JP2008201643A - 急硬補修モルタル及びそれを用いた補修方法 - Google Patents

急硬補修モルタル及びそれを用いた補修方法 Download PDF

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Abstract

【課題】特定のセルロースエーテルを使用することで、仕上がり性及び保水性が良好で短時間に施工可能な急硬補修モルタルを提供する。
【解決手段】セメント、カルシウムアルミネート、セッコウ、ポリマーエマルジョン、凝結遅延剤、2質量%水溶液における20℃の粘度が100〜500mPa・sで保水率が80%以上を示すセルロースエーテルをセメント100質量部に対して0.01〜3質量部、及び骨材を含有する急硬補修モルタルである。カルシウムアルミネート100質量部に対して、セッコウを100〜250質量部となる比率で配合することが好ましく、密度2.4〜2.8g/cmの骨材100質量部に対して、かさ密度0.1〜1.0g/cmの軽量骨材が3〜200質量部となる比率で配合することが好ましい。さらに、無機微粉末、流動化剤、消泡剤、繊維を含有する。また、前記急硬補修モルタルを用いた補修方法である。
【選択図】なし

Description

本発明は、土木及び建築分野におけるコンクリート構造物の補修・補強工事で使用する急硬補修モルタルに関する。
コンクリート構造物は、塩害、中性化、凍結融解、及び化学的腐食等の作用により劣化が進行し、表面にひび割れや浮き等が発生する恐れがある。その対策として、劣化した部分を打音検査等で確認し、電動ピック、エアピック、ウォータージェット等により取り除き、新たに補修部材で充填し補修する工事が行われている。
修復断面が小さい小規模な補修工事では、ポリマーセメントモルタルを練り混ぜてコテ塗りで断面修復を行う場合が多い(特許文献1、2参照)。
特開2001−322858号公報 特開2003−89565号公報
コテ塗り等で補修する場合には、使用するモルタルの塗り易さ、保水性、及び付着性といった特性に優れた材料が好まれる。そのため、モルタルに適度な粘りや抗ダレ性を付与することを目的に特許文献1、2に記載されているようにフライアッシュ、シリカフューム等の無機微粉末を配合した材料や、非特許文献1、特許文献3〜6のようにセルロースエーテル類を配合した材料が使用されている。セルロースエーテル類は、通常、分子量が増加すると粘性が大きくなり保水性も良好になるが、左官仕上げを行ったときにコテに付着し、平滑に仕上げにくいという課題がある。分子量が小さいと粘性が小さくなりコテに付着しにくくなるので仕上げ性は良好となるが、下地との付着性の低下や保水性の低下による初期クラックの発生が起き易いといった課題もある。特許文献3〜5は、1%水溶液での粘度を規定したセルロースエーテルを含むセメントモルタル混和剤や、それらを配合したセメントモルタルに関する発明であり、2%水溶液とした場合は、詳細な説明の内容から500mPa・sを超える粘度を示すセルロースエーテルを使用している。特許文献6は、2%水溶液の20℃における粘度が100〜100000cPであるセルロースエーテルを配合したセメントモルタルに関する発明であるが、保水性はサッカロース及び/又はデキストリンを併用することで向上させている。
長友新治編集:新・水溶性ポリマーの応用と市場、株式会社シーエムシー発行、pp.173−192、1988 特開平11−349364号公報 特開2000−103662号公報 特開2000−128617号公報 特開平06−219807号公報
また、ポリマーセメントモルタルは、ポリマーエマルジョンの混和により硬化組織が密実化することで炭酸ガス、塩化物イオン、水の透過性を抑制して耐久性を付与するものであるが、完全な遮断はできない。特に、硬化しない段階から水分の逸散によって収縮し、初期及び数ヶ月後にひび割れが発生する場合がある。これを解決するために、乾燥収縮低減剤を配合することも行われている(特許文献7、8参照)。
しかしながら、乾燥収縮低減剤は、凝結が遅れるため硬化しない段階での水分逸散によって初期クラックが入る場合がある。凝結が遅れるのは一般的にセルロースエーテル類も同様である。
特開2003−55018号公報 特開平10−324555号公報
さらに、セメント水和物に起因する乾燥収縮性と初期強度向上を目的とした急硬性ポリマーセメント組成物も知られている。(特許文献9、10参照)しかしながら、これら特許文献には仕上がり性が良く保水性も良好な特定したセルロースエーテルの記載がない。
特開平3−177346号公報 特開平4−321540号公報
上記のようにモルタルの塗り易さや付着性を考慮しフライアッシュやシリカフュームを配合した材料は、セメントに混和すると中性化抵抗性が悪くなるという課題があった。
また、ポリマーセメントモルタルを用いることでポリマーを含有しないモルタルよりも耐久性や硬化収縮は大幅に改善できるが、硬化しない段階の保水性は改善できないため初期にクラックが入る場合があった。さらに、通常のセルロースエーテルは凝結も遅れるといった課題があった。さらに、通常の急硬性の無いポリマーセメントモルタルは、1回の塗り付け厚みは50mm以下がほとんどであり、塗り付け厚みがそれ以上に大きい場合は1層目モルタルの凝結がある程度進行してから塗り付ける必要があり、通常は1時間〜2時間、冬場であると4〜5時間後に実施する必要があり、最終的に仕上がるまでに長時間を要するといった課題があった。
本発明は、特定のセルロースエーテルを使用することで、仕上がり性及び保水性が良好で短時間に施工可能な急硬補修モルタルを提供するものである。
すなわち、本発明は、(1)セメント、カルシウムアルミネート、セッコウ、ポリマーエマルジョン、凝結遅延剤、2質量%水溶液における20℃の粘度が100〜500mPa・sで保水率が80%以上を示すセルロースエーテルをセメント100質量部に対して、0.01〜3質量部、及び骨材を含有する急硬補修モルタル、(2)カルシウムアルミネート100質量部に対して、セッコウを100〜250質量部となる比率で配合する(1)の急硬補修モルタル、(3)密度2.4〜2.8g/cmの骨材100質量部に対して、かさ密度0.1〜1.0g/cmの軽量骨材が3〜200質量部となる比率で配合する(1)又は(2)の急硬補修モルタル、(4)無機微粉末を含有する(1)〜(3)のいずれかの急硬補修モルタル、(5)流動化剤を含有する(1)〜(4)のいずれかの急硬補修モルタル、(6)消泡剤を含有する(1)〜(5)のいずれかの急硬補修モルタル、(7)繊維を含有する(1)〜(6)のいずれかの急硬補修モルタル、(8)(1)〜(7)のいずれかの急硬補修モルタルを用いた補修方法、である。
本発明の急硬補修モルタル及びそれを用いた補修方法によれば、モルタルの仕上がり性が向上し、付着性の改善が可能となり、保水性が向上するので、硬化しない段階での初期クラックの発生を抑制できる。また、急硬性を付与したポリマーセメントモルタルであるので、耐久性が良好であるのに加え、初期強度発現に優れるため施工期間の短縮化を図ることが可能である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で使用するセメントは、特に限定されるものではないが、JIS R 5210に規定されている各種ポルトランドセメント、JIS R 5211、 JIS R 5212、及びJIS R 5213に規定された各種混合セメント、JISに規定された以上の混和材混入率で製造した高炉セメント、フライアッシュセメント、及びシリカセメント、石灰石粉末等を混合したフィラーセメント、アルミナセメントから選ばれる1種又は2種以上等が挙げられる。
本発明で使用するカルシウムアルミネートは、セメントモルタルに急硬性を付与するものであり、CaO原料やAl原料等を混合したものをキルンで焼成したり、電気炉等で溶融したり等の熱処理をして得られるものであり、CaOとして28〜55質量%、Alとして45〜72質量%の範囲内にあるカルシウムアルミネートである。例えば、カルシウムアルミネートの鉱物成分としては、CaOをC、AlをAとすると、CA、C12、CA、及びCA等で示されるカルシウムアルミネート熱処理物を粉砕したもの等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を併用してもよい。
さらに、その他の鉱物成分として、ナトリウム、カリウム、及びリチウム等のアルカリ金属塩が一部固溶したカルシウムアルミネート等が挙げられる。これらの中では、反応活性の点で非晶質のカルシウムアルミネートが好ましい。また、SiOを含有するアルミノケイ酸カルシウム、C12の1つのCaOをCaF等のハロゲン化物で置き換えたC11・CaX(Xはフッ素等のハロゲン)も使用できる。
カルシウムアルミネートの粒度は、ブレーン値で3000cm/g以上が好ましい。3000cm/g未満だと急硬性が低下する場合がある。
カルシウムアルミネートの使用量は、セメント100質量部に対して、1〜20質量部が好ましく、2〜15質量部がより好ましい。1質量部未満では、急硬性を付与することが難しく、15質量部を超えるとハンドリング(可使時間)を調整することが難しくなる場合がある。
本発明で使用するセッコウは、強度発現性を向上させるものである。セッコウとしては、無水セッコウ、半水セッコウ、及びニ水セッコウ等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を併用することができる。これらの中では、強度発現性の点で無水セッコウの使用が好ましい。
セッコウの使用量は、カルシウムアルミネート100質量部に対して、100〜250質量部が好ましく、100〜180質量部がより好ましい。100質量部未満だと強度発現性を改善できない場合があり、250質量部を超えると初期強度発現性が悪くなる場合がある。
カルシウムアルミネートとセッコウの混合物の使用量は、セメント100質量部に対して、5〜30質量部が好ましい。
本発明で使用するポリマーエマルジョンは、特に限定されるものではないが、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム等のゴムラテックスや、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリアクリル酸エステル、スチレン・アクリル酸エステル共重合体やアクリロニトリル・アクリル酸エステルに代表されるアクリル酸エステル系共重合体、酢酸ビニルビニルバーサテート系共重合体等の樹脂エマルジョン等が挙げられる。
ポリマーの形態としては、再乳化型粉末タイプや液体タイプがあり、下地部分との付着性改善、さらに、モルタルの耐久性向上のために使用される。
ポリマーエマルジョンの使用量は、通常、セメント100質量部に対して、固形分量で2〜15質量部が好ましく、4〜10質量部がより好ましい。2質量部未満では、中性化抵抗性や付着強度の改善ができない場合があり、15質量部を超えて配合してもその効果の向上が期待できない場合がある。
本発明で使用するセルロースエーテルは、2質量%水溶液における20℃の粘度が100〜500mPa・sであり、保水率が80%以上を示すセルロースエーテルである。
セルロースエーテルは、一般に、天然に存在するセルロースを原料に、アルカリ処理して各種エーテル化剤と反応させて得られる水溶性の高分子化合物である。種類としては、水酸基の水素原子の一部をメチル基、ヒドロキシプロピル基、ヒドロキシエチル基、カルボキシメチル基で置換したものが挙げられる。これら置換基が混在したものも使用できる。エーテル化された置換基の割合は2〜40%であるものが水溶性の点で好ましい。なかでも、ヒドロキシプロピル基やヒドロキシエチル基を持つセルロースエーテルが好ましい。
セルロースエーテルの粘度は、20℃において2質量%水溶液とした場合100〜500mPa・sであるものを使用する。100mPa・s未満では、充分な粘度が得られずモルタルに混和した場合のダレ性や付着性を改善できない場合があり、500mPa・sを超えるとモルタルに混和した場合に粘性が大きくなり仕上がり性が悪くなる場合がある。
セルロースエーテルの保水率とは、所定のモルタル配合とした場合のモルタル中の水分の保持率であり80%以上保持する性能を示すものである。80%未満であるとモルタルの硬化前の段階や硬化後において水分の逸散速度が大きいので初期クラックの発生や硬化収縮が大きくなる場合がある。また、特に下地コンクリートに5mm程度に薄く塗り付けた場合は、下地への水分吸収と気中への水分逸散の影響を大きく受け、付着強度にも大きく悪影響を及ぼす場合がある。
本発明での保水率の試験方法は、住宅都市整備公団で定められているタイルモルタル試験法(化学濾紙法)に準拠し求めたもので、試験で用いたモルタルは、普通ポルトランドセメント100質量部に対して、5号珪砂と6号珪砂を同量混合した混合珪砂100質量部、セルロースエーテル0.2質量部、JIS R 5201に規定されているフロー値が170±5mmとなる水を加え練り混ぜて調製した。
セルロースエーテルの使用量は、セメント100質量部に対して、0.01〜3質量部が好ましく,0.05〜1質量部がより好ましい。0.01質量部未満では保水性を向上させる効果が小さく、3質量部を超えるとモルタルの粘性が強すぎ仕上げ性が悪くなる場合がある。
本発明で使用する凝結遅延剤は、可使時間をコントロールする目的で使用する。凝結遅延剤の種類としては、クエン酸、酒石酸、グルコン酸、リンゴ酸等のオキシカルボン酸類とこれらの金属塩類、トリポリリン酸塩、第一リン酸ナトリウム等のリン酸塩、蔗糖、果糖等の糖類、ホウ酸ナトリウム等のホウ酸塩、ケイフッ化マグネシウム等のケイフッ化物等が挙げられる。これらの1種又は2種以上の併用も可能である。
また、これらの凝結遅延剤に炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩等を組み合わせたものを使用することも可能である。
凝結遅延剤の使用量は、セメント100質量部に対して、0.05〜2質量部が好ましく、0.1〜1質量部がより好ましい。0.05質量部未満では、凝結を遅延させることが難しく、2質量部を超えると強度発現性を阻害する場合がある。
本発明で使用する骨材は、特に限定されるものではないが、川砂、海砂、山砂、軽量砂、重量細骨材が使用できる。これらの併用も可能である。川砂、海砂、山砂、軽量砂は、あらかじめ粒度調整されたものを適量混合して使用することが好ましい。
骨材は、川砂、海砂、山砂は、密度2.4〜2.8g/cmのものが好ましく、軽量骨材は、かさ密度0.1〜1.0g/cmのものが好ましい。密度2.4〜2.8g/cmの砂100質量部に軽量砂を混合して使用する場合の比率は、3〜200質量部となるようにすることが強度発現性の点で好ましい。
本発明の骨材は予めセメントと混合しておいてもよく、現場で混合してもよい。予めセメントと混合しておく場合は、骨材を乾燥させた乾燥骨材を使用すればよい。
骨材の使用量は、セメント、カルシウムアルミネート、セッコウの合計100質量部に対して、100〜300質量部が好ましい。100質量部未満では塗り付けたときにダレが発生する場合があり、300質量部を超えると表面の仕上がり状態が悪くなる場合がある。
本発明で使用する無機微粉末は、塗り性の改善や抗ダレ性を付与するものである。種類としては、シリカフューム、フライアッシュ、スラグ、炭酸カルシウムや、ベントナイト、ヘクトライト、カオリン、ケイ藻土、セピオライト、アタパルジャイト等の粘土鉱物等が挙げられる。
無機微粉末の使用量は、セメント100質量部に対して、0.5〜30質量部が好ましく、1〜20質量部がより好ましい。0.5質量部未満ではコテ塗り性や抗ダレ性の向上の効果が現われない場合があり、30質量部を超えると耐久性に悪影響を与える場合がある。
無機微粉末の中で、シリカフュームや各種粘度鉱物については、0.5〜10質量部が流動性に悪影響を与えない点で好ましい。
本発明で使用する流動化剤は、特に限定されるものではないが、メラミン系、ナフタレン系、リグニン系、ポリカルボン酸系のものが挙げられ、モルタルの流動性の調整に使用される。
流動化剤の使用量は、セメント100質量部に対して、0.01〜1.0質量部が好ましく、0.03〜0.5質量部がより好ましい。0.01質量部未満では、流動性を改善する効果が発揮されない場合があり、1.0質量部を超えると、流動性が良すぎて塗り付けたときにダレる場合がある。
本発明の流動化剤の混合方法は、特に限定されるものではないが、例えば、あらかじめセメントに、あるいは練り混ぜ水に分散しておくことが好ましい。
本発明で使用する消泡剤は、練り混ぜで巻き込む空気量を抑制する目的で使用するものである。
消泡剤の種類としては、硬化モルタルの強度特性に著しく悪影響を与えるものでない限り特に限定されるものではなく、液体状及び粉末状いずれも使用できる。例えば、ポリエーテル系消泡剤、多価アルコールのエステル化物やアルキルエーテル等の多価アルコール系消泡剤、アルキルホスフェート系消泡剤、シリコーン系消泡剤等が挙げられる。
消泡剤の使用量は、セメント100質量部に対して、0.002〜0.5質量部が好ましい。0.002部未満では消泡効果が不充分な場合があり、0.5質量部を超えても効果はなく強度が低下する場合がある。
本発明で使用する繊維は、ダレ性を改善するものである。
繊維の種類としては、ビニロン繊維、プロピレン繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維,アラミド繊維等の高分子繊維類や、鋼繊維、ガラス繊維、炭素繊維、及び玄武岩等の岩石を溶融紡糸した繊維等の無機繊維類が挙げられ、特に限定されるものではない。
繊維の使用量は、セメントモルタル100質量部に対して、0.02〜1.0質量部が好ましく、0.05〜0.5質量部がより好ましい。0.05質量部未満ではダレ性を改善する効果が発揮されない場合があり、1.0質量部を超えるとモルタルの流動性に悪影響を与える場合がある。繊維の長さはコテ仕上げ面の美観の点で15mm以下が好ましい。
本発明では、性能に悪影響を与えない範囲で、AE剤、防錆剤、撥水剤、抗菌剤、着色剤、防凍剤等の各種セメント混和剤を併用することが可能である。
本発明の急硬補修モルタルと混合する水量は、急硬補修モルタル100質量部に対して、10〜20質量部が好ましい。10質量部未満ではモルタルの流動性が低下する場合があり、20質量部を超えると強度発現性が低下する場合がある。
本発明の急硬性モルタルを用いた補修方法は、所定の水を加え練り混ぜてコテを用いて補修箇所に塗り付ける方法や、場合によっては、施工に支障のない程度にポンプを用いて練り混ぜたモルタルを圧送し、補修箇所に圧縮空気を用いて吹き飛ばしコテで仕上げる方法が挙げられる。練混ぜ方法は、ペール缶等の容器に材料を投入しハンドミキサーで練り混ぜる方法や、パン型ミキサー等を用いて練り混ぜる方法であればよい。
具体的な補修方法を例に挙げると、劣化したコンクリート部分をウォータージェットで除去後、プライマーを塗布する。次に、練り混ぜたモルタルをコテで塗り付けるか、吹付けによって塗り付ける。壁面や天井面の場合は、30mm程度の修復厚みであれば、1回で塗り付けられるので表面をコテによって仕上げればよい。30mmを超える修復厚みの場合は、複数層に分割して修復を行う。その際、打ち継ぎ面は平滑にコテ仕上げを行うのではなく、粗い仕上げ状態とし付着力を確保できるようにする。また、打ち継ぐときのタイミングは外気温等で変化するが、先に塗り付けたモルタルを指で触って、へこまない程度に硬化が進んだ段階で行えばよい。最後に、表面が平滑となるようにコテ仕上げを行う。より念入りな施工を行うには、養生シートや養生剤等を用いて乾燥防止対策を実施することが好ましい。
以下、実施例に基づき詳細に説明する。
「実験例1」
セメント100質量部に対して、カルシウムアルミネート6質量部、凝結遅延剤0.5質量部、ポリマーエマルジョン7質量部、表1、2に示す種類と量のセルロースエーテル、さらに、カルシウムアルミネート100質量部に対して、セッコウを150質量部添加し、セメント、カルシウムアルミネート、セッコウの合計100質量部に対して、骨材A200質量部を添加して急硬補修モルタルとした。その急硬補修モルタル100質量部に対して、水を15質量部加え、ミキサーで練り混ぜて急硬補修モルタルを調製した。得られた急硬補修モルタルのダレ性、コテ仕上げ性、圧縮強度、付着強度を測定した。結果を表1、2に示す。
(使用材料)
セメント:普通ポルトランドセメント、市販品
カルシウムアルミネート:CaO:Al=40質量部:60質量部、非晶質、
ブレーン比表面積6200cm/g
凝結遅延剤A:クエン酸、市販品
ポリマーエマルジョン:アクリル−酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル系再乳化型粉末樹脂、市販品
セッコウ:天然セッコウ粉砕品、ブレーン比表面積5200cm/g
骨材A:新潟県糸魚川市産石灰砂乾燥品、最大粒径1.2mm、密度2.66g/cm
セルロースエーテルA:主成分ヒドロキシプロピルメチルセルロース、2質量%水溶液における20℃の粘度320mPa・s、保水率86%、市販品
セルロースエーテルB:主成分ヒドロキシプロピルメチルセルロース、2質量%水溶液における20℃の粘度110mPa・s、保水率82%、市販品
セルロースエーテルC:主成分ヒドロキシプロピルメチルセルロース、2質量%水溶液における20℃の粘度460mPa・s、保水率93%、市販品
セルロースエーテルD:主成分ヒドロキシプロピルメチルセルロース、2質量%水溶液における20℃の粘度4000mPa・s、保水率69%、市販品
セルロースエーテルE:主成分ヒドロキシプロピルメチルセルロース、2質量%水溶液における20℃の粘度15000mPa・s、保水率75%、市販品
セルロースエーテルF:主成分ヒドロキシプロピルメチルセルロース、2質量%水溶液における20℃の粘度55mPa・s、保水率59%、市販品
セルロースエーテルG:主成分メチルセルロース、2質量%水溶液における20℃の粘度110mPa・s、保水率71%、市販品
(試験方法)
ダレ性:コンクリート壁面で,水を加えて練り混ぜた急硬補修モルタルを厚み5cm
で縦25cm×横15cmの枠内に塗り付け後、枠を外し、30分後に塗り付けたモ
ルタルのダレの有無を確認した。
コテ仕上げ性:水を加えて練り混ぜた急硬補修モルタルを壁面にコテを用いて塗り付
けたときコテに付着する量が多くきれいになかなか仕上がらない場合は×、付着する
量が少ない場合は△、ほとんど付着せずきれいに仕上がる場合は○とした。
圧縮強度:JIS R 5201に準拠した。養生は温度20℃、湿度40%、圧縮強度の測定材齢は5時間と28日。
付着強度:JIS A 1171に準拠した。塗り厚さは10mm、養生は温度20℃、湿度40%、付着強度の測定材齢は28日。
表1、2から、本発明の急硬補修モルタルは、モルタルの仕上がり性(ダレ性、コテ仕上げ性)、付着性が向上し、初期強度発現に優れることが分かる。
「実験例2」
セメント100質量部に対して、カルシウムアルミネート6質量部添加し、そのカルシウムアルミネート100質量部に対して、セッコウを表3に示す量を添加したこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表3に示す.
表3から、本発明の急硬補修モルタルは、モルタルの仕上がり性(ダレ性、コテ仕上げ性)、付着性が向上し、初期強度発現に優れることが分かる。
「実験例3」
セメント100質量部に対して、ポリマーエマルジョンの添加量を変えた混合物を表4に示すように添加したこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表3に示す。
表4から、本発明の急硬補修モルタルは、モルタルの仕上がり性(ダレ性、コテ仕上げ性)、付着性が向上し、初期強度発現に優れることが分かる。
「実験例4」
セメント100質量部に対して、表5に示すように凝結遅延剤の種類と量を添加し可使時間を測定したこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表5に示す。
(使用材料)
凝結遅延剤B:クエン酸:炭酸カリウム=50質量部:50質量部の混合物
(測定方法)
可使時間:練り混ぜてからコテによる塗付けが可能な時間を触指で判断した。
表5から、本発明の急硬補修モルタルは、モルタルの仕上がり性(ダレ性、コテ仕上げ性)、付着性が向上し、初期強度発現に優れ、さらに、ハンドリング(可使時間)が取れることが分かる。
「実験例5」
セメント、カルシウムアルミネート、セッコウの合計100質量部に対して、骨材A100質量部に骨材B、Cを表6に示すように配合した混合骨材200質量部を添加したこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表6に示す。
(使用材料)
骨材B:黒曜石を焼成発泡させた骨材、かさ密度0.62g/cm、市販品
骨材C:火力発電所で発生するフライアッシュバルーン、かさ密度0.29g/cm、市販品
表6から、本発明の急硬補修モルタルは、モルタルの仕上がり性(ダレ性、コテ仕上げ性)、付着性が向上し、初期強度発現に優れることが分かる。
「実験例6」
セメント、カルシウムアルミネート、セッコウの合計100質量部に対して、骨材Aと実験No.5-5の骨材を表7に示すように添加し平滑性を測定したこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表7に示す。
(測定方法)
平滑性:コテ仕上げを行って表面が平滑に仕上がる場合を○、表面がザラツキ、平滑に仕上がらない場合を×とした。
表7から、本発明の急硬補修モルタルは、モルタルの仕上がり性(ダレ性、コテ仕上げ性)、付着性が向上し、初期強度発現に優れ、さらに、平滑性が良いことが分かる。
「実験例7」
セメント100質量部に対して、表8に示す種類と量の無機微粉末を添加し、実験例6と同様に平滑性を測定したこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表8に示す。
(使用材料)
無機微粉末A:シリカフューム、BET比表面積10.7m/g、市販品
無機微粉末B:ヘクトライト、ブレーン比表面積4500cm/g、市販品
無機微粉末C:炭酸カルシウム、ブレーン比表面積5200cm/g、市販品
表8から、本発明の急硬補修モルタルは、モルタルの仕上がり性(ダレ性、コテ仕上げ性)、付着性が向上し、初期強度発現に優れ、さらに、平滑性が良いことが分かる。
「実験例8」
セメント100質量部に対して、表9に示す量の流動化剤を添加しフローを測定したこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表9に示す。
(使用材料)
流動化剤:リグニンスルホン酸塩系流動化剤、市販品
(測定方法)
フロー:JIS R 5201に準じて測定した。
表9から、本発明の急硬補修モルタルは、モルタルの仕上がり性(ダレ性、コテ仕上げ性)、付着性が向上し、初期強度発現に優れることが分かる。
「実験例9」
セメント100質量部に対して表10に示す量の消泡剤を添加し単位容積質量を測定したこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表10に示す。
(使用材料)
消泡剤:シリコーン系消泡剤、市販品
(測定方法)
単位容積質量:JIS A 1171に準じて測定した。
表10から、本発明の急硬補修モルタルは、モルタルの仕上がり性(ダレ性、コテ仕上げ性)、単位容積質量が高く、付着性が向上し、初期強度発現に優れることが分かる。
「実験例10」
急硬補修モルタル100質量部に対して、表11に示す繊維の量を添加し、実験例8と同様にフローを測定したこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表11に示す.
(使用材料)
繊維:ビニロン繊維、繊維長6mm、繊維径26μm、収束タイプ、市販品
表11から、本発明の急硬補修モルタルは、モルタルの仕上がり性(ダレ性、コテ仕上げ性)、単位容積質量が高く、付着性が向上し、初期強度発現に優れることが分かる。
「実験例11」
表12に示す実験No.の急硬補修モルタルをボックスカルバート外壁表面に、1回当たりの塗付け厚みを40mmとし、トータル厚み80mmとなるように2回に分けて塗り付けた。塗付け面積は500mm×500mmとした。塗り付ける前の下地処理は、サンドブラストで表面の目粗しを行い、市販のエチレン−酢酸ビニル系プライマーを塗布した。その時のコテ仕上げ性と材齢28日後の付着強度を測定した。
(測定方法)
付着強度:材齢25日目に直径50mmのコアドリルを用いて、下地コンクリートと急硬補修モルタル界面から下地コンクリート側へ5mm程度の深さまで削孔し、表面が乾燥したらエポキシ系接着剤で引き抜き用のアタッチメントを取り付けた。材齢28日時点で、建研式付着力試験器で削孔箇所を引き抜き、引き抜き荷重を引き抜き面積で除することで付着強度を求めた。
表12より、実施工を想定し施工した場合、本発明のセルロースエーテルを含有する急硬補修モルタルは含有しないモルタルに比べ倍程度の付着強度発現を示すことが分かる。
本発明の急硬補修モルタル及びそれを用いた補修方法によれば、モルタルの仕上がり性が向上し、付着性の改善が可能となり、保水性が向上するので、硬化しない段階での初期クラックの発生を抑制できる。また、急硬性を付与したポリマーセメントモルタルであるので、耐久性が良好であるのに加え、初期強度発現に優れるため施工期間の短縮化を図ることが可能である。そのため、土木、建築分野に幅広く適用できる。

Claims (8)

  1. セメント、カルシウムアルミネート、セッコウ、ポリマーエマルジョン、凝結遅延剤、2質量%水溶液における20℃の粘度が100〜500mPa・sで保水率が80%以上を示すセルロースエーテルをセメント100質量部に対して、0.01〜3質量部、及び骨材を含有することを特徴とする急硬補修モルタル。
  2. カルシウムアルミネート100質量部に対して、セッコウを100〜250質量部となる比率で配合することを特徴とする請求項1記載の急硬補修モルタル。
  3. 密度2.4〜2.8g/cmの骨材100質量部に対して、かさ密度0.1〜1.0g/cmの軽量骨材が3〜200質量部となる比率で配合することを特徴とする請求項1又は2記載の急硬補修モルタル。
  4. 無機微粉末を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の急硬補修モルタル。
  5. 流動化剤を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の急硬補修モルタル。
  6. 消泡剤を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の急硬補修モルタル。
  7. 繊維を含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の急硬補修モルタル。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の急硬補修モルタルを用いた補修方法。
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