JP2010100471A - セメント混和材及びセメント組成物 - Google Patents

セメント混和材及びセメント組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2010100471A
JP2010100471A JP2008272688A JP2008272688A JP2010100471A JP 2010100471 A JP2010100471 A JP 2010100471A JP 2008272688 A JP2008272688 A JP 2008272688A JP 2008272688 A JP2008272688 A JP 2008272688A JP 2010100471 A JP2010100471 A JP 2010100471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cement
polymer
calcium aluminate
compound
admixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008272688A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5340692B2 (ja
Inventor
Akitoshi Araki
昭俊 荒木
Kazuto Tawara
和人 田原
Kenji Yamamoto
賢司 山本
Takanori Yamagishi
隆典 山岸
Hiroyoshi Matsukubo
博敬 松久保
Minoru Morioka
実 盛岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP2008272688A priority Critical patent/JP5340692B2/ja
Publication of JP2010100471A publication Critical patent/JP2010100471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5340692B2 publication Critical patent/JP5340692B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

【課題】セメントコンクリート硬化体内部の鉄筋に優れた防錆効果を付与し、外部から侵入する塩化物イオン浸透の遮蔽効果や中性化抑制効果、磨耗抵抗性を有し、さらに、Caイオンの溶脱も少ないため多孔化も抑制できる、セメント混和材及びセメント組成物を提供する。
【解決手段】(1)CaO/Alモル比が0.15〜0.7のブレーン比表面積値で2000〜7000cm/gのカルシウムアルミネート化合物とポリマーを含有してなり、カルシウムアルミネート化合物とポリマーとの配合割合がカルシウムアルミネート化合物100質量部に対してポリマー5〜1000質量部であるセメント混和材、(2)ポリマーが、ポリアクリル酸エステルエマルジョン又はポリアクリル酸エステルを成分にもつ共重合体エマルジョンである該セメント混和材、(3)セメントと該セメント混和材とを含有するセメント組成物である。
【選択図】なし

Description

本発明は、主に、土木・建築業界において使用されるセメント混和材及びセメント組成物に関する。
近年、土木や建築分野において、コンクリート構造物の耐久性向上に対する要望が高まっている。
コンクリート構造物の劣化要因の1つとして、塩化物イオンの存在によって鉄筋腐食が顕在化する塩害があり、その塩害を抑制するための方法として、コンクリート構造物に塩化物イオン浸透抵抗性を与える手法がある。
コンクリート硬化体の内部への塩化物イオン浸透を抑制し、塩化物イオン浸透抵抗性を与える方法としては、水/セメント比を小さくする方法が知られている(非特許文献1参照)。しかしながら、水/セメント比を小さくする方法では、施工性が損なわれるだけでなく、抜本的な対策とはならないという課題があった。
また、セメントコンクリートに早強性を付与し、かつ、鉄筋の腐食を防止するなどの目的で、CaO・2Alとセッコウを主体とし、ブレーン比表面積値が8,000cm/gの微粉を含有するセメント混和材を使用する方法(特許文献1参照)やCaO/Alモル比が0.3〜0.7のカルシウムアルミネートを含有するセメント混和材を用いて塩化物イオン浸透抵抗性を向上させる方法(特許文献2参照)が提案されている。
一方、シリカフュームやフライアッシュ等の活性シリカは比較的少ない添加量で初期強度を低下させないで塩素イオンの浸透抵抗性を向上させることができる。これらの混和材の塩素イオンの浸透を抑制する共通の理由の一つは、セメント硬化体中の水酸化カルシウムの低減に関連して、水酸化カルシウムが海水中に溶脱した場合に生成する数十μm〜数百μmの空隙の生成を抑制していることが考えられる。しかしながら、活性シリカを用いた場合でもポゾラン反応は長期にわたって起こるため、若材齢で海水に浸漬されると塩素イオンの浸透抵抗性が低下し、コンクリートが劣化するという課題があった。そのため、耐久性すなわち耐海水性を向上させるにはセメント硬化体中における水酸化カルシウムの生成を初期材齢のうちからできるだけ抑制して海水の作用による溶脱を低減する必要がある。
他方、鉄筋の防錆を目的として、亜硝酸塩や亜硝酸型ハイドロカルマイトを添加する方法も提案されている(特許文献3〜特許文献5参照)。しかしながら、亜硝酸塩は、防錆効果を発揮するものの、外部から侵入する塩化物イオンの遮蔽効果を発揮するものではなく、また、亜硝酸型ハイドロカルマイトは、防錆効果を発揮するものの、これを混和したセメント硬化体が多孔質になりやすく、むしろ、外部からの塩化物イオンの浸透を許容しやすいという課題を有していた。
岸谷孝一、西澤紀昭他編、「コンクリートの耐久性シリーズ、塩害(I)」、技報堂出版、pp.49−54、1986年5月 特開昭47−035020号公報 特開2005−104828号公報 特開昭53−003423号公報 特開平01−103970号公報 特開平04−154648号公報
セメントコンクリート硬化体内部の鉄筋に優れた防錆効果を付与し、外部から侵入するセメントコンクリート硬化体への塩化物イオン浸透の遮蔽効果や、セメントコンクリート硬化体の中性化抑制効果、磨耗抵抗性を有し、さらに、セメントコンクリート硬化体からのCaイオンの溶脱も少ないため多孔化も抑制できる、セメント混和材及びセメント組成物を提供する。
本発明は、(1)CaO/Alモル比が0.15〜0.7のブレーン比表面積値で2000〜7000cm/gのカルシウムアルミネート化合物とポリマーを含有してなり、カルシウムアルミネート化合物とポリマーとの配合割合がカルシウムアルミネート化合物100質量部に対してポリマー5〜1000質量部であるセメント混和材、(2)ポリマーが、ポリアクリル酸エステルエマルジョン又はポリアクリル酸エステルを成分にもつ共重合体エマルジョンであるセメント混和材、(3)セメントと(1)又は(2)のセメント混和材とを含有するセメント組成物、(4)セメントとCaO/Alモル比が0.15〜0.7のブレーン比表面積値で2000〜7000cm/gのカルシウムアルミネート化合物とポリマーとを含有してなり、カルシウムアルミネート化合物とポリマーとの配合割合がカルシウムアルミネート化合物100質量部に対してポリマー5〜1000質量部であるセメント組成物、(5)ポリマーが、ポリアクリル酸エステルエマルジョン又はポリアクリル酸エステルを成分にもつ共重合体エマルジョンである(4)のセメント組成物、である。
本発明のセメント混和材及びセメント組成物を使用することにより、セメントコンクリート硬化体内部の鉄筋に優れた防錆効果を付与し、外部から侵入するセメントコンクリート硬化体への塩化物イオン浸透の遮蔽効果、セメントコンクリート硬化体の中性化抑制効果や磨耗抵抗性を有し、さらに、セメントコンクリート硬化体からのCaイオンの溶脱も少ないため多孔化も抑制できるなどの効果を奏する。
以下,本発明を詳細に説明する。
なお、本発明における部や%は、特に規定しない限り質量基準で示す。
また、本発明で云うセメントコンクリートとは、セメントペースト、セメントモルタル、及びコンクリートの総称である。
本発明で使用するカルシウムアルミネート化合物(以下、CA化合物という)とは、カルシアを含む原料と、アルミナを含む原料等を混合して、キルンでの焼成や電気炉での溶融等の熱処理をして得られる、CaOとAlを主成分とする化合物を総称するものであり、本発明は、その組成が、CaO/Alモル比で、0.15〜0.7の範囲にあるものである。CA化合物に、例えば、SiOやRO(Rはアルカリ金属)が含有していても、本発明の目的を損なわない限り使用可能である。CA化合物のCaO/Alモル比は0.15〜0.7であり、0.4〜0.6が好ましい。0.15未満では、塩化物イオンの遮蔽効果が充分に得られない場合があり、逆に、0.7を超えると急硬性が現れるようになり、可使時間が確保できない場合がある。
CA化合物の粉末度は、ブレーン比表面積値(以下、ブレーン値という)で2000〜7000cm/gが好ましく、3000〜6000cm/gがより好ましく、4000〜5000cm/gが最も好ましい。CA化合物が粗粒では充分な塩化物イオンの遮蔽効果が得られない場合があり、7000cm/gを超える微粉では急硬性が現れるようになり、可使時間が確保できない場合がある。
本発明では、CaO/Alモル比が0.15〜0.7のCA化合物と共にポリマーを併用する。
ポリマーとは、コンクリートやモルタルに混和できるものであれば特に限定されるものではなく、効果として中性化抵抗性の向上および磨耗抵抗性の向上がある。その具体例としては、例えば、スチレン−ブタジエン系ラテックス、クロロプレン系ラテックス、アクリロにトリル−ブタジエン系ラテックス、メタクリル酸−ブタジエン系ラテックス、ブタジエン系ラテックス、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリル酸エステルを成分にもつ共重合体エマルジョン、ポリ酢酸ビニルエマルジョン、エチレン−酢酸ビニル系エマルジョン、塩化ビニリデン−塩化ビニルエマルジョン、エポキシ樹脂エマルジョン、酢酸ビニル−ビニルバーサテートエマルジョン、これらポリマーエマルジョンの二種以上の混合物、又、水溶性のポリマーとして、セルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸塩、さらに、液状ポリマーとして、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などが挙げられる。なかでも、ポリアクリル酸エステルエマルジョンやポリアクリル酸エステルを成分にもつ共重合体エマルジョンが好ましい。
これらポリマーは、水に分散させた水性ディスパージョンとして使用してもよく、粉末状の再乳化形樹脂として使用してもよい。
CA化合物とポリマーとの配合割合は、通常、質量比でCA化合物100部に対してポリマーが5〜1000部が好ましく、10〜500部がより好ましい。ポリマーが過剰になると、凝結が遅れる場合があり、ポリマーが少ないと、相乗効果が不十分になる場合がある。
セメントとしては、普通、早強、超早強、低熱、及び中庸熱等の各種ポルトランドセメントや、これらポルトランドセメントに、高炉スラグ、フライアッシュ、又はシリカを混合した各種混合セメント、石灰石粉末や高炉徐冷スラグ微粉末等を混合したフィラーセメント、並びに、都市ゴミ焼却灰や下水汚泥焼却灰を原料として製造された環境調和型セメント(エコセメント)などのポルトランドセメントが挙げられ、これらのうちの1種又は2種以上が使用可能である。
セメント混和材の使用量は、特に限定されるものではないが、通常、セメントとセメント混和材からなるセメント組成物100部中、1〜30部が好ましく、5〜15部がより好ましい。セメント混和材の使用量が少ないと充分な防錆効果、塩化物イオンの遮蔽効果、Caイオンの溶脱抑制効果が得られない場合があり、過剰に使用すると急硬性が現れるようになり、充分な可使時間が確保できない場合がある。
本発明では、セメントとセメント混和材を配合して、また、セメント、CA化合物、及びポリマーを配合してセメント組成物とする。
本発明のセメント組成物の水/結合材比は、25〜70%が好ましく、30〜65%がより好ましい。水の配合量が少ないと、ポンプ圧送性や施工性が低下したり、収縮等の原因となる場合があり、水の配合量が過剰では強度発現性が低下する場合がある。
ここで結合材とは、セメント、CA化合物、及びポリマーの合計をいう。
本発明のセメント混和材やセメント組成物は、それぞれの材料を施工時に混合しても良いし、あらかじめ一部あるいは全部を混合しておいても差し支えない。
本発明では、セメント、セメント混和材、及び砂等の細骨材や砂利等の粗骨材の他に、膨張材、急硬材、減水剤、AE減水剤、高性能減水剤、高性能AE減水剤、消泡剤、増粘剤、従来の防錆剤、防凍剤、収縮低減剤、凝結調整剤、ベントナイト等の粘土鉱物、ハイドロタルサイト等のアニオン交換体、高炉水砕スラグ微粉末や高炉徐冷スラグ微粉末等のスラグ、石灰石微粉末等の混和材料からなる群のうちの1種又は2種以上を、本発明の目的を実質的に阻害しない範囲で併用することが可能である。
混合装置としては、既存の如何なる装置も使用可能であり、例えば、傾胴ミキサ、オムニミキサ、ヘンシェルミキサ、V型ミキサ、及びナウタミキサ等の使用が可能である。
以下、さらに詳細に内容を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
「実験例1」
表1に示すCA化合物100部に対してポリマーイを50部混合してセメント混和材を調製した。調製したセメント混和材を用いて、セメントとセメント混和材からなるセメント組成物100部中、セメント混和材を10部配合してセメント組成物を調製し、水/結合材比50%のモルタルをJIS R 5201に準じて調製した。このモルタルを用いて、防錆効果、圧縮強さ、塩化物浸透深さ、及びCaイオンの溶脱を調べた。結果を表1に併記する。
<使用材料>
CA化合物A:試薬1級の炭酸カルシウムと試薬1級の酸化アルミニウムを所定の割合で配合し、電気炉で1650℃で焼成した後、徐冷して合成。CaO/Alモル比0.1、ブレーン値4000cm/g
CA化合物B:CA化合物Aと同様に合成、CaO/Alモル比0.15、ブレーン値4000cm/g
CA化合物C:試薬1級の炭酸カルシウムと試薬1級の酸化アルミニウムを所定の割合で配合し、電気炉で1550℃で焼成した後、徐冷して合成。CaO/Alモル比0.4、ブレーン値4000cm/g
CA化合物D:CA化合物Cと同様に合成、CaO/Alモル比0.5、ブレーン値4000cm/g
CA化合物E:CA化合物Cと同様に合成、CaO/Alモル比0.6、ブレーン値4000cm/g
CA化合物F:試薬1級の炭酸カルシウムと試薬1級の酸化アルミニウムを所定の割合で配合し、電気炉で1450℃で焼成した後、徐冷して合成。CaO/Alモル比0.7、ブレーン値4000cm/g
CA化合物G:CA化合物Fと同様に合成、CaO/Alモル比0.9、ブレーン値4000cm/g
ポリマーイ:スチレン−アクリル酸エステル系粉末ポリマー、市販品
セメント:普通ポルトランドセメント、市販品
細骨材:JIS R 5201で使用する標準砂
水:水道水
防錆効果:モルタルに内在塩化物イオンとして、10kg/mとなるように塩化物イオンを加え、丸鋼の鉄筋を入れて50℃に加温養生することによる促進試験で防錆効果を確認した。鉄筋に錆が発生しなかった場合は良、1/10の面積以内で錆が発生した場合は可、1/10の面積を超えて錆が発生した場合は不可とした。
圧縮強さ:JIS R 5201に準じて材齢28日圧縮強さを測定。
塩化物浸透深さ:塩化物イオン浸透抵抗性を評価。塩化物イオンの遮蔽効果を示す10cmφ×20cmの円柱状のモルタル供試体を作製し、作製したモルタル供試体を、材齢28日まで20℃の水中養生を施し、30℃の塩分濃度3.5%の食塩水である擬似海水に12週間浸漬した後、塩化物浸透深さを測定。塩化物浸透深さはフルオロセイン−硝酸銀法により、モルタル供試体断面の茶変しなかった部分を塩化物浸透深さと見なし、ノギスで8点測定して平均値を求めた。
中性化深さ:JIS A 1171に準じて実施した。
Caイオンの溶脱:4×4×16cmのモルタル供試体を10リットルの純水に28日間浸漬し、液相中に溶解したCaイオン濃度を測定することにより判定した。
磨耗量:JIS K 7204に準じて実施した。測定材齢28日、回転数:1000rpm、磨耗輪:H−22、荷重:1kg
Figure 2010100471
「実験例2」
表2に示す粉末度のCA化合物Dを使用したこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表2に併記する。
Figure 2010100471
「実験例3」
CA化合物Dを使用し、表3に示すポリマー物質を併用したこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表3に併記する。
<使用材料>
ポリマーロ:スチレン−ブタジエン系ラテックス、市販品
ポリマーハ:ポリアクリル酸エステル系、市販品
ポリマーニ:アクリル酸エステル−バーサチック酸ビニル系、市販品
ポリマーホ:エチレン−酢酸ビニル系、市販品
Figure 2010100471
「実験例4」
CA化合物D100部に対してポリマーイを表4に示す割合で配合して混和材としたこと以外は実験例1と同様に行った。
Figure 2010100471
「実験例5」
実験No.1-5のセメント混和材を使用したこと以外は実験例1と同様に行った。比較のために、従来の防錆材を用いて同様に行った。結果を表5に併記する。
<使用材料>
従来の防錆材イ:亜硝酸リチウム、市販品
従来の防錆材ロ:亜硝酸型ハイドロカルマイト、市販品
Figure 2010100471
本発明のセメント混和材及びセメント組成物を使用することにより、セメントコンクリート硬化体内部の鉄筋に優れた防錆効果を付与し、外部から侵入するセメントコンクリート硬化体への塩化物イオン浸透の遮蔽効果や、セメントコンクリート硬化体の中性化抑制効果、磨耗抵抗性を有し、さらに、セメントコンクリート硬化体からのCaイオンの溶脱も少ないため多孔化も抑制できるなどの効果を奏するなどの効果を奏するため、主に、土木・建築業界等において海洋構造物や護岸構造物、床版コンクリート等の用途に適する。

Claims (5)

  1. CaO/Alモル比が0.15〜0.7のブレーン比表面積値で2000〜7000cm/gのカルシウムアルミネート化合物とポリマーを含有してなり、カルシウムアルミネート化合物とポリマーとの配合割合がカルシウムアルミネート化合物100質量部に対してポリマー5〜1000質量部であるセメント混和材。
  2. ポリマーが、ポリアクリル酸エステルエマルジョン又はポリアクリル酸エステルを成分にもつ共重合体エマルジョンであることを特徴とする請求項1記載のセメント混和材。
  3. セメントと請求項1又は2記載のセメント混和材とを含有するセメント組成物。
  4. セメントとCaO/Alモル比が0.15〜0.7のブレーン比表面積値で2000〜7000cm/gのカルシウムアルミネート化合物とポリマーとを含有してなり、カルシウムアルミネート化合物とポリマーとの配合割合がカルシウムアルミネート化合物100質量部に対してポリマー5〜1000質量部であるセメント組成物。
  5. ポリマーが、ポリアクリル酸エステルエマルジョン又はポリアクリル酸エステルを成分にもつ共重合体エマルジョンであることを特徴とする請求項4記載のセメント組成物。
JP2008272688A 2008-10-23 2008-10-23 セメント混和材及びセメント組成物 Active JP5340692B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008272688A JP5340692B2 (ja) 2008-10-23 2008-10-23 セメント混和材及びセメント組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008272688A JP5340692B2 (ja) 2008-10-23 2008-10-23 セメント混和材及びセメント組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010100471A true JP2010100471A (ja) 2010-05-06
JP5340692B2 JP5340692B2 (ja) 2013-11-13

Family

ID=42291469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008272688A Active JP5340692B2 (ja) 2008-10-23 2008-10-23 セメント混和材及びセメント組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5340692B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101095381B1 (ko) 2011-09-06 2011-12-16 (주)장성산업 내산성 및 보온성이 우수한 시멘트 모르타르 조성물, 이를 이용한 내산성 및 보온성이 우수한 바닥 마감재의 제조방법 및 블록의 제조방법
JP2015157892A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 株式会社ジェイアール総研エンジニアリング 鋼材防食用下塗り材、鋼材の防食塗装方法及び防食鋼材
JP2018059104A (ja) * 2017-10-18 2018-04-12 株式会社ジェイアール総研エンジニアリング 鋼材防食用下塗り材
CN113501675A (zh) * 2021-08-06 2021-10-15 厦门云导科技有限公司 一种海砂净化剂的制备及其应用

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03193646A (ja) * 1989-12-22 1991-08-23 Denki Kagaku Kogyo Kk ポリマーセメント組成物
JP2005082434A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Denki Kagaku Kogyo Kk 補修用モルタル
JP2005104828A (ja) * 2003-09-10 2005-04-21 Denki Kagaku Kogyo Kk セメント混和材およびそれを用いたセメント組成物
JP2006016261A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Denki Kagaku Kogyo Kk 吹付け組成物、吹付けペースト、及びそれを用いた防錆処理方法
JP2008050213A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Denki Kagaku Kogyo Kk 断面修復材及び断面修復工法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03193646A (ja) * 1989-12-22 1991-08-23 Denki Kagaku Kogyo Kk ポリマーセメント組成物
JP2005082434A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Denki Kagaku Kogyo Kk 補修用モルタル
JP2005104828A (ja) * 2003-09-10 2005-04-21 Denki Kagaku Kogyo Kk セメント混和材およびそれを用いたセメント組成物
JP2006016261A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Denki Kagaku Kogyo Kk 吹付け組成物、吹付けペースト、及びそれを用いた防錆処理方法
JP2008050213A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Denki Kagaku Kogyo Kk 断面修復材及び断面修復工法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101095381B1 (ko) 2011-09-06 2011-12-16 (주)장성산업 내산성 및 보온성이 우수한 시멘트 모르타르 조성물, 이를 이용한 내산성 및 보온성이 우수한 바닥 마감재의 제조방법 및 블록의 제조방법
JP2015157892A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 株式会社ジェイアール総研エンジニアリング 鋼材防食用下塗り材、鋼材の防食塗装方法及び防食鋼材
JP2018059104A (ja) * 2017-10-18 2018-04-12 株式会社ジェイアール総研エンジニアリング 鋼材防食用下塗り材
CN113501675A (zh) * 2021-08-06 2021-10-15 厦门云导科技有限公司 一种海砂净化剂的制备及其应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP5340692B2 (ja) 2013-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5688073B2 (ja) カルシウムフェロアルミネート化合物、セメント混和材及びその製造方法、セメント組成物
JP4382614B2 (ja) セメント混和材およびそれを用いたセメント組成物
JP2007153714A (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP5340692B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP7267802B2 (ja) 充填補修用ポリマーセメントグラウトモルタル
JP5345821B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP4809278B2 (ja) 膨張材、セメント組成物、及びそれを用いてなるセメント硬化体
JP2010241664A (ja) セメントコンクリート硬化体、及びそれを用いたコンクリート構造物内部にある鋼材の防食方法
JP6312778B1 (ja) セメント混和材およびそれを用いたセメント組成物
JP5345820B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP6735624B2 (ja) コンクリートの表面改質材およびそれを用いたコンクリートの表層品質を改善する方法
JP4509015B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP5313624B2 (ja) セメント組成物及びセメントコンクリート
JP5313623B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP5651055B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP5634683B2 (ja) セメント混和材及びセメント組成物の調整方法
JP5843105B2 (ja) セメント混和材、セメント組成物及びその製造方法
JP2007153715A (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP5851343B2 (ja) セメント混和材、セメント組成物及びその製造方法
JP2010100472A (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP6753632B2 (ja) 高炉セメントコンクリート用のフレッシュコンクリート
JPWO2019026674A1 (ja) セメント混和材、セメント組成物及びその製造方法
JP6509586B2 (ja) 塩害対策用混和材および鉄筋コンクリートの塩害対策方法
JP6148376B1 (ja) クリンカー骨材、それを用いたセメントコンクリート
JP6475558B2 (ja) 水硬性セメント組成物及びそれを用いたセメントコンクリート組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130807

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5340692

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250