JP2010094955A - シャープペンシル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シャープペンシル1において、スライダ11は、軸線L方向に往復運動することに伴って軸線Lを中心に一方向に所定角度毎に回転する。このシャープペンシル1では、筆圧により筆記芯P及び芯保持部12を介して、スライダ11がスプリング(付勢手段)13の付勢力に抗して後退し、送り機構Hと筆圧によりスライダ11が軸線Lを中心に一方向に半ピッチ回転する。その後、筆記中に筆記芯Pが紙面から浮くと、筆圧が解除され、スプリング13によってスライダ11が前進し、これに伴って、送り機構Hとスプリング13の付勢力によりスライダ11が軸線Lを中心に一方向に半ピッチ回転する。
【選択図】図3
Description
しかしながら、回転子とスライダを一体化させると、カムに至るまでの部品(回転子とチャックユニットとスライダと保持チャック)の組み付け時の累積誤差によって、スライダが口金に圧着されて、スライダが良好に回転できなくなる虞がある。そこで、スライダの先端を突出させるために口金に設けられた開口部の大きさを、スライダの先端の径よりかなり大きくして、口金の開口部の壁面とスライダの先端との間に大きな隙間を形成させることが必要になる。その結果、スライダは、筆記時にガタ付きを生じてしまい、このことが筆記を不安定にさせてしまう。また、スライダの先端からカムまでの長さが長くなることも、筆記時にガタ付きを発生させる要因になっている。このような筆記時の不安定さは、高い筆記精度が要求される製図作成時においては好ましいことではない。
軸筒内に配置されて軸線方向に往復動するチャックホルダと、
チャックホルダ内に収容されて軸線方向に往復動するチャック部と、
軸線方向に往復動すると共に、筆記芯を保持する芯保持部を有するスライダと、
スライダを軸線方向に往復運動させることに伴って、スライダを、軸線を中心に一方向に所定角度毎に回転させる送り機構と、
スライダを前方に向けて付勢する付勢手段と、を備えたことを特徴とする。
このシャープペンシルでは、筆圧により筆記芯及び芯保持部を介して、スライダが付勢手段の付勢力に抗して後退し、送り機構と筆圧によりスライダが軸線を中心に一方向に所定角度回転する。その後、筆記中に筆記芯が紙面から浮くと、筆圧が解除され、付勢手段によってスライダが前進し、これに伴って、送り機構と付勢手段の付勢力とによりスライダが軸線を中心に一方向に所定角度回転する。よって、スライダがこのような一連の動作を繰り返すことで、スライダが所定角度毎に回転し続け、これによって筆記中に筆記芯の片減りを防止している。
また、スライダの回転に追従した筆記芯の回転は、チャック部に対して筆記芯を軸線を中心に回転させること、チャックホルダに対してチャック部を軸線を中心に回転させること、軸筒に対してチャックホルダを軸線を中心に回転させること、などの対策によって好適に達成される。
スライダに設けられると共に、軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第1の可動側噛合部と、
スライダに設けられると共に、軸線方向において第1の可動側噛合部と対称をなして、軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第2の可動側噛合部と、
第1の可動側噛合部に対面して、軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第1の固定側噛合部と、
第2の可動側噛合部に対面して、軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第2の固定側噛合部とからなり、
第1の可動側噛合部に対して第2の可動側噛合部は、周方向で位相のずれ無く配列され、第1の固定側噛合部に対して第2の固定側噛合部は、周方向で位相がずれて配列されていると好適である。
スライダに設けられると共に、軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第1の可動側噛合部と、
スライダに設けられると共に、軸線方向において第1の可動側噛合部と対称をなして、軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第2の可動側噛合部と、
第1の可動側噛合部に対面して、軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第1の固定側噛合部と、
第2の可動側噛合部に対面して、軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第2の固定側噛合部とからなり、
第1の固定側噛合部に対して第2の固定側噛合部は、周方向で位相のずれ無く配列され、第1の可動側噛合部に対して第2の可動側噛合部は、周方向で位相がずれて配列されていると好適である。
図1に示すように、シャープペンシル1は、この後端に配置された図示しないノック・キャップを押すことで筆記芯Pを軸線L方向に所定量だけ繰り出し可能であり、ノック式筆記具である。このシャープペンシル1は、樹脂製の軸筒2を有し、軸筒2の外表面には、指の滑りを防止するためのゴム又は樹脂製のグリップ3が固定されている。
図12に示すように、シャープペンシル40は、この後端に配置された図示しないノック・キャップを押すことで筆記芯Pを軸線L方向に所定量だけ繰り出し可能であり、ノック式の筆記具である。このシャープペンシル40は、樹脂製の軸筒42を有し、軸筒42の外表面には、指の滑りを防止するためのゴム又は樹脂製のグリップ43が固定されている。
Claims (3)
- 筆記芯を軸線方向に所定量だけ繰り出し可能なシャープペンシルにおいて、
軸筒内に配置されて前記軸線方向に往復動するチャックホルダと、
前記チャックホルダ内に収容されて前記軸線方向に往復動するチャック部と、
前記軸線方向に往復動すると共に、前記筆記芯を保持する芯保持部を有するスライダと、
前記スライダを前記軸線方向に往復運動させることに伴って、前記スライダを、前記軸線を中心に一方向に所定角度毎に回転させる送り機構と、
前記スライダを前方に向けて付勢する付勢手段と、を備えたことを特徴とするシャープペンシル - 前記送り機構は、
前記スライダに設けられると共に、前記軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第1の可動側噛合部と、
前記スライダに設けられると共に、前記軸線方向において前記第1の可動側噛合部と対称をなして、前記軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第2の可動側噛合部と、
前記第1の可動側噛合部に対面して、前記軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第1の固定側噛合部と、
前記第2の可動側噛合部に対面して、前記軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第2の固定側噛合部とからなり、
前記第1の可動側噛合部に対して前記第2の可動側噛合部は、周方向で位相のずれ無く配列され、前記第1の固定側噛合部に対して前記第2の固定側噛合部は、周方向で位相がずれて配列されていることを特徴とする請求項1記載のシャープペンシル。 - 前記送り機構は、
前記スライダに設けられると共に、前記軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第1の可動側噛合部と、
前記スライダに設けられると共に、前記軸線方向において前記第1の可動側噛合部と対称をなして、前記軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第2の可動側噛合部と、
前記第1の可動側噛合部に対面して、前記軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第1の固定側噛合部と、
前記第2の可動側噛合部に対面して、前記軸線を中心に環状に等ピッチで配列されたノコギリ歯形状の第2の固定側噛合部とからなり、
前記第1の固定側噛合部に対して前記第2の固定側噛合部は、周方向で位相のずれ無く配列され、前記第1の可動側噛合部に対して前記第2の可動側噛合部は、周方向で位相がずれて配列されていることを特徴とする請求項1記載のシャープペンシル。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012218259A (ja) * | 2011-04-07 | 2012-11-12 | Pilot Corporation | シャープペンシル |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS55113597A (en) * | 1979-02-24 | 1980-09-02 | Tamasaki Mitsue | Note that automatically forward lead |
WO2007142135A1 (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Mitsubishi Pencil Co., Ltd. | シャープペンシル |
JP2009292001A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Pilot Corporation | シャープペンシル |
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2008
- 2008-10-20 JP JP2008270172A patent/JP5373359B2/ja active Active
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