光軸とインク滴吐出ヘッドのノズル穴列との平行度を出す光軸調節においては、発光側は上下方向調節として傾きがばらつかないように配慮されているが、受光側を含めてインク滴吐出ヘッドのノズル穴列との位置関係については何ら配慮されていなかった。
そして、特許文献1に記載されているようなインクジェット式記録装置では、記録装置本体にインク滴検知装置を組付けた後、そのインク滴検知装置における発光素子と受光素子間の光軸調節を行う構成であったから、光軸調節が面倒であるという問題があった。
そこで、この発明の第1の目的は、インク滴検知装置における光軸調節を容易とすることにある。
この発明の第2の目的は、インク滴検知装置の光軸とインクジェット式記録装置本体側のインク滴吐出ヘッドに有するノズル穴列との間の平行度を容易に出すことができるようにすることにある。
請求項1に係る発明は、
光を発する発光素子と、その発光素子を保持する発光素子ホルダと、前記発光素子が発した光により形成された光ビームがインク滴に衝突した後の散乱光を受光するインク滴の吐出不良検出用受光素子と、その吐出不良検出用受光素子を保持する受光素子ホルダと、その受光素子ホルダの受光側ホルダ軸部と前記発光素子ホルダの発光側ホルダ軸部で仮位置決めして前記発光素子ホルダと前記受光素子ホルダとが各々取り付けられるベース部材とが設けられ、
前記発光素子ホルダが前記ベース部材に対し、前記発光側ホルダ軸部を中心として回動調節自在に保持される一方、
前記受光素子ホルダが前記ベース部材に対し、前記発光素子ホルダの回動調節方向と直交する前記受光側ホルダ軸部の軸方向にスライド調節自在に保持されている、
インク滴検知装置にあって、その光軸調節を行う光軸調節方法である。
そして、そのような光軸調節方法において、
(1)前記インク滴検知装置が、前記発光側ホルダ軸部および前記受光側ホルダ軸部で位置決めして光軸調節装置に固定され、
(2)電源供給して前記発光素子の発光がオンされるとともに、位置調節用受光素子の検出回路がオンされた後、
(3)前記発光素子ホルダが回動されて、前記発光素子が発した光により形成された光ビームが、前記吐出不良検出用受光素子側に設けられている位置決めターゲットに入ったことが、前記位置調節用受光素子の出力値から検知され、
(4)前記発光素子ホルダが前記ベース部材に本固定される一方、
(5)前記発光素子ホルダが回動されても、前記位置決めターゲットに入ったことが、前記位置調節用受光素子の出力値から検知されないときは、前記受光素子ホルダの高さ位置がスライド調節された後、再度前記発光素子ホルダが回動され、前記光ビームが前記位置決めターゲットに入るまで、前記受光素子ホルダの高さ位置調節と前記発光素子ホルダの回動調節が繰り返される、
ことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、
請求項1に記載のインク滴検知装置の光軸調節方法において、
前記発光素子ホルダが前記ベース部材に本固定された後、
(6)前記吐出不良検出用受光素子の検出回路がオンされるとともに、前記受光素子ホルダの高さ位置がスライド調節されて、前記吐出不良検出用受光素子の出力値が適正値か判断され、
(7)適正値であるときは、前記受光素子ホルダが前記ベース部材に本固定される一方、
(8)適正値でないときは、再度前記受光素子ホルダの高さ位置がスライド調節されて、前記吐出不良検出用受光素子の出力値が適正値に入るまで、前記受光素子ホルダの高さ位置調節が繰り返される、
ことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、
請求項1または2に記載のインク滴検知装置の光軸調節方法において、
前記位置調節用受光素子として、前記吐出不良検出用受光素子が使用され、前記位置決めターゲットとして、前記受光素子ホルダの、前記吐出不良検出用受光素子の中心軸を通る垂直面上に、前記吐出不良検出用受光素子を被って、前記発光素子が発した光が直に前記吐出不良検出用受光素子に入ることを阻止する遮光形状が形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、
請求項1または2に記載のインク滴検知装置の光軸調節方法において、
前記位置調節用受光素子として、前記吐出不良検出用受光素子が使用され、前記位置決めターゲットとして、前記受光素子ホルダの、前記吐出不良検出用受光素子の中心軸を通る垂直面上に、前記発光素子が発した光を透過してその光が直に前記吐出不良検出用受光素子に入ることを許容する透光形状が形成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、
請求項1または2に記載のインク滴検知装置の光軸調節方法において、
前記位置決めターゲットが、前記受光素子ホルダの、前記吐出不良検出用受光素子の中心軸を通る垂直面上に反射面を設けて形成され、その反射面で反射された前記発光素子からの光を受光する位置調節用受光素子が、前記吐出不良検出用受光素子とは別に前記光軸調節装置に設けられていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、
インクジェット式記録装置本体の軸穴に各々発光側および受光側のホルダ軸部を挿入して位置決めし、
請求項1ないし5のいずれか1に記載の光軸調節方法により光軸調節後のインク滴検知装置が前記記録装置本体に組付けられる、
ことを特徴とするインク滴検知装置の組付け方法である。
請求項7に係る発明は、
光を発する発光素子と、その発光素子を保持する発光素子ホルダと、前記発光素子が発した光がインク滴に衝突した後の散乱光を受光するインク滴の吐出不良検出用受光素子と、その吐出不良検出用受光素子を保持する受光素子ホルダと、その受光素子ホルダの受光側ホルダ軸部と前記発光素子ホルダの発光側ホルダ軸部で位置決めして前記発光素子と前記吐出不良検出用受光素子とが各々定位置で取り付けられるベース部材とが設けられ、
前記発光素子ホルダが前記ベース部材に対し、前記発光側ホルダ軸部を中心として回動調節自在に取り付けられる一方、
前記受光素子ホルダが前記ベース部材に対し、前記発光素子ホルダの回動調節方向と直交する前記受光側ホルダ軸部の軸方向にスライド調節自在に取り付けられている、
インク滴検知装置にあって、その光軸調節を行う光軸調節装置である。
そして、そのような光軸調節装置にあって、
前記発光側ホルダ軸部および前記受光側ホルダ軸部で位置決めして前記インク滴検知装置が取り付けられる設置場所と、
前記発光素子ホルダが前記ベース部材に対し、前記発光側ホルダ軸部を中心として回動調節される回転調節治具と、
前記受光素子ホルダが前記ベース部材に対し、前記発光素子ホルダの回動調節方向と直交する前記受光側ホルダ軸部の軸方向にスライド調節される垂直調節治具と、
前記発光素子ホルダが回動されて、前記発光素子が発した光が、前記受光素子側に設けられている位置決めターゲットに入ったことを、出力値から検知する位置調節用受光素子と、
が備えられていることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、
請求項7に記載のインク滴検知装置の光軸調節装置において、
前記位置調節用受光素子の出力値に基づき、前記回転調節治具もしくは前記垂直調節治具、またはそれらの双方を制御する制御手段が備えられていることを特徴とする。
請求項1〜5に係る発明によれば、インクジェット式記録装置本体に組付ける前に、インク滴検知装置における発光素子と受光素子間の光軸角度調節を行うことを可能として、インク滴検知装置における光軸調節を容易とすることができる。自動化による作業効率の向上を図ることもできる。
請求項6に係る発明によれば、インクジェット式記録装置本体の軸穴に各々発光側および受光側のホルダ軸部を挿入して位置決めし、請求項1ないし5のいずれか1に記載の光軸調節方法により光軸調節後のインク滴検知装置が記録装置本体に組付けられる構成とするので、記録装置本体に取り付け時の光軸調節を不要としてインク滴検知装置を精度よく取り付け、光軸角度調節後のインク滴検知装置の光軸と記録装置本体側のインク滴吐出ヘッドのノズル穴列との平行度を出し、組み立て性を向上しながら検知性能のアップを図ることができる。
請求項7、8に係る発明によれば、光軸調整装置を用いることで、インクジェット式記録装置本体に組付ける前に、インク滴検知装置における発光素子と受光素子間の光軸角度調節を行うことを可能として、インク滴検知装置における光軸調節を容易とすることができる。自動化による作業効率の向上を図ることもできる。
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の最良形態につき説明する。
図1(A)にはこの発明によるインクジェットプリンタを正面から見て示し、(B)にはその一部を斜め上から見て示す。
図中符号10は、筐体である。筐体10の左右の側板11、12には、ガイドシャフト13とガイド板14とが平行に掛け渡して設けられている。それらガイドシャフト13とガイド板14で、キャリッジ15が支持される。キャリッジ15には、不図示の無端ベルトが取り付けられている。無端ベルトは、筐体10内の左右に設ける図示しない駆動プーリと従動プーリに掛けまわされる。そして、駆動プーリの回転とともに従動プーリを従動回転して無端ベルトを走行し、キャリッジ15が図1(A)中で矢示するごとく左右に移動自在に備えられている。
キャリッジ15には、イエロ、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のインク滴吐出ヘッド16y、16c、16m、16bがキャリッジ15の移動方向に並べて搭載される。各インク滴吐出ヘッド16は、下向きのノズル面に複数のノズル穴を直線状に並べてノズル穴列を有している。図示しないが、直線状のノズル穴列は、キャリッジ15の移動方向と直交する方向に例えば2列に設けられている。
そして、キャリッジ15が図示する右端のホームポジションにあるときには、各インク滴吐出ヘッド16が、筐体10内の底板17上に設置する単独回復装置18と対向されるようになっている。単独回復装置18は、インク滴検知装置20でインク滴吐出不良を検出したノズル穴からインクを吸い出し、インクジェットプリンタ自身で単独で液体吐出不良を回復する装置である。
インク滴検知装置20は、単独回復装置18の隣りにおいて、筐体10内の底板17上に、キャリッジ15の移動方向と直交する方向に細長に設置されている。このインク滴検知装置20については、図2以下を用いて詳しく説明する。
インク滴検知装置20に隣接する位置には、板状のプラテン22が設置される。そのプラテン22の背面側には、プラテン22上に記録材である用紙23を供給する給紙台24が斜めに立てて設けられている。また、図示省略するが、給紙台24上の用紙23をプラテン22上に送り出す給紙ローラが備えられている。さらには、プラテン22上の用紙23を矢示方向に搬送して正面側に排出する搬送ローラ25が設けられている。
筐体10内の底板17上には、さらに左端に駆動装置26が設置されている。駆動装置26は、不図示の給紙ローラや搬送ローラ25などを駆動するとともに、上述した駆動プーリを駆動することにより無端ベルトを走行してキャリッジ15を移動する。
そして、記録時は、駆動装置26で駆動して用紙23がプラテン22上に移動され、所定位置に位置決めされるとともに、キャリッジ15を移動して用紙23上を走査し、左方向に移動しながら4色のインク滴吐出ヘッド16y、16c、16m、16bを用いて順にそれぞれのノズル穴からインク滴を吐出して用紙23上に画像が記録される。画像記録後、キャリッジ15が右方向に戻されるとともに、用紙23が図1(B)中の矢示方向に所定量搬送される。
次いで、再びキャリッジ15を左方向に移動しながら往路で4色のインク滴吐出ヘッド16y、16c、16m、16bを用いて順にそれぞれのノズル穴からインク滴を吐出して用紙23上に画像が記録される。そして、同様に画像記録後、キャリッジ15が右方向に戻されるとともに、用紙23が(B)中の矢示方向に所定量搬送される。以下同様に繰り返し、1枚の用紙23上に画像が記録される。
図2には、図1に示すインクジェットプリンタに備えるインク滴検知装置20を、インク滴吐出ヘッド16とともに示す。
図2に示すインク滴吐出ヘッド16には、下向きにヘッドノズル面16aが設けられている。ヘッドノズル面16aには、複数のノズル穴N1、N2、………Nx、………Nnを直線的に並べてあけてノズル列が形成されている。各ノズル穴からは、選択的に液滴であるインク滴Pが吐出される。
インク滴検知装置20は、インク滴吐出ヘッド16の各ノズル穴N1、N2、………Nx、………Nnからのインク滴Pの吐出不良を検出する。図示インク滴検知装置20には、光を発する発光素子41、その発光素子41が発した光を平行光として光ビームLBを形成するコリメートレンズ42、発光素子41が発した光を受光するフォトダイオード等の吐出不良検出用受光素子46などが備えられている。
インク滴検知装置20は、光ビームLBが、ヘッドノズル面16aから吐出して飛翔するインク滴Pに衝突するように液吐出方向と交差する方向に向けて設置され、ヘッドノズル面16aから一定距離離れた位置において、光ビームLBの光軸Lがノズル穴列と平行となるように設けられている。
一方、受光素子46は、断面楕円形状の光ビームLBのビーム径を外れた位置に受光面46aが位置するように、この例では光ビームLBの光軸Lに対して角度θ開いた下方位置に配置されている。
そして、ヘッドノズル面16aのノズルNxからインク滴Pを吐出し、そのインク滴Pに光ビームLBが衝突することにより散乱光Sを生じ、その散乱光Sのうち、特に前方散乱光S3が受光素子46の受光面46aで受光されてその受光素子46の出力を電圧値(光出力値)として計測することにより受光データを得、受光素子46の出力変化から、インク滴Pの吐出の有無、曲がりなどの液吐出不良が検出されるようになっている。
図3には、インク滴検知装置20の外観を示す。図4には、そのインク滴検知装置20の長さ方向に沿う縦断面を示す。
インク滴検知装置20には、図示するとおり、細長な板材の両側を折り曲げたU字状縦断面形状をなすベース部材28が備えられ、その長さ方向一端内に、発光モジュール30が発光側モジュールカバー31によって被われて設置され、また長さ方向他端内に、受光モジュール32が受光側モジュールカバー33によって被われて設置されている。
図5には、ベース部材28を示す。
ベース部材28には、発光側に丸孔形状の発光側位置決め孔34が、受光側に発光側に向けて長い小判型形状の受光側位置決め孔35があけられており、それらの位置決め孔34、35間に長さ方向に細長で矩形状の開口36が設けられている。また、受光側位置決め孔35を挟んで幅方向両側には、幅方向の折り曲げ線で折り曲げて切り起こし片37が切り起こされている。切り起こし片37には、外面にガイド面38が形成されるとともに、各々縦方向のガイド溝39が形成されている。
図6には、発光モジュール30を示す。
発光モジュール30は、発光素子ホルダ40に、発光素子41、コリメートレンズ42、アパーチャ43、回路基板44などが取り付けられて構成されている。発光素子ホルダ40は、四角い底板部40aと、その真ん中位置から垂直に立ち上がる縦板部40bとで、立体逆T字型形状に形成されている。そして、その底板部40aには、底面中央から下向きに突出して発光側ホルダ軸部40cが設けられる(図4および後述の図9参照)とともに、一コーナーに、対角線方向に溝状の治具係合部40dを有する突部40eが設けられている。一方、縦板部40bには、前述の発光素子41、コリメートレンズ42、アパーチャ43、回路基板44などが取り付けられている。
図7には、受光モジュール32を示す。
受光モジュール32は、吐出不良検出用受光素子ホルダ45に、受光素子46(図4参照)、回路基板47などが取り付けられて構成されている。受光素子ホルダ45は、細長板状の底板部45aと、その一方の長手辺縁から垂直に立ち上がる縦板部45bとで、立体L字型形状に形成されている。そして、その底板部45aには、底面から下向きに突出して受光側ホルダ軸部45cが設けられている(図4および後述の図9、10参照)。一方、縦板部45bには、前述の受光素子46、回路基板47などが取り付けられているとともに、外面に受光側ホルダ軸部45cの軸心と平行なスライド面45dが形成されており、そのスライド面45dにはガイド突起45eが形成されている(後述の図9、10参照)。
図8には、ベース部材28に発光モジュール30と受光モジュール32を取り付けた状態を示す。図9には、各モジュール取付部の拡大縦断面を示す。
発光モジュール30は、その発光側ホルダ軸部40cがベース部材28の位置決め位置に形成されている発光側位置決め孔34にはめ付けられて、ベース部材28の受け面28a上に載置され、発光素子ホルダ40がベース部材28に対して回動調節自在に取り付けられている。回動調節後の発光モジュール30は、複数の締結部材48を締結することによりベース部材28上に固定されるようになっている。これにより、受け面28aと平行に、発光素子41と、その光ビームLBの光軸L上のコリメートレンズ42とが所望のビーム径を得るために焦点調節を行い固定され、さらにビームのフレアー光をカットするために、コリメートレンズ42の前方にアパーチャ43が配されている。そして、発光モジュール30は、モジュールカバー31によって被われる。
一方、受光モジュール32は、その受光側ホルダ軸部45cがベース部材28の位置決め位置に形成されている受光側位置決め孔35にはめ付けられて、受光素子ホルダ45がベース部材28に対して上下にスライド調節自在に取り付けられている。受光素子ホルダ45には、吐出不良検出用受光素子46の受光面46aのまわりに見切り形状45fが形成されている。ここで、受光素子ホルダ45には、導光カバー53が一体的に取り付けられる。導光カバー53には、例えば図10に示すように、位置決めターゲット54が形成されている。そして、受光モジュール32は、受光側モジュールカバー33によって被われる。
図10には、導光カバー53に形成された位置決めターゲット54を拡大して示す。
この図10から判るように、位置決めターゲット54は、受光素子ホルダ45に一体的に取り付けた導光カバー53の下向き傾斜面53aの、吐出不良検出用受光素子46の中心軸を通る垂直面(図13の符号F)上に、0.2mm程度の細幅で突出して形成され、上向きに傾斜する頂面が反射面54aとなっている。
なお、図9から判るように、このとき発光側ホルダ軸部40cの軸心上に発光素子41の発光点41aが設けられている。これにより、光軸Lの発光点41aを中心として回転でき、発光点41aの位置ズレを最小限にとどめて、位置合わせ精度を考慮した光軸角度調節を行うことができる。一方、受光側ホルダ軸部45cの軸心が受光素子46の受光面46aと平行に設けられている。これにより、上下移動可能な構成とし、光軸Lを受光素子46の中心に合わせてベース部材28に締結を可能としている。なお、受光側ホルダ軸部45cは、後述する垂直面F上にある。
回動調節前、インク滴検知装置20では、発光モジュール30の発光素子ホルダ40が、締結部材48にてベース部材28に、回動可能な締結力で仮締結されている。この状態で、まず図11に示すように、インク滴検知装置20が、発光側ホルダ軸部40cおよび受光側ホルダ軸部45cで位置決めして光軸調節装置55に固定される(後述の図13のステップS1参照)。
図11には、インク滴検知装置20が光軸調節装置55に固定された状態を示す。
図では、発光側および受光側のモジュールカバー31、33をともに外した状態を示すが、調節は、それらのモジュールカバー31、33を被せた状態でも行うことができるように、例えば発光側では、発光素子ホルダ40がその締結部材貫通孔と治具係合部40dとをモジュールカバー31外に露出するようになっている。そして、発光素子ホルダ40の溝状の治具係合部40dに回転調節治具50の凸部を係合してその回転調節治具50の回転体51を回転することにより、発光側位置決め孔34にはまり込む発光側ホルダ軸部40cを中心として発光素子ホルダ40が回動調節され、発光素子41からの光ビームLBを水平方向に回動することができる。
光軸調節装置55には、発光側ホルダ軸部40cおよび受光側ホルダ軸部45cで位置決めしてインク滴検知装置20が取り付けられる設置場所と、発光素子ホルダ40がベース部材28に対し、発光側ホルダ軸部40cを中心として回動調節される回転調節治具50と、受光素子ホルダ45がベース部材28に対し、発光素子ホルダ40の回動調節方向と直交する受光側ホルダ軸部45cの軸方向にスライド調節される垂直調節治具52と、発光素子ホルダ40が回動されて、発光素子41が発した光が、吐出不良検出用受光素子46側に設けられている位置決めターゲット54に入ったことを、出力値から検知する位置調節用受光素子(図12の符号56)とが備えられている。
図12(A)には、発光素子ホルダ40が回動されて、発光素子41が発した光が、吐出不良検出用受光素子46側に設けられている位置決めターゲット54に入ったことを位置調節用受光素子56により検知している状態、(B)には、発光素子41が発した光が位置決めターゲット54に入っていない状態を示す。
図13には、受光モジュール32を発光モジュール30側から見て示す。
この図13から判るように、位置決めターゲット54は、導光カバー53の下向き傾斜面53aの、吐出不良検出用受光素子46の中心軸を通る垂直面F上に細幅で突出して形成され、上向きに傾斜する頂面が反射面54aとなっている。垂直面F上には、上述したように、受光側ホルダ軸部45cがある。導光カバー53は、吐出不良検出用受光素子46を保持する受光素子ホルダ45に一体的に取り付けられ、内部に入り込んで見切り形状45fで反射された光を迷光処理して、光が再び受光素子46に入射することがないようにしている。見切り形状45fは、表面が、例えば鏡面仕上げされている。
図14(A)には、発光素子41を水平方向に回動すると、導光カバー53に当たる光ビームLBの位置が、a〜eと変化することを示し、(B)には、そのa〜e位置における位置調節用受光素子56の出力値の変化を示す。
図から判るとおり、位置調節用受光素子56の出力値がもっとも大きくなったことから、光ビームLBの位置がcとなって光ビームLBが位置決めターゲット54に入り、位置決めターゲット54の反射面54aを照射したことを検知し、発光素子41の光軸調節を行うことができる。
図15には、発光素子41の水平方向の光軸調節フローを示す。
上述したとおり、発光素子ホルダ40が締結部材48にてベース部材28に仮締結されている状態で、まず図11に示すように、インク滴検知装置20が、発光側ホルダ軸部40cおよび受光側ホルダ軸部45cで位置決めして光軸調節装置55に固定される(ステップS1参照)。
図16には受光側の取付調節状態を光ビームLBと直交する側から、図17は発光側から見て示す。
インク滴検知装置20が光軸調節装置55に取り付けられると、垂直調節治具52で受光側モジュールカバー33外に突出した受光素子ホルダ45の上部角部45gと下部の受部45hを上下に、受光側ホルダ軸部45cと平行に挟み込み、受光側ホルダ軸部45cと受光側位置決め孔35との嵌合、およびガイド突起45eとガイド溝39との嵌合によって、上下方向にスライド調節されるように保持される。前述したとおり、スライド調節後は、複数の締結部材49を締結することにより、受光モジュール32は、ベース部材28上に固定される。
次いで、図15に示すように、光軸調節装置55に搭載したり光軸調節装置55の外に設置したりする不図示の電源から、電源供給して発光素子41の発光がオンされるとともに(ステップS2参照)、後述する位置調節用受光素子56の検出回路がオンされる(ステップS3参照)。その後、回転調節治具50が回転されて発光素子ホルダ40が回動され(ステップS4参照)、位置調節用受光素子56の出力値が適正値以上か判断される(ステップS5参照)。
適正値以上のときは、出力値が最大値になるのを待って、発光素子41が発した光により形成された光ビームLBが、吐出不良検出用受光素子46側に設けられている位置決めターゲット54に入ったことが、位置調節用受光素子56の出力値から検知される(ステップS6参照)。そして、調節後は、締結部材48を締め付けることによって発光素子ホルダ40がベース部材28に本固定され(ステップS7参照)、位置調節用受光素子56の検出回路がOFFされ(ステップS8参照)、続いて図18に示すノズルレベル調節へと移る。
位置調節用受光素子56の出力値が適正値以下のときには、すべての回動調節範囲を見たか否かを確認し(ステップS9参照)、見ていないときには、ステップS4へと戻って回転調節治具50が所定角度回転されて発光素子ホルダ40が回動される。他方、すべての回動調節範囲を見たときには、次にすべての上下調節範囲を見たか否かを確認し(ステップS10参照)、見ていないときには、垂直調節治具52を所定長さ上下動して後(ステップS11参照)、ステップS4へと戻り、同様に回転調節治具50が回転されて発光素子ホルダ40が回動される。他方、すべての回動調節範囲を見たときには、エラー表示をして(ステップS12参照)終了される。すなわち、発光素子ホルダ40が回動されても、位置決めターゲット54に入ったことが、位置調節用受光素子56の出力値から検知されないときは、受光素子ホルダ45の高さ位置がスライド調節された後、再度発光素子ホルダ40が回動され、光ビームLBが位置決めターゲット54に入るまで、受光素子ホルダ45の高さ位置調節と発光素子ホルダ40の回動調節が繰り返される。
図18には、吐出不良検出用受光素子46の垂直方向の光軸調節フロー、すなわちノズルレベル調節フローを示す。
発光素子41の水平方向の光軸調節を終了して発光素子ホルダ40がベース部材28に本固定された後、吐出不良検出用受光素子46の検出回路がオンされるとともに(ステップS21参照)、垂直調節治具52が上下動されて受光素子ホルダ45の高さ位置がスライド調節され(ステップS22参照)、吐出不良検出用受光素子46の出力値が適正値以上か否か判断される(ステップS23参照)。
適正値であるときは、締結部材49を締め付けることによって受光素子ホルダ45がベース部材28に本固定され(ステップS24参照)、発光素子41の発光がオフされるとともに、吐出不良検出用受光素子46の検出回路がOFFされ(ステップS25参照)、終了される。
吐出不良検出用受光素子46の出力値が適正値でないときは、すべての上下調節範囲を見たか否かを確認し(ステップS26参照)、見ていないときには、ステップS22へと戻り、同様に垂直調節治具52が所定長さ上下動されて受光素子ホルダ45の高さ位置がスライド調節されて、吐出不良検出用受光素子46の出力値が適正値に入るまで、受光素子ホルダ45の高さ位置調節が繰り返される、他方、すべての上下調節範囲を見たときには、エラー表示をして(ステップS27参照)、発光素子41の発光がオフされるとともに、吐出不良検出用受光素子46の検出回路がOFFされ(ステップS25参照)、終了される。
図19には、ベース部材28に対する受光モジュール32の取り付け状態を発光モジュール30側から見て示す。
図示するように、ベース部材28の切り起こし片37に設けるガイド溝39に、受光素子ホルダ45のスライド面45dに形成したガイド突起45eがはまり込んで、受光素子ホルダ45のスライド面45dがベース部材28の切り起こし片37に形成したガイド面38に接触されて受光素子ホルダ45の移動が案内されるようになっており、上下にスライド調節後の受光モジュール32は、複数の締結部材49を締結することによりベース部材28上に固定される。
なお、光軸調節装置55には、位置調節用受光素子56の出力値に基づき、回転調節治具50もしくは垂直調節治具52、またはそれらの双方を制御する制御手段が備えられているようにし、位置調節用受光素子56の検知出力を元に両治具50、52を制御するなどしてインク滴検知装置20の光軸調節を自動化して、作業効率の向上と検知性能の安定化を図ることも可能である。
ところで、上述して例では、反射面54aで反射された発光素子41からの光を受光する位置調節用受光素子56が、吐出不良検出用受光素子46とは別に光軸調節装置55に設けられている場合について説明した。しかし、吐出不良検出用受光素子46を位置調節用受光素子56としても利用することもできる。
図20、図21には、吐出不良検出用受光素子46を位置調節用受光素子56としても利用する場合の例であり、図20(A)は、位置決めターゲット54として、吐出不良検出用受光素子46の受光面46aまわりの見切り形状45fに、受光面46a側に突出して遮光形状57を形成した場合を示し、図21(A)には、貫通穴などをあけて透孔形状58を形成した場合を示す。
遮光形状57は、受光素子ホルダ45の、吐出不良検出用受光素子46の中心軸を通り、かつ上述したように受光側ホルダ軸部45cを通る垂直面F上に、吐出不良検出用受光素子46を被って、発光素子41が発した光が直に吐出不良検出用受光素子46に入ることを阻止するように形成されている。他方、透孔形状58は、受光素子ホルダ45の、吐出不良検出用受光素子46の中心軸を通る垂直面F上に、発光素子41が発した光を透過してその光が直に吐出不良検出用受光素子46に入ることを許容するように形成されている。
そして、発光素子41を水平方向に回動すると、光ビームLBの位置が、a〜eと変化することを示し、(B)には、そのa〜e位置における位置調節用受光素子56の出力値の変化を示す。図20の場合は、発光素子41を水平方向に回動して光ビームLBの位置がcとなったとき、光ビームLBが遮光形状57に当たって、吐出不良検出用受光素子46で受光されることを阻止し、位置調節用受光素子56の出力値がもっとも小さくなったことから、光ビームLBが位置決めターゲット54に入ったことを検知することができるようにする。他方、図21の場合は、発光素子41を水平方向に回動して光ビームLBの位置がcとなったとき、光ビームLBが透孔形状58に入って、吐出不良検出用受光素子46で受光されることで、逆に位置調節用受光素子56の出力値がもっとも大きくなったことから、光ビームLBが位置決めターゲット54に入ったことを検知することができるようにする。
図22(A)には、図20(A)に示す構成とした場合において、吐出不良検出用受光素子46を垂直方向に移動して、光ビームLBの位置が、a〜eと変化することを示し、(B)には、そのa〜e位置における位置調節用受光素子56の出力値の変化を示す。
位置調節用受光素子56の出力値は、c〜dの位置で最小値を示し、実際の散乱光検知方式においては、この間に光ビームLBが当たるようにすることにより、高効率の散乱光検知が可能となり、そのノイズレベルNLをビーム断面とターゲット形状から実験的に求めておけば、調節は容易に行うことができる。
図23には、発光側位置決め位置および受光側位置決め位置で各々位置決めし、インク滴検知装置20が、インクジェット式記録装置本体の筐体10に取り付けられた状態を示す。
ベース部材28に発光モジュール30および受光モジュール32を取り付けてモジュールカバー31、33を被せ、角度調節後、インク滴検知装置20は、図示するように、発光側位置決め孔34を貫通した発光側ホルダ軸部40c、および受光側位置決め孔35を貫通した受光側ホルダ軸部45cが各々位置決め軸穴10a、10bにはめ付けられて、インクジェット式記録装置本体の筐体10に取り付けられる。一方の位置決め軸穴10aは、発光側ホルダ軸部40cが丁度はまり込む丸孔形状に、他方の位置決め軸穴10bは、一方の位置決め軸穴10aの方向に長い小判型形状に形成されている。
(A)はこの発明によるインクジェットプリンタの概略正面図、(B)はその一部を斜め上から見て示す概略部分斜視図である。 図1に示すインクジェットプリンタに備えるインク滴検知装置を、インク滴吐出ヘッドとともに示す図である。 そのインク滴検知装置の外観図である。 そのインク滴検知装置の長さ方向に沿う縦断面図である。 同インク滴検知装置を構成するベース部材の斜視図である。 そのベース部材に取り付ける発光モジュールの斜視図である。 同ベース部材に取り付ける受光モジュールの斜視図である。 ベース部材に両モジュールを取り付けた状態の斜視図である。 その状態の各モジュール取付部の拡大縦断面図である。 受光モジュールの導光カバーに形成された位置決めターゲットの拡大斜視図である。 光軸調節装置に対するインク滴検知装置の固定状態図である。 (A)は発光素子ホルダが回動されて、発光素子が発した光が位置決めターゲットに入っている状態を示す図であり、(B)は発光素子が発した光が位置決めターゲットに入っていない状態を示す図である。 受光モジュールを発光モジュール側から見て示す図である。 (A)は発光素子を水平方向に回動すると、導光カバーに当たる光ビームLBの位置がa〜eと変化することを示す図であり、(B)はそのa〜e位置における位置調節用受光素子の出力値の変化を示す図である。 発光素子の水平方向の光軸調節フロー図である。 受光側の取付調節状態を光ビームと直交する側から見て示す図である。 受光側の取付調節状態を発光側から見て示す図である。 吐出不良検出用受光素子の垂直方向の光軸調節フロー図である。 ベース部材に対する受光モジュールの取り付け状態を発光モジュール側から見て示す図である。 (A)は位置決めターゲットとして、吐出不良検出用受光素子の受光面まわりの見切り形状に受光面側に突出して遮光形状を形成した場合を示す図であり、(B)はそのa〜e位置における位置調節用受光素子の出力値の変化を示す図である。 (A)は位置決めターゲットとして、吐出不良検出用受光素子の受光面まわりの見切り形状に透孔形状を形成した場合を示す図であり、(B)はそのa〜e位置における位置調節用受光素子の出力値の変化を示す図である。 (A)は図20(A)に示す構成とした場合において、吐出不良検出用受光素子を垂直方向に移動して、光ビームの位置がa〜eと変化することを示す図であり、(B)はそのa〜e位置における位置調節用受光素子の出力値の変化を示す図である。 発光側位置決め位置および受光側位置決め位置で各々位置決めし、インク滴検知装置が、インクジェット式記録装置本体の筐体に取り付けられた状態を示す図である。
符号の説明
10 筐体
10a 位置決め軸穴
10b 位置決め軸穴
15 キャリッジ
16 インク滴吐出ヘッド
16a ヘッドノズル面
16y、16c、16m、16b インク滴吐出ヘッド
20 インク滴検知装置
28 ベース部材
30 発光モジュール
31 発光側モジュールカバー
32 受光モジュール
33 受光側モジュールカバー
34 発光側位置決め孔
35 受光側位置決め孔
36 開口
37 切り起こし片
38 ガイド面
39 ガイド溝
40 発光素子ホルダ
40c 発光側ホルダ軸部
40d 治具係合部
40e 突部
41 発光素子
45 受光素子ホルダ
45c 受光側ホルダ軸部
45d スライド面
45e ガイド突起
45f 見切り形状
45g 上部角部
45h 下部の受部
46 吐出不良検出用受光素子
46a 受光面
47 回路基板
48 締結部材
49 締結部材
50 回転調節治具
51 回転体
52 垂直調節治具
53 導光カバー
53a 傾斜面
54 位置決めターゲット
54a 反射面
55 光軸調節装置
56 位置調節用受光素子
57 遮光形状
58 透光形状
F 吐出不良検出用受光素子46の中心軸を通る垂直面
L 光ビームLBの光軸
N1、N2、………Nx、………Nn ノズル穴
P インク滴
LB 光ビーム
NL ノイズレベル
S、S1、S2……… 散乱光

Claims (8)

  1. 光を発する発光素子と、その発光素子を保持する発光素子ホルダと、前記発光素子が発した光により形成された光ビームがインク滴に衝突した後の散乱光を受光するインク滴の吐出不良検出用受光素子と、その吐出不良検出用受光素子を保持する受光素子ホルダと、その受光素子ホルダの受光側ホルダ軸部と前記発光素子ホルダの発光側ホルダ軸部で仮位置決めして前記発光素子ホルダと前記受光素子ホルダとが各々取り付けられるベース部材とが設けられ、
    前記発光素子ホルダが前記ベース部材に対し、前記発光側ホルダ軸部を中心として回動調節自在に保持される一方、
    前記受光素子ホルダが前記ベース部材に対し、前記発光素子ホルダの回動調節方向と直交する前記受光側ホルダ軸部の軸方向にスライド調節自在に保持されている、
    インク滴検知装置にあって、その光軸調節を行う光軸調節方法において、
    前記インク滴検知装置が、前記発光側ホルダ軸部および前記受光側ホルダ軸部で位置決めして光軸調節装置に固定され、
    電源供給して前記発光素子の発光がオンされるとともに、位置調節用受光素子の検出回路がオンされた後、
    前記発光素子ホルダが回動されて、前記発光素子が発した光により形成された光ビームが、前記吐出不良検出用受光素子側に設けられている位置決めターゲットに入ったことが、前記位置調節用受光素子の出力値から検知され、
    前記発光素子ホルダが前記ベース部材に本固定される一方、
    前記発光素子ホルダが回動されても、前記位置決めターゲットに入ったことが、前記位置調節用受光素子の出力値から検知されないときは、前記受光素子ホルダの高さ位置がスライド調節された後、再度前記発光素子ホルダが回動され、前記光ビームが前記位置決めターゲットに入るまで、前記受光素子ホルダの高さ位置調節と前記発光素子ホルダの回動調節が繰り返される、
    ことを特徴とするインク滴検知装置の光軸調節方法。
  2. 前記発光素子ホルダが前記ベース部材に本固定された後、
    前記吐出不良検出用受光素子の検出回路がオンされるとともに、前記受光素子ホルダの高さ位置がスライド調節されて、前記吐出不良検出用受光素子の出力値が適正値か判断され、
    適正値であるときは、前記受光素子ホルダが前記ベース部材に本固定される一方、
    適正値でないときは、再度前記受光素子ホルダの高さ位置がスライド調節されて、前記吐出不良検出用受光素子の出力値が適正値に入るまで、前記受光素子ホルダの高さ位置調節が繰り返される、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のインク滴検知装置の光軸調節方法。
  3. 前記位置調節用受光素子として、前記吐出不良検出用受光素子が使用され、前記位置決めターゲットとして、前記受光素子ホルダの、前記吐出不良検出用受光素子の中心軸を通る垂直面上に、前記吐出不良検出用受光素子を被って、前記発光素子が発した光が直に前記吐出不良検出用受光素子に入ることを阻止する遮光形状が形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のインク滴検知装置の光軸調節方法。
  4. 前記位置調節用受光素子として、前記吐出不良検出用受光素子が使用され、前記位置決めターゲットとして、前記受光素子ホルダの、前記吐出不良検出用受光素子の中心軸を通る垂直面上に、前記発光素子が発した光を透過してその光が直に前記吐出不良検出用受光素子に入ることを許容する透光形状が形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のインク滴検知装置の光軸調節方法。
  5. 前記位置決めターゲットが、前記受光素子ホルダの、前記吐出不良検出用受光素子の中心軸を通る垂直面上に反射面を設けて形成され、その反射面で反射された前記発光素子からの光を受光する位置調節用受光素子が、前記吐出不良検出用受光素子とは別に前記光軸調節装置に設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載のインク滴検知装置の光軸調節方法。
  6. インクジェット式記録装置本体の軸穴に各々発光側および受光側のホルダ軸部を挿入して位置決めし、
    請求項1ないし5のいずれか1に記載の光軸調節方法により光軸調節後のインク滴検知装置が前記記録装置本体に組付けられる、
    ことを特徴とするインク滴検知装置の組付け方法。
  7. 光を発する発光素子と、その発光素子を保持する発光素子ホルダと、前記発光素子が発した光がインク滴に衝突した後の散乱光を受光するインク滴の吐出不良検出用受光素子と、その吐出不良検出用受光素子を保持する受光素子ホルダと、その受光素子ホルダの受光側ホルダ軸部と前記発光素子ホルダの発光側ホルダ軸部で位置決めして前記発光素子と前記吐出不良検出用受光素子とが各々定位置で取り付けられるベース部材とが設けられ、
    前記発光素子ホルダが前記ベース部材に対し、前記発光側ホルダ軸部を中心として回動調節自在に取り付けられる一方、
    前記受光素子ホルダが前記ベース部材に対し、前記発光素子ホルダの回動調節方向と直交する前記受光側ホルダ軸部の軸方向にスライド調節自在に取り付けられている、
    インク滴検知装置の光軸調節を行う光軸調節装置であって、
    前記発光側ホルダ軸部および前記受光側ホルダ軸部で位置決めして前記インク滴検知装置が取り付けられる設置場所と、
    前記発光素子ホルダが前記ベース部材に対し、前記発光側ホルダ軸部を中心として回動調節される回転調節治具と、
    前記受光素子ホルダが前記ベース部材に対し、前記発光素子ホルダの回動調節方向と直交する前記受光側ホルダ軸部の軸方向にスライド調節される垂直調節治具と、
    前記発光素子ホルダが回動されて、前記発光素子が発した光が、前記受光素子側に設けられている位置決めターゲットに入ったことを、出力値から検知する位置調節用受光素子と、
    が備えられていることを特徴とするインク滴検知装置の光軸調節装置。
  8. 前記位置調節用受光素子の出力値に基づき、前記回転調節治具もしくは前記垂直調節治具、またはそれらの双方を制御する制御手段が備えられていることを特徴とする、請求項7に記載のインク滴検知装置の光軸調節装置。
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