JP2010109104A - 配線基板およびその製造方法 - Google Patents

配線基板およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010109104A
JP2010109104A JP2008278950A JP2008278950A JP2010109104A JP 2010109104 A JP2010109104 A JP 2010109104A JP 2008278950 A JP2008278950 A JP 2008278950A JP 2008278950 A JP2008278950 A JP 2008278950A JP 2010109104 A JP2010109104 A JP 2010109104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor element
connection pad
electronic component
solder resist
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008278950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5106351B2 (ja
Inventor
Koichi Osumi
孝一 大隅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera SLC Technologies Corp
Original Assignee
Kyocera SLC Technologies Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera SLC Technologies Corp filed Critical Kyocera SLC Technologies Corp
Priority to JP2008278950A priority Critical patent/JP5106351B2/ja
Publication of JP2010109104A publication Critical patent/JP2010109104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5106351B2 publication Critical patent/JP5106351B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73201Location after the connecting process on the same surface
    • H01L2224/73203Bump and layer connectors
    • H01L2224/73204Bump and layer connectors the bump connector being embedded into the layer connector

Abstract

【課題】 半導体素子および電子部品を良好に実装することが可能な配線基板を提供すること。
【解決手段】、絶縁基体1の搭載部1Aに格子状の並びに配設されており、上面に半導体集積回路素子E1の電極が導電バンプB1を介して接続される半導体素子接続パッド2Aと、絶縁基体1の上面における搭載部1Aの外側に配設された電子部品接続パッド2Bと、半導体素子接続パッド2Aから搭載部1Aの外側にかけて延在するめっき層から成る帯状配線導体2Cと、絶縁基体1上に半導体素子接続パッド2Aの上面の全面および搭載部1Aにおける帯状配線導体2Cの上面の全面を露出させるとともに半導体素子接続パッド2Aの側面および帯状配線導体2Cの側面を覆うように被着されたソルダーレジスト層3aとを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は配線基板およびその製造方法に関し、より詳細には、例えばエリアアレイ型の半導体素子をフリップチップ接続により搭載するのに好適な配線基板およびその製造方法に関する。
従来から、半導体素子である半導体集積回路素子として、多数の電極端子を、その一方の主面の略全面に亘って格子状の並びに配設した、いわゆるエリアアレイ型の半導体集積回路素子がある。
このような半導体集積回路素子を配線基板に搭載する方法として、フリップチップ接続により接続する方法が採用されている。フリップチップ接続とは、配線基板上に設けた半導体素子接続パッドの上面を半導体集積回路素子の電極端子の配置に対応した並びに露出させ、この半導体素子接続パッドの露出する上面と前記半導体集積回路素子の電極端子とを対向させ、これらの間を半田や金等からなる導電バンプを介して電気的に接続する方法である。
また、近時はこのようなフリップチップ接続により半導体素子を配線基板上に搭載し、さらにその上に別の電子部品を半田ボール接続により搭載して、配線基板への半導体素子や電子部品の搭載密度を高めることが行われている。
図19は、半導体素子としてのエリアアレイ型の半導体集積回路素子をフリップチップ接続により搭載し、さらにその上に別の電子部品しての半導体素子搭載基板を半田ボール接続した従来の配線基板の一例を示す概略断面図であり、図20は、図19の配線基板を示す平面図である。
これらの図に示すように、従来の配線基板110は、コア用の絶縁基板101aの上下面に複数のビルドアップ用の絶縁層101bが積層されて成る絶縁基体101の内部および表面にコア用の配線導体102aおよびビルドアップ用の配線導体102bが被着されているとともに、その最表面には保護用のソルダーレジスト層103が被着されている。また、絶縁基体101の上面中央部には半導体集積回路素子E1が搭載される半導体素子搭載部101Aおよび上面外周部には半導体素子搭載基板E2が搭載される電子部品搭載部101Bを有している。
コア用の絶縁基板101aの上面から下面にかけては複数のスルーホール104が形成されており、絶縁基板101aの上下面およびスルーホール104の内面にはコア用の配線導体102aが被着され、スルーホール104の内部には埋め込み樹脂105が充填されている。ビルドアップ用の絶縁層101bには、それぞれに複数のビアホール106が形成されており、各絶縁層101bの表面およびビアホール106の内面には、ビルドアップ用の配線導体102bが被着形成されている。
この配線導体102bのうち、配線基板110の上面側における最外層の絶縁層101b上に被着された一部は、半導体素子搭載部101Aにおいて半導体集積回路素子E1の電極端子に導電バンプB1を介してフリップチップ接続により電気的に接続される円形の半導体素子接続パッド102Aを形成しており、これらの半導体素子接続パッド102Aは格子状の並びに複数並んで形成されている。さらに、配線導体102bのうち、配線基板110の上面側における最外層の絶縁層101b上に被着された他の一部は、電子部品搭載部101Bにおいて電子部品としての半導体素子搭載基板E2の電極端子に半田ボールB2を介して半田ボール接続により電気的に接続される円形の電子部品接続パッド102Bを形成しており、この電子部品接続パッド102Bは複数並んで形成されている。そして、これらの半導体素子接続パッド102Aおよび電子部品接続パッド102Bはその外周部がソルダーレジスト層103により覆われているとともに上面の中央部がソルダーレジスト層103から露出しており、半導体素子接続パッド102Aの露出部に半導体集積回路素子E1の電極端子が半田や金等から成る導電バンプB1を介して電気的に接続され、電子部品接続パッド102Bの露出部に半導体素子搭載基板E2の電極端子が半田ボールB2を介して電気的に接続される。
さらに、配線基板110の下面側における最外層の絶縁層101b上に被着された一部は、外部電気回路基板の配線導体に電気的に接続される円形の外部接続パッド102Cであり、この外部接続パッド102Cは格子状の並びに複数並んで形成されている。この外部接続パッド102Cはその外周部がソルダーレジスト層103により覆われているとともに、その下面中央部がソルダーレジスト層103から露出しており、外部接続パッド102Cの露出部に、外部電気回路基板の配線導体が半田ボールB3を介して電気的に接続される。
ソルダーレジスト層103は、最外層の配線導体102bを保護するとともに、半導体素子接続パッド102Aおよび電子部品接続パッド102Bや外部接続パッド102Cの露出部を画定する。このようなソルダーレジスト層103は、感光性を有する熱硬化性樹脂ペーストまたはフィルムを配線導体102bが形成された最外層の絶縁層101b上に積層した後、半導体素子接続パッド102Aおよび電子部品接続パッド102Bや外部接続パッド102Cの外周部を覆うとともに中央部を露出させる開口を有するように露光および現像し、硬化させることにより形成される。このため、半導体素子接続パッド102Aおよび電子部品接続パッド102Bの露出部は、ソルダーレジスト層103の表面から凹んで位置することになるとともに外周部がソルダーレジスト層103の下に所定の幅で埋設されることになる。
そして、半導体集積回路素子E1の電極端子と半導体素子接続パッド102Aとを導電バンプB1を介して電気的に接続した後、半導体集積回路素子E1と配線基板110との間の隙間にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂から成るアンダーフィルと呼ばれる充填樹脂U1を充填し、半導体集積回路素子E1が配線基板110上に実装される。さらに、その上に半導体素子搭載基板E2の電極端子と電子部品接続パッド102Bとを半田ボールB2を介して電気的に接続することにより半導体素子搭載基板E2が配線基板110上に実装され、これにより配線基板110上に半導体素子および電子部品が高密度に実装されることとなる。なお、このとき配線基板110と半導体素子搭載基板E2との間には半田ボールB2の大きさに対応した隙間が形成され、この隙間に半導体集積回路素子E1が収容されることとなる。
ところが近時、半導体集積回路素子E1は、その高集積度化が急激に進み、半導体集積回路素子E1における電極端子の配列ピッチが150μm未満と狭ピッチになってきている。これに伴い、この半導体集積回路素子E1の電極端子がフリップチップ接続される半導体素子接続パッド102Aの配列ピッチも150μm未満と狭くなってきている。半導体素子接続パッド102Aのピッチを狭くするためには、半導体素子接続パッド102Aの径および隣接する半導体素子接続パッド102A同士の間の少なくとも一方を小さいものとせざるを得ない。半導体素子接続パッド102Aの径を小さくした場合、半導体素子接続パッド102Aにおけるソルダーレジスト層103からの露出部の径も小さいものとなる。半導体素子接続パッド102Aの露出部の径が小さい場合、ソルダーレジスト層103を形成する際に現像が不十分となり半導体素子接続パッド102Aの露出部にソルダーレジスト層103の樹脂残渣が残り易くなる。半導体素子接続パッド102Aの露出部にソルダーレジスト層103の樹脂残渣を残さず、半導体集積回路素子E1の電極端子と半導体素子接続パッド102Aとの接続を良好とするためには半導体素子接続パッド102Aの露出部の径を70μm程度以上とすることが好ましい。なお、ソルダーレジスト層103が半導体素子接続パッド102Aの外周部を覆う幅は、半導体素子接続パッド102Aとソルダーレジスト層103との位置精度の問題等から15μm程度以上必要である。したがって、半導体素子接続パッド102Aの露出部の径を70μm程度確保すると、半導体素子接続パッド102Aの径は100μm程度となる。例えば半導体素子接続パッド102Aの配列ピッチが140μmの場合、半導体素子接続パッド102Aの径が100μmであると、隣接する半導体素子接続パッド102A間の間隔は40μmとなる。隣接する半導体素子接続パッド102A同士の間隔が40μmであると、この間に例えば幅が15μm程度の帯状配線導体を両側の半導体素子接続パッド102Aとの間に15μm程度の十分な間隔をあけて形成することは不可能となる。
隣接する半導体素子接続パッド102Aの間に配線導体を形成することができないと、格子状の並びに配列された半導体素子接続パッド102Aのうち、最外周の並びの半導体素子接続パッド102A以外からは最外層の配線導体102bにおいて搭載部101Aの外側に延在する配線導体102bを設けることができず、配線基板110における設計自由度が低くなってしまう。
特開2000−244088号公報
本発明の課題は、エリアアレイ型等の半導体素子をフリップチップ接続により搭載する配線基板において、半導体素子の電極が接続される半導体素子接続パッドの配列ピッチが150μm未満の狭いものであったとしても、隣接する半導体素子接続パッドの間に帯状配線導体を両側の半導体素子接続パッドとの間に十分な間隔をあけて形成することが可能な設計自由度の高い配線基板およびその製造方法を提供することにある。
本発明の配線基板は、上面に半導体素子が搭載される搭載部を有する絶縁基体と、該絶縁基体の前記搭載部に格子状の並びに被着されており、上面に前記半導体素子の電極が導電バンプを介して接続されるめっき層から成る円形の複数の半導体素子接続パッドと、前記絶縁基体の上面に被着されており、前記半導体素子接続パッドから前記搭載部の外側にかけて延在するめっき層から成る帯状配線導体と、前記絶縁基体上に前記半導体素子接続パッドの上面の全面および前記搭載部における前記帯状配線導体の上面の全面を露出させるとともに前記半導体素子接続パッドの側面および前記帯状配線導体の側面を覆うように被着されたソルダーレジスト層とを具備して成ることを特徴とするものである。
さらに本発明の配線基板は、前記絶縁基体の上面における前記搭載部の外側に前記半導体素子以外の電子部品が接続されるめっき層から成る電子部品接続パッドが形成されているとともに前記電子部品接続パッドの上面が前記ソルダーレジスト層から露出していることを特徴とするものである。
さらに本発明の配線基板は、前記電子部品接続パッドの上面にめっき層から成る導電突起が前記半導体素子接続パッドの上面を超える厚みで形成されており、かつ前記ソルダーレジスト層の上面に該導電突起の上面を露出させて前記搭載部を囲繞するオーバーソルダーレジスト層が被着されていることを特徴とするものである。
また本発明の配線基板の製造方法は、上面中央部に半導体素子が搭載される搭載部を有する絶縁基体の前記搭載部に複数の半導体素子接続パッドを格子状の並びに形成するとともに該半導体素子接続パッドから前記搭載部の外側にかけて延在する帯状配線導体を形成する工程と、前記絶縁基体の上面に、前記半導体素子接続パッドの上面の全面および前記搭載部における前記帯状配線導体の上面の全面を露出させるとともに前記半導体素子接続パッドの側面および前記帯状配線導体の側面を覆うソルダーレジスト層を形成する工程とを行なうことを特徴とするものである。
さらに本発明の配線基板の製造方法は、前記絶縁基体の上面における前記搭載部の外側に電子部品接続パッドを形成するとともに該電子部品接続パッドの上面を前記ソルダーレジスト層から露出させる工程を含むことを特徴とするものである。
さらに本発明の配線基板の製造方法は、前記電子部品接続パッドの上面に前記半導体素子接続パッドの上面を超える厚みのめっきから成る導電突起を形成するとともに前記ソルダーレジスト層の上面に前記導電突起の上面を露出させて前記搭載部を囲繞するオーバーソルダーレジスト層を形成する工程を含むことを特徴とするものである。
本発明の配線基板によれば、半導体素子接続パッドの上面の全面がソルダーレジスト層で覆われずに露出していることから、半導体素子接続パッドの上面に半導体素子との接続に必要な露出面積を十分確保したままで、半導体素子接続パッドの径を小さいものとすることができる。したがって、半導体素子接続パッドの配列ピッチが例えば150μm未満の狭ピッチであったとしても、隣接する半導体素子接続パッドの間の間隔を広く確保することができ、隣接する半導体素子接続パッドの間に帯状配線導体を、両側の半導体素子接続パッドとの間に十分な間隔をもって形成することができる。その結果、設計自由度の高い配線基板となる。なお、搭載部における帯状配線導体はその側面がソルダーレジスト層で覆われているので、隣接する帯状配線導体や半導体素子接続パッドとの間の電気的な絶縁信頼性は、帯状配線導体の側面を覆うソルダーレジスト層により良好に確保されるとともに、さらに配線基板とこれに搭載される半導体素子との間には充填樹脂が充填されるので、それによっても前記絶縁信頼性が良好に確保される。また、搭載部におけるソルダーレジスト層は、半導体素子接続パッドの上面の全面および帯状配線導体の上面の全面を露出させるように半導体素子接続パッドの上面および帯状配線導体の上面と略同じ高さに形成されるので、配線基板とこれに搭載される半導体素子との間に導電バンプの高さに対応した十分な高さの隙間が形成される。したがって、配線基板とこれに搭載される半導体素子との間に充填される充填樹脂を良好に充填することができる。
さらに、前記搭載部の外側に前記半導体素子以外の電子部品が接続される電子部品接続パッドが形成されている場合には、狭ピッチ電極の半導体素子およびそれ以外の電子部品を配線基板上に高密度に実装することができる。
さらに、前記電子部品接続パッドの上面にめっき層から成る導電突起が前記半導体素子接続パッドの上面を超える厚みで形成されている場合には、該導電突起により配線基板とこれに実装される半導体素子以外の電子部品との間隔を半田ボールの高さよりも大きくすることができ、それにより例えば電子部品接続パッドの配列ピッチが500μm未満の狭いものであったとしても、配線基板と電子部品との間に半導体素子を収容するために十分な隙間を確保して半導体素子およびそれ以外の電子部品をそれぞれフリップチップ接続および半田ボール接続により良好に実装することが可能となる。
本発明の配線基板の製造方法によれば、上面中央部に半導体素子が搭載される搭載部を有する絶縁基体の前記搭載部に複数の半導体素子接続パッドを格子状の並びに形成するとともに該半導体素子接続パッドから前記搭載部の外側にかけて延在する帯状配線導体を形成する工程と、前記絶縁基体の上面に、前記半導体素子接続パッドの上面の全面および前記搭載部における前記帯状配線導体の上面の全面を露出させるとともに前記半導体素子接続パッドの側面および前記帯状配線導体の側面を覆うソルダーレジスト層を形成する工程とを行なうことから、半導体素子接続パッドの上面に半導体素子との接続に必要な露出面積を十分確保したままで、半導体素子接続パッドの径を小さいものとすることができる。したがって、半導体素子接続パッドの配列ピッチが例えば150μm未満の狭ピッチであったとしても、隣接する半導体素子接続パッドの間の間隔を広く確保することができ、隣接する半導体素子接続パッドの間に帯状配線導体を、両側の半導体素子接続パッドとの間に十分な間隔をもって形成することができる。その結果、設計自由度の高い配線基板を提供することができる。なお、搭載部における帯状配線導体はその側面がソルダーレジスト層で覆われるので、隣接する帯状配線導体や半導体素子接続パッドとの間の電気的な絶縁信頼性は、帯状配線導体の側面を覆うソルダーレジスト層により良好に確保されるとともに、さらに配線基板とこれに搭載される半導体素子との間には充填樹脂が充填されるので、それによっても前記絶縁信頼性が良好に確保される。また、搭載部におけるソルダーレジスト層は、半導体素子接続パッドの上面の全面および帯状配線導体の上面の全面を露出させるように半導体素子接続パッドの上面および帯状配線導体の上面と略同じ高さに形成されるので、配線基板とこれに搭載される半導体素子との間に導電バンプの高さに対応した十分な高さの隙間が形成される。したがって、配線基板とこれに搭載される半導体素子との間に充填される充填樹脂を良好に充填することが可能な配線基板を提供することができる。
さらに、前記搭載部の外側に前記半導体素子以外の電子部品が接続される電子部品接続パッドを形成する場合には、狭ピッチ電極の半導体素子およびそれ以外の電子部品を配線基板上に高密度に実装可能な配線基板を提供することができる。
さらに、前記電子部品接続パッドの上面にめっき層から成る導電突起を前記半導体素子接続パッドの上面を超える厚みで形成する場合には、該導電突起により配線基板とこれに実装される半導体素子以外の電子部品との間隔を半田ボールの高さよりも大きくすることができ、それにより例えば電子部品接続パッドの配列ピッチが500μm未満の狭いものであったとしても、配線基板と電子部品との間に半導体素子を収容するために十分な隙間を確保して半導体素子およびそれ以外の電子部品をそれぞれフリップチップ接続および半田ボール接続により良好に実装することが可能な配線基板を提供できる。
以下、本発明にかかる配線基板およびその製造方法について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、半導体素子としてのエリアアレイ型の半導体集積回路素子をフリップチップ接続により搭載し、さらにその上に別の電子部品としての半導体素子搭載基板を半田ボール接続により搭載した本発明にかかる配線基板の一実施形態例を示す概略断面図であり、図2は、図1の配線基板を示す平面図、図3は図1,2の配線基板を示す斜視図である。
図1、図2および図3に示すように、本発明にかかる配線基板10はコア用の絶縁基板1aの上下面にビルドアップ用の絶縁層1bが積層されて成る絶縁基体1の内部および表面にコア用の配線導体2aとビルドアップ用の配線導体2bとが被着されているとともに、その上面側の最表面にソルダーレジスト層3aおよび下面側の最表層にソルダーレジスト層3bが被着されて成る。また、絶縁基体1の上面中央部には半導体集積回路素子E1が搭載される半導体素子搭載部1Aおよび上面外周部には半導体素子搭載基板E2が搭載される電子部品搭載部1Bを有している。
コア用の絶縁基板1aは、厚みが0.05〜1.5mm程度であり、例えばガラス繊維束を縦横に織ったガラスクロスにビスマレイミドトリアジン樹脂やエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させた電気絶縁材料から成る。絶縁基板1aは、絶縁基体1のコア部材として機能する。
コア用の絶縁基板1aには、その上面から下面にかけて直径が0.05〜0.3mm程度の複数のスルーホール4が形成されており、絶縁基板1aの上下面およびスルーホール4の内面には、コア用の配線導体2aが被着されている。コア用の配線導体2aは、絶縁基板1aの上下面では、主として銅箔または無電解銅めっきおよびその上の電解銅めっきから形成されており、スルーホール4の内面では、無電解銅めっきおよびその上の電解銅めっきから形成されている。
また、スルーホール4の内部には、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂から成る埋め込み樹脂5が充填されており、絶縁基板1aの上下面に形成された配線導体2a同士がスルーホール4内の配線導体2aを介して電気的に接続されている。
このような絶縁基板1aは、ガラス織物に未硬化の熱硬化性樹脂を含浸させたシートの上下面に配線導体2a用の銅箔を貼着した後、そのシートを熱硬化させ、これに上面から下面にかけてスルーホール4用のドリル加工を施すことにより作製される。
コア用の配線導体2aは、絶縁基板1a用の前記シートの上下全面に、厚みが2〜18μm程度の銅箔を上述のように貼着しておくとともに、これらの銅箔および絶縁基板1aにスルーホール4を穿孔した後、このスルーホール4の内面および銅箔表面に無電解銅めっきおよび電解銅めっきを順次施し、次いで、スルーホール4内を埋め込み樹脂5で充填した後、この上下面の銅箔および銅めっきをフォトリソグラフィ技術を用いて所定のパターンにエッチング加工することにより、絶縁基板1aの上下面およびスルーホール4の内面に形成される。
埋め込み樹脂5は、スルーホール4を塞ぐことによりスルーホール4の直上および直下にビルドアップ用の絶縁層1bを形成可能とするためのものであり、未硬化のペースト状の熱硬化性樹脂をスルーホール4内にスクリーン印刷法により充填し、これを熱硬化させた後、その上下面を略平坦に研磨することにより形成される。
絶縁基板1aの上下面に積層されたビルドアップ用の絶縁層1bは、それぞれの厚みが20〜60μm程度であり、絶縁基板1aと同様にガラスクロスに熱硬化性樹脂を含浸させた電気絶縁材料や、あるいはエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂に酸化珪素等の無機フィラーを分散させた電気絶縁材料から成る。各絶縁層1bには、直径が30〜100μm程度の複数のビアホール6が形成されており、各絶縁層1bの表面およびビアホール6内にはビルドアップ用の配線導体2bが被着されている。
これらの絶縁層1bは、配線導体2aが形成された絶縁基板1aの表面や配線導体2bが形成された絶縁層1bの表面に未硬化の熱硬化性樹脂組成物を含有する樹脂シートを貼着するとともに熱硬化させた後、その所定の位置にレーザ加工を施すことによりビアホール6を穿孔することにより形成される。
ビルドアップ用の配線導体2bは、無電解銅めっきおよびその上の電解銅めっきから成り、絶縁層1bを挟んで上層に位置する配線導体2bと下層に位置する配線導体2aまたは2bとをビアホール6内の配線導体2bを介して電気的に接続することにより、高密度配線を立体的に形成可能としている。
このようなビルドアップ用の配線導体2bは、厚みが5〜20μm程度であり、セミアディティブ法といわれる方法により形成される。セミアディティブ法は、例えば、ビアホール6が形成されたビルドアップ用の絶縁層1bの表面に、電解めっき用の下地めっき層を無電解銅めっきにより形成し、その上に配線導体2bに対応した開口を有するめっきレジスト層を形成し、次に、下地めっき層を給電用の電極として、開口から露出する下地めっき層上に電解銅めっきを施すことで配線導体2bを形成し、めっきレジストを剥離した後、露出する下地めっき層をエッチング除去することによって、各配線導体2bを電気的に独立させる方法である。
ビルドアップ用の配線導体2bのうち、配線基板10の上面側における最外層の絶縁層1b上に被着された一部は、半導体素子搭載部1Aにおいて半導体集積回路素子E1の電極に半田等の導電バンプB1を介して電気的に接続される円形の半導体素子接続パッド2Aを形成しており、これらの半導体素子接続パッド2Aは格子状の並びに複数並んで形成されている。さらに、ビルドアップ用の配線導体2bのうち、配線基板10の上面側における最外層の絶縁層1b上に被着された他の一部は、電子部品搭載部1Bにおいて半導体素子搭載基板E2の電極端子に半田ボールB2を介して半田ボール接続により電気的に接続される円形の電子部品接続パッド2Bを形成しており、複数並んで形成されている。そしてこれらの半導体素子接続パッド2Aいくつかと電子部品接続パッドの2Bのいくつかとは、配線基板10の上面側における最外層の絶縁層1b上を半導体素子搭載部1Aから電子部品搭載部1Bにかけて延在する配線導体2bの一部から成る帯状配線導体2Cにより互いに接続されている。また、配線基板10の下面側における最外層の絶縁層1b上に被着された一部は、外部電気回路基板の配線導体に半田ボールB3を介して電気的に接続される外部接続用の外部接続パッド2Dを形成しており、複数並んで形成されている。
半導体素子接続パッド2Aは、厚みが10〜15μm程度で配列ピッチが150μm未満の狭ピッチであり、隣接する半導体素子接続パッド2A間に幅が15μm程度の帯状配線導体2Cを両側の半導体素子接続パッド2Aとの間に15μm程度の間隔をあけて形成することが可能なようにその直径が設定されている。例えばその配列ピッチが140μmの場合であれば、その直径は85μm以下、その配列ピッチが130μmであれば、その直径は75μm以下、その配列ピッチが120μmであれば、その直径は65μm以下に設定される。また、電子部品接続パッド2Bは、厚みが10〜15μm程度で、直径が200〜450μm程度であり、絶縁基体1の上面外周部に枠状の並びに400〜650μmの配列ピッチで形成されている。
帯状配線導体2Cは、10〜15μm程度で幅が10〜15μm程度の帯状であり、最外周の半導体素子接続パッド2Aおよびそれよりも内側の半導体素子接続パッド2Aから半導体素子搭載部1Aの外側にかけて延在している。なお、内側の半導体素子接続パッド2Aから延出する帯状配線導体2Cは、それよりも外側の半導体素子接続パッド2Aの間をそれらの半導体素子接続パッド2Aとの間に15μm程度以上の間隔をあけて通るように形成されている。このように最外周の半導体素子接続パッド2Aよりも内側の半導体素子接続パッド2Aから半導体素子搭載部1Aの外側に帯状配線導体2Cを延在させているので、多数の半導体素子接続パッド2Aと電子部品接続パッド2Bとを最外層の絶縁層1b上で直接接続することが可能となる。したがって本発明の配線基板によれば、配線基板の設計自由度を高いものとすることができる。
さらに、上面側の最外層の絶縁層1b上にはソルダーレジスト層3aが、下面側の最外層の絶縁層1b上にはソルダーレジスト層3bが被着されている。上面側のソルダーレジスト層3aは、半導体素子接続パッド2A、電子部品接続パッド2Bおよび帯状配線導体2Cの間の電気的絶縁信頼性を良好に保つための保護膜であり、下面側のソルダーレジスト層3bは外部接続パッド2D間の電気的絶縁信頼性を保つための保護膜である。上面側のソルダーレジスト層3aは、半導体素子搭載部1Aにおいては半導体素子接続パッド2Aの上面の全面および帯状配線導体2Cの上面の全面を露出させるとともに半導体素子接続パッド2Aの側面および帯状配線導体2Cの側面を覆っており、その厚みは半導体素子接続パッド2Aおよび帯状配線導体2Cと実質的に同じ厚みであり、電子部品搭載部1Bにおいては電子部品接続パッド2Bの厚みよりも5〜15μm程度厚く形成されており、電子部品接続パッド2Bの上面中央部を露出させる開口3Bを有するようにして被着されている。また、下面側のソルダーレジスト層3bは、外部接続用パッド2Dの中央部を露出させる開口3Cを有するようにして被着されている。
そして、本発明の配線基板10においては、半導体素子接続パッド2Aの上面全面がソルダーレジスト層3aから露出していることから、半導体素子接続パッド2Aの配列ピッチが150μm未満の狭ピッチであったとしても、半導体素子接続パッド2Aの上面に半導体集積回路素子E1の電極端子との接続のための十分な面積を確保したままで隣接する半導体素子接続パッド2Aの間の間隔を広く確保することができ、それにより半導体素子接続パッド2Aの間に帯状配線導体2Cを、両側の半導体素子接続パッド2Aとの間に十分な間隔をもって形成することができる。したがって、これにより設計自由度の高い配線基板となる。なお、半導体素子搭載部1Aにおける帯状配線導体2Cはその側面がソルダーレジスト層3aで覆われているので、隣接する帯状配線導体2Cや半導体素子接続パッド2Aとの間の電気的な絶縁信頼性は、帯状配線導体2Cの側面を覆うソルダーレジスト層3aにより良好に確保されるとともに、さらに後述するように、配線基板10とこれに搭載される半導体集積回路素子E1との間には充填樹脂U1が充填されるので、それによっても前記絶縁信頼性が良好に確保される。また、半導体素子搭載部A1におけるソルダーレジスト層3aは、半導体素子接続パッド2Aの上面の全面および帯状配線導体2Cの上面の全面を露出させるように半導体素子接続パッド2Aの上面および帯状配線導体2Cの上面と略同じ高さに形成されるので、配線基板10とこれに搭載される半導体集積回路素子E1との間に導電バンプB1の高さに対応した十分な高さの隙間が形成される。したがって、配線基板10とこれに搭載される半導体集積回路素子E1との間に充填される充填樹U1を良好に充填することができる。
さらに、半導体素子搭載部A1の外側に半導体素子搭載基板E2が接続される電子部品接続パッド2Bが形成されているので、狭ピッチ電極の半導体集積回路素子E1および半導体素子搭載基板E2を配線基板10上に高密度に実装することができる。
また、電子部品接続パッド2Bの上面中央部は、ソルダーレジスト層3aに設けた開口3B内に露出しており、この開口3Bとで形成される凹部の底面を形成している。これにより、半導体素子搭載基板E2を配線基板10上に実装する際に、半導体素子搭載基板E2の電極端子と電子部品接続パッド2Bとを接続する半田ボールB2が電子部品接続パッド2B上に良好に位置決めされ、半導体素子搭載基板E2を配線基板10上に良好に搭載することが可能になる。
なお、ソルダーレジスト層3aから露出する半導体素子接続パッド2Aの上面、電子部品接続パッド2Bおよび帯状配線導体2Cの上面には、半導体素子接続パッド2A、電子部品接続パッド2Bおよび帯状配線導体2Cが酸化腐食するのを防止するとともに、半導体素子接続パッド2Aと導電バンプB1や電子部品接続パッド2Bと半田ボールB2との接続を良好とするために、ニッケルめっきおよび金めっきを無電解めっき法や電解めっき法により順次被着させておくか、あるいは錫やインジウム等を含む半田層を被着させておいてもよい。
そして、半導体集積回路素子E1の電極端子と半導体素子接続パッド2Aとを導電バンプB1を介して電気的に接続した後、半導体集積回路素子E1と配線基板10との隙間にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂から成るアンダーフィルと呼ばれる充填樹脂U1を充填し、半導体集積回路素子E1が配線基板10上に実装される。さらに、その上に半導体素子搭載基板E2の電極端子と電子部品接続パッド2Bとを半田ボールB2を介して電気的に接続することにより半導体素子搭載基板E2が配線基板10上に実装され、これにより配線基板10上に半導体素子および電子部品が高密度に実装されることとなる。
次に、本発明の配線基板の製造方法を、上述の半導体素子接続パッド2A、電子部品接続パッド2B、帯状配線導体2Cおよび突起電極7ならびに第1のソルダーレジスト層3aの形成を例にして、図4〜図12を基に説明する。
まず、図4(a)に示すように、上面側における最外層の絶縁層1bにビアホール6を形成する。ビアホール6の形成には、例えば炭酸ガスレーザやYAGレーザが用いられる。次に、図4(b)に示すように、前記絶縁層1bの表面およびビアホール6内の全面にわたって、電解めっき用の下地めっき層51を無電解めっきにより被着形成する。下地めっき層51を形成する無電解めっきとしては、無電解銅めっきが好ましい。
次いで、図5(c)に示すように、下地めっき層51の表面に、第1の感光性アルカリ現像型ドライフィルムレジストDFR1を貼着するとともに、これにフォトリソグラフィ技術を用いて露光および現像を行なうことにより、図5(d)に示すように、半導体素子接続パッド2Aに対応する形状の半導体素子接続パッド形成用開口M1Aおよび電子部品接続パッド2Bに対応する形状の電子部品接続パッド形成用開口M1Bおよび帯状配線導体2Cに対応する形状の帯状配線導体形成用開口M1Cを有するめっきマスク層M1を形成する。なお、めっきマスクM1の厚みは、後に形成する半導体素子接続パッド2Aおよび電子部品接続パッド2Bの厚みよりも若干厚い厚みであるのがよい。
次いで、図6(e)に示すように、めっきマスクM1の半導体素子接続パッド形成用開口M1A内および電子部品接続パッド形成用開口M1B内および帯状配線導体形成用開口M1C内に露出する下地めっき層51上に、半導体素子接続パッド2Aおよび電子部品接続パッド2Bおよび帯状配線導体2Cに対応した形状の主めっき層52を電解めっき法により被着形成する。主めっき層52を形成するための電解めっきとしては、電解銅めっきが好ましい。ここで、主めっき層52の厚みは、めっきマスクM1より薄くなっている。具体的には、主めっき層52の厚みは、8〜20μm、好ましくは10〜15μmであるのがよい。次に、図6(f)に示すように、めっきマスクM1を除去する。めっきマスクM1の除去は、例えば、水酸化ナトリウム水溶液への浸漬により行なうことができる。
次に、図7(g)に示すように、主めっき層52で覆われた部分以外の下地めっき層51を除去する。これにより、下地めっき層51および主めっき層52から成る半導体素子接続パッド2Aと電子部品接続パッド2Bと帯状配線導体2Cとが形成される。なお、主めっき層52で覆われた部分以外の下地めっき層51を除去するには、前記めっきマスクM1を除去した後に露出する下地めっき層51を、例えば、過酸化水素水や過硫酸ナトリウム等を含有するエッチング液によりエッチング除去する方法を採用すればよい。
次いで、図7(h)に示すように、上面側における最外層の絶縁層1b上の全面に半導体素子接続パッド2Aおよび電子部品接続パッド2Bおよび帯状配線導体2Cを覆うソルダーレジスト層3a用の樹脂3aPを被着するとともに、これにフォトリソグラフィ技術を用いて露光および現像を行なうことにより、図8(i)に示すように、電子部品接続パッド2Bの上面中央部を露出させる開口3Bを有するソルダーレジスト層3aを形成する。ソルダーレジスト層3a用の樹脂3aPとしては、配線基板の表面を保護するソルダーレジスト層として機能する各種の公知の樹脂が採用可能であり、具体的には、例えば、アクリル変性エポキシ樹脂等に酸化珪素やタルク等の無機物粉末フィラーを30〜70質量%程度分散させた感光性を有する熱硬化性樹脂が好ましい。
次に、図8(j)に示すように、ソルダーレジスト層3a上の全面に開口3Bを覆う第2の感光性アルカリ現像型ドライフィルムレジストDFR2を貼着するとともに、これにフォトリソグラフィ技術を用いて露光および現像を行なうことにより、図9(k)に示すように、ソルダーレジスト層3aの上面における少なくとも半導体素子搭載部1Aに対応する部分およびその周囲を露出させる開口M2Aを有する研磨マスクM2を形成する。研磨マスクM2の開口M2Aの大きさは半導体素子搭載部1Aよりも400〜1300μm程度外側まで露出させる大きさが好ましい。また厚みは、ソルダーレジスト層3a上で15μm以上あることが好ましい。
次に、図9(l)に示すように、ソルダーレジスト層3aにおける研磨マスクM2の開口M2Aから露出した部位を、半導体素子接続パッド2Aおよび帯状配線導体2Cの上面の全面が露出するまで研磨した後、研磨マスクM2を除去することによって、図10(m)に示すように、半導体素子接続パッド2Aの上面の全面および半導体素子搭載部1Aにおける帯状配線導体2Cの上面の全面がソルダーレジスト層3aから露出するとともにソルダーレジスト層3に形成された開口3B内に電子部品接続パッド2Bの上面中央部が露出した配線基板10が得られる。
このようにして本発明の配線基板の製造方法によれば、半導体素子接続パッド2Aの上面に半導体集積回路素子E1との接続に必要な露出面積を十分確保したままで、半導体素子接続パッド2Aの径を小さいものとすることができる。したがって、半導体素子接続パッド2Aの配列ピッチが例えば150μm未満の狭ピッチであったとしても、隣接する半導体素子接続パッド2Aの間の間隔を広く確保することができ、隣接する半導体素子接続パッド2Aの間に帯状配線導体2Cを、両側の半導体素子接続パッド2Aとの間に十分な間隔をもって形成することができる。その結果、設計自由度の高い配線基板を提供することができる。なお、半導体素子搭載部1Aにおける帯状配線導体2Cはその側面がソルダーレジスト層3aで覆われるので、隣接する帯状配線導体2Cや半導体素子接続パッド2Aとの間の電気的な絶縁信頼性は、帯状配線導体2Cの側面を覆うソルダーレジスト層3aにより良好に確保されるとともに、さらに配線基板10とこれに搭載される半導体集積回路素子E1との間には充填樹脂U1が充填されるので、それによっても前記絶縁信頼性が良好に確保される。また、半導体素子搭載部1Aにおけるソルダーレジスト層3aは、半導体素子接続パッド2Aの上面の全面および帯状配線導体2Cの上面の全面を露出させるように半導体素子接続パッド2Aの上面および帯状配線導体2Cの上面と略同じ高さに形成されるので、配線基板10とこれに搭載される半導体集積回路素子E1との間に導電バンプB1の高さに対応した十分な高さの隙間が形成される。したがって、配線基板10とこれに搭載される半導体集積回路素子E1との間に充填される充填樹脂U1を良好に充填することが可能な配線基板10を提供することができる。
さらに、半導体素子搭載部1Aの外側に半導体素子搭載基板E2が接続される電子部品接続パッド2Bを形成するので、狭ピッチ電極の半導体集積回路素子E1および半導体素子搭載基板E2を高密度に実装可能な配線基板10を提供することができる。なお、前記研磨には、ブラスト法を含む各種の公知の機械的研磨方法やレーザスクライブ法を採用すればよい。
なお、本発明の配線基板およびその製造方法は、上述した一実施形態例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変更は可能であり、例えば上述の一実施形態例の配線基板10においては、半導体素子接続パッド2A、電子部品接続パッド2Bおよび帯状配線導体2Cはいずれも下地めっき層51および主めっき層52とから成り、実質的同じ厚みで形成されていたが、図11に断面図で示す他の実施形態例による配線基板20のように、ソルダーレジスト層3aから露出する電子部品接続パッド2Bの上面に追加のめっき層53から成る導電突起7を半導体素子接続パッド2Aの上面を超える厚みで設けるとともに、この導電突起7の上面を露出させるオーバーソルダーレジスト層3cを設け、導電突起7の露出した上面に半導体素子搭載基板E2の電極を半田ボールB2を介して接続するようにしてもよい。この場合、導電突起7により配線基板20とこれに実装される半導体素子搭載基板E2との間隔を半田ボールB2の高さよりも大きくすることができ、それにより例えば電子部品接続パッド2Bの配列ピッチが500μm未満の狭いものであったとしても、配線基板20と半導体素子搭載基板E2との間に半導体集積回路素子E1を収容するために十分な隙間を確保して半導体集積回路素子E1および半導体素子搭載基板E2をそれぞれフリップチップ接続および半田ボール接続により良好に実装することが可能となる。
このような配線基板20の製造方法を、半導体素子接続パッド2A、電子部品接続パッド2B、帯状配線導体2Cおよび突起電極7ならびにソルダーレジスト層3aおよびオーバーソルダーレジスト層3cの形成を例にして、図12〜図16を基に説明する。
まず、上述の一実施形態例において図4(a)〜図10(m)を基に説明したのと同様にして、上面側における最外層の絶縁層1b上に半導体素子接続パッド2Aおよび電子部品接続パッド2Bおよび帯状配線導体2Cを形成するとともにその上に半導体素子接続パッド2Aの上面の全面および搭載部1Aにおける帯状配線配線導体2Cの上面の全面を露出させるとともに半導体素子接続パッド2Aの側面および帯状配線導体2Cの側面を覆い、かつ電子部品接続パッド2Bの上面中央部を露出させる開口3Bを有するソルダーレジスト層3aを形成する。
次に図12(n)に示すように、第1のソルダーレジスト層3a上の全面に開口3Aおよび開口3Bを覆う第3の感光性アルカリ現像型ドライフィルムレジストDFR3を貼着するとともに、これにフォトリソグラフィ技術を用いて露光および現像を行なうことにより、図12(o)に示すように、電子部品接続パッド2Bの上面中央部を露出させる導電突起形成用開口M3Bを有する第2のめっきマスクM3を形成する。なお、第2のめっきマスクM3の厚みは、後に形成する導電突起7の厚みよりも若干厚い厚みであるのがよい。次に、図13(p)に示すように、第2のめっきマスクM3の導電突起形成用開口M3B内に露出する電子部品接続パッド2B上に、開口M3Bに対応した形状の追加のめっき層53を被着させる追加のめっき層53から成る導電突起7を形成する。ここで導電突起7はその上面が半導体素子接続パッド2Aの上面よりも40〜70μm程度高いものとなる厚みに披着させる。
次に、図13(q)に示すように、第2のめっきマスクM3を除去する。第2のめっきマスクM3の除去は第1のめっきマスクM1の場合と同様に、例えば、水酸化ナトリウム水溶液への浸漬により行なうことができる。次に図14(r)に示すように、ソルダーレジスト層3a上の全面に半導体素子接続パッド2Aおよび電子部品接続パッド2Bおよび帯状配線導体2Cおよび導電突起7を覆うオーバーソルダーレジスト層3c用の樹脂3cPを被着するとともに、これにフォトリソグラフィ技術を用いて露光および現像を行なうことにより、図14(s)に示すように、搭載部1Aにおける半導体素子接続パッド2Aおよび帯状配線導体2Cおよびソルダーレジスト層3aを露出させるようにして搭載部1Aを囲繞するとともに導電突起7を完全に埋めるオーバーソルダーレジスト層3cを形成する。ソルダーレジスト層用の樹脂3cPとしては、ソルダーレジスト用の樹脂3aPと同様に配線基板の表面を保護するソルダーレジスト層として機能する各種の公知の樹脂が採用可能であり、具体的には、例えば、アクリル変性エポキシ樹脂等に酸化珪素やタルク等の無機物粉末フィラーを30〜70質量%程度分散させた感光性を有する熱硬化性樹脂が好ましい。
次に、図15(t)に示すように、オーバーソルダーレジスト層3c上に半導体素子搭載部1A上を含む全面を覆う第4の感光性アルカリ現像型ドライフィルムレジストDFR4を貼着するとともに、これにフォトリソグラフィ技術を用いて露光および現像を行なうことにより、図15(u)に示すように、オーバーソルダーレジスト層3cの上面における電子部品接続パッド2Bが形成された電子部品搭載部1Bに対応する部分を露出させる研磨マスクM4を形成する。次に、図16(v)に示すように、オーバーソルダーレジスト層3cにおける研磨マスクM4から露出した部位を、導電突起7の上面全面が露出するまで研磨した後、研磨マスクM4を除去することによって、図16(w)に示すように、半導体素子接続パッド2Aよりも40〜70μm程度高い導電突起7を有し、かつ導電突起7の側面がオーバーソルダーレジスト層3cに埋まっているとともに導電突起7の上面の全面がオーバーソルダーレジスト層3cから露出した配線基板20が得られる。
このようにして、本例の配線基板20の製造方法によれば、電子部品接続パッド2Bの配列ピッチが500μm未満の狭いものであったとしても、導電突起7の上面が半導体素子接続パッド2Aの上面よりも高い分だけ配線基板20と半導体素子搭載基板E2との間に半導体集積回路素子E1を収容するために十分な隙間を確保して半導体集積回路素子E1および半導体素子搭載基板E2をそれぞれフリップチップ接続および半田ボール接続により良好に実装することが可能な配線基板20を提供することができる。さらに、本例の配線基板20の製造方法においては、オーバーソルダーレジスト層3cが導電突起7の側面を埋めるとともに導電突起7の上面の全面を露出させることから、導電突起7の上面におけるソルダーレジスト層3cからの露出部の面積を十分に広いものとして、半導体素子搭載基板E2の電極端子と突起電極7とを半田ボールB2を介して強固かつ良好に接続することが可能な配線基板20を提供することができる。なお、前記研磨には、ブラスト法を含む各種の公知の機械的研磨方法やレーザスクライブ法を採用すればよい。
また、上述した他の実施形態例の配線基板20においては、導電突起7の上面の全面がオーバーソルダーレジスト層3cから露出していたが、図17に示す更に他の実施形態例による配線基板30のように、オーバーソルダーレジスト層3cが導電突起7の上面を超える厚みで被着されているとともに導電突起7に対応する位置に導電突起7の上面中央部を露出させる開口3Dを有していてもよい。この場合、導電突起7の上面中央部はオーバーソルダーレジスト層3cの開口3Dとで形成される凹部の底面を形成しており、それにより、半導体素子搭載基板E2を配線基板30上に実装する際に、半導体素子搭載基板E2の電極端子と導電突起7とを接続する半田ボールB2が導電突起7上に良好に位置決めされ、半導体素子搭載基板E2を配線基板30に搭載することが容易になる。
このような配線基板30の製造方法を、半導体素子接続パッド2A、電子部品接続パッド2B、帯状配線導体2Cおよび突起電極7ならびにソルダーレジスト層3aおよびオーバーソルダーレジスト層3cの形成を例にして、図18を基に説明する。
まず、上述の一実施形態例において図4(a)〜図10(m)を基に説明したのと同様にして、上面側における最外層の絶縁層1b上に半導体素子接続パッド2Aおよび電子部品接続パッド2Bおよび帯状配線導体2Cを形成するとともにその上に半導体素子接続パッド2Aの上面の全面および半導体素子搭載部1Aにおける帯状配線配線導体2Cの上面の全面を露出させるとともに半導体素子接続パッド2Aの側面および帯状配線導体2Cの側面を覆い、かつ電子部品接続パッド2Bの上面中央部を露出させる開口3Bを有するソルダーレジスト層3aを形成する。
次に、上述の他の実施形態において図12(m)から図14(r)を基に説明したのと同様にして、ソルダーレジスト層3a上の全面に半導体素子接続パッド2Aおよび電子部品接続パッド2Bおよび帯状配線導体2Cおよび導電突起7を覆うオーバーソルダーレジスト層3c用の樹脂3cPを被着する。
次に、樹脂3cPをフォトリソグラフィ技術を用いて露光および現像を行なうことにより、図18(s)に示すように、半導体素子接続パッド2Aの上面の全面および半導体素子搭載部1Aにおける帯状配線配線導体2Cの上面の全面を露出させるとともに半導体素子接続パッド2Aの側面および帯状配線導体2Cの側面を覆い、かつ電子部品接続パッド2Bの上面中央部を露出させる開口3Bを有するオーバーソルダーレジスト層3cを有する配線基板30が得られる。
このようにして、本発明の配線基板30の製造方法によれば、オーバーソルダーレジスト層3cが導電突起7の上面を超える厚みで被着されるとともに導電突起7に対応する位置に導電突起7の上面中央部を露出させる開口3Dを有するように形成されることから、導電突起7の上面中央部はこの開口3Dとで形成される凹部の底面となり、それにより半導体素子搭載基板E2を配線基板30上に実装する際に、半導体素子搭載基板E2の電極端子と導電突起7とを接続する半田ボールB2を導電突起7上に良好に位置決めすることができ、半導体素子搭載基板E2を搭載することが容易な配線基板30を提供することができる。なお、前記研磨には、ブラスト法を含む各種の公知の機械的研磨方法やレーザスクライブ法を採用すればよい。
本発明の配線基板における一実施形態例を示す概略断面図である。 図1の配線基板を示す平面図である。 図1および図にの配線基板を示す斜視図である。 (a),(b)は、本発明の配線基板の製造方法を示す概略説明図である。 (c),(d)は、本発明の配線基板の製造方法を示す概略説明図である。 (e),(f)は、本発明の配線基板の製造方法を示す概略説明図である。 (g),(h)は、本発明の配線基板の製造方法を示す概略説明図である。 (i),(j)は、本発明の配線基板の製造方法を示す概略説明図である。 (k),(l)は、本発明の配線基板の製造方法を示す概略説明図である。 (m)は、本発明の配線基板の製造方法を示す概略説明図である。 本発明の配線基板における他の実施形態例を示す概略断面図である。 (n),(o)は、本発明の配線基板の他の製造方法を示す概略説明図である。 (p),(q)は、本発明の配線基板の他の製造方法を示す概略説明図である。 (r),(s)は、本発明の配線基板の他の製造方法を示す概略説明図である。 (t),(u)は、本発明の配線基板の他の製造方法を示す概略説明図である。 (v),(w)は、本発明の配線基板の他の製造方法を示す概略説明図である。 本発明の配線基板における更に他の実施形態例を示す概略断面図である。 (s)は、本発明の配線基板の更に他の製造方法を示す概略説明図である。 従来の配線基板を示す概略断面図である。 図19の配線基板を示す平面図である。
符号の説明
1:絶縁基体
1A:搭載部
2A:半導体素子接続パッド
2B:電子部品接続パッド
2C:帯状配線導体
3a:ソルダーレジスト層
3c:オーバーソルダーレジスト層
7:導電突起

Claims (6)

  1. 上面に半導体素子が搭載される搭載部を有する絶縁基体と、該絶縁基体の前記搭載部に格子状の並びに被着されており、上面に前記半導体素子の電極が導電バンプを介して接続されるめっき層から成る円形の複数の半導体素子接続パッドと、前記絶縁基体の上面に被着されており、前記半導体素子接続パッドから前記搭載部の外側にかけて延在するめっき層から成る帯状配線導体と、前記絶縁基体上に前記半導体素子接続パッドの上面の全面および前記搭載部における前記帯状配線導体の上面の全面を露出させるとともに前記半導体素子接続パッドの側面および前記帯状配線導体の側面を覆うように被着されたソルダーレジスト層とを具備して成ることを特徴とする配線基板。
  2. 前記絶縁基体の上面における前記搭載部の外側に前記半導体素子以外の電子部品が接続されるめっき層から成る電子部品接続パッドが形成されているとともに前記電子部品接続パッドの上面が前記ソルダーレジスト層から露出していることを特徴とする請求項1記載の配線基板。
  3. 前記電子部品接続パッドの上面にめっき層から成る導電突起が前記半導体素子接続パッドの上面を超える厚みで形成されており、かつ前記ソルダーレジスト層の上面に該導電突起の上面を露出させて前記搭載部を囲繞するオーバーソルダーレジスト層が被着されていることを特徴とする請求項2記載の配線基板。
  4. 上面中央部に半導体素子が搭載される搭載部を有する絶縁基体の前記搭載部に複数の半導体素子接続パッドを格子状の並びに形成するとともに該半導体素子接続パッドから前記搭載部の外側にかけて延在する帯状配線導体を形成する工程と、前記絶縁基体の上面に、前記半導体素子接続パッドの上面の全面および前記搭載部における前記帯状配線導体の上面の全面を露出させるとともに前記半導体素子接続パッドの側面および前記帯状配線導体の側面を覆うソルダーレジスト層を形成する工程とを行なうことを特徴とする配線基板の製造方法。
  5. 前記絶縁基体の上面における前記搭載部の外側に電子部品接続パッドを形成するとともに該電子部品接続パッドの上面を前記ソルダーレジスト層から露出させる工程を含むことを特徴とする請求項4記載の配線基板の製造方法。
  6. 前記電子部品接続パッドの上面に前記半導体素子接続パッドの上面を超える厚みのめっきから成る導電突起を形成するとともに前記ソルダーレジスト層の上面に前記導電突起の上面を露出させて前記搭載部を囲繞するオーバーソルダーレジスト層を形成する工程を含むことを特徴とする請求項5記載の配線基板の製造方法。
JP2008278950A 2008-10-29 2008-10-29 配線基板およびその製造方法 Expired - Fee Related JP5106351B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008278950A JP5106351B2 (ja) 2008-10-29 2008-10-29 配線基板およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008278950A JP5106351B2 (ja) 2008-10-29 2008-10-29 配線基板およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010109104A true JP2010109104A (ja) 2010-05-13
JP5106351B2 JP5106351B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=42298265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008278950A Expired - Fee Related JP5106351B2 (ja) 2008-10-29 2008-10-29 配線基板およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5106351B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9765739B2 (en) 2013-10-07 2017-09-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha High-pressure fuel pump
JP2019087723A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. プリント回路基板及びこれを含む電子素子パッケージ

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08213741A (ja) * 1995-02-06 1996-08-20 Nec Corp 印刷配線板の製造方法
JPH10294549A (ja) * 1997-04-21 1998-11-04 Nec Eng Ltd プリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板
JP2000208911A (ja) * 1999-01-18 2000-07-28 Nec Toyama Ltd 電極パッド上にバンプを形成したソルダーレジスト層付実装基板の製造方法
JP2006013149A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Shinko Seisakusho:Kk プリント配線板の製造方法
JP2008160026A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Toshiba Corp プリント配線板、プリント配線板の電極形成方法およびハードディスク装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08213741A (ja) * 1995-02-06 1996-08-20 Nec Corp 印刷配線板の製造方法
JPH10294549A (ja) * 1997-04-21 1998-11-04 Nec Eng Ltd プリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板
JP2000208911A (ja) * 1999-01-18 2000-07-28 Nec Toyama Ltd 電極パッド上にバンプを形成したソルダーレジスト層付実装基板の製造方法
JP2006013149A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Shinko Seisakusho:Kk プリント配線板の製造方法
JP2008160026A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Toshiba Corp プリント配線板、プリント配線板の電極形成方法およびハードディスク装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9765739B2 (en) 2013-10-07 2017-09-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha High-pressure fuel pump
JP2019087723A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. プリント回路基板及びこれを含む電子素子パッケージ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5106351B2 (ja) 2012-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI470758B (zh) Wiring board and manufacturing method thereof
JP4769022B2 (ja) 配線基板およびその製造方法
JP5280309B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5138277B2 (ja) 配線基板およびその製造方法
JP5091469B2 (ja) 配線基板およびその製造方法
JP2007123524A (ja) 電子部品内蔵基板
KR101811923B1 (ko) 배선 기판
KR20100065635A (ko) 집적회로 패키지 내장 인쇄회로기판 및 그 제조방법
JP2012054297A (ja) 配線基板およびその製造方法
JP2012054295A (ja) 配線基板およびその製造方法
JP2010135347A (ja) 配線基板およびその製造方法
JP5058929B2 (ja) 配線基板およびその製造方法
JP5599860B2 (ja) 半導体パッケージ基板の製造方法
JP2013065811A (ja) プリント回路基板及びその製造方法
JP4802155B2 (ja) 配線基板
JP2010040936A (ja) 配線基板およびその製造方法
JP5432800B2 (ja) 配線基板の製造方法
JP5106351B2 (ja) 配線基板およびその製造方法
JP2009289868A (ja) 配線基板およびその製造方法
JP2006049762A (ja) 部品内蔵基板及び部品内蔵基板の製造方法
JP5442192B2 (ja) 素子搭載用基板、半導体モジュール、および、素子搭載用基板の製造方法
JP5565951B2 (ja) 配線基板およびその製造方法
JP2010074032A (ja) 配線基板およびその製造方法
JP2011023627A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5455116B2 (ja) 配線基板およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5106351

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees