JP2005082434A - 補修用モルタル - Google Patents

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Abstract

【課題】膨張材及び乾燥収縮低減剤を特定の凝結促進剤と併用することにより、無機微粉末を使用しても中性化抵抗性に優れ、硬化収縮量を通常のポリマーセメントモルタルよりも小さくすることができ、さらに、低温環境下においても著しく凝結が遅延しない補修モルタルを提供する。
【解決手段】セメント100質量部に対して、膨張材2〜10質量部、一般式がX[O(AO)nR]mで示され、Xは2〜8個の水酸基を有する化合物の残基、AOは炭素数2〜18のオキシアルキレン基、Rは水素原子、炭素数1〜18の炭化水素基、又は炭素数2〜18のアシル基、nは30〜1000、mは2〜8であり、オキシアルキレン基の60モル%以上はオキシエチレン基であるポリオキシアルキレン誘導体1〜10質量部、消石灰、無機微粉末、ポリマー、砂を含有することを特徴とする。

Description

本発明は、土木及び建築分野におけるコンクリート構造物の補修・補強工事で使用する補修モルタルに関する。
コンクリート構造物は、塩害、中性化、凍結融解、及び化学的腐食等の作用により劣化が進行し、表面にひび割れや浮き等が発生する恐れがある。その対策として、劣化した部分を打音検査等で確認し、電動ピック、エアピック、ウォータージェット等により取り除き、新たに補修部材で充填し補修する工事が行われている。
修復断面が小さい小規模な補修工事では、ポリマーセメントモルタルを練り混ぜてコテ塗りで断面修復を行う場合が多い(特許文献1及び2参照)。
特開2001−322858号公報 特開2003−89565号公報
コテ塗り等で補修する場合には、使用するモルタルの塗り易さや付着性といった施工性に優れた材料が好まれる。そのため、モルタルに適度な粘りや抗ダレ性を付与することを目的に特許文献1〜3に記載されているようにフライアッシュやシリカフューム等の無機微粉末を配合した材料が使用されている。
特開平7−10625号公報 また、ポリマーセメントモルタルは、ポリマーエマルジョンの混和により硬化組織が密実化することで炭酸ガス、塩化物イオン、水の透過性を抑制して耐久性を付与するものであるが、完全な遮断はできない。特に、水分の蒸発によって生じる硬化収縮の影響によって、数ヶ月のレベルでひび割れが発生する場合がある。これを解決するために、乾燥収縮低減剤を配合することも行われている(特許文献4及び5参照)が、低温環境下では著しく凝結が遅延する場合がある。
特開2003−55018号公報 特開平10−324555号公報
さらに、「一般式がX[O(AO)nR]mで示され、Xは2〜8個の水酸基を有する化合物の残基、AOは炭素数2〜18のオキシアルキレン基、Rは水素原子か炭素数1〜18の炭化水素基又は炭素数2〜18のアシル基、nは30〜1000、mは2〜8であり、オキシアルキレン基の60モル%以上はオキシエチレン基であるポリオキシアルキレン誘導体を含有してなる粉体の乾燥収縮低減剤の配合割合が、質量比でセメント:膨張材:乾燥収縮低減剤=80〜98:2〜20:0.2〜10であることを特徴とするセメント組成物。」の発明が公知である(特許文献6参照)。
特開2002−68813号公報(請求項1、[0002]〜[0005]、[0023]、[0036])
特許文献6の発明においては、特定の配合比を有するセメント、膨張材及び粉体の乾燥収縮低減剤を含有してなるセメント組成物を使用することにより、セメント、モルタル、コンクリ−ト等の硬化体の収縮量は少なく、高い曲げひび割れ強度が得られ、セメント組成物のプレミックス化が可能であるというものであるが、このセメント組成物を補修用モルタルとして使用するものではなく、また、このセメント組成物に、フライアッシュやシリカフューム等の無機微粉末、ポリマーディスパージョンを併用することは示唆されているが、凝結促進剤を含有させることは示唆されていない。
上記のようにモルタルの塗り易さや付着性を考慮しフライアッシュやシリカフュームを配合した材料は、セメントに混和すると中性化抵抗性が悪くなるという課題があった。
また、ポリマーセメントモルタルを用いることでポリマーを含有しないモルタルよりは硬化収縮は大幅に低減できるが、十分ではなく数ヶ月でひび割れが発生する場合があり、さらなる硬化収縮低減が望まれていた。
さらに、低温環境下では、効果を発揮する量の硬化収縮低減剤を添加すると凝結が遅延され初期強度発現性が阻害されるといった課題があった。そのため、十分に効果を発揮できる量が使用できない場合があった。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、特許文献6に記載された膨張材及び乾燥収縮低減剤を特定の凝結促進剤と併用することにより、無機微粉末を使用しても中性化抵抗性に優れ、硬化収縮量を通常のポリマーセメントモルタルよりも小さくすることができ、さらに、低温環境下においても著しく凝結が遅延しない補修モルタルを完成するに至った。
本発明は、(1)セメント100質量部に対して、膨張材2〜10質量部、一般式がX[O(AO)nR]mで示され、Xは2〜8個の水酸基を有する化合物の残基、AOは炭素数2〜18のオキシアルキレン基、Rは水素原子、炭素数1〜18の炭化水素基、又は炭素数2〜18のアシル基、nは30〜1000、mは2〜8であり、オキシアルキレン基の60モル%以上はオキシエチレン基であるポリオキシアルキレン誘導体1〜10質量部、消石灰、無機微粉末、ポリマー、砂を含有することを特徴とする補修用モルタルである。
(2)セメント100質量部に対して、消石灰0.5〜10質量部を含有することを特徴とする前記(1)に記載の補修用モルタルである。
(3)セメント100質量部に対して、無機微粉末1〜30質量部を含有することを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の補修用モルタルである。
(4)セメント100質量部に対して、ポリマー2〜15質量部を含有することを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか一に記載の補修用モルタルである。
(5)繊維類を含有することを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか一に記載の補修用モルタルである。
(6)流動化剤を含有することを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか一に記載の補修用モルタルである。
(7)増粘剤を含有することを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれか一に記載の補修用モルタルである。
(8)カルシウムアルミネートとセッコウの混合物を含有することを特徴とする前記(1)〜(7)のいずれか一に記載の補修用モルタル。
(9)凝結調整剤を含有することを特徴とする前記(8)に記載の補修用モルタルである。
本発明の補修モルタルを用いることで、モルタルの塗り易さや付着性を考慮してフライアッシュやシリカフュームを配合しても中性化に対する抵抗性を保つことができ、ポリマーセメントモルタルを用いるよりも、硬化収縮は大幅に低減できるので、ひび割れの発生を低減できる。
また、低温環境下では、効果を発揮する量の硬化収縮低減剤を添加しても凝結が遅延せずに初期強度発現性が得られる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で使用するセメントとしては特に限定されるものではないが、JIS R 5210に規定されている各種ポルトランドセメント、JIS R 5211、JIS R 5212、およびJIS R 5213に規定された各種混合セメント、JISに規定された以上の混和材混入率で製造した高炉セメント、フライアッシュセメントおよびシリカセメント、石灰石粉末等を混合したフィラーセメント、アルミナセメントから選ばれる1種又は2種以上などが挙げられる。
本発明で使用する膨張材は、モルタルの乾燥ひび割れを低減するために使用されるもので特に限定されるものではないが、アウイン系、カルシウムアルミノフェライト系、石灰系等のものが挙げられる。
膨張材の使用量は、通常、セメント100質量部に対して、2〜10質量部が好ましく、4〜8質量部がより好ましい。2質量部未満ではモルタルのひび割れ防止が充分できない場合があり、10質量部を超えて配合してもその効果の向上が期待できない場合がある。
本発明で使用するポリオキシアルキレン誘導体は、一般式がX[O(AO)nR]mで示され、Xは2〜8個の水酸基を有する化合物の残基、AOは炭素数2〜18のオキシアルキレン基、Rは水素原子か炭素数1〜18の炭化水素基又は炭素数2〜18のアシル基、nは30〜1000、mは2〜8であり、オキシアルキレン基の60モル%以上はオキシエチレン基であるポリオキシアルキレン誘導体からなる。
nの値が30未満であると融点が低くなり粉体で使用することが難しくなり、nの値が1000を超えると粘度が高くなり製造が難しくなる。
オキシエチレン基が60モル%未満であると融点が低くなり粉体で使用することが難しくなり、セメント溶液中での溶解性が悪くなる。
一般式X[O(AO)nR]mにおいて、Xは2〜8個の水酸基を有する化合物の残基であるが、水酸基を2〜8個有する化合物としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、スチレングリコール、炭素数8〜18のアルキレングリコール、ネオペンチルグリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,3,5−ペンタントリオール、エリスリトール、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、ソルビトール、ソルビタン、ソルバイド、ソルビトールとグリセリンの縮合物、アドニトール、アラビトール、キシリトール、マンニトール、等の多価アルコール類、あるいはそれらの部分エーテル化物、又はエステル化物、キシロース、アラビノース、リボース、ラムノース、グリコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、ソルボース、セロビオース、マルトース、イソマルトース、トレハロース、シュークロース、ラフィノース、ゲンチアノース、メレジトース等の糖類、あるいはそれらの部分エーテル化物又はエステル化物等が挙げられる。
一般式X[O(AO)nR]mにおいて、AOで示される炭素数2〜18のオキシアルキレン基はエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロフラン、炭素数6〜18のα−オレフィンオキシド等に由来するもので、オキシエチレン基、オキシプロピレン基、オキシブチレン基、オキシテトラメチレン基、炭素数6〜18のオキシアルキレン基等があり、2種以上が付加しているときは、ブロック状付加でもランダム状付加でもよい。
上記一般式において、Rで示される炭素数1〜18の炭化水素基としては、メチル基、エチル基、アリル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、第三ブチル基、アミル基、イソアミル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、イソトリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、イソセチル基、オクタデシル基、イソステアリル基、オレイル基、ベンジル基、クレジル基、ブチルフェニル基、ジブチルフェニル基、オクチルフェニル基、ノニルフェニル基、ドデシルフェニル基、スチレン化フェニル基等が挙げられる。
また、同じくRで示される炭素数2〜18のアシル基としては、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、カプロン酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソパルミチン酸、マーガリン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、アクリル酸、メタクリル酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、安息香酸等に由来するアシル基が挙げられる。
ポリオキシアルキレン誘導体の使用量は、セメント100質量部に対して1〜10質量部が好ましく、4〜8質量部がより好ましい。1質量部未満では収縮低減効果が得られず、10質量部を超えると強度発現が阻害される場合がある。
本発明で使用する消石灰は、中性化抵抗性の向上と凝結促進効果を付与するものである。消石灰の種類としては、特に限定されるものではなく、一般に市販されているものが使用できる。
本発明の消石灰の使用量は、セメント100質量部に対して0.5〜10質量部が好ましく、2〜8質量部がより好ましい。0.5質量部未満では、中性化抵抗性の向上や凝結の促進効果が期待できないおそれがあり、10質量部を越えると長期強度発現性が阻害されるおそれがある。
本発明で使用する無機微粉末は、セメントに混合するとコテ塗り性や抗ダレ性を付与するものである。種類としては、シリカフューム、フライアッシュ、スラグ、炭酸カルシウム、ベントナイト、カオリン、ケイ藻土、セピオライトなど粘土鉱物等が挙げられる。
本発明の無機微粉末の使用量は、セメント100質量部に対して内割で1〜30質量部が好ましく、2〜20質量部がより好ましい。1質量部未満ではコテ塗り性や抗ダレ性の向上の効果が現われないおそれがあり、30質量部を超えると中性化を抑制できなくなるおそれがある。
本発明で使用するポリマーは、特に限定されるものではないが、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム等のゴムラテックスや、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリアクリル酸エステル、スチレン・アクリル酸エステル共重合体やアクリロニトリル・アクリル酸エステルに代表されるアクリル酸エステル系共重合体、酢酸ビニルビニルバーサテート系共重合体等の樹脂エマルジョン等が挙げられる。ポリマーの形態としては、再乳化型粉末タイプや液体タイプがあり、下地部分との付着性改善、更にモルタルの耐久性向上のために使用される。
ポリマーの使用量は、通常、セメント100質量部に対して、固形分量で2〜15質量部が好ましく、4〜10質量部がより好ましい。2質量部未満では、中性化抵抗性や付着強度の改善ができない場合があり、15質量部を超えて配合してもその効果の向上が期待できない場合がある。
ポリマーの混合方法は、特に限定されるものではないが、例えば、予めセメントや水に分散しておくことが好ましい。
本発明で使用する砂は、特に限定されるものではないが、川砂、海砂、砕砂、軽量砂が使用できる。これらの併用も可能である。
本発明の砂は予めセメントと混合しておいてもよく、現場で混合してもよい。予めセメントと混合しておく場合は、骨材を乾燥させた乾燥骨材を使用すればよい。
本発明の骨材の使用量は、セメント100質量部に対して、100〜250質量部が好ましい。100質量部未満では塗り付けたときにダレが発生する場合があり、250質量部を超えると表面の仕上がり状態が悪くなるおそれがある。
本発明で使用する繊維類は、ひび割れ抵抗性や曲げ耐力を向上させるものである。繊維の種類としては、ビニロン繊維やプロピレン繊維に代表される高分子繊維類、鋼繊維、ガラス繊維、及び炭素繊維に代表される無機繊維類が挙げられ、特に限定されるものではない。
繊維の使用量は、セメントモルタル全体に対して0.05〜0.7質量部が好ましく、0.08〜0.5質量部がより好ましい。0.05質量部未満では曲げ耐力を向上させる効果が発揮されない場合があり、0.7質量部を超えるとモルタルの流動性に悪影響を与える場合がある。繊維の長さはコテ仕上げ面の美観の点で15mm以下が好ましい。
本発明で使用する流動化剤は、特に限定されるものではないが、メラミン系、ナフタレン系、リグニン系、ポリカルボン酸系のものが挙げられ、モルタルの流動性の調整に使用される。流動化剤の使用量は、セメント100質量部に対して、0.01〜0.5質量部が好ましく、0.02〜0.3質量部がより好ましい。0.01質量部未満では、流動性を改善する効果が発揮されない場合があり、0.5質量部を越えると、流動性が良すぎて塗り付けたときにダレるおそれがある。
本発明の流動化剤の混合方法は特に限定されるものではないが、例えば、あらかじめセメントに、また、セメントや水に分散しておくことが好ましい。
本発明で使用する増粘剤は、モルタルの粘度を調整するものであり、特に限定されるものではないが、一般に水溶性高分子物質と呼ばれているもので、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、グアーガム、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸やそのナトリウム塩やカリウム塩、及びポリエチレンオキサイドなどが挙げられ、モルタルの粘性を調整するために使用される。
増粘剤の使用量は、通常、セメント100質量部に対して、0.01〜0.5質量部であり、0.05〜0.3質量部がより好ましい。0.01質量部未満では粘性を向上させる効果がなく、0.5質量部を超えると空気を巻き込み単位容積質量が小さくなりすぎる場合がある。
本発明で使用するカルシウムアルミネートとセッコウの混合物は、セメントモルタルに急硬性を付与するものであり、CaO原料やAl23原料を等を混合したものをキルンで焼成したり、電気炉等で溶融したり等の熱処理をして得られるものであり、CaOとして28〜55%、Al23として45〜72%の範囲内にあるカルシウムアルミネートである。例えば、カルシウムアルミネートの鉱物成分としては、CaOをC、Al23をAとすると、C3A、C12A7、CA、及びCA2等で示されるカルシウムアルミネート熱処理物を粉砕したもの等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を併用してもよい。さらに、その他の鉱物成分として、ナトリウム、カリウム、及びリチウム等のアルカリ金属塩が一部固溶したカルシウムアルミネート等が挙げられる。これらの中では、反応活性の点で非晶質のカルシウムアルミネートが好ましい。また、SiO2を含有するアルミノケイ酸カルシウム、C12A7の1つのCaOをCaF2等のハロゲン化物で置き換えたC11A7・CaX(Xはフッ素等のハロゲン)も使用できる。カルシウムアルミネートの粒度はブレーン値で3000cm2/g以上が好ましい。3000cm2/g未満だと急硬性が低下するおそれがある。
本発明で使用するセッコウは、強度発現性を向上させるものである。セッコウとしては、無水セッコウ、半水セッコウ、及びニ水セッコウなどが挙げられ、これらの1種又は2種以上を併用することができる。これらの中では、強度発現性の点で無水セッコウの使用が好ましい。
セッコウの使用量はカルシウムアルミネート100質量部に対して、20〜300質量部が好ましく50〜200質量部がより好ましい。20質量部未満だと強度発現性を改善できないおそれがあり、300質量部を超えると初期強度発現性が悪くなるおそれがある。
本発明のカルシウムアルミネートとセッコウの混合物の使用量は、セメント100質量部に対して、3〜30質量部が好ましく、5〜20質量部がより好ましい。3質量部未満では、急硬性を付与することが難しく、30質量部を超えると長期的に膨張破壊を起こす可能性がある。
本発明の凝結調整剤は、カルシウムアルミネートとセッコウの混合物を使用した場合の可使時間をコントロールする目的で使用する。凝結調整剤の種類としては、クエン酸、酒石酸、グルコン酸、リンゴ酸等のオキシカルボン酸類とこれらの金属塩類、トリポリリン酸塩、第一リン酸ナトリウム等のリン酸塩、蔗糖、果糖等の糖類、ホウ酸ナトリウム等のホウ酸塩、ケイフッ化マグネシウム等のケイフッ化物等が挙げられる。これらの1種又は2種以上の併用も可能である。
また、これらの凝結調整剤に炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩等を組み合わせたものを使用することも可能である。
本発明の凝結調整剤の使用量は、セメント100質量部に対して0.05〜2質量部が好ましく、0.1〜1質量部がより好ましい。0.05質量部未満では、凝結を遅延させることが難しく、2質量部を超えると強度発現性を阻害するおそれがある。
本発明では、必要に応じ、減水剤、AE減水剤、高性能AE減水剤、AE剤、消泡剤、防錆剤、撥水剤、抗菌剤等の各種セメント混和剤を併用することが可能である。
本発明の補修モルタルと混合する水量は、セメント100質量部に対して、30〜60質量部が好ましく、35〜50質量部がより好ましい。30質量部未満ではモルタルの流動性が低下する場合があり、60質量部を超えると強度発現性が低下する場合がある。
以下、実施例に基づき詳細に説明する。
セメント100質量部に対して、骨材200質量部、膨張材6質量部、消石灰2質量部、無機微粉末6質量部、ポリマー7質量部、及びポリオキシアルキレン誘導体を表に示すように加えた(質量部、以下同じ)ドライセメントモルタルを調整した。このドライセメントモルタルに水を42質量部加えモルタルミキサーで練り混ぜてセメントモルタルとし、所定材齢での長さ変化と圧縮強度を測定した。結果を表1に示す。
(使用材料)
セメント:普通ポルトランドセメント 市販品
骨材 :新潟県青海町産石灰砂乾燥品 最大粒径1.2mm
膨張材 :カルシウムサルホアルミネート系膨張材 市販品
ポリオキシアルキレン誘導体:HO−(CH2CH2O)189−H 市販品
消石灰 :市販品
無機微粉末:シリカフューム 市販品
ポリマー :アクリル−酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル系共重合体 市販品
(試験方法)
長さ変化率:JHS-416に準拠した。測定材齢は28日。
圧縮強度 :JIS R 5201に準拠した。測定材齢は28日。
表1によれば、ポリオキシアルキレン誘導体1〜10質量部を膨張材と併用することにより、長さ変化率が小さくなり、収縮低減効果を奏するのがわかる。特に、ポリオキシアルキレン誘導体を4〜8質量部にすると、長さ変化率が極めて小さくなると共に、高い圧縮強度が維持されるものである。
セメント100質量部に対して、骨材200質量部、ポリオキシアルキレン誘導体を4質量部、消石灰2質量部、無機微粉末6質量部、ポリマー7質量部、及び膨張材を表に示すように、加えたドライセメントモルタルを調整した。このドライセメントモルタルに水を42質量部加えモルタルミキサーで練り混ぜてセメントモルタルとし、所定材齢での長さ変化と圧縮強度を測定した。結果を表2に示す。
表2によれば、膨張材2〜10質量部をポリオキシアルキレン誘導体と併用することにより、長さ変化率が小さくなり、収縮低減効果を奏するのがわかる。特に、膨張材を4〜8質量部にすると、長さ変化率が極めて小さくなると共に、圧縮強度も高くなるものである。
セメント100質量部に対して、骨材200質量部、膨張材6質量部、ポリオキシアルキレン誘導体4質量部、無機微粉末6質量部、ポリマー7質量部、及び消石灰を表に示すように加えたドライセメントモルタルを調整した。このドライセメントモルタルに水を42質量部加えモルタルミキサーで練り混ぜてセメントモルタルとし、圧縮強度、凝結性状中性化深さを測定した。結果を表3に示す。
(試験方法)
凝結性状 :JSCE-D 102に準拠し始発時間を測定した。
中性化深さ:JIS A 1171に準拠した。
表3によれば、消石灰0.5〜10質量部を加えることにより、始発時間が短くなり、中性化深さも浅くなって、凝結促進効果が付与され、中性化抵抗性が向上しているのがわかる。特に、消石灰を2〜8質量部にすると、始発時間が短くなり、中性化深さも浅くなると共に高い圧縮強度が維持されるものである。
セメント100質量部に対して、骨材200質量部、膨張材6質量部、ポリオキシアルキレン誘導体4質量部、消石灰2質量部、ポリマー7質量部、及び無機微粉末を表に示すように加えたドライセメントモルタルを調整した。このドライセメントモルタルに水を42質量部加えモルタルミキサーで練り混ぜてセメントモルタルとし、抗ダレ性、中性化深さを測定した。結果を表4に示す。
(試験方法)
抗ダレ性:コンクリート板(横30cm×縦30cm×厚さ6cm)を垂直に立てかけ、
厚さ2cmとなるように木枠をコンクリート板に設ける。練り混ぜたモルタ
ルをその木枠内に塗り付けて表面のコテ仕上げを行い、直ちに木枠を取り外
したときの塗り付けたモルタルのダレやすさを観察した。木枠を取り外しモ
ルタルがダレてはらみが発生したり、剥がれ落ちたりしたら×、そうでなけ
れば○とした。
表4によれば、無機微粉末1〜30重量部を加えることにより、抗ダレ性が向上すると共に、中性化深さも浅いままに維持され、中性化が抑制されているのがわかる。
セメント100質量部に対して、骨材200質量部、膨張材6質量部、ポリオキシアルキレン誘導体4質量部、消石灰2質量部、無機微粉末6質量部、及びポリマーを表に示すように加えたドライセメントモルタルを調整した。このドライセメントモルタルに水を42質量部加えモルタルミキサーで練り混ぜてセメントモルタルとし、中性化深さと付着強度を測定した。結果を表5に示す。
(試験方法)
付着強度:横30×縦30×厚さ6cmのサンドブラストしたコンクリート板にプライ
マー(エチレン−酢酸ビニル系エマルジョン)を150g/m2となるよう
に刷毛で塗り、補修モルタルを2cm厚みとなるように塗り付け、表面のコ テ仕上げを行い試験体とした。
材齢28日後にコアリングにより下地コンクリート部まで削孔し、専用の引
抜き治具を取り付け建研式付着力試験機で測定した。試験体の養生は温度2
0℃、湿度60%、削孔径は55mmとした。
表5によれば、ポリマー2〜15質量部を加えることにより、付着強度が向上し、中性化深さも浅くなり、中性化抵抗性が向上しているのがわかる。特に、ポリマーを4〜10質量部にすると、付着強度、中性化抵抗性の向上が顕著になるものである。
セメント100質量部に対して、骨材200質量部、膨張材6質量部、ポリオキシアルキレン誘導体4質量部、消石灰2質量部、無機微粉末6質量部、ポリマー7質量部、及び繊維を表に示すように加えたドライセメントモルタルを調整した。このドライセメントモルタルに水を42質量部加えモルタルミキサーで練り混ぜてセメントモルタルとし、フローと曲げタフネスを測定した。結果を表6に示す。
(使用材料)
繊維:ビニロン繊維 繊維長さ6mm 繊維径0.026mm 収束タイプ 市販品
(試験方法)
フロー:JIS R 5201
曲げタフネス:JSCE G 552に準拠した。養生方法は温度20℃、湿度60%
の部屋で気中養生した。測定材齢は28日とした。
表6によれば、繊維類0.05〜0.7質量部を加えることにより、曲げタフネスが向上しているのがわかる。
セメント100質量部に対して、骨材200質量部、膨張材6質量部、ポリオキシアルキレン誘導体4質量部、消石灰2質量部、無機微粉末6質量部、ポリマー7質量部、及び流動化剤を表に示すように加えたドライセメントモルタルを調整した。このドライセメントモルタルに水を42質量部加えモルタルミキサーで練り混ぜてセメントモルタルとし、フローを測定した。結果を表7に示す。
(使用材料)
流動化剤:ナフタレンスルホン酸塩系流動化剤
表7によれば、流動化剤0.01〜0.5質量部を加えることにより、フロー値が大きくなり、流動性が改善されているのがわかる。
セメント100質量部に対して、骨材200質量部、膨張材6質量部、ポリオキシアルキレン誘導体4質量部、消石灰2質量部、無機微粉末6質量部、ポリマー7質量部、及び増粘剤を表に示すように加えたドライセメントモルタルを調整した。このドライセメントモルタルに水を42質量部加えモルタルミキサーで練り混ぜてセメントモルタルとし、単位容積質量と圧縮強度を測定した。結果を表8に示す。
(使用材料)
増粘剤:メチルセルロース 市販品
(試験方法)
単位容積質量:JIS A 1171に準拠した。
表8によれば、増粘剤0.01〜0.5質量部を加えることにより、フロー、単位容積質量が小さくなり、粘性が向上し、適度なコテ仕上げ性となるのがわかる。
セメント100質量部に対して、骨材200質量部、膨張材6質量部、ポリオキシアルキレン誘導体4質量部、消石灰2質量部、無機微粉末6質量部、ポリマー7質量部、及びカルシウムアルミネート100質量部に対してセッコウを表に示すように配合した混合物を15質量部加え、ドライセメントモルタルを調整した。このドライセメントモルタルに水を42質量部加えモルタルミキサーで練り混ぜてセメントモルタルとし、材齢1日及び28日の圧縮強度を測定した。結果を表9に示す。
(使用材料)
カルシウムアルミネート:C12A7の鉱物組成に相当する粉砕品、ブレーン値550
0cm2/g、非晶質
セッコウ:無水セッコウ 市販品
表9によれば、カルシウムアルミネート100質量部に対してセッコウを20〜300質量部加えることにより、1日目、28日目の圧縮強度が向上しており、強度発現性が改善されているのがわかる。
セメント100質量部に対して、骨材200質量部、膨張材6質量部、ポリオキシアルキレン誘導体4質量部、消石灰2質量部、無機微粉末6質量部、ポリマー7質量部、及びカルシウムアルミネート100質量部に対してセッコウ150質量部配合した混合物を表に示すように加え、ドライセメントモルタルを調整した。このドライセメントモルタルに水を42質量部加えモルタルミキサーで練り混ぜてセメントモルタルとし、材齢1日及び28日の圧縮強度を測定した。結果を表10に示す。
表10によれば、カルシウムアルミネートとセッコウの混合物3〜30質量部を加えることにより、1日目、28日目の圧縮強度が向上しており、急硬性が付与されているのがわかる。
セメント100質量部に対して、骨材200質量部、膨張材6質量部、ポリオキシアルキレン誘導体4質量部、消石灰2質量部、無機微粉末6質量部、ポリマー7質量部、カルシウムアルミネート100質量部に対してセッコウ150質量部配合した混合物を15質量部、及び凝結調整剤を表に示すように加え、ドライセメントモルタルを調整した。このドライセメントモルタルに水を42質量部加えモルタルミキサーで練り混ぜてセメントモルタルとし、可使時間と材齢1日圧縮強度を測定した。結果を表11に示す。
(使用材料)
凝結調整剤:クエン酸 市販品
(試験方法)
可使時間:練り混ぜてから硬化するまでの時間。
表11によれば、凝結調整剤0.05〜2質量部を加えることにより、可使時間が長くなり、凝結が調整(遅延)されているのがわかる。
セメント100質量部に対して、骨材200質量部、膨張材6質量部、ポリオキシアルキレン誘導体4質量部、消石灰2質量部、無機微粉末6質量部、ポリマー7質量部、さらに、繊維類、流動化剤、増粘剤を表に示すように加え、ドライセメントモルタルを調整した。このドライセメントモルタルに水を42質量部加えモルタルミキサーで練り混ぜてセメントモルタルとし、フロー、長さ変化、中性化深さ、材齢28日の圧縮強度を測定した。結果を表12に示す。
表12によれば、繊維類、流動化剤、増粘剤を適宜組み合わせて加えることにより、流動性がよく、硬化収縮が少なく、中性化抵抗性が向上し、圧縮強度の高い製品が得られることがわかる。
セメント100質量部に対して、骨材200質量部、膨張材6質量部、ポリオキシアルキレン誘導体4質量部、消石灰2質量部、無機微粉末6質量部、ポリマー7質量部、及び繊維類0.08質量部、流動化剤0.05質量部、さらに、増粘剤、カルシウムアルミネート100質量部に対してセッコウ150質量部配合した混合物、凝結調整剤を表に示すように加え、ドライセメントモルタルを調整した。このドライセメントモルタルに水を42質量部加えモルタルミキサーで練り混ぜてセメントモルタルとし、フロー、長さ変化、中性化深さ、材齢28日の圧縮強度を測定した。結果を表12に示す。
表13によれば、カルシウムアルミネートとセッコウの混合物、凝結調整剤を適宜の割合で加え、さらに、増粘剤を適宜加えることにより、流動性がよく、硬化時間が調整され、硬化収縮が少なく、中性化抵抗性が向上し、圧縮強度の高い製品が得られることがわかる。

Claims (9)

  1. セメント100質量部に対して、膨張材2〜10質量部、一般式がX[O(AO)nR]mで示され、Xは2〜8個の水酸基を有する化合物の残基、AOは炭素数2〜18のオキシアルキレン基、Rは水素原子、炭素数1〜18の炭化水素基、又は炭素数2〜18のアシル基、nは30〜1000、mは2〜8であり、オキシアルキレン基の60モル%以上はオキシエチレン基であるポリオキシアルキレン誘導体1〜10質量部、消石灰、無機微粉末、ポリマー、砂を含有することを特徴とする補修用モルタル。
  2. セメント100質量部に対して、消石灰0.5〜10質量部を含有することを特徴とする請求項1に記載の補修用モルタル。
  3. セメント100質量部に対して、無機微粉末1〜30質量部を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の補修用モルタル。
  4. セメント100質量部に対して、ポリマー2〜15質量部を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の補修用モルタル。
  5. 繊維類を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の補修用モルタル。
  6. 流動化剤を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の補修用モルタル。
  7. 増粘剤を含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の補修用モルタル。
  8. カルシウムアルミネートとセッコウの混合物を含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の補修用モルタル。
  9. 凝結調整剤を含有することを特徴とする請求項8に記載の補修用モルタル。
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